就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は、企業からスカウトが届く「オファー型就活サイト」について解説します。
マイナビやリクナビなどとは異なり採用側が就活生にコンタクトを取るので、学生にとっては企業探しを効率化できる神サイトですね。
ただ、利用経験がない就活生は、どのサイトに登録すべきかや有効活用するためにどうすべきかなどがわからないと思います。
そこで今回は、オファー型就活サイトの概要を共有したのちに、とくにおすすめのサイトを具体的に紹介していきます。
その上で、最大限活用するためのポイントや、オファーを受け取るためのプロフィールの書き方などを共有しますよ。
有益なサービスをうまく使って心から納得できる企業の内定を得たい就活生は、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
どうやったら就活でオファーが受け取れるのか気になりますね。
上手く活用できれば、効率的にエントリー数を増やすことができるからね!必ず利用すべきサービスだよ。
- そもそもオファーが届く就活サイトとは?
- オファー型就活サイトのおすすめランキング【1位〜7位】
- オファー型のおすすめ就活イベント【4選】
- オファー型就活サイトを最大限活用するためのポイント
- オファーを受け取るためのプロフィールの書き方
- オファー型就活サイトを利用するメリットとデメリット
- 本記事の要点まとめ
そもそもオファーが届く就活サイトとは?
この記事を読む就活生のなかには、オファー型就活サイトがどんなものかいまいちイメージできていない人も一定数いると思います。
一度でも使えば簡単に理解できますが、やや特殊なサイトなので利用経験がないと構造がわからないのも無理はありません。
そこで最初の章では、オファー型就活サイトの概要とほかのサイトとの違いについてさくっと解説します。
オファー型就活サイトの概要
オファー型就活サイトとは、プロフィールを登録しておくと、その内容を魅力的に感じた企業からスカウトが届くサービスのこと。
就活生から企業にコンタクトを取るマイナビやリクナビなどとは異なる構造であり、一般的には逆求人型サイトとも呼ばれます。
僕自身、これまで数多くの就活サイトを見てきました。
そのなかでも逆求人型サイトは、もっとも利用価値が高く積極的な活用を進めているサービスでもあります。
詳しくは後述しますが、自分と相性のよい企業と効率的に出会えたり、早期内定を獲得できたりと利用メリットが非常に大きいんですよね。
賢い就活生はもれなく活用しているサービスなので、少しでも就活を有利に進めたいなら欠かさず利用すべきサイトといえます。
ほかの就活サイトとの違い
ほかの就活サイトとの違いは「学生と企業のどちらが相手を見つけるか」です。
要点を完結にまとめると、以下のとおり。
【オファー型就活サイトとほかのサービスの違い】
- オファー型就活サイト:企業が採用したい就活生を探す
- ほかの就活サイト:就活生が入社したい会社を探す
マイナビなどの一般的なナビサイトでは、魅力的な会社を就活生側が探しますよね。
逆求人型サイトは上記とは反対で、企業側が自社に合った人材を探します。
よって、そもそも企業との出会い方が異なっていて、就活生は企業を探す必要がない点が大きな利点です。
正直利用しない理由がないほど有益なサービスなので、まだ登録していない人がいたらこの機会にぜひ使い始めてみてくださいね!
なお、逆求人型サイトを含めた僕がおすすめする就活サイトは、以下の記事で詳しく解説しました。
全100サイトを比較したなかで、利用価値が高いと判断した上位サイトのみを厳選紹介しているので、有益なサービスを手軽にインプットしたい人はぜひ参考に!
なるほど。マイナビなどとは逆で、企業側からスカウトが届くサービスのことを”オファー型就活サイト”と呼ぶんですね。
まさにそのとおり。繰り返し伝えたように本当に利用価値が高いサイトだから、次章で紹介するようなサービスは絶対に活用すべきだよ!
オファー型就活サイトのおすすめランキング【1位〜7位】
それではここから、おすすめのオファー型就活サイトを具体的に紹介していきます。
あくまでも僕の主観によるランキングですが、とくに上位の2つはかなり優秀なサービスなのであまり深く考えずに登録するのがおすすめです。
もちろんほかのサイトでも気になるものがあれば、とりあえず登録して自分との相性を確認してみるといいですよ!
