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【ベンチャー企業がマジで危ない5つの理由】志望前の注意点を解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で5年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、複数内定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

今回は、ベンチャー企業を志望する時の注意点についてバシっと共有していきます!

就職先の選択肢として「ベンチャー企業」を考えたことはありませんか?

 

大手企業にはない自由な雰囲気や、チャレンジングな事業内容に惹かれてベンチャー企業に憧れる人もいるでしょう。

ただ、実際のところベンチャー企業に就職して大丈夫なのか不安に感じている人もいるはず。

 

そこでこの記事では、危ないベンチャー企業の見分け方や求人を探すコツを解説します。

ベンチャー企業に就職するメリット・デメリットにも触れているので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!

 

ベンチャーはブラック企業が多くてヤバいって聞いたのですが、本当なんでしょうか…?

たしかに、中にはそういう企業もあるね。ただ、「ベンチャー企業」と一括りにできないところもある。そのあたりを詳しく見ていこう!

【結論】入社するのは危ないベンチャー企業は正直多いです

 

結論から言うと、入社するのは危ない・おすすめできないベンチャー企業は正直多いです。

なぜ入社するのが危ない企業が多いのか、僕がおすすめできないと考えるのはなぜなのか、まずはここの部分を共有していきますね。

 

一口に「ベンチャー企業」といっても各社月とスッポンの差がある

 

そもそも、ベンチャー企業の定義はものすごく幅広い

社員が数名の小規模な企業もあれば、社員数が数千人規模の企業まであります。

 

まだ世の中に知られていないビジネスモデルを確立しようと試みている企業は、設立から年数が浅くて社員数が少ないこともめずらしくありません。

 

スタートアップという言葉を聞いたことがあると思うのですが、こうした企業はベンチャー企業の中でもスタートアップと呼ばれています。

逆に、ビジネスモデルを確立したベンチャー企業の中には経営が比較的安定しているところもある。

 

メガベンチャーと呼ばれるこうした企業にはサイバーエージェントやDeNAなど、皆さんがよく知っている有名な企業も含まれています。

こうして見ると、同じベンチャー企業というカテゴリーの中でも各社に月とスッポンぐらいの差がある。

中には設立したばかりでバタバタしている状態の企業もあるでしょう。

 

この手の企業に入社するのはリスクが高いので、ベンチャー企業全体として見た場合に「入社するのは危ない企業もある」と言わざるを得ないのです。

 

ベンチャー企業をすぐに辞めてから大手企業に転職する難易度は高い

 

ベンチャー企業に就職後、「ここは自分には合わない」と感じて転職する場合もリスクがありますね。

と言うのも、ベンチャー企業をすぐに辞めて大手企業に転職するのはかなり難易度が高いからです。

 

大手企業は就活生から人気があるだけじゃなく、転職希望者からもめちゃくちゃ人気がある。

しかも中途採用の場合、新卒採用のように何百人も1度に採用することはまずあり得ません。

 

わずか数名の採用予定人数に何百人という応募者が殺到することもザラにあります。

前職でよほど優れた実績があるとか、即戦力になるスキルを持っている人じゃない限り、ただでさえ転職するのは難しい。

 

前職がベンチャー企業で、かつ「自分には合わないと感じた」ことが転職理由だったりすると、採用される確率はかなり低いでしょう。

つまり、1社目の就職先に微妙なベンチャー企業を選んでしまうと、その先のキャリアも選択肢が狭まってしまいます

 

キャリアを長い目で見た場合、就職先としてベンチャー企業を選ぶなら相当慎重に考えておくべきでしょう。

 

ベンチャー企業と一口に言っても、ここまで差があるとは…。設立したての企業からメガベンチャーまで、全部まとめて「ベンチャー企業」と呼ばれているのですね!

その通り。だからベンチャー企業全体で見ると、新卒で入社するのはおすすめできない企業もたくさんあるってことだね。

ベンチャー企業への入社が危ない5つの理由

 

ベンチャー企業の中でも経営がまだ安定していないところに就職すると、いろいろな面でリスクが高いと言えます。

僕が「危ない」と考える具体的な理由を挙げてみますね。

 

【ベンチャー企業への入社が危ない5つの理由】
  1. 利益の安定性が低くすぐに倒産する可能性がある
  2. 残業代が払えないような余裕のない企業が多い
  3. 初期の赤字状態が長期的に続き社内の雰囲気が悪い企業も多い
  4. 自分が持っていない知識やスキルまで求められる可能性がある
  5. 魅力のない商品(ニーズのない商品)を無理に売らされる可能性がある

 

理由① 利益の安定性が低くすぐに倒産する可能性がある

 

ベンチャー企業には、ビジネスモデルがまだ確立できていない段階の企業も多い。

利益を確保する方法が確立されていないので、利益が出たり出なかったり不安定な状態のこともよくあります。

 

ビジネスって立ち上げたばかりの頃は利益が出るどころか、赤字を垂れ流す状態からスタートすることも多いのです。

 

とくに従来はなかった斬新なビジネスに挑戦している企業ほど、この傾向がありますね。

利益の安定性が低いため、事業資金が尽きてあっけなく倒産してしまうこともある

 

ビジネスが成功するか失敗するのかは未知数なので、入社して間もない時期にいきなり倒産ということも絶対にないとは言い切れません。

 

せっかく入社した企業がすぐに倒産したら、めちゃくちゃ嫌ですよね…。

だから、ベンチャー企業への入社は危ないケースも多いと考えています。

 

理由② 残業代が払えないような余裕のない企業が多い

 

社員に残業代を払うのは企業としての義務ですが、資金に余裕がないと「どうしても払えない」こともあり得ます。

前述の通りベンチャー企業の中には利益の安定性が低いところもあるので、残業代を払いたくても払えない場合がある

 

福利厚生などもほとんどなく、退職金もない代わりに「ドカンと1発当てたらストックオプションで大金が手に入るかも」という企業が多いのです。

繰り返しますが、ベンチャー企業だから残業代を払わなくても良いというルールは存在しません。

 

