こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回は「内定が嬉しくないと感じる原因」について解説していきます。
内定が嬉しくない、いわゆる”内定ブルー”になる就活生は、毎年一定数います。
また、その原因についてもいくつか共通する部分があるんですよね。
内定ブルーになったのであれば、まずはその原因を知ることが重要です。
合わせて、今後どうしていくのかも考える必要があります。
そこで本記事では、内定ブルーになる原因を解説しつつ、今後考えられる選択肢とそこで必要となる対策を共有していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
確かに内定を素直に喜べない就活生も意外と多いですよね。
そうなんだ。企業の選び方など、その原因はいくつか考えられる。ただ、入社まで時間は限られているため、今後すべきこともしっかりと把握しておく必要があるよ!
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(僕が就活生の時に感じていた「働きやすい条件の良い企業だけを丁寧に紹介してくれるサイトはないのかな」を形にした求人サイトです!)
- 内定が嬉しくない(内定ブルー)就活生は多いのか?
- 内定が嬉しくない(内定ブルー)の原因【5選】
- 内定が嬉しくないと感じた場合の今後の選択肢
- 内定が嬉しくないと感じる原因を把握するには
- 内定が嬉しくないと感じている人からよくある質問
- 本記事の要点まとめ
内定が嬉しくない(内定ブルー)就活生は多いのか?
この記事を読んでくれている人の多くは、内定を獲得したけど正直嬉しくないと感じている人かと思います。
では、あなたと同じような気持ちを持つ就活生はどれくらいいるのか。
引用:マイナビキャリアリサーチLab「2022年卒学生就職モニター調査7月の活動状況」
マイナビの調査によると、入社企業を決めた22卒就活生の49.5%が「本当にこの会社でいいのか」と不安になったことがあるという結果になっています。
過去と比べると若干低いですが、約半数の就活生が同じ気持ちを抱えているんです。
つまり、内定が嬉しくないと感じているのは決して珍しいことではありません。
これまでも多くの就活生が同じ悩みを抱えながら企業を決め、今は社会人として働きているわけですから、過度に不安になる必要はないですよ!
内定が嬉しくない人ってこんなに多いんですね!
予想以上の数だよね。これから自分が何十年とお世話になるかもしれない企業を選ぶわけだから、不安を抱えるのは当たり前なんだ。
内定が嬉しくない(内定ブルー)の原因【5選】
内定が嬉しくない人が一定数いることがわかったかと思います。
それでは次に、本題である内定ブルーになる原因について解説していきます。
【内定が嬉しくない(内定ブルー)の原因】
- 第一志望の業界・企業からの内定ではないから
- 焦って選んだ企業の内定だから
- 入社後に活躍できるかが不安だから
- 周囲の評価が気になるから
- 環境が変わることに不安があるから
原因① 第一志望の業界・企業からの内定ではないから
内定が素直に喜べない大きな原因として、第一志望の業界や企業からの内定ではないことがあるかと思います。
特に一生懸命就活に向き合い、業界研究や企業研究をした人ほど、この傾向が強くなりますよね。
決して妥協して決めたわけではないけど、本当にこの企業でいいのかという不安は多くの就活生が抱えています。
よって、内定ブルーになる大きな原因の一つと言えますね。
原因② 焦って選んだ企業の内定だから
次に”焦って選んだ企業の内定”だった場合も、内定ブルーの原因になりますね。
特に4年生の夏以降、周囲が内定を取り出すと、必ず焦りが生まれます。
また、コロナ以降の就活では、求人減少や内定取り消しなどの不安から、入社企業の決定を焦ってしまう人が増えているのは間違いありません。
加えて、内定先企業から承諾の可否を急がされる場合も多いかと思います。
こうした要因から、企業選びを焦った結果、「本当にここで良かったのか」という不安から、内定を喜べない状況になります。
原因③ 入社後に活躍できるかが不安だから
入社後に自分が活躍できるかが不安で内定ブルーになる人もいます。
内定が出るまでは、大きな目標が「内定獲得」になっているので、入社して実際に働くことはあまり深く考えていない人も多いですよね。
いざ内定が出て、本当に働くことが現実味を帯びた時、急に不安が襲って来て、自分が活躍できるか自信が持てず、内定ブルーになるパターンです。
原因④ 周囲の評価が気になるから
あなた自身の内定先に対する”周囲の評価”が気になって、内定が嬉しくないと感じる人もいますね。
特に中小企業やベンチャー企業など、知名度が低い企業の内定だった場合、この原因が当てはまりやすいです。
誰もが知る大手企業などであれば、家族や友人も知っているので、内定に対する評価も高い。
一方、知らない企業だと「本当にそこで大丈夫?」といった言葉を言われることもあるかと思います。
ただ、僕個人としては”あなた自身が納得しているかが重要”だと考えています。
実際のその企業で働くのはあなた自身ですし、人それぞれに合う企業の規模や業種は異なるんですからね。
原因⑤ 環境が変わることに不安があるから
大学生から社会人へと環境が大きく変わることへの不安から、内定が嬉しくないと感じる人もいますね。
この原因は内定先の知名度や志望度に関わらず、誰しも感じる不安かと思います。
ただ、環境が変わる場面で不安を覚えるのは当然のことです。
中学生から高校生になる時、高校を卒業して初めて一人暮らしをする時など、環境の変化に伴う不安は、企業選びとは全く違う部分なので、その違いはしっかりと意識しておいてください。
内定が出るまでは内定獲得に必死だからこそ、獲得後に改めて考えた際に不安が生まれるんですね。
まさにだね。ただ、入社するまでは他の選択肢も選べるわけだから、ここで悩むことは必要なことだよ!
