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【エントリーシートの書き方】内定22社獲得した僕がポイントを解説!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

最初に断言します。

本記事にまとめられているエントリーシートの書き方を学べば、他の就活生と差別化して評価されるエントリーシートが書けるようになります。

 

実際に僕は愛知県の中堅私立大学に通っていましたが、学歴による足切りをされた企業以外はエントリーシートの通過率は100%でした。

TOEICも400点ですし、大学時代に長期のインターンシップに参加したことも、起業したこともありません。

すべては読み手である人事に刺さるよう、書き方を工夫しただけです。

 

その時に実施したテクニックを本記事ではまとめて紹介します。

ネットで書かれているような情報ばかりがが書かれた本を買うなら、この記事を読んでもらって、浮いたお金で近くのスーパー銭湯で体を休めてきてくださいね!

それでは気合を入れて書き進めていきたいと思います!

 

エントリーシートの書き方が全てまとまった記事がなくて困っています。

たしかにエントリーシートの書き方のコツだけしか書かれていない記事が多いよね。それでは今回は今まで書いたエントリーシートの書き方を全てまとめようか!

評価されるエントリーシートの特徴|書き方のコツ

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まず最初にエントリーシートをいきなり書き始めるのではなく、「どんなエントリーシートなら評価されるのか?」を考えることから始めましょう。

何かに取り組む時の最短ルートは、まず立ち止まって考えることです。そして目的がはっきり見えたらそれに向かって全速力で行動する。

それがデキる人の行動原理だと僕は考えています。

 

これはSHOWROOMの社長さんである前田さんが似たようなことを言っていたのですが、「まずはどこに金脈があるか考えてから全力で掘り始めることが重要」です。

エントリーシートにおいても、いきなり行動するのではなく「評価されるエントリーシートってどんな特徴があるのかな?」「人事はどんなエントリーシートを読むと面接に進めたいと思うのかな?」と要点を押さえてから行動することが、効率的な就活に繋がります。

(どうせ同じ時間を使うなら効率的に進めたいよね!)

 

▼とりあえず掘り始めてもその下に金脈がないと意味がない
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▼まずは目的を把握してから行動し始めることが重要
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では「評価されるエントリーシート」にはどんな特徴があるのでしょうか。

僕が考える評価されるエントリーシートの特徴は以下の3つです。

・論理的であり1読で内容を把握できる

・自分の考えが中心に書かれている(事実の列挙になっていない)

・他の就活生にはない面白い考えが書かれている

 

①論理的であり1読で内容を把握できる

 

まず最初に重要なポイントは、文章が論理的であり、1回読んだだけで内容を把握できることです。

特に知名度の高い大企業では、1人の人事が毎日100枚以上のエントリーシートを読んでいます。

そんな状況の中で、1回読んでも内容が掴めないようなエントリーシートが評価されるわけありませんよね。いくら素晴らしい実績があっても、それを理解されなければ意味がありません。

 

では1回読んだだけで内容を把握できる文章とは一体なにか?

それは「論理的な文章」です。

論理的な文章こそが、1回読んだだけで内容を把握できる文章です。

 

ここで「論理的な文章って何だよ!」とツッコミを入れたくなりますよね?

「論理的」という言葉はよく使われますが、その意味を答えられる人は少ないと思います。

「論理的な文章」は「理由がしっかりと書かれている文章」と言い換えることができます。これを覚えておいてください。

 

【論理的な文章とは?】

自分の主張に対する理由がしっかりと書かれており、その理由の納得性が高い文章のことを指す。

 

例えば、「私は挨拶が重要だと考えているので、挨拶に打ち込みました。毎日朝に散歩をするのですが、すれ違った人みんなに挨拶をするのです。」という文章があったとしましょう。

この文章は論理的な文章とは言えません。なぜなら読んだ時に「なぜ挨拶が重要だと考えているの?」とツッコミが入るからです。

 

論理的な文章とは「理由がしっかりと書かれている文章」のことを指すので、「なぜ挨拶が重要だと考えているのか」という理由を書く必要があります。

そしてその理由の納得性が高ければ高いほど、論理的な文章だと受け取られ、1回読んだだけで「なるほど!」と読み手が深く理解できる文章になるのです。

 

ちょっと説明が難しいです!

そうだね。先程の「挨拶」を例に論理的な文章を図解してみようか!

 

「私は挨拶が重要だと考えている」とエントリーシートに書くならば、「なぜ挨拶が重要だと考えているのか」という理由を書く必要があります。

よって「なぜ挨拶が重要だと考えているのか?」を「なぜ」によって深掘りしてみました。

 

▼主張に対する「理由」を深掘りした図
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このように「挨拶が重要だと考えている」という1つの主張に対しても、「なぜ」によってかなり具体的に深掘りすることができますよね。

こうして理由を明確化することができれば、論理的な文章を書くことは簡単です。

「主張・理由」をワンセットで書けば良いだけですからね!

 

たしかに理由がしっかりと書かれている文章は、読んだ時に納得感や理解した感覚がありますよね。

そのとおり。ちなみに僕が本を買う時は、「理由がしっかりと書かれているか」をサクッと見てから選んでいるよ!論理的な文章が書かれた本でないと、理解しにくいからね。

 

②自分の考えが中心に書かれている(事実の列挙になっていない)

 

次に重要なことは「自分の考えが中心に書かれていること」です。

僕はこれまで数百枚のエントリーシートを添削してきましたが、読んでいて「これはダメだな!」と思うエントリーシートの特徴として、“事実ばかり書かれている”という特徴がありました。

 

先ほどの挨拶をまた例に出しますね。

事実ばかり書かれている文章とは次のような感じです!

 

【事実ばかりの文章例文】

「私は大学時代に挨拶に打ち込みました。毎朝7時に起きて1時間散歩をするのですが、毎日10人ほどの人にすれ違います。その人たち全員に挨拶をするのです。ほとんどの人が返事をしてくれますし、たまに相手が聞こえないこともあるみたいで無視されてしまいますが、気持ちよく挨拶を返してくれる人ばかりです。」

 

これを読んで皆さんはどう思いますか?

