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【短所で緊張しやすいことの例文3選】面接で緊張しやすいはどう伝える?

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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今回の記事では、緊張しやすいを短所として語る方法をバシッと解説します!

(OK・NG例文やポイントだけでなく、質を高める秘策まで共有するよ!)

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

就活や転職活動の面接で頻出の質問に、長所や短所があります。

長所は自分のよい部分なので比較的考えやすいですが「緊張しやすい」などの短所は自分の弱みなので正直に伝えてよいか悩む人が少なくありません。

 

ただ結論、僕は自分の弱みである短所こそ正直に伝えるべきだと考えています。

短所の対策として一般的には「長所に言い換えましょう」などといわれますが、個人的には断固反対の立場なんですよね。

 

この記事では、緊張しやすいを短所としても問題ない理由やOK/NG例文・短所の回答の質を高める秘策を紹介します。

短所を聞く企業側の意図や緊張しやすいを短所とする際の注意点まで共有するので、同様の弱みを持つ人はぜひ最後までご覧ください!

 

たしかに短所の伝え方って悩みますね。

ネガティブな部分だからこそ難しいよね。ただポイントを押さえれば上手な伝え方がマスターできるので、ぜひ最後まで読んでね!

「緊張しやすいこと」を短所として伝えても問題ない理由

 

冒頭でもお伝えしたとおり、僕は短所は正直に伝えてOKと考えています。

よって緊張しやすいことを短所とする人も、面接官に隠さず共有したほうがよいかと。

 

ただ、これだけではなぜ正直に伝えるべきかがわからないですよね。

そこで最初の章では、まず僕が上記のように考える理由を共有していきます。

 

【緊張しやすいを短所として伝えても問題ない理由】

  • そもそも短所は正直に語るべきだから
  • どんな人にも何らかの短所があるから

 

理由① そもそも短所は正直に語るべきだから

 

大前提として、僕は短所は正直に語るべきと考えています。

短所を無理に長所に言い換えて伝えると、自分を偽った状態で高評価を受けてしまい、本当は相性が悪いような企業に入社しかねません。

 

短所を長所化すると面接の場ではうまくいくかもしれませんが、長い目で見ると自らミスマッチが起こる可能性を高める恐れがあるんですよね。

よって適性のない会社に入るのを防ぐためにも、自分の弱みをありのままさらけ出して、相性の悪い会社はふるいにかけておくべきなんです。

自分の身を守るために、短所はむしろ正直に伝えるべきといえるわけですね。

 

就活中ってどうしても不安ですし、とくに内定が1つもない状態だと選考通過率を高めるための方策ばかり考えがちです。

でも本質を考えると「就活の成功=自分と相性のよい会社に入ること」なので、ゴールに対して適切な行動を選択することが大切ですよ。

 

理由② どんな人にも何らかの短所があるから

 

2つ目の理由として、短所があるのは当たり前ということもあります。

自分の短所となると否定的に捉えがちですが、弱みとはいえあくまで自分の特徴の1つなのでネガティブに考えすぎる必要はありません。

 

全員が全員緊張しやすいわけではないですが、逆にほかの人も自分にはない別の弱みを持っているものですからね。

よって「緊張しやすい」が短所の人は、それを正直に伝えたら大丈夫ですよ。

 

ただ注意点として、何となくで自分の短所を決めていたら危険かもしれません。

緊張しやすい以外の根深い弱みがあるのに自己認識できていないと、面接時に相手に伝えられずミスマッチにつながる可能性がありますからね。

 

感覚的に自分の短所を決めていた人は、じっくり自分と向き合う時間を設けた上で弱みを整理しておくとよいでしょう。

一般的によくある短所は以下の記事でまとめているので、自分の弱みを整理する際にはぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

ミスマッチ防止のためにも自己分析の徹底は必須

短所は適性を判断する貴重な材料になるので、正直に伝えるべきと共有しました。

一般論が必ずしも正解ではないので、目先の通過率だけを重視せず、本質的な自分のゴールから逆算して行動を選択することが重要です。

 

ただこの観点で考えると、前提として自分の短所を的確に認識しておくことが必須。

自分の短所を誤って認識していると、無意識的にでも自分を表す人柄や性格を伝えられず、ミスマッチにつながる可能性がありますからね。

 

よってミスマッチを防ぐためにも、深く自己分析しておくことは非常に重要です。

とはいえ、自己分析のやり方がわからず中途半端になっている人は多くいます。

そこで就活攻略論では、独自に作成したテンプレートを用いる8ステップの自己分析方法を紹介しています。

 

▼自己分析シートの完成例

 

具体的なやり方に関しては、ここで説明すると長くなってしまうので、別の記事でマンガを用いてわかりやすく解説しました。

短所以外の回答の質を高める上でも自己理解の深さは必須なので、これまで感覚的に自己分析していた人はぜひ一読してみてください!