各サイトの概要や特徴を紹介するので、順に確認していきましょう。
【オファー型就活サイトのおすすめランキング】
- オファーボックス
- キミスカ
- dodaキャンパス
- iroots(アイルーツ)
- JOBRASS新卒
- フューチャーファインダー(Futurefinder)
- ラボベース
1位:オファーボックス
おすすめ度:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
利用企業数:★★★★★
僕がもっともおすすめしている逆求人型サイトは、オファーボックスです。
オファー型就活サイトのなかでも最大手であり、知名度も高いサービスですね。
使いやすさや利用企業の質ともに優れており、スカウト型の就活サイトを利用するなら迷わず最初に登録すべきサービスです。
登録企業数が多く会社の種類も幅広い
オファーボックスは、なんと9,835社以上の企業が採用活動に利用しています。
利用する企業の種類も幅広く、大手・ベンチャー・官公庁が自社に合った人材がいないかチェックしていますよ。
実際に利用している企業例を見ても、資生堂やマイクロソフトなど、名だたる会社が並んでいるとわかります。
経済産業省のように、行政に関わる省庁も利用しているようですね。
オファー受信率が93.6%と高い
オファーボックスは、プロフィールを80%以上入力した場合のオファー受信率が、圧倒的に高い93.6%となっています。
つまりある程度プロフィールの内容を充実させると、かなり高確率で企業からオファーが届くわけです。
利用経験がないと「自分にはスカウトが届かないのでは?」と怪しく思うかもしれませんが、オファーボックスでは届かない人のほうが少数派。
利用しないとスカウトが届く可能性はゼロなので、まさに登録しておかないと機会損失につながるサービスといえます。
年々利用者が増えており2022卒の登録者は185,000名
オファーボックスなどの逆求人型サイトは、年々知名度が上がっています。
以前は情報感度の高い学生を中心に利用されていましたが、最近では利用する学生のほうが多いくらいになってきました。
もちろん知名度だけでは利用者は増えないので、登録者数が右肩上がりになっているのはそれだけ有用性が高い証拠です。
利用企業数も増加していることから、就活生・採用企業の両者によって有益なサービスといえますね。
オファーボックス公式サイト:
2位:キミスカ
おすすめ度:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
利用企業数:★★★★・
2番目におすすめなのが、キミスカですね。
オファーボックス同様、逆求人型サイトのなかでは定番のサービスなので、とりあえず上位の2社には登録しておいて損はありません。
企業から届くスカウトに種類がある
キミスカの最大の特徴は、企業から届くスカウトに種類が用意されていること。
具体的には、就活生に対する本気度(採用したい気持ちの大きさ)によって、3種類のスカウトが届く可能性があります。
月に送れる数の上限が少ないスカウトほど、本気度が高い就活生にしか届きません。
よって就活生としては、企業から届いたスカウトの種類を見ることで、自分のことをどのくらい評価しているか推測できるわけです。
「本気スカウトとプラチナスカウトだけ対応しよう」と決めておけば、より効率的にキミスカを活用できるのでおすすめですよ!
無料で受けられる適性検査の質が高い
キミスカには、無料で使える適性検査のツールが用意されています。
こういったツールを用意する就活サイトは多くありますが、キミスカの適性検査はかなり精度がよく利用価値が高いです。
僕自身これまで20以上の適性検査を受けてきましたが、その上でほかのサイトと比較をしてもキミスカの適性検査はおすすめできます。
自己分析や自己理解を深くおこないたい就活生には間違いなく役に立つので、自分の強みや弱み・適職などが曖昧な人は、ぜひ活用してみてくださいね。
キミスカ公式サイト:
3位:dodaキャンパス
おすすめ度:★★★★・
使いやすさ:★★★★・
利用企業数:★★★★★
3位にランクインしたのは、ベネッセグループが提供するdodaキャンパスです。
大手企業が運営するサイトだけあって、安心して利用できるサービスですね。
利用企業数は6,800社以上
dodaキャンパスは、利用企業数が多いことが特徴の一つです。
9,835社以上が利用するオファーボックスには劣りますが、7,000社近い企業が利用しているので憧れの会社からもスカウトが届く可能性があります。
具体的な企業例を見ても、ミクシィグループやJTB・コニカミノルタなど、誰もが知るような大手が利用しているとわかりますね。
上述した2社と併用すれば、かなり広範囲の企業を網羅できるでしょう。
企業からのオファー受診率97%