僕ははっきり言って「ふーん、てかなんで挨拶に打ち込んだ?」としか思いません。

その理由はこの例文が事実しか書かれていないからです。

これでは日記以下ですよね。

 

そもそも人事がなぜエントリーシートを提出させるかというと、エントリーシートを通して「その人の考えや性格、価値観を理解した上で自社との適性を測るため」です。 

よって事実ばかり書かれた文章を読んでも、あなたの考えや性格、価値観は何も伝わらないので評価されるわけがないのです!

 

では事実ばかりにならないためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは「自分の考えを中心に書くようにすること」です。

 

1つ目のポイントにて「挨拶が重要だと考えている」という言葉が出ましたよね。

これは自分の考えなので、これらを中心に書くことが重要なのです。

しっかりと「なぜ」による理由を明確にした上で、自分の考えを中心にした例文を作成してみましょうか!

 

【自分の考えを中心とした例文】

「私は大学時代に挨拶に打ち込みました。挨拶なんかに打ち込んだのか、と思われるかもしれませんが、私はそれほどまでに挨拶を重要だと考えています。なぜなら挨拶によって「信頼」と「気持ちよさ」を1度に手に入れることができるからです。まず挨拶という小さなことでも何度も繰り返すと相手から徐々に親しみを感じてもらい、結果として信頼が生まれます。更に挨拶をすることで、相手が笑顔になり、それを見ると1日を気持ち良い気分で過ごすことができます。たった1秒の挨拶でこれだけの効果があることを強く感じているので、私は挨拶に打ち込みました。」

 

いかがでしょうか?

これを読んだ時に、「なるほど!たしかに挨拶って素晴らしいことかもしれない!」と思うと同時に「そんな挨拶の素晴らしさを自分で見出して実行しててすごいな!」とも思うのではないでしょうか?

あなたがそう思うのなら、それはこの文章を読んだ人事も同じことを思っています。

少なからず、事実ばかりを書いた例文よりは、その人の人物像が見えてきますよね?

 

このようにエントリーシートに書くことは、自分の考えを中心にしてください。

詳しい「事実」については、面接で聞かれたら答えれば良い話なのです!

 

たしかに事実ばかり書いていても、何も伝わらないですね。

そのとおり!エントリーシートで大事なことは自分の考えや価値観、性格を伝えることだと認識しておこう! 

 

③他の就活生にはない面白い考えが書かれている

 

ここまで紹介した2つのポイントを押さえておくだけで、圧倒的に読みやすく、かつ自分の考えや価値観が伝わる文章を書くことができます。

それに加えて今から解説する3つ目のポイントを実行することで、他の就活生と大きく差別化することができるようになります!

 

では3つ目のポイントですが、それは「他の就活生にはない面白い考えが書かれていること」です。

これはどういうことかと言うと、読んだ時に「ん?」と一瞬悩んでしまうような興味を誘う言い回しを取り入れることです。

 

先ほどの挨拶に関する例文は、自分の考えが中心に、かつ論理的に書かれているので評価されやすいですが、更に興味を引くような言い回しが入っていると、読み手の印象に残りやすくなります!

例文の最後の1文を、興味を誘われるような言い回しに変えてみましょうか。 

 

「たった1秒の挨拶でこれだけの効果があることを強く感じているので、私は挨拶に打ち込みました。 」

 

↓ 興味を誘う言い回しに変換する!

 

「たった1秒の挨拶が生み出す、10年、20年後まで続く信頼や、自分の24時間を彩る素晴らしさを私はこれからも大切にしていきたいと考えています。」

 

いかがですか?

1秒だけの挨拶が、10年、20年続く信頼の基盤となり、更には挨拶によって24時間幸せな気持ちになることができる。それをこのような言い回しで表現してみました。

 

電車や雑誌の広告にあるようなキャッチコピーを印象深く思うのは、その表現に興味を誘われるからです。

ぜひ自分の文章をこのような言い回しの変換によって、読み手の印象に残るものへと変えてみましょう!最後に以上で紹介した3つのテクニックによって完成した例文を紹介しておきますね。

 

【3つのコツを導入することで完成した例文】 

「私は大学時代に挨拶に打ち込みました。挨拶なんかに打ち込んだのか、と思われるかもしれませんが、私はそれほどまでに挨拶を重要だと考えています。なぜなら挨拶によって「信頼」と「気持ちよさ」を1度に手に入れることができるからです。まず挨拶という小さなことでも何度も繰り返すと相手から徐々に親しみを感じてもらい、結果として信頼が生まれます。更に挨拶をすることで、相手が笑顔になり、それを見ると1日を気持ち良い気分で過ごすことができます。たった1秒の挨拶が生み出す、10年、20年後まで続く信頼や、自分の24時間を彩る素晴らしさを私はこれからも大切にしていきたいと考えています。」

 

挨拶というありきたりなことに打ち込んでいるのに、書き方次第で「挨拶に打ち込んでいるのが素敵だな」という印象に変わりますね!

その通り!3つのコツを丁寧に導入することができれば、どんなお題でも読み手の印象に残る文章になるからね! 

 

▼ここで解説した内容はこちらの記事でも詳しく書いています! 

» 【コツは3つ】通過するエントリーシートの書き方のコツとは?|例文あり

 

エントリーシートを書く前に必要なのは「自己分析」

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ここで、評価されるエントリーシートを書く3つのコツを知った皆さんなら理解できるとおり、そもそもエントリーシートは読み手である人事に「自分の考えや価値観、性格を伝えるためのツール」ですよね。

それが分かれば、エントリーシートを書く前に最も重要なことが分かるはずです。

それは、「まずは自分自身が、自分の考えや価値観、性格を把握する必要がある」ということです。

 

エントリーシートの役割:自分の考えや価値観、性格を伝える

まずは自分自身が、自分の考えや価値観、性格を把握する必要がある!!

