就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活生から話を聞いていると、「面接が死ぬほど苦手…」という声をよく聞きます。
たしかに、どれだけ質の高いエントリーシートを書いても、面接で評価されない限り、なかなか内定を取ることは難しいですよね。
そこで本記事では、面接が死ぬほど苦手な人が取るべき対処法を5つ紹介します。
僕は「戦略」を考えるのが大好きなので、面接が苦手なあなたに内定を取るための戦略を共有したいと思います。
徹底的に準備ができていれば面接への苦手意識を和らげることも可能です。
面接がいやだと感じている人は、共有する対処法をすぐに実行してみてくださいね!
面接が死ぬほど苦手です。対策などあるのでしょうか?
今回はすぐに取りかかることができる対処法を紹介していくね!
面接が死ぬほど苦手な人が取るべき対処法5選
早速、面接が死ぬほど苦手な人向けに対処法を5つ紹介していきます。
僕が考えるに、面接が苦手な人は以下の行動をすべて取るようにすべきです!
▼転職者向けの対処法は以下
【面接が死ぬほど苦手な人が取るべき対処法】
- 就活エージェントを活用する
- 逆求人型サイトを複数利用する
- 3大質問に対して徹底的に深堀りしておく
- 頻出質問に対する回答を準備しておく
- 答えられない場合のテンプレを用意する
対処法① 就活エージェントを活用する
面接が死ぬほど苦手な人に最もおすすめの対処法は、「就活エージェントを利用する」こと!
就活エージェントとは、面接を元に自分に合った企業を紹介してくれる無料の就活支援サービスです。
就活エージェントは、ただ求人を紹介してくれるだけでなく内定が取れるように選考対策もサポートしてくれます。
つまり、面接対策も行ってもらえるということ!
就活の面接対策において大事なのは、経験を積むことと第三者からアドバイスをもらうことだと僕は考えています。
就活エージェントは就活のプロなので、具体的に役立つアドバイスをもらえるのがメリット。
また、本番と同じような形の模擬面接なども行ってもらえるので、面接が苦手な人が行う対策として最適なんですよね。
「面接が死ぬほど苦手、緊張してしまう」という人は、まずは場慣れすることがなりよりも重要!!
就活エージェントを利用して、面接の場に慣れることから始めていきましょう。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
対処法② 逆求人型サイトを複数利用する
つづいての対処法は、逆求人型サイトを複数利用することです。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録しておくだけで自分に興味をもった企業からスカウトが送られてくるサービスのこと。
「面接が死ぬほど苦手でできるだけ回数を減らしたい」という人にうってつけのサービスです!
面接が苦手な人は、はじめから自分と相性の良い企業の選考だけ受けることで面接の回数を減らすことができます。
とくに逆求人型サイトであれば、いきなり二次面接から!なんてこともあるので面接回数を減らせる可能性が高いんですよね。
逆求人型サイトを利用する上で、大事なことは「手動型の逆求人型サイト」を利用することです。
手動型の逆求人型サイトとは、しっかりと就活生のプロフィールを読んだ上でしかオファーを送れない形式のサイト。
人事がしっかりと手動でオファーを送っているサイトのことですね。
おすすめの逆求人型サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」です!
