就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は”内定がもらえない人の特徴”について、よくある特徴と人事担当者から見た特徴を解説していきます。
なかなか内定がもらえないと、どんどん不安が大きくなりますよね。
ただ、複数の企業から内定がもらえないということは、何かしら共通して落とされる特徴があるはずです。
よって、その特技さえ理解できれば、あとはその点を改善するだけです。
そこで本記事では、まず内定がもらえない人の特徴を30個共有します。
合わせて、記事後半では内定がもらえない人におすすめの対策も解説していくので、ぜひ最後まで読んでください!
たしかになかなか内定がもらえないと心が折れそうになりますよね。
苦しいよね。でも、落とされることには必ず理由があるんだ。まずはその理由となる自身の特徴を理解した上で、的確な対策を実践することが重要だよ!
- 内定がもらえない人の割合は?
- 人事から見た内定がもらえない人の特徴
- よくある内定がもらえない人の特徴
- 内定がもらえない人が実践すべき対策【3選】
- 内定がもらえる人の特徴
- 内定がもらえない人の末路とは?
- 本記事の要点まとめ
内定がもらえない人の割合は?
内定がもらえない人の特徴を共有する前に、まずはどれくらいの就活生が内定をもらえていないのかを確認しておきます。
周囲の状況を知っておくのも大切ですからね。
引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2022年卒)2021年12月1日時点 内定状況」
22卒では、12月1日時点で内定率が95.2%となっています。
ちなみに、21卒は3月卒業時点の内定率が96.1%という結果でした。
この数字を見ると、だいたい全体の5%弱の就活生が内定をもらえていないということがわかりますね。
いかがでしょうか?
もちろんこれはリクルートが運営する就職みらい研究所の調査結果なので、就活生全体の数字と誤差はあるかもしれません。
ただ、全ての就活生が内定を獲得しているわけじゃないことはたしかです。
少数ではありますが、内定をもらえないまま卒業する人もいるということは、理解しておいてください。
やはり内定をもらえないまま卒業する人もいるんですね。
そうだね。大半の就活生は内定を獲得しているけど、最後まで内定を獲得できない人もいるんだよ。
人事から見た内定がもらえない人の特徴
では次に、本題である内定がもらえない人の特徴について共有していきます。
この章では、新卒採用を担当する人事から見た”内定がもらえない人の特徴”を解説していきます。
内定を出すかどうかを判断する立場の人の意見なので、絶対に確認すべき部分です。
僕が人事の人から聞いた特徴をまとめると、以下のとおりでした。
【人事から見た内定がもらえない人の特徴】
- 否定的な言葉が多い
- 会話に対するリアクションが薄い
- 連絡に対するレスポンスが遅い
- 相手の目を見て話せない
- 自慢話が多い
- 根拠のない自信を持っている
- 最低限のマナーができていない
- 身だしなみに対する意識が低い
- 応募書類が汚れている
- 説明会などで寝ている
- 字を丁寧に書いていない
- 自分が目立とうとし過ぎている
- わからないことをわからないと言えない
- 自社に入社したい気持ちが伝わってこない
- 無難な意見しか言わない
特徴① 否定的な言葉が多い
1つ目の特徴は”否定的な言葉が多い”という点です。
具体的には「でも」や「だって」などといった言葉を良く使う人ですね。
何かをアドバイスしたり教えたりする際に、聞き手がこういったタイプの人だと、教える側のモチベーションは一気に下がりますよね。
就活でも、企業担当者とのやり取りの中でこういった言葉を多用してしまうと、知らない内に評価が下がっていることもあります。
普段から「まずは一回受け止めてから答える」ことを意識するのが大切です。
特徴② 会話に対するリアクションが薄い
2つ目の特徴は”会話に対するリアクションが薄い”という点です。
