こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1500以上の就活マンです。
就活において最も重要な質問の1つが「志望動機」です。
あなたがもし経営者なら「なんでうちの会社に入りたいと思ったの?」の回答が適当な人を採用したいとは思わないはず。
「なるほど!だからうちの会社を志望したんだ!」と納得できるような志望動機を語る人を優先的に採用するでしょう。
そんな重要な志望動機の内容として、福利厚生について話そうとする人がいます。
しかし志望動機として福利厚生について話すのは絶対にNGですね。
今回はその理由について詳しく解説します。
合わせて、評価される志望動機の作成方法も解説するのでぜひ最後まで読んでみてください!
福利厚生を志望動機で話すのはNGなんですね。
志望動機で福利厚生を話したいならコツがあるから、その点も解説していくね!
- 志望動機で福利厚生を言うのがNGな理由【5選】
- 志望動機に福利厚生を入れるなら方法は3つ
- 志望動機に福利厚生を含めた例文
- 福利厚生をほめても評価は上がらない!志望動機で企業が知りたい事とは?
- 評価される志望動機を書く3つのコツ
- 本記事の要点まとめ
志望動機で福利厚生を言うのがNGな理由【5選】
就職活動において、企業が福利厚生を学生にアピールすることは多いです。
しかし、就活生の志望動機として福利厚生を言うのは絶対にやめるべき。
ここでは「志望動機で福利厚生を言うのがNGな5つの理由」について解説します。
【志望動機で福利厚生を話すのがNGな理由】
- 会社に貢献してくれるイメージができないから
- 人間性が伝わらないから
- 利己的な印象を抱くから
- 成長意欲が感じられないから
- 長く働いてくれなさそうだから
NG理由① 会社に貢献してくれるイメージができないから
企業が求人募集をしているのは、会社に貢献してくれる人材を確保するためです。
就活生が会社の福利厚生ばかりほめていても、あなたにどんなスキルがあり、どのように会社に貢献してくれるかはイメージできません。
福利厚生の魅力だけではなく「入社したら会社にどう貢献できるか」を伝えることが大切です。
たとえば、以下などを伝えるとよいでしょう。
【福利厚生の他に伝えるべきこと】
- 自身の強み
- 持っている資格やスキル
- 仕事に活かせそうな過去の経験
これらを伝えれば、会社で活躍するイメージをしやすいですよね。
このイメージをしてもらえたら、採用の可能性も高くなります。
「自分の働きやすさしか考えていない」と思われないためにも、福利厚生を全面に押し出した志望動機は控えるようにしましょう。
NG理由② 人間性が伝わらないから
福利厚生を志望動機にしてしまうと、人間性が会社に伝わりません。
会社の制度だけをほめていても、あなたがどんな性格なのかは分からないですよね。
人間性が伝わらないことには、以下のデメリットが考えられます。
【人間性が伝わらないデメリット】
- 魅力を感じてもらえない
- 一緒に働きたいと思ってもらえない
- 会社で働く姿をイメージしてもらえない
上記のようでは、 採用されにくくなるのは当然のことですよね。
どんな採用担当の方も、人間性に魅力を感じる人材と一緒に働きたいはずです。
「私は◯◯な性格だから御社に合うと思ったんです!」みたいに人間性を語るようにしましょう!