 

自己分析シートも、以下の記事経由で無料でダウンロードできます!

 

\自己分析のやり方をどこよりもわかりやすく解説!/

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たしかに長所に言い換えることで高評価を受けて入社できても、働き始めてから短所が原因で苦労する可能性がありますね。

まさにそのとおりなんだよね。すぐに辞めたくなってしまうのは自分にとっても損だから、自分の弱みだからこそ短所は正直に伝えるべきなんだよ。

「緊張しやすいこと」を短所とする際の回答例文3選

 

次にこの章では「緊張しやすい」を短所とする際の回答例文を紹介します。

短所は正直に伝えたほうがよいと理解できても、いざ回答を考えるとどんな語り方がよいか疑問に感じるものですよね。

 

ここでは、3パターンにおける例文を用意しました。

参考までにNG例文も作成したので、順に見ていきましょう。

 

【緊張しやすいを短所とする際の回答例文】

  • 初対面の人と打ち解けるのに時間がかかる
  • 発表会などの場が苦手
  • 多くの人が集まる場でうまく話せないことがある

 

例文① 初対面の人と打ち解けるのに時間がかかる

 

【例文】

私の短所は、緊張しやすいところです。初対面の人と打ち解けるのに時間がかかりやすく、サークルなどの新たなコミュニティに所属するときは、気兼ねなく話せるようになるまで3ヶ月〜半年ほどかかりました。

しかし会社に入ると初対面の方と接する機会は多々あると思うので、社会人として組織に貢献するためにも改善する必要があると課題に感じています。

よって最近では、新たなサークルや趣味に関わるグループに積極的に参加するなど初対面の人と会う機会が増えるように行動を起こし、場数を踏むことで改善しようと現在取り組んでおります。

 

短所の答え方は、上記のように「正直に短所をズバッと+具体的なエピソード+改善策を実施している」の流れがよいと考えています。

僕自身が現役の就活生のころも、この構成で短所を伝えていました。

 

この例のようにコミュニケーション能力が乏しい人も、課題意識があること・改善に向けた行動を起こしていることを伝えると好印象なはずです。

短所を無理やり長所化すると改善策などを語ることはできないので、差別化の意味でも理にかなった構成といえますね。

 

例文② 発表会などの場が苦手

 

【例文】

私の短所は、緊張しやすいところです。発表会などの場が苦手で、大学の学会発表のときには緊張して自分の考えをうまく伝え切れないことがありました。

しかし、社会人にとって自分の考えを適切に伝えることは必須の能力だと思いますし、周囲に迷惑をかけないためにも改善する必要があると感じています。

よって最近では、発表会など自分の意見を他者に伝える際はほかの人の5倍くらい準備をするなど、事前に圧倒的に入念な準備をしておくことで改善しようと現在行動しております。

 

この例でも、前述と同様の構成にて回答を作成しました。

やはり自分の短所に問題意識を持っていることを語るだけでも、改善する気持ちが伝わるのでマイルドな印象になりやすいかと。

 

最後に語る改善案としては、最初に説明した失敗談を再度繰り返さないような対策になっているかどうかも大切ですね。

全体の論理が通っていると面接官もスムーズに理解してくれるはずなので、細かい部分ですが意識しておくとよいでしょう。

 

例文③ 多くの人が集まる場でうまく話せないことがある

 

【例文】

私の短所は、緊張しやすいところです。多くの人が集まる場でうまく話せないことがあり、たとえば大学の講義でクラス全員の前で話すときには、緊張して自分の意見を適切に伝えられないことがありました。

しかし、社会人になってからも多くの人が集まる場で自分の意見を伝える機会は多々あると思いますし、現在よりも改善する必要があると感じています。

よって最近では、大勢の前で話すときこそスピードを落として伝えることを意識し、ゆっくり話すことを徹底することで精神的な余裕が生まれるようにしようと改善に向けて行動しております。

 

3つ目の例では、大学の講義時の失敗談を具体例として採用しました。

冒頭部分では結論となる短所だけを伝える人もいますが、それだけだと面接官にイメージが伝わりにくいので、やはり具体例を添えるべきですね。

 

