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【化学メーカーの隠れ優良企業50選】働きやすい企業の探し方も解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る

 

「化学業界を志望しているけど、倍率が高い企業は嫌だな。隠れた優良企業ってないかな…」なんて悩んではいませんか?

 

就活をするうえでは、人気企業ばかりでなく、少し倍率の低い企業を受けるのも重要です。

しかし、就活生にあまり知られていない優良企業となると、見つけるのは結構難しいですよね。

 

そこで本記事では、「化学業界の隠れ優良企業」について網羅的に解説します。

僕は7年間就活について研究していますし、日々優良企業やホワイト企業のチェックを怠っていないので、信頼性は十分かと思いますよ。

 

ここでは「化学業界の隠れ優良企業」を50社共有した後、それらの企業の特徴や探し方まで解説していきます。

読むことで、隠れ優良企業と出会えるだけでなく、自分で見つけられるようにもなるはずなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

化学業界の隠れ優良企業、めちゃくちゃ知りたいです!

具体的な企業名を共有するから参考にしてほしい!探し方まで理解して自分で見つけられるようにしよう!

化学メーカーの隠れ優良企業【50選】

 

ではまず「化学業界の隠れ優良企業」を一覧にして共有します。

今回は50選ということで、50社の隠れ優良企業をリストアップしたので、興味のある企業を探してみましょう。

 

No. 社名
1 株式会社ADEKA
2 堺化学工業株式会社
3 住友ベークライト株式会社
4 東洋紡株式会社
5 株式会社トクヤマ
6 ニチバン株式会社
7 日油株式会社
8 藤倉化成株式会社
9 ユニチカ株式会社
10 リンテック株式会社
11 JCU
12 JNC
13 MORESCO
14 旭有機材
15 荒川化学工業
16 イノアックコーポレーション
17 上野製薬
18 エア・ウオーター
19 エスケー化研
20 エフピコ
21 大塚化学
22 奥野製薬工業
23 カーリットホールディングス
24 片倉コープアグリ
25 関西ペイント
26 関東電化工業
27 群栄化学工業
28 サイデン化学
29 坂本薬品工業
30 三栄源FFI
31 四国化成工業
32 住友化学
33 綜研化学
34 大伸化学
35 大日本塗料
36 大陽日酸
37 太陽ホールディングス
38 田岡化学工業
39 高砂香料工業
40 中国塗料
41 テイカ
42 寺岡製作所
43 東亜合成
44 東京インキ
45 東洋インキSCホールディングス
46 ナトコ
47 日亜化学工業
48 新田ゼラチン
49 日鉄ケミカル&マテリアル
50 日本カーバイド工業

 

以上が「化学業界の隠れ優良企業50選」です。

さらにその中でも、トップクラスの優良企業である10社について詳しく解説するので、こちらも併せて確認してみましょう。

 

No. 社名 3年後離職率[%] 平均勤続年数[年] 残業25時間以内[h] 休日120日以上[日] 有給消化日数[日]
1 株式会社ADEKA 2.2 15.6 12.8 124 13.2
2 堺化学工業株式会社 0 14.8 9.7 121 13.4
3 住友ベークライト株式会社 0 21.9 8.6 122 12.6
4 東洋紡株式会社 3.2 17 9.4 123 11.8
5 株式会社トクヤマ 2.1 17.9 10.3 121 15.3
6 ニチバン株式会社 10 18.5 4.8 120 10.4
7 日油株式会社 0 18.9 13 121 14.4
8 藤倉化成株式会社 0 16.2 13.9 125 13.1
9 ユニチカ株式会社 4.2 18.6 8.5 120 10.4
10 リンテック株式会社 2.2 19.1 7.8 125 11.8

 

隠れ優良企業① 株式会社ADEKA

引用:株式会社ADEKA「ADEKAホームページ

 

【株式会社ADEKAの企業情報】

  • 設立:1917年
  • 資本金:229億9487万円
  • 従業員:1812名(連結5378名)
  • 本社:東京都荒川区東尾久
  • 事業内容:化学品・食品

 

参考:株式会社ADEKA「ADEKAホームページ

 

社名 株式会社ADEKA
3年後離職率[%] 2.2
平均勤続年数[年] 15.6
残業25時間以内[h] 12.8
休日120日以上[日] 124
有給消化日数[日] 13.2

参考:リクナビ「株式会社ADEKA 会社トップ

 

ADEKAは従業員2000名弱を抱える大手企業です。

一部上場企業であり、穴場の企業ではないかもしれませんが、優良度が非常に高いためにリストアップしました。

 

事業内容は、電子材料や機能性樹脂などを扱う化学品、加工食品などを扱う食品の2軸。

作っている素材が中間素材(完成品の前段階で扱う素材)なので、なかなか表立って有名になることはないですが、しっかりとした技術力を持つ企業ですね。

 

またグローバル展開にも重きを置いており、ヨーロッパやアジアを中心に海外展開を推進しています。

海外性に興味を持っている学生にもピッタリの企業と言えるでしょう。

 

隠れ優良企業② 堺化学工業株式会社

引用:堺化学工業株式会社「堺化学工業ホームページ

 