プロフィール記入率が90%以上の場合、dodaキャンパスのオファー受信率は97%となっています。
同サイトにおいても、プロフィールを充実させることでほぼ間違いなくオファーが届くようですね。
オリコン顧客満足度No.1
上記のような特徴があるdodaキャンパスは、2021年のオリコン顧客満足度「逆求人型就活サービス」部門において第1位に選ばれています。
これは、利用者から高い評価を受けないと得られるものではありません。
本記事では3位に順位を付けましたが、事実として就活生から高い評価を受けています。
同じ就活生から支持を受ける逆求人型サイトを使いたい人は、dodaキャンパスの利用を検討するとよいでしょう。
dodaキャンパス公式サイト:
4位:iroots(アイルーツ)
おすすめ度:★★★★・
使いやすさ:★★★★★
利用企業数:★★・・・
4位にランクインしたのは、アイルーツです。
アイルーツは東証一部上場企業であるエン・ジャパンが運営しており、上位の3サイトと同様に安心して利用できるサービスですね。
利用企業は完全審査制で厳選されている
アイルーツを利用する企業は、運営会社が独自に定める軸・口コミに基づく評判の2つの基準を満たした会社のみです。
つまり、希望すればどの会社でも利用できるわけではなく、ある程度質が高いと判断された企業しか登録していません。
運営会社が定める軸では、会社の成長性・将来性や20代の成長環境の有無などが見られており、就活生にとっても非常にありがたい基準ですよ。
大手企業や官公庁が利用している
アイルーツの利用企業を見ると、大手や官公庁が利用しているとわかりました。
住友商事やソニー・博報堂など、各業界を牽引するような有名企業が列挙されていますね。
高学歴層の学生でないと利用価値は微妙
登録企業が厳選されていたり、大手や官公庁が利用していたりするのは魅力的です。
ただ、これらの知名度が高い会社などは、就活生からの人気が高く一定レベルの学歴フィルターを設けていることが少なくありません。
よって高偏差値の大学に通う就活生にとっては利用価値が高いですが、偏差値50程度の中堅大学に通う就活生は有効活用できない可能性があります。
もちろんすべての企業が学歴を重視しているわけではないので、実際にオファーが届くかどうかは利用してみないとわからないですけどね。
大手企業からのスカウトはオファーボックスでも届くので、個人的にはやはり上位の3サイトを優先的に利用するのがおすすめです。
iroots(アイルーツ)公式サイト:
5位:JOBRASS新卒
おすすめ度:★★★★・
使いやすさ:★★★★・
利用企業数:★★★・・
第5位に選んだのは、JOBRASS新卒です。
イーアイデムなどの大手求人サイトも運営する「株式会社アイデム」が提供しているオファー型の就活サイトですね。
一部、大手企業が利用している
JOBRASS新卒のホームページを見ると、次のような大手企業が利用していると記載されていました。
【JOBRASS新卒を利用する企業例】
- NTTドコモ
- カネボウ
- 電通
- キリン
- 小林製薬
- DeNA
就活生のなかには「どうせなら大手企業に入社したい!」と考える人が少なくありません。
上記のような有名企業からオファーが届く可能性がある点はメリットといえます。
利用企業数があまり多くない
JOBRASS新卒の利用企業数はあまり多くありません。
また上述したような大手企業は、全体のなかではごく一部でした。
オファー型就活サイトでは、利用企業数が多いほど魅力的なスカウトが届く可能性も上がるため、どれだけ多くの会社が登録しているかは非常に重要です。
よって総合的に考えると、やはり上位のサイトよりは優先順位が低めといえますね。
JOBRASS新卒公式サイト:
https://jobrass.com/gakusei/SCST00101
6位:フューチャーファインダー(Futurefinder)
おすすめ度:★★★・・
使いやすさ:★★★★★
利用企業数:★★・・・
6位にランクインしたのは、やや珍しいサイトであるフューチャーファインダーです。
フューチャーファインダーでは匿名のプロフィールと性格検査を基に、自分に魅力を感じてくれた企業からオファーが届きます。
すべての基礎となるのは性格検査
フューチャーファインダーの利用は、性格検査を受けることから始まります。
同サイトを利用する具体的な流れは、以下のとおりです。
【フューチャーファインダーを利用する流れ】
- 特性分析(心理統計学に基づく本格分析)を受ける
- 自分のタイプや本性、強み・弱みなどを知る
- 自分に合った企業を探す/企業からオファーが届く
ほかのサイトのようにプロフィールの内容だけで判断されるのではなく、性格検査の結果を重視されることが特徴的ですね。
