こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回は、SPIの問題を無料でダウンロードできるサイトについて解説していきます。
SPIの対策をネット上のサイトで完結させられたら、参考書や問題集を買わずに済むので、かなり便利です。
さらに無料でSPI対策ができたら金銭的な負担も少ないので、めちゃくちゃ助かりますよね。
(僕自身も、就活生時代は本当にお金がなくて苦労しました…!)
そこで、SPIの問題を無料・有料でダウンロードできるサイトを紹介します。
また、SPIを受けずに内定を獲得する方法や、言語・非言語それぞれの問題を解く際のコツについても共有しますよ。
SPIの勉強をより効率的におこないたい就活生は、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
無料で使えるなら便利ですしぜひ使いたいですね!
そうだよね。他にも就活にはお金がかかるからこそ、節約できる部分は節約しておくのがおすすめだよ。
- SPIの問題を無料でダウンロードできるサイト
- SPIの模擬試験を無料で受けられるWebサイト
- SPIの問題を有料でダウンロードできるサイト
- SPIを受けずに内定を獲得する方法
- SPIの問題をダウンロードする際に確認すべきポイント
- SPIの問題を解く際のコツ【言語】
- SPIの問題を解く際のコツ【非言語】
- SPIに関して就活生からよくある質問
- 本記事の要点まとめ
SPIの問題を無料でダウンロードできるサイト
では早速、SPIの問題をダウンロードできるサイトを紹介します。
無料でSPIの問題をダウンロードできるサイトは、以下の6つです。
【無料でSPIの問題をダウンロードできるサイト】
- Study Pro(Web版)
- SPI 試験問題集
- マイナビ
- Rishiryu(リシリュー)
- 東大式個別SPI対策塾
- 就職.CO
ちなみに個人的には「問題集」を解くのが一番だと考えています。
僕がおすすめするSPI対策の問題集はこれですね。
この1冊だけ完璧にしておけば、SPIの通過率はかなり高められますよ!
① Study Pro(Web版)
1つ目のサイトは、Study Pro(Web版)です。
Study Proでは、SPIの例題・問題がイラストを用いてわかりやすく解説されています。
Study ProでダウンロードできるSPIの問題は、以下のとおりです。
【Study ProでダウンロードできるSPIの問題】
- SPI言語問題
- SPI非言語問題
- SPI英語問題
- CAB問題
- 構造的把握力を図る問題
- 性格問題
Study Proの特徴は、解説がかなり丁寧なこと!
イラストなども活用されており、SPIの学習を始めたばかりの就活生でも理解を深めやすいです。
多くの問題が掲載されており、たくさんの例題に触れられる点も魅力的ですね。
対策優先度が示されていたり、学習状況を記録できるようになっていたりと、勉強を効率化するためのさまざまな工夫も施されています。
無料のサイトですがめちゃくちゃ有益なので、SPIの問題をダウンロードしたい就活生にはとくにおすすめです。
② SPI 試験問題集
2つ目のサイトは、SPI 試験問題集です。
SPI 試験問題集は、静岡理工科大学の情報学部内の「菅沼研究室」が提供しているものですね。
SPI 試験問題集では、言語分野・非言語分野の問題が掲載されています。
とくに非言語分野の問題が充実しているので、同分野の例題に触れたい就活生に適したサイトです。
問題はパラメータなどを乱数で生成しているため、回答するたびに中身が変わります。
簡潔ながら的確に解説されているので、理解に苦しむ場面もほとんどないでしょう。
SPIの代表的な問題が掲載されているので、基礎を固める際に活用するのがおすすめです。
③ マイナビ
引用:マイナビ公式サイト
3つ目のサイトは、マイナビです。
人材業界大手のマイナビは、SPI対策にも役立つサービスを提供しています。
マイナビで具体的に利用できるサービスは、以下のとおりです。
