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【積水化学はやばい?】絶対知っておきたい実態を社員の口コミを元に解説!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

 

就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回は積水化学について調査してみました!

ネットで調べると少なからず「積水化学 やばい」という予測変換が出てくるので、実際に就職するのはどうなのか調べてみます。

 

就職するメリットだけでなく、デメリットも踏まえて、中立的な立場で解説していくので積水化学に少しでも興味のある方は参考にしてくださいね!

 

積水化学が気になっていたので、就職するメリットやデメリットが気になります!

実態がどうなのか調査したからぜひ参考にしてね!

「積水化学はやばい」と言われる理由

 

ではこの章では、本題である「積水化学はやばい」と言われる理由を共有しますね。

今回、積水化学について徹底調査するなかで見えてきた同社がやばいと言われる理由は大きく以下の4つでした。

 

【積水化学はやばいと言われる理由】

  • 激務や長時間残業という声を耳にするから
  • パワハラに関する口コミを目にするから
  • 下請け企業からの評価が悪いから
  • 離職率の高さを心配する人がいるから

 

ちなみに、積水化学が本当にやばい会社か判断するには、持ち駒を確保しておくことが重要です。

持ち駒がないと、後がない焦りから冷静にその企業を判断できなくなってしまうんですよね。

 

心の余裕をもって企業研究するためにも、常にエントリー数を確保する意識を持っておきましょう。

僕がいま就活生だったら、逆求人サイトを活用して効率よく自分に合う企業へのエントリーを増やしますね。

 

逆求人サイトはプロフィールを登録しておけば、あとはスカウトが届くのを待っておけばOK。

中でも大手の「キミスカ」は、スカウトが3種類あるので企業の本気度の高さを見極められますよ。

 

(自分に合ったホワイト企業を見つけたい人は、条件を満たした優良企業からしかスカウトが届かない「ホワイト企業ナビ」も併用してみてください!)

 

 

理由① 激務や長時間残業という声を耳にするから

 

よくある理由は、激務や長時間残業のイメージがあることです。

積水化学は大手の化学メーカーなので、業務が多忙でプライベートの時間を確保できないのでは?と考える人も一定いるんですよね。

 

この点はイメージではなく、実際の数値を確認すると適切に判断できるかと。

オープンワークなど、社員からの口コミをまとめているサイトに記載されていた積水化学工業の平均残業時間は以下のとおりです。

 

【積水化学工業の平均残業時間】

  • オープンワークの情報:27.6時間/月(参考
  • 転職会議の情報:29.5時間/月(参考
  • ライトハウスの情報:33時間/月(参考

 

上記を参考にすると、平均残業時間は月に30時間前後だと予想できますね

 

口コミサイトの情報なので、確実に正確なデータとはいえません。

ただ、大手企業だけあって口コミ数も多かったのである程度の信憑性はあるかと。

 

この30時間を多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれです。

ですが「積水化学はやばい」と言えるほど激務とはいえないと思うので、残業時間を重視する人は上記をもとに判断するとよいでしょう。

 

理由② パワハラに関する口コミを目にするから

 

パワハラに関する口コミを見たことで悪い印象を抱いている人もいました。

積水化学に関する口コミを見ると、全体として昭和気質な感覚がありハラスメントが容認されていたときもあったようです(参考:転職会議)。

 

具体的には、2016年と2020年にパワハラに関する口コミが投稿されていました。

ここ数年で働き方改革やコンプラ遵守の意識は社会全体で強まっているので、さすがに現在は改善されていると信じたいですね。

 

ただ、大手企業ゆえに古い感覚が当たり前となっている社員も在籍していて、時代の変化に気がつけていない人もいるのかもしれません。

 

これは積水化学だけに限った話ではないですが、過去にハラスメントがあったという旨の口コミが見られることは事実です。

やばいと言われる理由を調べていた人は、可能性の1つとして知っておくとよいでしょう。

 

理由③ 下請け企業からの評価が悪いから

 