結果を基に自ら相性のよい企業を探すことも可能なので、オファーを待つだけなく主体的に動きたい就活生にも適しています。
登録企業数が少ない
フューチャーファインダーは、性格検査の結果を踏まえてオファーが届く珍しい仕組みの逆求人型サイトです。
しかし、登録企業数は500社程度と決して多いとはいえません。
オファー型就活サイトでは、企業数が少ないと利用価値も下がりがちです。
1万社近くの企業が利用するオファーボックスの存在を考えると、やはりあまりおすすめできるサイトとはいえないでしょう。
フューチャーファインダー公式サイト:
7位:ラボベース
おすすめ度:★★★・・
使いやすさ:★★・・・
利用企業数:★★★・・
7位に選定したのは、理系学生に特化したサイトである「ラボベース」です。
利用対象が理系に限定されていることもあり、文系の就活生にはおすすめできないため今回は低い順位付けをしました。
利用企業には大手・有名な会社が多い
ラボベースは、誰もが知るような有名企業が多く利用しています。
ホームページの記載内容からピックアップした企業例は、以下のとおりです。
【ラボベースを利用する企業例】
- サイバーエージェント
- デンソー
- 住友電気工業
- 三菱ガス化学
- 富士フィルム
- カプコン
- パナソニック
- 日立
いくらスカウトが届いても、自分にとって興味のない会社からしかオファーがなければほとんど意味がありません。
質の高い企業からオファーが届くことは、大きな利用メリットといえます。
利用企業数は500社程度
大手企業が利用しているものの、全体の企業数自体はあまり多くありません。
実際、ラボベースの企業一覧を見ると、全体でも455社となっていました(2021年12月時点)。
今後も利用企業は増加すると考えられますが、上位のサイトと比べて企業数に物足りなさを感じることは事実です。
理系の就活生は登録しておいて損はありませんが、あくまでもサブ使いするサイトとして活用することをおすすめします。
ラボベース公式サイト:
オファー型就活サイトのなかでも、数多くのサービスがあるのですね!
使いやすさや利用企業数は上位のサイトが優れているから、迷う人はオファーボックスに登録しておくといいよ!
オファー型のおすすめ就活イベント【4選】
オファー型就活サイトに似たものとして、オファー型の就活イベントがあります。
これは合同説明会に参加すると、企業側から就活生にスカウトが届くイベントのこと。
上述した逆求人型サイトと比べると、参加する手間がかかるのがデメリットです。
ただ、直接会社の方と話せるので、自分に合った企業を見分けやすかったり、感覚的に相性のよい企業と出会えたりするんですよね。
参加する工数がかかる分ほかの就活生はあまり利用していないイベントなので、差別化を図りたい人はうまく活用するといいですよ!
具体的におすすめのイベントを4つ紹介するので、興味のある人はぜひさらっと読み進めてみてください。
【オファー型のおすすめ就活イベント4選】
- ミーツカンパニー(Meetscompany)
- ディグミー(digmee)
- 逆求人フェスティバル
- インティー(intee)
①ミーツカンパニー(Meetscompany)
オファー型の就活イベントでもっともおすすめなのは、ミーツカンパニーです。
これは、株式会社DYMが開催する中小規模の合同説明会ですね。
僕自身、現役時代にミーツカンパニー経由で2社からの内定を獲得しました。
よって実体験からも質の高いオファーが受け取れると確信しており、常日頃から就活生に利用を強くおすすめしているサービスですね。
規模が大きすぎないゆえに企業の担当者と深い話をしやすい
ミーツカンパニーのイベントは、1回あたり最大8社の企業しか参加しません。
ゆえにマイナビやリクナビが主催する大規模なイベントのように、企業の担当者と深い会話ができずに終わることが少ないです。
企業の担当者には人事や採用権のある役員なども多いので、うまく会話ができればその後につながるようなコネも作れますよ。
知名度の低い企業が多く参加している
ミーツカンパニーの取引企業数は非常に多いことで有名です。
企業の種類も幅広く、大手からベンチャーまでさまざまな会社と接点を持てる可能性があります。
個人的には、知名度の低い企業と出会えることを魅力的に感じていますね。
ニッチな業界で圧倒的なシェアを誇る企業が多数参加しているので、仮に選考に進んだ場合にも比較的スムーズに内定を獲得できます。
オンラインでも参加できる
ミーツカンパニーのイベントは、オンラインでの参加も可能なので、住んでいる場所を問わず活用できるイベントですよ。
年間の開催頻度も高いので、都合やタイミングが合わずに参加できないこともまずありません。
オファーが届くイベントとしては圧倒的におすすめできるので、参加経験がない就活生がいたらとりあえずサイトの情報をチェックするといいですよ!
