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【新卒での事務職の倍率は?】事務職の倍率が高い理由も解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

事務職は特に女性から絶大な人気を誇る職種です。

たしかに新卒として最初に選ぶ「営業職」「技術職」「研究職」「事務職」の中では、最も残業時間が少なかったり、休みが取りやすい職種なので当然ですよね。

そこで本記事では新卒の事務職の倍率だけでなく、事務職の内定を獲得する秘訣まで紹介していきます。

 

事務職の倍率が非常に高いと聞きました。新卒での事務職の倍率を教えてください!

わかったよ。今回は事務職の倍率だけでなく、事務職求人の探し方や事務職として内定を獲得するコツまで紹介するね!

新卒の事務職の求人倍率は0.35倍

 

まず結論から話していきましょう。

日経新聞によると、新卒の事務職の倍率は下記となります。

  • 会計事務   0.73倍
  • 一般事務   0.35倍

 

更に転職求人倍率も見てみましょう。

次のグラフをご覧ください!

f:id:shukatu-man:20181113165951p:plain画像引用元:DODA「転職求人倍率レポート(2017年12月)

 

転職求人倍率を見ると、2018年度の事務職の倍率は「0.19倍」です。

まとめます!

【新卒での求人倍率】

  • 会計事務 0.73倍
  • 一般事務 0.35倍

【転職での求人倍率】

  • 事務職 0.19倍

 

事務職が超人気職種だと見てすぐに分かりますよね。

一般事務職の倍率が0.35倍ということは、つまりは3人に1人しか事務職として採用されないことを意味します。

 

これは事務職の求人を出している企業全体での倍率ですから、特に知名度の高い企業の事務職なんかはとんでもない倍率になることが分かりますよね。 

 

しかし人気だからといって諦める必要はありません。

僕がこれまで接してきた就活生を見ると、事務職を志望する就活生は「就活にそこまで力を入れていない」と言う特徴がありました。だからこそ、この記事で説明するコツを押さえるだけで差別化することができますから!

 

倍率0.35倍はすごいですね!高すぎます!高すぎて早速ビビっているのですが...!

大丈夫!事務職を志望している就活生は、就活にそこまで力を入れていない傾向があるんだよね!(就活マン調べ)

 

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで新卒における事務職の倍率を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

ホワイト企業ナビOfferbox(オファーボックス)

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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「一般事務」と「会計(経理)事務」の違い

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日経による事務職の倍率にて、「一般事務」と「会計事務」という2つの言葉が登場しました。みなさんはこの2種の違いがわかりますか?

 

おそらく就活生の皆さんが「事務職」と言われてイメージするのは、「一般事務」の方だと思います。

それぞれの仕事内容をまとめてみましょうか。 

【一般事務の仕事内容】

仕入れや物品購入の管理から商品発注。販売に伴う入金などの書類作成、伝票作成やその処理、様々な書類のファイリングや営業に関する資料作成などの事務作業がメイン。

 

【会計事務職】

給与計算や伝票計算、決算などの会計処理がメイン。

 

ちなみに「会計事務職」ですが、特に必要な資格はありません。

しかし会計事務職は、業務を行う上で「簿記」の知識が必要となるために、「簿記2級以上」の資格を持つ人が採用されやすい傾向にあります。

 

非常に簡単に説明してしまうと、一般事務は様々な雑務、会計事務は企業のお金に関する業務を行うと覚えておきましょう。

 

なるほど!ほとんどの人がイメージしている事務職は「一般事務職」に分類されるということですね!

そのとおり!ちなみに会計事務職になると男性の割合も高くなるよ!

事務職の倍率が高い理由

 

それにしてもなぜ事務職はそれほど倍率が高い職種なのでしょうか?

 

事務職が人気職種である理由は様々あります。

事務職が人気である理由は下記ですね。

・週休2日休みが取れる場合が多い

・休暇が充実している

・残業が少ない

・転勤が少ない

・力仕事ではなく座り仕事である

 

要するに「働きやすい職種だから」というのが、事務職の倍率が高い理由です。 

更に多くの大学生から話を聞くと、事務職が人気な理由が他にも見えてきます。

それは「消去法で事務職にした」という理由です。

 

まず就活生が職種を選択するとなった際に、イメージするのは「営業職」「研究職」「技術職」「事務職」の4つです。

 

①その中でまず最初に“理系でない場合”、「研究職」が消去される。

②次に“力仕事をしたくない場合”、「技術職」が消去されます。

③最後に“転勤が嫌であったり”、“話すのが苦手な場合”に「営業職」が消去されますよね。

 

そうして残った職種が「事務職」となるのです。

 

特に女性の場合は、消去法の中の「理系ではない」「力仕事をしたくない」「転勤が嫌だ」という3つの理由に特に当てはまるため、事務職が女性に人気の職種になっているという仮説を簡単に立てることができます!