面接のほか、企業説明会などにおいても、採用担当者が問いかけた際に、返事はおろか、相づちさえしない人もたまにいます。
話す側からしたら、シンプルに「え?聞こえたのかな?」となりますよねw
逆に、面接などでリアクションが良い就活生は、話す側も気分が良くなるので、最終的にポジティブな印象を抱かれやすく、本当に重要なポイントです。
特徴③ 連絡に対するレスポンスが遅い
3つ目の特徴は”連絡に対するレスポンスが遅いこと”です。
選考に関する連絡などに対し、数日経ってから返信する就活生は、自然と「できないイメージ」が作られてしまいます。
社会人でも、レスポンスが遅い人=仕事ができないといったイメージが強いため、就活生が同じことをしたら、マイナス評価に繋がりやすいんですよね。
ただ、企業からのメールに対する返信内容で悩む人も多いかと思います。
メール返信で使える内容については「【コピペOK】就活でのメール返信のおすすめ文章|テンプレ有り」にて詳しい解説しているので、こちらを参考にしてください。
特徴④ 相手の目を見て話せない
4つ目の特徴は”相手の目をみて話せないこと”です。
会話の際に、目線を逸らしがちな人はコミュニケーションを取るのが苦手な印象を与えてしまいます。
企業は新卒採用において、コミュニケーション能力を重視する傾向にあるので、そういった印象を与えるのはマイナス評価に繋がります。
ただ、これはじ〜っと相手の目を見続けないといけないというわけではありません。
そもそも、相手の目を見続けてしまうのは、威圧感を与えるのでむしろマイナス。
適度に目を合わせながら会話をしていくのがベストですね。
ただ、中には人の目を見るのが苦手な人もいますよね。
そんなときは、目の付近(眉間や鼻など)を見ておけば、目を見られているように相手は感じるので、苦手な人は一度試してみてください!
特徴⑤ 自慢話が多い
5つ目の特徴は”自慢話が多いこと”です。
面接や面談において、自分のこれまでの実績ばかりを話している就活生によく見られる特徴になります。
たしかに実績をアピールすることは必要かもしれません。
ただ、就活で重要なのは実績ではなく、そのプロセスでどんな経験をし、何を学んだのかという点です。
これを理解せず、ただ実績アピールをしても「で?それは当社でどう活かせるの?」となるのがオチです。
実績だけをゴリ押しするのではなく、そこに至ったプロセスを大切にしましょ!
特徴⑥ 根拠のない自信を持っている
6つ目の特徴は”根拠のない自信を持っている”点です。
これ、意外と多くの就活生がやってしまっている特徴かと。
企業の採用担当者や面接官って、初対面の人ですよね。
初対面の人に対し「僕、走るのが速いんですよ!」と言っても、それを信じてもらえると思いますか?
たぶんほとんどの人は信じません。
でも「インターハイで短距離優勝しました」と言われたら、納得ですよね。
つまり、初対面の人(=面接官)に納得してもらうためには、根拠となるエピソードなどが必須なんです。
それなのに、根拠を示さず結論ばかり伝えても、説得力に欠け、ただ根拠のない自信を語っているだけになるので、注意してください。
特徴⑦ 最低限のマナーができていない
7つ目の特徴は”最低限のマナーができていない”こと。
これは就活に対するノウハウというより、目上の人と関わる上で知っておきたいマナーになります。
就活で相手にするのは現役の社会人であり、マナーはわきまえています。
よって、大学生基準のマナーでは不十分。
以下が最低限知っておきたいマナーですが、これ以外にも就活攻略論では就活マナーに関する記事を公開しているので、こちらも合わせて参考にしてください。
【最低限押さえておきたいマナー ※一部抜粋】
- 挨拶は大きな声でハッキリとする
- 約束時間の10分前には到着する
- 連絡は原則、その日の内に返す
- 就活生側でメールを終わらせない
- 不在着信は必ず折り返す
- 嘘はつかない など
特徴⑧ 身だしなみに対する意識が低い
8つ目の特徴は”身だしなみに対する意識が低いこと”です。
突然ですが、「メラビアンの法則」を知っていますか?