【堺化学工業株式会社の企業情報】

  • 設立:1918年
  • 資本金:218億3800万円
  • 従業員: 774名(連結2009名)
  • 本社:大阪府堺市堺区
  • 事業内容:中間素材の製造・販売

 

参考:堺化学工業株式会社「堺化学工業ホームページ

 

社名 堺化学工業株式会社
3年後離職率[%] 0
平均勤続年数[年] 14.8
残業25時間以内[h] 9.7
休日120日以上[日] 121
有給消化日数[日] 13.4

参考:リクナビ「堺化学工業株式会社 会社トップ

 

堺化学工業はADEKA同様に長い歴史を持つ老舗企業です。

「わくわくカンパニー ~ワクワクする会社を作る~」をビジョンとしており、化学メーカーとしては珍しいユニークな理念を持っている会社ですね。

 

事業内容は各種中間素材の開発。

中間素材とは、製品を完成させるために川中で扱う素材のことで、完成品を作っているわけではないために知名度は低くなりがちです。

それゆえ、優良企業にも関わらず少しだけ隠れているんですよね。

 

メーカーと言えば「◯◯を作りたい!」という思いを持って取り組むことが多いですが、中間素材だからこそ、多くの製品の完成に携われる強みもある。

世の中への影響度で言えば、ひとつの完成品を作るよりやりがいがあるかもしれませんね。

 

隠れ優良企業③ 住友ベークライト株式会社

引用:住友ベークライト株式会社「住友ベークライトホームページ

 

【住友ベークライト株式会社の企業情報】

  • 設立:1932年
  • 資本金:371億4300万円
  • 従業員: 1612名(連結7937名)
  • 本社:東京都品川区東品川
  • 事業内容:スマホ、自動車、電車等のプラスチック製品

 

参考:住友ベークライト株式会社「住友ベークライトホームページ

 

社名 住友ベークライト株式会社
3年後離職率[%] 0
平均勤続年数[年] 21.9
残業25時間以内[h] 8.6
休日120日以上[日] 122
有給消化日数[日] 12.6

参考:リクナビ「住友ベークライト株式会社 会社トップ

 

住友ベークライトは、プラスチック製品に強みを持つ東京本社の化学メーカーです。

最重要資産を“人”と謳っており、社員全員を教育する教育機関「SBスクール」による育成体制も万全にしていますね。

 

事業は、スマホ・自動車・電車・飛行機・建築・コンビニなどありふれた分野で利用されるプラスチック製品の開発・販売。

自分の身近で完成品が流通しているのを見られるため、大きなやりがいを感じられるでしょう。

 

また、売り上げの半分は海外と言うグローバルメーカーであるので、海外性を重視したい学生にはおすすめです。

すぐに海外に飛べるわけではないにしろ、ゆくゆくはグローバルな働き方を実現できるかもしれません。

 

隠れ優良企業④ 東洋紡株式会社

引用:東洋紡株式会社「東洋紡ホームページ

 

【東洋紡株式会社の企業情報】

  • 設立:1882年
  • 資本金:517億3000万円
  • 従業員: 3365名(連結10149名)
  • 本社:大阪府大阪市北区堂島浜
  • 事業内容:フィルム、モビリティ、生活、ライフサイエンス等の化学製品

 

参考:東洋紡株式会社「東洋紡ホームページ

 

社名 東洋紡株式会社
3年後離職率[%] 3.2
平均勤続年数[年] 17
残業25時間以内[h] 9.4
休日120日以上[日] 123
有給消化日数[日] 11.8

参考:リクナビ「東洋紡株式会社 会社トップ

 

東洋紡は1882年から繊維事業を開始している、非常に古い歴史を持つ会社です。

およそ120年に渡って会社を存続させた時点で、とてつもなく安定感のある会社だと判断できると思います。

 

事業内容は、生活にも近い包装用のフィルムやモビリティ分野のエアバッグなど、多岐にわたりますね。

また、医療機器や医薬品関連の研究開発も行っているので、人それぞれの目的意識を持って入社できます。

 

「ホワイトな化学メーカーを志望しているけど、どうも興味のある分野が見つからない」という人は、東洋紡の製品分野から関心を持てるものを探すと良いかもしれませんね。

 

隠れ優良企業⑤ 株式会社トクヤマ

引用:株式会社トクヤマ「トクヤマホームページ

 

【株式会社トクヤマの企業情報】

  • 設立:1918年
  • 資本金:100億円
  • 従業員:2256名(連結5476名)
  • 本社:東京都千代田区外神田
  • 事業内容:化成品、セメント、電子材料など

 

参考:株式会社トクヤマ「トクヤマホームページ

 

社名 株式会社トクヤマ
3年後離職率[%] 2.1
平均勤続年数[年] 17.9
残業25時間以内[h] 10.3
休日120日以上[日] 121
有給消化日数[日] 15.3

参考:リクナビ「株式会社トクヤマ 会社トップ

 

トクヤマは従業員2256名を抱える総合化学メーカーです。

一見すると人の多い会社とみられやすいですが、トクヤマは少数精鋭を基本としており、2000名強の従業員がいる企業にしては売り上げや事業所の規模が大きいですね。

 

事業は、「化成品・セメント・電子材料・ライフサイエンス・環境事業」の5分野に分かれていて、こちらも広い領域で事業展開している。

工業向けにも生活向けにも製品開発をしているので、自分の希望に応じてキャリアを選択できる企業ですね。

 

