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【Webテストの見分け方】全16種類のURL一覧や導入企業を解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回は”Webテストの事前の見分け方”について解説していきます。

WebテストというとSPIが有名ですが、それ以外にも玉手箱やTG-WEBなどさまざまな種類があり、内容も必要な対策もさまざまです。

 

ただ、種類も多いことから、事前に全て対策することは不可能です。

であれば、開始前にどのWebテストが出題されるかがわかれば、効率的に対策できますよね。

 

そこで本記事では、全16種類のWebテストの見分け方を解説していきます。

合わせて、各Webテストを実際に導入している企業例や対策法についても共有するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

事前にWebテストの種類がわかればめちゃくちゃ助かりますね。

効果的な対策ができるからね。最後にはWebテストを受けずに内定を得る方法についても紹介するから、ぜひ最後まで読んでほしい!

そもそもWebテストを企業が実施する理由

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見分け方を共有するまえに、そもそも企業はどうしてWebテストを実施するのか、その理由について簡単にお伝えしておきますね。

主として次の2つの理由があります。

 

【Webテスト実施の理由】
  1. 就活生の足切りに使うため
  2. 企業への適性を知るため

 

理由① 就活生の足切りに使うため

 

企業がWebテストを実施する大きな理由の1つが「足切り」です。

就活では、大手企業や有名企業などの人気企業には大量の応募が集まり、何百人どころか何千人というスケールもよくあります。

 

人数の限られた採用担当者でこれだけの数の就活生の選考を担当することは、不可能ですよね。

そこで、選考の最初にWebテストを実施し、一定の基準に満たない学生をふるいにかけているんです。

 

ただし、企業によって足切りラインはバラバラです。

大手企業であっても、90%のような高いラインは設定していないところがほとんど。

 

得点が高いに越したことはありませんが、大手企業でも60~70%で通過できるところが多いとされます。

また、Webテストの結果がボーダーライン以下なら機械的に落とす企業もあれば、ESの内容が優れていれば通過させる企業もあります。

 

なので、あまりに完璧を目指そうとする必要はありません。

とはいえ、高い方がいいことは確かなので、対策はきっちりやりましょう。

 

理由② 企業への適性を知るため

 

ほとんどのWebテストには能力検査と性格検査があり、基礎的な能力だけでなく職業適性や性格特性なども判定します。

適性のある人材を採用したほうが、メリットが大きいですからね。

 

会社によって向いている人材や求める人材は異なるもの。

優秀であっても自社に向かない人材を採用すると、周囲とうまくいかなかったり早期に離職されたりする恐れがあります。

 

そのリスクを避けるために、企業は採用にあたって性格診断の結果を参考にしてます。

また、Webテストの結果は、選考の絞り込みだけでなく入社後の配属先を決める際に参考にする企業もあります。

 

Webテストはかなり重要な役割があるんですね。

そうなんだ。きちんと対策すれば点数は取れるから、しっかりやることが大事だよ。

Webテストを見分ける方法

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Webテストには、SPIや玉手箱をはじめとして非常にたくさんの種類があり、それぞれに合った対策が必要です。

受験するまえにWebテストの種類がわかれば、それに絞って対策すればいいので非常に効率的です。

 

ただでさえ、就活は忙しいもの。

Webテスト対策だけに時間を割くわけにはいかないですよね。

そこで、ここではWebテストの種類を見分ける方法を共有します。

 

【Webテストを見分ける方法】

  • 志望企業の過去の選考情報を確認する
  • OB訪問にて過去の選考情報を確認する
  • URLを確認する
  • 開始画面や問題数で見分ける

 

見分ける方法① 志望企業の過去の選考情報を確認する

 

1つめの方法は、就活情報の口コミサイトで志望企業の選考について情報を得ること。

おすすめは「ワンキャリア」や「ユニスタイル」です。

 

これらのサイトには、実際に企業を受けた人の体験談がたくさん掲載されています。

「どのようなESを出したか」「面接ではどのような質問があったか」「選考にあたって重視していると感じた点は何か」といった、知っておきたい情報ばかりです。

 

もちろん、どんなWebテストを受けたかも分かります。

事前に志望企業が課すWebテストの種類が分かれば、早い時期から対策が可能。

 

なので、ぜひ登録して確認しておくことをおすすめします。

というより、Webテストの確認以外にもリアルな選考の情報がたくさん手に入るので、登録して利用しないと損ですよ。

 

一点だけ注意したいのが、企業は必ずしも毎年同じWebテストを出すとは限らない点。

昨年とは違う種類のWebテストが出ることもあるので、決めつけてしまうのはおすすめしません。

 

見分ける方法② OB訪問にて過去の選考情報を確認する

 

志望企業に大学の卒業生がいれば、連絡をとってOB・OGを訪問し、選考情報を確認する方法もあります。

OB訪問をすると実際の企業の様子を聞くことができ、実際に働いた時のイメージもつかめるので、ぜひとも実施するのがおすすめ。

 

OB・OGは、大学の就職課やキャリアセンターで相談して探すのが一般的な方法です。

ただし、地方の大学や小規模校などの場合、志望企業に進んだ卒業生がいないケースもあるでしょう。

 

そのようなときでも諦める必要はありません。

OB訪問専用アプリのようなツールを利用することもできるし、親戚や友人の伝手を頼る方法もあります。

詳しくは以下の記事で紹介していますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね!