一つのサイトではなく複数の逆求人サイトを併用することで、出会える企業の幅もグッと広がるのでぜひどちらも利用してみてください。
対処法③ 3大質問に対して徹底的に深堀りしておく
次に面接が死ぬほど苦手な人がすべきは、面接そのものを少しでも得意にすること。
「死ぬほど苦手なんだから得意になれるわけないだろ!」とツッコミを入れたいと思いますが、少し待ってください。
前に以下のようにツイートしたのですが、この方法を実践すれば面接そのものが得意になります。
【選考通過率がマジで2倍になる対策】
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) January 27, 2020
作成した質問の回答に対して、とにかく「なぜ」と“徹底的に”追求しまくること。ただこれだけ。
それに回答できるようにしておけば、面接で何聞かれても回答可能。無双状態突入。
1枚目:完成したガクチカ例文
2枚目:なぜを追求
3枚目:それに回答 pic.twitter.com/hFf7lwJ25L
それに回答できるようにしておけば、面接で何聞かれても回答可能。無双状態突入。
面接でされる質問の多くが「Why(なぜ)」です。
「なぜ」という質問をすることで、相手の考え方や価値観を知ることができるから。
そこで、自分がESに書いた内容に対して「なぜ?」を投げかけて深掘りしていきましょう。
自身のエントリーシートに「なぜ」を徹底追及する
面接って「質問→回答」の繰り返しです。
面接そのものが苦手な人っていうのは「質問されてもすぐに回答が浮かばない」んですよ。
よって、あらかじめ面接官から聞かれるであろう質問を想定して回答を用意しておくのがベストです。
面接で聞かれる質問はさまざまですが、とくにどの企業でも聞かれやすいのが「3大質問」。
3大質問とは、「志望動機・自己PR・ガクチカ」です。
面接が苦手な人は、最低でもこの3大質問に対してはしっかり回答できるよう準備しておくことが大事。
例としてガクチカに「なぜ」と深堀りすると以下のようになります。
1つのガクチカでもここまで事前に深堀りすることができます。
「ここまで深堀りしないといけないの?」と思うかもしれないですが、面接が苦手で死ぬほど嫌いな人こそ、ここまでやってください。
対処法④ 頻出質問に対する回答を準備しておく
面接では当然、エントリーシート以外の質問もされます。
ただ、面接でされる質問はだいたい決まっているんですよね。
これらに対して、事前に自分の頭の中で回答を言語化しておきましょう。
1度言語化さえすれば、再度聞かれた時にスムーズに回答することができます。
(注意点として、言語化した内容を“セリフとして覚える”のはNGです!)
具体的な「面接頻出質問集」は別記事でまとめています。
約4万文字かけて1つ1つの質問の回答のコツや例をまとめている記事なので面接対策の相棒にしてやってください。
対処法⑤ 答えられない場合のテンプレを用意する
5つ目の対処法は、答えられない場合のテンプレを用意しておくことです。
面接が苦手な人は「答えられなかったらどうしよう」「練習していない質問をされたらどうしよう」という不安から苦手意識を持っているのではないでしょうか。
面接ですぐに答えが思い浮かばないと焦ってしまい、余計に言葉が出てこないこともあるでしょう。
そんな時に備えて、事前にテンプレとなる回答を用意しておくのです。
答えられない質問をされたら、少しだけ考えて「すみません!すぐに思い浮かばないので考えておきます!」とシンプルに答えれば良いんですよ!!
「好きなタイプは?」と聞かれて、「うーーーーーーん」と延々に悩む必要はない!
「考えたことなかったからすぐに思いつかない」と回答するのがシンプルですよね。
それと全く同じことです。
質問されていつまでも答えないと面接時間も押してしまいますし、逆にマイナスな印象を与えてしまう可能性もあります。
であれば、事前にテンプレを用意しておいて回答が思いつかない時にはさっと答えられるようにしておくのがベストです。
【転職者向け】面接が死ぬほど苦手な人が取るべき対処法
面接が苦手な転職者の方におすすめなのが、「評判の良い転職エージェントを利用すること」です。
転職を考えている人の中にも「面接って緊張するし苦手なんだよな…」という人は少なくないと思います。
特に転職となると、最後に面接をしたのが数年前なんてこともありますよね。
ただでさえ緊張するのに久しぶりにかしこまって面接を受けると考えると、転職活動が億劫になってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこでプロである転職エージェントに頼るのがいいんですよね。
面接が苦手であることを伝えれば、丁寧に面接対策もサポートしてもらえます。
ただ、転職エージェントに紹介された求人をそのまま受けるのではなく、きちんと「紹介された求人を口コミサイトで調べる」のも大切。
ポイントは必ず親身になってくれる良い転職エージェントを使うことと、口コミサイトで自分でもしっかりと1社1社確認すること。
僕のおすすめの転職エージェントは、20代なら「就職Shop」と「UZUZ(ウズウズ)」です。
(理系出身者であれば「UZUZ理系」で特化する方法も併用すべきです!)
