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【一次面接で使える自己紹介の例文3選】作成ポイントも解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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今回の記事では、一次面接の自己紹介についてバシッと解説します!

(一般的な記事では紹介されていない考えやコツを例文を交えて共有するよ!)

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

一次面接に限らず、よい印象を残すためには自己紹介に力を入れることが必須です。

しかし、よくある就活対策情報などを見るとありきたりな内容ばかりが書かれていて、それらを鵜呑みにして本番に臨む人が大半なんですよね。

 

当たり前ですが、ありきたりな自己紹介で差別化を図るのは無理な話です。

面接官からしたら「いつもの定型文だね」としか思わないので、とくによい印象を与えるきっかけにはなり得ないんですよね。

 

そこでこの記事では、僕が現役時代に実践していた自己紹介の考えやテクニックについて、例文を交えて詳しく共有していきます。

自己紹介は面接の最初にどの企業でも求められるからこそ非常に重要度が高いので、印象に残す対策ができていない人はぜひ最後までご覧ください!

 

一次面接で使える自己紹介法が知りたいです。

自己紹介で何を話すべきか悩むよね。例文を用いながら面接官に好印象を与えられる自己紹介の方法を詳しく解説していくよ!

一次面接における自己紹介の目的|企業視点

 

まずは、面接の最初に自己紹介を求める企業側の意図について。

自己紹介に限らず好印象につながる回答をするには、そもそも相手がどんな意図を持ち、それに対して何を伝えるべきかを考えることが重要です。

 

企業側の意図を一切考慮しないと、的はずれな回答をすることにもなりかねませんからね。

いずれも簡潔に紹介していくので、前提知識としてさくっと確認してみてください。

 

【一次面接における自己紹介の目的|企業視点】

  • 就活生の情報をざっくり把握すること
  • 話しやすいテーマで就活生の緊張をほぐすこと

 

目的① 就活生の情報をざっくり把握すること

 

1つ目は、その就活生について大まかな情報を把握することです。

一次面接の前にはエントリーシートを提出していますが、数多くの応募者を相手にしている面接官は全員の概要が頭に入っているわけではありません。

もちろん、一通り目は通しているはずですけどね。

 

よって、面接開始時にざっくりとした情報を聞くことで大まかな印象を把握したり、その後何を聞くかを考えたりしているわけです。

この観点で考えると、自己紹介ではいかに簡潔に自分を伝えられるかが大事といえるかと。

 

大まかに概要を把握したいのに、ダラダラ話されても企業側は困りますよね。

また第一印象が与える影響は非常に大きいので、テンプレ的な内容ではなく印象に残るかどうかも意識できるとさらに理想的といえますね。

 

目的② 話しやすいテーマで就活生の緊張をほぐすこと

 

就活生の緊張をほぐすためのアイスブレイク的な意図もあります。

一次面接は書類選考後の初めての接点となるケースが多いので、どうしても緊張しますし実際ガチガチの状態で臨む就活生も少なくありません。

 

ただ、企業側も就活生が本来の力を発揮してくれた状態を評価したいと思っているので、緊張させることは本望ではないんですよね。

本当は自社に合った人材なのに、緊張が理由で合否の判断を誤ってしまうと企業側にとってもメリットがないからです。

 

ではどうしたら少しでも緊張をほぐせるか?というと、対策として有効なのが面接の最初に話しやすいテーマを振ることなんですよね。

ある程度話しやすい質問ならスラスラ話せて「これなら大丈夫だぞ」といった感覚になるので、この観点で自己紹介は相性がよいわけです。

 

つまり自己紹介はこちらを気遣って質問される部分もあるので、かえって緊張してしまうのはもったいないんですよね。

相手も面接の場が緊張しやすいことは十分わかっているので、受け手側もアイスブレイクの質問だと捉えてなるべく自然な回答ができるように努めましょう。

 

大まかに概要を把握する意図は何となく想像できていましたが、こちらの緊張をほぐすためといった目的もあったのですね。

企業側にとってもフラットな状態で回答を引き出せたほうがメリットがあるからね。アイスブレイクの質問だと捉えて、こちらもできる限り自然な振る舞いを心がけよう!