 

 

見分ける方法③ URLを確認する

 

上で紹介した①②の方法は、実際に受けた人から話を聞けるので参考になります。

ただし、Webテストの種類を変更する企業もあるので、安心はできません。

 

そこで確実性がより高い方法が「URLで見分ける」というものです。

Webテストは、応募した企業からテストのURLが送られてきて、それにアクセスして受けるのが一般的な流れです。

 

そのときのURLを見れば、どのWebテストかがわかります。

通常、企業から連絡があってから期限までには数日間の猶予があるので、がっつりとは無理でもある程度は対策することが可能です。

WebテストのURLについては、次の章で一覧にして共有しますね!

 

見分ける方法④ 開始画面で見分ける

 

企業から送られてきたWebテストのURLにアクセスすると、開始画面が表示されます。

その画面を見ることで、テストの種類を見分けることも可能です。

 

一例を挙げると、玉手箱であれば「動作テスト:〇分」と表示されます。

この表示から推測が可能というわけですね。

詳しくは、次の章の見分け方一覧に記載します。

 

なお、開始画面にアクセスしただけではテストはスタートしません。

まだ受検するつもりがないときは画面を閉じてしまいましょう。

 

いろんな見分け方があるんですね。

一番確かな方法はURLによる見分けだね。過去の選考情報で確認した場合、Webテストの種類が変わっていることもあるので注意しよう。

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Webテストの種類別URL一覧

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ここでは、Webテストの見分け方の一覧を共有します。

特にURLはかなり有効な方法なので、必ず確認しておいてください。

 

▼WebテストのURL一覧

  URL
SPI http://arorua.net/
ENG 筆記試験
玉手箱 https://web1.e-exams.jp/
https://web2.e-exams.jp/
https://web3.e-exams.jp/
https://tsvs1.e-exams2.jp/
https://tsvs2.e-exams2.jp/
https://tsvs3.e-exams2.jp/
https://nsvs1.e-exams4.jp/
https://nsvs2.e-exams4.jp/
TG-WEB https://www.c-personal.com/
http://assessment.c-personal.com/
http://assessment.e-gitest.com/
Web-GAB http://assessment.c-personal.com/
http://assessment.e-gitest.com/
Web-CAB 玉手箱と同じ
CUBIC https://web-cubic.jp/
https://assessment.cservice.jp/
GPS https://www.gps-cbt.com/
eF-1G https://ef-1g.com
SCOA テストセンター受験
TAP https://www.empweb21.com
BRIDGE https://generator.cbt.jp
https://www.cbt-s.jp
ミキワメ https://survey.career-base.jp
TAL www.tal-sa.jp
内田クレペリン 筆記試験
不適性検査カウンター https://tracs.jp

 

▼URL以外の特徴

  特徴
SPI 回答時間約35分と表示
ENG SPIとセットで英語科目があればほぼENG
玉手箱 開始画面で「計数」「言語」「パーソナリティ」との表示
TG-WEB 言語12分、非言語18分なら「従来型」
言語7分、非言語8分なら「新型」
Web-GAB
Web-CAB 開始画面で「四則演算」「法則性」「命令表」「暗号」の表示
CUBIC 検査項目として「個人特性分析」「数理」「図形」「論理」「英語」がある
GPS
eF-1G 開始画面にeF-1Gと表示される
SCOA 試験要項に「試験時間60分:問題数120問」「5教科からなる学力検査」などの表記
TAP 検査名として「検査Ⅰ-1」などの表記
BRIDGE
ミキワメ
TAL 「質問回答形式」と「図形貼付形式」の2種類を続けて行う旨の表示
内田クレペリン
不適性検査カウンター

 

この一覧は参考になりますね!

そうだね。実際に受けるとき、ぜひ活用してほしい。

Webテストの特徴と導入企業例【全16種類】

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次に、ここでは、それぞれのWebテストの特徴やこれまでに導入した実績がある導入企業を紹介します。

ただし、紹介する企業はこれまでに導入実績があるところであり、今後も同じWebテストが出されるとは限らないため、参考程度に見てください。

 

➀ SPI

 

SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、多くの企業が採用しています。

Webテストの中でも代表的な存在で、就活において1度は必ず経験するかと思います。

 

SPIには、大きく分けて「能力検査」と「性格検査」の2つの検査があります。

また、テストセンターで行われる場合のみ「構造的把握力検査」が実施されることがあります。

 

【SPIの科目と制限時間】
  • 能力検査 
    ー約35分 言語と非言語
  • 性格検査 
    ー約30分 
  • 構造的把握力検査 

 

能力検査の「言語」は言葉の意味を的確に理解できる能力の高さを、「非言語」は数的処理や論理的思考力の高さを測る問題がでます。

なお、企業によって受ける検査の種類や数は異なります。

たとえば、「言語・非言語・構造把握・性格」の各検査を課す企業もあれば「言語・非言語」のみの企業もあります。

 

受検方法には次の4つがあります。

どの方法で受けるかは応募企業によって異なるため、注意が必要です。

 