またトクヤマや「ステークホルダーに評価されるために」という思いを掲げており、法令順守の意識や企業倫理の向上を重要視しています。

結果的に従業員への恩恵も回ってくるため、不満の少ない働き方が出来そうです。

 

隠れ優良企業⑥ ニチバン株式会社

引用:ニチバン株式会社「ニチバンホームページ

 

【ニチバン株式会社の企業情報】

  • 設立:1918年
  • 資本金:54億5100万円
  • 従業員: 752名(連結1260名)
  • 本社:東京都文京区関口
  • 事業内容:各種粘着テープの製造・販売

 

参考:ニチバン株式会社「ニチバンホームページ 

 

社名 ニチバン株式会社
3年後離職率[%] 10
平均勤続年数[年] 18.5
残業25時間以内[h] 4.8
休日120日以上[日] 120
有給消化日数[日] 10.4

参考:リクナビ「ニチバン株式会社 会社トップ

 

ニチバンは粘着・接着を武器にした幅広い製品を開発・販売している企業です。

みなさんもよく使うセロハンテープはニチバンが最大手なので、知っている方も多いかもしれませんね。

 

事業はメディカル事業とテープ事業の2つを軸としており、それぞれで主力製品となっているのが「ケアリーヴ」と「セロテープ」。

どちらも高品質でロングヒットの商品なので、消費者からの信頼もとても強い

 

企業向けに化学製品を開発するメーカーが多い中、消費者向けの製品を開発している企業はあまり多くないですよね。

お客様を消費者としてキャリアを積みたい方は、ニチバンを選んでみるのがオススメですね。

 

隠れ優良企業⑦ 日油株式会社

引用:日油株式会社「日油ホームページ

 

【日油株式会社の企業情報】

  • 設立:1973年
  • 資本金:177憶4200万円
  • 従業員:1715名(連結3755名)
  • 本社:東京都渋谷区恵比寿
  • 事業内容:油化、化成、化薬、食品など

 

参考:株式会社「日油ホームページ

 

社名 日油株式会社
3年後離職率[%] 0
平均勤続年数[年] 18.9
残業25時間以内[h] 13
休日120日以上[日] 121
有給消化日数[日] 14.4

参考:マイナビ「日油株式会社 会社概要

 

日油は「バイオから宇宙まで」をキャッチフレーズに、多面的な製品を展開する機能材メーカーです。

MPC、DDS素材など、日油が独創性を持って先駆けで事業化した製品があるのも特徴ですね。

 

事業内容は「油化・化成・化薬・食品・ライフサイエンス・DDS・防錆」と7分野をまたがっており、中でもライフサイエンスや電子情報に注力し始めています。

時代に応じて自らの注力すべき分野を変えられる、非常に柔軟な脳を持っている企業ですね。

 

また、グローバル性も持ち合わせた企業で、NOFチャレンジプログラムという社員のTOEIC対策などを支援するプログラムもあります。

資格取得の費用は会社が全額負担してくれる、そんな福利厚生もあるので、魅力的に感じた方は選考を受けてみても良いかもしれませんね。

 

隠れ優良企業➇ 藤倉化成株式会社

引用:藤倉化成株式会社「藤倉化成ホームページ

 

【藤倉化成株式会社の企業情報】

  • 設立:1938名
  • 資本金:53億5212万円
  • 従業員:433名(連結1255名)
  • 本社:東京都港区芝公園
  • 事業内容:塗料系製品、樹脂系製品等

 

参考:藤倉化成株式会社「藤倉化成ホームページ

 

社名 藤倉化成株式会社
3年後離職率[%] 0
平均勤続年数[年] 16.2
残業25時間以内[h] 13.9
休日120日以上[日] 125
有給消化日数[日] 13.1

参考:リクナビ「藤倉化成株式会社 会社トップ

 

藤倉化成は、化学系のBtoBメーカーであり、塗料や樹脂と言った中間材料を主要製品としています。

中間素材を扱うという点では堺化学工業と似ていて、日本の技術を陰から支える立ち位置として活躍していますね。

 

事業内容は、プラスチック素材に使われるコーティング材や住宅外壁用塗料、接着剤など、完成品を創り上げるための中間素材を展開している。

やはり裾幅は広がりやすいので、より広い分野で世の中に貢献したい方にはおすすめの分野ですね。

 

また、お客様目線を徹底したオーダーメイドにも力を入れており、従業員の主体性を育む教育も忘れていません。

化学メーカーはゆるいと言われがちですが、成長にも重きを置いている就活生は藤倉化成で主体性を磨いても良いですね。

 

隠れ優良企業⑨ ユニチカ株式会社

引用:ユニチカ株式会社「ユニチカホームページ

 

【ユニチカ株式会社の企業情報】

  • 設立:1889年
  • 資本金:1憶45万円
  • 従業員:連結3007名
  • 本社:大阪府大阪市中央区久太郎町、東京都中央区日本橋本石町
  • 事業内容:高分子、機能資材、繊維

 

参考:ユニチカ株式会社「ユニチカホームページ

 

社名 ユニチカ株式会社
3年後離職率[%] 4.2
平均勤続年数[年] 18.6
残業25時間以内[h] 8.5
休日120日以上[日] 120
有給消化日数[日] 10.4

