こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
「就活がしんどくて辛い」「なかなか内定がもらえなくて不安」などと、誰しも就活がしんどいと感じる時期があります。
僕も就活を始める前は、何から始めれば良いのか分からずにしんどいなと思っていた時期がありました。
これまで就活に関する記事を1000以上書いてきましたが、その中で就活がしんどいと感じている学生をたくさん見てきました。
その経験から分かった「就活がしんどいと感じる原因」と「それを打開する対処法」をこの記事では共有していきます。
最後まで読んでいただければ、就活がしんどい時にやるべきことがわかります。
ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね!
就活がしんどいと感じているのは自分だけじゃないんですね!
もちろん。誰もが少なからず就活がしんどいと感じるものだよ。いつ内定が出るのか分からない不安な状態で行動するのは大変だからね。一緒に打開する方法を確認していこう。
- 就活がしんどい時に取るべき7つの対処法
- 就活がしんどいと感じる6つの原因
- 就活がしんどくてやめたいときの対処法
- 就活がしんどい時にやってはいけない3つの行動
- 就活がしんどいと感じる時期
- 本記事の要点まとめ
就活がしんどい時に取るべき7つの対処法
しんどいと感じる原因と、それに対する対処法を図でまとめてみました。
この章では、就活のしんどさを改善するための対処法を1つずつ解説しますね。
【就活がしんどい時の対処法】
- 内定が出ない理由の明確化
- エントリー企業数を増やし選考の場数を増やして慣れる
- オンライン完結で内定を獲得できるサービスを利用する
- 何もしない日を作る
- 私生活を見直す
- 周りの人に相談する
- 一度就活から離れてリフレッシュする
対処法① 内定が出ない理由の明確化
「内定が出なくてしんどい」という原因を潰すためには、内定が出ない理由を明確化することが重要なんですよね。
現状を見つめ直して、何に苦しんでいるのか・行き詰まっているのか明確にすることで、その後の対策が取りやすくなります。
たとえば、内定が出ない理由としては以下のような問いかけができるでしょう。
【なかなか内定が出なくてしんどい】
- 自分はどこの選考フェーズで落ちやすいのか?
- 受けている企業数は少なすぎないか?
- 志望している業界職種は自分の価値観に沿っているか?
- 面接ではしっかりと話せているか?
自問自答をくり返すことで、次第に解決策が見つかってきます。
まずは就活がしんどいと感じる理由を挙げるところから始めていきましょう。
対処法② エントリー企業数を増やし選考の場数を増やして慣れる
選考に関するしんどさをなくすためには、逆説的ですが「選考の場数を増やして慣れること」が重要だと僕は考えています。
僕は最近、朝に散歩をするようにしています。
最初は「今日も散歩しないといけないのか...」と萎えていたのですが、1週間もすると何も考えずとも散歩に出ていきます。
むしろ散歩しないと、歯磨きと同じように気持ち悪い気分になるんですよね。
これほどまでに人間にとって「慣れる」ということは有効です。
選考に慣れるためには、それだけ多くの企業を受ける必要があります。
効率的に自分に合う企業にエントリーするための就活サイトを厳選!
もちろん適当にエントリー数を増やすのはNGです。
少しでも自分に合った企業を受けるためには、就活サイト選びが重要!
僕はこれまで就活を7年以上研究し、100以上の就活サイトを見てきました。
その中でも、効率的にエントリー数を増やすのにおすすめのサイトを以下の記事で紹介しています!
「僕がいま就活生だったらこれを使う!」という心からおすすめできる5サイトを厳選しました。
内定が出ない現状を打破したい就活生は、ぜひ参考にして利用してくださいね。
対処法③ オンライン完結で内定を獲得できるサービスを利用する
「就活費用がかかりすぎて経済的負担が大きい」という金銭面のしんどさを解決するためには、オンライン化がおすすめです。
就活中とくに費用がかかるのは「交通費」ですよね。
スーツやカバンなどは、安いものを購入すれば費用を押さえることができますし、全体の費用の中では占める割合は少ないです。
金銭面のしんどさをなくすためには、先述した利用必須の就活サイトを使いましょう。
オンラインで利用できるため、移動する費用をできる限り抑えることができます。
他にも「ミーツカンパニー」などの中小規模の合同説明会は、オンラインで実施されています。
ミーツカンパニーでは、説明会だけでなくオンライン座談会も開かれるため、企業の人事と直接コネクションを作ることができます。
実際に僕が就活生の時、このミーツカンパニー経由で2社からの内定を獲得しました、本当におすすめです。
オンライン化によって内定獲得まで効率的に進めることが、就活のコスト節約をする上で重要だと僕は考えています。
対処法④ 何もしない日を作る
毎日スケジュールを詰め込みすぎてスケジュールがしんどいという、スケジュール面でのしんどさを解決する方法について。
まずは就活において何もしない日を作ることをおすすめします。
「ただでさえ忙しいのに何もしない日を作るなんてだめでしょ!」と思いますか?