内定が嬉しくないと感じた場合の今後の選択肢
内定が嬉しくないと感じる原因について共有しました。
では、もし内定が嬉しくないと感じた場合、今後考えられる選択肢にはどのようなものがあるのか。
この章では、その選択肢とそれぞれでやるべきおすすめの対策を解説していきます。
【内定が嬉しくない場合の今後の選択肢】
- 内定を辞退して就活を再スタートする
- 内定を持ったまま就活を継続する
- そのまま就職する
- 内定を辞退して内定がないまま卒業する
選択肢① 内定を辞退して就活を再スタートする
1つ目の選択肢は”内定を辞退して就活を再スタートする”というもの。
この場合、多くの人は就活後半から再スタートすることになるかと思います。
つまり、時間的な制約が大きい中での就活ということ。
その中で効率的に内定を獲得するには、以下3つの方法がおすすめです。
【就活を再スタートするのにおすすめの方法】
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトを利用する
- 中小規模の合同説明会に参加する
就活エージェントを利用する
内定を辞退して就活を再スタートするのであれば、就活エージェントの利用が必須かと思いますね。
就活エージェントとは、面談を元にして自分に合った求人を紹介してくれる無料のサービスです。
ヒアリングを元に、あなたに合った求人を紹介してもらうことができます。
また、紹介企業の選考対策まで一貫してサポートしてもらえるので、効率的に内定を獲得することができるんです!
ただ、就活エージェントには当たり外れがあるんですよね。
依頼するエージェント選びを間違ってしまうと、ブラック企業を紹介されたり、内定承諾を急がされたりします。
7年以上に渡ってあらゆるエージェントを見てきた僕が、最もおすすめできるのは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」の2つです。
いずれもオンライン面談に対応可能であり、全国の就活生が利用できます。
ちなみに僕はこれまで50以上の就活エージェントをチェックしてきました。
上記以外のおすすめのエージェントは「就活エージェントおすすめランキング【1位〜17位】」でまとめているので、こちらも参考にしてみてくださいね。
▼利用者の声
就活エージェントさん1人で就活やるより圧倒的に早い速度で進むの助かる
— もっぷ (@AZalivem) May 12, 2021
逆求人型サイトを利用する
就活エージェントと併用して欲しいのが”逆求人型サイト”になります。
逆求人サイトとは、プロフィールを入力するだけで企業からオファーがもらえるサービスのこと。
就活生自身がエントリーする必要はないので、就活の効率化にもなります。
プロフィールを見た上でのオファーなので、あなたの強みなどを評価してくれている企業とのマッチングになります。
とくに就活後半は企業の採用意欲も高く、オファーの確率も高いのが特徴です。
なお、オファーが届いたからといって、絶対にその企業を受けないといけないわけではありません。
よって、「この企業で良かったのか」という不安を抱えることもないかと思います。
僕のおすすめの逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス)」「キャリアチケットスカウト」です。
それぞれ利用企業がちがうので、3つ全てに登録しておきましょう。
プロフィールをコピペして転用できるので、それほど手間もかかりませんよ。
ちなみに、僕はこれまで1000以上の就活記事を書きながら、200を超える就活サービスを見てきました。
その中から、「いま僕が就活生だったらこれを使う!」というサイトを以下の記事でご紹介しています!