ITエンジニアなどのWeb業界への転職を考えている場合は「レバテックキャリア」が、僕が調べたところの口コミが最も良く、年収が上がる転職ができることが多いです。
以下の口コミにあるように、レバテックキャリアは年収が高いホワイト企業の求人も多いのが魅力です!
大阪希望か、SE続けるか、とかで変わってくるけど俺は今の会社はワークポート使って入った SE続けるならレバテックキャリアもいいかも レバテックキャリアはSE専門 内定は決まらんかったけど同じ求人でもワークポートより年収高い求人多い
— そまゆん (@somaaayu) July 16, 2021
これらの転職エージェントは、オンライン面談にも対応しており、かつ親身な対応として口コミが非常に良いのでおすすめです。
(僕は超大手の転職エージェントを利用したことがありますが、大量の求人を押し付けられるだけだったので微妙でした...)
これら評判の良い転職エージェントの初回面談を受けて連携し、求人を紹介してもらったら、紹介された求人を「openwork」や「ライトハウス」といった口コミサイトで確認してください。
そしてその中で「これは嫌な口コミだな、情報だな」と思うことがあれば、担当者に話して事実確認を進める。
これがシンプルですが、ベストです。
これらの方法をステップごとに以下の記事にてまとめました。
転職で「ブラック企業だけは絶対に避けたい!」という方には絶対に実践してほしい内容なので、ぜひご覧ください!
▼ホワイト企業転職への3ステップ
【転職を5年研究した僕の最適解】"ホワイト企業に"転職するための具体的な方法!
なるほど。徹底した事前準備と場慣れが重要なんですね!
まさにそのとおり。「これだけやれば大丈夫だろう」と苦手意識が薄れるほど準備と練習ができていれば、面接本番の緊張も和らぐはずだよ。
面接が死ぬほど苦手と悩む人の特徴
ちなみに面接が死ぬほど苦手と悩んでいる人、めちゃくちゃ多いです。
僕は過去に就活生に対して、無料でマンツーマンで相談を聞く機会を設けていました。
その時に「面接が苦手すぎて困っています」という悩みをよく聞いた。
そんな面接が死ぬほど嫌いという人には共通点となる特徴が大きく2つありました。
特徴① 他人からの目を気にしすぎている
まず面接が苦手な人は、やっぱり「対人関係が苦手」という人が多いです。
そしてなぜ対人関係が苦手なのかを深堀りした時に分かるのは、他人の目を気にしすぎているということ。
「これを言ったらどう思われるかな」「この行動を取ったら嫌われるかな」などなど、他人の目を中心に生きている感じです。
かくいう僕も、サラリーマン時代は本当に他人の目を気にして生きてました。
とにかく人に気を遣ってばっかりいたんですよね。
他人は自分を見ていない
そんな僕も今ではあんまり他人の目を気にしません。
そうなれたのは「他人は自分のことを見ていない」という事実を知ったからです。
例えば、駅でイチャイチャしてるカップルがいたとします。
その瞬間は「やばいやつおる...」と思うでしょう。
でも5分後どうでしょうか?
あなたはそのカップルの顔を覚えていますか?
ましてや、そんなカップルがいたことをまだ意識していますか?
そうなんですよ。
人は他人のことなんてほとんど気にしてないんですよ。
髪を切ったことをめちゃくちゃ意識しているのは自分だけ。
その証拠にあんまり気づいてもらえないでしょ?
自分のことを見ていないなら、そもそも気にするのがバカらしいじゃねえか!!