それは「作業量」にばかり目がいっていて、「効果」を無視しています。
【僕がサラリーマンの時の話】
僕がサラリーマンの頃、残業ばかりしている先輩がいましたが、その人の成績は僕より悪かったんですよね。
残業ばかりしている人は「作業量」にばかり目がいっていて、目の前の仕事に対して何も考えずに取り組むばかりです。
具体的には、プレゼン資料の作り込みばかりに時間をかけていました。
一方の僕は、営業において大事なことは、プレゼン資料のクオリティよりも、実際に相手が良いと感じてくれるかどうかだと考えます。
よってどう説明するのが効果的か?より商品の魅力を伝えるにはどうすれば良いか?という思考に時間をかけていました。
(その結果、飲料の営業だったのですが、実際に試飲してもらう時間を作るようにしましたね)
このように、「作業量」よりも大事なことは「効果」です。
日本人はとくに作業量ばかりを重視しがちで、その結果、効果が全然ないのに頑張った気でいる人が大量発生する。
就活で言えば、「エントリーシートを書くこと」「面接の回答を考えること」という作業ばかりしている状況。
それよりも、以下のように”効果”に着目することが重要です。
【就活で重視すべき”効果”】
- どうすればより魅力的なエントリーシートを書けるか?
- 逆求人サイトなどを使って効率的に企業との接点が持てないか?
- 面接ではどんな構成で回答するのが効果的か?
上記のような“効果“を最大化することに注力することを重視してください。
効果にこだわることで、作業量が減ります。
その結果、スケジュールに余裕ができるので、何もしない日を作ることができる。
何もない日を作ることで、体も心も休まるので、結果的にその後の作業効率・効果が高まるという好循環を生み出すことができますよ!
対処法⑤ 私生活を見直す
何もしない日を作りつつ、私生活も見直しましょう。
就活で忙しくなると、私生活がおろそかになりがちです。
時間がなくて十分な食事や睡眠時間を確保できず、そのせいで体調を崩してしまっては元も子もありません。
睡眠時間を十分に確保する
とくに私生活の上で重要なことは「睡眠」です。
睡眠時間が短いことがかっこいいと思っている人がたまにいますが、そういう人はだいたい仕事ができませんw
就活はやらないといけないことが多すぎて、睡眠時間を削ってしまう人が多いです。
しかし、睡眠時間が短くなってしまうと、集中力の低下につながり本来のパフォーマンスが発揮できなくなります。
とくに面接の前日は、事前準備を夜遅くまでしていたり、緊張してなかなか眠れないということもあると思います。
しかし、寝不足状態で本番を迎えてしまうと、満足のいく受け答えができなくなり非常にもったいない。
そのため、就活中でも最低1日7時間は寝るように心がけ、元気な状態で面接に臨めるようにしておきましょう。
よく寝ているのに就活をうまくやれる人の方が、かっこよくないですか?