【SPIの受検方法】
  • テストセンター
    リクルートが用意する専用会場に行き、パソコンで回答する方式。事前に都合の良い日程を選んで申し込むことが必要。
  • Webテスティング
    自宅や大学にあるパソコンで回答する方式。都合の良い時間に受検できる。スマホは不可。
  • ペーパーテスティング
    応募企業の指定する会場で紙のマークシートで回答する方式。
  • インハウスCBT
    応募企業のパソコンで受検する方式。

 

【SPI導入企業例】

博報堂、トヨタ自動車、デンソー、ソニー、明治、パナソニックなど

 

② ENG

 

ENGは、SPIの英語科目のようなものです。

英語力が必要な外資系企業や総合商社などが、SPIを実施する際にENGも一緒に行うケースがよくあります。

 

難易度は大学受検レベルまでで、基本的な英語力を測ります。

リスニングはありません。

 

【ENGの問題形式】
  • 同意語
  • 反意語
  • 空欄補充
  • 英英辞書
  • 誤文訂正
  • 和文英訳
  • 長文読解

 

基本的に、ENGはSPIと同時に実施されます。

ただし、テストセンターやペーパーテスティングで実施され、Webテスティングで出題されることはありません。

 

【ENG導入企業例】

ゴールドマン・サックス、三菱商事、丸紅、住友商事、双日、日本航空など

 

③ 玉手箱

 

玉手箱は日本SHL社が提供するWebテストです。

自宅受験型のWebテストではトップシェアを誇ります。

 

大手企業や有名企業の多くが選考に採り入れているため、SPIと同様に対策が必須です。

玉手箱は能力検査と性格検査が実施され、能力検査には「言語」「計数」「英語」があります。

 

【玉手箱の能力検査の科目と制限時間】
  • 言語
    -論理的読解 32問15分
    -趣旨判定 32問10分
    -趣旨把握 10問12分
  • 計数
    -図表の読み取り 29問15分
    -四則逆算 50問9分
    -空欄推測 20問20分
  • 英語
    -長文読解 24問10分
    -倫理的読解 24問10分

 

上記の問題数や制限時間は目安で、企業によって異なる場合があります。

玉手箱の大きな特徴として、能力テストでは「1分野に1形式の問題しかでない」というものがあります。

 

たとえば、言語テストであれば、3つの形式のうち出題されるのはそのうちの1つのみです。

そのため、ある程度の回答パターンを把握しておけばスムーズに解けるでしょう。

 

受検形式には、自宅や大学のパソコンから回答する方式とテストセンターのパソコンで回答する方式とがあります。

玉手箱はほとんどが自宅受験型ですが、企業によってはテストセンターでの実施もしているようです。

 

また玉手箱はコンサルタントや金融系の企業で採用される傾向にありますが、そのほかの業界でも導入している企業は多いです。

 

【玉手箱導入企業例】

アクセンチュア、ベイカレント・コンサルティング、シティグループ、SMBC信託銀行、モルガン・スタンレー証券など

 

④ TG-WEB

 

TG-WEBはヒューマネージ社の提供する適性検査です。

導入する企業も多く、SPIや玉手箱とはまた違った形式で問題が出されるため、対策が必要です。

 

TG-WEBも能力検査と性格検査があり、能力検査では「言語」「計数」「英語」が出題されます。

さらに、能力検査のうち言語と計数には「従来型(旧型)」と「新型」の2つのタイプがあります。

 

難易度や問題数が異なるため、志望企業がどちらのタイプで出題するのか、把握しておくようにしましょう。

今のところは従来型で実施する企業のほうが多いようです。

 

【TG-WEBの科目と問題数・制限時間】
  • 言語 
    従来型:12問12分 新型:34問7分
    -空欄補充(熟語・接続詞、二語補充)
    -文章の並べ替え
    -長文読解
  • 計数 
    従来型:9問18分 新型:36問8分
    -図形(立体の積み重ね、展開図、折り紙、一筆書き、タイル敷き詰め、サイコロ)
    -推論形式(嘘つき問題、最小の手順を考える、順位付け、じゃんけん)
    -集合
    -そのほか(暗号など)
  • 英語 
    従来型・新型:10問15分
    -長文読解(空欄補充、言い換え、読解)

 

従来型は、ほかのWebテストに比べ難易度が高いとされています。

新型は従来型よりも難易度がやや下がりますが、制限時間がシビアなのでスピーディに回答していくことが必要です。

なお、TG-WEBは自宅などのパソコンから受験する形式のみ行われます。

 

【TG-WEB導入企業例】

三菱UFJ銀行、キリンホールディングス、森永製菓、資生堂、花王、ジョンソンエンドジョンソンなど

 

⑤ Web-GAB

 

GABは、玉手箱を提供している日本SHL社の適性検査です。

そのため、玉手箱と同じ形式の問題が取り入れられていることがあります。

 

GABは能力検査と性格検査(パーソナリティ)があり、能力検査には「言語」「計数」「英語」があります。

また、受検方法に応じて「C-CAB」「Web-CAB」「GAB」と呼び分けられているのが特徴です。

3つのGABは、それぞれテストの問題数や制限時間が異なります。

 