福利厚生などの条件を語ってばかりだと、自分のことが伝わりません。
NG理由③ 利己的な印象を抱くから
主な志望動機として福利厚生をあげてしまうと「自分のメリットしか考えていない」と見られがちです。
また、会社自体に興味がないと受けとられることもあります。
たとえば、以下の就活生の方が採用側は魅力的に感じるはずです。
【採用側が魅力に感じる人材】
- 業務内容にひかれている人
- 会社で扱う製品に興味がある人
- 過去の経験を仕事で活かせるとアピールする人
本当の志望動機が福利厚生だけであっても、それを正直に伝えていては、会社側は採用しようと考えにくいです。
魅力的な人材と思ってもらうためにも、志望動機の中には、会社や仕事内容に対する熱意を含めるようにしましょう。
NG理由④ 成長意欲が感じられないから
志望動機で福利厚生をいう人からは、仕事に対する熱意を感じにくいです。
仕事に熱意がない人は、もし採用をしても、自らスキルアップをしてくれなさそうですよね。
反対に、以下のような就活生がいたら、企業側は採用したいと考えるでしょう。
【成長意欲を感じられる人材】
- 「即戦力として活躍したい!」という人
- 「会社で誰よりも成果を出したい!」という人
上記の人は、成長するために自ら努力をしてくれそうですよね。
成長意欲が感じられない人よりも、積極的に採用しようと思うはずです。
成長意欲が感じられない志望動機は、リスクがあるといえるでしょう。
NG理由⑤ 長く働いてくれなさそうだから
福利厚生を志望動機にしている人からは、長く働きたいという意思が感じられません。
むしろ、採用側は以下のような印象を抱くでしょう。
【志望動機が福利厚生の人への印象】
- できれば働きたくないと考えていそう
- 会社や仕事内容には興味がなさそう
- もっとよい条件の会社があればすぐに転職しそう
このような印象を持たれてしまうと、もちろん採用はされにくいですよね。
ちなみに新卒者の採用コストは平均で53.4万円となっています。
1人を採用するのに、多額の費用がかかっていると分かるでしょう。
採用費をむだにしないためにも、長く働いてくれる人材を求めるのは当然のことです。
「すぐにやめてしまいそう…」と思われないように、福利厚生を中心とした志望動機は避けた方がよいといえます。
なるほど!志望動機として福利厚生を語ってしまうと、「自分のことしか考えていない人」と思われてしまうんですね。
そうだよ!人事からすると「条件だけで選んでいるなら他の会社にすれば?」と思うよね。
志望動機に福利厚生を入れるなら方法は3つ
ここまでは、志望動機に福利厚生を入れるのがNGな理由を解説してきました。
しかし、たくさんの企業を受けていれば、すべてにしっかりとした志望動機があるとは限らないですよね。
「福利厚生くらいしか志望動機がない…」という会社も中にはあるでしょう。
そこで、この章では「志望動機に福利厚生を入れる方法」をご紹介します。
以下の3つの方法を解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【志望動機に福利厚生を入れる場合のポイント】
- 社員を大事にしている「社風」をほめる
- 自己実現ができる環境だとアピールする
- メインの志望理由を他に考えておく
① 社員を大事にしている「社風」をほめる
1つ目の方法は、魅力的な福利厚生を整備している「会社」をほめることです。
福利厚生の「内容」をほめてしまうと、利己的な印象を与えてしまいます。
しかし「会社自体」をほめれば、企業理念や社風に共感していることをアピールできますよ。
たとえば、以下のようにほめると効果的です。
【福利厚生のほめ方の例】
- 何よりも社員を大事にする社風
- 珍しい制度を採用する柔軟性のある社風
- 成果を出すための基盤が整っている
このような志望動機にすれば、他の会社ではダメだという説明もできますよ。
制度自体ではなく、魅力的な福利厚生を整備した会社をほめるようにしましょう。
② 自己実現ができる環境だとアピールする
福利厚生を魅力に感じた理由として「自己実現ができる環境だから」とアピールすることもおすすめの方法です。
福利厚生が、働き方やライフスタイルに大きく影響することは間違いありません。
そこで「人生のビジョンを実現するために御社の福利厚生が重要である」と伝えられれば、志望度の高さをアピールできるでしょう。
福利厚生の内容自体ではなく「自己実現のためになぜその制度が重要か」について考え、自分なりの方法で表現してみるとよいですよ。
他の就活生とも差別化できる理由になるはずなので、とても魅力的な志望動機になるでしょう。
③ メインの志望理由を他に考えておく
福利厚生を志望動機に含める際には、メインの志望理由を他に考えておくことをおすすめします。
なぜなら、どうしても志望度の高さが伝わりにくいからです。
前述の2つの方法を深ぼりして考えれば、説得力のある理由をつくることは可能です。
しかし、他の理由も考えておいた方が、より会社への熱意をアピールできることは間違いありません。
会社側は、以下の人材を求めています。
【会社が求めている人材】
- 会社に貢献してくれる人
- 仕事内容に興味を持っている人
- 過去の経験を会社で活かせる人
- 自ら成果を出すために努力をしてくれる人
- 長く働いてくれる人
メインの志望理由を考えるときには、会社が求める人物像を意識するようにしましょう。
志望理由と求める人物像がマッチしていれば、採用される可能性は高くなります。
志望度の高さをアピールするためにも、福利厚生の他に志望理由を考えておきましょう。
評価される志望動機の書き方
これらを押さえた上で、人事に評価される志望動機の書き方を別記事にまとめました。
僕は就活生の時に22社の内定を獲得しましたが、どこの企業でも「志望動機を話した時にめちゃくちゃ刺さっているな」と感じたんですよね。
そんな僕の志望動機の作り方・書き方をまとめているのでぜひ参考に!