ただ、利益が確保できておらず資金に余裕がないので「ない袖は振れぬ」状態になっているベンチャー企業は多い。

残業代が支払われるのが当たり前だと思っていると、あてが外れる可能性もあるため注意が必要です。

 

理由③ 初期の赤字状態が長期的に続き社内の雰囲気が悪い企業も多い

 

ベンチャー企業は、とくに初期の段階だと赤字が長期的に続いていることも多い。

ビジネスが軌道に乗っていない以上、仕方のないことです。

 

でも、社内で働いている人間からすると勤務先の赤字がずっと続いているのは不安だし、何より自分が貢献できている実感が湧きにくいでしょう。

すると、社内がピリピリした雰囲気になってしまうことも多い

 

これって、入社したばかりの社員にとってはキツいですよ…。

人間関係がギスギスした環境で働いていると、ネガティブな雰囲気が伝染してきますからね。

 

「この会社は大丈夫なのか?」「今に潰れてしまうのでは?」と不安を抱えながら働いている人が多い中でポジティブな気持ちで仕事に取り組むのは、かなりハートが強くないと難しいでしょう。

 

理由④ 自分が持っていない知識やスキルまで求められる可能性がある

 

ベンチャー企業は少数精鋭なので、社員1人1人が担当する業務範囲が広いのが特徴です。

良く言えばいろいろな経験ができる一方で、悪く言えば自分が持っていない知識やスキルまで求められる可能性がある。

 

もっとストレートに言ってしまうと、無茶ぶりをされる確率が大手企業よりはるかに高いということ

 

たとえば、エンジニアとして入社したはずなのに「営業担当者が足りないから、明日から外回りしてもらえる?」と急に言われることも。

 

ベンチャー企業の場合、入社時の希望条件とか希望職種はあってないようなものです。

たとえ1度も経験がない仕事でも必要に応じて勉強して、実務の中で走りながら仕事を覚えていくような感覚ですね。

 

「そんな無茶ぶりをされても困る」と感じる人は、ベンチャー向きではないかもしれません。

 

理由⑤ 魅力のない商品(ニーズのない商品)を無理に売らされる可能性がある

 

ベンチャー企業が扱っている商品は、市場でまだ認知されていないケースがほとんど。

売れるかどうか、ニーズがあるかどうか未知数だからこそ、大手企業が参入していないことも多いのです。

 

市場では評価されていない商品やニーズのない商品を「売らなくてはならない」ことも十分に考えられる。

大手企業の商品なら、すでに多くの人が知っていて「あの企業の商品なら信頼できる」と思ってもらえるでしょう。

 

当然、売りやすいし実際にあまり苦労せずに売れることも多いはず。

ところが、ニーズが未知数の商品を売るにはガチで営業力やプレゼン能力がないと結果がついてきません

 

誰も知らないような商品を自分の力で売るのは無理だと感じる人にとって、ベンチャー企業への就職はかなりリスクが高いと言わざるを得ないでしょう。

 

大手企業には当然そろっている条件でも、ベンチャー企業だと「全くない」ってことも普通にありそうですね…。

そうだね。大手企業の待遇を基準に考えてしまうと、ベンチャー企業は過酷な環境のことも多い。もしベンチャー企業に入社したらどんなリスクがあるのか、よく理解しておくことが大事だよ!

危ないベンチャー企業を見分けるために僕が見る8つのポイント

 

ここまで解説してきた通りベンチャー企業は玉石混交で、中には危ない企業も含まれています。

だからこそ、「ここは危なそうだ」と見分けるための嗅覚が必要になる

 

そこで、日本屈指の就活マニアである僕が危ないベンチャー企業を見分けるためにチェックするポイントを共有しますね。

 

次の8つのポイントを必ずチェックして、危ないベンチャー企業かどうかをしっかり見極めてください!

 

【危ないベンチャー企業を見分けるために僕が見る8つのポイント】
  1. 企業の口コミサイトやグーグルマップでの評判が良いか
  2. 本質的にニーズのある商品を展開しているか
  3. 競合優位性のある商品を展開しているか
  4. 自分が本当に広めたいと思える商品を展開しているか
  5. 資本金があまりに少なくないか
  6. 有名な出資先から出資を受けているか
  7. 求人の募集人数が社員数と比較してあまりに多くないか
  8. 残業代がしっかりと支払われているか(要社員ヒアリング)

 

ポイント① 企業の口コミサイトやグーグルマップでの評判が良いか

 

まず確認しておきたいのが「口コミ」です。

求人情報や企業ホームページは企業の人事や採用担当者が書いているので、自社を良く見せようとする傾向がある。

 

一方、口コミサイトやグーグルマップの評判は実際にその企業で働いたことがある方々が投稿しているため、企業側の意思ではコントロールできません

より赤裸々に、その企業の評価が分かるのです。

 

僕だったら、次の4つの口コミサイトを全て駆使して企業の評判を調べ尽くしますね。

 

【おすすめの口コミサイト】

  • ワンキャリア:就活生向け。企業の口コミだけでなく、選考情報も確認できる
  • ライトハウス:日本最大級の口コミサイトで、サイトも見やすいので個人的にベスト
  • オープンワーク:こちらも口コミサイト大手で、ライトハウスと併用するのがおすすめ
  • 転職会議:約20万社の口コミが掲載されている大手口コミサイト

 

これら4サービスはどれも完全無料で使えるので、ベンチャー企業の評判をチェックするのに最適ですよ!