具体例ではイメージを膨らませられるかが重要なので、規模などの大きさではなく結論部分との相性を重視するといいです。

日常的なことでまったく問題ないので、どんなエピソードを語ったら面接官に伝わりやすいかを考えてみるといいですよ。

 

NG例文

 

【NG例文】

私の短所は、緊張しやすいところです。初対面の人と話すのが苦手で、人前で自分の意見を求められるとうまく自分の考えを伝えられないことがありました。

しかし、緊張しやすいという自分の特徴を理解できているからこそ、新たな人付き合いは避けるなどの対策も考えて取り組めております。

御社に入社することができた暁にも、このような日々発生する問題に対して適切な対策を打ち続け、自分の力を発揮して利益拡大に貢献できるように尽力します。

 

NG例文では、対策としてネガティブな内容のものを採用しています。

「緊張しやすい」を改善するのではなく、「緊張しやすいことを踏まえて、新たな人付き合いを避けている」というのは微妙すぎますよね。

 

問題意識があることを伝えるのは大切ですが、その上で改善策を伝えるときにはポジティブな対処法を選ぶのがマストです。

改善策を考える際には、上記のNG事例も参考にしてみてくださいね。

 

短所をイメージできる具体例があると、面接官も話を理解しやすそうですね。

加えて対策まで述べると好印象を与えられるはずだよ。少なくともネガティブな印象はマイルドにできるから、僕が考える構成をぜひ参考にしてみてね!

短所の回答の質を高めたいなら模擬面接をこなすべき

 

続いて本章では、短所の回答の質を高める方法を共有していきますね。

結論、短所の質を高めたいなら模擬面接をこなして場数を踏むのがおすすめです。

 

短所に限らず、面接本番に臨む前に大枠の回答を考えておくのはよいことです。

でも事前に回答を考えていても、面接の場に慣れていないと本番で自分の力を出し切れないことが多々あるんですよね。

そこで対策として有効なのが、模擬面接によって経験を積むことです。

 

ただ模擬面接は面倒に感じるものですし、こなしたほうがいいとは思っていてもいい感じの相手がいなくて諦めている人が大半なんですよね。

そこで僕がおすすめしたいのが、無料で活用できる就活エージェントです。

 

就活エージェントとは、完全無料ながら次のような支援をしてくれるサービスのこと。

(転職者の方におすすめのサービスは「転職者は転職エージェントを活用して面接対策するのがおすすめ」で共有しています!)

 

【就活エージェントのサービス内容】

  • 就活相談
  • 自分に合った求人の紹介
  • 選考支援(ES添削や面接対策)
  • 企業との面接のセッティング
  • 面接後のフィードバック共有

 

 

前提として、就活生の内定獲得に必要なことを幅広く支援してくれるサービスですね。

そして面接対策も当然サポート内容に含まれており、模擬面接をお願いすると無料ながら丁寧に対応してくれるんです。

 

しかも相手は就活支援に特化して仕事をしているプロで、過去の支援経験を踏まえてこちらの回答にも的確なアドバイスをくれるんですよね。

よって短所に限らず、面接本番前に考えておいた頻出質問への回答をブラッシュアップする意味でも利用価値が高いと僕は考えています。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

僕はこれまで50以上の就活エージェントを見てきました。

そんな僕が今就活生なら、まずは「ミーツカンパニー就活サポート」と「LHH就活エージェント」に登録します。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

就活エージェント自体は数多くあり、上記より知名度が高いものも存在します。

ただ知名度と質は必ずしも比例しないので、僕は上記2つのように利用者の口コミが優れているものに登録すべきと考えているんですよね。

2つともオンライン対応で、全国の就活生が使える点も押しポイントです。

 

ちなみに、就活エージェントは3つ以上を同時に利用すべきです。

エージェントの利用価値って担当者の質に左右されやすいのですが、複数利用したほうが相性がよい人・微妙な人を見極めやすくなるんですよね。

 

▼就活エージェントを複数併用すべき理由

 

上記の2つ以外におすすめの就活エージェントは別記事でまとめました。

ほかの選択肢も知った上で登録先を決めたい人は、ぜひあわせてご覧くださいね。

 

 

模擬面接はやったほうがいいんだろうなと思いつつも、まさにお願いする相手がいなくて諦めていましたね…。

僕自身も現役時代に似たことを思ったし、ほかの就活生を見ていても同様だよ。エージェントは模擬面接の相手として最適だから、無料だしぜひうまく活用してみてね!