一次面接の自己紹介で含めるべき基本項目

 

次にこの章では、一次面接の自己紹介で含めるべき基本項目を紹介します。

前述した企業側の意図を考慮すると、自己紹介では以下を含めて話すのがよいかと。

 

【自己紹介で含めるべき基本項目】

  • 大学名
  • 学部、学科名
  • 名前
  • 大学での活動、性格、趣味・特技
  • 面接への意気込み

 

大学名〜名前までは定型文で、自己紹介の最初にさくっと伝えます。

4つ目が人によって内容が分かれるところで、自分の特徴などを簡潔に伝えられるものを選ぶのがベターですね。

 

そして大学での活動などとつなげつつ面接への意気込みをさらっと伝えて締めると、自然な形で自己紹介を終えられるかと。

ダラダラ話しすぎても面接官は困ってしまう可能性があるので、基本構成を把握した上で内容を考えるのがおすすめですね。

 

補足:アピールよりも雰囲気作りを優先するのがおすすめ

 

自己紹介をする上で僕が重要と考えていることも補足させてください。

それは、アピールよりも雰囲気作りを優先すべきということです。

 

自己紹介は割と回答の自由度が高いので、できる限り多くの情報を詰め込んで高評価につなげようと考えたくなるかもしれません。

でも企業側の意図を見るとわかるように、面接官は情報を多く引き出すことやアピールしてもらおうとは思っていないんですよね。

 

だからこそ、面接官が聞いておきたい志望動機や自己PRなどは、面接の時間が進むと別の質問として設けられるわけです。

つまり、アピールに徹しようと考えるのは得策とはいえないんですよね。

 

一方でこちらも面接の雰囲気をよくしようとする姿勢を見せると、その場が話しやすい空気感になって和やかに会話が進みやすいです。

これらの姿勢には面接官も好印象を抱くはずですし、就活生のなかでも少数派だからこそ差別化につながりよいイメージも残りやすいかと思います。

後述する例文なども参考にして、ぜひ自身の回答にも取り入れてみてくださいね!

 

たしかに、よい雰囲気を作ろうとしてくれる人にはポジティブな印象を持ちますね。

プライベートの場でも同じだよね。雰囲気がよくなれば受け手側にも余裕が生まれるし、その後の回答で力を出し切るためにも理にかなった対策だと僕は考えているよ。

自己紹介の完成度を上げるには場数をこなすのが最効率

 

一次面接で自己紹介を求める企業側の意図、自己紹介に含めるとよい基本項目や雰囲気づくりを優先すべきという考えを共有しました。

次章以降では、例文なども交えて自己紹介の対策をさらに詳しく共有していきます。

 

その前にこの章では、自己紹介の質を高めるためのより本質的な対策を紹介させてください。

面接官の意図や例文を参考にしてもある程度の完成度にはできますが、本質を考えると場数を践むことが最重要だと僕は考えているんですよね。

 

というのも、場数を践むと事前に考えた内容を実際にスラスラ話す精度が高まりますし、雰囲気づくりをどうすべきかも身体で覚えられるからです。

場数を践むと自己紹介以外の質問にも同じく対策できるので、面接全体の回答をブラッシュアップする意味でも最効率なんですよね。

 

では、一次面接の場数を践むにはどうしたらよいのか?

僕の結論は、自分が気になる優良企業を効率的に見つけてエントリー数を増やすこと、模擬面接をお願いできる相手を見つけることの2つが重要と考えています。

以下ではこれらにつながる具体的な対策をまとめたので、順に見ていきましょう。

 


【場数を増やす上でおすすめの対策】

  • ホワイト企業ナビで優良企業を効率的に見つける
  • 逆求人サイトで企業との接点獲得を自動化する
  • 就活エージェントを使って模擬面接をこなす

 

対策① ホワイト企業ナビで優良企業を効率的に見つける

 

本番の面接を経験する機会を増やすには、エントリー数を増やす必要があります。

ただ、自分の希望条件に合う会社がそう簡単に見つからないからこそ、エントリー数を増やせていない人が大半なんですよね。

 

そこでおすすめしたいのが「ホワイト企業ナビ」の活用です。

ホワイト企業ナビは僕が運営するサービスですが、掲載企業に条件を課すことで優良企業の求人しか掲載できないようにしています。

つまり就活生はホワイト企業ナビを使うだけで、ある程度の働きやすさが保証された優良企業のなかから効率的に応募候補を探せるんですよね。

 

▼こんなサイトです!見やすいデザインにこだわりました!

