就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は逆求人型サイトの最大手であるオファーボックスの利用料金を解説します。
結論から言うと、就活生側は完全無料で利用することが可能です。
オファーボックスは料金がかからないうえ、プロフィールを入力すれば後は企業からのオファーを待っておくだけ!
就活生にとってかなりメリットの大きいサイトなので、僕は就活攻略論でもオファーボックスを推しているんですよね。
今回は、就活生がオファーボックスを利用するメリットや無料で利用できる仕組みについて解説していきます。
また、オファーボックスと併用するのがおすすめのサービスもご紹介していくので、就活を有利に進めたい人はぜひ参考にしてくださいね!
メリットが大きいのに無料で利用できるなんて、怪しいサイトなんでしょうか…?
上場企業も利用するほどのサービスだから安心して!就活生が無料で利用できる理由も共有していくね!
- オファーボックス(OfferBox)の利用料金
- 【補足】オファーボックス(OfferBox)と併用すべきサービス
- 就活生が無料で利用できるのは企業が採用費をかけているから
- 企業がオファーボックス(OfferBox)を利用する理由
- 就活生がオファーボックス(OfferBox)を利用するメリット
- 就活生がオファーボックス(OfferBox)を利用するデメリット
- オファーボックスについてよくある質問
- 本記事の要点まとめ
オファーボックス(OfferBox)の利用料金
さっそくオファーボックスの利用料金をご紹介していきますね!
いくら良いサービスでも、利用料金が高いとなかなか利用することができませんからね。
就活生が利用する場合と、企業が利用する場合の料金をそれぞれ共有していきます!
【オファーボックスを利用するのにかかる料金】
- 就活生が利用する場合の利用料金
- 企業が利用する場合の利用料金
就活生が利用する場合の利用料金
就活生はオファーボックスの登録から利用まで完全無料です。
プロフィール登録やオファーボックス内の就活お役立ち情報を閲覧するのも全てタダになります。
就活生からすると就活にかかる費用はできるだけ少なくしたいはず。
その点、オファーボックスはサービスを利用するのに費用が一切かからないので安心です。
「オファーボックスを利用しようか悩んでいる」という人は特に登録するデメリットがないので、とりあえず登録しておくと良いでしょう。
企業が利用する場合の利用料金
企業がオファーボックスを利用するときには残念ながらタダというわけにはいきません。
企業の利用できる料金プランは年度別に設定されていますが、「早期型」と「成功報酬型」があります。
【オファーボックスの料金プラン】
早期型:インターンシップや面談など早めに企業とのつながりを持ちたい企業向け
成功報酬型:就活シーズンである3月以降を中心に学生を確保したい企業向け
早期型はインターンシップを対象とした学生の確保や早めに学生にアプローチしておきたい企業におすすめのプランといえます。
一方で、成功報酬型は主に学生の就活が本格化する3月以降にアプローチしたい企業や、内定辞退に伴う欠員を補充したい企業向けのプランです。
具体的な料金プランは以下の通りです。
▼早期型の利用料金
▼成果報酬型
【早期型】 | |
利用料金等 | 採用予定人数によって変動 |
オファー送信可能期間 | 2022年4月~2024年3月末 |
成功報酬(1名採用につき) | 38万円 |
内定辞退による成功報酬額返金 | 1名につき38万円返金 |
オファー送信枠 | 採用予定人数1名につき40枠 |
【成功報酬】 | |
利用料金等 | なし |
オファー送信可能期間 | 2022年3月~2023年3月末 |
成功報酬(1名採用につき) | 38万円 |
内定辞退による成功報酬額返金 | 1名につき38万円返金 |
オファー送信枠 | 採用予定人数1名につき40枠 |
引用:オファーボックス「OfferBoxの料金プラン」
早期型の場合は利用期間が長いこともあって、採用予定の人数によって利用料金がかかります。
それに加えて1名の採用が決まったタイミングで38万円かかります。
一方で成功報酬型の場合、利用料金はかかりません。
ただ、成功報酬として1名採用につき38万円がかかります。
(ですが内定辞退があった場合は38万円が返金されるので良心的)
なるほど!オファーボックスのビジネスモデルは、採用が決まった時の「成功報酬」によって利益が出るっていう仕組みなんですね。
そうだよ。企業は新卒1人あたり平均で90万円の採用コストをかけているから、38万円でも安い方なんだ。
【補足】オファーボックス(OfferBox)と併用すべきサービス
補足ですが、オファーボックスのような逆求人サイトは1つよりも複数を同時に利用するのがおすすめです!