対処法⑥ 周りの人に相談する
ここからは「精神的なしんどさ」に対する対処法を紹介します。
まずおすすめなのが、周りの人に相談することです。
自分1人で抱えているよりも、他の人に相談することで、客観的な意見をもらえて楽になることもあります。
ただ僕の場合は、友達が少なく、就活を頑張っていた先輩もいなかったので、まずはキャリアセンターの人に相談するようにしてましたね。
ですが、キャリアセンターの人は就活を成功させていない人が多いです。
(大企業からの内定を獲得するほどの実績を持ってから、大学のキャリアセンターに勤める人が少ないからです)
よってあまり参考にならないことを言われたり、的はずれな意見を言われることもある。
そこでおすすめは就活エージェントに相談することですね。
就活エージェントは就活生の支援に特化したプロ
就活エージェントは面談をもとに、あなたに合う求人を紹介してくれるサービス。
毎年たくさんの就活生を内定に導いている、いわば”就活支援のプロ”です。
僕はこれまでに50以上の就活エージェントを見てきましたが、とくにおすすめなのは「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」の2つ。
オンライン面談にも対応しているので、どちらも全国の就活生が利用できますよ。
担当者の良し悪しを見極めるためにも、まずはいくつかの就活エージェントの初回面談を受けてください。
初回面談をうけて、親身になってくれる担当者を選びましょう。
対処法⑦ 一度就活から離れてリフレッシュする
最後の対処法は、一度就活から離れてリフレッシュすることです。
就活は長期戦なので、自分のペースでがんばるときと休むときを使い分けることが重要です。
そのため、いったん就活から離れて、趣味に没頭したり旅行に行ったりしてリフレッシュをしましょう。
これは先ほどの「何もしない日を作る」に考え方は似ています。
気持ちが晴れて、また新鮮な気持ちで就活を再開することができるはず。
その他にも一度就活から離れることで得られるメリットは以下のとおりです。
【一度就活から離れることで得られるメリット】
- プレッシャーから解放されて気持ちが楽になる
- 留学や休学など就職以外の選択肢もあると考えることで余裕ができる
- 趣味ややりたいことに熱中し新たな価値観が生まれてくる
就活から離れるときの注意点は、休む期間をあらかじめ設定しておくことです。
ただやみくもに休むのではなく、「この期間だけはリフレッシュのために休む」というように決めておくことでメリハリをつけて過ごすことができます。
ここまで7つの対処法を紹介してきました。
あくまで僕のおすすめであって、しんどいと感じる原因さえ明確化することができれば、自分なりの対処法を考えて実行することができます。
「しんどい」という状態では、先にも話した"効果"を高めることはできません。
しんどさの原因を明確化し、それを潰す対処法を実践してから就活を続けるようにしてくださいね。
「原因の明確化→その原因を解決するための対処法を考える→その対処法を実行に移す」という流れが大事なんですね。
そうだよ!これはどんな悩みを解決する上でも重要なプロセスだから、ぜひ覚えておいてね!
就活がしんどいと感じる6つの原因
「就活がしんどい!」と感じてしまう原因は何なのか?
これまで多くの就活生と接してきて、共通するのは大きく6つの原因でした。
【就活がしんどいと感じる原因】
- なかなか内定が出ない
- 選考に対する過剰な緊張
- 就活費用がかかりすぎて経済的負担が大きい
- 毎日スケジュールを詰め込みすぎて忙しい
- 特にやりたいことが見つからない
- 親や周りの人から過度に期待される
またこれらの原因は大きく4つに分類することが可能です。
それぞれ「選考に関するしんどさ」「金銭面のしんどさ」「スケジュールのしんどさ」「精神的なしんどさ」に分けられますね。
原因① なかなか内定が出ない
就活がしんどいと感じる原因の1つ目が「なかなか内定が出ないこと」です。
選考を受けているなかでお祈りをされると心にダメージを受けますよね。
さらに、周りの友達が内定をもらったという報告を聞くと、さらに焦りが出てしまう。