 

具体的に企業に課している条件は、以下の3つです。

 

【ホワイト企業ナビに掲載している優良企業の条件】

  • 残業時間が月25時間未満
  • 3年後離職率が30%未満
  • 年間休日数が120日以上

 

3条件をすべて満たさないと求人を出せない仕様にしているので、ブラック度の高い会社は確実に排除されているといえるかと。

プロライターが所属する編集部が各求人の中身をまとめており、企業の悪い部分も書くなど情報の質に強くこだわっている点もポイントです。

 

現状はまだ掲載企業数が少ないですが、愛される求人サイトを目指して1つずつ丁寧に着実に企業を探して掲載しています。

一度でもサイトを見てもらえたら一般的なサービスとの違いを感じてもらえると思うので、少しでも興味を持ってくれた人はぜひ気軽にサイトをのぞいてみてください!

» ホワイト企業ナビの求人一覧を見る

 

対策② 逆求人サイトで企業との接点獲得を自動化する

 

企業候補を効率的に増やしたいなら、逆求人サイトの利用もおすすめですね。

逆求人型サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。

 

 

マイナビなどとは真逆で、企業側から連絡が来るようなサイトですね。

就活生は最初にプロフィールだけ登録し、その後は魅力的な企業からスカウトが来たときのみ返事を返すだけでOKです。

 

微妙な企業からもオファーは届きますが、返事は気になる企業にだけでよいので、企業との接点獲得を自動化できるんですよね。

利用経験がないと怪しく感じるかもしれませんが、逆求人サイト経由で大手や有名企業の内定を得ている人は意外と多くいますよ。

 

▼逆求人サイトの最も賢い運用方法

 

僕が考えるベストな使い方は「Offerbox(オファーボックス)」の利用です。

そもそも逆求人サイトはスカウトが届かないと利用価値がないので、その観点で登録企業数の多さがかなり重要になってきます。

 

オファーボックスはこの利用企業数が圧倒的なので、スカウトの期待値もほかのサービスと比べて段違いに高いんですよね。

 

上記以外の逆求人型サイトはランキング形式で紹介しているので、その他のサイトも気になる人はぜひ一読してみてください!

 

 

対策③ 就活エージェントを使って模擬面接をこなす

 

なかには、本番ではなく模擬面接で場数を踏みたい人もいるかと思います。

模擬面接で場数を踏みたいときには、人材会社が無料で次のような支援をしてくれる就活エージェントの利用がおすすめです。

 

【就活エージェントのサービス内容】

  • 就活相談
  • 自分に合った求人の紹介
  • 選考支援(ES添削や面接対策)
  • 企業との面接のセッティング
  • 面接後のフィードバック共有

 

 

求人紹介からES添削、面接対策まで幅広く支援してくれるサービスですね。

就活生の内定獲得までに必要なことならサポートをしてくれるので、模擬面接の希望を伝えると快く対応してもらえます。

 

しかも相手は就活支援を専門の仕事とするプロなので、過去の経験や選考データを踏まえて的確なアドバイスをくれるんですよね。

自己紹介に関しても数多くの知見を持っているので、客観的に見て改善点などがあれば第三者視点で共有してくれますよ。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

僕はこれまで50以上の就活エージェントを見てきました。

そんな僕が今就活生なら、まずは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」に登録するかと。

 

就活エージェントは数多く存在しますが、知名度と質は必ずしも比例しません。

よって利用者の評判を重視して登録先を選ぶべきですが、上記の3つは口コミが優れていて実際にサービスの質も高いんですよね。

すべてオンライン支援対応で、全国の就活生が使える点も魅力的かと。

 