積水化学は、下請け企業からの評価が悪かったという調査結果もあります。

経済産業省が実施した下請けの中小企業を対象とするアンケートにて、価格交渉と価格転嫁に後ろ向きな企業として積水化学が公表されました(参考:日本経済新聞)。

 

このアンケートでは、10社以上の中小企業から取引先として名前があがった約120社の状況がまとめられています。

そのなかで、積水化学とトーエネックの2社が最低評価として公表されていました。

 

積水化学で働く社員の視点ではあまり実感がないかもしれませんが、このニュースを外部の視点で見るとやはり印象はよくないですよね。

23年8月29日の情報であり、古いニュースではない点も知っておくとよいかと。

 

この結果を受けて積水化学は「真摯に受け止め、取引先との適正な価格交渉を実施していきたい」とコメントしています。

これから応募や入社を考えている人は、上記も事前に把握しておくとよいでしょう。

 

理由④ 離職率の高さを心配する人がいるから

 

離職率の高さを心配して、積水化学はやばい企業なのでは?と考える人もいました。

ただ、離職率に関しても残業時間と同様で、実際の数値を見た上で本当にやばいのか?を判断することが大切なんですよね。

 

漠然としたイメージで悪い印象を抱くのは不適切ですし、機会損失にもつながります。

同社が公表する情報によると、積水化学の離職率は以下のとおりでした。

 

▼全体の離職率

項目 男性 女性 合計
2019年度 離職者(人) 63 10 73
2019年度 離職率(%) 2.0 1.7 2.0
2020年度 離職者(人) 48 26 74
2020年度 離職率(%) 1.6 4.3 2.0
2021年度 離職者(人) 74 20 94
2021年度 離職率(%) 2.4 3.2 2.5

 

▼入社後3年間離職率

  2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
入社後3年間離職率(%) 8 1.8 9.4% 11.4 6.9

 

比較材料を共有すると、厚生労働省のデータでは離職率の全体平均は11.1%です。

同様に3年後離職率に関する厚生労働省のデータを見ると、従業員1000人以上の会社では24.7%となっていました。

 

上記を踏まえると、積水化学の実績は決して高い離職率ではないといえると思います。

むしろ、平均を大きく下回るような離職率であるとわかりますね。

 

つまり一般的な会社と比べると積水化学では長く働く人が多いので、1つの見方として社員にとって居心地のよい環境であるといえるかもしれません。

 

残業時間や離職率に関する悪いイメージは実態を調べた上で判断すべきですね。

数字を調べたら明確になる部分だからね。パワハラに関する口コミなどは知っておいて損はない内容だから、応募を検討している人は事前に押さえておくといいよ。

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで○を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

キミスカホワイト企業ナビ

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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積水化学に対する社員からの口コミ評判

 

次にこの章では、積水化学に対する社員からの口コミ評判を紹介しますね。

一般的な人から言われる会社へのネガティブな声も参考になりますが、実態を把握する上ではやはり社員からのリアルな声にも目を通しておくべきです。

 

口コミサイトのオープンワークの情報を参考に積水化学の評判をまとめたので、ぜひ順にチェックしてみてください!

 

【積水化学に対する社員からの口コミ評判】

  • 給与や福利厚生は充実している
  • 成果とプロセスとチャレンジで評価が決まる
  • ワークライフバランスは一定良い
  • 昭和的な日本企業の特徴が残っている
  • 利益率の優れた事業が少ない点が弱み
  • 40歳くらいまでは最初の配属先で固定される

 

良い口コミ① 給与や福利厚生は充実している

 

基本給、ボーナスは同業の大手企業と同じ程度と思います。結婚すると世帯主手当と新婚家賃補助(5年間)が追加される為、給与は大きく上がります。

持株会や退職金などもあり福利厚生も充実しています。

 

給料やボーナス、福利厚生に関するポジティブな口コミです。

基本給やボーナスは大手化学メーカーと同程度の水準で、結婚するとさらに世帯主手当と新婚家賃補助が追加されるとのこと。

 