企業によっては口コミが投稿されていないケースもあるかもしれません。

 

逆に悪い評判ばかりが明らかに多いようなら、その企業には「何かある」と思ったほうが良いでしょう。

 

ポイント② 本質的にニーズのある商品を展開しているか

 

次にチェックして欲しいのが、その企業が扱っている商品ですね。

ベンチャー企業は大手企業が手を出そうとしない斬新なビジネスモデルや、まだニーズが明確に把握できていない手つかずの分野に挑戦する企業も多い。

 

それはそうと、展開している商品が本質的にニーズがあるかどうかは必ずチェックしておきたいところです。

 

斬新で話題性はあるかもしれないものの、あまり本質的なニーズを捉えているとは思えない商品だったら要注意。

 

たとえば、ちょうど今流行っているものや話題になっているものに飛びついているようだと、近い将来ニーズが下がっていく可能性が高いでしょう。

逆に「健康でありたい」とか「美しくありたい」といったニーズは普遍的で、時代が変わっても完全に消滅することはないはず。

 

扱っている商品をじっくり調べて、「どんなニーズに応えようとしているのか?」を考えてみてください

本質的なニーズのある商品でなければ、危ないベンチャー企業の可能性ありです。

 

ポイント③ 競合優位性のある商品を展開しているか

 

扱っている商品に競合優位性があるかどうかも要チェックポイントです。

競合優位性とは、簡単に言うと「他社がすぐにはマネできない強み」のことですね。

 

たとえば、単に「他社より安い」ことが売りの場合、競合優位性としては弱いと言わざるを得ない。

 

大手企業がさらに安い商品を投入してきたら、たちまちシェアを奪われてしまうでしょう。

 

一方、他にはない技術やビジネスモデルを確立しつつある企業なら、少なくとも今すぐに他社が競争相手になる確率は低い。

 

独自性のある商品を展開できるのはベンチャー企業の強みです。

その強みを生かして競合優位性をしっかりと打ち出せているかどうかをチェックしてみましょう!

 

ポイント④ 自分が本当に広めたいと思える商品を展開しているか

 

扱っている商品に魅力を感じるかどうかも重要なポイント。

ベンチャー企業には大手企業のような知名度がないので、自社商品を世の中に広めていくにはかなりの情熱が必要です。

 

もしかしたら、世の中の人は「社名を聞いたことがない」とか「大手じゃない」というだけの理由で見向きもしてくれないかもしれません。

 

それでも「世の中に広めたい!」と思い続けられるかどうかは、ベンチャー企業で働いていく上でとても重要な要素。

 

分かりやすい基準としては、「自分も欲しい・使ってみたい」と思えるかどうか、「友達や家族に勧めたい」と思えるかどうかでしょう

 

世の中に広めたいとは思えない・身近な人にも勧めたくないと感じる商品を展開しているようなら、危ないベンチャー企業の可能性がありますね。

 

ポイント⑤ 資本金があまりに少なくないか

 

危ないベンチャー企業かどうかを見分けるには、資本金もチェックポイントになりますね。

ベンチャー企業じゃなければ、資本金は正直あまり参考にならないことも多い。

 

資本金は事業を始めるにあたって用意した「元手」なので、多いから安定しているとか、少ないから不安定とは限らない面があるからです。

 

ところが、ベンチャー企業の場合は創業から間もない企業も割とある。

資本金があまりに少ないようだと、現状会社にお金がほとんどないことも考えられます。

今の会社法では、資本金1円でも会社を設立できてしまう。

 

本当に資本金1円の企業はほとんどないにしても、10万円とか50万円など少なすぎる金額ではかなり不安ですよね。

 

旧会社法だと株式会社で1000万円、今は新たに設立できなくなった有限会社で300万円が資本金の最低金額でした。

 

よって、だいたい300万円が無理なく事業を続けられる企業としての目安になるでしょう。

これを大幅に下回っているようなら、危ないベンチャー企業の可能性がありますね。

 

ポイント⑥ 有名な出資先から出資を受けているか

 

有名な出資先から出資を受けているベンチャー企業かどうかも確認しましょう。

たとえば社長が大手企業出身で、元勤務先から出資を受けているとすれば「この人が社長を務める企業なら大丈夫だ」という信用があると分かります。

 

または、有名どころのVC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けているようなら、VCに事業計画をプレゼンした結果、高く評価されて出資が決まったということ。

 

こうしたベンチャー企業は、創業の時点から社会的な信用があると分かります。

事業が成功するイメージが全然湧かないようでは、誰も出資してくれないはずですからね。

 

もちろん有名な出資先から出資を受けていない=危ないベンチャー企業とは限りませんが、少なくとも出資先が有名どころなら世の中からの信用が高いと判断できる

 

有名どころから出資を受けた企業の場合、企業沿革や代表者のプロフィールにその事実が記載されていることがよくあります。

出資先がどこなのかは、必ずチェックしておいてくださいね!

 

ポイント⑦ 求人の募集人数が社員数と比較してあまりに多くないか

 

募集人数が社員数に対して多すぎないかどうかも要チェック。

たとえば、社員が10人しかいないのに新入社員を20人も募集していたら、さすがに多すぎると判断できます。

 

社員数と比較して募集人数が多すぎる場合、そもそも「新入社員が高い確率で辞める」ことを見越して採用しているケースがほとんどです

 

20人入社して1〜2人残ればラッキー、ぐらいの感覚で採用している可能性がある。

もちろん離職率は恐ろしく高くなるでしょうし、せっかく入社しても早い時期に退職する流れになる確率が高いでしょう。

 

こうした大量採用・大量離職を繰り返す企業は、明らかに社員を大切に扱っていません。

いくらでも代わりがいると思っているから、そういうことが平気でできてしまう。

 

くれぐれも「募集人数が多い=受かる確率が高い」と判断して、安易に応募しないように注意してくださいね!

 

ポイント⑧ 残業代がしっかりと支払われているか(要社員ヒアリング)

 

残業代がしっかりと支払われているかどうかも、可能であれば確認しましょう。

残業代を支払うのは、法律で決められている企業としての義務です。

 

ベンチャー企業だから払わなくても良いとか、経営状態が厳しいから払えなくても仕方がない、というものじゃない。

 

もし残業代の未払いが常態化しているようなら、その企業は経営状態が悪化している可能性が高いでしょう。

法律違反をしてまで残業代を払わないのですから、ほぼ間違いなく何らかの事情がある。

 

ただ、「うちは残業代を払いません!」と大々的に公表する企業はないので(罰せられてしまいますよね)、社員にヒアリングするのが最も確実

 

本当に気になるベンチャー企業なら、社員と話す機会を設けてもらいましょう。

社員と話した結果、「大手じゃあるまいし、うちは残業代なんて出ないから」とドヤ顔で言われるようなら、危ないベンチャー企業と考えたほうが良いでしょう。

 

ベンチャー企業=危ないというより、危ないベンチャー企業の特徴を知っておくことが大事ですね!