ミーツカンパニー公式サイト:
②ディグミー(digmee)
2つ目に紹介するのは、ディグミーです。
ディグミーは「就職相談に本気で向き合っている会社」「本当に信頼できる人材紹介会社」などで第1位に選ばれている株式会社リアステージが運営するサービスですね。
LINEにて有名企業の求人情報を受け取れる
ディグミーでは、同サービスのLINEを友達追加すると選考会の情報を受け取れます。
選考会とは、企業がスカウト目的で実施する会社説明会のようなもののこと。
小規模のイベント情報を集められるため、ミーツカンパニー同様に人事担当者などと接点を持ちやすいことが特徴です。
LINEを活用するサイトなので、メールなどを使う一般的なサービスより利用しやすいことも魅力といえるでしょう。
ディグミー公式サイト:
③逆求人フェスティバル
逆求人フェスティバルは、企業と学生が1対1で話せる就活イベントです。
IT系の企業・就活生に特化していることが特徴で、同業界への就職を考えている人にとっては参加価値があるイベントですね。
IT系の上場企業や優良ベンチャーが参加している
逆求人フェスティバルには、IT業界の有名企業が多数参加しています。
公式サイトを見ると、次のような企業が利用しているとわかりました。
【逆求人フェスティバルの参加企業例】
- ソフトバンク
- LINE
- スクエアエニックス
- GREE
- NTTドコモ
- Yahoo
- クックパッド
- SEGA
通常、このような大手企業の方と話せるチャンスはあまりありません。
本選考や面接の練習としてでも、同イベントには参加する価値があるでしょう。
オンラインでも参加可能
逆求人フェスティバルのイベントは東京での開催が多く、以前までは地方に住む学生にはあまりおすすめできないイベントでした。
しかし、現在はオンラインでもイベントに参加できるため、全国のどこに住む就活生にもおすすめできます。
IT・Web系の会社へ就職を目指している人は、ぜひ参加を検討してみてくださいね。
逆求人フェスティバル公式サイト:
https://www.gstylus.co.jp/aboutgf
④インティー(intee)
インティーは、選考直結型かつ逆求人型の就活イベントを開催するサービスです。
登録すると社会人の専属メンターがサポートしてくれて、個々人に合った企業の内定獲得を支援してくれます。
企業から選ばれる人材になるサポートをしてくれる
インティーが特徴的なのは、単にイベントに参加できるだけでなく、選ばれる人材になるためにスキルアップを支援してくれること。
ES添削や模擬面接といった基礎的な対策だけでなく、プログラミングスキルを習得するための講座を受けられるなど、サービスが充実しています。
単純にイベントに参加するためのサイトとして利用するのではなく、就活をうまく進めるための手段として考えるのがわかりやすいかと。
充実したサービスながら登録から利用まで完全無料で使えるので、少しでも興味がある人は気軽に登録してみるとよいでしょう。
インティー公式サイト:
オファー型の就活支援サービスのなかには、いわゆるサイトだけでなくイベントを企画するものもあるのですね。
そうなんだよ。なかでもミーツカンパニーは圧倒的におすすめだから、オファー型のサイトと合わせて登録しておくといいよ。
オファー型就活サイトを最大限活用するためのポイント
オファー型就活サイト・イベントのおすすめサービスを計11個紹介しました。
少なくとも2〜3個は、気になるサービスが見つかったのではないでしょうか?
ただ、これらのサイトは登録するだけで有効活用できるとは限りません。
有益なサービスに登録しても、ポイントを押さえて利用しないと自分にとって魅力的な企業とはつながれないので注意が必要です。
とはいえ、何を意識して利用すべきかわからない就活生が大半でしょう。
そこでこの章では、オファー型就活サイトを最大限活用するためのポイントを紹介します。
【オファー型就活サイトを最大限活用するためのポイント】
- プロフィールを充実させる
- 顔写真を設定する
- できる限り高頻度でログインする
- オファーが届いたら企業の口コミを確認する
ポイント① プロフィールを充実させる
何より最初に取り組むべきことは、プロフィールの充実化です。
スカウトを送る企業はプロフィールの内容を見て就活生を評価しているため、内容が薄いと魅力的に感じてもらえません。
実際、以下の大手逆求人型サイトでも、オファー受信率が高いのはプロフィールの入力率が高いことが前提となっていました。
【オファー受信率とプロフィール入力率の関係】
- オファーボックス:
オファー受信率93.6%(プロフィール入力率80%以上) - dodaキャンパス:
オファー受信率97%(プロフィール入力率90%以上)
ただ見方を変えると、プロフィールを充実させれば高確率でオファーが届きます。
