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【事務職の志望動機の書き方】超評価される志望動機の例文を公開!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

企業から評価される事務職の志望動機が書けるようになりたいですよね。

志望動機は企業がめちゃくちゃ重要視するポイントなので、志望動機を攻略することが就活や転職を圧倒的に簡単にしてくれます。

 

また事務職は人気職種なので倍率が高く、しっかりと対策しておかないと内定がもらえない職種です。

 

よってこの記事を通して、企業から評価される志望動機の書き方を共有します。

これまで1000以上の記事を書き、実際に大手食品メーカーに入社した(1年でやめてしまったけど...w)僕だからこそ伝えられる情報を余すことなく伝えていきますね!

 

事務職の志望動機は他の就活生と差別化するのが難しい印象があります...。

実際そうなんだよね。だからこそ、他の就活生との差別化を意識した志望動機が書ければ一気に内定確率は高まる。この記事でそれを実現するよ!

新卒で事務職に採用された友人の志望動機の実例

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では早速ですが、新卒で事務職に採用された友人の志望動機の実例を共有します。

実はこの友人に志望動機の書き方をアドバイスしたのは、大学時代の僕。

その時から、おすすめの「事務職の志望動機の書き方」は変わっていません。

 

以下は、当時の実際の志望動機の文章です。

 

▼事務職に採用された実際の志望動機

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この志望動機を作成する前は、もともとパソコン作業が得意だということを延々に書いていました。

それに対して僕がしたアドバイスは大きく2つです。

 

【この事務職の志望動機を作成するためにしたアドバイス】

  • 事務職の土台となるパソコンスキルの高さはさりげにアピールする。
  • 事務職は「社員さんから愛されることで会社全体のストレスを減らす」という目的も含んでいるという視点を持つ。

 

ほとんどの就活生は「事務職」という仕事のとらえ方が狭いんですよね。

「ただ座ってパソコンで単純作業をする仕事」として考えている人が多いので、視野を広げて事務職という仕事のとらえ方を変えるだけで大きく差別化できます。

 

こうして志望動機の実例を見ると、たしかに人事や役員からすると「こういう事務職がいてくれると助かるな!」と思いますよね。

そうなんだよ。特に今は社員の離職率が高くなっているから、こうした事務職人材を企業は求めていると予測できるよね。このように人事や役員の立場に立って考えることが、就活では本当に重要だよ。

【新卒向け】事務職の志望動機の書き方・おすすめの文章構成

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では次に、先程のような志望動機を書く際の文章構成を共有します。

志望動機に関わらず、どんな文章を書く時も文章構成を理解しておくことが重要です。

 

文章って、どうしても書いていく内に話題が逸れたり、まとまりがなくなるもの。

それを防止するには、先に全体の構成を考えておき、そこに当てはめながら書くことが最も効果的です。

 

事務職の志望動機で使うのにおすすめの文章構成は以下のとおり。

 

【事務職の志望動機におすすめの文章構成】

  • 結論
    (なぜ事務職を志望するのか)
  • 基礎的な能力の担保
    (パソコン作業も得意、または好きである、資格があれば資格について簡単に触れておく)
  • 対社員に向けた能力の高さを示す
    (愛され力やサポートが高いことを説明する)
  • 自身の性格と事務職の仕事の相性の良さを示して締める

 

これが事務職の志望動機におすすめの文章構成です。

最初に紹介した実例もこの構成を元に、僕の友人は作成しました。

先程の実例をこの構成に当てはめてみてみましょう。

 

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【結論】
私が貴社の事務職を志望する理由は、パソコン作業が得意ということ以上に「裏方で社員さんを支える」という事務職の仕事に魅力を感じているからです。

⇒どんな質問に対してもまずは結論から述べるようにしましょう。

事務職を志望した理由に対して、「パソコン作業が得意だから」かつ「事務職という仕事に魅力を感じているから」という結論を述べています!