また正直な話、就活エージェントの利用価値は担当者にも依存しやすいです。

だからこそ前提として評判のよいサイト2社以上に登録→相性のよい1−2名に厳選するのがベストな使い方だと僕は考えていますね。

 

 

エージェントでは専任の担当者がつく仕組みがあるため、枠が埋まってしまうとサポートを受けられない可能性があります。

よって機会損失を避けるためにも、後回しにせず早めに登録を済ませておくべきですよ。

 

上述した3つ以外のおすすめサービスについては、別記事でまとめています。

より多くの選択肢を把握した上で登録先を決めたい人は、ぜひあわせて目を通してみてくださいね。

 

 

事前にいくら回答を用意していても、本番で緊張してしまってうまく話せないことは就活以外でも実際によくありますね…!

本当にそのとおりなんですよね。だからこそ本質的には場数をこなすのが最重要だし、大変ではあるけど着実に準備をしたいならぜひ取り組むことをおすすめするよ!

一次面接で使える自己紹介の例文【3選】

 

ではこの章では、一次面接ですべき自己紹介の例文を紹介します。

企業側の意図や意識すべきことなどがわかっても、実際の回答例がないとイメージは膨らみにくいですよね。

 

ここでは、3つのパターンで自己紹介例を用意しました。

どんな回答をするとよい雰囲気づくりができるか?についても理解が深まると思うので、ぜひじっくり確認してみてください。

 

【一次面接ですべき自己紹介の例文】

  • 見た目の印象とのギャップを語る回答例
  • 趣味をベースにした回答例
  • アルバイトをベースにした回答例

 

例文① 見た目の印象とのギャップを語る回答例

 

【例文】

「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部◯◯科の(氏名)と申します。

突然ですが、私はよく初対面の人から「落ち着いているね、大人しそう」と言われることが多いです。しかし、実際のところ趣味がロックバンドの鑑賞だったり、最近の週末はキャンプに出かけたりと元気なタイプなんですよね。先日は、ロックバンドのライブではしゃぎすぎて全治5日の筋肉痛になってしまいました。

本日はこうした私の中身も全てお伝えできるよう、一生懸命にお伝えして参ります。短い時間ですが、よろしくお願いいたします!」

 

1つ目は、自分の見た目とのギャップを語って意外性を感じてもらう回答例です。

恥ずかしく感じる人もいるかもしれませんが、面接官がポジティブな印象を受けたりその場が明るくなったりすることは容易に想像できませんか?

 

定型的な自己紹介を語る人が多いなか、上記のように意外性やギャップを感じられる話をするときっと聞き手は前向きな気持ちになるはずです。

もちろん嘘をつくのはNGですが、事実ベースでこのように惹きのある話をすると面接の場もよい雰囲気になりやすいんですよね。

 

学業や部活などの優れた経験は誰にでもあるものではないですが、印象的な話であれば割と多くの人が活用しやすい内容かと思います。

一般的な就活生と自己紹介で差別化したい人は、ぜひ僕のアイデアを参考にしてみてくださいね!

 

例文② 趣味をベースにした回答例

 

【例文】

「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部◯◯科の(氏名)と申します。

大学では農薬を元にした抗がん剤の開発を行っておりまして、学外では読書が一番の趣味で年間100冊のビジネス書を読んでいます。自分の考えだけでなく偉人の人生を疑似体験することで考えが広がるのが本当に楽しく、「偉人の脳を持つ男」になるべく奮闘しています!

こんな素敵なオフィスで面接させて頂き、非常に緊張していますが、本日はよろしくお願いします!」

 

2つ目は、趣味の読書を軸とした自己紹介です。

単に読書が趣味と伝えるのではなく、読書の何に魅力を感じているのか、インパクトのあるキャッチコピーを使うことで差別化を図っていますね。

 

締めの文章で、さらっと面接官が喜びそうなことを含めたのもポイントです。

相手が喜びそうな話題を取り入れると面接官も多少は前向きな印象を受けるはずなので、強調しすぎない程度にさらっと含めるのはおすすめですね!

