今回の記事では、オファーボックスを利用している企業についてバシッと解説していきます!
(オファーボックスは利用価値があるのかについても合わせて共有するよ!)
こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
自分との適性が高い企業と出会うための手段としておすすめなのが「逆求人型サイト」です。
その中でもオファーボックスは利用企業が10,000社を超える超大手。
オファーボックスに登録したら、どんな企業からオファーが来るのか気になる就活生は多いかと思います。
志望している業界や企業が少なければ、登録しても求めているようなオファーは届きませんからね。
そこで今回は、オファーボックスを利用している企業をご紹介していきます!
具体的な企業だけでなく、企業規模や地域によって差があるのかもデータと共に解説していきますね。
オファーボックスに登録しようか迷っている就活生は、ぜひ参考にしてください!
どんな企業と出会えるのか気になります!
そうだよね!企業名だけじゃなく、どんな企業が多いかのデータも合わせて共有していくね!
- オファーボックス(OfferBox)の利用企業一覧
- 【結論】オファーボックスは利用すべきサービスなのか?
- オファーボックスでオファー受診率を高める方法
- オファーボックス(OfferBox)を利用する企業の特徴
- オファーボックス(OfferBox)の利用方法
- 本記事の要点まとめ
オファーボックス(OfferBox)の利用企業一覧
ではさっそく、オファーボックスの利用企業をご紹介していきますね!
すべて公開されてはいないですが、一部の利用企業は公開されています。
こちらはオファーボックスの公式サイトから引用しました。
大手からベンチャー企業まで、利用企業数は10,756社を超えています!
【offerbox(オファーボックス)の利用企業】
経済産業省、資生堂、マイクロソフト、3M、ニトリ、日産自動車、Sansan、コクヨ、グリー、セコム、エイチーム、istyle、大幸薬品、理想科学工業、チケットぴあ、朝日新聞、コープ、マイクロアド、JCB、トレンドマイクロ、船井総研、千趣会、オプトなど
見て分かるとおり、大手企業もオファーボックスを利用しています。
通常のエントリーだけの応募に限らず、こうした逆求人型サイトも利用しているのは驚きですよね!
オファーボックスの利用企業の大手の割合
オファーボックスの利用企業についてもう少し細かく見てみましょう。
以下は、オファーボックスを利用している企業の規模別のデータです。
引用:オファーボックス「データで見るオファー型就活」
全体の7割以上が1〜500名の中小企業です。
しかし、500名以上の企業が10%、1000名以上の企業が15%も利用しています。
前述したような知名度の高い大企業も多く利用しているんですね。
つづいて、上場企業の割合についても見ていきましょう。
引用:オファーボックス「データで見るオファー型就活」
オファーボックスの利用企業の中で、15%が上場企業です。
1,100社以上もの上場企業が利用しています。
(1,000社も参加する合同説明会なんてないよな、って考えるとすごいこと!)
またそれら上場企業のうち、半数以上の756社が東証一部上場企業です。
東証一部上場は就活生が想像するまさに「大手企業」ですね。
ちなみに日本には400万社の企業がありますが、その中で東証一部上場は2000社ちょっとしかありません。
そして、そのうちの34%がオファーボックスを利用しているんですよね。
大手企業志望の就活生は、ぜひ利用すべきサービスといえます。
オファーボックスを利用している企業の業種
オファーボックスを利用している企業の業種はさまざまです。
2021年3月時点では、以下のような業種の企業が利用しています。
オファーボックスを利用している業種一覧 | |
---|---|
情報通信 | 22% |
サービス | 15% |
建設 | 11% |
卸・小売 | 11% |
電機・機械 | 6% |
化学 | 5% |
教育・医療・福祉 | 4% |
輸送機械 | 4% |
不動産 | 3% |
食品 | 2% |
その他 | 17% |
参考:オファーボックス「データで見るオファー型就活」
幅広い業種の企業がオファーボックスを利用していることがわかりますね。
とくに、情報通信やサービス業の会社が多いようです。
このあたりの業界を志望している人にとっては、利用価値が非常に高いといえます!
オファーボックスを利用している企業の所在地
つづいては、オファーボックスを利用している企業の所在地について紹介していきますね。
2012年10月にサービスを開始したオファーボックスですが、年々利用企業も全国に広がっています。
以下は、サービス開始直後の2013年から2021年までに増加した企業数を表したマップです。
引用:オファーボックス「データで見るオファー型就活」
とくに増加しているのが濃いブルーの東京・愛知・大阪です。
それぞれ具体的には、以下のとおり企業数が増えています。
【2021年までの企業数の推移】
東京:62社→3348社
大阪:97社→1241社
愛知:4社→511社
8年でかなり増えていることが分かりますよね!
ただ、上記3都県だけでなく全国的にオファーボックスの利用企業はどんどん数を増やしています。
よって、都心で働きたい人だけでなく地方で就職したいと考えている就活生も登録する価値はあるといえますよ!