【GABの種類と問題数・制限時間】
  • C-GAB
    テストセンターに行き、そこのパソコンで回答する方式。
    -言語 32問15分 
    -計数 29問15分 
    -英語 24問10分 
    -パーソナリティ 20分ほど
  • Web-GAB
    自宅や大学にあるパソコンで回答する方式。
    -言語 52問25分 
    -計数 40問35分 
    -パーソナリティ 時間制限なし
  • GAB
    応募企業が用意した会場で紙マークシートで回答する受検する方式。
    -言語 25分 
    -計数 35分 
    -パーソナリティ 30分 
    (問題数は非公表)

 

Web形式のほうが制限時間が短く、それだけ難易度が高いといわれています。

処理する速さが重要なので、とにかく問題を解いて慣れることが必要です。

 

【GAB導入企業例】

三井物産、住友商事、東京海上日動火災保険、住友不動産など

 

⑥ Web-CAB

 

Web-CABは、玉手箱やWeb-GABを提供する日本SHL社の適性検査です。

能力検査と性格検査とがあり、能力検査には「四則逆算・暗算」「法則性」「命令表」「暗号」の4科目があります。

また、Web-CABとペーパー方式のCABが存在します。

 

【CABの種類と問題数・制限時間】
  • Web-CAB
    自宅や大学にあるパソコンで受検する方式
    -四則逆算 50問9分
    -法則性 30問12分
    -命令表 15問36分
    -暗号 30問16分
  • CAB
    指定の試験会場で紙で回答する受検方式
    -暗算 50問10分
    -法則性 40問15分
    -命令表 50問20分
    -暗号 39問20分

 

同じ問題でも、Web-CABのほうがCABより難易度が高いといわれています。

独特の問題がでるため、対策本を繰り返し解いて入念な対策をしておきましょう。

CABは、IT系企業をはじめ、理系企業や理系職種の選考でよく使われています。

 

【CAB導入企業例】

カプコン、富士通、日本総合研究所など

 

⑦ CUBIC

 

CUBICはe-人事株式会社が提供する適性検査です。

CUBICには、基礎能力検査と採用適性検査(性格検査)があります。

 

基礎能力検査の科目は「言語」「数理」「図形」「論理」「英語」、採用適性検査は「性格」「意欲」「社会性」「価値観」です。

 

【CUBICの科目と制限時間】

  • 言語 14分
  • 数理 38分
  • 図形 18分
  • 論理 25分
  • 英語 25分

 

受検者は、基礎・応用・総合のなかから難易度を選べます。

基本的に「基礎」を選ぶ人が多いそうです。

自宅や大学のパソコンを使って受検する形式のほか、企業で受けるマークシート形式もあります。

 

【CUBIC導入企業例】

三菱自動車、大王製紙、タカラトミー、ツムラ、テルモなど

 

⑧ GPS

 

GPSは、進研ゼミなどで知られるベネッセコーポレーションが提供する適性検査です。

SPIなどと比べると知名度はあまり高くありませんが、人材業界で導入が多い傾向にあります。

 

GPSは「基礎能力」「思考力」「パーソナリティ」の3つからなります。

問題数や制限時間は以下のとおりです。

 

【GPSの科目と問題数・制限時間】

  • 基礎能力 
    30問25分
    -言語処理能力
    -非言語処理能力
  • 思考力 
    35問45分 
    -批判的思考力 
    -創造的思考力 
    -協働的思考力
  • パーソナリティ 
    23問10分
    -レジリエンス
    -リーダーシップ
    -コラボレーション

 

基礎能力は、SPIと似た問題がでます。

SPI対策をしているなら、特に基礎能力の対策をする必要はないでしょう。

 

思考力はほかのWebテストには見られない問題です。

特定の場面設定ややり取りに対して、論理に飛躍やないか、矛盾がないかなどを判断するといった内容です。

また、思考力テストは一般的なテキスト問題のほか、音声を聞いて答える形式や動画を見て回答する形式もあります。

 

GPS自体があまりメジャーではないうえ、思考力を試すテストのため、対策しづらいのが現状です。

dodaキャンパス」に登録すると無料でお試し受検できるのでおすすめ。

受検形式は自宅や大学などのパソコンから受験するWebテスト形式のみです。

 

【GPS導入企業例】

ベネッセコーポレーション、関西電力株式会社など

 

⑨ eF-1G

 

eF-1Gは、株式会社イー・ファルコンが提供する適性検査です。

難易度が非常に高いとされています。

 

あまり知名度は高くありませんが、楽天をはじめ有名企業が採用しているケースがあります。

志望企業で課されるようであれば、十分に対策しておきましょう。

 

eF-1Gは能力テストと性格診断とがあり、能力テストは「言語問題」「非言語問題」が出題されます。

能力テストは19ブロック119問が出題され、制限時間は30分、性格診断は251問あり、制限時間は30~40分です。

 

【eF-1Gの能力テストの問題】

  • 言語問題
    -漢字
    -四字熟語
    -敬語
    -読解
    -単語の連想
    -単語の列挙など
  • 非言語問題
    -四則演算
    -煙突問題
    -記号の数え上げ
    ー地図の読み取りなど

 

発想力や思考力が問われる問題が多いです。

eF-1Gは難易度が高めですが、何度か受けていると同じ問題がでることが多いといわれています。

 

本命企業がeF-1Gを採用しているのであれば、導入しているほかの企業を練習受験しておくと良いでしょう。

自宅や大学などのパソコンから受験する形式のみです。

 