 

これが分かっている人はエントリーシートをスムーズに書くことができます。

反対に「エントリーシートに何を書けば良いのか分からない〜」と悩んでいる人は、そもそも自分の考えや価値観、性格を把握していません。

それを把握していなければ、エントリーシートを書けるはずありませんよね。

 

ではどうすれば自分の考えや価値観を把握することができるのか?

それこそが「自己分析」なのです!

ほとんどの就活生はその目的が分かっておらず、大学からただやれと言われて自分史を作成したり、モチベーショングラフを作成しますが、そんな浅い作業では「自分の考えや価値観」なんてことを把握することはできません。

 

エントリーシートの役割:自分の考えや価値観、性格を伝える

まずは自分自身が、自分の考えや価値観、性格を把握する必要がある

エントリーシートを書く前にすべきは「深い自己分析」である!!

 

よって「自己分析、全然できていないです」という人はまずは自己分析のやり方を把握してください。そうでないとエントリーシートに何を書くべきか、何をアピールすべきか不明確になってしまいます。

(自分のアピールすべき性格が「協調性」だと思っていても、自己分析を深めた結果、実は「一匹狼の職人気質」である可能性も非常に高いからね!僕もずっと協調性が高いと思っていたけど、それはただ人見知りしないだけで、本来は協調性がない個人プレータイプだったりしたからね!)

 

具体的な自己分析の方法について

 

具体的な自己分析の方法ですが、就活攻略論では8つのステップで完了する自己分析法という記事を公開しています。

Googleにて「自己分析」と検索すると、2位〜3位にくるほどの人気記事かつ、内容の濃さは他のどのサイトにも負けていないと自負しています。

 

 

しかしこちらの記事は2万文字の超大ボリューム記事なので、すぐにエントリーシートを書きたいという人には少し大変です。

よって「無料の適性検査」だけでも受けて「客観的なデータ」だけでも用意しておきましょう。

 

キミスカという逆求人型サービスを提供している企業の適性検査が、僕が今まで受けた中で最も精度が高く、就活生に向いているので、こちらを利用することがおすすめです。

以下の画像が、実際に僕が受けたときの適性検査結果ですが、性格の傾向から職務適性まで把握できるので有用ですね!

 

▼キミスカの適性検査によって無料で手に入るデータ

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こちらの適性検査の受け方を簡単に解説しますね!

エントリーシートを書く際は、これらのデータを見ながら何をアピールすべきか考えることがおすすめです!

 

▼適性検査の受験方法(所要時間:15分・完全無料)

①下記からキミスカさんへ訪問し、会員登録!(15秒ぐらいで終わります)

» キミスカ|1社の就活選考で複数社からスカウト

サイト訪問後「新規会員登録」をクリック

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メールアドレス・パスワード・卒業年度だけで登録完了

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②マイページへ移動し、サイドバーの『適性検査』を受験!

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③マイページの受験結果から適性検査の結果を見ることができます。

(一度受験してしまえば、いつでも検査結果を表示することができますよ。)

 

ちなみに僕はこの適性検査結果を、手帳と自己分析ノートに印刷して貼り付けていました。

するとエントリーシートを作成する時だけでなく、面接の前にも参考にすることができて非常に便利です!

 

▼適性検査の結果は印刷してノートに貼り付けておこう!

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たしかに「自分の考えや価値観、性格について」を客観的に示してもらうことで、どんな性格をアピールすべきか考えることができますね!

そうなんだ!しかもこのデータは無料で入手できるもの。無料で使えるものはとにかく使い倒すべきだと思うよ! 

エントリーシート「3大質問」の書き方について詳しく解説

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ではここまでで「エントリーシートの書き方の3つのコツ」と「書き始める前に必要な自己分析」についての理解ができましたね。

お待たせしました!この章から具体的な書き方について解説していきます!

 

まず書き方の解説をするのは、エントリーシートにおいて最も重要度の高い「3大質問」についてです。

3大質問とは、特に出題されることの多い「志望動機」「ガクチカ(学生時代に最も打ち込んだこと)」「自己PR」の3つのことを指します。

 

この3つの質問はどの企業からもされる質問なので、時間をかけて対策をする価値がありますからね。

(反対に「動物で例えると?」などの出題頻度の低い質問へ対策をするのは非効率です)

 

志望動機の書き方

 

3大質問の中で、僕が最も重要だと考えている質問が「志望動機」です。

なぜ志望動機が最も重要だと考えているのかというと、企業が内定を出す判断軸を理解すると分かります。

 

そもそも企業が内定を出す判断軸は「志望度の高さ」と「適性の高さ」の2つだと僕は定義しています。

新卒採用において重要なことは即戦力ではなく、可能性です。(これをポテンシャル採用と呼びます)

将来の可能性に賭けるとなった時に最も重要なことは何か?考えてみてください。

それは「早期退職しないこと」です。

 

新卒は将来性を見込んで採用する。

しかし早期退職されれば、将来活躍してもらうことはできませんよね。

よって新卒採用する企業が最も重要視することは、「早期退職しにくいこと」なのです。

 

そして「早期退職しにくいこと」を選考で判断するための判断軸となるのが、「志望度の高さ」と「適性の高さ」なんですよね!

これは恋愛に例えると分かりやすいです。

「どれだけ私のことが好きなのか?(=志望度の高さ)」と「私と性格や価値観が合うのか?(=適性の高さ)」がどちらも高ければ高いほど、付き合ってから別れにくいですよね。新卒採用もこれと全く同じです。

 

そして「志望度の高さ」と「適性の高さ」ですが、「適性の高さ」については、もともとの性格によって決まるので操作することができません。

嘘をつくという方法がありますが、嘘をついて適性が低い企業に入社しても、働いてて辛くなるだけなので辞めておきましょう。

 

しかし「志望度の高さ」についてはこちらの努力次第で、どれだけ伝わるかが決まりますよね。

堀北真希さんにストーカー並みの猛アピールをして結婚をした人がいましたが、それはまさに志望度の高さを必死にアピールした結果と言えます。

掘北さんはこの猛アピールに対して、「私のことをこんなに好きなら、別れを切り出されることもないわね!」と考えてOKしたのでしょう。(もちろん他の要因もあっただろうけど!)