オファー型就活サイトではプロフィールの内容を使い回せるので、登録時は大変ですが一度時間をかけて内容を考えるとよいでしょう。
なお、オファーを受け取るためのプロフィールの書き方は次章で解説しています。
具体的なコツを把握しておきたい就活生は、ぜひ合わせてご覧くださいね。
ポイント② 顔写真を設定する
オファー型就活サイトを利用する際には、必ず顔写真を設定しましょう。
オファーを送る企業側の視点に立って考えると、やはり顔写真がある就活生のほうが興味を惹かれるものだからです。
意外とためらいがちな就活生が多いですが、顔写真一つで加点される可能性があるのであれば、設定しない理由がありません。
具体的に掲載すべき顔写真については、オファーボックスを例にして解説しました。
どんな写真を設定すべきかわからない人は、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
ポイント③ できる限り高頻度でログインする
オファー型就活サイトのなかには、就活生が何日前にログインしているかを確認できるサービスがあります。
直近でログインしている就活生のほうが活発に動いていると考えられるので、企業側からすればログイン日が近い学生を魅力的に感じます。
たとえば、最終ログイン日が30日前などの学生は、すでに就活を終えていると予想することもできますからね。
よって就活への意欲を伝えるためには、ログイン日をできる限り直近にしておくことが重要です。
とはいえ、通常通りサイトを使っていれば、自然と高頻度でログインしているものですけどね。
オファー型就活サイトをより有効活用したい人は、ログイン頻度についても少し意識するとよいでしょう。
ポイント④ オファーが届いたら企業の口コミを確認する
オファー型就活サイトは、口コミサイトとセットで使うことを強くおすすめします。
スカウトが届いたからといって闇雲に選考に進んでしまうと、ブラック企業に入社してしまう可能性もゼロではないからです。
やはり企業の実態を把握するには、口コミサイトを使うのが一番です。
口コミサイトでは企業で実際に勤務経験がある方が意見を投稿しているので、求人情報などだけでは見えないリアルな部分を把握できるんですよね。
僕が利用をおすすめしている口コミサイトは、以下のとおりです。
【おすすめの口コミサイト】
もちろん、上記はいずれも完全無料で使えます。
1社ずつ口コミを調べるのは大変な作業ですが、少しの努力で将来の自分を助けられるなら絶対に取り組むべきですよね。
新卒入社した会社で後悔しないためにも、できる限りの対策はすべて実践しましょう。
何よりもプロフィールを充実させることが重要なんですね!顔写真も欠かさず設定しておきます。
ある意味プロフィールで書類選考されているようなものだからね。最初は大変だけど、早めに充実化させてスカウト待ちの状態にしておくといいよ!
オファーを受け取るためのプロフィールの書き方
続いて本章では、オファーを受け取るためのプロフィールの書き方を紹介します。
繰り返しお伝えしたように、プロフィールの内容が薄いとオファーは届きません。
逆求人型サイトを活用して魅力的な企業とつながるためにも、採用側から高評価を受けられるプロフィールの書き方を理解しておきましょう。
【オファーを受け取るためのプロフィールの書き方】
- 採用するメリットが伝わるような自己PRにする
- 差別化を図るためにキャッチーな言葉を入れる
- 読みやすいように結論から書くなどの工夫をする
プロフィールの書き方① 採用するメリットが伝わるような自己PRにする
まず重要なのは、自己PRの項目で自分を採用するメリットが伝わる内容にすること。
なぜなら、オファー型就活サイトを利用する企業の担当者は、ほぼ間違いなくこの項目を見てスカウトを送るかどうか決めているからです。
よって、ありふれた自己PRを書いていては担当者の目に留まりません。
ではどうすべきかというと、意識すべきは単に自分の強みをアピールするのではなく、採用するメリットまで発展させることです。
理解を深めてもらうために具体例を紹介しますね。
【自己PRのNG例・OK例】
- NG例:
私は行動力があります - OK例:
私は行動力があるため、困難な業務にも積極的に挑戦し、貴社の課題解決・利益に貢献します
NG例では自分の強みを語っているだけで、それによって採用側にどんなメリットがあるのかが伝わりません。
一方OK例では、会社の課題解決や利益に貢献できることがイメージできますよね。
少なくとも「会社にどのように貢献するか」といった意識を持った人材であることが、プロフィールを見ただけで伝わります。
極端な例ではありますが、上記の2人がいた場合どちらにスカウトを送ろうと思うかは一目瞭然ですよね。
説得力のある自己PRの書き方は別記事で解説しているので、現在の内容に自身がない就活生はぜひ合わせてご覧ください!