メラビアンの法則とは、話し手が聞き手に与える影響の55%が視覚情報、38%が聴覚情報、言語情報は7%しか影響しないという法則です。
つまり視覚、目から入る情報が印象の半分を決めるということ。
面接などにおいて、企業側が抱く印象を最も左右するのは見た目であることから、身だしなみに対する意識は絶対に必要になります!
特徴⑨ 応募書類が汚れている
9つ目の特徴は”応募書類が汚れていること”です。
細かいかもしれませんが、意外とこういった部分への配慮を採用担当者の人は見ています。
なぜなら、就活生の人柄を判断する機会が限られているから。
数十分の面接やエントリーシートだけで、就活生の人柄を把握しようとしても、本来の姿を知ることは非常に難しい作業です。
ただ、企業としては採用に多大なコストもかかるため、とにかく自社に合う人柄の就活生を採用したい。
よって、こうした書類への配慮やレスポンスの早さなどもチャックしてるんです。
▼書類を郵送する際にチェックしておきたい項目
郵送タイプのエントリーシートは...
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) December 23, 2021
・A4クリアファイルが入るサイズの封筒に
・必ず新品のクリアファイルに入れて
・手書きの添え状を入れて
全社に送るようにしてました。
なぜか?
自分が受け取る側に立った時に「丁寧な人だな」と思い仕事ができそうだなと思うからです。#神は細部に宿る https://t.co/c9ImTsNKZf
特徴⑩ 説明会などで寝ている
これはもはや説明の必要もないかと思います。
論外ですね。
あなたが採用担当者の立場だと思って考えてみてください。
忙しい中、一生懸命に準備した説明会において、寝ている就活生を採用したいと思いますか?
例外なく、こうした就活生を採用したい企業はありませんよ。
会社説明会は必ず事前に質問を用意しておくべき
会社説明会で寝てしまうのは、目的なく参加していることが原因です。
その説明会で何を得て、どうアピールするのかまで徹底した準備をしておけば、寝ることはありませんし、むしろ高評価をもらえるチャンスだってあります。
そこで重要なのが”事前に質問を用意しておくこと”です。
具体的なおすすめの質問については「【会社説明会でおすすめの質問例30選】就活で必須の質問を厳選!」にて詳しい解説しているので、こちらを参考に質問を考えてみてください!
特徴⑪ 字を丁寧に書いていない
次の特徴は”字を丁寧に書いていないこと”です。
勘違いしないでほしいのは、決して字が綺麗じゃないといけないわけではないということ。
字を書くのが苦手で汚かったとしても、丁寧に書いていれば問題ありません。
「書いてる文字がだんだん斜めになってないか」「相手が読みやすい文字か」などを意識して書くことが重要です。
特徴⑫ 自分が目立とうとし過ぎている
次の特徴は”自分が目立とうとし過ぎている”という特徴です。
これは就活に本気で取り組んでいる人ほど、注意しておきたいポイントになります。
特に集団面接やグループディスカッション、説明会における質問時間などにおいて、他に配慮せず、自分ばかりが話してしまうのはNG。
目立つのは大切ですが、やはり協調性がないと「この学生は自分勝手な目立ちたがり屋」という印象を与えてしまいます。
ただ、このバランスって意外と難しいかと思います。
そこで僕がおすすめするグループディスカッションの立ち回り方について、以下の記事で詳しい解説しました。
「目立ちたがり屋にならず、かつ印象に残るコツ」をまとめているので、この特徴に当てはまりそうな人は一度確認してみてください。
特徴⑬ わからないことをわからないと言えない
次に”わからないことをわからないと言えない人”も内定がもらいづらいですね。
就活の場面で言うと、面接で聞かれた質問に対し、知ってるふりをして曖昧な回答をするタイプの就活生です。
これは知らないことが悪いのではなく、知らないと言えないことが問題です。
新卒社会人として働く上で、わからないことや知らないことは山積みです。
そこで正直になれず、勝手な判断で行動すれば、大きな間違いをするリスクもある。
こんな人材を企業は採用したくないですし、そもそも素直にアドバイスなどを聞ける人の方が伸びるというのが一般的な認識なので、ネガティブな印象を与える特徴です。
特徴⑭ 自社に入社したい気持ちが伝わってこない
次の特徴は”自社に入社したい気持ちが伝わってこない”というもの。
これはある意味、就活において致命的な特徴といえます。
就活において、必ず聞かれる質問の1つに志望動機がありますよね。
なぜ全ての企業が聞くのかと言うと、自社を選んだ理由や内定を出した際に入社してくれるのかをめちゃくちゃ知りたいから。
自社を選んだ理由が曖昧だと、ミスマッチを起こして早期離職に繋がりやすいですし、内定を出しても入社してくれなければ、企業にとってプラスはありません。
逆に入社意欲を明確に示せれば、内定確率は飛躍的に高まります。
入社意欲を最もアピールできるのは志望動機
では、どの場面で入社意欲をアピールすべきなのか。
これは間違いなく志望動機ですね!