 

【基礎的な能力の担保】

私は小学生の頃からエクセルとワードに触れることがあり、その時からパソコン作業が好きだったのですが、その一方で人を支えることが好きだという性格を持っています。

⇒他の就活生と差別化したユニークな回答のためには、しっかりとした土台も必要です。「基礎的なパソコン作業の能力もある」という土台があるからこそ、ユニークな回答が映えるんですよね。

 

【対社員に向けた能力の高さを示す】

今年のエピソードとしては、友人からの恋愛相談を5時間ファミレスで聞いたことがありました。
それによって気持ちが楽になったと言ってもらえるだけで心から嬉しかったんですよね。

事務職という仕事は、ただのパソコン作業ではなく、社員さんの相談にも乗れるような存在になることで、会社全体を支えることだと考えています。

⇒ここでは対社員さんに向けた能力の高さ、つまりは「愛され力」や「傾聴力」などの能力をしっかりとアピールしましょう。差別化をはかりつつ、「この子は事務職に向いてそうだな」と思ってもらうようにします。

 

【自身の性格と事務職の仕事の相性の良さを示して締める】

そんな事務職という業務と私の「人を支えることが好きだ」という性格が合っていると考え、事務職を志望致しました。

⇒最後は自分の性格と事務職の仕事の相性が良いことを示して締めましょう。最後に結論を再度示すことによって、読み手の理解度を大幅に高めることができます。

 

いかがでしょうか?

このように、先に構成を決めてしまえば読みやすい志望動機を作ることができます。

「対社員」を意識することで他の就活生との差別化に繋がるので、非常に有用ですよ。

 

事務職の内定獲得のためにはエントリー数を増やすことが重要

ここまで志望動機の書き方を共有してきました。

事務職は人気の職種なので、これだけ志望動機を深めても落ちる時は落ちます。

よって、大切なことは「エントリー数を確保しておくこと」なんですよね。

 

就活は適性によって決まるので、どこまで選考対策しても確率論。

確率論に勝利するためには、数を打つことが絶対に必要になります。

 

ちなみに僕が今就活生なら、逆求人サイトをフル活用してエントリー数を確保します。

利用すべき逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。

 

 

またこれら就活サイトと合わせて、別記事にて僕が大手企業に入社するために取った差別化戦略を全て書きました。

ぜひ今回の記事と合わせて読んでください。大きく差別化することができますから。

 

\中堅大の僕が実行した差別化戦略をまとめました!/
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なるほど!先に構成から作ると書き出しやすそうですね。

いきなり文章から書こうとすると僕でも難しい。まず構成を作れば、各項目に当てはまる内容を書くだけで志望動機が出来上がるよ。

【新卒向け】事務職の志望動機|例文5選

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ここまで新卒におすすめの事務職の志望動機の書き方を紹介しました。

先に紹介した文章構成を元にした、志望動機の例文をもっと見たいですよね。

 

そこでこの章では、おすすめした文章構成を元にした志望動機の例文を共有します。

参考になる部分や共感できる部分があれば、ぜひ自分の志望動機に活かしてみてください。

 

事務職の志望動機の例文①

 

【例文】

「私が事務職を志望した理由は、得意のエクセル能力を活かせることに加えて、事務職の仕事が"社内の人たちと深く関われる仕事"だという点に魅力を感じたからです。

私は学生時代に、研究でエクセルを多用することがあり、エクセルの資格である「MOS」と「日商PC検定」を取得しました。それに加えて、私は狭く深く人と関わることが好きな人間です。

事務職という仕事は社内の社員さんをサポートする仕事であり、社員さんと深く関わることができる点に魅力を感じています。

得意のエクセルと、私の深く人と関わる性格を活かして、事務職として貴社で活躍したいと考えております。」(277文字)

 

パソコン関連の資格を保有している場合は資格名を出すのも有効。

資格自体の価値というよりも「資格を取るぐらいそのことに対しての興味がある」ということを伝えることができますからね。

 

加えて、「狭く深く人と関わる人間」という自分の性格を示すことで、人事に対して自分がどんな人間なのか伝えることもできます。

 

選考は短い文章・短い時間で自分がどんな人間なのかを伝える必要があります。

志望動機でも自分の性格や考え方を積極的に伝えることはおすすめです!

