就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
面接でたまに聞かれるのが「誰にも負けないことはありますか?」という質問。
長所や特技に似ている質問ですが、“誰にも負けない”と若干ニュアンスが違うので、戸惑う質問ですよね。
面接を攻略する上で重要なことは「質問される頻度が高く、とっさに答えにくい質問は事前に考えておくこと」です。
もちろんセリフとして覚えておく必要はありません。
今回の場合なら「自分なら◯◯は誰にも負けないと自信を持って言えるかもな!」という程度で考えるだけで良いんですよね。
本記事では誰にも負けないことを考える発想法から、面接での回答方法、回答例文まで網羅的に解説していきます。
回答が難しい質問だからこそ、事前に対策しておきましょうね!
誰にも負けないことは何ですか?といきなり聞かれると、回答が難しいですよね。
そうだよね。そこまで自分の強みに自信を持っている人は少ないから、事前に考えておくべき質問の1つだね。
- 面接で誰にも負けないことを聞かれる理由【質問意図】
- 「誰にも負けないことがない」という場合の対処法
- 「誰にも負けないこと」の面接での回答方法
- 「誰にも負けないこと」の面接での回答例文【例文5選】
- 「誰にも負けないこと」のESでの書き方
- 「誰にも負けないこと」の回答に関する注意点
- 本記事の要点まとめ
面接で誰にも負けないことを聞かれる理由【質問意図】
まずは「なぜ面接官が誰にも負けないことを聞いてくるのか」を把握しましょう。
どんな質問を攻略する上でも、まずは面接官の質問意図を明確化してそこから逆算することが重要となります。
(僕が就活生の時も、とにかく全質問に対して徹底して質問意図を考えるようにしてましたね!)
では、誰にも負けないことの質問意図を考えてみますか。
僕が考えるに、面接官の質問意図は大きく3つあります。
【誰にも負けないことの質問意図】
- その就活生の1番の強みが何か知りたい
- その強みを自社で活かせるのか判断したい
- 自分の強みをしっかりと自己分析できているか確認したい
①その就活生の1番の強みが何か知りたい
面接官は大量のエントリーの中から、採用する人を選ぶ必要があります。
人気企業になればなるほど、その作業ってめちゃくちゃ大変。
就活生からしたら、面接官はその人だけ。
しかし、面接官からしたら就活生は大量にいるのです。
(要するに選考は非常に労力がかかる作業だと理解しておいてください)
そんな大変な作業です。
もしあなたが面接官だったら、手っ取り早く就活生1人1人の個性を知りたいと思いますよね。
その中でも特に誰にも負けないことというのは、「最大の強み」とも言えます。
そんな最大の強みをまずは手っ取り早く把握したい。
そして「この就活生はこんな子だったな」と後で思い出せるようにしておきたいという狙いがあるのです。
②その強みを自社で活かせるのか判断したい
その就活生の特徴となる、誰にも負けないことを聞いたら、それが「自社で活かせるのか」を判断する必要があります。
例えば、誰にも負けないことが「明るさです」という就活生がいたとしましょう。
しかしその企業で働いている人は、全員真面目で大人しい性格。
明るい人とは合わない企業なら「自社とは合わないかも」と判断できますよね。
「その就活生の特徴を知る→自社との適性の判断」
このプロセスを実行するために、誰にも負けないことを聞いてくるのです。
③自分の強みをしっかりと自己分析できているか確認したい
それと最後に「誰にも負けないことをすぐに答えられるほどに自己分析できているのか?」という確認をしたい意図もあります。
そもそも自己分析ができていない場合、エントリーシートに書いたことや面接で伝えていることが真実かどうか分からないですよね。
自己理解できていないで適当に回答している可能性があります。
一方で、自分のことを深く理解した上で、「その会社が合うと考えてエントリーしました」という人の方がミスマッチが起こりにくいと判断できますよね。
「深い自己理解」があって、初めて「正しい企業選び」ができるので、そもそもの自己理解ができていない人を企業は嫌うのです。
なるほど!誰にも負けないことを面接で聞いてくる理由は「素早くその就活生の強みを知る」「その強みが自社に合っているか確認する」「そもそも自己理解ができているのかチェックする」という3つの目的があるんですね。
まさにそのとおり!こうして質問意図が理解できれば、その質問の回答の重要性が理解できるよね。
「誰にも負けないことがない」という場合の対処法
この記事では読んだ皆さんが「誰にも負けないこと」を回答できるようにするのが目的です。
ですが、多くの就活生は「そもそも誰にも負けないことなんてないんですけど!」と悩んでいるでしょう。
僕が大学生の時、いきなりこの質問をされても「あ、、、ありません。」となったことは間違いありません。
誰にも負けないことを知るのに役立つ適性検査
そんな時に僕が使ったのが「適性検査」でした。
適性検査は質問に回答することで、自分の性格を洗い出してくれるツールですね。
僕は自己分析の一環として利用したのですが、自分の強みを明確化するのに非常に役立ちました。
特に「キミスカ」が無料会員向けに提供する適性検査がダントツで良かったです。
(僕は20以上の適性検査を試したことがあるのですが、最も良いです)
キミスカの適性検査結果の中で、強みの把握に役立つのが「人物像に関するコメント」ですね。
以下のデータは僕の友人の検査結果です。
例えば「身体面は神経が太くストレスで体調不良になりにくく...」 という一文がありますよね。
これを参考に「誰にも負けないこと=神経の太さ」とすることができます。
企業にとってストレス耐性が高い人材は喉から手が出るほど欲しいもの。
これはめちゃくちゃ良いアピール材料になりますよ!
