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【大手の子会社に就職するメリット6選】子会社の魅力はこれ!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

就活や転職活動をしている時に、視野に入れたいのが「大手の子会社」です。

親会社の就職難易度は高すぎるけど、子会社なら難易度が下がり、かつ待遇もなかなかに良いケースがあります。

 

そこで本記事では、そんな大手の子会社に就職するメリットを徹底解説します!

一方でデメリットや、結局のところどんな人が向いているのかまで話しますね。

 

大手の子会社への就職について、この記事を読めば理解が深まります!

ぜひ参考にしてくださいね!

 

大手の子会社に就職するメリットが詳しく知りたかったです!

大手の子会社に就職するメリットは明確で、それゆえにどんな人が向いているのかも明確!詳しく解説していくね。

大手の子会社に就職するメリット【6選】

 

早速、本題である大手の子会社に就職するメリットを共有していきます。

僕が考えるに、大手の子会社に就職するメリットは大きく6つあります。

 

【大手の子会社に就職するメリット】

  • 経営の安定性が高い
  • 親会社の信頼を利用できる
  • 親会社が取引先の仕事は楽できる
  • ライバルのレベルが低く評価されやすい可能性がある
  • 他の独立した企業よりも平均年収が高い傾向にある
  • 福利厚生が親会社並に手厚い可能性がある

 

更に結論として、メリットとデメリットをまとめると僕の意見は次のとおり。

まずはこの章でメリットから詳しく確認していきましょう!

 

メリット① 経営の安定性が高い

 

まず第一に、大手の子会社は経営の安定性が高いです。

これは親会社をお客さんにしていることや、親会社から出資や融資が受けられることが理由になりますね。

 

また大手の子会社はネームバリューがあります。

それゆえに、対外的な信頼が大きく、親会社以外の顧客にも信頼されやすいため事業が安定しやすいことも考えられますね。

 

メリット② 親会社の信頼を利用できる

 

次に大手の子会社に就職するメリットとしては、親会社の信頼を利用できることです。

親会社がトヨタやソニー、日立だと言えば、それだけで「おお!安定している企業なんですね」と思われますよね。

 

これは仕事面でもお客様からの信頼を獲得しやすいし、更にはプライベート面でも家のローンが通りやすかったり、クレジットカードの上限額が高くなったりとメリットがあります。

(ちなみにベンチャー企業を経営している僕は、クレジットカードの上限が大学生並みに低いのでした...笑)

 

メリット③ 親会社が取引先の仕事は楽できる

 

次に、子会社は売上の9割以上を親会社から得ているケースもあります。

この場合、子会社のお客様は親会社なのです。

 

親会社も子会社から買うと決めている場合、特に営業マンの仕事はめちゃくちゃ楽になりますよね。

新規開拓など営業力を必要とする業務よりも圧倒的に仕事しやすいと言えます。

 

もちろん親会社の担当者がめちゃくちゃ態度が悪かったり、上から目線であることも考えられますが、「売上を作る」という面では確実にイージーです。

この仕事の楽さという面では、メリットが大きいと言えますね。

 

メリット④ ライバルのレベルが低く評価されやすい可能性がある

 

次に大手の子会社に就職するメリットとしては、同じ職場の社員、出世におけるライバルのレベルが低いがゆえに、評価されやすいというメリットもあるでしょう。

 

もちろん子会社によっては、レベルの高い社員がわんさかいる企業もあります。

ですが、特に親会社からほとんどの売上を上げているような子会社であれば、仕事がぬるくなるのは当然だと思います。

 

その結果、社員の成長性は低くなり、低いレベルに落ち着く可能性があります。

そうなると少しの努力で評価されたりと、メリットが出てきます。

 

ですが一方で、「キツさ」は自身を成長させます。

仮にリストラされたり、何らかの事情で転職することになった場合、ぬるい環境に身を置いていた人は厳しい状況になるので、そこはリスクですね。

(何事も、何かを得るなら何かを失うので、「楽さ」を取るなら「圧倒的な成長」や「圧倒的なスキル」を失うことを覚悟する必要はありますよね...!)

