MENU

自動車業界向けの志望動機の書き方【例文5選】|NG例文も合わせて共有!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

f:id:syukatsu_man:20210327123455j:plain

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

突然ですが、僕は偏差値50の中堅大学出身です。

にも関わらず、誰もが知っている大手食品企業からの内定を獲得しました。

その秘訣は「業界ごとに評価される志望動機が書けたから」なんですよね。

 

今回は、自動車業界の内定を勝ち取るために知っておきたい志望動機のポイントと、具体的な書き方について解説していきます!

自動車業界で働きたい就活生なら見逃せない攻略情報が満載なので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

自動車業界はライバルも多そうなので、評価される志望動機が知りたいです!

人気の高い業界だからね。志望動機のポイントから例文まで共有するから、ぜひ参考にして!

自動車業界で評価される志望動機の書き方【4ステップ】

f:id:kazamidori1214:20210324222042j:plain

 

志望動機をつくる上で大切なことは「構成分けされた読みやすい文章」です。

まず下記の4つの構成を意識してみてください。

 

【自動車業界向けの志望動機の構成】

  • 結論から入る
  • なぜ自動車業界なのか
  • なぜ自動車業界の中でもその企業なのか
  • 自分の企業選びの軸との一致点

 

ステップ① まずは結論から入る

 

志望動機は最初に「結論」を入れましょう。

なぜなら、先に言いたいことを伝えることで、そのあとの内容が採用担当者に伝わりやすくなるからです。

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、自動車で人の暮らしを豊かにしたいと思ったからです。

 

ステップ② 「なぜ自動車業界なのか」を示す

 

結論の次は、「なぜ自動車業界なのか」をはっきりと示しましょう。

メーカーや販売会社は家電やアパレルもあるため、自動車業界でしか実現できないことやエピソードが求められるのです。

好きになったきっかけや理由を添えて書くと良いですね。

 

【例文】

私の実家は交通の便が悪いところにあり、自動車が私たちの生活基盤そのものでした。

やがて家族の生活を支えてくれた自動車業界に興味を持ち、モビリティサービスに関係する仕事に就きたいと強く思うようになりました。」 

 

移動によって生活が豊かにできるモノとして自動車のことを志望動機に入れています。

自動車業界でなくてはならない理由がうまく書けていますよね!

 

ステップ③ 「なぜ自動車業界の中でもその企業なのか」を示す

 

次に「なぜ自動車業界の中でもその企業なのか」をしっかり書きましょう。

企業に対する動機がしっかり書けているかどうかで、選考の通過率がグンと変わります。

 

ここで重要なのは「同業他社との違いは何なのか」「その企業にしかない強みはどこなのか」を志望動機で語ることです。

例えば、下記のような理由を添えることで同業他社との違いを明確に説明できますよ。

 

【同業他社との違いをベースにしたその企業でないといけない理由】

  • 御社の◯◯という”企業理念”に最も共感した
  • 御社の◯◯という”長期ビジョン”に最も共感した
  • ハイブリッド技術の向上に積極的で”環境保全”に対する意識が高い
  • ポストコロナによる車両開発のニーズをくみ取り”10年先を見据えた経営”がされている
  • 安心安全なモビリティ社会を目指し”持続可能な開発目標”に注力している

 

自動車業界の場合、環境への取り組みやSDGs(持続可能な開発目標)はタイムリーな話題で書きやすいかと思います。

 

会社ごとに取り組みなどはホームページで詳しく掲載しているので、情報収集をしてその会社の強みを押さえておきましょう!

 

ステップ④ 「自分の企業選びの軸との一致点」を示す

 

ステップ③まで書けたら、すでにかなり説得力のある志望動機ができあがりました。

最後に「自分の企業選びの軸との一致点」を付け加えて、あなただけのオリジナリティがある志望動機に仕上げましょう。

 

【完成した自動車業界向けの志望動機】

私が貴社を志望したのは、自動車で人の暮らしを豊かにしたいと思ったからです。(~①)

私の実家は交通の便が悪いところにあり、自動車が私たちの生活基盤そのものでした。

やがて家族の生活を支えてくれる自動車業界に興味を持ち、モビリティサービスに関係する仕事に就きたいと強く思うようになりました。(~②)

そして、貴社は環境保全への取り組みに積極的で、いちはやくSDGsに対しても関心を示し、お洒落で機能的なハイブリットカーの数々生み出しているところに魅力を感じております。(~③)

私が企業選びの軸としている「人と環境のどちらにもやさしい企業」という点においても、貴社は私にとってやりがいの感じられる環境であると確信し、今回志望いたしました。(~④)

 

自動車業界を志望している人は逆求人サイトを活用しよう!