【eF-1G導入企業例】

楽天、JTB、フジフィルム、クレディセゾンなど

 

⑩ SCOA

 

SCOAは株式会社日本経営協会総合研究所が提供する適性検査です。

学力検査としての側面が強く、基礎学力が必要になります。

SCOAには以下の4つの種類があり、それぞれ試験形式が違います。

 

【SCOAの種類と試験形式】

  • 基礎能力(SCOA-A、SCOA-F)
    -テストセンター、企業の指定会場でマークシート
  • 基礎能力(SCOA-i)
    -自宅や大学などのパソコンから受検のみ。スマホ、タブレットでも受検可能
  • パーソナリティ(SCOA-B)
    -テストセンター、企業の指定会場でマークシート、自宅や大学などのパソコンから受検
  • 事務能力(SCOA-C)
    -テストセンター、企業の指定会場でマークシート回答

 

このうち、よく出るのはSCOA-Aや-Fで、テストセンターやペーパーテストで受けることが多いようです。

SCOA-Cは事務系職種を受ける際に出ることがあります。

 

【SCOAの種類と科目・制限時間】

  • 基礎能力A・F
    Aは45~60分、Fは50~65分
    -言語
    -数理
    -倫理
    -常識
    -英語
  • 基礎能力i
    50問20分
    -言語
    -数・倫理
    -空間
    -知覚の正確さ
  • パーソナリティB
    35分
  • 事務能力C
    60分
    -照合
    -分類
    -言語
    -計算
    -読図
    -記憶

 

【SCOA導入企業例】

日本電気硝子、ユニチカ、東洋紡、ヤクルト、メニコン、一部自治体の公務員試験など

 

⑪ TAP

 

TAPは日本文化科学社が提供する適性検査です。

TAPは能力検査と性格問題で構成され、3つのテストタイプがあります。

 

【TAPの種類と制限時間】

  • 総合タイプ
    60分
    -言語
    -数理
    -論理
    -性格検査
  • 短縮タイプ
    30分
    -総合タイプの半分の時間で内容は同じ
    -マークシートのみ
  • 性格タイプ
    15分
    -性格検査のみ実施

 

このほか、オプションで英語や情報処理などが加わることもあります。

能力検査は数理中心で出題され、問題数が多いため、数学の対策に重点を置くことが必要です。

 

企業が指定する会場でマークシートで答える形式と、自宅や大学のパソコンから回答する方式があります。

Webテストの場合、パソコンだけでなくタブレットからでも回答可能です。

 

【TAP導入企業例】

伊藤園、日野自動車、日本製粉など

 

⑫ BRIDGE

 

BRIDGは株式会社リンクアンドモチベーションが提供する適性検査です。

BRIDGEは能力試験と性格診断からなり、能力試験でだされるのは計数分野だけです。

 

【BRIDGEの種類と制限時間】

  • 能力
    -計数A  15問15分
    -計数B 15問15分 
  • 性格
    -性格A 164問30分
    -性格B 8問20分

 

玉手箱の図表読み取りや空欄推測、TG-WEBの推論に似た傾向の問題が見られます。

そのため、能力試験に関しては、玉手箱やTG-WEBの対策をしているなら問題ないでしょう。

企業の指定会場で受けるマークシート方式と自宅や大学のパソコンから回答する方式とがあります。

 

【BRIDGE導入企業例】

富士電機、スカパー、シスメックスなど

 

⑬ ミキワメ

 

ミキワメは株式会社リーディングマーク提供の適性検査です。

以前はキャリアベースという名称でしたが、ミキワメに変更しました。

ミキワメは能力検査と性格検査が実施されます。

 

【ミキワメの種類と問題数、制限時間】

  • 能力検査 
    20分
    -言語
    -計数
  • 性格検査 
    10分

 

制限時間が非常に短いのが特徴です。

すべて解き終えるのは難しく、できる問いから確実に回答していくと良いでしょう。

 

SPIや玉手箱と似た問題が出やすく、奇抜な設問はでません。

そのため、これらのメジャーなWebテストの対策をしていれば、ミキワメ独自の対策は不要な可能性が高いです。

自宅や大学などのパソコンを使って回答する形式のみで、スマホ受検も可能です。

 

【ミキワメ導入企業例】

東京ガス、東急不動産、日本旅行など

 

⑭ TAL

 

TALは株式会社ビビッド・ジャパンが提供する適性検査です。

TALは性格診断と図形配置問題の2つからなります。

 

【TALの種類と問題数・制限時間】

  • 性格診断 
    36問15分
  • 図形アイコン配置 
    1問5分
    -問題文に従って図形を選び、枠内に配置する問題

 

 

図形配置問題は、パズルのような内容ではありません。

「『入社後に活躍している私』などのテーマに対し、月や星、ハードなどのアイコンを枠内に自由に配置する」といった、正解のない問題です。

 

そのため「どう答えていいかわからない」「対策のしようがない」とよくいわれます。

TALの目的が会社への適性に欠ける就活生を排除するというものなので、なるべくポジティブな絵柄になるようにすると良いでしょう。

 

受検形式は自宅のパソコンから回答するWebテスト形式のみです。

また、TAL単体で課す企業は少なく、SPIや玉手箱と併用しているケースが多く見られます。

 

