就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活や転職活動において、一次面接は書類審査後の最初の関門となります。
通常は一次面接のあとに二次・最終と設けられることが多いですが、なかには一次面接をとくに重要視する会社も存在するんですよね。
ただ一次面接で内定を出されると、本来より選考ステップが少ないのでその会社のことを怪しく感じる人も少なくありません。
企業によって異なるので一概にはいえませんが、ほぼ内定となる事例、逆に内定確定となると怪しい事例もあるので注意が必要です。
この記事では一次面接に合格=ほぼ内定となるケース、注意すべき怪しい事例とその対策を紹介します。
後半では、実体験を踏まえた一次面接突破のコツや具体的な対策まで共有するので、選考通過率を少しでも高めたい人はぜひ最後までご覧ください。
一次面接後に内定がでるケースもあるんですね。
稀なケースだけどね。ただそういう企業が怪しいのか、ブラック企業なのかが気になる人もいるだろうから、実態を解説するよ!
- 一次面接に合格=内定確定ではない
- 一次面接に合格=ほぼ内定となる主なケース
- 注意:一次面接で内定が出る企業は怪しいのか?
- 【実体験】一次面接の突破のカギは場数を踏むこと
- 一次面接の通過率アップのためにすべき対策
- 本記事の要点まとめ
一次面接に合格=内定確定ではない
当たり前の話ではありますが、まずは前提となる話を共有させてください。
それは「一次面接に合格=内定確定」とはならないことです。
一次面接の位置づけは企業によって異なるので、なかには「一次に合格=実質的にほぼ合格」となる会社も存在するとは思います。
どの選考ステップに重きを置くかは、企業によって考えに違いがありますからね。
とはいえ現実的に考えると、面接が1回しかない会社を除いて「一次面接に合格=内定確定」となることはまずないかと。
本当に一次面接だけで最終的な結論、合格の判断を下せるなら、二次以降の面接ステップはそもそも存在しないはずですからね。
また、仮に一次だけでOKな会社があったとしても、現実的に考えるとほかの会社では二次・三次などの面接を受けないといけません。
よって楽をしようと考えないで、何回かハードルを乗り越える必要があるという前提のもと対策することが大切と僕は考えますね。
基本的には一次面接だけで内定は得られないと考えておき、複数回ある面接ステップを想定して対策しておくことが大切そうですね。
まさにそのとおりだよ。稀なケースとはいえ一次面接で内定が出たら誰しも驚くはず。でも基本は複数回の面接があるものだから、状況を冷静に判断して行動を起こそうね。
一次面接に合格=ほぼ内定となる主なケース
次にこの章では、一次面接に合格=ほぼ内定となる主なケースを紹介します。
前章で共有した前提を踏まえた上で、一次面接に合格しただけで内定になる可能性が高い事例についてですね。
理解を深めるためにも、ぜひさくっと確認してみてください。
【一次面接に合格=ほぼ内定となる主なケース】
- 一次面接の面接官に役職の高い人が出てくる場合
- 一次面接で圧倒的によい印象を与えられている場合
ケース① 一次面接の面接官に役職の高い人が出てくる場合
1つ目は、一次面接の面接官に役職の高い人が出てくるケースです。
通常の選考ステップだと、一次面接は現場社員や人事・二次は部長クラス・最終は役員クラスなどのように面接官が変わっていきます。
内定の判断を下すような後半の面接に進むほど、面接官も役職の高い人が多くなる傾向にあるわけですね。
よって一次面接の段階で役員クラスなどが出てくる場合は、それだけ一次面接を重要視している可能性が高いといえるかと。
つまり「一次面接に合格=ほぼ内定となる」可能性も高いといえるわけです。
一次面接でいきなり役員が出てくると驚きますが、役職の高い人を相手にした面接を突破できると内定にかなり近づくはずです。
面接官が誰であれ全力を出すことには変わりないですが、内定も意識しつつ事前に準備したものを出し切りましょう。
ケース② 一次面接で圧倒的によい印象を与えられている場合
2つ目は、一次面接で圧倒的によい印象を与えられているケースです。
単純に圧倒的な評価を得られていたら、企業側はなんとしてでも自社に入ってほしいと考えますよね。
ゆえにその場で内定を出されたり、二次以降の選考があったとしても以降の担当者に高評価を下した旨を伝えられたりするはずです。
もちろん企業内での評価はブラックボックスなので、基本的に面接の受け手側は知り得ないことがほとんどかもしれません。
ただ、一次面接の合格通知がとにかく早くきたり、合格通知とともに印象がよかった旨を伝えられたりしたら好感触だといえると思います。
ほぼ内定となる1つの可能性として、把握しておくとよいでしょう。
たしかに役員クラスが出てくる一次面接を突破できたり、圧倒的によい印象を与えられたりしたら一次面接だけでもかなり内定に近い状態といえそうですね。
もし一次面接だけで内定をもらってその企業を怪しく感じていた人がいたら、これらのケースに該当する要素がないか考えてみるといいよ!