 

そして企業に対して「志望度の高さ」を最も伝えるツールこそが「志望動機」なのです!

ここで話したロジックを理解することができれば、志望動機がいかに重要か分かってもらえるはずです。志望動機を考え抜くことで、「志望度の高さ」という内定に直結する採用の判断軸を満たすことができるのですから。

 

それでは、具体的な「志望動機」の書き方について解説していきましょう!

(前置きが長くなっちゃってごめんなさいね!)

 

 志望動機の書き方が重要なポイントは2つです。

【志望動機の書き方のポイント】

・なぜその業界なのか?を明確にすること

・なぜその業界の中でもその企業なのか?を明確にすること

 

本当にこの2つだけ実行できれば、評価される志望動機になります。

しかしほとんどの人がこれらを満たす志望動機を書けていません。

 

まず「なぜその業界なのか?」を明確化してください。

僕は食品企業に入社しましたが、「なぜ食品企業を志望するのか?」その理由を明確化します。

ここまではできる人が多いんですよね。

 

しかし、次の「なぜその業界の中でもその企業なのか?」を明確化できている人がほとんどいません。

つまり企業からしたら「君は食品企業が良いなら、同業他社の◯◯でも良いのでは?」と思われてしまうのです。

これも恋愛に例えると「ロングヘアーが好きなら、他のロングヘアーの◯◯ちゃんでも良いんでしょ?」と問い詰められている修羅場のような状況ですね。これに明確に回答できなければ、確実に振られるでしょう!笑

 

よって必ず「なぜその業界の中でもその企業なのか?」を明確化した上で、エントリーシートの志望動機にはそれを書きましょう。

食品企業で言えば「御社の商品の味が好きで今まで他社の商品は選ばなかったから」といった実体験を元にした理由付けから、「食品企業の中でも御社が掲げる経営理念に一番に惹かれたからです」といった経営理念の違いによる理由付けまで様々にやり方はあります。

ここは本当に考え抜いてくださいね!

 

志望動機については別記事で詳しく解説しているので、これ以上の説明はぜひそちらの記事を参考にしてください。

 

 

志望動機はまさに「志望度の高さ」を伝える重要な質問なのですね。

そのとおり!志望度の高さは辞めにくさや、そもそも内定を出した後の入社のしやすさに繋がるから人事は本当に重要視しているよ! 

 

ガクチカの書き方

 

続いては「学生時代に最も打ち込んだこと」通称「ガクチカ」の書き方です。

このガクチカの書き方については5つのステップで作成することをおすすめしています!

 

【ガクチカの書き方5ステップ】

 

手順① アピールする能力を設定する

手順② 能力を証明するためのテーマ選びを行う

手順③ 「なぜそれに打ち込んだのか」という理由を記載する

手順④ それに打ち込んで「どう変わったか」という結果を記載する

手順⑤ 「この◯◯の能力を貴社で発揮します」と締める

 

「学生時代に最も打ち込んだことは?」と聞かれるとほとんどの就活生が、「多くの時間を費やしたことは?」と脳内で変換し、9割の人がバイトかサークルについて書きます。

そんな中、「アルバイトリーダーをしました」「アルバイトではこんな業務をしました」なんてことを書いていても他の就活生と差別化することは一切できません。

 

そこで重要なことは書き方の3つのポイントでも紹介したとおり、自分の考えを中心に書くことです。

手順③の「なぜそれに打ち込んだのか?」や打ち込んだことで「どう変わったのか」を中心に書き、自分の考えや価値観を伝えることが重要になります。

 

具体的なガクチカの書き方については、ここで1手順ずつ紹介すると長くなりすぎるので、別記事を参考にしてください。重要なポイントは自分の考えを中心に書くことです!

 

▼ガクチカの書き方について詳しくはこちら!

» 【ガクチカの書き方は5ステップ!】評価されるガクチカを徹底解説!

 

ガクチカを書く時は「どんなことに打ち込んだのか」その内容ばかりを書くのではなく、自分の考えを中心に書くことが重要なんですね。

自分の考えを中心に書かないと、エントリーシートの目的である「あなたの考えや価値観、性格の理解」を達成することはできないからね。

 

自己PRの書き方

 

3大質問の最後は「自己PR」です。

自己PRについてもガクチカと同じく5つのステップで書く方法を紹介しています。

 

【自己PRの書き方5ステップ】

 

①象徴的な能力(自分の中で最も大事な能力)を決定する

②象徴的な能力を興味を誘う言い回しに変換する

③なぜその能力が重要だと考えたのか「なぜ」を繰り返して深掘りする

④決定した能力の根拠となるエピソードを3つ洗い出す

⑤「能力+なぜその能力が重要なのか+根拠となるエピソード」の順に並べる

 

自己PRの書き方として僕が重要だと考えるのは、自分のどんな能力を人事に伝えるのかを考え抜くことです。

例えば僕は「発想力」を就活では特にアピールしていたので、自己PRでも発想力を中心に話すようにしていました。

 

多くの就活生は自分がアピールする能力の決定までは、たしかにできています。

しかし、次の「なぜその能力が重要だと考えるのか?」ということまで深掘りしている人は少ないですね!

「発想力があります!発想力をこんなことに発揮しました!おわり!!」という感じです。

 

なぜ発想力が大事だと考えているのか、その考えを人事に示して納得してもらうことが自分の考えや価値観を伝える上で重要になります。

なぜなら発想力をアピールする就活生は他にいくらでもいますが、「なぜ発想力が重要だと思うのか?」というその考えは十人十色。だからこそ面接官はその中で評価することができるのです。

つまりは考えや価値観を伝えないと、人事は判断しきれないということなので、それを伝えることを徹底してください!

 

具体的な自己PRの書き方と、自己PRの例文は別記事でまとめました。

今説明したことを踏まえて、自己PRを作成してくださいね!

