こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
今回は1度受けたSPIの結果の使い回しについて解説します。
SPIは1度受けた結果を複数の企業に使い回すことができます。
それゆえに「今回の結果を他の企業にも使い回すべきか?」と使い回す基準について悩むところ。
そこで本記事を通して、SPI結果の使い回しの基準、それに加えてどのように結果を使い回せば良いのかという方法を解説します。
これからSPIを受けるという方は特に参考にしてくださいね!
たしかに手応えのない結果を使い回すと、他の企業からも評価されなくなりますよね...。
そうなんだよ。だからSPI結果の使い回し方法と基準は押さえておくべきだよ。
SPIの受験結果は使いまわすことが可能か?
結論から言えば、過去1年以内にテストセンターでSPIを受験したものであれば結果を使いまわしすることができます。
ただし、1年以上経過した古い結果のものは使えないので注意してくださいね。
また使い回すことができるのは最新の受験結果のみです。
「結果は上書きされる」と理解しておくとわかりやすいですね。
「でも使いまわしが企業にバレることないの?」と心配になりますよね。
安心してください。
SPI結果は使い回すのが当たり前なので、企業にバレるバレない以前に問題ありません。
また企業へはSPIの結果のみが通知されるので「どの企業へ使いまわししたのか」とか「いつ受けたやつか」までは知られません。
余談ですが、替え玉受験はバレる可能性があります。
替え玉受験を判定するために、選考の中で追加テストをする企業もありますからね。
SPIは1度受ければ、1年以内であれば何社にも結果を送ることができるんですね!
そうだよ。1社に対して1回受けるなんてことになれば、労力が半端じゃない。基本的に使い回すものだと覚えておこう。
SPIの受験結果を使いまわす基準について
SPIの結果は基本的に使い回すものです。
ですが、「この結果を使い回すべきか」という基準が気になるところ。
例えば、正答率2割の最悪な結果を使いまわしてしまうと全て不採用になる可能性がありますよね。
よって次に紹介する基準を参考に使い回すかを判断してください。
SPIは足切りなので一定の点数以上取れれば使いまわしでよい
企業によって基準もありますが、7割~8割以上取っていれば合格と言われています。
足切り基準のボーダーラインは最低6割以上だと考えておくと良いです。
ですが、SPI試験は自分の点数を知ることはできません。
「自己採点ができるのでは?」と思うところですが、手間がかかるし、現実的にどんな問題が出題されたか覚えていないから無理ですよね。
そこで"大手1社で通過した結果を使い回す"という方法を僕はおすすめします!
(実際に僕が就活生のときも、この基準で使い回すようにしてました)
使いまわす基準は大手1社に通過したもの
先ほど、ボーダーは正答率6割だと伝えました。
ですが、自己採点が難しい以上、自分の正答率はわかりません。
そこで、とりあえず大手企業へ結果を送り、選考に通るか通らないかを確認してみましょう。
大手企業は足切り基準が高いため通過したとなれば、SPIの結果が7割以上取れていると考えて良いんですよね。
大手企業に通過したSPIであれば、安心して他の企業へ使いまわしができます。
ただし、大手企業でも職種が違えば求めている人材も違います。
重視している科目も違うので、書類選考に通過しなかったからと言って「SPIの結果が悪い」とは一概にいえません。
あくまでも基準ですので参考程度にしてください。
なるほど!自己採点が難しい以上、SPI結果を大企業に出してみて、通過するかどうかで判断するのが良いんですね。
そうだよ。ちなみに体感で「かなり解けたな」と感じることはできるから、その体感で良かった結果をまずは使いまわしていこう。
SPIを使いまわす方法
それでは、SPIの結果を使い回す基準が把握できたところで。
この章では、SPIの結果を使い回す方法を解説していきます。
SPIを使い回すには、主に以下5つの方法があります。
【SPIの使い回しの種類】
- 全ての検査を使いまわす
- 性格検査のみ使いまわす
- 能力検査のみ使いまわす
- 英語検査のみ使いまわす
- 性格検査と能力検査のみ使いまわす
このように科目ごとに使い回すことができます。
テストの出来具合によって自身で判断することができますが、僕は基本的に大手で受かった結果をすべて使い回すようにしていました。
前回のSPIの結果を送信する方法
では具体的にどのような手順でテストセンターで受けたSPI結果を送信するのか?