大手企業と比べると、ここで挙げた特徴に当てはまるベンチャー企業はそこそこの確率で実在すると思って欲しい。求人情報の印象が良かったとしても、必ずリサーチして危ないベンチャー企業ではないか確認しておこう!

優良ベンチャー企業の探し方|求人の探し方

 

では逆に、優良ベンチャー企業を探すにはどうすれば良いか?

ベンチャー企業の場合、上場企業のように公表されている情報が多くないので、求人の探し方にもコツが必要です

 

有効な探し方を3つ共有するので、全て実践して優良ベンチャー企業を見つけましょう!

 

【優良ベンチャー企業の探し方】
  1. 就活/転職エージェントから紹介してもらう
  2. 逆求人サイト(スカウトサイト)を利用する
  3. 大手求人サイトにて条件を絞って検索する

 

探し方① 就活/転職エージェントから紹介してもらう

 

優良ベンチャー企業を探すなら、就活/転職エージェントの活用は必須です。

理由はシンプルで、公表されている情報がかなり限られているから。

 

企業ホームページを見ても、自社のことを悪く書く企業はまずないので本当に優良ベンチャー企業かどうかは判断しづらい。

かと言って、社員に直接話を聞ける企業ばかりでもないでしょう。

 

それなら、第三者の力を借りて優良ベンチャー企業を紹介してもらったほうが早い。

ただ、具体的にどの就活エージェントを活用すれば良いのか迷いますよね。

僕はこれまで就活を研究し続けてきて、50以上の就活エージェントを見てきました。

 

もし今、僕が就活をしていてベンチャー企業を紹介してもらうとしたら「就職Shop」を活用しますね。

就職Shopは20代に特化した就活エージェントで、累計で10万人が利用してきた実績豊富なサービスです。

 

運営企業は人材業界大手のリクルートなので、信頼性もバッチリです。

僕が就職Shopをおすすめする1番の理由は、直接訪問して取材した結果、「ここは大丈夫」と判断した企業しか取引していないこと

 

直接取材しているからこそ、表面的な企業情報だけじゃなく職場の雰囲気や労働環境も含めて確認してもらえます。

しかも、登録企業は10,000社以上。

 

求人の選択肢が限られていて困ってしまうようなこともまずないでしょう。

優良ベンチャー企業を探すなら外せないサービスなので、まずは就職Shopへの登録を済ませておきましょう!

 

探し方② 逆求人サイト(スカウトサイト)を利用する

 

続いて、優良ベンチャー企業を見つけるなら逆求人サイトの活用も非常におすすめ。

逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくだけで企業の採用担当者からスカウトが届くサービスのこと。

 

今、僕が就活生なら迷わず逆求人サイトを活用しますね。

なぜなら1度登録さえしておけば、あとは自動的にスカウトが届くようになるからです。

 

しかも、スカウトを送ってくるベンチャー企業は自分に合っている企業の可能性が高い上に、スカウト経由なら内定も獲得しやすい。

就活生なら、大手2サイトに真っ先に登録しておきましょう!

 

【絶対に併用利用すべき逆求人サイト2選|すべて完全無料】

 

※これら大手2サイトをすべてプロフィールを登録しておくことで、自動的に企業が自分のことを認知してくれて、勝手にスカウトが届く仕組みは現状最効率かと。

 

ー大手企業のグループ会社など穴場企業が多い逆求人サイト

ーサイトの使いやすさや提供する適性検査の質はピカイチ

 

ー利用企業数が7300社を超える最強の逆求人サイト

ー経済産業省や資生堂、マイクロソフトも利用するほどの信頼性

 

転職者なら、優良ベンチャー企業を探すには「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」がおすすめですね。

 

どちらもハイクラス人材向けのスカウトサイトで、登録している企業のレベルが高い。

別の言い方をすると、危ないベンチャー企業にとってハードルが高いサービスと言えます

 

この手のサイトに危ないベンチャー企業に登録した場合、人材を紹介してもらえない確率が高いでしょう。

 

ハードルの高さが「企業フィルター」となって、レベルの高い優良ベンチャー企業が残りやすいと考えられる。

 

もちろん、スカウトが届いたら反射的に応募するのではなく、前述の見分け方を活用して危ないベンチャー企業ではないか必ず確認してくださいね!

 

探し方③ 大手求人サイトにて条件を絞って検索する

 

大手求人サイトで条件を絞って検索するのも有効な方法ですね。

大手求人サイトでベンチャー企業の求人を探すイメージが湧かない人も多いと思います。

 

何しろ、大手求人サイトに求人を掲載するにはそれなりの掲載料を支払わないといけません。

しかも、就活/転職エージェントと違って求人サイトの場合は人材が採用できなくても掲載料はかかってしまう。

 

資金力のない企業にとって、これはなかなかの痛手です。

つまり、大手求人サイトに求人を掲載できる時点で、少なくとも経営状態が極めて悪い企業ではないと判断できる

 

だから、優良ベンチャー企業を探すために「あえて大手求人サイトを活用する」のです。

優良ベンチャー企業を効率よく探すなら、求人検索の条件を絞っておくことが大事。

 

下の図は「マイナビ」の求人検索条件ですが、こんなふうに条件を指定すると優良ベンチャー企業を探しやすいでしょう。

 

 

もちろんこの条件に該当したからと言って100%優良ベンチャー企業とは言い切れないので、しっかりと企業研究をしておいてくださいね!