こうして見ると、東証一部上場企業も多く利用していることが分かりますね!
そうなんだよ。僕は16卒だけど、その時に比べると逆求人型サイトが一般化してきているね!
【結論】オファーボックスは利用すべきサービスなのか?
ここまででオファーボックスを利用している企業の詳細をご紹介しました。
ただ、この記事を読んでいる方が一番知りたいのは「結局オファーボックスって使ったほうがいいの?」ということだと思います。
結論からいうと、オファーボックスは確実に利用すべきサービスだといえます!
理由としては以下のとおり。
【オファーボックスを利用すべき理由】
- プロフィールを登録するだけで効率よく企業と出会えるから。
- 利用企業数が10,000社以上と多いから。
- 東証一部上場企業のうち34%が利用するほど質が高いから。
オファーボックスはプロフィールを登録するだけで、あとは企業からのオファーを待っておくだけ。
自分で多くの中からエントリーする企業を探すよりも、圧倒的に効率よく就活を進められます。
また、利用企業数が多く大手企業も利用しているので、志望している業界や企業と繋がれる可能性も高いです。
しかもこれらが無料で利用できるんですから、確実に利用しないと損ですよ!
逆求人型サイトは併用するのがおすすめ!
オファーボックスだけでなく、逆求人サイトは複数を併用するのがおすすめです。
理由としては、他のサイトも同時に利用することでオファーボックスでは出会えない企業と繋がれる可能性が高まるから。
逆求人型サイトはプロフィールを登録するだけで、あとはオファーが来るのを待っておけばOKです。
よって、複数使ってもめちゃくちゃ忙しくなることもないんですよね。
僕はこれまで100以上の就活サイトを分析してきましたが、中でもオファーボックスと併用するのがおすすめなのは「キミスカ」です。
キミスカは大手企業のグループ会社など穴場企業が多いのがメリット。
効率よく就活を進めるためにも「オファーボックス」と「キミスカ
」の2つは登録しておきましょう!
オファーボックスとキミスカについては、以下の記事で詳しく評判や違いをまとめているので気になる方はぜひ合わせて参考にしてみてくださいね。
▼オファーボックスとキミスカ比較
▼オファーボックスの評判まとめ
複数のサイトを同時に使う方がいいんですね!
複数利用することで1つのサイトだけでは出会えなかった企業と出会える確率が高まるからね!ぜひオファーボックスとキミスカは利用してみて!
オファーボックスでオファー受診率を高める方法
具体的にここで「オファーの受信率を高める方法」を簡単に紹介しておきます。
以下の3点にとにかく注力してください。
【オファーボックスでオファーの受信率を高める方法】
- 人柄が分かるような写真を掲載すること
- 自己PRで自分が会社でどう貢献できるのかをアピールすること
- 3つのキーワードという自分のことを示す3つのキーワードの入力でしっかりと個性を出すこと
オファーボックスでは写真を掲載できます。
写真は人事の目をひくためのツールとして最強。
自分を表現できるような写真を必ず掲載するようにしてください。
次に自己PRで「自分が社会人としてどう貢献できるのか」を明記しましょう。
わざわざあなたを採用するべき理由を、こちらから提示するのです。
そして最後、オファーボックスには「3つのキーワード」という入力欄があります。
これは自分を3つのキーワードで表現するというもの。
まさに自分の個性を示すにはぴったりの入力項目ですよね!
ちなみに僕は以下のように入力していました。
【個性をアピールするキーワード】
- 発想力モンスター(大学時代に3冊もアイデアノートを書く)
- スタバ大好き人間(明るそうに見えて根はインドア)
- 夢は親戚全員を幸せにすること
目を引くような言葉で個性を表現するのがポイントです!
オファーボックスでのオファー受信率を高めたい人は、以下の2記事は必ず読んで実践してみてくださいね。
▼オファーボックスに掲載する写真について
▼キーワードの書き方について
なるほど!写真やキーワードでも個性を出すんですね!
そう!就活で常に意識すべきなのが「差別化」だからね!
オファーボックス(OfferBox)を利用する企業の特徴
では次に「オファーボックスを利用する企業の特徴」を見ていきますか。
今回は僕の考察ではなく、オファーボックスの運営会社である株式会社i-plugの担当者さんに直接聞いた内容を基盤に解説します。
【オファーボックスを利用している企業の特徴】
- 学歴よりも個性を重視して採用しようとする
- 通常エントリーしてくる学生のタイプに偏りがある
- 先進的かつ柔軟である
① 学歴よりも個性を重視して採用しようとする
オファーボックスを利用する企業は学歴偏重ではない企業が多いそうです。
実際に下記のデータを見てください。
旧帝大だろうが、日東駒専だろうがオファーの受信率に変わりはありません。
これが学歴偏重だったら、旧帝大ばかりにオファーが殺到しているはず。
ちなみに学歴は1つの評価基準であることに変わりありません。
ですが、東京大学の学生だろうがプロフィール文がショボければ評価されない。
それが就活です。だから面白い。
僕は中堅大学だったけど、東京大学の学生よりも評価された。
それは、この就活攻略論で書いている「差別化」をはかっていたからです。
学歴という1つの評価基準を無視できるほどのプロフィールを完成させる。
オファーボックスをフル活用するのはそれがベストです!