【SPI対策としてマイナビで利用できるサービス】
- 全国一斉WEB模擬テスト(年10回)
- 言語問題の例題200問
- 非言語問題の例題200問
- 一般常識の例題200問
- 非言語系の初級問題100問
マイナビの最大の利用メリットは、全国順位・偏差値がわかるWEB模擬テストを受講できること。
模擬テストを受ければ自分の相対的な実力を把握できますし、実際の試験に臨む前に本番の雰囲気を味わえます。
それだけでなく、実力アップのための問題集も多数用意されていますよ。
自分の苦手分野もひと目で把握できるように工夫されているので、効率的にSPI対策を進められます。
解説も丁寧にされているので、SPIの初学者でもまったく問題ありません。
マイナビに会員登録している就活生はそのままログインできるので、気軽に利用してみるとよいでしょう。
④ Rishiryu(リシリュー)
4つ目のサイトは、Rishiryu(リシリュー)です。
Rishiryuは、ゲーム感覚でSPIの対策を進められることが特徴的なサイト。
学習を進めていくとレベルが上がっていき、全50種類あるモンスターが徐々に手に入るような仕様となっています。
Rishiryuで学習できるSPIの分野は、以下のとおりです。
【Rishiryuで学習できるSPIの分野】
- SPI言語問題
- SPI非言語問題
- SPI英語問題
問題ごとに難易度が記載されているので、自分のレベルに合った例題に取り組めます。
問題数も豊富なので、例題が不足して困ることもまずないでしょう。
ただし、Rishiryuでは各問題の解説が用意されていません。
よってSPIの学習を始めるサイトとして、一番最初に使うにはやや微妙です。
上述したほかのサイトを利用しつつ、ある程度慣れてきたタイミングで活用するのが賢い使い方ですね。
ほかのサイトも使い倒したあと、より多くの問題に触れるためにRishiryuを利用するのがおすすめです。
⑤ 東大式個別SPI対策塾
5つ目のサイトは、東大式個別SPI対策塾です。
東大式個別SPI対策塾は、就活生だけでなく転職や昇進時にSPI試験を受ける社会人や、公務員を目指す方に向けて模試を提供しています。
同サイトでは、主に非言語分野の問題が掲載されています。
解説も必要に応じてイラストを用いるなど、理解しやすいように工夫されていますよ。
無料でダウンロードできる「実力判定テスト」では、全20問に回答することで現在の自分の実力を把握できます。
「Study Pro」や「マイナビ」などと比べると優先度は低いですが、ある程度SPIの対策を進めた就活生は一度利用してみるとよいでしょう。
⑥ 就職.CO
引用:就職.CO公式サイト
6つ目のサイトは、就職.COです。
就職.COで掲載のある問題数は全部で17問で、語彙・計算問題のみが掲載されています。
よってSPI対策を進めるメインのサイトとしては、あまり適していません。
SPI全体の対策をするというよりは、基礎知識の確認に使えるサイトですね。
決して無益ではありませんが、ほかのサイトよりは優先度が低いです。
SPIの問題をダウンロードできる一つの選択肢として理解しておくとよいでしょう。
無料でもSPIの問題をダウンロードできるサイトは多くあるのですね!
参考書や問題集を買わなくていいのはありがたいよね。無料でも利用価値の高いサイトは複数あるから、一度自分でも目を通してみるといいよ!
SPIの模擬試験を無料で受けられるWebサイト
ダウンロード以外に、Web上でSPIの模擬試験を受けられるサイトもあります。
制限時間があるなど、本番と同じような設定で受験できるのが模擬試験のメリット。
SPIの本番前に、ぜひ以下のサイトを活用してみてくださいね。
【無料でSPIの模擬試験が受けられるWebサイト】
- キミスカ
- CareerMine
- 大人塾
- SPIオンライン
- BlueNotes
① キミスカ
ぜひ一度は利用してほしいのが、逆求人サイト「キミスカ」の模擬テスト。
本番のSPIのように制限時間があり、最後には合格判定も出ます。
まちがった問題が一目でわかるのもイチオシポイントです!