志望動機に福利厚生を含めた例文
志望動機に福利厚生を含めた例文をご紹介します。
メインの志望理由を他に伝えつつ、福利厚生も含めた例文となっています。
前章で解説した内容を踏まえて作成しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
【福利厚生を含めた志望動機の例文】
- 社員を大切にしている「社風」をほめる
- 自己実現ができる環境だとアピールする
- 安定して長く働きたい気持ちがあることを伝える
例文① 社員を大切にしている「社風」をほめる
【志望動機の例文①】
私が貴社を志望した理由は、第一に自動車業界であり、その中でも私の家庭ではずっと貴社の製品に乗って過ごしてきたため、幼少期からあこがれがあったからです。
現在、自動車業界は、自動運転や電気自動車といった新しい技術開発が加速していると思います。
ですが、貴社ほど実用化が進んでいる会社は他にありません。
先日、最新のEV車に試乗させていただいたのですが、素人の私にも技術力の高さが分かり、私も開発の一部に関わりたいという思いが強くなりました。
また、貴社は他のメーカーと比べても、従業員を大切にする福利厚生が充実していると考えております。
何よりも従業員を大切にする社風があるからこそ、新たな技術開発にも取り組みやすい環境であると感じました。
以上の理由から、貴社なら全力を尽くし会社に貢献できると考え、志望させていただきました。
この例文は、幼少期からあこがれのメーカーであること、最新の技術開発力があることをメインの志望理由としています。
そして、追加の志望理由として「社員を大切にする社風」をあげました。
制度自体をほめるのではなく、そこから考察して会社をほめることがポイントです。
この例文のように、志望理由の1つとして福利厚生を含めるのはおすすめですよ。
例文② 自己実現ができる環境だとアピールする
【志望動機の例文②】
私が貴社を志望した理由は、第一に食品業界であり、その中でも貴社の商品を幼いころから食べ続けてきたため、何より大好きだからです。
私が食品業界を志望する理由ですが、食品はたくさんの人を幸せにできると考えているからです。
どれだけ大変なときでも、おいしい食べ物は人を幸福にすると本気で思っています。
食品業界の中でも貴社を志望したのは、新商品の開発力が高く、私の人生の目標である「世の中に普及する商品を開発すること」が実現できると考えたからです。
また、貴社は社員への福利厚生が充実しており、他にはない開発環境があると考えています。
このような環境であれば、人生の目標実現に向けて全力で取り組めると思います。
以上の理由から、貴社なら自己実現を目指すことができ、会社にも貢献できると考えたため志望させていただきました。
会社の商品のファンであること、新商品の開発力が高いことをメインの志望理由としています。
そして、新商品の開発力が高い理由として、福利厚生をあげました。
恵まれた開発環境なので「御社なら自己実現ができる」と伝えたことがポイントです。
この例文でも、福利厚生の制度をほめるのではなく、そこから考えられる点をアピールしています。
福利厚生を含めた志望動機を作成する際には、ぜひ参考にしてください。
例文③ 安定して長く働きたい気持ちがあることを伝える
【志望動機の例文③】
私が貴社を志望した理由は、第一に不動産業界であり、人々の暮らしを豊かにする街づくりがしたいと考えているからです。
以前私が住んでいた地域で再開発が行われ、愛着のある街がなくなっていく寂しさを感じていました。
しかし実際には、もともとの地域の良さを残しつつ新たに価値が加わったことで、より魅力的な街に変わったのを目の当たりにしたのが不動産業界に興味をもったきっかけです。
中でも貴社は、業界内でもトップクラスの実績を誇っており、その幅広い知識を駆使して、歴史を残しながら新たに価値を創造しているところに魅力を感じました。
また、安定して長く働ける環境が整っている貴社だからこそ、長期に渡りより多くの人々に豊かな暮らしを提供できると感じました。
以上の理由から、貴社でならさまざまな地域の街づくりに携わり、より多くの人々の暮らしを豊かにすることができると感じたため、志望いたしました。
過去の経験から業界・企業に魅力を感じていることをメインの志望理由としています。
この例文では、福利厚生を「安定して長く働ける環境」と言い換えました。
”安定して長く働ける環境があるから”と言い換えると、「その企業で長く働く意欲がある」とアピールにもなるんですよね。
企業は、採用した人材が早期離職することをなによりも恐れます。
そこで、入社したら長く働きたいとアピールすることで、企業への熱意も伝わるのです!