 

優良ベンチャー企業を探すには、優良な大手企業を探す時以上の工夫が必要ですね…。

その通り。複数のルートを確保して、優良ベンチャー企業の情報が入ってくる状況を作ろう!

優良ベンチャー企業に就職・転職する際にすべき選考対策

 

優良ベンチャー企業となると、選考の倍率もそれなりに高くなります。

人気の大手企業ほどではないにしても、あまり知名度のない中小企業より倍率が高いことはザラにある。

 

そこで、優良ベンチャー企業に就職・転職する際にすべき選考対策をまとめました。

必ず実践して、優良ベンチャー企業から内定を獲得しましょう!

 

【優良ベンチャー企業に就職・転職する際にすべき選考対策】
  1. なぜベンチャー企業ではいけないのかという志望理由の納得性を高める
  2. 自身の長所がベンチャー企業でどう活きるか言語化しておく
  3. 志望企業が扱う商品への理解・共感を徹底的に深める
  4. 可能であれば志望企業のインターンに参加する
  5. インターンでなくとも事前に社員さんから話を聞く機会を作る

 

対策① なぜベンチャー企業ではいけないのかという志望理由の納得性を高める

 

まず、志望先がなぜ一般的なベンチャー企業ではなく「優良ベンチャー企業」でなくてはいけないのか、志望理由を十分に詰めておくことが重要。

 

本音としては「残業代が出ないのは困るから」「倒産したら困るから」といった理由が出発点だったのかもしれません。

 

ただ、こうした理由は採用する側からすれば「それなら当社でなくてもいいのでは?」と思わざるを得ないでしょう。

他のベンチャー企業ではなく、まして大手企業でもなく「その企業でなければいけない志望理由」を考えておく必要がある

 

企業理念や扱っている商品、経営方針など、企業独自の要素に惹かれて「どうしてもここがいい」と伝えられる志望理由を固め、志望理由の納得性を高めてください。

 

対策② 自身の長所がベンチャー企業でどう活きるか言語化しておく

 

次に、自身の長所が大手企業や中小企業ではなく「ベンチャー企業で」どう活きるのか、説明できるようにしておくべき。

 

優良ベンチャー企業といえど、大手企業に内定者を取られることに対しては相当警戒しているはずです。

 

「本当は大手が第一志望では?」「当社は数あるエントリー先の1つに過ぎないのでは?」という思いを、採用担当者は少なからず抱えていることでしょう。

だからこそ、「私の長所は〇〇で、ベンチャー企業でこのように活かせます」と断言してくれる人を採用したいのです

 

自己分析を徹底的に深め、得られた分析結果とベンチャー企業で求められる資質・能力と照らし合わせてみてください。

 

後述する「ベンチャー企業への就職・転職が向いている人の特徴」を参考にしてもOKです。

ここをしっかりと言語化しておくと、他の就活生と差をつけることができますよ!

 

対策③ 志望企業が扱う商品への理解・共感を徹底的に深める

 

企業研究は徹底的に行い、志望企業が扱う商品への理解・共感を深めましょう。

なぜその商品の開発に至ったのか、市場にはどのような既存商品があるのか、ビジネスモデルはどうなっているのか、あらゆる角度から情報を収集します。

 

ベンチャー企業が扱う商品は、創業者の生い立ちや過去の経験が元になって開発されたものも少なくない。

その企業にはどんなストーリーがあるのか、商品はストーリーの中でどのように登場するのか、人にいくらでも語れるぐらいのレベルまで調べ尽くすことです。

 

「この企業と扱う商品のことなら、どの就活生よりも詳しいはずだ!」と思えるところまで理解・共感を深めれば、自信を持って選考に臨めるでしょう。

 

対策④ 可能であれば志望企業のインターンに参加する

 

可能であれば、志望企業のインターンにも参加しましょう。

ベンチャー企業の場合はとくに、インターン参加者を対象に早期選考を行い、早期内定を出すパターンが多い

優秀な人材を大手企業よりも先に囲い込んでおきたいからです。

 

何より、インターンに参加することで企業の雰囲気や職場環境を肌で感じることができ、志望企業に対する理解が深まります。

インターンを実施予定の企業なら、できるだけスケジュールを合わせて参加しておくことをおすすめします!

 

対策⑤ インターンでなくとも事前に社員さんから話を聞く機会を作る

 

もしインターンに参加しない・できない場合も、できるだけ事前に社員さんから話を聞く機会を作りましょう。

ベンチャー企業の中には採用フローが大手企業よりも柔軟なところもたくさんあります。

 

応募前に「ランチを食べながら話す」「職場見学に行く」といったことにも対応してくれるケースがあるので、ダメ元でお願いしてみる価値はあるでしょう。

 

そこで社員さんから話を聞けば、求人情報や企業ホームページだけでは分からなかった情報が必ず入手できるはず

こうして得た情報を通じて企業への理解・思いが深まるだけでなく、選考時に他の就活生よりも深くその企業に共感していることを伝えられます。

 

他にも、ベンチャー企業から内定を獲得する方法を次の記事でまとめているので、こちらも必ず読んでおいてくださいね!

 

 

ベンチャー企業への就職を狙うなら、ベンチャー企業用に選考対策をしておくことが大事ですね!

そうだね。志望動機は複数の企業で使い回さず、企業ごとに準備することが非常に重要。応募するのがベンチャー企業なら、なおさら「その企業でないといけない理由」が必要になるよ!