 

事務職の志望動機の例文②

 

【例文】

「私が貴社の事務職を志望した理由は、じっと1つの物事に集中して取り組むことが好きな自身の性格を活かし、かつ、社内の雰囲気を良くするムードメーカーとしての仕事ができると考えたからです。

私は単純作業に黙々と取り組むことが好きで、大学の論文も他の人たちよりも2倍以上のスピードで終わらせるほどでした。また事務職はパソコン作業だけではなく、社内にずっといる仕事なのでムードメーカーとして社員さんにとっての心の拠り所となることが重要な仕事だとも感じています。

私は比較的どんな人とも楽しく話すことができる性格なので、貴社の社員さんの心の拠り所になりたいと考えています。

以上、「黙々と取り組むことが好きな性格×ムードメーカーとしての性格」の組み合わせが事務職に合っていると考え、志望致しました。」(347文字)

 

具体的なパソコンスキルがなくても「黙々と取り組むことができる」という性格を、事務職に向いている根拠として提示することもできます。

 

パソコンスキルに自信がない人は、自分の性格がいかに事務職の仕事と相性が良いのかを示すことも手段として頭に入れておいてください。

 

事務職の志望動機の例文③

 

【例文】

「私が事務職を志望した理由は、パソコンオタクであり、かつチーム内ではサポート役に徹するという私の性格が事務職に向いていると考えたからです。

もともと小学生の頃から家のパソコンを触っており、夏休みにワードで書いた小説を自由研究で提出するほどでした。このパソコン好きな性格に加えて、事務職というのは、会社というチーム内ではまさにサポート役だと考えており、私にぴったりです。なぜなら、私は中学から大学までずっと部活動のマネージャーを経験しており、チームをサポートする楽しさ・喜びを誰よりも深く知っているからです。

貴社の事務職として、営業の方や内部業務をしている方々を支え、チーム力を底上げする存在になりたいと考え、事務職を志望させて頂きました。」(317文字)

 

ちょっとエピソードが強めですが、このように部活動でのマネージャー経験なども事務職の志望動機に活かすことができます。

 

何事も主張に対して具体的なエピソードがあると伝わりやすいです。

主張した自分の性格を裏付けるようなエピソードをできるだけ提示するようにしてみましょう。

 

事務職の志望動機の例文④

 

【例文】

「私が貴社の営業事務を志望した理由は、人々の暮らしを豊かにするサービス展開に貢献したいと考えたからです。

以前から貴社のサービスを利用していたのですが、一度不明な点があった際に問い合わせをしたところ、とても丁寧に説明していただき感動したことを覚えています。また、貴社の掲げている「お客様の理想を超える」という理念にも感銘を受けました。学生時代にはコールセンターでアルバイトを続け、クレームも含め多くのお客様対応をしてきた経験があります。

これまでに培ってきたスキルを活かして、営業の方が重要な仕事に集中できるようサポートし、貴社のサービスの発展に貢献していきたいです。」(281文字)

 

上記の例文は、具体的な企業とのエピソードを交えています。

志望企業に関するエピソードを持っている人は多くはないと思いますが、「なぜその企業なのか」という理由は明確に書きましょう。

 

また、理念に感銘を受けたと書くことで、「その企業だからこそ惹かれた」とより熱意が伝わりますよ。

 

事務職の志望動機の例文⑤

 

【例文】

「私が貴社を志望した理由は、急成長している企業の経済活動に携わりたいと感じたからです。

大学では商学部に在籍し、日商簿記検定を取得して現在はファイナンシャルプランナーの資格取得に向けて勉強しています。所属していたサークルでは会計業務を担当していたので、作業の正確性と責任感の強さには自信があります。また、お金を管理する業務なのでサークルのメンバーに信頼感を与えられるように、普段からまめにコミュニケーションをとるように意識して行動していました。経理という業務は、会社の経営や社員の方の働きやすさを支える重要な仕事だと考えております。