【TAL導入企業例】

野村證券、三井不動産、京セラ、竹中工務店、NTTデータ、NTTドコモなど

 

⑮ 内田クレぺリン

 

内田クレペリンは株式会社日本・精神技術研究所が提供する心理検査です。

古くから教育や医療の現場で行われてきた歴史があり、今でも年間70万人が利用しています。

 

内田クレペリンは、縦1列に116個並んだ1桁の数字をひたすら足していくシンプルなテストです。

1行あたり1分で、1分経ったら終わっていなくても次の行に移ります。

作業量や誤答率などから、能力・性格・行動面の特徴を読み取ります。

 

試験時間は35分(前半15分、休憩5分、後半15分)です。

Webテストはなく、ペーパーテスト形式のみで行われます。

 

対策はとにかく足し算の練習をすることです。

鉄道業界のほか、一部自治体の教育委員会や警察本部、消防庁などでも実施されています。

 

【内田クレペリンI導入企業例】

JR各社(北海道、東日本、東海、関西、四国、九州)、ヤマト運輸、富士製薬、一部の官公庁など

 

⑯ 不適性検査スカウター

 

不適性検査スカウターは株式会社スカウター運営の適性検査です。

一般的なWebテストのように「適性のある人材を見つける」のではなく、「適性のない可能性が高い人材を見抜く」ことを目的としています。

 

不適性検査スカウターは能力検査と適性検査からなり、適性検査には「資質検査」「精神分析検査」「定着検査」があります。

内容は以下のとおりです。

 

【不適性検査スカウターの内容】

  • 能力検査 
    30問30分
    -基礎能力(言語、計数・数図)を測定
  • 資質検査 
    150問15~20分
    -性格上の特性を判定
  • 精神分析検査 
    100問10~15分
    -潜在的な精神面でのネガティブな傾向を判定
  • 定着検査 
    100問10~15分
    -従業員の不満・ストレスチェック

 

能力検査の難易度は高くなく、SPI対策をしていればそれほど苦労しないでしょう。

適性検査は、回答の内容にブレがないよう注意が必要です。

 

なお、企業によって、どの検査を実施するかは異なります。
SPIなどの主流テストと併用する企業も多いようです。

受検方法は、自宅や大学のパソコンで回答する方式と会場でマークシートで回答する方式とがあります。

Webテストはパソコン以外にスマホやタブレットでも受験可能です。

中小企業やベンチャー企業で導入しているところが多い傾向があります。

 

【不適性検査カウンター導入企業例】

メンバーズキャリア、アイル、ギャバンなど

 

選考で採用される適性検査はたくさんあるんですね!

確かに多いけれど、もちろんすべてを対策する必要はないよ。SPIや玉手箱などの導入企業の多いテストと、志望企業のテストだけはしっかりやっておきたいね。

【業界別】主な企業が導入しているWebテスト一覧

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ここでは、業界別に分けたうえで、主な企業が導入しているWebテストを紹介します。

ただし、以下は就活生からの情報を参考にしており、公式の発表ではないので誤りが含まれている可能性はゼロではありません。

 

また、ずっと同じWebテストが出されるとは限らず、ある年から急に変更されることもあります。

そのため、実際に受ける際に違うWebテストが出題されることもあるので、その点は留意してくださいね。

 

なお、企業によって出すWebテストは一つとは限りません。

志望職種によって違うというケースもあるため、以下の表では同じ企業が複数のWebテストの欄に書かれているケースもあります。

 

①商社(総合・専門)

 

【SPI】

三菱商事、ユアサ商事、伊藤忠商事、双日、丸紅ケミックス

【玉手箱】

丸紅、阪和興業

【TG-WEB】

伊藤忠ロジスティックス

【C-GAB】

伊藤忠商事、三井物産、住友商事

【eF-1G】

三井物産ケミカル

 

②金融(銀行・保険・証券)

 

【SPI】
三菱UFJ銀行、日本生命、第一生命、住友生命、明治安田生命、損保ジャパン、あいおいニッセイ同和損害保険
【玉手箱】
三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ、りそな銀行、横浜銀行、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、東京海上日動火災保険、野村證券、SMBC日興証券
【TG-WEB】
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、モルガン・スタンレー
【TAL】
三菱UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループ、りそな銀行

 

③IT・通信

 

【SPI】
野村総合研究所、NTTデータ、NTTドコモ、日立システムズ、日立ソリューションズ、LINE、ソフトバンク
【玉手箱】
日立製作所、富士通、KDDI、大塚商会
【TG-WEB】
ドコモ・システムズ、DTS
【TAL】
NTTデータ

 

④食品

 

【SPI】

サッポロビール、雪印メグミルク、キューピー、ポッカサッポロ、フジパン、プリマハム
【玉手箱】

味の素、アサヒビール、森永乳業、Jオイルミルズ、万田発酵
【TG-WEB】

キリンホールディングス、森永製菓、日清製粉グループ本社、ミツカン、味の素
【eF-1G】

カルビー、すかいらーく

 

⑤化粧品・日用品

 

【SPI】

SBCメディカルグループ

【玉手箱】
KOSE、ユニ・チャーム
【TG-WEB】
資生堂、花王、ライオン
【CUBIC】
マンダム

 

⑥広告・マスコミ

 