なお、業界別の志望動機の例文を「【面接における志望動機の答え方】業界別の例文を元に解説!」で紹介しています。
面接で志望動機を答えるときのポイントもまとめているので、ぜひこちらも参考にしてくださいね!
福利厚生をほめても評価は上がらない!志望動機で企業が知りたい事とは?
採用側に評価してもらうためには、福利厚生をほめることは効果的といえません。
なぜなら、福利厚生を含めた志望動機では、企業が聞きたい内容を伝えることは難しいからです。
効果的な志望動機をつくるためには、企業が知りたい内容を把握しておくことが大切です。
この章では、志望動機で企業が知りたい2つの事について解説をします。
【志望動機を通して企業が知りたいこと】
- 会社との相性がよいかどうか
- 本気で入社したいと思っているか
① 会社との相性がよいかどうか
企業は志望理由をもとに、自社との相性を確認しようとしています。
なぜなら、相性がよければ会社への貢献が期待できますし、採用される側もモチベーション高く働けるからです。
相性を確認するために、企業側は以下を知りたいと考えています。
【企業が知りたいこと】
- 会社選びの軸
- 軸と照らし合わせて、なぜ応募しようと考えたか
採用側は、会社と仕事選びの軸がマッチしているかどうかを確認しています。
ここを意識しておくだけで、効果的な志望動機が書けるはずです。
たとえば、自身の考えと社風が一致していることをアピールできたら、相性がいいと感じてもらえますよね。
志望動機を考えるときには、会社との相性を意識するとよいでしょう。
② 本気で入社したいと思っているか
志望動機で企業は「志望度の高さ」を見極めています。
新卒採用では多額のコストがかかえるので、長く働いてくれる人材を求めているからです。
また「本気で入社したい!」という人の方が、熱意を持って働いてくれそうなことも理由の1つでしょう。
熱意をアピールするためには、以下を伝えるとよいですよ。
【熱意をアピールするために伝えるべき項目】
- 企業と相性がよい点
- 入社して挑戦したいこと
- 会社に貢献できること
- 他の企業ではダメな理由
これらについて深く考え、具体的な内容を説明できれば志望度の高さが伝わります。
特に「なぜ他の会社ではダメなのか」を伝えることは、とても重要ですよ。
他の会社でもよいと思われてしまうと、志望度の高さは感じられないですよね。
志望動機を考えるときには、上記の項目を意識するとよいでしょう。
就活ではどんな質問に対しても「この質問を通して人事は何を知りたいのか?」と質問の意図を考えることが重要。それをイメージできれば、満たすような回答が用意できるから。
評価される志望動機を書く3つのコツ
この章では、評価される志望動機を書く3つのコツをご紹介します。
【志望動機を書く上での3つのコツ】
- 会社で活躍できることをイメージさせる
- 他社ではダメな理由を伝える
- できる限り具体例を出して独自性のある理由にする
コツ① 会社で活躍できることをイメージさせる
志望動機で評価してもらうためには、会社で活躍できるとイメージさせることが大切です。
会社は成果を出してくれる人材を求めています。
人件費や育成コストがかかるので、それ以上の価値を提供できる人材を求めるのは当然のことでしょう。
言い換えると、会社で活躍できることさえイメージしてもらえれば、高い確率で採用されるともいえます。
まずはしっかりと企業研究をして仕事内容を理解し、どんな能力が必要か考えてみましょう。
そのうえで過去の経験を振り返り、仕事に活かせる内容をアピールするとよいですよ。
過去の経験を仕事内容に紐づけることは簡単なことではありません。
ですが、それができればライバルと差を付けられることは確実です。