SPIの公式サイトに以下のように説明が書かれていました。
過去1年以内にテストセンターで受検したことがある場合は、受検の予約画面に前回結果送信の案内が表示されます。
そちらから画面の案内に従い最後まで操作すると、すぐに企業へ送信されます。
企業の受検可能期間内に操作を行ってください。
引用:SPI3
要するに、1度テストセンターで受験している場合、次にSPI結果を送るタイミングでの予約画面に「前回結果送信の案内」が表示されているんですよね。
前回の結果を使い回しする場合は、それに従って画面を進めることで送信することができます。
ちなみに1度送信してしまうと、取り消すことはできません。
よって「前回の結果を送るか」または「再度テストセンターを受験するか」はよく考えてから送信するようにしてください。
なるほど!SPIのテストセンター受験画面に、前回の結果を送るという項目が出てくるんですね。
それに従って対応すれば簡単に使い回すことができるんだよ。
SPIの使い回しに関して注意するポイント
企業が求めているテストと同じ種類なのかどうかをチェックしましょう。
Webテストの種類にはSPI以外に「玉手箱」「GAB」「CAB」「TG-WEB」があります。
企業によって出されるテストの種類が違うので、かならず「SPI」かどうかを確認してくださいね。
1度送ってしまったものは取り消しできないので、うっかりミスで違う種類のテスト結果を提出してしまわないように注意しましょう。
①SPIの有効期限に注意
SPIの結果を使いまわしできるのは、最終受験した日から1年間だけです。
1度受けたからといって、いつまでも使えるものではないので注意してくださいね。
有効期限はかならずチェックしましょう。
特に就活生活が長引いている人は、いつうけたのかを確認し早目に再受験することをおすすめします。
3月~4月の期間は、テストセンターが混雑し予約が取れにくくなるので注意してね。
②高得点のものだけを使いまわす
SPIをうけても結果は、企業側にしか公開されないため自分がどれくらいの点数が取れているか定かでありません。
なので、受験後は自己採点をしっかりと行いこれ以上の点は取れないだろう「これだ!」と確信があるものを使いまわししましょう。
悪い結果のテストを、何度も使いまわししても成果は上がらないので注意してくださいね。
③最新の結果だけしか使いまわせないので注意
使いまわせるのは最終受験したもの、つまり最新の結果だけです。
「今回受けたものより前回のほうがよかったからそっちを使いたい」と思っても前回のものは使いまわしできないので注意してください。
もちろん前々回のものも使いまわしできませんよ。
SPIのテストは、何度も受けられ再チャレンジすることは可能です。
ただし、1企業1回の制限があり2回うける事はできません。
高得点を狙うのに複数回SPIをうけたいのであれば、エントリーする企業も増やせばその分チャンスは増えます。
SPIテストは、何回か繰り返しうけていくうちに知識量も増え徐々に点数を伸ばすことができます。
本命の第1志望に高得点のものを持って行けるように対策しておくといいですね。
要するにSPIを1度受けて、手応えがあり、それが通過したらそれを使い回していけば良いってことですよね。
そのとおり!SPIを受験するのは相当の手間だから、1回で高得点が取れるように、早くから勉強しておきましょう。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
SPIテストの結果を使いまわしできるのは、1年間だけです。
結果を自身で知る事はできませんが、高得点だと思った結果を使いまわしてくださいね。
またSPIの基本的な対策は"問題集を解く"に尽きます。
おすすめの問題集や対策方法は「おすすめのSPI問題集+対策方法まとめ【通過率100%を狙う】」にて書いておいたので、合わせて参考にしてくださいね!
SPIの受験結果をうまく使いまわし、就活にかかる時間や労力を削減しましょう。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- SPIはテストセンター受験の場合は、最新で受けた結果を使い回すことが可能。
- 使い回しができる結果は受験してから1年以内に限る。
- 使い回す基準は大手で通過した結果(基本的には手応えがあるものを使い回していき、大手も通過したらそれを全てに使い回せば良い)
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた800の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/