スマホにも対応しているので、気軽に受けられますよ。
また、逆求人サイトなので、登録しておくと企業からのスカウトも届きます。
まさに、一石二鳥!
僕がいま就活生だったら、確実に利用するサイトですね。
無料で利用できるので、まだ使っていない人はぜひこの機会に登録してみてください!
② CareerMine
引用:CareerMine「SPI対策模試」
CareerMineでは、「5分の簡易的なSPIの模擬試験」と「12分以上の本格的な模擬試験」の2種類が用意されています。
まずはお試しで受けるのも良いですし、実力を図るためにしっかり時間を割いて受けてみるのもよいでしょう。
スマホにも対応しているので、空き時間にサクッと受験できるのが嬉しいポイントです。
模擬試験を受けたあとすぐに結果が出るので、それを元に復習することで質の高いSPI対策ができますよ。
③ 大人塾
引用:大人塾「SPIテストセンター練習問題(模擬試験)に挑戦!【無料】」
大人塾では、制限時間10分の模擬試験が用意されています。
難易度はそれほど高くない問題を集めて作成されているようなので、お試しとして受けるのがおすすめですね。
SPIの対策講座は有料ですが、模擬試験は無料かつ登録せずとも受けられるので、ぜひ挑戦してみましょう。
④ SPIオンライン
引用:SPIオンライン「模擬試験」
SPIオンラインの模擬試験は、「非言語」と「言語」問題をそれぞれ別々に受けられます。
実際のSPIを再現して作成されているので、自分の実力を試すのにおすすめです。
非言語問題は30分と10分のテスト、言語問題は3分のテストが用意されています。
1問答えるごとに◯か×が出てくるので、すぐに自分の苦手な問題を把握できますよ。
⑤ Bluenotes
引用:Bluenotes「WEBテスト1・お試し版」
ブルーノーツの模擬試験では、1問ごとの制限時間と試験全体の制限時間が表示されます。
問題ごとの制限時間を過ぎると、自動で次の問題にうつる仕組みです。
制限時間を意識する必要があるため、本番さながらの雰囲気でテストを受けられます。
模擬試験の時間も10分なので、空いた時間にサクッと試してみたい方におすすめです。
本番前に模擬試験はぜひ受けておきたいですね。
本番と同じように、制限時間の中で問題を解くことに慣れておこう!
SPIの問題を有料でダウンロードできるサイト
次に、有料でSPIの問題をダウンロードできるサイトを紹介します。
年のため補足すると、決して有料サイトの利用を進めているわけではありません。
あくまでも「こういう選択肢があるよ」と提示しているだけなので、実際に利用するかどうかは自身でじっくり考えてみてくださいね。
(個人的には、無料サイトだけで十分だと思っています!)
【有料でSPIの問題をダウンロードできるサイト】
- Study Pro(スマホアプリ版)
- 東大式個別SPI対策塾(Udemy)
① Study Pro(スマホアプリ版)
1つ目は、無料サイトとしても紹介した「Study Pro」のスマホアプリ版です。
Study Proはスマホアプリも提供しており、シリーズ累計100万ダウンロード突破・平均評価4.5と、多くの就活生に支持されています。
Study Pro(スマホアプリ版)の料金は、以下のとおりです。
【Study Pro(スマホアプリ版)の料金】
- 言語(232問)
iphone版:370円、android版:250円 - 非言語(153問)
iphone版:370円、android版:250円 - CAB(103問)
iphone版:370円、android版:250円
参考書や問題集と比べると、お得な料金設定となっています。
問題数も多く、くわしい解説や手書きメモ機能などもついているので、有益なツールであることは間違いありません。
未学習の問題・苦手な問題が優先的に出題される仕様になっている点も、時間に余裕がない就活生にはありがたいでしょう。
前章で紹介した無料サイトで満足感を得た人は、有料のスマホアプリ版をダウンロードするのもありですね。
より詳細な情報を知りたい就活生は、こちらのページをチェックしてみてください。
② 東大式個別SPI対策塾(Udemy)
2つ目は、「東大式個別SPI対策塾」が提供しているUdemyのSPI試験です。
「これさえやれば確実に受かる!SPI過去問集 全120問」という問題集のことですね。
この問題集の価格は、2,400円です(直接振り込みの場合は1,800円)。
1つ目のアプリよりは高く、一般的な参考書などに近い価格帯となっていますね。
同問題集では、全120問がカテゴリごとに整理して出題されています。
独自に入手したという「実際に出た問題」に取り組める点がポイントですね。
とはいえ個人的には、お金を払ってまで取り組む価値があるとは思いません。
もちろん価値を感じる人は、購入してみるのも全然ありですけどね。
少なくとも購入する場合は、前述した無料のサイトを最大限活用したあとにすることを僕はおすすめします。
毎回サイトを開くのは大変ですし、Study Proのスマホアプリ版は便利そうですね!