と、これが僕が他人の目を気にしなくなった理由です。(完)
特徴② 失敗したらどうしようと過剰に思う
次に、「失敗したらどうしよう」と過剰に思っている人が多いです。
やっぱりそうなると面接が苦手になって当然ですよね。
「面接で全然答えられなかったら...」「変な印象を持たれたら...」「途中で無言になってしまったら...」と過剰に失敗を恐れていると、当然苦手になってしまう。
そもそも「面接不安だな」という不安は準備不足から生まれます。
これは僕の実体験ですが、大学で研究を発表する時の話。
1回目の発表は全然準備しないでのぞみました。
「大丈夫かな、ちゃんと発表できるかな...」とめちゃくちゃ不安だったんですよね。
一方で2回目の発表ではしっかりと準備しました。
「何を話すのか」を明確化して、発表の練習も数回した。
すると1回目と比較して、圧倒的に不安感がなくなった。
このように不安は準備不足によって生じます。
「面接が死ぬほど苦手」だって人は、面接に対してめちゃくちゃに不安感を覚えると思うのですが、その原因の1つは準備不足です。
よって、事前に「なぜ」を追求し頻出質問を押さえた上で準備だけは万全にしておく。
これが面接が死ぬほど苦手な人が取るべき行動だと僕は思います。
たしかに準備不足だと余計に緊張しますね。
「失敗したらどうしよう」と思ううちは準備不足。「ここまでやったら失敗する確率の方が低いな」と思えるほど徹底的に準備しておこうね!
面接がボロボロでも受かる可能性はある
面接が死ぬほど苦手だと感じている人は、苦手意識から面接後に「またうまく喋れなかった」と落ち込むことも多いのではないでしょうか。
しかし、自分では面接がボロボロだったと感じていても受かることも少なくありません!
ですので、終わった面接をいつまでも振り返って落ち込む必要はないですよ。
面接を振り返って落ち込むとどんどんマイナス思考に陥ってしまい、その後の面接にも影響が出てしまうこともありますからね。
それでも悔いが残るのであればやれることを全て行ってみましょう。
以下の記事で「面接がうまくいかなかった」と感じた時の挽回方法を共有しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自分ではうまくいかなかったと思っても受かることもあるんですね。
そうだよ!だからいつまでも終わった面接のことで落ち込み続けるのは無駄なんだ。振り返ることは大事だけど、マイナス思考に陥らないよう気持ちは切り替えようね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
少しでも面接の苦手を克服するための気付きがあったでしょうか。
「苦手だから嫌だ」とできない理由だけを言っていては成功確率は低いまま。
面接が死ぬほど苦手な人ほど、不安が薄れるまで徹底的に準備してください。
ただ、一人で面接に備えようと練習してもなかなか緊張や不安は拭えないでしょう。
心に余裕を持たせるためにも、プロである就活エージェントに面接対策を行ってもらうのが最もおすすめですよ。
面接が苦手な人は必ず利用してくださいね!
ちなみに、この記事を読み終わったら「面接でおすすめの逆質問ランキング【1位〜20位】|評価される逆質問は?」も読んでみてください。
面接で企業への熱意を伝えるためにも、逆質問は必ず用意しておきましょう。
質問がないと「うちに興味ないのかな?」と思われてしまいますからね。
面接での受け答えがうまくいかなかったと感じても、最後の逆質問で良い印象を残せれば評価してもらえます。
面接が不安な人は、事前に必ず読んでおいてください。
では最後に本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- 面接が死ぬほど苦手な人は「就活エージェントを活用する」「逆求人サイトを複数利用する」「3大質問に対して徹底的に深掘りしておく」「頻出質問に対する回答を準備しておく」「答えられない場合のテンプレを用意する」の5つの対処法は必ず行うべき。
- 他人からの目を気にしすぎる人や失敗を過剰に恐れる人は面接に苦手意識を持っていることが多い。
- 面接がボロボロだと自分で感じていても受かる可能性もある。