理由は以下のとおり。
【逆求人サイトを併用すべき理由】
- オファーボックスだけでは企業を網羅しきれないから。
- プロフィール入力以外の手間がなく、効率的に企業選びができるから。
- 就活で最も手間がかかる”自分に合った企業探し”を効率化できるから。
オファーボックス以外の逆求人サイトも同時に利用することで、出会える企業の幅が一気に広がります!
また、逆求人サイトはプロフィールを入力すればあとは待っておくだけなので、いくつかを同時に利用しても手間がめちゃくちゃ増える!なんてこともないんですよね。
就活を有利に進めたい人は、逆求人サイトの併用は必須ですよ。
100以上の逆求人サイトをこれまでに見てきた中でも、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」を同時に利用するのがおすすめ。
もちろん、どちらも利用は無料です!
複数の逆求人サイトに登録しておくことで、企業探しの手間をかなり省略できるので使わない手はありませんよ。
早期内定をつかむための戦略マニュアルを作りました!
「オファーボックス」や「ホワイト企業ナビ」などの逆求人サイトは、就活を効率よく進めるために有益なサービスだとお伝えしました。
ただ実は、就活をスピーディに進めるには他にも有効なサービスがあるんです。
それらのサービスを使うことで、早期内定も目指せます。
そこで、就活を効率化するツールの紹介も含めた「早期内定マニュアル」を作成しました!
マニュアルは、就活攻略論の公式ラインで配信しています!
就活を7年研究しつづけて得たノウハウをもとに、早期内定をつかむために使えるサービスや具体的な動き方をまとめました。
僕は基本的に無料で利用できる良いサービスを紹介することをモットーにしてます。
よって、早期内定マニュアルでも無料サービスのみをまとめているので安心してくださいね。
他にも隠れホワイト企業リストや自己分析シートなども無料でダウンロードできるので、就活を有利に進めたい人はぜひ登録してください!
早期内定を獲得するためにおすすめの対策をまとめているよ!めちゃくちゃ配信しまくる、なんてこともないから安心してねw
就活生が無料で利用できるのは企業が採用費をかけているから
就活生はオファーボックスを無料で利用することができます。
それは企業が採用費をかけているおかげです。
オファーボックスでは、就活生から利用料を取らない代わりに企業側から利用料や成功報酬を取っています。
このことからも分かる通り、実は企業というのは新卒採用を1人取るだけでかなりのコストをかけているんです。
実際に「就職白書2020」によると新卒採用全体にかかるコストの平均は1人当たり93.6万円というデータが出ています。
(要するに企業は新卒を1人採用するのに平均で90万円ほどのコストをかけているってこと!)
オファーボックスで採用が決まれば、平均の採用コストよりも費用を抑えられるんですよね。
こうした事情を踏まえたうえで就活生は企業と向き合う必要がありますね!
なるほど!そもそも企業側が新卒を採用するのにはコストがかかるものなんですね!
そうだよ!リクナビやマイナビに掲載するのも、合同説明会に出展するにもコストがかかるんだ。
企業がオファーボックス(OfferBox)を利用する理由
企業側としては採用方法はオファーボックス以外にもあるはずですよね。
それでも多くの企業がオファーボックスを利用しているのは、以下のような理由があるからです。
【企業がオファーボックスを利用する理由】
- ピンポイントでも求めている人材を採用できる
- エントリーしてこない就活生とも出会える
- 個性を重視して採用することも可能
理由① ピンポイントで求めている人材を採用できるから
オファーボックスでは就活生がプロフィールを登録し、自分の強みや大学時代にやってきたことなどを記載しています。
企業側は条件を決めて検索することができるので、自社に必要な人材をピンポイントで見つけることができるんです。
一般的な就活サイトだと学生側からしかアプローチできないので、必ずしも企業が必要としている人と出会えるかは分かりません。
その点、必要な人材を探しやすいことはオファーボックスの魅力といえますね。
理由② 自社にエントリーしてこないタイプの人材と出会えるから
企業が学生と出会うときというのは、就活サイトなどからエントリーしてきた場合がほとんどです。
ただ、そうなると学生側が自分に合う企業かどうか判断してエントリーしてくることになるので、エントリーしてくる学生のタイプが偏ってしまうこともあります。
たとえば、工業系の機械を製造している企業があるとして、工業関連ということで理系が多くエントリーしてきているとします。
ただ、本当はコミュニケーション力がある文系気質な人がほしい場合だってありますよね。
あくまでこれは例ですが、就活ではエントリーしてくる人の性格や特徴が似てしまうことも少なくないんです。
その点、オファーボックスであれば、企業側が登録している学生の中から検索することができるので、今までならエントリーしてこなかった学生と出会うことができる。
採用の可能性を増やすという意味でも、オファーボックスを利用する価値はありますね!