 

例文③ アルバイトをベースにした回答例

 

【例文】

「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部◯◯科の(氏名)と申します。

大学では農薬を元にした抗がん剤の開発を行っておりまして、学外ではアパレル販売のアルバイトをしていました。ただのアルバイトでなく社員を超える働きをするために、トータルコーディーネートまで提案することで売上を伸ばしました。

御社は第一志望でずっと今日を迎えるのを楽しみにしておりました。本日はよろしくお願いします!」

 

3つ目は、アルバイトの経験を軸に内容を考えました。

アルバイトは非常にありきたりな経験で面接で語る就活生も多いからこそ、できる限り具体性を増して説明することが重要ですね。

 

上記くらいの内容なら、追加で見た目の印象とのギャップをさらっと伝えて笑いを取りにいくのもいいかもしれません。

固い自己紹介や定型的な内容では印象に残りにくいので、いかに場を和ませられるか?を追求することを個人的にはおすすめしたいですね。

 

見た目の印象とのギャップを語ると面接官はポジティブな驚きを感じてくれそうですね。特別な経験などがなくても取り入れやすい点も魅力的に思いました!

僕自身が現役のころ実際に使っていた手法だね。定型的な話をする就活生ばかりのなかだと確実に差別化につながるから、ぜひうまく活用して雰囲気づくりをしてみてね!

一次面接で避けるべき自己紹介のNG回答

 

次にこの章では、反対に避けるべき自己紹介のNG回答を紹介します。

よい印象を残すため・差別化するためにどうすべきかを考えることも大切ですが、マイナス評価を減らすことも同様に重要なんですよね。

 

【自己紹介で避けるべきNG回答】

  • あまりにも長い(2分以上・600文字以上)
  • 自分すごいぞアピールばかりを垂れ流す
  • 何を伝えたいのか整理できていない
  • 最低限伝えるべきことが満たされていない

 

代表的なものを列挙しましたが、このうち1つでも当てはまる場合は改善要です。

情報を詰め込んで長々話すのもNGですし、逆に基本情報だけ伝えて内容が少なすぎる自己紹介をするのもNGですね。

 

もし判断に迷ったときは、企業側の意図を考えたときに問題ない自己紹介か?を考えるのが有効です。

エージェントで模擬面接をすれば本番前に改善点に気がつけるはずなので、不安な場合はさくっとお願いしておくといいですよ!

 

加点を増やすためだけでなく、減点を減らすためにどうすべきか?も考えておくと高評価を受けられる可能性はより高まるよ。

一次面接の自己紹介で好印象を与えるコツ

 

続いては、一次面接の自己紹介で好印象を与えるコツを共有します。

基本的な内容も含みますが、これらを意識した自己紹介ができると場の雰囲気をよくしたり好印象を与えたりできる可能性は高まるかと。

 

ここまでで断片的に伝えてきたポイントも改めて整理しているので、コツを把握するためにもぜひ改めて確認していきましょう。

 

【一次面接の自己紹介で好印象を与えるコツ】

  • 明るくハキハキ話すことを徹底する
  • 一般的に正解と言われる回答を鵜呑みにしない
  • 面接の場が和やかになるような話題を取り入れる
  • 面接官が喜びそうな言葉をさらっと話す
  • 身だしなみなど外見の印象にも気を配る

 

コツ① 明るくハキハキ話すことを徹底する

 

非常に初歩的な話ですが、明るくハキハキ話すことはやはり重要です。

面接官の立場を想像すると、暗くて自信がなさそうな人よりも明るく前向きな雰囲気の人のほうが一緒に働きたいと思うはずですよね。

 

もちろん性格的な部分による違いや得意不得意があることは十分理解できます。

でも、おとなしい性格だからといってハキハキ話さなくてよいわけではないですし、それで評価につながらなかったら自分にとっても損です。

 