【SPI】

電通、博報堂DYグループ、NHK、テレビ朝日

【玉手箱】
集英社、講談社、ADKホールディングス
【TG-WEB】
日本テレビ、テレビ東京、スカパー

 

⑦不動産

 

【SPI】
三井不動産、野村不動産
【玉手箱】
三菱地所、住友不動産、積水ハウス、大和ハウス工業
【TG-WEB】
セキスイハイム近畿、森ビル
【TAL】
三井不動産

 

⑧電機・精密機器

 

【SPI】
ソニー、京セラ、村田製作所、川崎重工業、島津製作所
【玉手箱】
シャープ、セイコーエプソン、ローム
【CUBIC】
明電舎

 

⑨製薬・医療

 

【SPI】
第一三共、アステラス製薬、エーザイ、塩野義製薬
【玉手箱】
武田薬品公表、ロート製薬、キヤノンメディカルシステムズ、シミック、大塚製薬工場
【TG-WEB】
ジョンソン・エンド・ジョンソン、日本新薬

 

⑩コンサル業界

 

【SPI】

三菱総合研究所、日立コンサルティング、リクルートマネージメントソリューションズ、野村総合研究所、三菱総合研究所

【玉手箱】

アクセンチュア、KPMGコンサルティング、船井総合研究所、ベイカレントコンサルティング

【TG-WEB】

シグマクシス、デトロイトトーマツコンサルティング合同会社、日本総合研究所

 

Webテストの具体的な対策4つ

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Webテストは多くの企業のインターン選考や本選考で実施されています。

面接に進むためにはWebテストに合格することが不可欠。

 

ただ、ESや面接とは違って能力検査には明確な答えがあるので、きちんと対策すればそれだけ得点を伸ばすことが可能です。

とはいえ、「Webテスト対策って何をやればいいの?」とお悩みの方も多いでしょう。

そこで、ここでは具体的な方法について解説します。

 

【Webテストの対策法】

  • 対策本を購入して繰り返し解く
  • アプリを活用する
  • 模擬試験を受ける
  • 本命以外の企業で受験する

 

対策① 対策本を購入して繰り返し解く

 

SPIや玉手箱などのメジャーなWebテストは、対策本がたくさん出版されています。

そこで、対策本を買って繰り返し取り組むのがおすすめです。

 

志望企業が出すWebテストの種類が分かっていればその対策本を購入し、多くの企業で導入しているSPIと玉手箱もやっておくと良いでしょう。

 

また、購入した対策本は1回やって終わりにするのではなく繰り返し解くのがポイント。

何度も取り組むことで、コツがつかめてスピーディに解けるようになります。

 

なお、SPIの対策本に関しては以下の記事が参考になります。

主流であるSPIを攻略するためにも、ぜひ目を通しておきましょう!

 

 

対策② アプリを活用する

 

Webテストは対策アプリもいろいろでています。

隙間時間を使って練習できるので、どんどん活用すると良いでしょう。

有料版もありますが、無料版でも手ごたえのある練習ができます。

 

【おすすめWebテスト対策アプリ】

  • SPI言語・非言語2020・2021(iOS/Android)
  • Study Pro 非言語/言語(iOS/Android) ※有料です
  • 玉手箱WEBテスト問題集(iOS/Android

 

対策③ 模擬試験を受ける

 

就活サイトには、Webテストの模擬試験が受けられるものがあります。

無料で受けられるので、これも受けておくといいでしょう。

 

【模擬試験が受けられるおすすめサイト】

対策④ 本命以外の企業で受検する

 

本による練習や模擬試験だけでは、実際の試験のような緊張感はありません。

そこで、本命企業が課すWebテストの種類がわかっているときは、同じテストを出す志望度の高くない企業を受験して慣れるという方法があります。

万が一うまくいかなくても、本命ではないのでダメージは大きくありませんしね。

 

ESを提出せずにWebテストが受験できる企業であれば、お試し受検に持ってこいです。

SPIであれば、キーエンスやJCBなどはESなしで受検できます。

 

とにかく問題になれることが大切ですね。

そうだね。何度もやることでコツがつかめてくるよ。

Webテストを受けずに内定を得る方法

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ここまで、Webテスト各種の見分け方や具体的な対策について共有しました。

多くの企業が選考にWebテストを導入しているので、種類を見極めて適切に対策することが欠かせません。

 

とはいえ、なかには「Webテストの対策に時間がかけられない」「Webテストなしで選考に受かりたい」と考えている人もいるでしょう。

 

実は、就活エージェントや逆求人型サイトを利用すれば、Webテストを受けずに内定までいける可能性があります。

就活を効率よく進められるので、就活生にとって利用価値のかなり大きなサービスですよ!