自動車業界を志望している人は、逆求人サイトを活用して企業との接点を増やしましょう。

逆求人サイトは、プロフィールを登録しておくと企業からスカウトが届く仕組みの求人サイト。

 

企業側からアプローチがあるので、大手求人サイトでは見つけきれなかった穴場な優良企業と出会えることも少なくありません。

これまで200以上の就活サイトを見てきましたが、僕がいま就活生だったら確実に「キミスカ」を利用しますね。

 

 

キミスカの良いところは、スカウトが3種類にわかれているので企業の本気度を見極めやすいこと。

ゴールドとシルバーのみに対応することで、効率よくあなたに合う企業との接点を増やせますよ。

 

先に構成を考えておくことで、一貫性のある志望動機が作れますね!

間違いないね。就活における文章はパズルのようなイメージが大切で、構成ごとに考えた文章を最後に合体させるのがおすすめだね。

自動車業界向けの志望動機|例文5選

f:id:kazamidori1214:20210324222035j:plain

 

次に、僕が考えた自動車業界向けの志望動機の例文を5つ共有していきます。

自動車業界のさまざまな職種で、志望動機を作成したのでぜひ参考にしてください。

 

志望動機の例文①

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、日本のものづくり文化を広く普及させていきたいと思ったからです。(~結論)

自動車工場でインターンシップを経験して、生産技術のやりがいについて学ぶ中で、自動車業界に深い関心を持つようになりました。(~なぜ金融業界なのか)

中でも貴社は、常に革新的なデザインで自動車業界をけん引しており、消費者の好奇心をくすぐるデザインの数々が魅力です。(~なぜその会社でないといけないのか)

貴社であれば、私が企業選びで大切にしている「ものづくりの探求心を持ち続ける企業」とも合致しています。

私が得た工場での経験を最大限に生かして貴社の利益に貢献したいと考えております。(~企業選びの軸との一致点)

 

「ものづくり」をテーマにして、最初の結論から結論から最後の企業選びの軸まで一貫性を持った文章に仕上がっていますね。

自動車業界の志望動機を書くときに、インターンシップのエピソードがあれば良いアピールができます。

 

志望動機の例文②

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、自分の知識を生かして自動車の販売をしたいと考えたからです。(~結論)

幼少期から現在まで車に興味を持っていて、気づけば自然と車に関する知識を網羅していました。

そのため、社会人として働くなら自動車に関係する仕事だと決めていました。(~なぜ自動車業界なのか)

貴社で車を購入させていただいたときに、担当者の方が私の要望を全て聞き取ってくれたことに感動したのを覚えています。

その日から私も貴社の営業としてお客様の満足度を上げる接客をしたいと思うようになりました。(~なぜその会社でないといけないのか)

私が企業を選ぶときに重視する「顧客ファーストで働ける会社」という価値観とも一致しているので、貴社で貢献できる自信があります。(~企業選びの軸との一致点)

  

ディーラーの営業マンとして顧客対応したい人の志望動機です。

車の知識を網羅している語っているため、面接でその知識がアピールできればさらに評価がアップします!

 

志望動機の例文③

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、自動車関係の仕事で事務をしたいと思ったからです。(~結論)

私は海外留学をしたときに日本の車が国内以上に評価が高いことを知り驚きました。

海外の人々に日本の魅力を発信できる仕事をしたいと考えたときに、その魅力を今後も伝えていけるのは自動車業界をおいてほかにはないと感じました。(~なぜ自動車業界なのか)

中でも貴社は、最先端の技術を持ちつつも若い人からお年寄りまで幅広い世代が運転できる安全な自動車を開発している点が魅力です。

そしてお客様の安全のためには競合他社の参入もいとわない姿勢に胸を打たれました。(~なぜその会社でないといけないのか)

また、私は企業選びの軸として「自分の資格を生かせる仕事」があります。

学生時代に取得したMOSやビジネス会計検定の資格が貴社の経理業務や受発注などの仕事に生かせると考えております。(~企業選びの軸との一致点)

 

こちらは自動車業界の中でも事務の志望動機ですね。

なぜ自動車業界、その企業でないといけないかの理由をしっかり書いた上で、事務職として活躍できることをアピールできています。

 