貴社に入社した暁には、経理事務として正確に仕事をこなし、社員の方から信頼される存在になれるよう精進いたします。」(319文字)

 

上記の例文では、資格を持っていることに加え、現在も資格取得の勉強中との記載をしています。

次の目標に向けて取り組んでいると伝えることで、「成長意欲がある子なんだな」と好印象を持ってもらえるでしょう。

 

また、スキル面以外でもサークル内で”何を意識してどのように行動したか”を書くことで、入社後のイメージを持ってもらいやすくなります。

 

これら5つの例文は、すべて共有した文章構成を元に作成したもの!先に文章構成を作成しておくと、スムーズに伝わりやすい志望動機が書けることがよく分かるよね。 

差別化できる事務職の志望動機に仕上げる方法

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文章構成や例文を共有したので、これである程度の形は作ることができるかと。

ただ、それだけで終わってしまっては不十分なのも事実。

 

ここからさらに、差別化させるためのブラッシュアップが必要です。

よってこの章では、事務職の志望動機を差別化させるための方法を共有します。

 

【差別化できる志望動機に仕上げる方法】

  • 就活エージェントを利用してプロに添削してもらう
  • ES閲覧サービスを参考にする
  • ES添削サービスを活用する

 

方法① 就活エージェントを利用してプロに添削してもらう

 

まずおすすめなのは「就活エージェントを利用して添削してもらう」方法です。

就活エージェントとは、求人の紹介から選考対策までを選任のサポーターが一貫して行ってくれるサービスのこと。

 

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選考対策も行ってくれるので、もちろんエントリーシートの添削も可能です。

そこでぜひ志望動機の添削をしてもらいましょう。

 

エージェントは全員就活のプロなので、具体的で確実に役立つアドバイスをもらえます。

第三者に見てもらうことで、自分では気づかなかったミスなどにも気づけますしね。

 

また、最大のメリットは紹介してもらった企業の選考後に、エージェントを経由してフィードバックがもらえること!

 

一般的なエントリーの場合は、企業からフィードバックをもらえることは滅多にありません。

しかし、就活エージェントを利用して選考を受ければ、あなたのエントリーシートに対する採用担当者からの評価を知ることができるんです。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

方法② ES閲覧サービスを参考にする

 

2つ目は「ES閲覧サービスで他の就活生のESを参考にする」方法です。

ES閲覧サービスとは、会員登録するだけで過去に選考を通過した他人のESを見られるサービスのこと。

 

他の就活生の志望動機と比較することで、もっと追記できる部分や魅力的な書き方を知ることができます。

 

ちなみに僕は、他人のESを参考にして自分の文章を磨いたからこそ、ESの通過率は9割以上でした。

ES閲覧サービスの中でも特におすすめなのは「unistyle(ユニスタイル)」です。

 

▼3万人以上のESが無料で見られる!

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引用:ユニスタイル「双日

 

会員登録をするだけで、なんと3万枚以上もの他人のESを見ることができるんです!

もちろん無料ですので、登録して損することはありませんよ。

 

また、ユニスタイルでは企業ごと、部署ごとのESを見られます。

志望している企業の事務職の志望動機があれば、かなり参考になりますよ。

ぜひ探してみてくださいね!

 

【ユニスタイルの登録方法】

  1. unistyle無料会員登録」から登録を行う。
  2. 届いたメールにて本登録を行う。
  3. 無料で3万枚のエントリーシートにアクセスできる。

 

方法③ ES添削サービスを活用する

 

3つ目は、「ES添削サービスを活用する」方法です。

ES添削サービスとは、自分の書いたESを第三者に添削してもらえるサービス。

 

客観的な視点で添削してもらうことで、自分では気づかなかった点について指摘してもらえます。

他人に見てもらうことで、質の高い志望動機に仕上がりますよ。

 

これまで、あらゆるES添削サービスを見てきた僕が、本当におすすめできるサービスを厳選して以下の記事でまとめています。

「どのサービスがいいのかわからない」と迷っている就活生は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

 

まずは自分の力で志望動機を完成させることが重要!