とくに足切りの側面が強い一次面接は、話の中身と同じくらい印象での評価割合が大きいので、話し方による印象を軽視すると危険ですよ。

少しでも意識をすれば話し方や振る舞いは自然と変わるものなので、苦手意識がある人もこの観点を持った上で自己紹介するようにしましょう。

 

コツ② 一般的に正解と言われる回答を鵜呑みにしない

 

自己紹介において僕が重要と考えているのは、場の雰囲気を和やかにすることです。

ただ、これって一般的な就活対策としては語られない内容ですよね。

 

誰も、お笑い芸人のような方法で笑いを取りにいくべきだとは言っていません。

でも、少しくすっとするような話ができると余裕を感じてもらえますし、面接官側もきっとポジティブな印象を受けるはずなんですよね。

結果として差別化にもなり、ほかの就活生よりよい評価につながるかと。

 

自己紹介に限った話ではないですが、一般的な正解と言われる回答を鵜呑みにすると大多数の就活生のなかに埋もれてしまう可能性が高いです。

独自性のある回答をするのは勇気がいるかもしれませんが、本質を考えてより面接官に刺さる答えは何か?を追求することが重要だと僕は思いますね。

 

コツ③ 面接の場が和やかになるような話題を取り入れる

 

2つ目と似た話ですが、雰囲気をよくするような話題を含めるのはおすすめです。

具体的には、見た目の印象とのギャップを語って意外性を感じてもらったり、キャッチコピーを活用して軽く笑いを取りにいったりなどですね。

 

企業側もアイスブレイクのために自己紹介を求めている部分があるので、逆に場を和ませることに貢献する意識が伝わると好印象につながるかと。

一次面接は集団でおこなわれることも多いですが、堅苦しい自己紹介ばかりのなかで明るい話ができる人は確実によい印象を残せます。

 

ギャップを語る手法なら自身のパッと見の印象と逆の資質を考えるだけなので、自己紹介に取り入れるハードルもそこまで高くありません。

一般的な正解にとらわれないで、自己紹介にはぜひ場の雰囲気を明るくできるような話題を取り入れてみてください。

 

コツ④ 面接官が喜びそうな言葉をさらっと話す

 

面接官が喜びそうな話題をさらっと含めるのもアリですね。

相手も人である以上自分にとってうれしい話があれば、多少なりとも話し手に対してポジティブな印象を持つはずです。

 

前述の例文でも「こんな素敵なオフィスで面接させて頂き非常に緊張している」「御社は第一志望でずっと今日を迎えるのを楽しみにしていた」などを含めました。

強調しすぎると胡散臭い感じもしますが、上記くらいなら嫌味はないですよね。

 

個人的には、最後の締めの言葉として含めるのが自然な感じになるのでおすすめです。

完全に嘘をつくと話し方で違和感を持たれることもあるので、できる限り本心とリンクさせて相手が喜びそうな話を伝えるようにしましょう。

 

コツ⑤ 身だしなみなど外見の印象にも気を配る

 

5つ目は、身だしなみなど外見の印象にも気を配ること。

自己紹介と聞くと内容だけに意識が集中しがちですが、印象に直結することを考えると外見にも意識を向けておくことが重要です。

 

一次面接は二次以降に進めてもよい人を決める減点式の評価をされることが多いので、いかにマイナスを減らすかが大切なんですよね。

見た目から受ける印象の評価割合も高いですし、自己紹介の時点で外見も含めた印象をよくできているとそのままよい結果につながりやすいです。

 

髪型や服装・話し方など、基本的な内容ですが意識すべき項目はいくつかあります。

意識すれば改善できる項目でマイナス評価を受けるのはかなりもったいないので、ぜひマナーなども妥協しないで面接に臨むようにしましょう。

 

話し方やマナー的な部分で減点を受けてしまうのはたしかにもったいないですね。

場の雰囲気を和ませるなども基礎部分があってこその話になるからね。印象的な部分での評価も軽視せずできる限りの準備をして、万全な状態で一次面接に臨もう。

一次面接で自己紹介を求められたときの注意点

 

最後に本章では、一次面接で自己紹介を求められたときの注意点を紹介します。

いずれも簡潔に紹介していくので、減点をなくすためにもさくっと見ていきましょう。

 