心からおすすめできるサービスだけを厳選しているので、ぜひ参考にして利用してください。
中小規模の合同説明会に参加する
就活を再スタートして、効率的に内定を獲得するのに”中小規模の合同説明会に参加する”のも本当におすすめですね。
就活後半となると、大型の合同説明会の数自体が少なくなります。
また、そういった説明会は参加しても内定には直結しにくいんです。
一方、中小規模の合同説明会であれば就活生数十人に対して企業数社といった形なので、企業と繋がりが作りやすい。
加えて、就活後半の時期に参加しているのは、採用に積極的な企業だけなので、内定を獲得しやすいんです。
企業担当者とじっくり話すこともでき、企業について深く知った上でエントリーを判断できるので、内定後に不安を抱えることも少ないですよ!
ちなみに僕が就活生の時に参加して2社からの内定を獲得したのが「ミーツカンパニー」の合同説明会です。
現在はオンラインでも実施されているため、自宅にいながら採用活動中の企業と出会うことができます。
【就活マンが考えるミーツカンパニーのメリット】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社からの内定を獲得している
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- オンライン参加も可能なので誰もが対象になる
- 就活エージェントの連携もイベント参加後に検討できる
開催頻度が高く、企業担当者とじっくり話した上で選考に進めるので、安心して企業選びもできますよ。
以下のとおり簡単に利用できるので、ぜひ活用してくださいね。
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」にアクセスする
- 30秒無料エントリーから参加イベントを選んで登録する
- メールの案内に沿って当日のイベントに参加する
選択肢② 内定を持ったまま就活を継続する
2つ目の選択肢は”内定を持ったまま就活を継続する”方法です。
この方法が最もリスクが低く、精神的にも余裕を持って就活ができるかと思います。
ただ、10月1日の内定式以降は内定者懇親会や研修会など、内定先企業とのやり取りも増えてくるので、並行して就活をする時間は少ないかと。
また、時間が経つほど内定辞退はしにくくなるのも難点ですね。
この方法を取るのであれば、ある程度時期を決めて、そこまで就活をした上で最終的な判断をすべきかと思います。
具体的な就活の進め方としては、「就活エージェント」「逆求人型サイト」「中小規模の合同説明会」の3つが最効率の方法ですね!
秋採用も視野に入れた就活がおすすめ
内定を持ったまま就活を継続するなら、秋採用も視野に入れるべきです。
秋採用とは「大学4年の8月から11月までの採用」のことを指します。
採用のメインは知名度の低い中小企業などが中心になります。
ただ、単純に知名度が低いだけで決してブラック企業というわけではないので、安心してください。
また、この時期は内定辞退も多くなるので、知名度のある大手企業が内定辞退枠を埋めるために追加採用をすることも多いんですよね。
秋採用をしている企業については「【保存版】秋採用している企業60社を一覧でまとめてみた!新卒向け」にまとめています。
具体的な企業一覧はもちろん、秋採用をしている企業の探し方などについても詳しく解説しているので、秋採用時期に就活をするのであれば必見です!
選択肢③ そのまま就職する
3つ目は”そのまま就職する”という選択肢です。
ただ、この選択肢は正直おすすめできないですね。
僕は就活の成功を「自分に合った企業に入社すること」と定義しています。
この考え方からも、素直に喜べない内定先に就職してしまうのは反対です。
就職活動の期間は数ヶ月から1年程度ですが、入社してから働くのは何十年という長さです。
その期間、常に”この企業で良かったのか”と思いながら働くのは辛いですよね。
(そもそも働くモチベーションも低くなるので、悪循環です。)
個々の事情でどうしてもそのまま就職するしかないのであれば、せめて内定先企業の評判などは確認しておいてください。
そこでもし不安が大きくなるようなら、既卒就活なども視野に入れるべきです。
選択肢④ 内定を辞退して内定がないまま卒業する
どうしても内定先に納得ができないのであれば、内定を辞退した上で、内定がないまま卒業するのも一つの選択肢です。
個人的には、働きたくない企業に無理に入社するより、こちらの選択肢の方が長い目で見れば良いと思います。
無理に入社した企業で精神的に病んでしまったら、その後がきついですからね。
内定がないまま卒業した場合の末路については「【無い内定の末路とは?】内定なしから逆転するための必須対策9選!」にて解説しています。
就職以外の選択肢も紹介しつつ、僕がおすすめする考えなども共有しているので、ぜひ参考にしてください。
就活を継続するなら効率的に進めることが大切なんですね。
あまり時間がないからね。その点、就活エージェントはヒアリング、逆求人型サイトはプロフィールを元にしたマッチングだから、あなたに合った企業に出会える確率が高いんだ!