理由③ エントリーシートよりも個性を重視して採用できるから
オファーボックスのプロフィールでは、自己紹介や学生時代のエピソードを説明するほかにも、写真や動画などを使ってPRすることができます。
そのため、企業も一般的な就活の面接で知ることができない就活生の素顔や性格などを詳しく知ることが可能です。
特にオファーボックスのプロフィール欄というのは、一般的なエントリーシートにはない項目がたくさんあるので、企業としても個性を重視して採用することができます。
なるほど!就活サイトだけで採用を行うよりもさまざまな就活生に出会えるから企業も利用するんですね。
いままでは待っている採用が主流だったけれど、オファーボックスなど逆求人サイトで能動的に採用を行う企業も増えているんだ。
就活生がオファーボックス(OfferBox)を利用するメリット
オファーボックスを就活生が、利用するメリットについて詳しく解説していきます。
就活生がオファーボックスを利用するメリットは、以下の4つ。
【就活生がオファーボックスを利用するメリット】
- 内定率が高くなりやすい
- 就活の選択肢が広がる
- 適性診断を受けることができる
- エントリーシートの練習に使える
メリット① 内定率が高くなりやすい
オファーボックスは、プロフィールを見て興味を持った企業からしかオファーが来ない仕組みです。
企業側が送ることができるオファー数は限定されているので、大量にオファーを送ることはできません。
そのため、一般的な就活サイトに比べると内定に直結する率は高くなります。
ちなみに、オファーボックスを実際に利用した人の中には1次選考が免除になったり、いきなり面接からスタートできたりと選考で有利になった人もいるようです。
オファーが来るかどうかはプロフィールの充実度とタイミングによって左右されますが、利用して損はないサービスですね。
メリット② 就活の選択肢が広がる
オファーボックスでは企業側からオファーという形でアプローチが来るので、今までに知らなかった業界や企業と出会える可能性があります。
就活をするときには自分が入社したい企業を探すわけですが、どうしても自分の好みや興味のある業界に偏ってしまう傾向が強いです。
就活にかけられる時間も限られているので、ある程度業界や企業を絞るのは仕方がないですよね。
その点、オファーボックスであれば企業側からオファーが来るので、今まで知らなかった企業を知るきっかけにもなりえます!
メリット③ 適性診断を受けることができる
オファーボックスに登録すれば無料で適性診断を受けることができます。
就活では自己PRやエントリーシートなどで強みや弱みなど自分の性質について聞かれることも多いです。
そんな時に役立つのが適性診断。
オファーボックスでは「AnalyzeU+」という適性診断を受けることができ、自分の強みとなる特徴や弱みなどを詳しく知ることができます。
もちろん、それが全て正しいというわけではありませんが、就活でエントリーシートや面接対策をする参考にはぴったりでしょう。
▼AnalyzeU+の検査結果
メリット④ エントリーシートの練習に使える
オファーボックスでは、企業からオファーをもらうためにプロフィールを記入しますが、企業からの反応を参考にプロフィールの内容を精査することができます。
就活をしていると、自分のエントリーシートの内容が企業にどう思われているのか分からないですよね。
企業側も素直な気持ちを伝えることは少ないので、学生もどうしたらいいのか分からないケースも多いです。
ただ、オファーボックスでは、プロフィールの内容に応じてオファーが来るので、オファーが来なければ修正する必要があることが分かります。
逆に修正をしてオファーが来るようになれば、プロフィールの内容が良くなったということですよね。
このように、オファー数の変動をもとにプロフィールの見直しを行えば、エントリーシートの内容をよりよくしていけるのです。
たしかにどんな内容を書けば、企業から興味をもたれやすいかわかりますね。
ESで苦戦している人も、オファーボックスのプロフィールで練習してみるのがおすすめだよ。
就活生がオファーボックス(OfferBox)を利用するデメリット
就活生がオファーボックスを利用するデメリットも知っておきましょう。
デメリットは以下の3つ。
【オファーボックスを利用するデメリット】
- 希望と合わない企業からオファーが来ることがある
- プロフィール入力や適性診断に時間がかかる
- オファーをもらっても選考で落ちることもある
デメリット① 希望と合わない企業からオファーが来ることがある
オファーボックスは企業からオファーが届く仕組みです。
ですので、希望していない企業からオファーが届くことももちろんあります。
志望業界がはっきり決まっている人などは、希望と違う企業からのオファーをうっとうしく感じてしまうこともあるかもしれません。