 

たしかに文系の女性だと営業か事務か?の2択で悩む人が多いですよね。営業職はノルマが大変なイメージもあるので避けられがちだと。

そのとおりだね。消去法で事務職を選ぶ人が多いんだよ!

事務職の男女比

 

ここで実際に、事務職は女性からの人気が高い職種なのか男女比を見ていきましょうか。

 

はたらいくによる応募データを見ると、「男性の応募割合が39%」と意外に高いことが判明。かなり意外でしたね!

男性の応募割合は10%ぐらいだと思っていました。

 

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画像引用元:はたらいく

 

しかしこのデータは、はたらいくでの応募割合であるため「転職者」の割合になります。

男性でも働いてみたら営業職が合わず、消去法で事務職に転職を志望するような人も多いと思うので、新卒の場合はもう少し男性の応募割合が低いと予想できますね!

 

事務職の新卒向け求人の探し方6選

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では事務職についての理解を深めたところで、ここからは事務職として内定を獲得するための具体的な方法について解説します。

 

まず事務職の内定を獲得する上で重要なことは、「エントリーする企業数を増やすこと」です。

これは当然ですよね。どれだけ就活攻略論を読んで就活力を鍛えたとしても、就活はその企業との適性が重要なので不採用になる時はなります。

しかし逆を考えると、エントリーする企業の数を増やせば増やすほどに、自分と適性の高い企業に出会う確率は上がりますよね。

 

事務職を志望する就活生は、就活に消極的な人が多い傾向にあるので、「とりあえずマイナビで事務職を探せば良いか!」といって5社ぐらいエントリーして終わる人が多いです。

しかし事務職の新卒向け求人を探す方法には、実は他の方法もありまして、僕は6つの方法を紹介しています!

 

これら6つの方法をまとめると下記ですが、それぞれ詳しい解説は別記事に書いているのでぜひ参考にしてください。事務職を志望する方は必読です。

 

【新卒向け事務職求人の探し方】

 

①就活エージェントを利用する
②マイナビ・リクナビなどの大手求人サイトを利用する
③ワンキャリアを利用する
④スカウトイベントに参加する
⑤大学のキャリアセンターを利用する
⑥中小企業特化の求人サイトを利用する

 

【必読記事】事務職求人の6つの探し方はこちら!

» 【新卒向け】事務職の求人の探し方|6つの方法まとめ

事務職の高倍率を突破し内定を獲得する方法

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ここまで説明して分かってもらえた通り、事務職の倍率は高く内定を獲得することは簡単ではありません。

しかし僕の同期の大手食品企業の事務職内定者に、「事務職の内定を獲得する秘訣」を聞いてきましたので、それを参考にして内定を獲得しましょう!

(Nちゃん、インタビューありがとう!!)

 

大手企業の事務職の内定を獲得したNちゃんが実施した対策は以下の2つだそうです。

対策① 事務職の仕事内容が自分に向いているのか確認し、どんな能力があるから事務職に向いているのかを面接官に説明できるようにしておく。

 

対策② 他人が言わないような「志望動機」を言うことで差別化する。

 

①仕事内容が自分に向いていることを確認し、能力を説明できるようにする

 

まず1つ目の対策が、「そもそも自分は事務職に向いているのか?」という疑問に対して確信を持ち、その理由を面接官に伝えられるようになることです。

あなたが面接官なら「この子は事務職の仕事に向いているか」という仕事内容への適性を測ろうとしますよね。

それを事前に適性検査ツールを使っておこなっておくのです。

 

自分が事務職に合うかどうか、そしてどんな点が事務職に向いているのかを確認する方法ですが、キミスカというサイトの適性検査を受けることで得られる職務適性の結果を使えば一発で把握することができます!

 

下記の画像をご覧ください!