参考:リクナビ「ユニチカ株式会社 会社トップ

 

ユニチカは1889年創業という古い歴史を持つ会社で、紡績会社としてその歴史を始めました。

年を追うごとにだんだん繊維技術を応用することで事業の多角化を進め、主要製品では国内シェアの約4割を占めていますね。

 

事業は「高分子・機能資材・繊維」の3分野であり、中でも高機能資材である「エンブレム」と「ユニビーズ」には世界最高の技術を持って展開しています。

他にもユニチカ独自の技術によって開発した製品は多く、世界的に技術力をリードしている企業とも言えるでしょう。

 

また、CO2排出の問題やコロナウイルスへの対策にもスピーディーに取り組んでおり、環境問題への関心も高い企業ですね。

その姿勢が根付いた結果が、連結で1000億円以上の売り上げを達成している所以かもしれません。

 

隠れ優良企業⑩ リンテック株式会社

引用:リンテック株式会社「リンテックホームページ

 

【リンテック株式会社の企業情報】

  • 設立:1934年
  • 資本金:232億8500万円
  • 従業員: 2618名(連結4913名)
  • 本社:東京都板橋区本町
  • 事業内容:粘着素材、特殊紙、剝離フィルムなど

 

参考:リンテック株式会社「リンテックホームページ

 

社名 リンテック株式会社
3年後離職率[%] 2.2
平均勤続年数[年] 19.1
残業25時間以内[h] 7.8
休日120日以上[日] 125
有給消化日数[日] 11.8

参考:リクナビ「リンテック株式会社 会社トップ

 

リンテックは、堺化学工業・藤倉化成と並んで、中間素材に力を入れている化学品メーカーです。

主に粘着素材を強みとしており、誰もが知っているガムテープの製造・販売を日本で先駆けて行った会社としても名が知れていますね。

 

事業内容は「シール・テープ・自動車用フィルム・半導体部品・特殊紙」など、粘着技術をもとに幅広く展開している。

将来的にはさらなるグローバル展開を目指し、東欧や南米など成長が期待される地域への進出も考えているようですね。

 

また社風は「若手社員に仕事を任せる」であり、やりたいことに手を伸ばす社員に「とにかくやってみろ」と背中を押す風土がある。

安定した環境で働きながらも、自分の能力も向上させたい就活生はエントリーしてみても良いかもしれません。

 

以上が、今回紹介した化学業界の隠れ優良企業です。

ちなみに、化学メーカーを就職偏差値については「【2021年版】総勢111社の化学メーカー就職偏差値ランキング!」でまとめています。

こちらも興味のある方は読んでみてくださいね。

 

化学業界はホワイト企業が多そうですね!

確かに、比較的ホワイトな企業が多いね!でも絶対ではないから、正しい探し方をマスターしよう!

化学業界の隠れ優良企業の探し方

 

次に「化学業界の隠れ優良企業の探し方」を共有しますね。

 

探し方さえつかんでしまえば、自分なりの軸で隠れ優良企業を探せるようになります。

すると他の就活生には見つけることの到底できない企業を見つけられるかもしれません。

 

そういった企業と出会えれば、もちろん選考倍率は低いので内定獲得の可能性は高くなる。

またそこで内定を獲れれば、他の企業へのチャレンジ精神も湧いてくるはずです。

 

ぜひ探し方をマスターして、自分だけの優良企業を見つけてくださいね。

 

【化学業界の隠れ優良企業の探し方】

  1. 就活エージェントから紹介してもらう
  2. 中小規模の合同説明会に参加する
  3. 逆求人サイトを利用する
  4. 各賞を受賞している企業を参照する
  5. 口コミサイトで企業の実態を把握する
  6. 親戚や友人に紹介してもらう
  7. 就職四季報から探す
  8. 大学から紹介してもらう
  9. 帝国データバンクの情報を参考にする

 

探し方① 就活エージェントから紹介してもらう

 

まずもっともオススメなのが「就活エージェントから紹介してもらうこと」です。

就活エージェントとは、就活生との面談をもとにして、自分に合った求人の紹介、面接後のフィードバックまでサポートしてくれるサービスのことですね。

 

 

【就活エージェントのサービス内容】

  1. 就活相談
  2. 自分に合った求人の紹介
  3. 選考支援
  4. 企業との面接のセッティング
  5. 面接後のフィードバック共有

 

就活エージェントは、就活のプロが豊富なノウハウを用いて求人紹介を行うので、自分で探すよりも圧倒的に効率が良いです。

特に、隠れ優良企業を自分で探すのは非常に難しいですからね。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

探し方② 中小規模の合同説明会に参加する

 

2つ目は「中小規模の合同説明会に参加する」です。

マイナビやリクナビが開催する大手のものではなく、中小規模の説明会であることが最大のポイントですね。

 

というのも、中小規模のイベントでは企業の担当者と密な会話をしやすいため。

採用権を持つ人事のトップが参加することも多いので、うまく活用すれば内定に直結しやすいんです。

 

たくさんある合説の中でも、僕がおすすめするのは株式会社DYM主催の「ミーツカンパニー」ですね。

 

引用:ミーツカンパニー「ミーツカンパニーホームページ

 