ただ、周りの就活生と同じような無難な志望動機では、意欲はいまいち伝わらない。
採用担当者が納得するだけの志望動機でなければいけません。
僕自身、志望動機の質を追求した結果、22社から内定を獲得できました。
そのときに実践していた方法は、以下の記事に全てまとめているので、入社意欲の伝え方を知りたい人は必見です。
特徴⑮ 無難な意見しか言わない
最後の特徴は”無難な意見しか言わない就活生”です。
無難な意見とはつまり、テンプレ通りの当たり障りない意見のこと。
人気企業や大手企業になればなるほど、受ける就活生の数は膨大になります。
その中で周りと同じ、無難な意見しか言えないと、確実に埋もれてしまう。
数百人、数千人の中で「この学生は印象的だな!」と思われることが最重要です。
そこで重要なのが”徹底した差別化戦略”になります。
中堅大学出身の僕が倍率100倍超えの大手食品メーカーから内定を獲得できたのも、この差別化戦略によって、大きな印象を与えることができたから。
そのときに実践した戦略は以下の記事にて解説しています。
この戦略は間違いなく就活攻略論でしか公開していない内容なので、埋もれることなく印象を残したい就活生は、必ず実践してくださいね!
改めて見ると、どの特徴も納得できる内容ですね。
実際に人事の人が言っていた特徴だからね。基本的なことも多いけど、こういった基本や細かい配慮が内定獲得の有無に直結するんだ!
よくある内定がもらえない人の特徴
ここまで人事から見た内定がもらえない人の特徴について解説してきました。
次にこの章では、人事担当目線ではなく、よくある内定がもらえない人の特徴について共有していきます。
先ほどよりもかなり選考に関係する特徴ばかりですので、事前に理解しておいて対策をしておきましょうね。
【よくある内定がもらえない人の特徴】
- 大企業ばかりエントリーしている
- エントリー数が少ない
- 自己分析が不十分
- 企業研究・業界研究が不十分
- 企業選びの軸が曖昧
- 職種を理解していない
- エントリーシートの質が低い
- SPIの対策が不十分
- 筆記試験や適性検査について理解していない
- 情報量が不足している
- そもそも面接に慣れていない
- 丸暗記した回答を使っている
- 緊張しすぎて笑顔や余裕がない
- 清潔感がない
- 面接を”試験”として捉えすぎている
特徴① 大企業ばかりエントリーしている
1つ目の特徴は”大企業ばかりにエントリーしている”ことです。
大企業は知名度や人気もあるため、毎年高倍率になります。
つまり、内定獲得の難易度が非常に高いわけです。
僕が入社した大手食品メーカーなどは、普通に100倍とか超えてましたからねw
大企業だけに絞らず、中小やベンチャー企業も選択肢にいれるのがおすすめです。
なお僕がおすすめする中小企業については「【就活生向け】おすすめの中小企業を20社まとめてみた!」にてまとめています。
どこも働きやすい企業ばかりですので、ぜひ参考にしてください。
特徴② エントリー数が少ない
エントリー数が少ないことも、エントリー段階における特徴の一つですね。
一般的にエントリー数の平均値は30社程度と言われています。
もちろん、興味のない企業の選考まで無理してエントリーする必要はありません。
ただ、絞りすぎても内定確率を下げるだけなので、ある程度興味が湧けばエントリーするという企業もあっていいと思いますよ!