こちらは実際に僕が受けた「適性検査」の結果ですが、その中の「人間関係を築いていく職務」「反復・継続的な職務」の得点が高い人は事務職に向いています。

 

▼適性検査の結果から事務職への適性がわかる

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【チェックするポイントとその理由】

 

◯人間関係を築いていく職務

事務職はずっと社内にいる仕事がゆえに社内でのコミュニケーション、人間関係の構築が非常に重要です。

 

◯反復・継続的な職務

事務職の仕事は基本的には「雑務」が多いため、創造力や企画力を必要とせずに基本的には反復的な業務が多い仕事です。

 

【適性検査の受験方法】

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適性検査の受験方法ですが、無料の登録から受験完了まで15分程度で終わるので、簡単に解説しておきますね!

 

こちらからキミスカさんへ訪問し、無料会員登録!(15秒ぐらいで終わります)

サイト訪問後「新規会員登録」をクリック

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メールアドレス・パスワード・卒業年度だけで登録完了

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②マイページへ移動し、サイドバーの『適性検査』を受験!

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③マイページの受験結果から適性検査の結果が見れる

(一覧は印刷して「客観的データ」として見ながら、実際に自己分析の手順へと入っていきましょう。)

 

この適性検査で、「人間関係を築いていく職務」と「反復・継続的な職務」の得点が高かった場合、仕事内容が事務職に向いていると言うことができます。

さらに「私は反復・継続的な職務が得意なので事務職に向いているのです」ということを面接官に説明することができます。

これは自己PRや長所で話すことがおすすめですね。

 

この方法でまずは「自分は事務職に向いているのか?」そして、「どんな能力が事務職の仕事内容に向いていると言えるのか?」という2点をしっかりと押さえておきましょう。

それだけで面接官からの「あなたは事務職に向いているの?」という疑問を解消することができます!!

 

この職務適性のデータがあれば「事務職の仕事への適性」をアピールする材料を見つけることができるんだね!

 

②事務職で採用されるためには志望動機が重要

 

続いて2点目ですが、志望動機で他の事務職志望者と差別化する方法があります。

Nちゃんいわく、そもそも事務職を志望する人は「志望動機への回答」がめちゃくちゃ弱いそうです。

 

それはなぜか?

途中でお話した通り、事務職という職種自体に魅力を感じて志望するよりも、事務職だからこその付加価値(残業が少なかったり、力仕事がなかったり等)に魅力を感じて志望する場合がほとんどだからです!

つまり「なんとなく事務職かな」という人が非常に多いということです。

 

まずこうした本音を志望動機として伝える人は速攻で落とされます。論外です。

例えば「残業時間が少なく働きやすいと考えて、事務職を志望しました。」みたいにね。

経営者からすれば、こんなやつは採用したくない。笑

 

よって仕方なく「Excelが得意なので活用したいと考えました」「簿記を勉強しているので、このスキルを活用したいと考えました」といった資格や技術ベースの志望動機を言うそうなんですね。

 

ほとんどの人が上記のような志望動機しか言わないし、“言えない”ので少し工夫するだけで魅力的な志望動機で差別化することが可能とのことです。

非常に納得しました!

 

ではどんな志望動機を言えば、差別化できるのか!

詳しい説明は長くなるので、別記事で解説しましたので合わせてそちらをご覧ください。

 

▼事務職の志望動機の書き方はこちら!

» 事務職の志望動機の考え方&書き方解説!《新卒向け》

 

別記事の内容を抜粋してお話すると、要するに「愛され力」をアピールする志望動機を書くことをおすすめしています!

この「愛され力」とは何かというと、そもそも事務職って特に一般事務であれば、エクセルの入力なんかのスキルは新卒にそこまで重要視していない場合も多いんですよ。

それよりも、事務職として職場にいて明るくなれるような人の方が欲しいものです。

 

特に面接官なんてオジサンが多いので、「スキル」よりも「愛嬌つまり愛され力」の方が評価されるんですよ。これ、社会の現実です。

 

この愛され力をふんだんにアピールした志望動機で、他人と差別化していきましょう。

そうすれば倍率がどれほど高くても問題ないですからね!

 

本日の記事はいかがだったでしょうか!

何度も言いますが事務職は非常に人気の職種です。

しかしだからこそ少しの工夫で、他の大多数と差別化できる。その工夫は本当に少しの努力で達成できることなので、ぜひ実行してみてくださいね!!

 

あなたが事務職としてイキイキと働いている未来が来ることを、心から願っています。頑張りましょうー!!

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。