口コミを見るに、追加で支給される手当や補助の金額がかなり大きいようですね。

給料に関する福利厚生として、持株会や退職金などにも触れられていました。

 

やはり大手企業だけあって、給料面で不満を抱くことはまずないといえそうです。

 

良い口コミ② 成果とプロセスとチャレンジで評価が決まる

 

成果とプロセス、チャレンジで評価が決まります。

成果は目標の品質、コスト、納期などに対してどうか、プロセスは成果を出すためにどのような取り組みをしたか、チャレンジは期初に上長とすり合わせした個別のチャレンジ目標に対してどうかで評価されます。

 

どのように評価されるか?に言及した口コミもありました。

積水化学では、成果・プロセス・チャレンジの3つの指標で評価がなされるようです。

 

一般的には、目標に対する成果で評価されることが多いかもしれません。

成果に加えてプロセスを評価してくれる会社もありますが、この2つは積水化学も評価指標として取り入れているようです。

 

そして珍しいのが、上長とすり合わせる個別のチャレンジ目標に対する評価です。

具体例は書かれていないものの、適切に評価がなされるように工夫されていることは伝わりますし、この点も同社のプラス要素といえそうですね。

 

良い口コミ③ ワークライフバランスは一定良い

 

所属するカンパニーやグループ会社にもよるが、比較的ライフワークバランスは良い。 繁忙期には残業や持ち帰り仕事が増える。 エネルギッシュな人はフレックス制度を利用して仕事の前後でプライベートを充実させており、自身の仕事をしっかりこなせていればそれに口出しする上司もいない。

上司や同僚と普段からコミュニケーションを取っていれば理不尽な理由で有給や在宅勤務を断られることは無いため、子育てとの両立も他社と比較して可能であると感じる。 子供の発熱など突発的な理由での在宅勤務、午後出社にも対応できるため、助かっている。 

 

「ワークライフバランスは比較的良い」といった口コミです。

もちろん所属先によって状況は異なるものの、この方の感覚としては公私ともに充実させやすい環境だと感じているようですね。

 

フレックス制度も単に制度があるだけではなく、活用している人がいるとわかります。

円滑な関係を築いて仕事をこなしてさえいれば、フレックス制度や有給・在宅勤務などの活用を理不尽な理由で断られることもないようですね。

 

働き方改革は社会全体で意識が強まっていますが、積水化学は現時点でも子育てなどと両立しやすい環境があるといえそうです。

働きやすさを重視する人にとっても、積水化学はよい選択肢となり得るでしょう。

 

悪い口コミ① 昭和的な日本企業の特徴が残っている

 

いわゆる伝統的・昭和的な日本企業。 長いワークフロー、縦横の根回しなどコミュニケーションコストが高い。 その割には新しいことを挑戦してもリターンが低い(評価でほとんど差がつかない)ので、ボールを拾った人が割を食う意識が高い。

 

ここからは、積水化学に関するネガティブな口コミを紹介しますね。

まずは「昭和的な日本企業の特徴が残っている」という旨の口コミです。

 

仕事を完結させるまでのフローが長いこと、関係者の縦横の根回しが必要などコミュニケーションコストが高いなどの実態があるとわかります。

古い体質の影響もあってか、新しいことに挑戦しても評価につながりにくいようですね。

 

積水化学に限らず大手企業ではよく見られる特徴ですが、とくに成長意欲の高い若手人材などは違和感を持つことが多くあるかもしれません。

企業の風土は簡単には変わらないものなので、入社前に確実に押さえておきましょう。

 

悪い口コミ② 利益率の優れた事業が少ない点が弱み

 

利益率が良い事業が少ない。中間膜も中国勢に技術キャッチアップされるとどうなるか分からない。また、全体的に国内市場への依存度が高く大きく、日本の今後を考えると事業成長が見込めない。

 

社員目線で積水化学の弱みに言及していた口コミも見られました。

この方の感覚としては、利益率の優れた事業が少ない点を懸念しているとのこと。

 