プロフィールの書き方② 差別化を図るためにキャッチーな言葉を入れる
オファー型就活サイトでは、キャッチーな言葉を入れるのもおすすめです。
企業の担当者は非常に多くのプロフィールを見て就活生を比較しているので、何らかのつかみがないと、どうしても埋もれてしまいやすいからです。
そこで個人的におすすめしているのが、差別化を図れるような言葉を入力すること。
たとえば僕の場合なら、以下3つのキーワードを入力します。
【僕が入力するキャッチーな言葉の例】
- 発想力モンスター(大学時代に3冊もアイデアノートを書く)
- スタバ大好き人間(明るそうに見えて根はインドア)
- 夢は親戚全員を幸せにすること
これらは決して適当に考えているのではなく、強みや性格・夢が伝わるような内容にしているんですよね。
パーソナリティーが伝わるような内容を入力しておくと、数多くのプロフィールのなかでも注目してもらいやすいわけです。
恥ずかしがってこういった内容を入力しない就活生が大半だからこそ、キャッチーな文言を含めておくと簡単に差別化できます。
上記のようなキーワードの書き方は以下の記事で解説しました。
今回もオファーボックスを例にして書き方を解説しているので、スカウトが届く可能性を少しでも高めたい人はぜひ参考にしてください!
プロフィールの書き方③ 読みやすいように結論から書くなどの工夫をする
3つ目は細かい内容ですが、読みやすい文章にするための工夫をすることです。
読み手になったことを想像するとわかりますが、プロフィールの内容が読みづらいとあまり仕事ができそうな印象を受けません。
プロフィールの段階でマイナス評価を受けたら、当然スカウトは届きませんよね。
よって少しでも読みやすい文章にするために、できる限り努力することが大切です。
【読みやすい文章にするためにできる工夫】
- 語尾はできる限り連続させない
- 主語と述語を一致させる
- 誤字脱字はゼロにする
- 一文はできる限り短くする
- 伝えたいことを結論ファーストで書く
プロフィールの内容がいいのに文章が読みづらいと、かなりもったいないですよ。
内容を熟考したあとは気を抜きがちですが、誤字脱字の確認など細かい部分のチェックも徹底しておこないましょう。
内容は個々人によって変わるけど、文章力に関する工夫は全員が共通して取り組めるはず。基礎的な部分ほど目につくものだから、細部にまで十分注意しようね。
オファー型就活サイトを利用するメリットとデメリット
最後に本章では、オファー型就活サイトのメリット・デメリットを紹介します。
逆求人型サイトは、就活生には絶対に利用してほしい非常に有益なサービスです。
もし利用を迷っている人がいたら、本章の内容を踏まえてぜひ前向きに利用を検討してみてくださいね。
【オファー型就活サイトを利用するメリット】
- 相性のよい企業と効率的に出会える
- 新たな企業を知るきっかけになる
- 早期内定を獲得できる可能性がある
- エントリーシートの中身を精査できる
【オファー型就活サイトを利用するデメリット】
- プロフィールの入力が手間
- 登録しても必ずオファーが届くとは限らない
- 大多数の企業が利用しているわけではない
メリット① 相性のよい企業と効率的に出会える
僕が考えるオファー型就活サイトの最大のメリットは、自分と相性のよい企業の持ち駒を効率的に増やせることです。
というのも、同サイトでは自分のプロフィールを評価してくれた企業からしかオファーが届かないから。
しかも、一度プロフィールを登録したらあとは魅力的なオファーが届くのを待つだけなので、利用に際して多くの時間も必要ありません。
よって少ない時間をかけるだけで、自分に合った会社と効率的に出会えるわけです。
マイナスやリクナビなどよりかなり効率的なので、仮にこのメリットしかなくても就活生は利用すべきですよ。
正直使わないとかなり損なので、どんな人にも心から利用をおすすめします。
メリット② 新たな企業を知るきっかけになる
オファー型のサイトで届くスカウトは、自分が認知する企業からだけではありません。
同サイトでは、自分が知らない企業からもスカウトが届く可能性があるため、就活を進める上で視野を広げるきっかけにもなります。
自発的に企業を探すマイナビなどでは、応募先の企業をある程度絞るものです。
ある意味企業探しを効率化しているわけですが、見方を変えると自ら就職先の候補を狭めているともいえますよね。
よってあらゆる会社からオファーが届く逆求人型サイトは、新たな企業を知る手段としても有用です。
もちろん興味のない企業の選考は受けなくてもOKなので、純粋に視野を広げる意識を持って利用するのがおすすめの活用法ですね。
メリット③ 早期内定を獲得できる可能性がある
オファー型の就活サイトでは、早期内定を獲得できる可能性があります。
なぜなら同サイトは、就活が本格化する前に利用する企業も多くあるからです。