「友達はもう内定をもらっているのに自分はお祈りされてばかり...」と感じ、就活をやめてしまいたいと思う人もいるでしょう。
このような場合は、自分が納得できる企業1社から内定をもらえれば良いと考えることが重要。
いくら早い時期に内定をもらったり、数十社から内定をもらったとしても、最終的に入社を決めるのはそのうちの1社です。
そのため、なかなか内定が出なくて焦っている人は、自分が納得した企業から内定をもらうことを第一に考えるようにしましょう。
原因② 選考に対する過剰な緊張
次に就活がしんどいと感じる原因は「選考に対する過剰な緊張」です。
面接などで失敗するのが怖くて緊張してしまい、疲れが溜まってしんどくなるという原因が挙げられます。
「面接で変なことを言って落とされたらどうしよう...」といった不安から神経質になってしまうものです。
緊張自体は悪いことではありません。
しかし、必要以上に緊張をしてしまうと上手く話せなくなる恐れがあります。
面接は慣れないことの連続なので、緊張しすぎてしまう人も少なくないでしょう。
【面接で緊張してしまう場面】
- 回答に詰まってしまう
- いきなり想定外の質問をされた
- 圧迫面接でどう答えても否定されてしまう
- グループ面接で周りの学生が優秀に見えて劣等感を感じる
上記のような場面ではどうしても面接で緊張してしまうものです。
そこで僕がおすすめしている対策は以下の2つ。
【面接での緊張を抑える方法】
- 考えても答えれない質問をされた時には「すぐに思い浮かばないので考えてきます」と言うと事前に決めておくこと
- 頻出の質問への対策をしておくこと
答えれないような質問をされたらどうしようという不安が面接では最も大きい。
よって事前に答えられない場合の対策を考えておくこと。
それに加えて、面接でよく出る質問は、答えを事前に考えておいてください。
セリフとして覚えるのではなく、1度でも考えて、明確化しておくと聞かれた時にサクッと思い出すことができます。
原因③ 就活費用がかかりすぎて経済的負担が大きい
就活がしんどいと感じる3つ目の原因が「経済的負担の大きさ」です。
就活はお金がかかるため、経済的負担が大きくてしんどいと感じる学生も多いでしょう。
僕が就活生の時も、バイトが嫌いでお金がなかったにも関わらず、東京に行かないといけないことが多かったので夜行バスを使ってました。
(隣の席の人の足がくさすぎて、8時間一睡もできなかったのは良い思い出...)
就活では、交通費や宿泊費、スーツなどさまざまな場面でお金が必要になります。
以下は、20〜22卒生の就活全体にかかった費用を調査した結果のデータです。
引用:マイナビニュース「就職活動全体にかかった平均金額の比較」
22卒生は、オンライン面接が主流ということもあり、全体的に就活費用が低め。
しかし対面での面接が主流だった20卒生は、全ての地域で10万円以上のお金がかかっています。
さらに就活中はアルバイトをする時間も限られてくるため、経済的負担はより大きく感じるでしょう。
そのため事前に就活にかかる費用を計算し、その分のお金を用意しておくことが大切です。
原因④ 毎日スケジュールを詰め込みすぎて忙しい
就活がしんどいと感じる4つ目の原因が「スケジュールの詰めこみすぎ」ですね。
毎日スケジュールを詰めこみすぎると、余裕がなくなってしまい就活がしんどくなります。
しかし、就活では自己分析やOB訪問・エントリーシートの作成・面接などやることがある。
何かをしていないと「周りのライバルに差をつけられてしまう...」といった焦りを感じる人も多いでしょう。
焦る気持ちも分かりますが、がんばりすぎて身体を壊してしまえば意味がありません。
スケジュールに「空白」を作ることで、体と心を休めることも重要ですよ。
原因⑤ 特にやりたいことが見つからない
5つ目の原因が「特にやりたいことが見つからない」ということ。
就活を通してどうなりたいのか分からない状態なのに、やらないといけなくてしんどいという状況ですね。
やりたい仕事が見つかっていないのに就活をしていると「このまま就活をしていても良いのかな...」と迷いも生じます。
この迷いをなくすにはやはり自己分析をすること。
どんな仕事が自分に合うのか?
どんな環境や条件のある企業だったら入社したいと思えるのか?