注意:一次面接で内定が出る企業は怪しいのか?
基本的に一次面接に合格=内定確定ではないこと、例外的にほぼ内定となる可能性が高いケースを2つ共有しました。
続いてこの章では、一次面接で内定が出る企業の怪しさに触れていきます。
一般的には何回か面接ステップがあって内定が出るものなので、一次面接だけで内定をもらえるとうれしくもありますが驚くものですよね。
ここでは、一次面接で内定が出る企業に対する懸念と対策をまとめたので、もし同じ境遇で悩んでいた人がいたらぜひ参考にしてみてください。
【一次面接で内定が出る企業は怪しいのか?】
- 懸念:人手不足のブラック企業の可能性がある
- 対策:不安ならOB訪問や先輩社員と話す機会を作ってもらう
懸念:人手不足のブラック企業の可能性がある
まずは、一次面接で内定を出す会社の怪しさについてです。
ポジティブに捉えると、自分自身の評価が圧倒的に高かった、一次面接を重要視する会社で適切に評価された上で内定をもらえたなどが考えられます。
でも反対にネガティブに捉えると、人手不足でとにかく人材を確保したいと思っていて、ある程度の基準をクリアした人全員に内定を出しているかもしれません。
本質的に自社と相性がよい人材を確保したいと思っているなら、面接ステップを複数回設けてじっくりと応募者を評価するはずですからね。
直接的な表現をすると、ブラック企業の可能性が考えられるわけです。
人材確保が最大の目的であれば、工数を減らすために面接ステップも最小限に省こうと考えるのは自然なことですよね。
これも一概にいえる話ではないですが、もし一次面接で内定をもらえることがあればブラック企業の疑いがないか十分考えるようにしましょう。
対策:不安ならOB訪問や先輩社員と話す機会を作ってもらう
では、もし企業に対して怪しさを感じたらどうしたらよいのか。
結論、少しでも不安を感じたなら、OB訪問や先輩社員と話す機会を作ってもらい入社前に内情を確かめておくのがおすすめです。
口コミサイトを見ても、企業内部の情報はある程度集められます。
でもなかには口コミが少ない会社もありますし、何より自分で実際に確かめて得た情報ほど信頼できるものはないですからね。
内定を得たあと、話す機会などを作ってもらうのはためらう人もいるかもしれません。
しかし、少しの妥協が自分のキャリア形成に悪影響を与えてしまうことを考えると、やはり懸念点はできる限り排除しておくのがベストです。
「入社前に職場を見学したい」「先輩社員や上司となる方とお話したい」などと伝えれば、企業に対して失礼な話にはなりません。
むしろモヤモヤを抱えた状態で入社を決めると後悔につながる可能性もあるので、気になることがあれば解消に向けて行動を起こすことをおすすめします。
ネガティブに捉えると、やはりブラック企業の可能性もあるのですね。
あくまで可能性の話だけど全部が優良企業とは限らないからね。入社前に話す機会を作ってもらうことはあまり難しい話ではないし、不安があればぜひ試してみるといいよ。
【実体験】一次面接の突破のカギは場数を踏むこと
一次面接の結果と内定の関係について幅広く共有しました。
企業によって考えは異なるので一概にはいえませんが、ほぼ内定となるケースもあれば怪しむべき微妙なケースもあるとわかったと思います。
次にこの章では、一次面接を突破するコツを共有させてください。
仮に一次面接で内定をもらえた企業があったとしても、そのほかの企業から同様に内定を得るには適切な対策が欠かせません。
そして内定を得る上で第一関門となる一次面接は突破が必須ですが、僕の実体験からぜひ共有したいコツがあるんですよね。
結論、一次面接の突破には場数を践むことが最重要だと僕は考えています。
場数を践むと面接自体に自然と慣れますし、頻出質問にも事前にじっくり準備できて自信を持った状態で面接に臨めるんですよね。
では、一次面接の場数を践むにはどうしたらよいのか?