内定が嬉しくないと感じる原因を把握するには
内定が嬉しくないと感じる原因やその後の選択肢について共有しました。
では、自分自身がなぜ内定を嬉しくないと感じるのか、その原因を知る方法をこの章では解説していきます。
【内定が嬉しくないと感じる原因を把握する方法】
- 家族や友人など近い存在に相談する
- 現役で働いている社会人に相談する
- 大学キャリアセンターに相談する
- 内定先企業の条件などを再度確認する
- 自分がその企業で働くイメージをより具体的にしてみる
方法① 家族や友人など近い存在に相談する
最も手軽にできる方法は家族や友人に相談する方法ですね。
近い存在なので、本音で相談できるのもメリットかと思います。
あなた自身のありのままの気持ちを伝えれば、客観的な目線からアドバイスを貰うことができるので、原因を把握するきっかけになるかと。
もちろん最終的には自分で決断すべきですが、客観的な意見は非常に参考になります。
方法② 現役で働いている社会人に相談する
次に現役で働いている社会人に相談するのもおすすめです。
特に3年目〜5年目くらいの若手社会人の人がいいかと思います。
なぜなら同じような環境下で就活をしているから。
その人が就活時代に何に悩み、最終的にどの基準で入社企業を決めたのかなど、経験談を聞くことで、内定ブルーの原因が見えてきますよ。
具体的な方法としては”OB訪問”が最も適しているかと思います。
内定先企業の人のほか、同業他社や全然関係ない業界の人など、いろんな立場の社会人の話を聞いてみてください。
方法③ 大学キャリアセンターに相談する
大学キャリアセンターの人に相談するのも一つの方法です。
職員の人は就活に詳しいですし、あなたの大学の事情も把握しています。
また、同じ大学出身の先輩とも毎年関わっているので、同じような悩みを抱えていた卒業生の話なども聞けるかと思います。
同じ大学出身だと、境遇や今の環境も似ていることが多いので、内定ブルーの原因を知る上で参考になる情報が得られやすい場所ですよ。
方法④ 内定先企業の条件などを再度確認する
内定先企業の条件などを再度確認するのも大切な方法です。
内定が出るまでは、内定獲得が最優先なので、条件の詳細を見落としがちなんですよね。
よって、内定を獲得し、落ち着いた状態で再度確認することは重要です。
その条件を見ながら、給料は足りるのか、一人暮らしはできそうかなど、実際の生活イメージまで落とし込んでいくと、内定ブルーの原因が見えてくるかもしれませんよ!
方法⑤ 自分がその企業で働くイメージをより具体的にしてみる
内定を獲得したら、ある程度自分が働く職種などはわかっていると思います。
そこで、実際に自分がその企業・職種で働くイメージを具体的にしてみてください。
そのイメージの中で違和感を感じたり、「これ、本当に私がしたいことなのか?」と感じた場合は、企業とのミスマッチが起きてる可能性があります。
また、違和感こそ内定ブルーの原因なので、事前にイメージしておくことは必須です。
自分自身の内定ブルーの原因を知ることが大切ですね。
間違いないね。自分自身の原因さえ把握できれば、対策はいくらでもできるんだ。まずは原因探しをじっくりやるべきだよ。
内定が嬉しくないと感じている人からよくある質問
僕はこれまで7年に渡って就活を研究してきました。
その中で、多くの就活生と関わってきたので、内定が嬉しくないと感じている人から相談を受けたことももちろんあります。
この章では、その相談内容として多かった質問とその回答を共有します。
あなた自身の疑問とも重なるものもあるかと思うので、確認しておいてくださいね。
質問① 内定が嬉しくないけれど、とりあえず承諾しておいたほうがいいですか?
回答期限が迫っているのであれば、内々定をとりあえず承諾するのも一つの選択肢です。
内々定を承諾したあとに辞退することも、法的には問題ありません。
ですが、やはり企業に迷惑がかかってしまうのは事実です。
また、内定承諾書を提出すると企業と正式に労働契約が結ばれることになります。
気軽な気持ちでとりあえず承諾をするのではなく、どうしても回答期限が迫っている場合など仕方のない状況のときだけに限定しましょう。
質問② 内定辞退の理由はどんな内容にすべきですか?
基本的には、就活生側から辞退理由を伝える必要はありません。
ただ、中には理由を教えて欲しいという企業もあります。
聞かれた場合は、シンプルに正直な理由を伝えてもらって構いませんが、正直な理由が言いにくいパターンもあるかと思います。
そんなときのために、辞退理由の例を記事にまとめました。
辞退理由で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
質問③ 内定辞退はいつまでにすべきですか?