僕自身、就活生時代に同イベントを利用し、実際に2社から内定を獲得しました。

実体験を通して満足できたので、強くオススメしたいサービスなんですよね。

 

そんなミーツカンパニーのメリットは以下の通り。

 

【就活マンが考えるミーツカンパニーのメリット】

  • 就活マンが就活中に2度参加して2者からの内定を獲得している
  • 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
  • オンライン参加も可能なので全国の就活生が使える
  • 就活エージェントの連携もイベント参加後に検討できる

 

開催頻度も高いので、誰でも気軽に参加できます。

登録方法を簡単に示すと以下の流れですね。

 

【ミーツカンパニーの利用方法】

  1. ミーツカンパニー」にアクセスして「30秒無料エントリー」をクリックする。
  2. 名前や大学などの必要情報を入力する。
  3. 参加希望のイベントを選択する。
  4. 登録と参加予約完了

 

もっと詳しい内容については「【ミーツカンパニーの評判は?】実際に参加した感想とクチコミ!」にて解説しているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

 

探し方③ 逆求人サイトを利用する

 

続いての探し方は「逆求人サイトを利用する」ですね。

逆求人サイトとは、企業側が気になる就活生に対してスカウトを送るサービスで、リクナビやマイナビとはまったく逆の就活サービスです。

 

 

就活生は事前にプロフィールを登録しておくだけでスカウトが届くので、就活の効率化に直結します。

そのスカウトの中には自分が調べるつもりもなかった隠れ優良企業が潜んでいるかもしれないので、思わぬホワイト企業と出会えるかもしれません。

 

さらに、もともと企業側が興味を持った学生にスカウトを送っているわけですから、自分との適性が高い企業と自動的にマッチングされるんですよね。

そうなると当然ですが、その後の選考もスムーズに突破できる可能性が高いです。

 

ちなみに僕も逆求人サイトをうまく使うことで、複数の中小企業から内定を獲得しました。

超効率的なサービスなので、使わない手はないですね。

 

これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。

 

 

探し方④ 各賞を受賞している企業を参照する

 

続いては「各賞を受賞している企業を参照する」です。

毎年たくさんの機関が企業を評価しており、そういった賞を受賞している企業の中から優良企業を探すという方法ですね。

 

例えば、以下のような賞があります。

 

【企業賞の例】

  • 産総研(産業技術総合研究所)発ベンチャーの受賞(URL
  • 革新ビジネスアワード(URL
  • グッドデザイン賞(URL
  • IT協会によるIT賞(URL
  • 経済産業省のソーシャルビジネス55選(URL
  • ハイ・サービス日本300選(URL

 

賞を受賞する企業は、ビジネスモデルや商品、あるいは企業文化が魅力的であることが多いです。

さらに、就活生からの知名度は低かったりするんですよね。

要するに隠れ優良企業が見つかりやすいんです。

 

ぜひこうした授業企業の中から、気になる中小企業を見つけてみると良いでしょう。

 

探し方⑤ 口コミサイトで企業の実態を把握する

 

次に、「口コミサイトで企業の実態を把握する」方法を共有します。

企業に関する口コミが掲載されているサイトは複数あり、企業版の食べログをイメージすると分かりやすいでしょう。

 

たくさんある中で僕がおすすめするのは、以下の4つですね。

 

【僕がおすすめする口コミサイト】

 

口コミは実際に経験した人から聞ける有用な情報です。

その企業の表面的な情報ではなく、実際に感じたリアルな意見を聞ける。

非常に重要な情報源となります。

 

もちろん1つの口コミを過剰に信頼するのはNGですが、多くの口コミで共通の意見があれば信憑性は高くなります。

知名度が低い企業でも、働いている人の口コミが最高なら隠れ優良企業である可能性が高いです。

 

気になる企業があったら、必ず口コミサイトで確認するようにしましょう。

 

探し方⑥ 親戚や友人に紹介してもらう

 

続いては「親戚や友人に紹介してもらう」です。

自分の信頼できる周りの人から、「ここ実はかなりの優良企業だよ」と教えてもらう感じですね。

 

僕は就活生時代にそういったコネクションはありませんでしたが、頼んでみると案外地元の企業で採用に困っているところと繋がれる可能性は高いです。

実際知人の会社で、「残業少ない・有給獲れる・ボーナスきちんと出る、でもタウンワークにしか求人を載せていない」という隠れ優良企業が存在しました。

こういった会社に出会える可能性があるんですね。

 

ただ知り合い経由で出会った企業の場合、内定が出た後に断りにくいという問題が発生することに注意。

正直になるのが一番なので断っても全然大丈夫ですが、“断りにくくなる”という事実は知っておきましょう。

 

探し方⑦ 就職四季報から探す

 

次に共有するのは「就職四季報から探す」ですね。

 

今の時代、企業の情報がネットに掲載されているため、あまり使う学生は多くないのですが、就職四季報にしか載ってない情報はいまだにあるんです。

分かりやすさも四季報の強みで、大量の企業が分かりやすいレイアウトでまとめられている。

さくっと調べられる面でも、就活の効率化が図れるツールですね。

 

ちなみに僕も就活生の時に就職四季報を使って企業を探していました。

中小企業も年収が高いのに残業時間が少ない企業があったりと、お宝求人を探すのも面白いんですよね。

 