 

 

自己PRは「どんな能力をアピールするか」以上に、なぜその能力が重要だと考えるのかという、ここでも自分の考えの深掘りが重要になってきますね!

それを読んだ人事が「なるほど!たしかにその能力は重要だね!」と納得するような文章を書けるとベストだし、将来活躍してくれるイメージが付きやすいよね。

エントリーシート頻出質問の書き方解説

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3大質問の次は、頻出の質問の書き方を解説していきます。

3大質問と同じぐらいほとんどの企業から聞かれる内容なので、対策を徹底しておきましょうね!

 

ゼミ・研究内容の書き方

 

ゼミ・研究内容もよく聞かれる質問ですね。

面接官はこの質問を通して「就活生の興味関心」や「考えの深さ」「行動力の高さ」を知ろうとしています。

これらを満たすために、6ステップでゼミ・研究内容が書けるように設計しました。

 

【ゼミ・研究内容の書き方6ステップ】

 

STEP① そのゼミを選んだ理由を明確化する

STEP② ゼミの内容を超わかりやすく簡潔化する

STEP③ 独自に設定した目標や課題を1つ挙げる

STEP④ ゼミで得たことを洗い出す

STEP⑤ ゼミで得たことを興味を誘う言い回しに変える

STEP⑥ そのゼミに入ったことをポジティブ化して締める

 

このゼミ・研究内容の書き方のポイントは2つあります。

それは「とにかく分かりやすい言葉を使うこと」と「興味を誘う言い回しを書くこと」です。

 

まずゼミや研究内容について書くとなると、自分の専門性をアピールしようと難しい専門用語ばかりを並べようとする人が多いです。

しかしそれでは読み手が理解しにくいですし、最悪の場合は「何を書いているのか分からない」ということになりかねません。

 

エントリーシートは賢い自慢をすることよりも、その内容をわかりやすく伝えることに重きを置くべきなので、専門用語も分かりやすい言葉に変換して書くことをおすすめします。

 

次に興味を誘う言い回しを書くことは、冒頭の書き方のコツでも説明した通りです。

ステップ⑤にて、ゼミや研究から得たことを興味を誘う言い回しに変換するという手順があるので、この手順に従って人事の興味をくすぐる文章を書いていきましょう。

こちらも具体的な書き方を別記事でまとめているので、参考にしてください!

 

▼ゼミ・研究内容の書き方について詳しくはこちら!

» 【6ステップで完成】エントリーシートのゼミ・研究内容の書き方|例文有り

 

ゼミ・研究内容を書く時は「とにかく分かりやすく」そして、「興味を誘う言い回しを導入すること」が重要なんですね!

そのとおり!ゼミ・研究内容はつまらない内容になりがちだけど、興味を誘う言い回しを導入することで読み手が「お!」と身を乗り出して読んでくれるようになるよ。

 

学業についての書き方

 

続いて「学業」についてです。

大学生として学業にどれだけ打ち込んだのかを重要視する企業は多く、真面目さや継続力を測る質問として利用されます。

どう書けば良いのか、意外と難しいのがこの学業ですが、こちらも5ステップでの書き方をまとめているので安心してください。

 

【学業の書き方5ステップ】

 

STEP① 「なに」を事前に明確化する

STEP② どんな姿勢で学業に取り組んだのかを明確化する

STEP③ 学業に打ち込んだことで何を得たのかを明確化する

STEP④ なぜそれを得たことが有意義だったかを深掘りする

STEP⑤ 学業を通して得たことが今後社会でどう活きるのか考えて締める

 

この5つの手順を見てもらうとわかる通り、「なにを学んだのか」「どんな姿勢で取り組だのか」「学業から何を得たのか」「なぜそれを得たことは有意義だったのか」といった「What(なに・どんな)」と「Why(なぜ)」さえ深掘りできていれば、学業について何を聞かれようが答えることができます。

 

特に「Why(なぜ)」は事前に深掘りしておかないと、面接でもとっさに回答が出てこないので、エントリーシートの段階で深掘りしておくことが重要です。

 

ツイッターでも下記のようにツイートしました。

 

 

とにかく「なぜ」による事前の深掘りをしておくことで、エントリーシートだけでなく面接での回答もスムーズになります。

学業について書く時も「なぜ」による深掘りをとにかく意識しましょう。

詳しい書き方については別記事でまとめています。

 

 

ガクチカも「なぜ」によって、自分の考えを深掘りすることが重要なんですね。

本当にそのとおり!エントリーシートや面接は「なぜ」が全てを握っていると言っても過言ではないからね。

 

アルバイト経験の書き方

 

就活では、アルバイト経験を聞かれることもあります。

アルバイトと言えども社会人経験なので、どんなアルバイトをしてどんな能力が身についたのか企業は把握したいと考えます。

このアルバイト経験の書き方も5ステップでまとめているので、参考にしてください。

 

【アルバイト経験の書き方5ステップ】

 

STEP① アルバイト経験のおすすめの文章構成を把握する

STEP② アルバイトにどんな姿勢で取り組んだのかを記入

STEP③ アルバイトを通してどう成長したかを深掘りして記入

STEP④ アルバイトで活かされた自分の能力を記入

STEP⑤ 締めの言葉で締める

 

アルバイト経験をうまく伝えるためには、「どんな姿勢で取り組んだのか」「どう成長したのか」「活かされた能力は何か」を明確化しておくことが重要です。

 

就活生の多くはアルバイトの内容ばかりを書こうとしますが、あなたがしていたアルバイトの内容に人事は興味がありません。

居酒屋でのアルバイトの詳細はどうでも良いのです!

居酒屋のアルバイトにどんな姿勢で取り組み、どう成長し、どんな能力が活かされたのか、あなたの考えや価値観、性格を理解するためにはそれらが重要なんですよね。

 

▼アルバイト経験の書き方について詳しくはこちら!

» 【就活】エントリーシートへのアルバイト経験の書き方|差別化すべし!

 

たしかにアルバイト内容を延々と書いていても、読み手は自分のことを理解してくれませんね。

僕はとにかく「説明」は最小限に、「考え」は最大にと考えているからね!