志望動機の質を高める方法を3つご紹介しました。

しかし、はじめから上記のサービスを頼っていては意味がありません。

 

はじめから他人の文章を参考にしたり第三者のアドバイスをもとに作成しても、実際に面接で質問されたときに答えられません。

なぜなら、自分の思いではなく他人の意見だから。

 

熱意を伝えるためにも、まずは自分で100%納得できる志望動機を作成してください!

その上で上記の3サービスを利用すれば、他の就活生と圧倒的に差別化できる志望動機に仕上がりますよ。

 

たしかに始めから他人に頼って作っても、いざ質問されたりすると答えられなさそうですね…。

まさにそのとおり!自分の熱意を伝えるためにも、まずは自力で作成しよう!!

事務職の志望動機で新卒が押さえるべき5つのポイント

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実例を紹介したところで、この章では評価される事務職の志望動機のポイントを共有していきます。

僕が新卒向けに大切だと考えていることは大きく5つあります。

 

【事務職の志望動機で新卒が押さえるべき5つのポイント】

  • 事務職はデスクワークという考えを捨てる
  • 「対パソコン」よりも「対社員」で考えよう
  • 事務職のキーとなる「愛され力」をアピールする
  • 「企業が求める人物像」を把握する
  • 「その企業でなければいけない理由」を明確にする

 

ポイント① 事務職はデスクワークという考えを捨てる

 

事務職を志望する方が持つべきだと思う新たな考え。

それは「事務職はデスクワークという考えを一旦捨てる」という考えです。

 

新卒の学生のほとんどが事務職はデスクワークというイメージを強く持っていますよね。

よって志望動機も「デスクワークをするにあたって重要な能力」をアピールすると思います。

 

もちろん、事務職として仕事する土台があることのアピールに繋がるので大切です。

ですが、それって他の99%の新卒が同じことを考えてます。

よって内容がかぶりまくるんですよね...。

 

【ほとんどの事務職を志望する新卒の志望動機】

  • FPの資格を持っているので活用できる職種だと考えました
  • 簿記を勉強したので、その知識が活かせる職種だと考えました

 

ほとんどがこればかりです。

「あ、この子もExcelね。この子はFPね。うんうん、次は簿記ね」と...。

面接官も読んでてつまらないでしょう。

 

そこで事務職はデスクワークという考えを一旦捨ててみよう。

...というのが僕の考える志望動機の攻略法です。

 

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僕は就活に関しては"とにかく差別化が重要だ"と主張しているタイプです。

なぜなら、とにかく面接官の印象に残ることで「会ってみたい」と思わせることができるから。

 

他の就活生と同じような内容を書いてしまうと、大手企業に食い込むことも難しい。

面接官に何の印象も与えられず試合終了。

 

そうなるよりは「他人と違うことを書いてみる」「他人と違う視点を持ってみる」ことの方が重要です。

 

新卒の皆さん、まず「事務職=デスクワーク」という考えを捨ててください。

その上で、他人と違う視点で志望動機を作成してみましょう。

 

ポイント② 「対パソコン」よりも「対社員」で考えよう

 

2つ目のポイントは事務職の仕事を「対社員」の業務だと認識することです。

事務職はデスクワークですが「社内の人と関わることが多い」仕事でもあります。

 

はじめにご紹介した仕事内容をみても、パソコンとだけ向き合う仕事ではないことが分かりますよね。

 

デスクワークというイメージを持っていると、どうしても「対パソコン」をイメージした志望動機を書いてしまいます。

しかし、意外にもパソコンよりも社内の人と話す時間も多いのが、事務職の仕事の特徴だと思っています。

 

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この視点をベースに志望動機を考えると、他の人が書かないような内容が書けそうですよね。

 

事務職は「対パソコン」ではなく「対社員」の仕事であるという視点で、志望動機を作成してみてください。

 

ポイント③ 事務職のキーとなる「愛され力」をアピールする

 

事務職の志望動機を書く上で重要なのが「愛され力」をアピールすること。

ここまでで何度もお伝えしましたが、事務職はパソコンばかりではなく社員の方と多く関わる仕事でもあります。

 

営業として働いていた僕は分かりますが、事務職の人が明るく元気に毎回挨拶してくれると出社した時に凄い気持ちよかった。

 

そんな明るい事務職の方が常に社内にいるだけで心に余裕が生まれてたんですよ!