 

離職率や残業時間などの数字が明確に載っているので、これを利用して隠れ優良企業を探しましょう。

(※情報があまり載っていない企業も存在します)

 

探し方⑧ 大学から紹介してもらう

 

次に共有するのは「大学から紹介してもらう」です。

大学のキャリアセンターか、あるいは研究室の教授経由で企業求人を紹介してもらう感じですね。

 

極論ですが、外部の就活サービスなどは自分たちの利益のために運営している。

それに対して、大学からの求人は利益ではなく学生のためを思って紹介しています。

 

すなわち、大学から紹介してもらう企業はホワイト企業である可能性が高いわけです。

しかもその大学でしか共有されていない情報なので、全国の就活生に知られている情報ではありません。

(リクナビやマイナビに掲載されている企業の場合、全国の就活生がライバルになりますよね)

 

就活の時期はナーバスになるため、大学を頼るという行動を控えがちですが、正直どんどん頼ったほうが良いです。

使えるものをふんだんに使って、効率的に隠れ優良企業を探していきましょう。

 

探し方⑨ 帝国データバンクの情報を参考にする

 

最後に紹介するのは「帝国データバンクの情報を参考にする」です。

帝国データバンクとは、日本最大級の企業データベースで、上場していない企業でも細かい情報が網羅的に掲載されているサイトですね。

 

ビジネスの場で活用されることが主ですが、「評点」という点数を比較することで、優良企業を判断できる。

非常に細かい情報までリサーチしているため、信頼性もばっちりです。

 

ただし、評点を含む会社情報を閲覧するには、500円/社が必要になる。

要するに、有料級の情報が載っているわけですね。

 

ただ、今まで紹介してきた通り、隠れ優良企業を探す方法のほとんどは無料で利用できます。

参考までに紹介しただけなので、どうしても気になる中小企業がある場合は利用してみても良いかもしれませんね。

 

確かに、就活に慣れていないならプロを頼ったほうが効率良いですね!

その通り。無料でいろいろ支援してくれるんだから、使わない理由がないんだよね!

化学業界の隠れ優良企業の特徴

 

では続いて、「化学業界の隠れ優良企業の特徴」を共有します。

この特徴を理解することで、自分が気になった企業が優良企業なのか否かを判断できるようになりますね。

 

【化学業界の隠れ優良企業の特徴】

  1. 3年後李諸効率が30%未満
  2. 平均勤続年数が長い
  3. 残業時間が月25時間未満
  4. 年間休日日数が120日以上
  5. 有給消化率が高い
  6. 給与水準が高い
  7. 福利厚生が充実している
  8. 財務状況が安定している
  9. 働きやすい労働環境を整備している

 

特徴① 3年後離職率が30%未満

 

まず1つ目に「3年後離職率が30%未満」であることが特徴として挙げられます。

社員を大切にする優良企業は労働環境が優れているため、入社後すぐに辞めたいと思う人材が少ないんですよね。

 

中途入社の離職率も重要ですが、やはり就活生が見るべきは3年後の離職率です。

この指標はそのまま近い自分の未来を示すものになるので、自分が入社後に感じるストレスやギャップを判断しやすいですから。

 

ちなみに30%を基準としているのは、日本の新卒3年後の離職率の平均が3割前後だからです。

これは以下の厚生労働省のデータを見ると明らかですね。

 

引用:厚生労働省「新規学卒者の離職状況

 

要するに、3年後離職率が3割を下回れば優良度が高く、下回るなら注意が必要と言う感じ。

離職率の数値はリクナビやマイナビ、あるいは就職四季報などでも確認できるので、新卒入社で後悔したくない方は、かならず事前に確認しておきましょう。

 

特徴② 平均勤続年数が長い

 

2つ目の特徴は、「平均勤続年数が長い」ですね。

離職率にも関連した話ですが、優良企業かどうかは勤続年数の長さにも表れます。

 

会社に対して不満を感じることが少なければ、入社後3年だけに限らずその後も長期にわたって働く社員が多くなりますよね。

これを明確に表した数値が勤続年数なので、企業の良し悪しを判断するうえでは必ず利用すべきです。

数字が悪い会社は即避けましょう。

 

なお、平均勤続年数を調べる際は、企業の設立年度も併せて確認しておきましょう。

ベンチャー企業のように設立されて数年程度の会社では、当然ながら平均勤続年数も短くなるためです。

 

隠れ優良企業は歴史の浅い中小であることも多いので、設立年度と平均勤続年数は必ずセットで調べてくださいね。

 

特徴③ 残業時間が月25時間未満

 

続いての特徴は「残業時間が月25時間未満であること」です。

やはり社員に無理やり長時間労働を強いている会社は「社員を大切にしている」と言えません。

 

労働基準法36条に基づく「36協定」では、1カ月に認められる残業時間の上限は45時間と決められています。

この基準を考慮すると、月に25時間程度の残業時間が限度と言えるでしょう。

 

月20日勤務の場合、1日1時間の残業があれば月20時間となります。

これくらいならあまり苦痛を感じずに働けるはずです。

 

一方で「若いうちはバリバリ働きたい!」という就活生も多いと思いますし、それを止めるつもりはありませんが、体を壊してしまっては本末転倒

平和でリスクの少ないキャリアを送りたいなら、残業時間が多すぎない優良企業を選ぶことをオススメしますね。

 