エントリーシートの基本項目の書き方

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では「3大質問」「頻出の質問」への書き方を説明したところで、次は「基本項目の書き方」について解説していきますね。

学歴、資格、プロフィール写真の記入については重要度はそこまで高くないので、基本的なことだけしっかり押さえておいて、マイナス評価されないようにすることが重要です!

 

学歴の書き方

 

学歴の書き方について覚えておくべきことは2つだけです。

それは「高校入学から書くこと(中学は書かなくて良い)」と「西暦・和暦を統一すること」です。

なぜ中学卒業以前について記入の必要がないかというと、高校に入学している時点で「義務教育である小学校、中学校に入学していること」が担保されているからですね。

 

また記入する際は当然ですが、西暦と和暦どちらか一方に統一しましょう。

(西暦:2019年 和暦:平成30年)

 

では20卒、21卒の記入例を紹介します。 

【20卒(1997年生まれ)】

高等学校入学:平成25年4月(2013年4月)

高等学校卒業:平成28年3月(2016年3月)

大学入学:平成28年4月(2016年4月)

大学卒業予定:平成32年3月(2020年3月)

【21卒(1998年生まれ)】

高等学校入学:平成26年4月(2014年4月)

高等学校卒業:平成29年3月(2017年3月)

大学入学:平成29年4月(2017年4月)

大学卒業予定:平成33年3月(2021年3月)

 

画像で示した方がより分かりやすいと思うので紹介しますね。

20卒の学歴を例として記入するとこのようになります。

 

▼20卒の学歴の記入例
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学歴の記入については特に変わったことはないですね!

そうだよ!強いて言うなら「高校」などと略さずに「高等学校」と書くことぐらいかな! 

 

資格の書き方

 

では続いて「資格」の書き方について解説します。

資格の書き方について覚えておくべきポイントは以下ですね。

・資格は受験した日ではなく取得した日を書く

・西暦・和暦は統一すること

・資格の取得日を忘れた場合は問い合わせること

・いつ取得した資格でも書くことができる

・資格は略称ではなく正式名称で書くこと

・資格欄の最後に「以上」は書かないこと

・現在勉強中の資格も記入することができる

 

この7つのポイントを押さえておけば完璧です!

 

まず資格は受験した日ではなく、取得した日を書きましょう。

ほとんどの履歴書やエントリーシートでは「月」の記入なので、取得年・取得月を書きましょうね。

 

次に学歴と同様に、資格の取得日も西暦または和暦で統一してください。

先に学歴を書いている場合は、学歴と資格の取得日の西暦・和暦は揃えましょう。

 

▼西暦と和暦はどちらかに統一する(※学歴の記入欄と統一)
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続いて資格の取得日を忘れてしまった場合は、取得した資格の交付を行っている団体に問い合わせてください。

しかし正直な話、取得した日が多少違っても大きなデメリットはないのでだいたい覚えている日を書けば良いかなと個人的には考えています。実際に所得日を忘れて、「だいたいこの時だな!」で記入したことはありますし...!

 

次に資格についてはいつ取得した資格でも書くことができます。

しかし小学校や中学校で取得した資格はほとんどの場合、ショボい資格が多いですよね。僕も漢検3級を中学校の時に取りましたが、そんなショボい資格は書かないようにしていました。

頭をひねって優秀さをアピールしようとしているのに、資格欄に「漢検3級」って書いてあったらショボさを演出してしまうからです。

 

そして次に、資格は略称ではなく正式名称で記載してください。

有名どころの資格の正式名称を一覧で紹介しておきますね!

 

【資格の正式名称一覧】


自動車免許:普通自動車第一種運転免許

(※AT限定の場合は文末に「AT限定」と記載)

英検:実用英語技能検定○級

宅建:宅地建物取引士

日商簿記:日商簿記検定試験◯級

全商簿記:全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定

秘書検:秘書技能検定

TOEIC TOEIC公開テスト

FP:◯級ファイナンシャル・プランニング技能士

MOS Microsoft Office Specialist

 

こちらに書いていない資格でもググればすぐに正式名称が出てくるので、自分が持っている資格の正式名称は調べておきましょう。

 

▼資格や免許は正式名称で記載すること
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続いて、資格の欄には最後の行に「以上」とは書かないでください。

職歴の最後には「以上」と書くのですが、資格欄には必要ありません。

 

それでは最後のポイントですが、まだ取得していない資格、つまり勉強中の資格も書くことができます。

もう受験が終わっていて結果待ちの場合は「取得予定」と記載、勉強中の場合は「勉強中」と記載することでまだ取得していない資格も書くことができますよ。

 

▼取得予定・勉強中の資格も書くことが可能
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資格の書き方についてはここで解説したポイントを押さえておけば問題ありません。

しかし別記事でもまとめているので、更に詳しく知りたい方は参考にしてください。

 

 

ちなみに資格がない場合はどうすれば良いでしょうか?

資格がない場合は「取得した資格なし」と一番上の欄に記載すれば問題ないよ!資格がないことを焦る必要なんかは全くないからね!

 

証明写真(プロフィール写真)について

 

次にエントリーシートに貼り付ける証明写真について解説します。

写真について押さえるべきポイントは以下の3点です。

・サイズは「4.0×3.0cm」(縦:横=4:3の比率)

・写真機でも問題ない

・スーツで前髪が目にかからないようにして撮ること

 

まず履歴書やエントリーシートに貼る証明写真は、縦:横=4:3のサイズで撮影してください。

写真館や写真機で撮影する際も「就活用」を選択すれば、この比率での撮影が自動でされると思うので問題ないとは思いますが、この比率を覚えておいてください。

 

次によく聞かれるのですが、「写真館か写真機か?」というのは個人的には写真機で十分だと考えています。

実際に僕が就活生の時は、写真機で撮影した証明写真をすべての企業に使っていました。

たしかに写真で印象は決まりますが、それ以上に「3大質問」などの重要性が高すぎるので証明写真に力を入れることの重要度は低いと考えているからです。

しかしお金に余裕がある方はぜひ写真館で撮影しましょう。特に就活の写真撮影に特化している写真館を選ぶと良い写真を撮ることができますよ。

 

そして最後です。

証明写真を撮影する場合は当然ですが、スーツかつ前髪が目にかからないようにして撮影してください。

このあたりの詳しい話は別記事で詳しく解説したので、これから証明写真を撮るという方はぜひ参考にしてください!