僕は事務職の仕事の本質はここにあると思っています。

 

例えExcelが凄くても、文章が上手くても、数字に強くても、ムスッとして仕事している人は他の社員を励ますことはできません。

 

それ以上に笑顔だったり、フランクに話しかけてくれることの方がよっぽど気持ちを楽にしてくれる。 

これらをまとめると、事務職に必要な能力はまさに「愛され力」なんですよ。

 

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常に愛すべき存在が社内にいる。

この安心感はどんな優秀な仕事にも勝ります。

この愛され力をアピールすることが、事務職の志望動機に繋がると思っています。

 

ポイント④ 「企業が求める人物像」を把握する

 

企業が求める人物像を把握しておくことも重要です。

企業がどんな人材を求めているかを知ることで、アピールすべきポイントもわかります。

 

たとえば、「能動的に仕事に取り組める人」を企業が求めていれば、積極性や自主性をアピールするエピソードを話すのが有効です。

 

人気の高い事務職の志望動機では、職種だけでなく企業との適性も高いことを伝えることで「うちの会社に合った人材だ」と思ってもらえます。

 

企業が求める人物像は、会社のHPや新卒採用サイトに記載されていることが多いです。

必ずチェックしておきましょう。

 

ポイント⑤ 「その企業でなければいけない理由」を明確にする

 

そしてとても重要なのが、「なぜその企業でなければいけないのか」を記載することです。

事務職という職種だけにフォーカスした内容だと「それって他の企業でも良いんじゃない?」と思われてしまいます。

 

企業への志望理由を明確にすることで、より強く熱意をアピールできるのです。

企業研究を徹底的に行い、他社とは違う独自の強みや特徴に魅力を感じたことを伝えましょう!

 

「その企業でなければいけない理由」を明確に伝えることで、「ただ事務職に就きたいのではなく、うちで事務の仕事がやりたいんだな」と好印象を持ってもらえますよ。

 

なお、より詳しい志望動機の書き方のポイントは以下の記事で解説しています。

新卒の皆さんが押さえておくべきコツをまとめているので、ぜひ読んでくださいね!

 

 

事務職の仕事を再認識することで、スキルや実績勝負ではなく、人柄や考え方などのユニーク勝負に変えることができる。更には差別化にも繋がり、人事に覚えてもらいやすくなるよ。

事務職が「他の社員から愛される仕事」だという視点は面白いですね!この視点を持った上での志望動機の書き方を教えてください!

新卒が知っておくべき事務職の種類

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事務職といっても、さまざまな種類があり仕事内容も違います。

仕事内容を知らなければ、志望動機で熱意を伝えることもできません。

 

新卒の皆さんはまず、事務職の種類とそれぞれの仕事内容をきちんと把握しておきましょう!

事務職には主に以下の5つに分けられます。

 

【事務職の種類】

  • 一般事務
  • 営業事務
  • 経理事務
  • 総務事務
  • 医療事務

 

一般事務

一般事務は、主に書類整理や電話対応、来客対応、郵送物の手続きなど幅広く対応する仕事です。

 

パソコンスキルだけでなく、多くの社員とやりとりできるコミュニケーション力が求められます。

 

営業事務

営業事務は、会社の営業職の人をサポートする仕事です。

顧客情報の管理や請求書、納品書の作成の他、営業に変わって電話やメールのやりとりを行うこともあります。

 

そのため、最低限のビジネスマナーは必須です。

また、営業の社員とチームになり仕事をするので協調性も求められます。

 

経理事務

経理事務は、会社の経費計算や社員の給与管理、帳簿の作成などを行う仕事です。

会社のお金に関する業務全般を担います。

 