ベンチャー企業への就職・転職が向いている人の特徴

 

さて、危ないベンチャー企業が存在するのは事実ですが、ベンチャー企業に向いているタイプの人もいます。

 

ただこれは本当に向き不向きによるので、自分がベンチャー企業向きかどうかはある程度知っておいたほうが良い。

そこで、ベンチャー企業への就職・転職が向いている人の特徴を4つ挙げてみますね。

 

【ベンチャー企業への就職・転職が向いている人の特徴】
  1. 会社のネームバリューではなく自身のスキルでキャリアアップを目指したい人
  2. 将来的に起業や独立を目指している人
  3. プライベートよりも仕事を優先できる人
  4. リスクに対する恐怖心が少ない人

 

特徴① 会社のネームバリューではなく自身のスキルでキャリアアップを目指したい人

 

1つめの特徴は「スキル>ネームバリュー」の人ですね。

メガベンチャーになると有名な企業もありますが、全般的に見るとベンチャー企業は知名度がありません。

 

たとえば、同窓会とかの場で「どこに勤めているの?」と聞かれて社名を答えても、聞いたことのないベンチャー企業だと「?」な顔をされがち。

かたや大手の有名企業に勤めている同級生は「おお!すごい!」とチヤホヤされたりするでしょう。

 

「そんなの気にしない」ってタイプの人は、ベンチャー企業向きですね。

実際、ベンチャー企業は少数精鋭なので1人何役もこなさなければならず、思いも寄らないスキルが身についたりする。

 

一方、大手企業だと何年かごとにジョブローテーションのパターンが多いので、成長スピードとしてはゆっくりですね。

 

会社のネームバリューではなく、できるだけ短期間でスキルを身につけてキャリアアップするぞ!という志向の人はベンチャー向きだと思います。

 

特徴② 将来的に起業や独立を目指している人

 

将来的に起業や独立を目指している人も、ベンチャー企業に向いていますね。

ベンチャー企業だと、経営者との距離がものすごく近いこともよくある。

 

社長と協力して仕事をすることも普通にあるので、一緒に会社を運営している!と肌で感じられます

経営者との距離が近い環境で働くことは、起業や独立を目指している人にとって毎日が学びの連続になるでしょう。

 

大手企業だと社員数が何千人、何万人といるので、入社式の時に1回だけ遠目で社長を見たことがある、ぐらいの感覚だったりします。

 

部署ごとに役割がきっちり決められているので、大手企業では経営感覚が身につきにくい面がある。

起業や独立を目指しているのなら、修業のつもりで何年かベンチャー企業に勤めるのは非常に良い経験になると思いますよ。

 

特徴③ プライベートよりも仕事を優先できる人

 

プライベートと仕事なら「仕事優先」の人も、ベンチャー企業向きです。

ベンチャー企業は限られた社員数で運営しているので、常に忙しい職場が多い。

さらにビジネスモデルが未成熟だと、社員が動き続けることで認知度を高めていく必要があります。

 

ライフワークバランスとか、プライベートとの両立とか言っていられないところがあるのがベンチャー企業です。

 

「土日はしっかり休みたい」「長期休暇もきっちり取りたい」という人は、ぶっちゃけベンチャー企業はやめておいたほうがいいでしょう。

 

仕事に夢中になっているのが楽しい、プライベートより仕事優先で構わないと思える人は、ベンチャー企業で充実した日々を送れると思いますよ。

 

特徴④ リスクに対する恐怖心が少ない人

 

リスクに対する恐怖心が少ないタイプの人も、ベンチャー企業に向いています。

ベンチャー企業は経営地盤が固まっていない企業が多いので、あっさり倒産してしまうことがある

 

資金が底を突いて「会社を畳むしかない」と経営者が決断する瞬間を目の当たりにすることだってあります。

そういう瞬間を経験するのは「怖い」「できることなら避けたい」と感じる人は、ベンチャー企業はやめておいたほうが無難でしょう。

 

逆に、ピンチの時ほど燃えるタイプの人や、難しい状況だからこそ乗り切ってみせる!と思える人は、ベンチャー企業向きですね。

 

ちなみに、大企業に向いていないタイプの人も一定数います。

実際、僕は超絶ホワイトと言われている大手食品会社に就職しましたが、合わなくて1年で退職しました。

 

どんなタイプが大企業に向いていないのか気になる人は、次の記事で詳しく解説しているのでぜひ読んでみてくださいね!

 

 

ベンチャー企業に就職するなら、リスクを取る覚悟も必要ですね…。

まさしくその通り。ベンチャー企業での経験を武器に起業・独立して成功する人もいるけれど、全員がそうではないからね。自分がベンチャー企業向きかどうかは、じっくりと考えて見極めよう!

ベンチャー企業に就職・転職するメリットとデメリット

 

ベンチャー企業に就職・転職するメリットとデメリットをまとめました。

良い面も悪い面もありますが、自分にとって「優先度の高いメリットを得られるか」「どうしても避けたいデメリットがないか」を判断基準に考えてみましょう!

 

【ベンチャー企業に就職・転職するメリット】
  1. 短時間でスキルや知識を付けることができる
  2. 起業や独立に対するイメージを付けることができる
  3. 株を保有できれば将来的に大きなお金が得られる

 

メリット① 短時間でスキルや知識を付けることができる

 

ベンチャー企業で働くメリットの1つに、成長スピードが速いことが挙げられます。

大手企業なら何年もかけて経験していくはずのことを、わずか半年とか数ヶ月で経験できてしまう。

 

もちろんその分負荷もかかりますが、「早く成長したい」「スキルや知識を付けたい」という人にとっては非常に良い環境と言えます。

スキルや知識を付けるために何年も費やしていられない!と感じるなら、ベンチャー企業に就職・転職することでメリットを感じられるでしょう。

 

メリット② 起業や独立に対するイメージを付けることができる

 

経営者と距離が近く、起業や独立に対するイメージを付けられることもベンチャー企業のメリットですね。

大手企業にも社長はいますが、歴史が長い企業の場合は何代目かの社長というケースがほとんどでしょう。

 

つまり、一社員の立場から出世していき、経営トップに上り詰めたサラリーマン社長です。

一方、ベンチャー企業の社長は自分で事業を立ち上げてゼロから作り上げていった人たち

 

そういった人たちと直接話せる機会が多いのは、ベンチャー企業ならではの特徴です。

事業を立ち上げて形にしていくとは一体どういうことなのか、肌で感じられるのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

メリット③ 株を保有できれば将来的に大きなお金が得られる

 