僕の結論は、自分が気になる優良企業を効率的に見つけてエントリー数を増やすこと、模擬面接をお願いできる相手を見つけることの2つが重要と考えています。
以下ではこれらにつながる具体的な対策をまとめたので、順に見ていきましょう。
【場数を増やす上でおすすめの対策】
- ホワイト企業ナビで優良企業を効率的に見つける
- 逆求人サイトで企業との接点獲得を自動化する
- 就活エージェントを使って模擬面接をこなす
対策① ホワイト企業ナビで優良企業を効率的に見つける
場数を践むには、エントリー数を増やして一次面接に挑戦する機会を増やすことが有効ですが、闇雲に応募企業を増やすのは微妙です。
自分が興味のない企業の選択肢を増やしても、時間がもったいないだけですからね。
ただ、自分と相性のよい企業を見つける時間がなかなかなくて、結果的にエントリー数が少なくなっている人はかなり多いかと思います。
この観点で考えたときにおすすめなのが「ホワイト企業ナビ」の活用です。
ホワイト企業ナビは僕が運営するサイトですが、求人を掲載する企業に対して条件を課すことで優良度の高い会社しか情報を載せていません。
よって就活生はホワイト企業ナビを使うだけで、優良度の高い企業からエントリー候補を効率的に探せるんですよね。
▼こんなサイトです!見やすいデザインにこだわりました!
具体的に企業に課している条件は、以下の3つです。
【ホワイト企業ナビに掲載している優良企業の条件】
- 残業時間が月25時間未満
- 3年後離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
3条件すべてを満たすことを掲載条件としているので、どの企業もある程度の働きやすさが保証されているといえるかと。
プロライターが所属する編集部が各求人の中身をまとめており、企業の悪い部分も書くなど情報の質に強くこだわっている点もポイントです。
現状はまだ掲載企業数が少ないですが、愛される求人サイトを目指して1つずつ丁寧に着実に企業を探して掲載しています。
一度でもサイトを見てもらえたら一般的なサービスとの違いを感じてもらえると思うので、少しでも興味を持ってくれた人はぜひ気軽にサイトをのぞいてみてください!
対策② 逆求人サイトで企業との接点獲得を自動化する
エントリー候補を増やすためには、逆求人サイトの活用もかなりアリです。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。
マイナビなどとは真逆で、企業側から就活生に連絡が来るようなサイトですね。
就活生は最初にプロフィールだけ登録しておき、その後は自分が気になる企業からスカウトが届いたときにだけ返信すればOKです。
受け身の姿勢で使えるので企業との接点獲得を自動化できますし、効率的にエントリー候補を増やす観点では活用しない理由はないかと。
もちろん自分にとって微妙な企業からもスカウトは届きますが、意外と逆求人サイト経由で大手や有名企業の内定を得ている人は多くいますよ。
▼逆求人サイトの最も賢い運用方法
結論、僕が考えるおすすめの逆求人サイトは「Offerbox(オファーボックス)」です。
登録企業数が圧倒的に多く、ほかのサイトと比べてスカウトが届く期待値も高いんですよね。
上記以外の逆求人型サイトはランキング形式で紹介しているので、その他のサイトも気になる人はぜひ一読してみてください!
対策③ 就活エージェントを使って模擬面接をこなす
一次面接の場数を践むためには、模擬面接をこなすことも有効です。
そして模擬面接の相手としておすすめなのが、就活エージェントの存在ですね。
就活エージェントとは、人材会社が無料で次のような支援をしてくれるサービスのこと。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
企業紹介からES添削・面接対策など、内定獲得までに必要なことを幅広くサポートしてくれるサービスですね。
よって模擬面接にも当然対応していて、面接の経験を積みたい旨を伝えると応募企業の傾向なども踏まえて面接相手をしてくれるんです。
しかも相手は就活支援に特化したプロなので、過去の経験やサービスに蓄積された知見も踏まえて客観的なアドバイスもくれるんですよね。
一次面接の場で内定が出て悩んでいる場合は対策なども考えてくれるので、何かと不安になりやすい就活中の相談相手としてもかなり心強いですよ。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
たしかに面接の場数を践むほど、自信を持った状態で回答できそうですね!
どの企業でも一次面接を受ける機会は確実にあるし、毎回自分の力を出し切るためにも事前にできる限りの対策をして場数を踏んでおくことを強くおすすめするよ!