高機能プラスチックスを活用した製品に「自動車向け合わせガラス用中間膜」がありますが、中国の競合に進出されることを心配しているようです。

 

また、国内市場への依存度が高い現状と日本の今後の動向を踏まえて、長期視点では大きな事業成長が見込めないのでは?という考えもあるようですね。

 

こうしたリアルな意見は、内部で働いたからこそわかる部分も大いにあると思います。

社員の働きやすさや待遇は会社の状況に大きく影響を受けるので、こうした会社の弱みとなる部分もある程度考えておくようにしましょう。

 

悪い口コミ③ 40歳くらいまでは最初の配属先で固定される

 

1番のネックは最初の配属ガチャが全てなところがあります。

一応全国転勤なのですがほぼほぼ転勤はありません。マネージャークラスになるとやっと全国転勤になるというかんじです。 新卒〜40歳くらいまでは最初に配属されたところで固定されるのでほぼほぼ人生決まります。

 

配属ガチャに関する口コミもありました。

全国転勤ありという条件で募集されているものの、実際はほぼほぼ転勤はなく、マネージャークラスになって初めて転勤になるとのこと。

 

そしてマネージャークラスになるのは40歳くらいなので、新卒で最初に配属されたところで長期間固定されるのが実態のようですね。

 

よって最初にどこに配属されるかが重要であり、この状況を「最初の配属ガチャがすべて」と表現されています。

 

以前と比べると、現在や今後は転職がもっと当たり前の時代になってきています。

ゆえに40歳以前に転職する可能性も高いですが、これから応募や入社を考えている人は積水化学でのキャリアイメージとして知っておくとよいでしょう。

 

社員の口コミを見ても、給料やワークライフバランスの点では満足できるような状況があるといえそうですね。

昭和的な体質や事業に関する懸念など、会社の実態を知る人だからこそのネガティブな意見もぜひ参考にしておくといいよ。

【総評】積水化学で働くのはやばいと言えるのか?

 

積水化学がやばいと言われる理由や社員からの口コミを紹介しました。

長時間残業や離職率などに懸念を抱く人もいますが、実態を調べると決して悪い数字ではないことを理解してもらえたと思います。

 

一方、下請け企業からの評価が悪いこと・昭和体質のような古い文化が残っていることなど、ネガティブな要素もいくつかありましたね。

では、これらを踏まえて積水化学で働くのはやばいと言えるのか?

 

僕はこれまで、就活・転職市場に7年以上関わってきました。

これらの知見を踏まえた上での僕の正直な考えをまとめておきますね!

 

【積水化学に対する結論】

化学メーカー志望の人なら、十分候補になり得る優良企業である。

古い企業体質などの懸念点は事前に把握しておくべきだが、逆に待遇面や働きやすさに関しては大手だけあってかなり優れている。

 

よって自分の企業選びの軸を踏まえて相性のよさを感じるなら、ぜひ積極的にエントリーすべき化学メーカーといえる。

 

結論、総合的に考えて積水化学はやばい会社だとは感じませんでした。

たしかに下受け企業からの評価が悪いことなどは、ネガティブな要素ではあります。

 

でも、そもそも懸念点が一切ないような完璧な企業はまず存在しないんですよね。

逆にポジティブな面を見ると大手だけあって魅力も多いですし、待遇面などを重視する人ならかなり相性のよい企業といえると思います。

 

ミスマッチを防ぐ上で、懸念点は事前にできる限り把握しておくべきですけどね。

ネガティブな面も知った上で魅力のほうが多いと感じる場合は、ぜひ積水化学への入社を目指してみることを僕はおすすめします。

 

正直、ネガティブな点が大きすぎる会社も世の中には数多くある。それらの存在を考えると、積水化学は決してやばい会社ではないと僕は考えているよ!

積水化学はどんな会社か?