ベンチャー企業の株を保有できれば、将来事業が成長した時に大きなお金が得られる可能性があります。

実際、ストックオプション制度を採用しているベンチャー企業も多い。

 

ストックオプションとは、自社の株をあらかじめ決められた価格で購入できる権利のことですね。

何年後かに事業が成功して株価が跳ね上がれば、保有している株を売却することで大きなお金が得られます

 

ベンチャー企業には退職金制度がない企業も多いのですが、ストックオプションが退職金代わりになっている場合もある。

若くして大きなお金を手にするチャンスを得たい人にとって、ベンチャー企業に就職・転職するメリットの1つとなるでしょう。

 

【ベンチャー企業に就職・転職するデメリット】
  1. 給料や労働時間などの待遇が極端に悪い可能性がある
  2. 入社後すぐに倒産してしまう可能性がある
  3. あまりに多い業務を抱え込まされる可能性がある

 

デメリット① 給料や労働時間などの待遇が極端に悪い可能性がある

 

逆にデメリットとしては、まず待遇面が極端に悪い可能性があることですね。

 

ベンチャー企業の中には、社員に十分な給料を支払えるほどの体力がないところも多い

社員1人1人の負荷も大きくなりやすく、労働時間がめちゃくちゃ長くなることもあり得ます。

 

僕が聞いたことのある話では、勤務先に寝袋を持ち込んで寝泊まりしている社員がごく普通にいるとか。

そういった環境で働かざるを得ない可能性も十分にあるのがベンチャー企業です。

 

「毎年順調に昇給」とか「定時で帰れる」といったことを期待していると、あてが外れる確率が高い。

ベンチャー企業に就職・転職するなら待遇面は期待しないほうが良いでしょう。

 

デメリット② 入社後すぐに倒産してしまう可能性がある

 

ベンチャー企業は資金力がないところも多いため、下手をするとすぐに倒産してしまう可能性があります。

タイミングが悪いと、入社して1年と経たないうちに勤務先が倒産ということもあり得る世界です。

 

大げさでも何でもなく、安定性という点では期待できないと思っておいたほうが無難でしょう。

これは1社に長く勤めたい人や安定志向の人にとっては非常に大きなデメリットとなるはず。

 

ベンチャー企業に就職・転職するなら、常に倒産のリスクを抱えていることは頭に入れておく必要がありますね。

 

デメリット③ あまりに多い業務を抱え込まされる可能性がある

 

ベンチャー企業は必要最小限の社員数しか雇っていないことが多く、業務を無茶ぶりされることもごく普通にあると思ってください。

 

あまりに多い業務を抱え込まされる可能性があるので、「入社後は少しずつ仕事に慣れていこう」などと考えているとギャップに戸惑うこともあり得る

 

社長の考えで事業の方針がめまぐるしく変わることもあるでしょう。

そのたびに無茶ぶりをされたとしても、「新たな経験ができる!」とポジティブに捉える打たれ強さが求められます。

 

多くの業務量を任されることに対して「負担」「プレッシャー」と感じる人にとって、ベンチャー企業への就職・転職はデメリットとなるでしょう。

 

大手企業と比べると、メリットとデメリットが両極端ですね。

たしかに。メリットの部分にものすごく魅力を感じるなら、ベンチャー企業に就職・転職する意義があると思うよ。デメリットの部分を読んで「まじかよ…」と引いてしまった人は、ベンチャー企業への就職・転職は慎重に考えたほうが良いかも。

【基礎知識】そもそもベンチャー企業とは?定義を簡単に解説

 

危ないベンチャーについてここまで解説してきたわけですが、そもそも「ベンチャー企業」とはどんな企業を指すのか確認しておきますね。

 

よくベンチャー企業と中小企業という言い方をしますが、考えてみると具体的に何が違うのか分からなくないですか?

 

ベンチャー企業の定義について共有するので、ちょっとだけ頭の片隅に入れておいてくださいね!

 

実はベンチャー企業に明確な定義はない

 

実は「この条件に当てはまっていればベンチャー企業」という明確な定義はありません。

一般的にベンチャー企業と呼ばれているのは、次のいずれかの条件に該当している企業ですね。

 

【一般的なベンチャー企業の定義】

  • 新しいビジネスモデルで急成長中の小規模事業者(スタートアップとも呼ぶ)
  • 独自性の高いアイデアの事業化を目指している企業
  • 設立から年数が浅く、従業員数も少ない企業
  • VCから出資を受けて設立された企業
  • 新規事業を創設するために社内に設けられた企業(社内ベンチャーとも呼ぶ)

 

こうして見ると、ベンチャー企業の定義はかなり曖昧だと分かりますよね。

規模も社員数名の企業から、1000人以上の企業までさまざまです。

 

ベンチャー企業=小規模、ベンチャー企業=新しい、とも言い切れないところがある。

今回この記事でベンチャー企業と呼んでいるのは、主に「事業の新規性」や「設立年数の浅さ」が際立っている企業のことですね。

 

中小企業とベンチャー企業の違いとは?

 

中小企業とベンチャー企業の違いも、よく分からないと思われがちなポイント。

日本には中小企業基本法という法律があって、業種ごとに資本金や従業員数によって中小企業の基準を定めています。

 

たとえば、製造業だと資本金3億円以下、または従業員数300人以下の企業を中小企業と定義していますね。

つまり、中小企業の場合は事業の新規性や設立年数は基準に含まれていないということです。

 

資本金3億・従業員300人以下と言うと、そこそこ範囲が広い感じがしませんか?

社員数が20〜30人程度でも、従業員200人でも同じ中小企業のくくりに入っている。

 

よって、単純に資本金や社員数では中小企業とベンチャー企業を区別できません。

あえて言うなら、既存のビジネスモデルを堅実に続けようとしているのが中小企業、新規性の高いビジネスに挑戦しているのがベンチャー企業ですね。

 

もし「これはベンチャー企業?それとも中小企業?」と迷うことがあったら、事業内容に注目しましょう。

 

事業の新規性が高いかどうかによって、ベンチャー企業か中小企業かの判断がつきやすくなると思いますよ!