仕事内容は細かいですが会社のお金を扱うので、正確さが求められる仕事です。

簿記などの金融知識の他、責任感の強さも求められるでしょう。

 

総務事務

総務事務は、会社の運営に必要なものの管理や社内環境を整えるのが主な業務です。

デスクやパソコン、コピー用紙の補充や、会社の新年会や社員旅行の手配などを行います。

 

細かいことにも気がつく視野の広さや、コミュニケーション力が求められる仕事です。

会社によっては、総務と人事が一緒になっていることもあります。

 

医療事務

医療事務は、病院やクリニックで働く仕事です。

受付や電話対応、医療費の計算や診療報酬明細書の作成などを行います。

 

病院の顔となる業務でもあるので、接客スキル作業の正確性が必須です。

 

事務職に対する適性の高さをアピールする

 

事務職の仕事内容が分かったところで、自分の適性も把握しておきましょう。

なぜなら、新卒採用で面接官が重視するのは「志望度の高さ」と「仕事への適性の高さ」だからです。

 

事務職の仕事への適性の高さをアピールするための明確な方法があります。

それは「適性検査」を利用することです。

 

適性検査を受けることで、自分の職務適性を事前に知ることができます。

適性検査ツールには就活攻略論で一番におすすめしている「キミスカ」というサイトを利用します!

(無料かつ診断結果のクオリティが一番高いです)

 

▼適性検査の結果から事務職への適性がわかる

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上記の画像を見ると「人間関係を築いていく職務」「反復・継続的な職務」という項目がありますよね。

この得点が高い人は事務職に向いています。

 

反対にもしこれらの項目の得点が低かった場合、もう一度「本当に自分は事務職に向いているのか?」を考えてみることをおすすめします。

(あなたが自分にぴったりな職種で働くことが僕の願いなので、ここはしっかりとお伝えしておきますね。)

 

【適性検査の受験方法(完全無料)】

 

①「キミスカ公式サイト」へアクセス、無料会員登録!

(15秒ぐらいで終わります)

 

▼メールアドレス・パスワード・卒業年度だけで登録完了

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②マイページへ移動し、サイドバーの「適性検査」を受験!

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③マイページの受験結果から適性検査の結果が見れる

(一覧は印刷して「客観的データ」として見ながら、実際に自己分析の手順へと入っていきましょう。)

 

なるほど!適性検査を事前に受けることで、本当に自分が事務職に向いているのか確認しておくことが重要なんですね。

そうだよ!その上で、適性検査で高い能力だと判断された点を、事務職の仕事と結びつけてアピールするのが有効!

事務職を志望する新卒が持っておくとアピールできる資格

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事務職に就職するのに必須の資格はとくにありません。

しかし、資格を持っておくことで採用担当者もあなたのスキルを把握しやすくなります。

 

そこで、事務職志望の新卒が持っておくとアピールになる資格をいくつかご紹介していきますね!

 

【事務職を志望する上でアピールになる資格】

  • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
  • 日商簿記検定
  • 秘書技能検定
  • ビジネス文書検定

 

事務職を志望している就活生は、上記のような資格があるとアピール材料の一つになります。

 

また、外資系企業の事務を目指すなら「TOEIC」、医療事務を目指すなら「医療事務検定」など志望する職種にあったものを取得するのも良いでしょう。

 

 

いろんな資格があるんですね!

そうなんだよ!ただ資格だけをアピールするのではなく、「愛され力」や「その企業を選ぶ理由」をしっかり書くことが重要だよ。

【新卒向け】事務職の志望動機|NG例文3選

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次に、事務職の志望動機としてNGな文章をご紹介します。

良い例だけでなく悪い例も知ることで、どのような文章が評価されるのかが分かりやすくなりますよ。

 

ぜひ自分の作った志望動機を推敲するときの参考にしてくださいね。

 

【事務職の志望動機としてNGな書き方】

  • 待遇面を志望動機にする
  • パソコンスキルばかりアピールする
  • 結論から書いていない

 

NGな志望動機の例文①

 