志望動機の例文④

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、国内のリーディングカンパニーである貴社の整備士として活躍したいと思ったからです。(~結論)

私は学生時代から自動車の整備士に憧れを持っており独学で1級整備士を取得しました。

この取得がさらなるモチベーションへとつながり、ゆくゆくは自動車業界でさらにスキルを磨きたいと思うようになりました。(~なぜ自動車業界なのか)

数多くある自動車業界でも、特に貴社は生産方式の見直しによって高い品質管理を実現させ、国内外を問わず信頼されるクルマづくりを徹底している点に魅力を感じました。(~なぜその会社でないといけないのか)

これは私が企業を選ぶ上で大切にしている「世界で信用される企業」とも合致しています。

貴社で整備士として利益に貢献し、世界に品質の良さを発信していきたいです。(~企業選びの軸との一致点)

 

整備士を志す人のエピソードです。

自動車が好きだとは語られていませんが、整備士に関する資格を独学で取得したというエピソードがあることで自動車に対する熱意も伝わりますね。

 

志望動機の例文⑤

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、クルマの事故を減らす取り組みに携わりたいと思ったからです。(~結論)

両親が交通事故を経験したことをきっかけに、私は衝撃発生メカニズムや安全確保のための技術開発などについて大学で研究し、自動車業界に深い関心を持つようになりました。(~なぜ自動車業界なのか)

貴社では、事故の実例を漏れなく商品開発に活かし、実安全の追及と交通死傷者ゼロの実現を目標にしているところに魅力を感じました。(~なぜその会社でないといけないのか)

私が企業選びの軸として持っている「強い信念と目標を持った企業」が貴社にはあると思い、今回志望させていただきました。(~企業選びの軸との一致点)

 

「安全の追及」は自動車業界の中でも常に取り組んできているテーマです。

エピソードが具体的に盛り込まれていて、志望動機の説得力が増していますね!

 

ちなみに、僕が考えた以外の例文も見たいという就活生もいるかと思います。

そんな方は、エントリーシートの閲覧サイト「unistyle(ユニスタイル)」をチェックしてみてください!

会員登録さえ済ませれば、約7万枚のエントリーシートが閲覧できます。

 

以下は、ユニスタイルに掲載されている大手自動車メーカーのエントリーシートです。

 

f:id:kazamidori1214:20210325102859p:plain

 

自動車業界であれば日産やトヨタなど大手企業も閲覧が可能です!

インターンシップ向けのESや本選考の情報もあるので、ぜひ存分に活用してくださいね。

(会員登録は「ユニスタイル無料会員登録」から3分ほどで完了しますよ!)

 

自動車業界といっても、職種によって志望動機もさまざまですね。

そうなんだ!だからこそ業界、企業に関する細かい志望動機が求められるんだよ。

自動車業界向けの志望動機のNG例文3選

f:id:kazamidori1214:20210324222044j:plain

 

続いては、NGな例文について共有しておきたいと思います。

悪い例をあわせて確認しておくことで、選考に通過する志望動機の感覚をつかむことができますよ!

 

【自動車業界に評価されない志望動機のポイント】

  • 最初に結論が書かれていない
  • その企業でないといけない理由が明確でない
  • 肝心な利益追求の部分が抜けている  

 

NGな志望動機の例文①

 

【NG例文】

私は先日開催された合同説明会に参加し、貴社の理念や未来のビジョンに感動いたしました。

私も貴社へ入社して利益に貢献したいと思い今回志望いたしました。

 

この例文は何がNGなのかというと「結論から入っていない」ことです。

決して文章としてはおかしくないですが、結論が後半に来ているため、結局何が言いたいのかボンヤリとしたものとなっています。

 

NGな志望動機の例文②

 

【NG例文】

私は自動車を通じてグローバルに活躍したいと思い貴社を志望いたしました。

私は、留学で日本のものづくりが海外で注目されていることを知り、そこから「日本の魅力を海外に伝えられる仕事」をしたいと考えるようになりました。

その中で、グローバルに展開を続ける貴社であればそれが実現ができると思い、今回志望させていただきました。

 

この例文のNGポイントは、「その企業でないといけない理由が明確でない」ところです。

実際にグローバルな展開は自動車業界ならどこでもしていることですよね。

 

NGな志望動機の例文③

 