② 通常エントリーしてくる学生のタイプに偏りがある
次にオファーボックスを利用する企業は通常エントリーしてくる学生のタイプが偏ってしまっていることが多いそうです。
例えば、「経済産業省」がありますよね。
経済産業省ってまさに文系のお硬い感じの就活生がエントリーしてきそうですよね。
でも経済産業省としても多様な人材が欲しい。
よって逆求人型サイトを利用して、多様な人材にアプローチするんですよ。
これは1例です。
しかし、このように通常エントリーしてくる就活生のタイプに偏りがあるため、逆求人型サイトを使って多様な人材を集めようとする企業が多いのです。
③ 先進的かつ柔軟である
そして最後に、オファーボックスを利用する企業は「先進的である」と僕は思います。
普通なら通常エントリーしてくる就活生から選べば良い話ですよね。
それにも関わらず、逆求人型サイトも利用して自社に合う人材をピンポイントで採用しようとする。
これはつまり、固まった手法だけに囚われず、柔軟に新しい取り組みにもチャレンジしている企業ということです。
この視点で考えても、オファーボックスを利用する企業からオファーをもらうことには価値があると思います。
なるほど!オファーボックスの利用企業にはこうした特徴があるんですね!
そうだよ!これらを踏まえた上で、ぜひオファーをもらえるようなプロフィールを作ってエントリー企業を増やそう!
オファーボックス(OfferBox)の利用方法
オファーボックスの利用企業について理解できたら利用方法を見ていきましょう。
オファーボックスは完全無料です。
1度会員登録すれば、スカウトも適性検査も利用することができます。
オファーボックスの会員登録の流れ
それでは具体的に会員登録の方法を紹介します。
登録自体は1分ほどで終わり、かつ完全無料なので使い倒しましょう。
公式サイトに移動して会員登録をクリック
「OfferBox公式サイト 」へ移動して、【まずは会員登録する】をクリックする。
入力項目を入力して仮登録をする
「メールアドレス」と「パスワード」を入力して仮登録が完了します。
登録確認メールから本登録を完了させる
「登録確認メール」が届くので、そちらから登録を完了させることで完了です。
会員登録が完了したら、表示された指示に従ってプロフィールを入力しましょう。
入力率が80%を超えてから企業からのオファーが届くようになります。
退会方法
ちなみに、退会方法も簡単なので安心してくださいね。
オファーボックスを退会するときは、以下の流れで手続きを行えば完了です。
【オファーボックスの退会方法】
- 画面右上の「MENU」から設定をクリック
- 「活動終了予定」を選択
- パスワードを入力し、アカウントを削除
上記の流れで退会できます。
Webもアプリも同じ流れで進めれば大丈夫ですよ!
登録も退会も簡単ですね!
そうなんだ!だからぜひ気軽に登録してみてね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました。
オファーボックスを利用する企業がこれほど大手が多いことには驚いたと思います。
こうした逆求人型サイトは今後どんどん一般化するでしょう。
マイナビ・リクナビ・合同説明会だけで企業と出会うのはあまりにも非効率ですから。
逆求人型サイトは企業を知る手段の1つとして最強ですので、ぜひ1度利用してみてください。
ちなみに、この記事を読み終わったら「 オファーボックスで内定は獲得できるのか?【獲得ノウハウを解説】」も読んでみてください。
オファーボックスで内定を獲得するポイントをまとめています。
逆求人型サイトは待っているだけで企業からオファーをもらえますが、オファーをもらえたから内定というわけではありません。
「オファー=内定」と勘違いしてしまいがちなので、覚えておいてくださいね。
ただ、ポイントを押さえればせっかく貰えたオファーを内定に近づけることも可能です。
内定をもらった就活生の口コミもまとめているので、ぜひ読んでみてくださいね。
では最後に本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- オファーボックスは利用企業数が10,756社を超える大手の逆求人型サイトである。
- オファーボックスの利用企業のうち7割以上は中小企業。
- 利用企業の中で15%は上場企業であり、そのうちの半数以上が東証一部上場企業である。
- 利用企業の業種は情報通信やサービスなど幅広い。
- 関東圏の企業が多いものの、ここ数年で全国各地の企業がオファーボックスの利用を開始している。
- 出会える企業の幅を広げるためにもオファーボックスとキミスカを併用するのがおすすめ。
- オファーボックスでオファーの受信率を高めるには「人柄が伝わる写真」「会社でどう貢献できるかのアピール」「自分を示す3つのキーワード」に力を入れるのがコツ。
- オファーボックスを利用している企業の特徴は「学歴よりも個性重視」「通常エントリーしてくる学生に偏りがある」「先進的かつ柔軟」の3つ。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/