
【2025年10月追記】
・記事の冒頭に著書『脇役さんの就活攻略書』の紹介を追加
就活生の皆さん、こんにちは!
このブログだけでなく「ホワイト企業ナビ」という求人サイトも運営している就活マンこと、藤井智也です!
少しだけお知らせさせてください!
8年に渡り、2000本以上の記事を書いてきて、とうとう就活本を出版することができました!
しかも...出版社はあの、超有名なダイヤモンド社です!!
僕は世の中の就活本に対して「これはすごい実績のある就活生向けだな」と思ってました。
(僕みたいな大学名もガクチカも何も誇れない学生向けの本が欲しかった...)
この本はそれを形にした本です。
「普通の就活生が、就活では東大生よりも評価される!」を実現するための本。
全国の書店やAmazonにて購入できるので、ぜひ読んでもらえると嬉しいです!!

それでは本題に入っていきますね!
新卒の就活に切っても切り離せないのが「内定辞退」。
中でも「内定承諾後の辞退」を検討することもありますよね。
今回は、内定承諾後の辞退率を参考にして、「本当に辞退しても良いのか」に着目していきます。
結論、割合を見て辞退を決断するのはオススメしませんが、自分と同じ境遇の人がどれだけいるのかで安心することもあるはず!
また、内定辞退で起こりうるトラブルを避けるコツについても解説するので、辞退を検討している方はぜひ参考にしてくださいね!
内定承諾後に辞退する割合は多いのか気になっていました!
特に今の売り手市場においては、内定承諾後に辞退するのはよくあることだよ。詳しく見ていこう!
新卒で内定承諾後に辞退する人の割合
ではさっそく、内定承諾後に内定辞退する割合を見ていきましょう。
以下の図は、マイナビが2020年卒に対して調査した内定辞退率です。
表の一番左の欄に着目して解説します。

引用:「2020年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」
要約すると「内定辞退者が3割以上いる」と答えた会社は全体の53.1%。
つまり、半数以上の会社で内定辞退者が3割以上いるのが現状です。
こちらのデータは「内定辞退率」であり、実際の「内定承諾後の辞退率」はもう少し低いと考えられます。
ですが、それでも多くいることには変わりないでしょう。
内定者が10人いるなら、そこから2~5人くらいは辞退すると考えると分かりやすいですね。
【重要】内定辞退を考えている人は「持ち駒」を確保しておこう!
内定辞退を考えている人は、必ず「持ち駒」を確保しておきましょう。
持ち駒がない状態で内定辞退をして、その後なかなか内定を獲得できないと不安になってしまいます。
そうすると、焦りから「どこでもいいから内定が欲しい!」とブラック企業に入社してしまう可能性も。
心に余裕をもって自分に合う企業を見つけるためにも、持ち駒を確保しておくことが重要なのです!
持ち駒を増やすには、逆求人サイトを活用するのが効果的。
プロフィールを登録しておけば、あとは企業からのスカウトを待つだけなので効率が良いんですよね。
これまで200以上の就活サイトを見てきましたが、利用するなら「キミスカ」がおすすめ。
キミスカはスカウトが3種類あり、企業の本気度を見極めやすいです。
「ゴールド」と「シルバー」のスカウトのみに対応するのが賢い立ち回り方ですよ!

また、僕の会社で運営している「ホワイト企業ナビ」は、一定の条件を満たしたホワイト企業からしかスカウトが届きません。
自分に合う優良企業を見つけたい人は、こちらもぜひ併用してくださいね!
なるほど!内定承諾後に内定辞退する割合は3割を目安に理解しておけば良いんですね!
そうだよ!結構多くの就活生が内定を承諾しても、内定辞退することが分かるよね。
内定承諾後に内定辞退する理由【3選】