特徴③ 自己分析が不十分
内定が取れない人の多くが自己分析が足りていません。
就活は自分という商品を企業という買い手にプレゼンし、購入(=内定)してもらう一種の営業活動です。
あなたが家電を買う時に、店員が「商品の特徴知りません」などと言ってたら、絶対買いませんよねw
これと同じで、あなたという商品を売り込む以上、あなた自身のことを深く理解しておくことは必須です!
なお、自己分析の具体的な方法については以下の記事にまとめています。
面倒な自己分析について、とにかくわかりやすくまとめているので、自己分析が足りていない人はぜひ参考にしてください!
特徴④ 企業研究・業界研究が不十分
先ほどの営業活動の続きですが、営業活動において買い手(=企業)のことを理解しておくこともめちゃくちゃ重要です。
営業マンの人が営業活動をする際に、顧客のことを調べ上げますよね。
つまり、買い手となる顧客のことを理解し、ニーズを把握しないことには、商品は売れないということ。
就活も同じで、買い手である企業が「どんな人物を求めているのか」「何を基準に採用しているのか」などを把握しておくこと、要は企業研究や業界研究がないことには内定は出ません。
特徴⑤ 企業選びの軸が曖昧
日本には400万を超える企業があります。
就活では、その中から入社する1社を選ばなければなりません。
(数字で見ると、めちゃくちゃ酷な作業ですよねw)
これだけ多くの中から選ぶわけですから、必ず選ぶための基準、つまり”企業選びの軸”が必須なわけです。
ただ、この軸が曖昧な就活生は意外と多い。
ナビサイトを眺めて、知ってる企業や興味が湧けばエントリーする。
悪くはないですが、軸もブレブレなので、面接やエントリーシートでその点を採用担当者に見透かされてしまいます。
この作業の繰り返しこそ、無い内定を作る大きな特徴です。
しっかりと自分自身の企業選びの軸を明確にしておきましょう。
特徴⑥ 職種を理解していない
新卒で採用枠のある職種を理解していない人も無い内定になる特徴ですね。
業界や企業の研究はしていても、この”職種理解”をしていない人が多い。
でも業界や企業のことって、新卒入社してもあまり直接的には関わりません。
業界全体のことは動かせないし、企業の経営方針なんかも役員がしますからね。
ただ、職種に関しては入社と同時に密接に関わってきますよね。
営業職なら営業活動、事務職なら事務作業など、日々のあなたの仕事内容を決めるのは職種です。
つまり、入社後の貢献内容などを企業に伝えるなら、職種理解は必須。
就活生が押さえるべき職種については、以下の記事にまとめています。
それぞれの職種の業務内容や具体的なイメージなど、かなり詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
特徴⑦ エントリーシートの質が低い
次の特徴は”エントリーシートの質が低いこと”です。
要は、企業に評価されるエントリーシートが書けていないということ。
エントリーシートが通過しなければ面接は受けられませんし、面接自体もエントリーシートをベースにするため、質が低いと面接にも悪影響を与えます。
つまり、エントリーシートは就活選考の土台となるわけです。
エントリーシートの質を上げる方法については別記事にて解説しています。
他の就活生とは違った、僕が最効率と考える方法を解説しているので、質が問題で無い内定になっている人は必見です。
特徴⑧ SPIの対策が不十分
無い内定になる人で、筆記試験が原因の場合の多くは”SPI対策の不足”です。
知ってると思いますが、就活における筆記試験の大半はSPIなんですよね。
つまり、ここは絶対に押さえておかないといけない部分です。
SPI自体は難しいわけではなく、コツを掴むことが重要なので、コツコツ取り組んでいくしかないですね。
特徴⑨ 筆記試験や適性検査について理解していない
そもそも筆記試験や適性検査について理解していないのも、無い内定の人に多い特徴ですね。
この種類などを把握していないことには、対策のしようもありません。
就活攻略論では、各試験の対策記事も公開しています。
それぞれの試験に概要なども解説しているので、まだ把握していない人は一度確認しておいてください。
特徴⑩ 情報量が不足している
筆記試験対策ができていない人に多い特徴として、情報量が不足してることが挙げられます。
具体的には、情報交換する就活仲間がいない状態ですね。
WEBテストなどは回答集などもSNSやネット上で出回っています。
(全てが信頼できるわけではありませんが。)
こうした情報収集する能力も就活には重要な部分です。
もし就活仲間がいないのであれば、SNSを活用するなどして、効率的に筆記試験対策ができるよう情報収集することをおすすめします!