【NG例文】

私が貴社を志望したのは、自身の知識を社会に出てさらに深めていきたいと思ったからです。

私は学生時代に「省エネルギーと資源節約」について研究をしてきたので、貴社に入社後は環境にやさしいエコカー開発のサポートに回りたいと考えております。

貴社であれば、私が成長できるフィールドが整っていると確信しているため志望させていただきました。

 

この文章のNGポイントは、「会社の利益追求の部分について書かれていない」点です。

たしかに会社に入社したあとに成長、キャリアアップを目指すのは大切なことです。

 

しかし、成長することで会社にどのような利益をもたらすのかを具体的に書くようにしましょう。

また、環境問題も着眼点は良いですが、問題が解決すればどのような利益が会社にもたらされるのかまで具体的に書けるとさらに良いですね!

 

20230620105037

 

どれもパッと見は良さそうですが、掘り下げると悪い部分が見えてきますね。

そうだよね!志望動機は上手く書けたと思っている人でも、今一度掘り下げて一文一文チェックしていこう。

自動車業界で評価される志望動機のポイント

f:id:kazamidori1214:20210324222038j:plain

 

次に、自動車業界から評価されるポイントを共有していきます!

以下の3つのポイントは、かならず押さえておきましょう。

 

【自動車業界の企業から評価される志望動機】

  • 「なぜ自動車業界の中でも自社なのか」に納得できる
  • 「企業選びの軸」と合致していることを説明できている
  • 「入社後取り組みたいこと」が鮮明で明確である

 

ポイント① 「なぜ自動車業界の中でも自社なのか」に納得できる

 

自動車業界と言っても、自動車メーカーや部品メーカー、販売会社などその種類はさまざまです。

そのため、「なぜ自動車業界の中でも自社なのか」は、採用担当者がぜひ聞きたい部分なのです。

 

「業界の中でもその会社でいけなければない理由」を入れることで、志望動機に説得力が出ます。

逆に”なぜ自社でないといけないのか”が曖昧だと、「他の会社でも同じことができるんじゃないかな」と思われ、選考では不利です。

 

ポイント② 「企業選びの軸」と合致していることを説明できている

 

あなたの中で「企業選びの軸」を説明できるようにしておきましょう。

採用側は、できるだけ長く勤めてほしいからその軸と自社の考えがブレていないかをチェックしたいんですよね。

 

軸は就活中にひとつ自分の中でつくっておきましょう。

例えば、「人の役に立てる仕事」「地元の地域に貢献できる会社」などですね。

 

企業選びの軸をベースに志望動機をつくることで、嘘や矛盾のない一貫性ある志望動機がつくれます。

 

ポイント③ 「入社後取り組みたいこと」が鮮明で明確である

 

志望動機では、入社して取り組みたいことを明確にしておきましょう。

これは面接でもよく聞かれる質問ですね。

 

採用側は入社後どうしたいのかを具体的に聞くことで、事業内容や理念を理解してくれているかを確認したいからです。

そのため、理想的すぎて現実離れしたことを書いてしまうと「あまり自社のことを研究していないな」と思われてしまうので注意してください。

 

実現可能な範囲で自分のキャリアプランを書くことができれば、企業研究をしっかりできているという証明になり選考でも有利です。

 

たしかに志望動機は企業ごとに練り直す必要がありますね。

業界や企業によって求める人物像は全く異なるからね。選考先企業が何を求めているのかを理解することが大切だよ。

自動車業界向けの志望動機を面接で伝える時の注意点

f:id:kazamidori1214:20210324222030j:plain


自動車業界向けの志望動機を面接で伝える際の注意点を共有します。

志望動機はエントリーシートだけでなく、面接でも担当者に伝える必要があるため、しっかりと対策を取っておきましょう。

 

【志望動機を面接で伝える時の注意点】

  • 「車が好きだから」という動機を深掘りする
  • 無理に専門知識を盛り込まない
  • 結論から話す
  • 突っ込まれそうな質問の答えを準備しておく

 

注意点①「車が好きだから」という動機を深掘りする

 

自動車業界を志望する人の多くが、「車が好きだから」という動機があるかと思います。

ですが、どれだけ車が好きでもその熱意だけを伝えるだけでは、志望動機としては浅いですしライバルとも差別化できません。

 

車が好きで自動車業界を志望している人は、「なぜ車が好きなのか?」という点から深掘りしてみましょう!