自己分析を通して、目標を1つでも設定することで就活のしんどさは少なくなります。
原因⑥ 親や周りの人から過度に期待される
就活がしんどいと感じる6つ目の原因は「親や周りの人からの過度な期待」です。
周りから応援されるのは嬉しいことですが、かえってプレッシャーに感じてしまうこともありますよね。
選考の結果を聞かれてその度に一喜一憂される。
最初は良いかもしれないですが、すこしずつ「自分は誰のために就活をしているのだろう...」といったように、就活の目的がブレてきてしまいます。
就活はあなたが働く会社を選ぶために行うものであり、親や周りの人が望む企業に入ることは真の目的ではありません。
親や周りの人の意見は参考にするくらいでOKです。
そうすればプレッシャーを感じることも少なくなりますよ。
なるほど!これらの原因によって就活がしんどいという状況に陥ってしまうんですね。
そうなんだよ。しかしこれらの原因はすべて対処可能。自分が当てはまる原因が見つかれば、その原因を潰すための対処法を実行しよう。
就活がしんどくてやめたいときの対処法
就活がしんどい時間が長く続くと「もうやめたい…」と思うことも少なくないかと思います。
そこで、就活生100人に「就活がしんどくてやめたくなったときに効果があった対処法」を聞きました。
結果は以下のとおり。
【就活がしんどくてやめたくなった時の対処法】
- 一度休んだ(29人)
- 内定後のご褒美を設定した(20人)
- 就活のやり方を変えた(18人)
- 友人に相談した(10人)
- 自己分析を改めて行った(6人)
- 就活の目的から立ち返ってみた(5人)
- キャリアセンターや就活エージェントを頼った(5人)
- 親に相談した(4人)
- 大学院に進学することにした(2人)
- フリーターになることにした(1人)
上記は、実際に就活生が行っていた対処法です。
以下の記事でそれぞれの対処法について、くわしく解説しています。
「就活がしんどくてもうやめたい」と悩んでいる人は、ぜひ一度読んでみてください。
就活をやめたいと思う人も少なくないんですね。
そう!だから、先輩たちが就活をやめたいときに行っていた対処法をぜひ実践してみてほしい。
就活がしんどい時にやってはいけない3つの行動
この章では、就活がしんどいときに逆にやってはいけないことをご紹介します。
これらをやってしまうと、しんどい状態から抜け出せなくなるので注意が必要です。
全部で3つ紹介するので、必ず把握しておいてくださいね!
【就活がしんどい時にやってはいけないこと】
- やらされ仕事になる
- 悩んでいるだけで行動にうつさない
- 周りに流されて就活を続ける
NG行動① やらされ仕事になる
第一に、就活をやらされ仕事になるのはNGです。
就活は誰かにやれと命令されてやることではありません。
自分が正社員になりたいと思うからやるわけで、能動的に動くことが重要です。
就活生と話していると、やる前から「就活やりたくないな」と言う人がいます。
それならやらなければ良い。
しかし、後で後悔するのは自分です。
この資本主義社会において、仕事を通してキャリアを積むことは力となります。
就活を「やらされ仕事」ではなく、「達成したいことを達成するための行動」と捉え直して能動的に動くことを、しんどい状況でも大切にしてください。
NG行動② 悩んでいるだけで行動にうつさない
次にやってはいけないことは、悩んでいるだけで行動にうつさないことです。
行動せずただ時間を過ぎるのをも待っていても、現状はなかなか変わらないです。
就活に限らず、じっと考えているだけの時はネガティブになりがちですよね。
そういう時は、自分でしんどいと感じる理由を分析してみたり、周りの人に相談したり、少しずつで良いので行動をしていけば気持ちも良い方向に変わっていきます。
NG行動③ 周りに流されて就活を続ける
最後に、周りに流されて同じように就活をするのも良くないです。
就活をしんどいと感じているのに、「周りが選考を受けているから自分も就活をやらないと」と焦りを感じ、しかたなく続けてしまっている人も多いと思います。
就活の動き方は、人それぞれです。
周りと動き方が違うからといって無理に合わせる必要はありません。
就活がしんどいと感じたら、いったん立ち止まって自分の動き方を見直してみると良いでしょう。
みんなと同じことをやっていれば安心だと思っていましたが、就活では必ずしもそういうわけではないのですね。
そうだね。自分のペースで就活を進めるのが成功への道だよ。大学生までの人生では同級生との違いは生まれにくいけど、社会人になってからは違いが生まれる。
だからこそ、自分が将来的にどうなりたいのかを考え、就活を通してそれに少しでも近づけるよう動くことが重要だと僕は考えているよ。
就活がしんどいと感じる時期
ここまで就活がしんどいと感じる原因と対処法を見ていきました。
この章では、補足として就活がしんどいと感じる時期に触れておきます。
【就活がしんどいと感じる時期】
- 就活を始めたばかりの時期
- 選考が解禁され書類提出に追われている時期
- 面接が多くなってくる時期
- 就活が終盤に差し掛かっている時期
① 就活を始めたばかりの時期
就活を始めたばかりの時期は、慣れないことが多くしんどいと感じやすいと思います。
エントリーシートの作成やインターンシップ、会社説明会、面接など初めて行うことも多く、時には失敗してしまうこともあるでしょう。
また「やることが多すぎて何から始めたら良いか分からない...」と不安を感じる時期なので余計にストレスがかかりやすいです。
就活初期を上手く乗り越えるためには、就活のスケジュール感を頭に入れることが重要です。
ちなみに、結論だけ共有すると、就活でやるべきことは以下のとおり。
【就活解禁前にやることリスト10】
- 企業接点の自動化
- 徹底的な自己分析
- 就活効率化ツールの登録
- 3大質問の回答作成
- 適性検査(SPIなど)の勉強
- 業界研究
- 企業研究のやり方把握
- エントリー企業の一覧化
- 長期インターンシップへの参加
- OB訪問
【就活解禁後に絶対に絶対にすべきこと】
- 志望企業へのエントリー
- OpenESの作成
- グループディスカッションの対策
- エントリー企業向けのES事前作成
上記の詳細や就活のスケジュール感については、別記事で解説しています。
就活解禁前後にすべきことをまとめているので、就活の全体像を理解できていない人はぜひ参考にしてみてください!