また、オファーを送る企業は自分のことをある程度評価しているわけなので、その後の選考に進んだ場合にもスムーズに面接などを通過できることが多いです。
早い時期に内定を獲得できると、かなり精神的に余裕を持って就活を進められますよ。
早めにオファー型サイトに登録することで、就活に対するモチベーションの高さを評価してもらえることもあります。
まさにポジティブな要素しかないので、就活を有利に進めたいなら早い段階でサイトに登録しておくべきといえるでしょう。
メリット④ エントリーシートの中身を精査できる
逆求人型サイトは、エントリーシートの中身を精査するためにも活用できます。
プロフィールの内容はエントリーシートとほぼ同じであり、この質が低い場合は企業からのオファーが届かないからです。
ただ、プロフィールは何度でも書き換えできるので、魅力的なオファーが届かないなら繰り返し変更し続ければ問題ありません。
変更後にオファーが届くようになれば、エントリーシートにもそのまま流用できます。
このような就活サイトを使わなければ、基本的にエントリーシートの中身を精査する機会はありません。
オファーの量などを判断軸にエントリーシートの質を高められることは、オファー型就活サイトを利用するメリットといえます。
デメリット① プロフィールの入力が手間
ここからは、オファー型就活サイトのデメリットを紹介します。
まず挙げられるのは、プロフィールの入力が手間であること。
そもそもプロフィールを入力しないとオファーが届く可能性はゼロですが、数分で埋められるほど簡単な内容ではありません。
よってなかには、入力を手間に感じて登録を諦める人も一定数います。
とはいえ、一度考えたらほかのサイトでも使い回しできますし、何より上述したようにメリットのほうが圧倒的に大きいです。
大変な作業ではありますが、本気で就活を成功させたいならやはり時間をかけて取り組むべきといえるでしょう。
デメリット② 登録しても必ずオファーが届くとは限らない
これも当然のことではありますが、登録しても必ずオファーが届くとは限りません。
企業側も自社に合った人材を確保するために必死なので、プロフィールの内容が薄い人にオファーが届かないのも無理はないですよね。
しかしながら、繰り返しプロフィールを改善していれば、まず間違いなくオファーは届きます。
幸いプロフィールは何度でも書き換えできるので、すぐにオファーが届かない場合は改善の余地がないかしっかり考えましょう。
デメリット③ 大多数の企業が利用しているわけではない
3つ目のデメリットは、まだまだ利用していない企業もあることです。
オファー型就活サイトの知名度は年々上がっているとはいえ、マイナビやリクナビなどと比べると一般的には認知されていません。
大手企業の利用実績をアピールするサイトもありますが、あくまでもそれらは一例であり、全体的に見るとまだまだ少ない印象があります。
よって自分が求める業界や企業規模によっては、希望条件に合った企業からスカウトが届かない可能性もあります。
理想とするような企業と出会えない就活生も少なからずいるので、利用前に懸念点として把握しておくとよいでしょう。
確かにプロフィールの入力は大変ですが、それ以上に得られるメリットが大きすぎる印象でした。
まさにそのとおりなんだよね!企業探しを効率化できるだけでもかなり優秀だから、まだ利用していない人がいたらとりあえず登録しておくことをおすすめするよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
おすすめのオファー型就活サイトや、同サービスを最大限活用するためのポイントなどについて網羅的に解説しました。
オファー型就活サイトを使うと、自分と相性のよい企業と効率的につながれたり、就活をする上で視野を広げられたりします。
プロフィールの入力に時間がかかるなどの懸念点もありますが、メリットの大きさを考慮すると正直利用しない理由がありません。
以前は情報感度の高い学生だけが利用しているサービスでしたが、知名度が上がるにつれて最近では非常に多くの就活生が活用しています。
オファー型就活サイトを使わないとそれだけで差をつけられてしまう可能性もあるため、まだ登録していない人はこの機会にぜひ利用を開始してくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- オファー型就活サイトとは、プロフィールを登録しておくと、その内容を魅力的に感じた企業からスカウトが届くサービスのこと。
- オファー型就活サイトではオファーボックス、就活イベントはミーツカンパニーが圧倒的におすすめである。
- オファー型就活サイトを有効活用するには、プロフィールを充実させたり、企業の口コミを確認したりすることが重要である。
- 魅力的なオファーを受け取りたいなら、自己PRや文章の読みやすさにこだわるべきである。
- オファー型就活サイトはとにかくメリットが大きいので、就活生なら迷わず利用すべきである。