決められた期日はないですが、なるべく早めが良いですね。
企業も辞退が出ることはある程度想定していますが、辞退が出たら欠員補充のために、追加選考を行う必要があります。
辞退するとはいえ、お世話になった企業なので礼儀は通すべきです。
(もしかしたら将来、営業先や顧客として関わる場合もあるので。)
法律的な部分も含めた詳細については「内定辞退はいつまでにすべき?【就活生向けに解説したよ!】」にて詳しく解説しているので、気になる方はこちらを参考にしてください。
質問④ 選考途中で辞退しても大丈夫でしょうか?
もちろん選考途中で辞退しても大丈夫です。
むしろ内定獲得後の辞退より、企業側にとっては他の就活生を採用できるので、ありがたいことです。
とにかく辞退をする際は、場面に関わらず”なるべく早く”が原則です。
この点を忘れずに覚えておいてください。
質問⑤ 内定承諾後に辞退する人はどれくらいいますか?
以下の図は、マイナビが2020年卒に対して調査した内定辞退率です。
表の一番左の欄に着目して解説します。
引用:「2020年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」
要約すると「内定辞退者が3割以上いる」と答えた会社は全体の53.1%。
つまり、半数以上の会社で内定辞退者が3割以上いるのが現状です。
こちらのデータは「内定辞退率」であり、実際の「内定承諾後の辞退率」はもう少し低いと考えられますが、それでも多くいることには変わりないでしょう。
内定者が10人いるなら、そこから2~5人くらいは辞退すると考えると分かりやすいですね。
質問⑥ 内定辞退の方法が知りたいです
内定を辞退する際は「メール」「電話」「手紙」の3つの方法があります。
僕個人の考えとしては、まず電話で辞退を伝えた上で、手紙を出すのが最も丁寧でベストかと思います。
今後関係がないからといって、何の連絡もなしに辞退するのは絶対にNGです。
同じ大学の後輩、その企業にいる同じ大学の先輩など多くの人に迷惑がかかるので、ドタキャンだけはやめてください。
▼内定辞退をメールで伝える方法
▼内定辞退を電話で伝える方法
▼内定辞退を手紙で伝える方法
質問⑦ 内定を辞退したら企業から呼び出されることはありますか?
極稀にですが、内定辞退を申し出たら、企業担当者が直接話したいと言う場合もありますね。
ただ、これは決して怒られるわけではないので安心してください。
多くの場合、あなたを引き留めるために説得するのが目的です。
つまり、それだけあなた自身が企業にとって必要な存在だということです。
どうでもいい人材なら、わざわざ会ってまで引き留めませんからね。
もちろん、絶対に会わないといけないわけではないので、会うこと自体を断るのも可能です。
内定を辞退する場合でも、最低限の礼儀は必要なんですね。
間違いないね。大半の企業はきちんと説明すれば納得してくれるよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
内定が嬉しくないと感じる原因やその後の選択肢などについて、理解が深まったかと思います。
僕はこれまで多くの就活生を見てきましたが、内定獲得後に全く悩まず入社した就活生って本当に少ないんですよね。
入社まで数ヶ月程度考える時間があるからこそ、悩むわけです。
僕自身、最終的に22社から内定を獲得しましたが、入社した大手食品メーカーに決めるまでにいっぱい悩みました。
ただ、そこでOB訪問などを通じていろんな人に相談するなど、行動した結果、最後は納得して決断することができました。
内定ブルーで悩めるのは、あなたがこれまで努力して内定を獲得できたからこそ。
決してネガティブな悩みではないので、あなた自身が納得できるまで行動し続けることが大切だと思いますよ!
ちなみに、この記事を読み終わったら「【内定辞退後の再応募は可能?】メールの例文から再応募の流れまで徹底解説!」も読んでみてください。
内定を辞退した企業への再応募について詳しくまとめています。
内定が嬉しくないから辞退しようか悩んでいる人は、一度参考に読んでみてくださいね。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。
【本記事の要点】
- 毎年、約半分の就活生が内定後の企業選びで悩んでいる。
- 内定が嬉しくない原因は「①第一志望の業界や企業からの内定ではない」「②焦って企業を選んだ」「③入社後の不安」「④周囲の評価」「⑤環境の変化への不安」の5つが考えられる。
- 今後の選択肢は「①内定を辞退して就活を再スタート」「②内定を持ったまま就活を継続」「③そのまま就職」「④内定を辞退して無い内定で卒業」の4つがある。
- 自分自身の内定ブルーの原因を把握するには、色んな人に相談して客観的な意見を知ることが重要である。