② 選考が解禁され書類提出に追われている時期
次に、選考が解禁され種類提出に追われている時期です。
大体3月初旬〜4月下旬あたりになります。
3月1日に企業の採用情報が公開され、就活生はエントリーや説明会の予約を行いますが、就活生が一番忙しくなるのはこの時期から。
数十社近くの企業に一斉にエントリーする必要があります。
加えて、エントリーシートを書きながらテストセンターなどの筆記試験を受験することもあるため多くの時間が必要なんですよね。
また書類提出の期限が近づいてくると、徹夜でエントリシートを書くことになってしまい、寝不足になる人も多いです。
そうならないためにも、選考が解禁される前に応募する企業の数をあらかじめ把握しておきましょう。
③ 面接が多くなってくる時期
面接が多くなってくる時期もしんどいと感じやすいでしょう。
3月に選考が開始された企業では、主に6月初旬から面接が始まります。
書類選考に通過したら、次に面接が控えているわけですが、エントリー数が多い人だと1日3社以上の企業の面接を受けることもあります。
そうなってくると、当然疲れも溜まってくるでしょう。
とはいえ、どの面接もおろそかにせずにしっかりと対策をしていきたいですよね。
面接で忙しくなる時期に入る前から、コツコツと対策を行うことが大切です。
別記事では、面接対策について詳しく解説しているので、対策を進めていきたい人はぜひ参考にしてみてください!
④ 就活が終盤に差し掛かっている時期
最後は、就活が終盤に差し掛かっている時期です。
就活の終盤にある最終面接では、面接官が企業の代表や役員であることが多いため、より神経を使ってしまい疲れやすくなります。
また周りの友達も内定を獲得して、就活を終了する人も出てくるため焦りも感じることでしょう。
最終面接を無事に合格して内定をもらうことができたら良いですが、落ちてしまうことももちろんあります。
そうなると、また1からのスタートになるのでとてもしんどいですよね。
せっかく最終面接まで進んだのだから、しっかり対策をして内定を勝ち取りたいという方に向けて、最終面接でよく聞かれる質問一覧について別記事でまとめています。
ぜひ合わせて参考にしてみてください!
最終面接の通過率が気になるのですがどれくらいなんですか?
企業の規模感や選考回数によって異なるけど、だいたい50%と言われているよ。しっかりと対策をして少しでも合格に近づけるように頑張ろう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
就活がしんどいならまずはその理由を把握して、できる対策から実践していきましょう。
苦しいと感じた時は、決して無理をせず休んでください。
自分の身体と心を第一に考えて、万全の状態で就活に取り組んでみてくださいね。
ちなみに、この記事を読み終わったら「【早く内定をもらいやすい人の特徴10選】人事に評価されるポイントとは?」も読んでみてください。
内定をもらいやすい人の特徴をまとめています。
内定をもらえない人の特徴も合わせて解説しているので、早く内定をもらって就活を終わらせたい人はぜひ読んでください!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- 就活がしんどいと感じる原因でよくあるのは6つ。「なかなか内定が出ない
選考に対する過剰な緊張」「就活費用がかかりすぎて経済的負担が大きい」「毎日スケジュールを詰め込みすぎて忙しい」「特にやりたいことが見つからない」「親や周りの人から過度に期待される」が挙げられる。 - 就活がしんどいと感じる原因を明確化することができたら、その原因を潰すための対処法を考え、実行することが重要である。