 

積水化学」は、1947年創業の大手化学メーカーです。

日本のプラスチック産業をリードする企業として歩みを始め、その後は住宅や医療・自動車・インフラなどの分野で事業を展開してきた会社ですね。

 

CMでお馴染みの住宅「セキスイハイム」は誰もが知っている存在かと。

ほかにも、高機能プラスチックを活用した航空機向け成型品など、幅広い領域の事業や製品を通じて人々の暮らしと地球環境に貢献しています。

 

会社名 積水化学工業株式会社
本社所在地 大阪市北区西天満2丁目4番4号
設立 昭和22年(1947年)3月3日
代表取締役 加藤 敬太
資本金 100,002百万円
従業員数 26,838名(2023年3月期連結ベース)
事業内容 住宅カンパニー
環境・ライフラインカンパニー
高機能プラスチックスカンパニー
メディカル事業
コーポレート

 

幅広い事業を手掛ける基盤となっているのは、同社が保有する高い技術力です。

研究開発費は404億7,100万円、科学技術研究への助成は295件など、コア技術の強化と技術人材育成に力を入れているんですよね。

 

アジアや欧州・アメリカの各地に拠点があり、グローバルにも事業を展開しています。

今後も社会課題解決のためにイノベーションを起こし続けようとしているので、同社の目指す姿に共感できる人はぜひ応募を検討してみてはいかがでしょうか。

 

技術力の高さを武器にして幅広く事業を展開している化学メーカーなんですね!

社会課題解決への貢献拡大を目指しているから、単に利益を伸ばすのではなく社会的な意義を重視したい人とも相性がよいといえるよ!

積水化学に就職するメリット【3選】

 

次にこの章では、積水化学に就職するメリットを改めて紹介します。

求職者の目線でメリットといえる内容を整理したので、前述の内容を踏まえて応募を検討している人はぜひ参考にしてみてください!

 

【積水化学に就職するメリット】

  • 福利厚生が充実していて働きやすい
  • 長期的に安定して働ける可能性が高い
  • 若手社員でも海外で働けるチャンスがある

 

メリット① 福利厚生が充実していて働きやすい

 

積水化学は、福利厚生が充実していて働きやすい環境が整っています。

まず住宅関連の制度として独身寮や転勤者住宅・単身赴任寮などがあるので、毎月の家賃負担を大きく軽減できるんですよね。

 

ほかにも、次のような制度が整備されていました。

 

【積水化学の福利厚生の例】

  • 新婚生活補助
  • 新婚家賃補助
  • 出産育児補助
  • 海外勤務支援
  • 自己啓発支援補助
  • フィットネスクラブ費用補助
  • 会員制の福利厚生サービス
  • 社員食堂

 

男女共通の育児支援制度として、育休や短時間勤務制度なども用意されています。

復帰後のキャリアプランニング支援など、意欲の高い社員が円滑に仕事とプライベートを両立できるような環境整備も進めていますね。

 

年間休日も125日、5日間の結婚休など休暇制度もかなり充実しています。

待遇面は何よりの魅力といえるので、積水化学への応募を迷っている人は改めてポジティブな要素として認識しておくといいですよ!

 

メリット② 長期的に安定して働ける可能性が高い

 

積水化学グループは、変革する力を強みとして事業展開を続けています。

これまでも度々厳しい外部環境の影響がありましたが、成長戦略と構造改革を継続的に実施してきたことで収益力強化につなげてきたとのこと。

 

合わせて強みとなっているのは、技術力を活かして独創的な製品を生み出す力です。

時代や社会のニーズに応える形でそれまで世の中になかった製品を数多く排出しており、その結果が業界シェアなどにつながっているんですよね。

 

もちろんほかの企業同様に、確実に将来が約束された企業とは言い切れません。

ただ、上記のような基盤や実績を踏まえると、今後も長期視点で安定的に働くことができる可能性が高いと予想できると思います。

 

1つの会社で腰を据えて長く働きたいと考えている人とも、積水化学は相性のよい会社といえますね。

 

メリット③ 若手社員でも海外で働けるチャンスがある

 