 

方法① 就活エージェントを利用する

 

就活エージェントとは、求人の紹介や選考対策などさまざまなサポートが受けられるサービスのこと。

たくさんの就活生を内定に導いてきたプロのキャリアアドバイザーがついてくれるので、1人で進めるよりもはるかに効率よく内定まで近づけます。

 

 

就活では、「何をどうしたらいいの?」と悩むことも多いので、就活エージェントでプロに相談できると何かと安心できますよ。

どうすべきか、的確なアドバイスも得られますしね。

 

また、エージェント経由のエントリーはWebテストがない場合も多いんです。

よって、Webテストに苦手意識がある人には大きなメリット。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

方法② 逆求人型サイト

 

就活エージェントと併せてぜひ利用してほしいのが、逆求人型サイトです。

逆求人型サイトとは、こちらが入力したプロフィールを見て興味を持った企業からオファーが届くサービスのこと。

 

一般的には、就活生が求人を探して企業に応募する流れですよね。

しかし、逆求人サイトであれば動くのは企業のほうなので、プロフィールを充実させることだけ意識すれば、あとは待っておくだけでOK。

 

また、オファーがあった場合、Webテストを省略する企業も多いんです。

ちなみに、オファーがきても、興味を持てない企業であれば断ることももちろん可能です。

 

これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。

 

 

ちなみに、就活エージェントや逆求人サイトの他にも就活を有利に進めるのに役立つサービスはたくさんあります。

その中から、就活を7年以上研究してきた僕が「いま就活生だったらこれを使う!」というサービスを厳選した記事を用意しました!

 

おすすめ順にランキング式でご紹介しているので、就活を効率的に進めていきたい人はぜひ上から順に使ってみてくださいね。

 

 

このサービスは便利ですね!効率よく就活が進められそうです。

意外と知らない就活生も多いから、利用するだけでも大きなアドバンテージになるよ。

Webテストを解く際に注意すべきポイントは?

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Webテストの基本対策は上に述べた通りです。

ここでは、テストに取り組む際に注意すべきポイントについて解説します。

 

【Webテストを解く際に注意すべきポイント】

  • わからない問題にこだわらない
  • 性格検査は素直に答える

 

ポイント① わからない問題にこだわらない

 

Webテストは基本的に短時間にたくさんの問題を解くことが求められます。

なので、わからない問題があったときは時間をかけて正答を出そうとせず、適当に答

えて次に進んだほうが賢明です。

 

わからない問題にこだわっていると、時間が足りなくなりかねません。

正答率はもちろん大事ですが、なるべくたくさんの問題に答えられるようにすることを意識しましょう。

 

ポイント② 性格検査は素直に回答する

 

ほとんどのWebテストで、能力検査のほかに性格検査があります。

性格検査に関しては、能力検査とは違って正解がありません。

変に悩まず、素直に答えるようにしましょう。

 

「企業に向いていると思われるような回答をしなければ…」などと考える必要はありません。

もちろん、企業が求める人材と性格検査の結果から読み取れるあなたの性格が大きく異なれば不採用となる可能性はあるでしょう。

 

とはいえ、ウソをついて採用されたとしても、結局求める人材とは異なる性格をしているなら、周囲になじめなかったり期待どおりの働きができなかったりして辛くなるのは自分自身です。

 

【補足】Webテストがボロボロでも通過することはある

 

Webテストの対策や注意点をお伝えしましたが、不安を拭えない人もいるでしょう。

ただ、Webテストを受けて自分では「ボロボロだったな…」と思っても通過することもあります。

 

学生のときに「テスト全然できなかったな…」と自分では思っていたのに意外と結果はよかった、なんて経験ありませんか?

Webテストでも自分の手応えと実際の結果が違うことはよくあります。

他にも、Webテストがボロボロだったと感じても通過するのには、以下のような理由が考えられます。

 

【Webテストがボロボロでも通過する理由】

  • 性格検査の結果で企業とのマッチ度が高かったから
  • 企業が設定する基準点が低かったから
  • 性格検査の結果を企業が重視していたから
  • エントリーシートでカバーできていたから

 

以下の記事で、理由についてより詳しく解説し、「Webテストボロボロだった…」と感じないための対策を共有しています。

Webテストへの苦手意識が強い人は、ぜひ参考にしてください!

 

 

時間配分が重要なポイントになりそうです。

そうだね。制限時間がシビアなので、わからないものは素早く見切りをつけることも大切だ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

この記事では、Webテストの見分け方や種類ごとの特徴、導入企業などについて紹介しました。

 

Webテストは種類も多く、特徴も異なることから対策には苦労します。

しかし、多くの企業が導入しているため、避けては通れません。

 

であれば、事前にどのテストが出るのかを知っておくのが効率的。

それを知っているかどうかで、Webテスト対策にかかる時間は大幅に変わってきます。

また、どうしてもWebテストが嫌な人は就活エージェントや逆求人型サイトも検討してみてくださいね。

 

ちなみに、この記事を読み終わったら「【SPI突破のコツまとめ】全通過した僕が押さえたポイントを共有!」も読んでみてください。

Webテストの中でも代表的なSPIを突破するコツをまとめています。

多くの企業がSPIを導入しているので、この記事を読んで事前にしっかり対策しておいてくださいね!

 

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりにしましょうか!

 

【本記事の要点】
  • 企業がWebテストを利用するのは「足切り」「企業への適性把握」が目的である。
  • Webテストを見分ける方法は「①志望企業の過去の選考情報を確認する」「②OB訪問にて過去の選考情報を確認する」「③URLを確認する」「④開始画面や問題数で見分ける」などがある。
  • Webテスト対策は「①対策本を繰り返し解く」「②アプリを活用する」「③模擬試験を受ける」「④本命以外の企業で受験する」のがおすすめである。
  • 就活エージェントや逆求人型サイトを利用すればWebテストを受けずに内定が得られる可能性がある。