一次面接の通過率アップのためにすべき対策
最後に本章では、一次面接の通過率アップのためにすべき対策を共有します。
前章で共有したように、本質を考えると個人的には場数を践むことを何よりもおすすめしたいです。
でも、それ以外の具体的な部分でも通過率アップにつながることがあるんですよね。
ここでは僕がとくに重要と考える5つをまとめたので、ぜひ最後にさくっと確認して実践に移してみてください。
【一次面接の通過率アップのためにすべき対策】
- 就活3大質問の回答にこだわる
- 一次面接の頻出質問に対策しておく
- 面接に臨む前に逆質問を考えておく
- 第一印象をよくするために力を注ぐ
- 嘘をつかないでありのままを話す
対策① 就活3大質問の回答にこだわる
就活3大質問とは、自己PR・志望動機・ガクチカのこと。
3大質問といわれるだけあってどの企業でも聞かれるほど頻出なので、これらの質を高めるだけでも通過率アップに直結するんですよね。
とくに一次面接に関しては、3大質問に対する回答の完成度を高めておくだけでも基本は問題なく通過できるイメージがあります。
一次面接を突破したあとの選考でもかなり高確率で聞かれますし、就活を攻略する上では確実に向き合っておくべき設問ですね。
メジャーな質問なので、対策を一切せずに回答する人はいないかもしれません。
でも、惰性的になんとなく考えた回答を答えてしまっている人も多くいる印象です。
面接官は数多くの応募者を相手にしているので、妥協すると確実にすぐにバレますよ。
就活3大質問の回答の作り方はそれぞれ個別に記事を用意しているので、課題を感じているものの改善方法に悩んでいる人はぜひ一読してみてください!
» 【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有
▼志望動機の書き方はこちら!
» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】
▼ガクチカの書き方はこちら!
対策② 一次面接の頻出質問に対策しておく
一次面接の対策としては、頻出質問に備えておくことも有効です。
一次面接に限らず各選考フェーズで頻出の質問はいくつかあるので、事前に対策しておくと本番でも納得感のある回答をしやすいんですよね。
その場でいきなり質問されると誰しも戸惑いやすいですが、事前に一度でも考えたことがある質問ならある程度自信を持って回答できます。
印象も重視される一次面接では余裕を感じてもらうことも大事なので、この観点でも事前に対策しておくことは相性がいいですね。
【一次面接でよく聞かれる質問】
- 1分間で自己紹介をお願いします
- 自己PRをお願いします
- 長所を教えてください
- 短所を教えてください
- 短所を長所のように伝えるな
- 趣味を教えてください
- 特技を教えてください
- 周りからどんな人だと言われますか
- 学生時代に最も力をいれたことは何ですか
- これまでの挫折経験を教えてください
- 弊社の志望動機を教えてください
- 志望する職種とその理由を教えてください
- 会社説明会に参加した感想を教えてください
- あなたを◯◯に例えると何ですか
- 集団ではどんな役割をすることが多いですか
- 得意科目と苦手科目を教えてください
- 入社後のキャリアビジョンを教えてください
- 入社してから叶えたい目標はありますか
- 10年後の自分像を教えてください
- 他に受けている企業はどんな企業ですか
- 内定が出たら弊社に入社しますか
上記の質問意図や回答例文などは、別記事にて詳しくまとめました。
一次面接の頻出質問を意識した対策ができていなかった人は、ぜひ一読してより万全な状態で選考に臨むようにしてください!
対策③ 面接に臨む前に逆質問を考えておく
面接では、最後に「何か質問はありますか?」などと求められることがあります。
この逆質問を求められたときにその場の思いつきで話をすると、意外とマイナス評価につながることがあるんですよね。
というのも、逆質問では企業への熱意の高さも探られているものだから。
熱意の薄い人は質問内容も浅くなりやすいので、面接官は逆質問を求めることで入社意欲などを探っている要素もあるわけですね。
よって基本的には、事前に内容を考えた上で面接に臨むのがおすすめです。
【一次面接でおすすめの逆質問13選】
- 面接での私の印象はどうでしたか?
- 私は◯◯な性格で◯◯な方と合うと考えているのですが、そういった社員さんは多いですか?
- 私の最大の強みは◯◯なのですが活かせる場面は多いでしょうか?
- 競合他社と比較した際の御社の最大の強みは◯◯だと考えているのですが、いかがでしょうか?
- 入社後に一番に感じたギャップがあれば教えてください
- 御社の若手の社員さんに多い性格の特徴があれば教えてください
- 今後どのような人材を特に採用したいと考えていますか?理由とともにお聞かせ願いたいです
- ◯◯職の1日の仕事の流れをザックリでも教えて頂きたいです
- お酒が大好きなのですが、飲み会は多いでしょうか?