前述のとおり内定辞退者はたくさんいますが、辞退を決断する理由は何なのでしょうか。
よくある理由は以下の3つです。
【内定辞退を決断する理由】
- 他企業から内定を貰えた
- 病気・ケガで勤務できなくなった
- 考えが変わった
① 他企業から内定を貰えた
内定承諾後に辞退する最も大きな理由として、「他企業から内定を貰えた」ことが挙げられます。
他社が第一志望だったり、内定通知の時期がかみ合わなかったりすると、内定辞退を余儀なくされますね。
たとえば、第2志望企業から「4月30日までに結論を出せ」と指示されたとします。
しかし、第1志望の合否通知が5月1日なら、とりあえず第2志望の内定を承諾して合否通知を確認しますよね。
これで第1志望が受かっていたら、第2志望の内定を辞退するという決断をするという流れです。
内定時期は企業によって異なるため、この状況は仕方ないですが、企業に迷惑をかけないためにも日程調整の工夫は必ずしましょう。
内定承諾後にブラック判明することも
企業の情報をろくに調べずに就職活動を行った方は、内定を貰ってからブラック企業であったことに気付くケースも多いです。
情報の飛び交うSNSでの「この会社ヤバいらしいよ」という一言に驚き、Googleで検索してみたら過激なネット記事が、なんてことも。
ブラック企業だと内定辞退も簡単にはいきません。
損害賠償の請求など面倒な手続きに持っていき入社させる企業も実在します。
そうなった場合は「こちらには職業選択の自由があり、損害賠償は法的に通らない」と伝えましょう。
もちろん丁重に謝罪しながら。
後述しますが、よほどひどいことをしていない限り、損害賠償を請求されることはないので安心してください。
② 病気・ケガで勤務できなくなった
病気やケガなどの身体問題を理由に、内定を辞退する方も多くいるでしょう。
企業によっては入社時期を変えてくれることもありますが、大体の企業は翌年に繰り越すケースが多いです。
就職が1年遅れても特に問題はありません。
内定を辞退しなければならないなら、翌年も就活を行いましょう。
またその際は、空いた1年間で自分にプラスとなる知識を身に付けておくのがおすすめ。
業界における基礎知識を一通り押さえておくと良いですね。
③ 進路への考えが変わった
内定承諾後、企業で働くことに不安を感じて働き方を変えようと決断する方もいます。
近年はフリーランスとしての活動も活発になり、YouTubeなどで簡単に情報をキャッチできる時代になりました。
就活を終えてなんとなくYouTubeを見ていたら、自由に働けるフリーランスの魅力に気付いたという方も多いでしょう。
その場合はすぐに内定辞退せず、働き方の見通しや収入などを見越したうえで、最良の決断をするようにしてくださいね。
内定承諾後に円満辞退する3つのコツ

内定承諾後の辞退は企業側に多大な迷惑をかけるので、思わぬトラブルが発生しかねません。
いかにスマートに辞退できるかがカギになります。
内定承諾後に企業を円満辞退するコツは以下の3つです。
【スマートに内定を辞退するコツ】
- できるだけ早く連絡する
- 明確な辞退理由を用意しておく
- 電話・メール・手紙を使い分ける
① できるだけ早く連絡する
内定承諾後の辞退において一番重要なのは「できるだけ早く連絡すること」です。
企業は内定者それぞれのアカウント登録や書類作成を進めており、多大な時間とコストを割いています。
せっかく終えた作業が無駄に終わると残念ですし、ストレスもたまりますよね。
企業側にできるだけ時間を浪費させないように、早期連絡を心がけましょう。
内定辞退を決断したら、遅くとも行きたい企業の入社日から2週間前までには連絡してください。
例えば、A社の内定を辞退してB社に入社したい場合。
B社の入社日から2週間前までにA社に内定辞退を連絡するようにしましょう。
これは民法上「雇用契約解除は解約通知から2週間かかる」ためです。
B社に入社したくても、A社の雇用契約が解約されていないと入社できません。
理想は1カ月以上前に連絡することなので、2週間前にとらわれず早期連絡を心がけてくださいね。
② 明確な辞退理由を用意しておく
内定承諾後に辞退したいのなら、なぜ辞退するのかという明確な理由を用意しておきましょう。
企業側は内定者を手放したくないため、辞退理由を掘り下げることも多いです。
理由が不透明だと入社に流されることもあります。
理由はなるべく具体的なモノが良いです。
業務内容や待遇など、変更しづらいことを理由にするのもおすすめですね。
ただし、電話など形式的な連絡の場合は、あまり多く話さないようにしましょう。
「自分の適性を考えた結果、他社のほうがご縁を感じた」程度で十分でしょう。
③ 電話・メール・手紙を使い分ける
内定辞退において、早期連絡に次いで重要なのが「電話・メール・手紙の使い分け」です。
それぞれの役割と順番は、以下のようになります。
【電話/メール/手紙の役割】
- 電話…まずは早期連絡の役割。内定辞退の意思を伝える。
- メール…証拠として文書に残す役割。改めて内定辞退の意思を伝える。
- 手紙…急な辞退をお詫びする役割。双方が気持ちよく終われる。
電話で内定辞退を伝える例文
辞退者:お世話になっております。○○大学△△学部□□学科の××です。只今、お時間よろしいでしょうか。
企業側:大丈夫ですよ。
辞退者:大変身勝手で申し訳ないのですが、御社の内定を辞退させていただきたく連絡いたしました。
企業側:そうですか。差し支えなければ、辞退の理由を伺ってもよろしいでしょうか。
辞退者:並行して選考を進めていた企業から内定をいただき、自分の適性を考慮した結果、このような結論となりました。
企業側:承知しました。とても残念ですが、頑張ってください。
辞退者:ありがとうございます。一度内定を承諾したのにもかかわらず、辞退を申し上げるなどと多大な迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。それでは失礼いたします。
メールで内定辞退を伝える例文
内定辞退のご連絡
○○株式会社
人事部採用担当
○○様
お世話になっております。
△△大学△△学部△△学科 △△と申します。
この度は貴社の内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。
内定を承諾したのにもかかわらず、誠に恐縮ではございますが、貴社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡差し上げました。
お忙しい中、貴重なお時間をいただいたのにもかかわらず、このような結果となり誠に申し訳ございません。
本来ならば直接お伝えするところではありますが、メールでのご連絡となりますことをご了承いただきたくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
△△ △△
△△大学△△学部△△学科
電話番号:○○〇-○○〇〇-○○〇〇
メールアドレス:~~~~~~~~~
手紙で改めてお詫びする例文