積水化学では、若手社員でも海外で働けるチャンスがあります。

グローバル企業ゆえに海外で働ける可能性はありますが、若手にも同様のチャンスが用意されているんですよね。

 

具体的には、入社3年目で現地駐在員として海外勤務している実績があるとのこと。

出張ベースであれば、入社1年目からでも海外に行けるチャンスがあるようです。

 

海外での暮らしを経験してみたい人などにとっては、仕事を通じて海外と接点を持てる可能性があることは魅力的ではないでしょうか。

 

海外勤務できる可能性は、カンパニー・職種・テーマによっても異なるようです。

海外勤務を1つの目的に積水化学へエントリーする場合は、より詳細な情報を集めた上で入社を検討しておくとよいでしょう。

 

福利厚生が充実していること、長期的に安定して働けることはやはり魅力的ですね!

大手メーカーだからこそ享受できるメリットだよね。これらの待遇の優先順位が高い人は、積極的に候補に加えるべき企業といえるよ!

積水化学に就職するデメリット【3選】

 

続いてこの章では、積水化学に就職するデメリットを共有します。

口コミ同様、メリットだけでなくデメリットの把握は必須なので、ミスマッチを防ぐためにも事前に懸念点まで確認しておきましょう。

 

【積水化学に就職するデメリット】

  • 住宅カンパニーでは小会社に出向することになる
  • 大手企業ならではの不満を感じる可能性がある
  • 会社が安定しているゆえに古い体質になりやすい

 

デメリット① 住宅カンパニーでは小会社に出向することになる

 

積水化学の住宅カンパニーに就職した場合は、小会社に出向する形になるようです。

ゆえに出向先の会社でキャリアを築いていくことになりますが、周囲の同僚は小会社内の在籍者が多いという状況になりやすいようですね。

 

この状況では、自分は出向先の会社にて成果をあげ評価を受けることになります。

人によってはキャリア相談しにくい環境、積水化学自体から評価を受けられないことにもどかしさを感じる人もいるかもしれません。

 

もちろん応募時点で、これらの状況はある程度想定できる話ではあると思います。

ただ、これらの事態を想定せずに配属されてしまうとギャップを感じる恐れがあるので、とくに住宅関連志望の人は把握しておきましょう。

 

デメリット② 大手企業ならではの不満を感じる可能性がある

 

積水化学の退職検討理由を見ていると、大手企業ならではの不満を感じたことを理由にあげている方が多くいる印象でした。

具体的には、次のような理由がいくつか見られました。

 

【積水化学の退職検討理由の例】

  • 将来を考えたときに成長につながらない気がする
  • いい会社であるゆえに今後のキャリアが想像できすぎてしまう
  • 同じ業務のルーティンで日々のやりがいを感じにくい
  • 古い企業体質に違和感がある
  • 新しいことに挑戦しても評価されにくい状況になっている

 

わかりやすく大手企業とベンチャー企業を比較しても、どちらにもメリット・デメリットがあり一概にどちらが優れているとは言えません。

ただ、大手企業の特徴にネガティブに感じる要素が多いなら相性は悪いといえるかと。

 

上記の理由を見ても、まさに大手だからこそ当てはまる内容が多くありました。

同じ環境で働いてもどのように感じるかは個々人で異なるので、大手の環境を微妙に感じる人は応募前から避けておくことをおすすめします。

 

デメリット③ 会社が安定しているゆえに古い体質になりやすい

 

積水化学のメリットの1つとして、会社が安定していることを紹介しました。

これをあえて悪く捉えると、安定しすぎているゆえに古くから続く体質や文化がそのまま残りやすい状況になっているともいえます。

 

前述したとおり積水化学は離職率も低く、長く働く社員が多い傾向にあります。

これも見方を変えると、人の流動性が悪く閉鎖的になりやすいともいえるんですよね。

 

上記はあえて悪い部分に特化して記載しています。

とはいえ、実際に「昭和的な体質」などの口コミがあることから、少なからず企業の体質に影響している部分もあるといえるかもしれません。

 

企業の文化や体質などは、そう簡単には変革が起きにくい部分です。

これらの体質に大きくストレスを感じる場合は相性が悪い可能性が高いので、自分が働く姿を想像して冷静に適性を判断しておきましょう。

 

大手企業ならではの特徴や昭和的な体質に大きなストレスを感じそうな場合は、エントリー段階で避けておくのが無難そうですね…!