価格も良心的だしね。機能も充実しているから、お金をかけるのも全然ありだと思うよ!
SPIを受けずに内定を獲得する方法
ちなみに、SPIを受けずに内定を獲得する方法があるのは知っていましたか?
結論、就活エージェントや逆求人型サイトを使えば、SPIや適性検査を受けずに内定を獲得できる可能性が高いです。
SPIなどの筆記試験に苦手意識がある人や準備がどうしても面倒な人は、ぜひ利用してみてください!
① 就活エージェント
就活エージェントとは、面談を元にして自分に合った求人を紹介してもらえるサービスのこと。
求人紹介だけでなく、内定に向けた選考対策もサポートしてもらえます。
就活エージェントを間に介して選考を進めると、SPIや適性検査・エントリーシート選考などが省略されることがあるんです。
つまり就活エージェントを使えば、SPIを受けずに内定を獲得できる可能性があるわけですね。
SPI以外にも選考が省略されることは珍しくないので、内定獲得までのスピードを早めたい就活生は利用必須ですよ!
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
② 逆求人型サイト
就活エージェントと合わせて、逆求人型サイトもぜひ利用してください!
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録しておくと自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。
逆求人サイトでは、あなたの強みなどを評価されてスカウトが届くので、SPIや適性検査を省略して選考に進めることが多くあります。
そのためSPIを受けずに内定を勝ち取りたいなら、利用しない理由がありません。
▼逆求人型サイト利用者の声
@Kimisuka1
— shi*26卒 (@Ooo_river_) January 17, 2023
キミスカさん経由でつながった企業さんから初めての内定をいただきました😭ありがとうございます😭今後もお世話になります…!
逆求人型サイトのおすすめは、「キミスカ」。
スカウトが3種類にわかれているので、「ゴールド」と「シルバー」のスカウトのみ対応するのが利用のコツです!
ちなみに、就活エージェントや逆求人サイトのように、就活を進めるうえで役に立つサイトはたくさんあります。
僕は1000以上の就活記事を書きながら、200以上の就活サービスを見てきました。
その中から、「僕がいま就活生だったらこれを使う!」というサービスを以下の記事でご紹介しています。
おすすめ順にランキング式でまとめているので、ぜひ参考にして活用してみてくださいね。
SPIを受けずに選考を進める方法があるんですね!
意外と知らない就活生も多いよね。このタイミングで就活エージェントなどの存在を知った人がいたら、すぐに登録しておいてね!
SPIの問題をダウンロードする際に確認すべきポイント
SPIの問題をダウンロードする際に確認すべきポイントを紹介します。
ここでは3つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください!