特徴⑪ そもそも面接に慣れていない
面接に置いて”場数を踏むこと”は非常に重要です。
どれだけ事前に模擬面接などで練習をしていても、いざ本番となると緊張感や雰囲気などは全く違います。
つまり、面接の効果的な練習は本番の面接でしかできないということ。
なので、本番の面接の場数が少なく、慣れていない人は内定獲得も難しいわけです。
この点からも、先ほどいったように一定数のエントリー数は必要かと。
志望度の違いはあれど、本番の面接の機会を増やしておきましょう。
特徴⑫ 丸暗記した回答を使っている
僕は就活に携わって7年以上経過しているので、これまで数多くの面接官や採用担当者の方と会ってきました。
その中で全員に共通すること、それは”暗記の回答は嫌われる”ということです。
面接試験の本来目的は「就活生の人柄などを把握して自社とのマッチ度を図ること」ですよね。
つまり、採用担当者は就活生の本音が聞きたいわけです。
それなのに、暗記した回答ばかりをしゃべる人は、当然嫌われます。
また注意しておきたいのが、真面目に準備した人ほど、暗記する傾向にあること。
面接練習をし過ぎてしまうと、そのつもりはなくても勝手に暗記してしまいますよ。
暗記は想像以上に面接官にバレている
「とはいえ、暗記してるかどうかなんてわからないでしょ」と思った方、甘いです。
面接官は意外と暗記に気づいています。
【面接官が暗記に気づくポイント】
- 暗記してる質問だけ早口で喋っている。
- 暗記してる質問の場合、食い気味で回答するのに対し、そうでない質問の場合は、回答するまでに考える間がある。
- 暗記してる質問とそうでない質問の回答で、明らかに喋り方が違う。
つまり、暗記してる質問とそうでない質問で生じる”大きな差”でバレるわけです。
これは意識していても、緊張する面接の場で改善するのは至難の業なので、そもそも暗記することをやめるのがおすすめです。
特徴⑬ 緊張しすぎて笑顔や余裕がない
緊張のし過ぎで笑顔や余裕がないのも、内定が出ない人の特徴ですね。
たしかに緊張は当たり前にしますし、企業側もそれはわかっています。
しかし、過度に緊張し過ぎるレベルだと、やはりマイナス評価に繋がりますよね。
会場で緊張するのは仕方がないので、いかに事前準備を徹底して自信を持てるかが重要なポイントかと思います。
特徴⑭ 清潔感がない
次に”清潔感がない人”も無い内定になりやすい傾向があります。
突然ですが、あなたがイメージする”デキる社会人”を想像してみてください。
そのイメージ像の人がヨレヨレのシャツやサイズが合ってないスーツ、ボロボロの靴、ボサボサの髪型でしょうか?