- 仕事を通して最もやりがいや達成感を感じる場面を教えてください
- 活躍されている女性社員の方はどのような方でしょうか?復職された方はいらっしゃいますか?
- 部門間の交流は活発でしょうか?
- ジョブローテーションは比較的活発に行われているでしょうか?
逆質問の数自体は、基本的に1つだけでOKです。
ただ、面接中に話題にあがってしまうこともあるので、事前に2〜3個は考えた状態で本番に臨むと安心ですね。
上述した質問の意図や一次面接におすすめの理由などは別記事でまとめました。
より詳細な情報を得たい人は、ぜひあわせて目を通してみてください。
対策④ 第一印象をよくするために力を注ぐ
一次面接は一般的に、二次以降に進む人を厳選する足切りの側面が強いです。
なかには、一次面接だけで内定が出るような例外的な会社も一部ありますけどね。
足切りをクリアする上では、いかにマイナス評価を減らすかが重要になります。
最終的な合否判断を下す面接では自社に合っているかなどが深く見られますが、一次面接では次に通してもよいかと減点式で見られやすいんですよね。
そしてこの減点対象になりやすいのが、第一印象や面接でのイメージです。
第一印象が暗かったり自信がなさそうな印象を受けたりすると、二次面接以降を担当する役職の高い人に通そうと思ってもらいにくいんですよね。
一次面接を担当する若手社員や人事の人も自身の評価に影響するので、明らかに微妙な人は次に通したいとは思わないわけです。
別のいい方をすると、一次面接は第一印象などをよくすることに力を注ぐだけでも通過率が大きく変動するはずです。
服装や髪型・笑顔・話し方など印象に影響する項目はどれも些細な話なので、印象面を軽視しないでぜひ力を入れてみてくださいね!
対策⑤ 嘘をつかないでありのままを話す
やや毛色が違う話ですが、嘘をつかないでありのままを話すことも重要です。
ときには少し装飾して回答することもあると思いますが、基本的には正直ベースで話したほうがメリットが大きいと僕は考えているんですよね。
なぜなら、仮に嘘をついて高評価を得られたとしても、その企業で働くことになったときにミスマッチが起こる可能性が高いから。
偽った状態の自分を評価された時点で、その企業とは本質的に相性が悪い可能性が高いんですよね。
つまり自分自身のためにも、正直に伝えたほうが幸福につながりやすいわけです。
また、正直に話すときのほうが回答にも熱意がのりやすく説得力も生まれやすいので、この観点で考えてもありのままを話すことが理想かと。
完全にありのままをさらして就活を終えることは難しいかもしれません。
ただ、意識的にでも本音で話すことを心がけると細部の回答が変わってくるはずなので、就活の本質を考えた上で言動することをおすすめしますね。
3大質問や一次面接の頻出質問に対策しておくだけでも、選考通過率はかなり高められそうですね。
第一印象をよくすることも必須だけど、それに加えて頻出質問に対策しておけばまず問題なく通過できるはずだよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
一次面接の結果と内定の関係について、一次面接に合格=ほぼ内定となるケースや注意すべき怪しい事例とその対策などを共有しました。
繰り返し伝えたように、一次面接の位置づけは企業によって異なります。
ゆえに、一次面接だけでほぼ内定となるような会社も事実として存在します。
ただ、人手不足などが理由で選考ステップを省略しているブラック企業もあるので、すぐに内定がもらえても浮かれないことは重要かと。
もし不安を感じたら先輩社員と話す機会を作ってもらうなどの対策もあるので、モヤモヤを抱えた状態で入社しないように行動を起こしてみてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。
僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。
就活全体を見据えてとくに重要な対策のみを厳選しているので、全体を意識した対策ができていない人はぜひ一読してみてください。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 面接の位置づけは企業によって異なるため、「一次面接に合格=内定確定」とはならない。
- 役職の高い人が出てくる一次面接を突破できたり、圧倒的によい印象を与えられたりしたら一次面接だけでもかなり内定に近い状態といえる。
- 一次面接で内定が出て怪しく感じたら、先輩社員と話す機会を作ってもらうとよい。
- 一次面接に対する本質的な対策をしたいなら、場数を践むことを強くおすすめする。
- 第一印象に力を注ぐ、3大質問や頻出質問に対策するなども愚直に実践するとよい。