特徴④ 年間休日日数120日以上

 

4つ目の特徴は「年間休日日数120日以上」。

120日以上の休みがあれば、働き過ぎていない優良企業と言えます。

 

120日という設定にしたのは、一般的な優良企業の多くがこの日数以上のお休みを設けているためです。

試しに名の知れた大企業などを調べてみると分かりますが、多くがこの水準を保っていますね。

 

労働基準法では年間休日105日が最低ラインになっているので、この値に近い会社はブラック度が高いと考えられる。

ブラック企業を見分ける指標としても効果的なので、応募を検討している会社がある人は求人票の情報を欠かさず確認しておきましょう。

 

特徴⑤ 有給消化が高い

 

5つ目は「有給消化率が高い」ですね。

こちらは年間休日日数とも繋がってきますが、社員を大切にする企業は有給を取得しやすい雰囲気があるので、一般的な会社よりも取得率が高くなりやすいんです。

 

では具体的にどのくらいの数値なら“消化率が高い”と言えるのか。

全国の有給取得率の平均値が目安になりますね。

 

引用:厚生労働省「令和2年就労条件総合調査の概況

 

こちらの厚生労働省のデータを参考にすると、有給取得率56%・有給取得日数10日以上の会社であれば優良度が高いと言えます。

 

ちなみに法律では、年5日の有給取得が義務付けられている。

よって例の通り、この5日という日数に近い会社は社員を大切にしているとは言えません。

 

社員を大切にしている企業で働きたい方は、年間休日と一緒に有給取得率も確認しておきましょう。

 

特徴⑥ 給与水準が高い

 

続いての特徴は「給与水準が高い」です。

みんな大好き給与の話ですが、優良企業は得た利益を積極的に社員に還元します。

それゆえ、他社よりも給与水準が高くなるんですね。

 

そして給与を見る際は、総支給額ではなく基本給の高さを見るのがコツです。

当然ですが、総支給額には固定残業じかにゃ手当の金額なども含まれているため、全員一律の数値ではなくなってしまうんですよね。

 

 

ボーナス支給額は基本給×◯カ月という形なので、基本給をぼかすことでボーナスを押さえる意図があると考えられる。

よって給与水準の高さを判断する際は、上記を考慮してチェックすることが大切です。

 

本当に優良な企業であれば、基本給も総支給額も大きな金額になりますけどね。

平均年収を確認する際には、印象の良い数字に騙されないように注意しましょう。

 

特徴⑦ 福利厚生が充実している

 

7つ目の特徴は「福利厚生が充実している」ですね。

福利厚生と言うワードはよく聞くと思いますが、社員を大切にする企業は手厚い福利厚生を用意しています。

 

具体的には、給与やボーナスといった基本的な報酬以外に、企業が従業員(あるいはその家族)に対して提供するサービスのことですね。

そしてその構成には、大きく以下の2種類があります。

 

 

このうち、就活生が核にすべきは法定外の福利厚生ですね。

健康保険や厚生年金のように法律で義務付けられていない法定外の福利厚生は、各企業が社員のために独自に設けているものです。

 

要するに、法定外の福利厚生を見ることで、社員に対する思いを判断できるわけですね。

具体例を挙げると、新卒には結構嬉しい住宅手当や格安でランチを食べられる社員食堂などがこれに該当します。

 

特に住宅手当については、優良企業の多くが整備している印象ですね。

数年単位で働くと無視できない程大きな差が生まれるので、可能な限り福利厚生が充実した会社に就職するのがオススメですよ。

 

特徴⑧ 財務状況が安定している

 

続いては「財務状況が安定している」という特徴です。

社員を大切にできるということは、大前提として財務状況の安定が欠かせません。

 

企業にお金が無いと、高水準の給与を支払うことも手厚い福利厚生を用意することも難しいですからね。

具体的には、次のような内容を確認するのがおすすめです。

 

【財務状況を核にする際に見るべきもの】

  • 損益計算書
    売上高や当期純利益などの営業成績がわかる
  • 貸借対照表
    資産・負債・純資産・自己資本比率などがわかる
  • キャッシュフロー計算書
    企業のお金がどのように動いているかがわかる

 

上記の内容は各社の有価証券報告書にて確認できます。

(企業のホームページからアクセスできます)

始めて数字を見るときは分からないことも多いかもしれませんが、いくつか見ていくうちにだんだん慣れていくはずですよ。

 

その企業の本質的な優良度を判断するためにも、ぜひじっくり時間をかけて利益率などのデータも確認してみてくださいね。

 

特徴⑨ 働きやすい労働環境を整備している

 

最後の特徴は「働きやすい労働環境を整備している」です。

例えば、リモートワークをOKとしていたり、短時間勤務・フレックスタイム制度を導入していたりする企業ですね。

(フレックスとは、出社・退社の時間を従業員が自由に決めていいという制度です)

 

政府が働き方改革を推進するに伴い、柔軟な働き方ができるように環境整備する企業は増えてきています。

これらの動きは社員を思ってのことなので、テレワークなどを積極的に導入している企業は優良度が高いといえるかと。

 

もちろん業界によっては、制度の導入が難しいケースなどもありますけどね。

社外秘の情報を扱う仕事や、現場でモノを作る仕事などは、テレワークの導入はできませんし。

 

ただ、こういった社員を思った制度を導入し始めている企業はとても印象良いです。

社員をとても大切にしていると判断できるので、優良企業への入社を志す方は1つの指標にすると良いですね。

 

ちなみに、より詳細なホワイト企業の特徴については、「【ホワイト企業の特徴とは?】重要な15の特徴を一覧で共有!」にてまとめています。

「もっと細かくホワイト企業を精査したい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

割と公になっている数字が役に立つんですね!