【SPIの問題をダウンロードする際に確認すべきポイント】
- 言語・非言語の問題が掲載されているか
- 問題の量は十分か
- 解説が丁寧にされているか
ポイント① 言語・非言語の問題が掲載されているか
まず確認すべきは、言語・非言語の両方の問題が掲載されているかどうかです。
言語・非言語の片方しか掲載がないサイトでは、SPIの対策を完結させられないですからね。
基本的には参考書で学習し、補足としてSPIの例題をダウンロードできるサイトを使う人なら問題ありません。
でも、SPIのメインの対策手段としてネット上のサイトを使う人は、両分野を学べるサービスでないと学習が不足してしまいます。
上述した無料サイトのなかだと、「Study Pro(Web版)」と「マイナビ」の2つが、とくに両分野の問題が充実している印象でした。
ほかにも言語・非言語の両方を扱っているサイトはありましたが、どちらかだけの問題に偏っているイメージでしたね。
SPI対策としてネット上のサイトを使う際には、言語・非言語の問題がいずれも充実したサービスを活用しましょう。
ポイント② 問題の量は十分か
いわずもがなですが、問題が多く掲載されていることも重要ですね。
出題傾向がある程度決まっているSPIでは、何度も繰り返し例題を解いて、とにかく問題に慣れることが大切です。
繰り返し例題を解いていると、問題を少し見ただけでどんなことを問われているかや、回答パターンなどがすぐにわかるようになるんですよね。
そして、このように条件反射的に回答できるようになるには、やはりひたすら例題を解いてSPIの問題に慣れることが欠かせません。
一見すると地道な作業ではありますが、実際はこれが最効率です。
瞬発的にSPIの問題に答えられるように、問題量が豊富なサイトを選びましょう。
ポイント③ 解説が丁寧にされているか
3つ目のポイントは、解説が丁寧にされているサイトを選ぶことです。
これも当たり前のことですが、解説が雑だったりまったくなかったりするサイトでは、学習を進めても理解を深められません。
とくにSPIの初学者は、解説を見て理解を深めないと、自分の感覚だけで学習を進めることになります。
誤ったやり方や考え方で理解してしまう可能性もあるので、自己流で学習を進めるのは望ましくありません。
SPIの問題をダウンロードできるサイトを使う際には、解説にも力を注いでいるサービスを活用しましょう。
どのサイトを使うか迷っている就活生には、まずはStudy Pro(Web版)とマイナビがおすすめだよ。いずれも無料のサイトだから、気軽に試してみてね!
SPIの問題を解く際のコツ【言語】
ここからは、SPIの問題を解く際のコツを言語・非言語に分けてさくっと解説していきます。
まずは、SPIの言語問題を解く際のコツについて見ていきましょう!
【SPIの言語問題を解く際のコツ】
- 速読をマスターする
- 語彙を増やす
- 長文問題以外は即答する
コツ① 速読をマスターする
SPIでは、限られた時間のなかで多くの問題を解かなくてはいけません。
ゆえに問題で問われていることをすぐに理解できないと、それだけで高得点を獲得できる可能性が下がります。
とくに言語問題では、文章だけで問題の内容を把握する必要があるため、速読力がないとスムーズに回答を進められません。
たとえば、言語問題では次のような問題が出題されます。
【言語問題で出題される問題の例:文の並び換え】
次のア~オの文を意味が通るように並び換えたとき、アの次にくる文を選びなさい。
- ア:しかし、実際にはこの言葉自体に正確な定義はなく、いわゆるマイナスイオン商品も本当に健康に良いかどうか実証されていないケースが多いそうだ。
- イ:マイナスイオンという言葉がブームになったのを覚えているだろうか?