 

▼エントリーシートに貼る写真について詳しくはこちら!

» 【就活写真の撮り方まとめ】おすすめの写真館やサイズなど全解説!

 

エントリーシートの書き方の例文まとめ|9つの例文

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それでは各質問、基本項目の書き方を把握したところで、この章では質問に対する回答の例文を一挙紹介していこうと思います。

ここで紹介する例文は、紹介した書き方を元に僕が空想で書き上げたものですが、どのように書いているのかの参考になると思うのでチェックしてくださいね!

 

例文①:志望動機

 

「私が御社を志望した理由は、御社が食品企業かつスローガンとして食で貧困の国を救うことを掲げているからです。私は高校生の頃から「食日記」という毎日の食事データをまとめたノートを書き続けるほどに食に興味があります。きっかけは毎日太っていると馬鹿にされたことを食事で改善したことなのですが、そんな原体験のおかげで健康体を手に入れることができました。また、それと同時に私の夢は貧困を無くすこと。食品業界を第一志望として選ぶ中で、私の夢である貧困解決を積極的に行われている御社で働くことで、利益を上げるだけでなく夢の達成を原動力として尽力したいと考えております。(275字)」

 

例文②:ガクチカ

 

「私が学生時代に最も打ち込んだことは、友人の相談に深く深く乗ってあげることです。なぜ友人の相談に乗ることに打ち込んだのかというと、他者の相談に乗ることで、自分の考えをアウトプットする機会になると考えていたためです。実際、相談に乗ることで、自身の考えを明確にする機会になったのですが、それ以上に相談に乗った相手から頼りにされます。すると更に深い悩みを打ち明けてくれて、信頼関係が非常に高まります。友人だから相談に乗るのは当たり前だと割り切るだけでなく、このように親身になって深く深く相談に乗ってあげる。これが人との関係において重要だと私は思うのです。このヒアリング力をぜひ貴社で発揮し、必ず価値を生み出します。(303字)」

「私は大学時代アルバイトに打ち込みました。アパレルの販売業務だったのですが、お金以上に「売る交渉術」を身につけるために打ち込みました。具体的には全国No1の社員さんの一挙手一投足を全てメモして、売るための話術を学んだのですが、それによってたとえ「そこに落ちているゴミ」でも売れるほどの営業力が身についたと考えています。社会人になった後も、相手のニーズを最速で掴む方法を活かしてどんな取引先からも愛される、そして会社には数字で貢献していきます。(220字)」

 

例文③:自己PR

 

「私は初対面の人と30分で地元の友達のように仲良くなれます。すぐに人と親しくなれることで、多くの人の価値観や考えに触れることができると考えており、初対面の方との会話を通してこれまで自身の視野を広げてきました。具体的には他の学科の授業に参加する度に、知らない人と毎回友達になったり、バイト先ではお客さんと仲良くなることが非常に多かったです。この能力をぜひ御社で活かして、愛される人材になりたいと考えています。(202字)」

「私はたとえ明日地球が滅びようとも継続中のことはやめません。継続こそが成功の元だと考えており、すべての失敗は継続しなかったことによるもの。成功はあと1cmだけ先にあるかもしれないと心がけてどんな挑戦もとにかく継続するようにしています。実際に大学1年生から書いているブログは3年間継続することで今では月間2万PVまで伸びています。この能力を活かして、御社でのどんな挑戦も継続し、成功に導いていければと考えております。(206字)」

 

例文④:ゼミ・研究内容

「私はアメリカ観光ゼミに所属しました。このゼミを選んだ理由は、日本だけでなく他の国の価値観に触れたいという私の探究心を最も満たすゼミだったからです。このゼミではアメリカの観光地がいかにして生まれたのか、その経緯、プロセスを解析しました。このゼミに所属する上で、私は「データだけでなく実際の声を取り入れること」を目標に設定し取り組みました。それぞれの観光地の情報を取り入れるだけでなく、アメリカに住んでいる現地民にあらゆる手段を駆使して直接連絡し調査することで、圧倒的な行動力が身につきました。ゼミに対して自ら目標や課題を設定することで、素晴らしい経験をすることができたと実感しております。(293字)」

「私は物理化学研究室に所属していました。この研究室を選んだ理由ですが、最も「データ分析の多い研究室」であり、私の分析好きとマッチしていたからです。この研究室では主に、ミニカーを用いた速度に関する研究を行いました。私はこの研究室に所属するにあたり、「他の研究生の誰よりも精度の高い分析能力を付けること」を目的としました。結果として、教授からの評価ではなく「研究外の時間を全て投下して学ぶこと」の重要性を実感することができました。具体的には分析に関するあらゆる本を土日などの休日を使ってでも読み倒したのです。そんな教訓、努力の重要性を学べたからこそ、この研究室での取り組み、時間はかけがえのないものとなりました。(303字)」

 

例文⑤:学業

 

「私は農学部の化学科を選択し、化学を中心とした学業に打ち込みました。化学構造といった基礎知識から、生命の仕組みを学ぶ生化学の分野まで幅広く学ぶ学科でして非常に楽しかったです。私には化学を学ぶ上でのテーマがあり、それは「物事を分解して考える思考」を身につけることでした。化学は物質や現象を分解して考える学問です。そういった性質の学問を学ぶことで、普段の生活の中でも例えば「痩せたい」と考えた時に消費量を増やすのか、摂取量を減らすのかといった分解をする思考が身につき、それによって自身が達成しやすい選択をとることで、最短で結果を出すことが可能になります。学業を通して得たこの「物事を分解して考える思考」によって、社会人になってからは「営業職として成績を上げるための要素」を分解し、1つ1つの能力を底上げしていくことで成績を上げていきます。(366字)」