こちらはなるべく手書きで書くことをおすすめします。
マナーとお詫びの気持ちが最も伝わる方法を心がけましょう!
▼内定辞退を電話で伝える方法を詳しく解説
▼内定辞退を手紙で伝える方法を詳しく解説
内定承諾後の辞退における3つの不安

内定承諾後に辞退することは可能ですが、大きなリスクが伴います。
具体的な不安として、以下の3つが挙げられます。
【内定承諾後に辞退するリスク】
- 企業から損害賠償を請求される
- 業界での評判が悪化する
- 「入社しておくべきだった」と後悔するる
① 企業から損害賠償を請求される
内定承諾後に辞退を申し出ると、企業から損害賠償を請求されることがあります。
企業としては、今までかけたお金と時間が無駄になってしまうため、法的措置に移行したくなるのです。
しかしこの損害賠償、ほとんどが単なる脅しで、法的な効果はほぼありません。
勤務開始日から2週間前までに辞退を申し出ていれば、たとえ訴訟を起こされたとしても必ず勝てます。
ただし企業とのトラブルは面倒ですし、評判が広がっても困るので、前述した辞退のコツを参考にしてスマートに処理しましょう。
② 業界での評判が悪化する
内定承諾後の辞退で企業との関係性が悪くなると、業界内で「アイツはトラブルメーカーだから気をつけろ」という噂が流れるかもしれません。
企業の重役同士はつながっていることが多いため、名前を広めようと思えばいくらでも拡散できるのです。
もし拡散されれば、社内で昇進できなくなったり、転職する際に不利に働いたりし、キャリアに傷がつくことになります。
前述した電話・メール・手紙の使い分けで、企業と良好な関係を保つことが重要です。
③ 入社しておくべきだったと後悔する
内定辞退後に、「やっぱりあの会社に入社しておくべきだった」と後悔することもあります。
例えば、内定辞退後の1年間で会社が大きくなったり、入社した会社の研修制度が超ブラックだったり…。
しかし選択に対する後悔は無意味なので、都度軌道修正をして自分が納得するキャリアを歩んでいくことに重点を置くようにしましょうね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
内定承諾後の内定辞退に関して言うと、僕も就活生の時にしてしまっていたので、企業側には申し訳ない気持ちがあります。
しかし、企業への申し訳ないという気持ち以上に、就活は自分勝手に決断することが重要だと僕は思うんですよね。
内定辞退されて潰れるような会社はそもそも人を採用しない方が良いでしょう。
一方で、就活生側は内定辞退を申し訳ないという気持ちですると、一生の後悔に繋がる可能性があります。
申し訳ないという気持ちは持ちつつも、わがままな決断を。
後悔のないような就活での選択を徹底していきましょう。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 内定辞退の割合は約3割。承諾後の内定辞退も3割を目安に理解しておくと良い。
- 内定辞退の理由として多いのは、他のより志望度の高い企業からの内定獲得である。
- 内定承諾後の内定辞退は企業に対して迷惑をかけるが、一生後悔しないためにもわがままに決断することの方が重要だと言える。