【一次面接で自己紹介を求められたときの注意点】

  • 自己PRの場だと勘違いしない
  • 時間配分を意識する
  • 内容だけでなく言葉遣いや話し方も意識する

 

注意点① 自己PRの場だと勘違いしない

 

何より伝えておきたいのは、自己PRの場だと勘違いしないことです。

言葉が似ているので勘違いしがちですが、一次面接の自己紹介は自己PRの場とは違うんですよね。

これは、企業側の意図を考えるとよく理解できるかと。

 

自己紹介は、その就活生についてのざっくりの把握とアイスブレイクが目的でした。

では自己PRの目的は何かというと、その就活生がどんな強みを持っていて、その強みが自社でどう活かせるか・適性が高いといえるかを探ることなんですよね。

 

つまり自己紹介を求める側は強みのアピールを求めていないので、自己PRをしてしまうと的外れな回答になってしまうわけです。

ほかの質問でも回答に迷ったら企業側の意図を考えると方針を整理しやすくなるので、悩んだときはぜひ同様に対処してみてください。

 

注意点② 時間配分を意識する

 

自己紹介では、基本的に1分程度を目安に語るのがおすすめです。

これも企業側の視点を想像するとわかるはずですが、ざっくりの概要把握を目的にした質問で長々話されても困るんですよね。

 

集団面接の場とかだと、ほかの就活生が長く情報を詰め込んでいると自分も同じように話さないといけない気持ちになりがちです。

でもより重要なのは、面接官の意向に沿う形で的確な回答をすることなんですよね。

 

「1分程度でお願いします」などと目安がある場合はわかりやすいですが、指定がない場合でも基本長く話すのはおすすめしません。

時間への意識がないと不要な情報もダラダラ詰め込みがちなので、いかに簡潔に必要な内容を語るか?を意識するようにしましょう。

 

注意点③ 内容だけでなく言葉遣いや話し方も意識する

 

前章とやや重複しますが、言葉遣いや話し方にも気を配りましょう。

御社と貴社を使い分ける、相手を敬って適切な敬語を使うなどができないと、それだけでもマイナス評価に直結する可能性があります。

 

また、慌ててしまい聞き取りにくい話し方をしたり、暗い雰囲気でもじもじ話したりしても面接官はよい印象を抱かないはずです。

一次面接は、自己紹介に限らず内容以外で評価されている部分も大きいので、場数を践むなどして適切な振る舞いを徹底するようにしましょう。

 

自己紹介で自己PRする人もいると耳にしますが、たしかに企業側の視点を考えると自己PRは求められている内容と異なることがよくわかりますね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

一次面接の自己紹介について、企業側の視点や雰囲気づくりを優先すべきという考え・回答例文などを網羅的に共有しました。

 

自己紹介に限らず、一般的な正解の型を信じて回答を考える人は多くいます。

でも本質を考えると、必ずしも一般的な解が正しいとはいえません。

 

自己紹介に関しては自己PRのようにアピールする意識を持つよりも、雰囲気づくりを優先したほうがメリットが大きいと僕は考えています。

場数を踏めば場を和ませる方法なども身体で覚えられるものなので、ぜひこの記事を参考に対策を進めて自信を持って一次面接に臨んできてくださいね!

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【1分間の自己紹介の例文6選】面接で有効な自己紹介は?」も読んでみてください。

1分という指定がある場合の自己紹介について、ポイントや例文を共有しています。

 

NG例文も交えつつコツなどを伝えているので、本記事と別に例文などを確認したい人はぜひあわせて目を通してみてくださいね。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 自己紹介を求める企業側は、ざっくりの情報把握・アイスブレイクを目的としている。
  • 自己紹介では、アピールより雰囲気づくりに徹するのがおすすめである。
  • 本質的に対策したいなら、応募数を増やす・模擬面接などで場数を践むべきである。
  • 一次面接では見た目や話し方などの印象的な部分の評価割合も大きいので、自己紹介の中身以外の部分にも気を抜かずに対策しておくべきである。