そう、数字を正しく判断できるようになれば、リクナビに載っている内容だけでも優良度をある程度判断できるよ!

化学業界の隠れ優良企業に関するよくある質問

 

最後に、「化学業界の隠れ優良企業に関するよくある質問」に答えていきますね。

ここまで読んでまだ残っている疑問もあるかと思いますので、まとめて解消しましょう。

 

【化学業界の隠れ優良企業に関するよくある質問】

  1. 化学業界ってだけで隠れているのでは?
  2. 化学メーカーの業務はゆるい?
  3. 化学業界はホワイト企業が多いって本当?

 

質問① 化学業界ってだけで隠れているのでは?

 

結論、そんなことないですね。

 

確かに化学業界は消費者向けのサービスを扱っているわけではないので、一般的な知名度は低いかもしれません。

しかし、あなたと同じように化学業界を志望する就活生は化学業界の企業を知っているはずです。

 

就活における“隠れている”とは、「同じ業界を志望するライバルたちに隠れているか否か」。

他の就活生が知っているなら、それは隠れ優良企業とは呼べません。

 

したがって化学業界ってだけで隠れているとは言えない。

自分が周りの学生よりも一層深くリサーチし、本当の隠れ優良企業を見つける必要があるわけですね。

 

質問② 化学メーカーの業務はゆるい?

 

一概には言えませんが、比較的ゆるい方ですかね。

そう言える理由は以下3つです。

 

【化学メーカーの業務がゆるい理由】

  • 営業を商社に任せているメーカーが多い
  • 新商品の企画が少なく既存ルートの営業ばかり
  • 品質が安定していてクレームが少ない

 

まとめると「通常しんどい業務が多いはずの営業があんまりない」という感じ。

また、長年品質だけを求めて製品を作っているため、すでに安定していてクレームが少ないという傾向があります。

 

もちろん業務のしんどさは会社や人によって変わりますが、比較的ゆるく働けるという認識で大丈夫でしょう。

 

質問③ 化学業界はホワイト企業が多いって本当?

 

これも比較的合っていると言えます。

理由は先ほどの「営業があんまり辛くない」とも繋がりますが、以下のような繋がりになっていますね。

 

まず、参入障壁が高いので競争が起こりにくい。

それゆえ、新商品の開発や営業の激化なども起こりづらく、わざわざ無理をする必要がない。

さらに長年安定して性能の高い製品を扱っているため、クレームも起こらない。

 

こういった繋がりから、化学業界はホワイトになりやすいんです。

もちろん中にはブラック企業も紛れているはずですが、きちんと基準を持ってリサーチすれば、必ず優良企業と出会えるはず。

 

化学業界だからと言って「絶対ホワイトだ!」と油断せず、前述した特徴をチェックリストにして判断してくださいね。

 

なるほど、化学業界は比較的ホワイト企業が多いんですね!

もちろん一概には言えないけどね!ちゃんと精査するのは必須だよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

「化学業界の隠れ優良企業」について、網羅的に把握できたと思います。

 

何度も言っている通り、隠れ優良企業はそう簡単に見つけられません。

そもそも就活を経験するのは初めてなわけですから、そんなに楽に企業探しができるわけないんですよね。

 

したがって、今回紹介したような就活のプロをうまく活用し、企業探しを進める必要があります

そして出会えた優良企業に対して、自分なりの軸を持って評価できると良いですね。

例えば「自分はワークライフバランスを重視したい!」というなら、残業や有給、あるいはそういった社内制度などを確認しましょう。

 

最初は慣れないかもしれませんが、徐々に自分自身も成長していくものなので、堅実にコツコツ進めていってくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【早く内定をもらいやすい人の特徴10選】人事に評価されるポイントとは?」を読んでみるのがおすすめです。

志望する優良企業が見つかったら、次はその企業から内定を獲得するための対策をする必要があります。

上の記事では「内定をもらいやすい人になるための方法」を解説しているので、必ず参考になると思いますよ。

 

それでは最後に本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 化学業界の隠れ優良企業のトップ10は「ADEKA」「堺化学工業」「住友ベークライト」「東洋紡」「トクヤマ」「ニチバン」「日油」「藤倉化成」「ユニチカ」「リンテック」である。
  • 隠れ優良企業かどうかは、「離職率・勤続年数・残業時間・休日日数・有給消化率・給与・福利厚生・財務状況・労働環境」の9つから判断できる。
  • 就活を熟知したプロを頼ることによって、化学業界の隠れ優良企業と出会える。
  • 化学業界はホワイト企業が多いが、中にはブラックも紛れているので、きちんと基準を持って判断する必要がある。

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです。\(^o^)/