つまり、見た目が与える印象はかなり大きいということです。
過度に意識する必要はありません。
一定レベルで全く問題ないので、髪型や服装、マナーに清潔感があるのかは常に意識しておいてください。
特徴⑮ 面接を”試験”として捉えすぎている
最後の特徴として”面接を試験として捉えすぎている人”が挙げられます。
これが原因で、先ほど解説したような過度の緊張に繋がっています。
もちろん、就活における選考の一つなので、試験であるのは事実です。
ただ、それを意識し過ぎて本来の自分の姿を見せられないのは、面接評価の点から見るとマイナスです。
僕は常に面接を「企業と自分の相性を確認する場所」として考えていました。
就活において、決して企業の方が立場が上ではありません。
面接は就活生が「この会社に入社すべきか」、企業が「この就活生は自社に合うのか」を見極める場です。
対等であることを意識して、面談のようなイメージでいくと緊張しにくいですよ!
各選考段階でいろんな特徴がありますね。
毎年、内定が取れない多くの就活生に共通する特徴だよ。理解したならば、それぞれ改善するための取り組みをしていこうね!
内定がもらえない人が実践すべき対策【3選】
ここまで内定がもらえない人の30の特徴を共有しました。
では、このような特徴に当てはまっていて、なかなか内定が獲得できない人はどうすべきなのか。
この章では、その具体的な対策について解説していきます。
”自分に合った会社からの内定獲得”に特化した対策として、以下3つがおすすめです。
【内定がもらえない人が実践すべき対策】
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人型サイトを活用する
- 中小規模の合同説明会に参加する
対策① 就活エージェントを利用する
まず僕が最もおすすめするのが”就活エージェントの活用”です。
特に今まで使ったことが無い就活生は、必ず一度は使ってみるべきです。
(サービスは全て完全無料ですし、いつでも退会できるので。)
就活エージェントは就活相談のほか、ヒアリングを元にした求人紹介、選考支援まで一貫してサポートを受けることができます。
もし落ちても、面接のフィードバックなどもらえるので、次に活かすことも可能。
非公開求人も抱えているので、内定獲得の確率も高いんですよね。
就活後半で”無い内定”ならば就活エージェントは必須
僕はこれまで5年にわたって就活に関する情報発信をしてきました。
それゆえに「就活後半ではどう動くべきか」を誰よりも分かっているつもりです。
そんな僕が就活後半にすべきだと考えるのが、就活エージェントの利用ですね。
内定の獲得まで支援してもらえるので、「就活後半なのに内定がない!」という不安な状態で利用するのにぴったりだと言えます。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
対策② 逆求人型サイトを活用する
次にすべきは”逆求人型サイトの活用”です。
逆求人型サイトとは、プロフィールを入力しておけば、あとは企業側からオファーをもらって選考を進められるサービスのこと。
すでにあなたのことをある程度把握した上で届くオファーなので、内定獲得確率も必然的に高まります。
何より大きいのが”エントリーを効率化できること”ですね。
プロフィールさえしっかりと入力しておけば、後はオファーを待つだけなので、その時間に並行して選考対策や他企業へのエントリーが進められます。
内定がなくて焦っている状況で、この効率性は非常にありがたいですよね。
僕自身、この逆求人型サイトを経由して複数社から内定を獲得しましたよ!
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
対策③ 中小規模の合同説明会に参加する
3つ目は”中小規模の合同説明会への参加”です。
ここでポイントとなるのが”中小規模”だということ。
なぜなら、企業担当者との距離が近く、コネを作ることができるから。
特に内定に直結するイベントとしておすすめなのが「ミーツカンパニー」です。
【就活マンが考えるミーツカンパニーのメリット】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社からの内定を獲得している。
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- オンライン参加も可能なので誰もが対象になる
- 就活エージェントの連携もイベント参加後に検討できる
開催頻度が高く、企業担当者とじっくり話した上で選考に進めるので、安心して企業選びもできます。
今ではオンライン参加もできるので、ぜひ利用すべきイベントですね!