【NG例文】

「私が貴社を志望したのは、産休後に時短勤務ができる面に魅力を感じたからです。将来は出産した後も、長く仕事を続けていきたいと思っています。しかし出産直後はやはり長時間働くのは難しいので、時短勤務から復帰できる貴社を志望いたしました。」

 

福利厚生などの待遇面を志望動機にするのは絶対にNGです。

上記の例文のように、「長く働きたい」という内容であっても待遇が志望動機だと熱意が伝わりません。

 

待遇面を志望動機にしてしまうと「うちの会社じゃなくても同じ待遇の会社なら、どこでも良いんじゃない?」と思われて終わりですね。

 

NGな志望動機の例文②

 

【NG例文】

「私が貴社を志望した理由は、大学で学んだパソコンスキルを活かせると感じたからです。大学のゼミではプレゼンをする機会が多かったため、パワーポイントやエクセルを使用した資料作成は得意です。また、よりパソコンスキルをあげたいと思い、在学中にMOSやビジネス文書技能検定を取得しました。」

 

上記の例文のNGポイントは、スキルばかりアピールしていること。

新卒の事務職の志望動機は、パソコンスキルのアピールだけになっていることが多いです。

 

もちろんスキルを書くこと自体はNGではありません。

ただ記事の前半でもお伝えしたとおり、スキルばかりアピールしても上には上がいます。

 

他の就活生と差別化するためにも、パソコンのスキル”だけ”ではなく「性格」や「対人スキル」をきちんと伝えていきましょう。

 

NGな志望動機の例文③

 

【NG例文】

「私は小さい頃から人をサポートすることが好きでした。学生時代のサークルではマネージャーを務め、メンバーが気持ちよく活動できる環境を整えることを心がけていました。そういったマネージャー業務を経験し、私には人をサポートする事務職が向いていると感じ志望いたしました。」

 

上記の例文のNGポイントは、結論から書いていないことです。

新卒の採用担当者は大量のエントリーシートに目を通す必要があります。

 

そのため、すぐに内容を理解できない文章はその時点で良い印象はもたれません。

上記の文だと、肝心の結論が最後に来ているので、全体的に何が言いたいのか分かりにくいです。

 

事務職以外にも言えることですが、志望動機は必ず「なぜ志望するのか」という結論から書きましょう。

 

さっきの例文と比べると、熱意があまり伝わらないですね。

そうだよね。前半で伝えた「事務職の志望動機を書くときのポイント」を意識して書くことで、熱意もしっかり伝わるよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

事務職の志望動機は、ほとんどの就活生が似たような内容になってしまい差別化ができていません。

 

だからこそ、自分だけ他の人と違うアピールをすれば、読み手である人事に強烈な記憶を残すことができます。

 

今回の記事を通して「事務職の志望動機はそんなアピール方法もあるんだな」「もっと事務職に対して視野を広げても良いんだ」という新たな気付きを与えることができたのなら、本当に嬉しい限りです。

 

常に他の就活生よりも評価される方法を考え、実行していきましょう。

それに役立つ情報を今後も発信していきます!

 

ちなみに本記事を読み終わったら、次に「【新卒向け】事務職の求人の探し方|6つの方法まとめ 」も読んでみてください。

事務職を目指す就活生向けに、具体的な求人の探し方を解説しています。

本記事で理解した志望動機を最大限活かすためにも、求人の探し方も合わせて理解しておきましょう!

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 事務職は倍率が非常に高い人気職種なので差別化することは重要。
  • 事務職の志望動機として、ほとんどの新卒がパソコン業務が得意なことを挙げるが、それだと埋もれてしまう。
  • 事務職の志望動機としておすすめは「対社員」に向けた仕事であることに触れること。
  • 愛され力やサポート力が必要だという事務職の魅力を語ることで、人柄の良さを伝えつつ差別化することが可能。
  • 待遇面やパソコンスキルのみをアピールするのはNG。
  • 新卒が志望動機の質を上げるには「就活エージェント」「ES閲覧サービス」「ES添削サービス」を利用するのがおすすめ。