車を好きな理由を深掘りしてみると、好きになったきっかけが出てくるかと思います。

 

深掘りして出てきたきっかけを、志望動機に「エピソード」として入れることで説得力のある内容に仕上がりますよ。

それに加えて、ポイントでお伝えした「なぜその企業なのか」も話せると質の高い志望動機になります。

 

注意点② 無理に専門知識を盛り込まない

 

自動車業界はアルファベット表記の専門用語が多いですが、無理に志望動機の中で盛り込む必要はありません。

 

例を挙げるとCASE(自動車産業の将来動向を示すキーワード)やPHV(プラグインハイブリッド自動車)、FCV(燃料電池自動車)など。

面接官に良い印象を与えたくて、ついつい面接では無理してでも使いたくなりますよね。

 

もちろんその言葉に関して十分理解している状態なら問題ありません。

しかし、面接官は自動車業界の専門知識を持っている人ばかり。

 

付けやきば的に覚えてきた言葉を誤用してしまうと、背伸びしている感じがバレてしまい逆効果であることは知っておいたほうがいいですよ。

 

注意点③ 結論から話す

 

面接でも志望動機は「結論から話すこと」が大切です。

エントリーシート以上に面接は簡潔な言葉で伝える必要があるからですね。

 

気をつけるポイントは、エントリーシートの内容を全て話そうとして、長々と語ってしまわないようすることです。

 

常に一問一答を意識して、面接官と会話のキャッチボールをするのがおすすめです。

 

注意点④ 突っ込まれそうな質問の答えを準備しておく

 

最後の注意点は「突っ込まれそうな質問の答えを準備しておく」ことですね。

なぜなら、面接では書いた志望動機をさらに深掘りされる可能性が高いからです。

 

具体的な準備の仕方を説明しますと、一文ずつ区切ってみて疑問符をつけて自分自身で問いかけてみます。

最初に共有した例文で具体的に説明してますね。

 

「私が貴社を志望したのは、自動車で人の暮らしを豊かにしたいと思ったからです。

→なぜ自動車が人の暮らしを豊かにするのか?

私の実家は交通に不便なところにあって自動車が私たちの生活基盤そのものでした。

→自動車がどのように生活基盤の役目を果たしていたのか?

やがて家族の生活を支えてくれる自動車業界に興味を持ち、モビリティサービスに関係する仕事に就きたいと強く思うようになりました。

→具体的にモビリティサービスを説明できる?

そして、貴社は環境保全への取り組みに積極的で、いちはやくSDGsに対しても関心を示し、お洒落で機能的なハイブリットカーの数々生み出しているところに魅力を感じております。

→なぜSDGsに注目しているか知っている?

→特にどの種類のハイブリットカーに魅力を感じた?

私が企業選びの軸としている「人と環境のどちらにもやさしい企業」という点においても、貴社は私にとってやりがいの感じられる環境であると確信し、今回志望いたしました。」

→なぜ人と環境にやさしい企業にこだわっているのか?

 

このように文節に分けて質問をつくっていけば、聞かれそうなポイントが見えてきますよね。

聞かれたときに戸惑わないように対策をとっておきましょう。

 

ひとつひとつ自分に質問すると、聞かれそうなことが見えてきますね。

そうだよね。こうしてみると聞かれそうなことは想像できるし、面接でも必要以上に緊張せずにのぞむことができるよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

自動車業界は日本を代表する産業のひとつで、製造業の出荷額も大きく市場拡大を続けています。

また、水素自動車や自動運転できる車など、開発技術は常に進化を続けていて、非常にやりがいがある仕事だと言えます。

 

そのため、就活生からの人気が絶えず競争率が高い業界です。

だからこそ、自動車業界を目指すならばしっかりと志望動機を作り込んでライバルと差をつけることが重要ですよ。

 

【面接における志望動機の答え方】業界別の例文を元に解説! 」で、面接での志望動機の答え方をまとめています。

面接でライバルと差別化するためにも、ぜひ一度読んでおいてください。

 

それでは最後に本記事の要点をまとめて終わりにしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 志望動機は「業界毎の評価ポイントを把握する」のが重要である。
  • 「①結論」「②なぜ自動車業界なのか」「③なぜ自動車業界の中でもその企業なのか」「④自分の企業選びの軸との一致点」の4つのステップで構成をつくる。
  • 作成した志望動機に「なぜ」をぶつけることで想定質問や深堀対策になる。
  • 面接対策は社会人や現役人事に相談すると効果的であり、そのためには複数の就活サイトを併用すべきである。