キミスカの適性検査の受験方法
このキミスカの適性検査は就活生は無料で受験可能です。
所要時間も15分ぐらいなので、手軽に受けることができるのも魅力です!
【キミスカの適性検査の受験方法】
- 「キミスカ公式サイト」にアクセスして卒業年度から会員登録をする(無料)
- 会員登録後にマイページ内の「適性検査」をクリック
- 適性検査を受験して完了させる
- マイページから適性検査をもう一度クリックで閲覧可能
ちなみに「誰にも負けないこと」 は最初に伝えた通り「最大の強み」と言い換えることができます。
「誰にも負けないことがない」と悩んでいる人は、そもそもの自己分析がまだ足りていないんですよね。
別記事にて、自己分析のやり方をマンガで解説しています。
ぜひこの記事と合わせて読み込んでみてください。
なるほど!誰にも負けないことがないと悩んでいる=自分の強みを把握できていないってことだから、適性検査などを使い効率的に自己理解を深めることが重要なんですね。
まさにそのとおり!自己分析ができていないと、他のどんな質問にもうまく答えられないからね。
それでも「強み」がない場合は短所に着目する
ちなみに自己分析をしてもなかなか強みが見つからないという人もいるでしょう。
その場合は「短所」に着目してみてください。
長所と短所は裏表の関係にあります。
例えば、僕の短所は「異常なまでのせっかちさ」なんですよね。
これが恋人がいる時のデートでは完全に短所となりますw
例えば、ご飯を食べ終わったらすぐに出たくなる、エレベーターの「閉」を連打する。
ですがこのせっかちさという短所は仕事では完全な長所となります。
届いたメールは即レス、こうした記事を書くスピードはかなり早いなどなど。
このように短所にまずは注目して、それを裏返してください。
そうすると「長所=強み」が見えてきますからね!!
なるほど!短所は長所の裏返しだからこそ、自分の長所を明確化できていない人は、短所に着目すべきなんですよね。
そうだよ。就活において長所と短所を明確に伝えられるようにしておくことは超重要!ここはじっくりと時間をかけて、自分の強み・弱みを明確化しておこう。
「誰にも負けないこと」の面接での回答方法
「誰にも負けないこと」を明確化する方法を把握できましたね!
ではこの章では具体的に、誰にも負けないことの回答方法を解説していきます。
誰にも負けないことの回答は非常にシンプルです。
それは「自分の最大の強み(長所)+具体的な根拠」を語ること。
僕が就活生の時も、この回答方法で評価されてきました。
【誰にも負けないことの回答構成】
- 自分の最大の強み(長所)
- 具体的な根拠(エピソード)
僕は就活生の時に「発想力」を長所として語っていました。
この発想力という長所に加えて、「具体的な根拠」を語る。
例えば、その長所があることを示すエピソードを話すようにすると良いですね。
【誰にも負けないことの回答例文】
「誰にも負けないことは、発想力へのこだわりです。
大学時代はモレスキンの分厚いノート5冊分をアイデアノートとして書き続けました。
毎朝スタバに行って、前日に思いついたアイデアを書き出す作業をするほどに、発想力に対して強いこだわりを持っています。」
このように自分の長所である発想力をまずは結論をして伝える。
それに加えて、根拠となるエピソードを語るという非常にシンプルな回答方法です。
「誰にも負けないことは?」という質問の重要性は、自己PR・ガクチカ(学生時代に最も力を入れたこと)・志望動機の3大質問と比較したら低いです。
よってこのぐらいシンプルに回答すれば問題なし。
面接では面接官とのコミュニケーションが重要となります。
あまりに長く回答してしまうと、「質問→回答→質問→回答...」の会話のキャッチボール数が減るので、3大質問以外はシンプルに回答することを僕はおすすめします!