ただ、自分の知らない業界や企業を知れるきっかけにもなるので、すべてがデメリットとはいえないですね。
デメリット② プロフィール入力や適性診断に時間がかかる
2つ目はプロフィールの入力や適性診断に時間がかかること。
オファーボックスをはじめとした逆求人サイトは、企業が就活生のプロフィールを読んでオファーを送るかを判断します。
よって、手間はかかりますがプロフィールはこだわって入力しましょう。
また、オファーボックスの適性診断は無料ですが精度が高いです。
精度が高いぶん、入力項目も多く受験に30分ほどかかってしまいます。
自己分析に役立つ診断ですが、受験に時間を取られるのはデメリットと感じる人もいるでしょう。
デメリット③ オファーをもらっても選考で落ちることもある
オファーボックスでオファーをもらったとしても、必ず内定がもらえるというわけではありません。
もちろん企業は、興味を持って「自社に合いそうだな」と感じたからこそ、オファーを送っているわけです。
しかし、選考を通して落ちてしまうこともあります。
この点はデメリットというよりも、オファーとはいえしっかり対策を練って選考に挑む必要があるということです。
オファーをもらったのに落ちてしまう場合の主な原因や対処法は、以下の記事で解説しているので参考に読んでみてください。
どれも大きなデメリットとは言えないですね。
そうなんだよね。オファーボックスを利用するのにデメリットよりもメリットの方が明らかに大きいから、利用しないのはかなりもったいないよ。
オファーボックスについてよくある質問
では最後に、オファーボックスについてよくある質問をご紹介しますね!
利用するか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
質問① オファーボックスはどんな企業が利用している?
オファーボックスは、有名企業からベンチャー企業までさまざまな企業が利用しています。
すべての利用企業は公開されていませんが、以下のように公式サイトでも一部の利用企業が掲載されていますよ。
なお、利用企業のうちの14%は上場企業なので大手企業への就職を考えている人にもオファーボックスはおすすめです。
くわしくは「オファーボックスの利用企業一覧【どこからオファーが来る?】」を読んでみてくださいね!
質問② オファーボックスで内定が出ても料金はかからない?
オファーボックスを経由して内定をもらったとしても、料金がかかることはありません。
就活生は登録から内定、退会まですべて無料で利用できるので安心してください。
質問③ オファーボックスで実際に内定がもらえる?
オファーボックスを利用して内定をもらうことは可能です!
「オファーがもらえるだけでどれくらい内定につながるかわからない」と不安な人もいるでしょう。
そこで、実際にオファーボックス経由で内定を獲得した人の口コミを集めました。
内定を獲得するための利用のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
無料で利用できるのに内定につながるチャンスもあるなら利用しない手はないですね。
そのとおり!ほぼデメリットはないから、ぜひ就活生は利用してみてね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
就活生でいるうちは分からないですが、企業は新卒を採用するためにコストをかけています。
よってあなたは「自分を雇うことで、自分を雇う費用よりも大きな利益を出すことができるよ」と強気で伝えることが重要なんですよね。
ぜひこうした無料の優良サイトを使い倒しましょう。
就活を効率化して、成功させることを僕は心から願っています。
なお、「【OfferBox(オファーボックス)の評判は?】実際に利用した就活生の声!」でオファーボックスを利用するときのコツを解説しています。
オファーの受信率の上げ方や実際の利用者の口コミをまとめているので、ぜひこちらの記事も併せて読んでみてください!
では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- オファーボックスを就活生が利用するときは無料。
- 企業がオファーボックスを利用する際は一人採用するごとに38万円。(早期型のプランだとプラス料金がかかる)
- 就活生がオファーボックスを無料で利用できるのは、企業が採用費用を払っているから。
- 手間がかからない逆求人サイトは複数を併用することで効率がアップする。
- 企業がオファーボックスを利用するのは、ピンポイントで求めている人材を採用できたり待っているだけでは出会えない人材と出会えるから。
- 就活生がオファーボックスを利用することで、出会える企業の幅が広がり将来の選択肢が広がったり無料で有益な適正診断が受けられるなどのメリットがある。