あなたが働くイメージを持たせられるように、志望動機を考えてみてください。
コツ② 他社ではダメな理由を伝える
志望動機は、その会社でないといけない理由を考えることが重要です。
ありふれた志望理由では、なぜ自社でないとダメなのかが伝わらないですよね。
他社ではダメな理由を考えるためには、徹底的に企業研究をするしかありません。
以下などを駆使して、会社の特徴を考えてみましょう。
【情報収集の手段】
- 企業の採用ページ
- IR情報
- 株主に公開している情報
- 口コミサイト
- 就職四季報
- インターン
- OB・OG訪問
インターネット上でも、多くの情報を集められます。
最低限、同業他社ではダメな理由を答えられるようにするとよいですよ。
大変な作業ですが、志望度の高さをアピールするためにも時間をかけて考えましょう。
コツ③ できる限り具体例を出して独自性のある理由にする
志望動機を書くときには、独自性のある理由にすることが大切です。
インターネットで情報を集めても、例文などをそのまま使うことは避けましょう。
例文を参考にして、似たような志望理由を書いている人は多いです。
しかし、採用担当者は数多くの書類を見ているため、手を抜くと志望度が低いと思われてしまいますよ。
独自性のある理由にするためには、できる限り具体例を出すことが大事です。
たとえば、インターンやOB・OG訪問などを経験した人であれば、実体験に基づいた志望理由が書けますよね。
これらの経験がない人も、過去の経験をもとに自分の強みをアピールするだけで、他の就活生と差別化できるはずです。
ライバルのエントリーシートにうもれてしまわないように、具体例を用いた独自性のある理由を考えましょう。
ちなみに企業研究のやり方に関しては「【企業研究のやり方】8ステップで企業研究が完了する方法」にて詳しくまとめました。
ステップごとにわかりやすく企業研究のやり方をまとめておいたので、ぜひ参考にしてくださいね。
これらのコツは、自分が人事の立場に立つと見えてくるよ。「どんな志望動機を伝えられたら評価したいと思うか?」 と考え抜くことが重要。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
志望動機として福利厚生を語るのは基本的にはNGです。
あなたが人事なら、志望動機として福利厚生を伝えられたら「もっと福利厚生の良い企業に行けば?」と思いますよね。
この記事で書いたことは、基本的に人事の立場に立てば分かることばかりです。
僕も最初はそうでしたが、自分の主観ばかりで就活を進めていました。
ですが、判断するのは人事側であり、人事側の立場に立って「どんな人を採用するのか?」と考えると攻略法が見えてきます。
ぜひこの記事をきっかけに"人事の立場に立って考える"という習慣を作ってみてください。
相手目線で考えることは、就活を終えた後も、あなたの人生でずっと役立ちますからね。
ちなみに、「【志望動機の添削方法6選】おすすめサービスや頼み方を解説!」で志望動機を添削してもらう方法を紹介しています。
自分で作成した志望動機に自信がもてないと不安になっている就活生は、ぜひ参考にして利用してみてください。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 志望動機で福利厚生を第一に言及するのはNG。
- 志望動機で福利厚生の良さを理由にするのを避けるべき理由は多く、具体的には「会社に貢献してくれるイメージができないから」「人間性が伝わらないから」「利己的な印象を抱くから」「成長意欲が感じられないから」「長く働いてくれなさそうだから」などの理由が挙げられる。