そもそも短所を聞く企業側の意図とは?

 

次にこの章では、短所を聞く企業側の意図を共有していきます。

面接官は何となくで質問を繰り返しているのではなく、何らかの意図を持っています。

 

ゆえに回答を通じて高評価を得たいなら、質問をする側である企業側の意図を把握しておくことも大切です。

短所の質問では大きく3つの意図が考えられるので、順に確認していきましょう。

 

【短所を聞く企業側の意図】

  • 業務に支障が生じる短所がないか確認したい
  • 問題解決能力があるかを探りたい 
  • 自分を客観視できているか確認したい

 

意図① 業務に支障が生じる短所がないか確認したい

 

1つ目の意図は、業務に支障が生じる短所がないか確認すること。

どんな仕事でも、成果を出すのに必要な能力・成果を出す上で相性が悪い特徴などは存在します。

よって短所を質問することで、募集職種で相性が悪い特徴をピンポイントで持っていないかどうかを確認しているわけですね。

 

具体例をあげると、対人でのやり取りが多い営業職や接客業では、コミュニケーション能力はマストで必要になります。

そして同職種で人材が募集されているとき、初対面の相手と話すのが苦手な人がいたら、相性が悪いと判断されるケースがあるイメージですね。

 

企業側もミスマッチは避けたいと考えているので、だからこそ選考時に適性のなさそうな人は候補から省いているわけです。

応募者からすると、志望度が高い会社であれば不安に思うものかもしれません。

ただ、仮に相性が悪い会社に合格してもすぐに辞めたくなる可能性があるので、自分のことを考えてもやはり短所は正直に伝えるべきですね。

 

意図② 問題解決能力があるかを探りたい

 

問題解決能力があるかどうか探る意図もあるでしょう。

社会人になると、基本的には何らかの問題に対処し続けることになります。

ある意味で、問題解決を繰り返すことが社員の仕事でもありますからね。

 

よって企業側は、面接全体を通して問題解決能力の有無を探っているわけです。

その点、短所は問題解決能力を探る上で相性がよいんですよね。

短所は生まれもった特徴なので弱みを持つのは自然なことですが、改善できる要素ではあるので人によって向き合い方に差が生まれやすいんです。

 

つまり短所を聞かれたら単に結論を語るのではなく、問題意識があること・改善に向けて行動していることを伝えるのがよいかと。

前述の例文でもすべて含めていましたが、上記の企業側の意図を考慮すると、やはり改善策などは必須で語るべきといえますね。

 

意図③ 自分を客観視できているか確認したい

 

3つ目に、自分を客観視できているか確認する意図も考えられます。

仕事を円滑に進めていくには、自分を客観視する能力が欠かせません。

仕事は自分ひとりでは完結しないので他人の意見も反映する必要がありますし、上司や同僚ともうまく関係を築いていく必要があるんですよね。

 

そして短所は、そもそも自分を客観視できていないと答えられない質問です。

短所はほかの人と比べたときに自分の弱みとなる部分なので、客観的に自分を見る意識がないと明確化できないですからね。

 

自己理解が浅い人は、この自分を客観視することが苦手な印象もあります。

「客観視は得意ですか?」と直接聞かれる質問ではないですが、面接では細かい部分の印象も見られているので意識しておくといいですよ。

 

たしかに企業側の視点を持っておくと、好印象を与えられるような回答も考えやすくなりそうですね。

そうなんだよね。短所に限らずどんな質問でも企業側は何らかの意図を持っているから、相手の立場を想像する意識は常に持っておくといいよ。

「緊張しやすいこと」を短所として語る際のポイント

 

続いては「緊張しやすい」を短所として語る際のポイントを紹介します。

ここまでの解説と重複する内容も含みますが、短所の回答を考える際には間違いなく意識しておくべきポイントばかりですね。

 

いずれも簡潔に紹介するので、ぜひさくっと目を通してみてください!