メリットとトレードオフの内容でもあるから、自分なりの基準で天秤にかけて判断しておくといいよ。

「積水化学はやばい」と調べる人からよくある質問

 

最後に本章では「積水化学はやばい」と調べる人からよくある質問に回答します。

似た疑問を感じていた人がいたら、ぜひ以下の回答を参考にしてみてください!

 

【「積水化学はやばい」と調べる人からよくある質問】

  • 積水化学の採用大学は?
  • 積水化学の平均年収はいくらくらい?
  • 積水化学の主な勤務地は?

 

質問① 積水化学の採用大学は?

 

大学通信ONLINEの情報によると、積水化学工業の大学別の採用人数ランキングは以下のとおりでした。

 

順位 大学名 就職者数
1位 大阪大学 9
2位 関西学院大学 8
3位 早稲田大学 7
3位 立命館大学 7
5位 広島大学 5
5位 東京理科大学 5
5位 関西大学 5
8位 明治大学 4
8位 同志社大学 4
10位 京都大学 3

 

大阪本社の会社だけあって、関西の大学から入社している人が多い印象でした。

ランキングトップ10の大学はいずれもレベルが高く、高偏差値の大学出身者が多く採用されていることもわかりますね。

 

質問② 積水化学の平均年収はいくらくらい?

 

積水化学工業は上場企業なので、有価証券報告書を公開しています。

そのなかに記載されているデータによると、平均年収は以下のとおりでした。

 

期間 平均年収
2022年3月期 912万円
2021年3月期 897万円
2020年3月期 869万円
2019年3月期 903万円
2018年3月期 911万円

 

直近5年間のデータを見ると、850万円〜900万円ほどが平均といえそうです。

かなりの高待遇なので、給料面で不満を抱くことはまずなさそうですね。

 

質問③ 積水化学の主な勤務地は?

 

主な勤務地は、東京・大阪・滋賀・京都・埼玉・茨城・群馬・愛知・山口などです。

 

もちろん、所属するカンパニーや職種によっても変動するとのこと。

また、配属後は日本全国や海外の関連会社へ赴任する可能性もあるので、応募を考えている人は事前に把握しておきましょう。

 

採用大学のレベルはかなり高そうですね。平均年収の水準も高くて驚きました!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

積水化学はやばいと言われる理由や社員からの口コミ、求職者の視点で考えるメリット・デメリットなどを網羅的に共有しました。

 

結論として、僕は積水化学工業がやばい会社だとは考えていません。

下請け企業からの評判が悪いこと、昭和体質な企業文化などが残っていることなどは懸念点として事前に押さえておくべきです。

 

一方で、大手ならではの好待遇や安定具合はやはり魅力的なんですよね。

最終的にはこれらを踏まえて相性を総合的に判断することが肝になるので、一般論ではなく自分にとってどうか?をぜひ検討してみてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効なホワイト企業転職の攻略法を簡潔にまとめています。

 

ホワイト企業への転職に必要な3要素、転職回数が増えても年収を上げる戦略を共有しているので、少しでも興味を持った人はこちらもぜひ。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 積水化学工業は、何よりも高い技術力に強みを持つ大手化学メーカーである。
  • 残業時間や離職率に悪いイメージを持つ人もいるが、実態はむしろ良好な数値である。
  • 下請け企業からの評価が悪いこと、昭和的な体質などは懸念点として押さえておくべきである。
  • 充実した福利厚生、安定して働ける点などは大手だからこその魅力である。
  • 大手ならではのメリット・デメリットと自分との相性を冷静に判断することが肝といえる。