- ウ:この言葉は、扇風機、クーラーといった家電やタオルなどの繊維製品に対し、健康に良さそうなイメージを植え付ける、いわば宣伝文句として利用された。
- エ:バズ(buzz)とは、蜂がブンブンとうなる様子を表しており、人を混乱させる迷惑な流行語という意味だ。
- オ:このマイナスイオンのように、一見すると専門用語に見えるが、実際には正確な定義がない用語をバズワード(buzzword)と呼ぶ。
答え:オ
文章を読むスピードが遅いと、それだけで回答に多くの時間を要すことがよくわかりますよね。
早いペースで問題を解いていくためにも、何度も例題を解いて速読をマスターしましょう。
コツ② 語彙を増やす
そもそもの語彙力を高めることも重要ですね。
いくら速読力を高めても、語彙力がないと問題の意味を正しく理解できません。
言語問題では語彙力自体も問われるので、SPI試験の結果にも直結します。
たとえば、言語問題では以下のような語句の意味を問う問題が出題されます。
【言語問題で出題される問題の例:語句の意味】
最初に示された意味と最も合致する言葉を、選択肢より選びなさい。
しばらくの間
- A:暫時
- B:光陰
- C:漸次
- D:姑息
- E:変節
答え:A
上記の問題は、まさに語彙力がないと回答するのが難しいですよね。
意識的に文章や文字に触れる機会を増やし、知らない単語があればその場で調べるなどして、語彙を増やすように努めましょう。
コツ③ 長文問題以外は即答する
SPIの言語問題では、長文問題で多くの時間をとられます。
そのため長文問題以外は即答していかないと、最後に時間が足りなくなる可能性が高いです。
何度も繰り返し例題を解いて、条件反射的に回答できるような状態で試験本場に臨むのが理想的ですね。
SPIの学習を進める際には、基本的な問題は即答できるレベルを目指しましょう。
単に問題を解くだけでなく、速読力や語彙力を高めることも重要なんですね。
問題を繰り返し解くだけも一定のレベルには達するけどね。より高得点を得たり合格率を高めたりするには、速読力などを習得するのがベストだよ。
SPIの問題を解く際のコツ【非言語】
続いて、SPIの非言語問題を解く際のコツを共有していきますね。
非言語問題を解く際のコツは、以下の3つです。
【SPIの非言語問題を解く際のコツ】
- 公式を丸暗記する
- 問題パターンを頭に入れる
- わからない問題は思い切って飛ばす(言語・非言語ともに)
コツ① 公式を丸暗記する
SPIの非言語問題は、公式に当てはめるだけですぐに回答できるものが多くあります。
たとえば、仕事算や原価・定価といった料金問題などですね。
非言語分野で頻出の問題には、以下などがあります。
【非言語分野で頻出の問題】
- 推論
- 確率
- 損益算
- 速度算
- 代金の計算
頻出の問題についても、公式を丸暗記していれば回答にも多くの時間を要しません。
正答率アップにもつながるので、丸暗記できるものは確実に頭に入れておきましょう。
コツ② 問題パターンを頭に入れる
問題パターンを頭に入れておくことも重要ですね。
SPIの非言語分野では、問題パターンが決まりきったものが多くあります。
よって1つ目の「公式を丸暗記する」とも似ていますが、問題パターンを記憶しておけば正答率が高まります。
たとえば、ベン図を用いる集合の問題がいい例ですね。
▼問題例
こういった集合の問題では、以下のようにベン図を用いて考えるのが定石です。
以下のように考えると、答えが37人と割り出せるわけですね。
▼ベン図を用いた考え方の例
回答パターンがある程度決まっている問題は多くあるので、これらを確実に押さえておくことは重要です。
理想は、問題を少し見ただけでどのように回答すべきかがぱっと浮かぶ状態ですね。
繰り返し例題を解いて、SPIの問題パターンを頭に入れておきましょう。
コツ③ わからない問題は思い切って飛ばす(言語・非言語ともに)
最後に紹介するコツは、わからない問題は思い切って飛ばすことです。
SPIでは基本的に時間が不足するので、すべての問題を解く意識で臨むと、時間がなくなって低得点につながる恐れがあります。
言語・非言語ともに、わからない問題が出てくるのはごく当たり前のことです。
ある程度対策をした上で難しいと感じる問題は、ほとんどの場合ほかの就活生も間違っていたり飛ばしていたりするものですよ。
問題を解けないと焦るとは思いますが、特定の問題だけに固執せずときには思い切って飛ばしましょう。
確かに難しい問題は、ほかの人も解けていない可能性が高いですね。どうしてもわからない問題は、積極性に飛ばすことを意識します!