 

メリット⑤ 他の独立した企業よりも平均年収が高い傾向にある

 

次に大手の子会社に就職するメリットとしては、一般的な他の独立企業よりも平均年収が高い傾向にあることが挙げられます。

 

もちろん全ての子会社の平均年収が高いとは限りません。

ですが、メリット①でも伝えたとおりで、大手の子会社は経営が安定している傾向にあり、それゆえに社員に対しても給料として還元しやすい環境が整っています。

 

よって平均年収が高い大手の子会社が多いのも魅力ですね。

(僕が就活生の時に大手の子会社を調べていても、「この子会社、全く聞いたことないのに平均年収こんなに高いんだ」と思うような穴場企業も多かったです!)

 

メリット⑥ 福利厚生が親会社並に手厚い可能性がある

 

そして最後、大手の子会社に就職する6つ目のメリットが、福利厚生の充実です。

大手の子会社は、福利厚生が親会社並みに整っていることも多いんですよね。

 

もちろん「親会社以上の福利厚生」を期待することはできないですが、生活の質を高める上で重要な福利厚生である「住宅手当」「出張手当」「通勤手当」あたりが親会社と遜色ないほどに整っていることも多いです。

 

福利厚生の充実を企業選びの上で重視する人にとっては、大手の子会社はかなり狙い目だと僕は思います。

 

これらのメリットに強く惹かれる人は大手の子会社が向いているかもしれないですね!

僕のような独立志向や成長志向の人間には正直合わないと思うけど、安定志向の人にとっては大手の子会社はかなりおすすめ。

大手の子会社の探し方

 

ここまで大手の子会社に就職するメリットを解説しました。

その上で大事なことは「いかに大手の子会社を探すか」ということ。

 

就活で重要なことは、大きく「企業選び」と「選考対策」であり、企業選びにおいて企業を探す方法を把握することは必須です!

 

そこで僕が今就活生なら、どんな方法で大手の子会社を探すのかまとめました。

 

【大手の子会社の探し方】
  1. 就活・転職エージェントから紹介してもらう
  2. 逆求人サイトに登録してスカウトを得る
  3. 大手求人サイトで「子会社」と検索する
  4. Google検索で「大手企業名+子会社」で検索する
  5. 就職四季報中小企業版で確認する
  6. 業界地図で確認する
  7. 大手企業の親会社のホームページやIR情報を確認する
  8. 合同説明会に参加する

 

これらの方法をここで1つずつ解説すると長くなるので、詳しくは「【大手の子会社の探し方8選】効率的に子会社を探す方法を共有」の記事を参考にしてください!

 

ただこの中でも、僕が特におすすめするのは「求人サイト、就活エージェント、逆求人サイト、就職四季報、大手の親会社のホームページ」の確認の4つですね。

 

就活エージェントは面談を元にして自分に合った企業を紹介してくれます。

大手の子会社の求人があるかどうかは、サービスと時期によって変わりますが、自分の企業選びの軸を担当者に伝えて、それに合った求人を紹介してもらうのはありです。

 

利用するなら大手のサービスである「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」の2つで、初回面談を受けてより良い担当者を厳選しますね。

 

次に逆求人を利用することで、企業側からのスカウトを獲得します。

これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

 

 

そして非常におすすめなのが就職四季報です。

これは東洋経済新報社が出版している企業情報をまとめた書籍で、特に下記の「優良・中堅企業版」は就活生が意外と知らないため(総合版の知名度は高いんだけど)、穴場の子会社などの記載があります。

 

 

求人サイトから探すだけじゃなくて、就活エージェントや逆求人サイト、就職四季報でも企業探しをすることができるんですね!

それぞれ人によって合う合わないがあるから、色々使ってみて自分に合う方法を厳選することが重要だよ!

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大手の子会社に就職するデメリット

 

ここまで大手の子会社に就職するメリットと、子会社の探し方を共有しました。

次に大切なことが、大手の子会社に就職するデメリット、負の側面にも目を向けることになります。

 

僕が考えるに、大手の子会社に就職するデメリットは大きく7つあります。

 

【大手の子会社に就職するデメリット】
  • 役員や部長クラスに出世しにくい
  • 事業売却や切り離しされる可能性もある
  • 親会社の方針や意見の影響が強い
  • 親会社に対して劣等感を抱く可能性がある
  • 社員の熱量が低い可能性がある
  • 親会社から微妙な人材がくる
  • 親会社への吸収合併でリストラされる可能性がある