 

【緊張しやすいを短所として語る際のポイント】

  • 短所をイメージできるような具体例を交える
  • 改善策を実行していることも同時に伝える
  • 無理に長所に言い換えて伝えようとしない 

 

ポイント① 短所をイメージできるような具体例を交える

 

短所を回答する際は、失敗談などの具体例も交えてください。

「私の短所は緊張しやすいことです」とだけ伝えても、具体的にどんな感じで影響があるのかイメージが難しいんですよね。

 

「緊張しやすい」でいうと、初対面の相手と話すのが苦手・大勢の前で自分の意見を伝えるのが苦手など、いくつかの種類が想定されると思います。

よって具体例を提示することで、面接官にイメージしてもらう必要があるわけです。

 

【緊張しやすいをイメージできるような具体例】

  • 新たなサークルに所属するとき、気兼ねなく話せるまでに3ヶ月〜半年かかった
  • 大学の学会発表のとき、緊張して自分の考えをうまく伝え切れなかった
  • クラス全員の前で話すとき、緊張して自分の意見を適切に伝えられなかった

 

前述の回答例文では、上記のようなエピソードを交えていました。

 

短所は自分にとってネガティブな部分なので、詳細に伝えたくないかもしれません。

でも面接では説明能力の高さも見られているので、具体性に欠けた回答をすることでもマイナス評価につながる恐れがあるんですよね。

 

ボリューム自体は、さらっと1文で伝えるくらいで問題ありません。

短所を語るときは、自分の特徴をイメージできるような具体例を添えましょう。

 

ポイント② 改善策を実行していることも同時に伝える

 

単に短所を語るのではなく、改善策も同時に伝えることが大切です。

これは何度も繰り返し伝えているので、重要性はきっと理解できていますよね。

 

社会人には問題解決能力が必須であり、自身の弱みである短所とどう向き合っているかを伝えるとこの能力をアピールできます

例をあげると「初対面の人と会う機会が増えるように行動を起こし、場数を踏むことで人見知りを改善している」などですね。

 

短所を長所に言い換えて回答すると、この改善策は語れません。

だからこそ短所は正直に語り、問題意識を持っていること・改善策を実行していることを伝えると差別化にもなるのでおすすめですよ。

 

ポイント③ 無理に長所に言い換えて伝えようとしない

 

3つ目に、短所を無理やり長所化しないことも重要ですね。

ある意味で自分を偽ってよく見せて内定をもらえても、実際の相性が悪かったときにミスマッチが起こるからです。

内定獲得という目標に対しては合理的ですが、本質的なゴールを考えると結果的に自分が損する可能性があるわけですね。

 

そもそも、短所をどのように捉えるかは企業によって異なります。

よって応募者は企業が適性を判断するための材料を正直に伝えて、正当な評価を受けて内定獲得を目指すのが理想的なんですよね。

 

応募企業にとって悪影響がない短所であれば、自分の弱みをネガティブに捉えられることもまずないはずです。

一般的にいわれる「短所は長所に言い換えて伝える」が必ずしも正しいとはいえないので、本質を考えて自分の行動を選択するようにしましょう。

 

もちろん僕の考えが絶対でもないけど、一般論が必ず正解でもないよ。ぜひ本質的なゴールを意識して、自分がどのように回答すべきかを考えてみてね。

転職者は転職エージェントを活用して面接対策するのがおすすめ

 

この章では、転職者の方に向けて回答の質を高める方法を共有します。

結論、転職者は転職エージェントを活用して模擬面接の場数を踏み、短所の回答をブラッシュアップするのがおすすめです。

 

転職エージェントとは、転職希望者の内定獲得を全般的に支援するサービスのこと。

就活生向けの就活エージェントに対して、転職者用のサービスと理解すればOKです。

具体的には面接対策に対応しているので、本番前に経験を積んだり回答をブラッシュアップしたりする上で非常に有用なんですよね。

 

もし僕が転職希望者だとしたら、20代なら「就職Shop」と「UZUZ(ウズウズ)」を利用します。(理系出身者であれば「UZUZ(理系特化)」を併用するかと。)

ITエンジニアやWeb業界への転職希望者であれば「レバテックキャリア」一択ですね。

 

上記は利用者の口コミが優れていてサービスの質が高く、すべてオンライン対応なので全国どこからでも利用できます。

もっと知名度が高い転職エージェントも存在しますが、知名度と質は必ずしも比例しないので、やはり口コミ重視で選ぶことが大切ですね。

 

僕が考える転職を成功させるコツは、以下の記事でもまとめています。

「ホワイト企業の内定を得る」という視点でポイントを共有しているので、興味のある人はぜひあわせてご覧くださいね。

 

 

転職市場に精通したプロが相手をしてくれるからアドバイスも的確だよ。自分ひとりで考えた回答は客観性が不足しやすいから、意見をもらう相手としても有用だね!