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」にアクセスする。
- 30秒無料エントリーから参加イベントを選んで登録する。
- メールの案内に沿って当日のイベントに参加する。
その他の就活イベントの探し方
ミーツカンパニー以外にも有益な就活イベントはあります。
ただ、闇雲にイベントに参加しても時間の無駄です。
そこで僕の方が本当のおすすめできる就活イベントをまとめておきました。
以下の記事のイベントだけでも十分内定に繋がるので、こちらも合わせて読んでおいてください!
いろんな接点から企業と出会うことが重要なんですね!
まさにそうだよ。一般的なエントリーで内定が出ていないわけだから、アプローチの方法を変えることが重要なんだ!
内定がもらえる人の特徴
内定がもらえない人の特徴がわかったところで、どんな人が内定をもらうのかも知っておきましょう。
内定をもらえる人の特徴を把握することで、いまの自分のどこを改善すればいいのかが明確になります。
内定をもらえる人の特徴は以下のとおり。
【内定をもらいやすい人の特徴】
- 徹底的な自己分析を行っている
- 入念な面接対策を行っている
- 深い企業研究を行っている
- 自分がマッチする企業を選べている
- OB・OG訪問で自分にしかないエピソードを持っている
- 就活サービスを効率的に利用している
- 第一印象が良い
- 質疑応答でちゃんと会話ができる
- 謙虚で素直な性格
- 内定獲得をゴールとしていない
なかなか内定がもらえずに悩んでいる人は、上記の中で当てはまらない特徴があればその点を改善してみましょう!
内定をもらいやすい人になる方法は、以下の記事で具体的に解説しているのでぜひ読んでみてくださいね。
内定がもらえない人の特徴と真逆ですね。
そうだね。内定がもらえる人ともらえない人の特徴をどちらも把握できると、どこを改善すればいいのかより分かりやすくなるよね。
内定がもらえない人の末路とは?
内定獲得のための対策について解説しました。
それでは最後に、もし最後まで内定がもらえなかった場合の末路についても共有しておきますね。
内定がないまま卒業した場合に考えられる末路は以下のとおりです。
【内定がもらえない人の末路】
- 就職浪人
- フリーター
- フリーランス
- 起業
- その他(大学院進学・留学・ニート)
どの将来についても、メリットとデメリットがあるかと思います。
ただ、僕個人の意見としては、可能な限り新卒就職を諦めずに目指すべきかと。
やはり、新卒就職できなかった場合のデメリットは大きいですからね。
それぞれの末路のメリットやデメリット、詳しい内容については以下の記事にて解説しているので、こちらも合わせて参考にしてください。
どの将来もそれなりの不安が伴いますね。
間違いないね。経験値、社会的な立場、経済面など含めて、やはり新卒就職をすることが一番安定していると思うよ。
本記事の要点まとめ
最後までよんでくださり、本当にありがとうございました!
内定がもらえない人の特徴について、どこよりも詳しく解説したかと思います。
この記事を読んで、いくつかの特徴に当てはまってことで不安になった人もいるかもしれません。
ただ、その不安は全く感じる必要はないかと思います。
むしろ、現時点で自分が改善すべきポイントが明確になったわけですから、あとはその点を克服できるように取り組むだけ。
一番怖いのは、最後まで内定が出ない原因を知れないことですからね。
この記事が、あなたの内定獲得のきっかけになれることを祈っています。
ちなみに、この記事を読み終わったら「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。
就活を7年以上研究してきた僕が、いま最も有効だと考える6つの対策についてまとめています。
内定がもらえる確率を高めるためにもぜひ読んで実践してください!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。
【本記事の要点】
- 全体の5%弱の就活生が卒業までに内定をもらえていない状況である。
- 人事から見た内定がもらえない人の特徴、よくある内定がもらえない人の特徴、それぞれを理解し、改善のために取り組むことが重要である。
- 「自分に合った会社からの内定獲得」に特化したおすすめの対策は「就活エージェントの利用」「逆求人型サイトの活用」「中小規模の合同説明会への参加」である。
- 内定がもらえない場合の末路はいくつか考えられるが、可能な限り、新卒就職を目指すべきである。