 

例文⑥:アルバイト経験

 

「私は株式会社◯◯という企業で事務職のアルバイトを2年間行いました。メインの業務は書類の整理と、顧客情報の収集です。このアルバイトは“社会人としての業務に近い仕事で力をつける”ということを目的として選びました。実のところ大学1年時は仕事のイメージが全くついていませんでしたが、このアルバイトを通して実際の会社内での仕事のイメージが明確につきました。また持ち前の情報収集力を活かし、社員さんが求める情報を先回りで集めることを意識して業務に取り組みました。必ずこのアルバイトで得た仕事への理解と、情報収集力、先回り力を御社で活かし、尽力致します。(270字)」

 

その他にも「就活ノート」や「ワンキャリア」といった無料サービスを利用すれば、約3000枚ほどのエントリーシートを無料で見ることができます。

就活攻略論で唯一おすすめしている6つのサービスをまとめた記事を用意しているので、ぜひそちらを参考に“選考突破したエントリーシート”を参考にしてみましょう!

 

▼就活マンが唯一おすすめする6つのサービスはこちら!

» おすすめの就活サービス完全まとめ【5/4更新】|利用目的別まとめ

 

OpenES(オープンES)の書き方について

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エントリーシートの書き方をまとめる上で忘れてはいけないのが「OpenES(オープンES)」です。

このOpenESとはリクナビが提供しているサービスでして、ネット上で作成したエントリーシートを複数の企業に提出(使い回し)できるサービス。

このOpenESでの提出を採用している企業は非常に多く、10社以上エントリーする就活生なら誰もが利用するサービスだと思います。

 

通常のエントリーシートとこのOpenESが明確に異なる点があります。

それは、「作成した1枚を複数の企業に使い回せること」なんですよね。

 

これこそがOpenESの重要性を示しています。

複数の企業に作成した1枚を使い回せるということは、つまり作成した1枚のクオリティによって複数の企業の書類選考が決まってしまうということを指します。

これを分かっていない人はOpenESを適当に書いてしまいますが、素晴らしい1枚を作成してしまえば、複数の企業の書類選考をパスできるので、OpenESはとにかく書き方を追求し、磨き続けることが重要です。

 

今回の記事で紹介した書き方のエッセンスはまさにOpenESでもそのまま使える知識なのですが、OpenESは文字数の指定などもあるため、OpenESはまた別記事で詳しく解説しています。

OpenESの書き方のまとめ記事を用意しているので、ぜひ参考にしつつ最高の1枚を作成してくださいね!!

 

 

OpenESは複数の企業に提出するからこそ、1社だけに提出するエントリーシートに比べて重要度が非常に高いということですね。

そのとおり!だから就活攻略論では、OpenES関連の記事をどの就活サイトよりも多く紹介しているんだ! 

エントリーシートを書く上でおすすめの本

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ここまで本当にお疲れ様でした。

現在までの入力文字数を見てみると、なんと「20640文字」です。

ビジネス書が平均で「8万〜12万文字」と言われているので、ビジネス書の4分の1のボリュームをこの1記事に投入していることになります。

(ここまで書くのに2日、スタバ5店舗回りました。笑)

 

本記事の最後に、エントリーシートを作成するにあたっておすすめの本を紹介しようと思います。

僕はこの就活攻略論を書くにあたって「就活だけでなく、人生全体で価値ある情報を提供したいな!」と思っています。だからこそ本を紹介する時は、極力、就活だけでなくこれからの社会人人生で役立つ本を紹介するよう考えています。

 

「考える技術・書く技術」著:バーバラ・ミント 

 

そんな考えの元、皆さんにぜひ読んで欲しい本は1冊です。

それは「考える技術・書く技術」という本でして、本記事の途中で紹介した「なぜ」の追求の図はこちらの本から抽出しています。

 

▼考える技術・書く技術からテクニックを得た図

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この本を読むことで確実に「論理的思考」が身につき、エントリーシートだけでなく、面接だけでなく、仕事にも役立つことは間違いありません。

しかしこの本、手に取ると分かるのですが超厚いです。読書初心者の方だと、2秒で棚にしまうでしょう。

ですが全てを読む必要はなく、「第三章」まで読めば、論理的思考についての理解を深めることができますよ!ぜひ気になる方は読んでみてください!

 

 

この本以外にも、実はおすすめの本を10冊紹介しています。

別記事でまとめているので、時間に余裕のある人や本で情報収集したい人は参考にしてもらえると嬉しいです!

 

▼エントリーシート作成においておすすめの本についてはこちら!

» 【この1冊!】エントリーシートの書き方が分かる本|おすすめ10選

 

本日の記事はいかがだったでしょうか!

エントリーシートの書き方に関する記事を全てまとめたとともに、その中で特に重要なポイントをまとめて解説しました。

 

東京大学出身の友達が、僕が入社した食品企業を受けたけど、エントリーシートの段階で落ちたという話をしていました。

つまり学歴がほとんど関係なかったということです。学歴の高さにあぐらをかいていると、努力や工夫をしている人に負けます。

学歴が低い人は2タイプに分かれます。「学歴がないから就活を頑張っても意味がないと諦めるタイプ」と「学歴をひっくり返してやる!と奮闘するタイプ」です。

 

学歴が高い人は努力や工夫をしないと簡単に「学歴をひっくり返してやる!と奮闘するタイプ」に出し抜かれますし、反対に学歴が低くても努力している人はいくらでも自分に合った企業からの内定を獲得することができます。

 

ぜひ諦めず、考え、行動し、また考え、行動してください。

その経験は就活だけでなく、人生全体の役に立ちます。

就活で手に入れた知識、知恵、経験を糧にこれからも頑張りましょう。

その役に立つ情報を僕はこれからも全力で提供し続けていきます。

(腱鞘炎になりながらスタバで鬼の形相で書きまくりますね。)

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。