3大質問の攻略方法については「就活マンが考える“就活を成功させるために必須の6大ポイント”を共有」の記事で書きました。
僕が就活の成功において重要な6ポイントをまとめているので、こちらもぜひ!
次の章ではこの回答方法を元にした、回答例文をいくつか紹介していきます!
「誰にも負けないこと」の面接での回答例文【例文5選】
では「誰にも負けないこと」の回答方法を把握したところで!
回答例文をいくつか見ていきましょう。
回答例文① 継続力
僕の友人の1人は、長所を「継続力」だと回答していました。
この継続力を、誰にも負けないこととして語ると面接ではこんな会話になるでしょう。
【回答例文①】
面接官「誰にも負けないことは何かありますか?」
就活生「長所でもお伝えしましたが、継続力だけは誰にも負けない自信があります。
大学時代に設定した毎朝3kmのジョギングを始め、細かいところでは挨拶を必ず言うことという、自分で決めたルールを延々と継続し続けます。
どんな小さなことでも粘り強く継続する点は誰にも負けない自負があります。」
このように伝えれば、その就活生の特徴として「継続力がある子」という印象を植え付けることができる。
長所と内容がかぶっても問題なし!
ちなみに長所と完全にかぶっても問題ありません。
もちろん話すエピソードは変える方が良いですが、大部分が同じで構わない。
なぜか?
同じことを繰り返すことで、「それが自分の特徴である!」ということを刷り込むことができるからです。
逆に色々な能力をアピールすると、1つ1つの能力の根拠を語る時間が減りますよね。
その結果「この子は結局どんな特徴がある子なの?」と分からなくなってしまう。
よって自分の特徴はかぶっても問題ないってことを覚えておいてください!
(この質問めっちゃ受けるので!)
回答例文② 主体性
では次に長所として「主体性」をアピールする回答例文を紹介します。
主体性とは、自分発信で行動を起こせる能力のことを指します。
企業から求められる上位能力の1つなので、押さえておきましょう!
【回答例文②】
面接官「誰にも負けないことは何かありますか?」
就活生「私が誰にも負けないと言い切れるのは、主体性です。
具体的に言うと、「これをしてみたい」と考えて実行するスピードは誰にも負けません。
大学時代に「学内で映画を見れたら楽しくない?」と考えて、1週間後に大学側と交渉してパソコンルームで映画を見れる時間を作りました。
面白いことを発案して、周りを巻き込んで実行する。この主体性は誰にも負けないです。」
かなり強いエピソードがある人を想定しましたが、別にこんなに強いエピソードがなくても良いですよ。
「スノーボード行きたい」と思ったら、すぐに友人を巻き込んで翌日にはスノーボードに出かける。
「バイトで新商品のアイデアが思いついたらすぐに店長に交渉する」など、主体性を裏付けるエピソードは多々あるでしょう。
回答例文③ 笑顔
では続いて、「笑顔」という強みを元にした回答例文を紹介します。
笑顔って一見ありきたりかと思うかもしれませんが、めちゃくちゃ重要な能力!
コミュニケーション力の基盤となる能力と言っても過言じゃない。
よって笑顔に自信のある人は、自信を持って誰にも負けないと回答しましょう!
【回答例文③】
面接官「誰にも負けないことは何かありますか?」
就活生「私が誰にも負けないと言い切れるのは、笑顔です。
小学生の時に1度笑顔を褒められたことがあり、そこから笑顔を欠かさないことを徹底。
実は素敵な笑顔を作るために鏡で毎朝チェックまでしているほどです。」
これだけシンプルに回答すれば、追加の質問として「なぜそんなに笑顔を大事にしているの?」や「笑顔でいて良かったなと思うことはありましたか?」などの質問が想定されます。
そういった追加質問に回答することで、会話のキャッチボール数が増える。
増えると、面接官は「この子はコミュニケーション力が高い」と判断しますよ。
(逆に一方的に長々と語る人。プレゼンみたいな人はコミュ力を評価されない!)