ちなみに、社員数が数百〜数千人規模のメガベンチャーも存在します。

 

メガベンチャー15社の売上・成長率・平均年収を下記の記事でまとめているので、具体的にどんな企業があるのか気になる人はぜひ読んでみてくださいね!

 

 

ベンチャー企業に決まった定義がないのは意外でした…。

ベンチャー企業だから規模が小さいとも限らないのがポイントだね。「ベンチャー企業はちょっと…」と先入観を持たずに、いろいろな企業のことを調べてみると新しい発見があるかも!

ベンチャー企業に対してよくある質問

 

ベンチャー企業について就活生が迷いやすいポイントをQ&Aでまとめました。

疑問点や不明点を解決して、ベンチャー企業を就職先の選択肢に入れるべきかどうか考えてみてください!

 

【ベンチャー企業に対してよくある質問】
  1. ベンチャー企業の平均年収はどのぐらいですか?
  2. 大手のベンチャー企業というのもあるのでしょうか?
  3. 大手の子会社のベンチャー企業はおすすめですか?
  4. 入社後に危ないベンチャー企業だと発覚したらどうすれば良いですか?
  5. 辞めさせてくれないような危ないベンチャー企業はありますか?

 

質問① ベンチャー企業の平均年収はどのぐらいですか?

 

ベンチャー企業は給料が安いイメージがあるのですが、平均年収はどのぐらいでしょうか?

 

ある調査では、ベンチャー企業の平均年収は約370万円という結果が出ています。

大手企業の初任給が20〜22万円程度ということを踏まえると、年収が際立って低いわけではないことが分かります。

 

ただ、大手企業の場合は住宅手当や家族手当などの各種手当が充実していたり、入社年数に応じて昇給していったりするので、長い目で見るとベンチャー企業のほうが年収が低い可能性がある。

 

あと、ベンチャー企業と一口に言ってもピンキリなので、中には給与水準が低いところもありますね。

全体として見ると、ベンチャー企業=年収が低いとも言い切れないと考えて良いでしょう。

 

質問② 大手のベンチャー企業というのもあるのでしょうか?

 

ベンチャー企業にも規模が大きい会社があると聞いたことがありますが、本当でしょうか?

 

大手のベンチャー企業も存在します。

いわゆるメガベンチャーになると、社員数が数千人規模のところもありますね

 

たとえば、サイバーエージェントの社員数は5,000人を超えていますし、DeNAは2,000人以上います。

非ベンチャー企業の中には社員数300人以下で上場しているケースもあるので、メガベンチャーのほうがずっと規模が大きいことが分かりますね。

 

ベンチャー企業だから社員数が少ない・規模が小さいとも限らない。

メガベンチャーには、就活生から人気のある企業もたくさんありますよ。

 

質問③ 大手の子会社のベンチャー企業はおすすめですか?

 

大手企業が子会社としてベンチャー企業を設立していることがあるようです。こういった企業は就職先としておすすめですか?

 

大手子会社のベンチャー企業というのは、大手が設立して年数が浅い子会社のことですね。

実質的には大手の資本だったりするので、ベンチャー企業というくくりには入っていないことも多い。

 

ただ、就職先としては割と穴場ですし、待遇も大手企業に準じていることが多いのでおすすめです。

 

大手企業のホームページにグループ会社一覧が掲載されていることがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

質問④ 入社後に危ないベンチャー企業だと発覚したらどうすれば良いですか?

 

もし入社してから危ないベンチャー企業だと分かった場合、どうすれば良いのでしょうか?

 

「危ない」の種類や度合いにもよりますが、仕事が忙しいこと・仕事量が多いことなどは大半のベンチャー企業に当てはまることなので仕方がありません。

 

大手企業では得られない知識や経験が身につくこともあるので、修業のつもりで勤務してみることをおすすめしますね。

 

と言うのも、ベンチャー企業で勤続年数が短い状態で転職しようとすると、大手企業に入社するのはかなりハードルが高い

何らかの実績や経験がないと、転職市場では「微妙な経歴の人」になってしまいます。

 

そうならないためにも、ベンチャー企業を就職先に選ぶなら企業研究を徹底的にやっておくことが重要ですよ!

 

質問⑤ 辞めさせてくれないような危ないベンチャー企業はありますか?

 

退職したいと申し出ても、無理矢理引き留めて辞めさせてくれないようなベンチャー企業もあるのでしょうか?

 

絶対に1社もない!とは言い切れません。

ベンチャー企業は限られた社員数で事業を回しているので、急に辞められると困るという事態は十分にあり得る

 

ただし、辞めたいと申し出ている社員を無理に引き留めたところでモチベーションは低いままですよね。

常識的に考えたら、諦めて辞めさせてくれると思いますよ。

 

法律上は社員が退職する自由は保証されているわけですから、引き留められたとしても「退職させていただきます」で通せば辞めることは可能です。

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

この記事では、ベンチャー企業が危ないと言われる理由と、志望前に注意しておきたいポイントについて共有してきました。

 

今回の内容で重要なポイントをまとめると下記の通りです!!

 

【本記事のポイントまとめ】

  • 入社するのは危ない・正直おすすめできないベンチャー企業は実際に多い。
  • ベンチャー企業は経営が不安定な状態のところも多く、待遇や就業環境の面で過酷なケースもよくある。
  • もしベンチャー企業を志望するなら、危ないベンチャー企業の特徴を把握しておき事前によく調べてから応募や入社を考えよう。
  • 優良ベンチャー企業を見つけるコツもあるので、しっかりと対策を講じた上で優良ベンチャー企業を見分ける嗅覚を持っておくこと。
  • そもそもベンチャー企業に向いている人と向いていない人がいるので、自分がベンチャー企業向きかどうかも把握しておこう。
  • ベンチャー企業の定義は幅広く、中にはメガベンチャーのように中小企業を大きく上回る大規模な会社も存在する。