それがいいと思うよ。ほかの問題を解く時間を失うことだけは、絶対に避けるべきだね。
SPIに関して就活生からよくある質問
では最後に、SPIに関して就活生からよくある質問にまとめて回答していきます。
共通の疑問を感じている就活生がいたら、ぜひ参考にしてくださいね!
【SPIに関して就活生からよくある質問】
- 性格検査のコツや注意点はありますか?
- おすすめの参考書はありますか?
- SPIに通過するには何が最重要ですか?
質問① 性格検査のコツや注意点はありますか?
性格検査のコツは、見栄をはったり理想像を描いて回答したりするのではなく、自分のありのままの感覚で答えることです。
具体的に意識すべきことは、以下の2つです。
【性格検査の回答時に意識すべきこと】
- 直感で答える
- 一貫性を持たせる
直感で答えないと「自分をよく見せようとする傾向がある」などと判断されて、マイナス評価につながる恐れがあります。
回答に一貫性がない場合も、上記と同様です。
SPIの言語・非言語問題で高得点をとっても、性格検査が原因で選考に通過できないケースはゼロではありません。
性格検査を軽視せず、ある程度どんな試験なのか理解した上で本番に臨みましょう。
なお、性格検査の中身については「【SPI突破のコツまとめ】全通過した僕が押さえたコツを共有!」で詳しく解説しています。
質問② おすすめの参考書はありますか?
僕がおすすめしているSPI対策の参考書は以下の3つですね。
基本的には参考書は複数必要ないので、自分に合うものを使ってもらえればいいかと思います。
▼時間がない人で基礎を固めたい人におすすめ
▼初心者が最初の1冊として選ぶのに最適
▼より多くの問題と丁寧な解説が欲しい人向け
そのほかのおすすめ問題集は以下の記事で解説しているので、より多くの選択肢のなかから比較したい就活生はぜひご覧ください!
質問③ SPIに通過するには何が最重要ですか?
もっとも重要なのは、何度も繰り返し問題を解くことです。
限られた時間のなかで多くの問題を解くSPIでは、とにかく瞬発的に回答していくことが大切です。
そしてそのためには、やはり問題に慣れることが最効率。
出題傾向がある程度決まっているので、繰り返し例題を解いていれば深く考えなくてもすぐに回答できるようになってきます。
最初は大変ですが、早めに取り組み始めて万全な状態で本番に臨みましょう。
やはり愚直に努力するのが最善そうですね。
まさにそのとおりなんだ。ただ、努力したらその分結果が出やすい試験ではあるから、少しずつ学習を進めていくといいよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
SPIの問題を無料・有料でダウンロードできるサイトや、言語・非言語問題を解く際のコツなどについて網羅的に解説してきました。
SPIの対策は、必ずしも問題集や参考書でおこなう必要はありません。
この記事で紹介したような有用なサイトを使えば、お金をかけずともある程度は対策を進められます。
また、就活エージェントや逆求人型サイトをうまく活用すれば、SPIを受けずに内定を獲得できる可能性も十分あります。
当サイトで共有している情報・ノウハウを最大限活用して、ぜひ心から満足できるような企業から内定を勝ち取ってくださいね。
ちなみに、この記事を読み終わったら「webテストがボロボロでも通過することはある?【落ちる人の共通点】」も読んでみてください。
Webテストがボロボロでも通過する場合の理由や、くわしい対策を共有しています。
Webテストに苦手意識がある人は、事前に読んでおいてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 無料でも、SPIの問題をダウンロードできるサイトが多くある。
- 有料サイトは、無料サービスを最大限活用したあとに使うのがおすすめである。
- 就活エージェントや逆求人型サイトなどを使えば、SPIを受けずに内定を獲得できる可能性がある。
- SPIに通過するには、とにかく問題を繰り返し解くことが最重要である。