「緊張しやすいこと」を短所として語る際の注意点

 

次にこの章では「緊張しやすい」を短所として語る際の注意点を紹介します。

基本的なことですが、マイナス評価を避けるには絶対に押さえておくべきですね。

 

意外と無意識で守れていない人もいるので、ぜひ頭に入れておいてください。

 

【緊張しやすいを短所として語る際の注意点】

  • 長所と矛盾が生じないようにする
  • ネガティブすぎるエピソードは語らない 

 

注意点① 長所と矛盾が生じないようにする

 

短所を語る際は、長所と矛盾が生じないように注意しましょう。

矛盾があると長所の内容にも疑問を持たれますし、話に一貫性がないと思われて低評価につながる可能性が高いからです。

 

緊張しやすいを短所とする場合は、ここぞという場面に強い・初対面の人とすぐ打ち解けられるなどは違和感があるかもしれません。

純粋に反対のような内容を長所と短所に採用しないことが大切ですね。

 

短所と長所を別個のものとして考えていると、こうした矛盾が起きやすいです。

面接では全体を通しての一貫性も重要になってくるので、長所だけに限らず回答に矛盾が生じないように意識しておきましょう。

 

注意点② ネガティブすぎるエピソードは語らない 

 

具体例として、ネガティブすぎる失敗談を語らないことも大切です。

短所のイメージを膨らませてもらうために具体例を提示することは大切ですが、内容によってはマイナス評価に直結する可能性もあるんですよね。

 

例をあげると「人前で話す場面で成功したことがない」「初対面の人と仲良くなることは諦めている」などのエピソードですかね。

もちろん捉え方は人によって異なりますが、上記のような内容はネガティブすぎてやはり印象はよくないかと思います。

 

基準は曖昧ですが、面接官の立場を想像すると程度を判断しやすくなるかと。

具体例として伝える失敗談を考えるときには、ぜひ上記も考慮してくださいね。

 

面接全体で回答に矛盾があると、たしかに嘘をついているような印象を受けますね。

まさにそうなんだよね。少しの違和感があまりよくない評価につながるものだから、全体の一貫性を意識することも大切だよ。

補足:緊張しやすい人が抱かれやすいイメージとは?

 

最後に本章では、緊張しやすい人が抱かれやすいイメージを紹介します。

マイナス評価に直結するようなエピソードを語らないためにも、自分の弱みに対する一般的な見られ方を知っておいて損はありません。

 

【緊張しやすい人が抱かれやすいイメージ】

  • 円滑にコミュニケーションできない
  • 大事な場面で力を発揮できない
  • マイナス思考で空回りしてしまう
  • 人前に立って行動することが苦手

 

たとえば上記のような内容を長所として語ると、仮に事実であっても短所との矛盾が起きやすいので注意が必要ですね。

 

自分の特徴に関することは、自分にとっては当たり前でうまく認識できないものです。

面接の場で的はずれな回答をしないためにも、自分が持つ特徴に対して世間がどんな印象を持っているかも認識しておきましょう。

 

独りよがりな意見を語らないためには、自分を客観視しておくことが大切。周囲からどんな視点で見られているかは、常に意識しておくといいよ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

緊張しやすいを短所としても問題ない理由やOK/NG例文、短所の回答の質を高める方法などについて網羅的に解説しました。

 

自分と相性の悪い会社に入らないためにも、短所は正直に伝えるべきです。

どうしても通過率を重視する気持ちも理解できますが、本質的な就活のゴールを意識して回答を考えることが大切ですよ。

 

短所を質問する企業側の意図も意識しておけば、マイナス評価に直結するような回答はまず避けられます。

就活・転職エージェントを活用して模擬面接の場数をこなし、ぜひ自分が心から納得できる企業の内定獲得を目指してくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【長所一覧表】30の長所と“それぞれのアピール方法”を解説!」も読んでみてください。

短所と同じく高頻度で質問される長所について、就活生・社会人がアピールできる強みを30個まとめています。

 

面接全体で矛盾を生まないためにも長所と短所はセットで整理しておくとよいので、長所がまだ明確化できていない人はぜひあわせてご覧ください。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 自分を偽って高評価を受けてもミスマッチにつながるので、短所は正直に伝えるとよい。
  • 自分の短所を正確に認識するには、自己理解を深めることが必須である。
  • 短所の質を高めたいなら、模擬面接で場数を踏み回答をブラッシュアップするとよい。
  • 面接で好印象を与えたいなら、質問をする企業側の意図を意識しておくべきである。
  • 面接全体で矛盾が生じないように、ほかの回答との一貫性も意識することが大切である。