 

この7つのデメリットの中で、僕が特に大きいと感じるデメリットは「役員や部長クラスに出世しにくい」「親会社に対して劣等感を抱く可能性がある」「親会社から微妙な人材がくる」あたりだと思いますね。

 

逆にこれらのデメリットをデメリットだと思わないタイプの人にとっては、先に紹介したメリットの方が大きくなるので、大手の子会社が向いている可能性は格段に上がります。

 

これら大手の子会社に就職するデメリットの詳細は別記事で解説しています。

大手の子会社への就職を考えるなら、絶対に押さえておくべきことなので、合わせて読み込んでくださいね!

» 【大手の子会社はやめとけ?】子会社に就職するデメリット7選!

 

以上、ここまで大手の子会社に就職するメリットとデメリットを解説してきました。

その上で「具体的な大手の子会社が知りたい」という人も多いと思うので、大手の優良子会社をまとめた記事を書きました!ぜひこちらも参考に!

» 【大手の優良子会社17選】大手子会社からホワイト企業を厳選!

 

なるほど!たしかに親会社に対しての劣等感や主従関係など、大手の子会社に就職することにはデメリットもあるんですね。

そうだね。これらメリットとデメリットを両側面で把握して、自分に合うかどうかを判断することが重要だよ。キャリアの選択には正解はなくて、あくまで「自分に合う道」を選ぶことが大切だからね。

大手の子会社への就職が向いている人の特徴

 

大手の子会社に就職するメリットとデメリットを確認しました。

それらを踏まえた上で、どんな人が大手の子会社に合うのか?

僕なりの考えを共有していきます。

 

大手の子会社に向いている人と向いていない人の特徴を表でまとめてみました。

 

大手の子会社の特徴 向いている人 向いていない人
経営の安定性が高い ・安定志向 ・成長志向
・独立志向
親会社の信頼を利用できる ・楽に仕事したい ・仕事に成長を求める
・転職でのキャリアアップも考えている
ライバルのレベルが低い ・仲良く働きたい ・周りの熱量を重視する
平均年収が高い ・家庭の安定を求める ・年収にこだわりがない
福利厚生が充実している ・福利厚生を重視する ・福利厚生にこだわらない
役員や部長クラスに出世しにくい ・出世欲がない ・出世欲が強い
親会社の方針や意見の影響が強い ・自分の意見やアイデア出しを積極的にしない ・自分の意見やアイデアを出すのが好き
親会社から微妙な人材がくる ・周りの人の質にこだわらない ・周りの人の質へのこだわりが強い

 

もちろん大手の子会社だからといって、表の左欄に挙げたような特徴を満たすとは限りません(まじで企業によるところなので)。

 

ですが、大手の子会社はこれらの特徴を満たす傾向にあり、ここで紹介したように向いている人と向いていない人がはっきり分かれます。

 

大事なことはとにかく自己分析です。

自己分析が浅いという人は、まずは自己分析から始めてください。

マンガで自己分析のやり方を解説した記事も書いているので。

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

大手の子会社に向いている人と向いていない人は、志向性が真反対だと言えますね。

そうなんだよ。だから「大手の子会社はおすすめ」とは一概には言えなくて、あくまで向いている人にとってはおすすめだと言える。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

 

大手の子会社に就職するメリットとデメリットの両面の理解に繋がったら嬉しいです。

個人的には、特に将来的に起業する予定も、キャリアアップして年収1000万円超えたいといった野望などがなければ、大手の子会社は非常におすすめだと思います。

 

結構、ネットを見ていると一概に「大手の子会社はおすすめ」と言う意見や、「大手の子会社はやめとけ」という偏った意見が見られますが、この企業選びに関しては、本当に正解のない領域です。

 

最終的には自分で判断材料を集めて、判断するに尽きます。

その際にこの記事を1つの参考にしてくださいね!

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 大手の子会社に就職することにはメリットもデメリットもある。
  • 大手の子会社に就職するメリットとしては、「経営の安定性が高い」「親会社の信頼を利用できる」「親会社が取引先の仕事は楽できる」「ライバルのレベルが低く評価されやすい可能性がある」「他の独立した企業よりも平均年収が高い傾向にある」「福利厚生が親会社並に手厚い可能性がある」等があげられる。