回答例文④ 集中力
では続いて、「集中力」を題材にした誰にも負けないことの回答例文です。
集中力は仕事を効率的に進める土台になるので、アピール能力として十分ですよ!
【回答例文④】
面接官「誰にも負けないことは何かありますか?」
就活生「私が誰にも負けないと言い切れるのは、集中力です。
集中力には「長さと深さ」があると言われていますが、私が負けないのは「深さ」ですね。
1度作業に没頭すると、1時間ほど周りの声が聞こえなくなるほど没頭できます。
本当に親からの「ご飯だよ」の声が聞こえなくなるほどなんです。」
周りの声が聞こえなくなるほどの集中力って、仕事に支障があると思われないか?と疑問に思う人もいるかもしれません。
ですが、そう思われた時って面接官が追加で質問してくるんですよね。
「いつも周りの声が聞こえなくなるの?」とかね。
それに対して「1人だけの空間にいるとそうなるのですが、職場など複数の人がいる環境でしたら聞こえますよ!」と回答すれば良いだけの話です。
回答例文⑤ 責任感
それでは最後、5つ目に「責任感」を誰にも負けないこととした回答例文を!
責任感の強さも「簡単には仕事を辞めないこと」や「仕事をきっちりこなすこと」の証明になるので、企業から評価される能力の1つですね。
【回答例文⑤】
面接官「誰にも負けないことは何かありますか?」
就活生「私が誰にも負けないと言い切れるのは、責任感です。
1度決めたことは最後までやり通すことを徹底しており、大学1年生の時に決めた「毎年1回ボランティア活動に参加する」という目標や、朝起きたらすぐに腕立て伏せを100回やるという自分との約束も忠実に果たしました。」
これら5つの回答例文を見て分かったように、「強み+エピソード」でシンプルに回答することができます。
「誰にも負けない」という前置きがつくと、「そんなのないよ」ってネガティブになりがちですが、そこまで重く考えなくて大丈夫ですよ!
なるほど!こうして誰にも負けないことの面接での回答例文を見ると、普通に自分の最大の長所を自信を持って話せば良さそうですね!
そうだよ。本当に誰にも負けないかは重要じゃない。...むしろ誰にも負けない強みなんて持っている人はほぼいないよね。大事なことは自分の強みをすぐに、簡潔に、明確に語れるかどうかだよ。
「誰にも負けないこと」のESでの書き方
ここまで「誰にも負けないこと」の“面接での回答方法”を見てきました。
面接だからこそ、追加質問を考慮してシンプルに回答したんですよね。
ですが、これがES(エントリーシート)となれば話が変わります。
ESの場合は、読み手に対して1度で伝えきらないといけないので、もう少し補足が必要ですね。
(どれだけ細かく書く必要があるかは、指定文字数によって変わりますが)
そこでES用の誰にも負けないことの文章構成と例文を紹介します。
ESに書く場合、僕は以下のような構成で書いていました。
【誰にも負けないことのES向けの文章構成】
- 自分の最大の強み(長所)
- なぜその強みが備わったのか(=理由)
- 具体的な根拠(エピソード)
要するに「理由」を加えることで、文章の納得性を強化しているんですよね。
「結論+理由+具体例」が伝わりやすい文章の基本となります。
この文章構成によって誰にも負けないことをESに書くとしましょう。
以下のような文章例文となります。
【誰にも負けないことのESでの文章例文】
私が誰にも負けないと断言できることは「忍耐力」です。(結論)
例え明日地球が滅ぶと分かっても、日課である筋トレを続けることができます。
この忍耐力が身に付いた理由は、「努力すれば報われる」と体感したことにあります。(理由)
中学時代から筋トレを続けているのですが、日に日に体が大きくなり、辛いトレーニングに耐えたことで自分の体に自信を持てるほどになりました。
他にもあえて肉体労働のアルバイトを選択してやり切ることや、エレベーターを一切使わないなど忍耐力を鍛えることに余念がありません。(具体例)
理由を加えたことによって、「なるほど!この子の忍耐力は成功体験を実感した結果なんだな」と理解できますよね。
そして理由がしっかり伝えることで、その説得力が増します。
ただ「私には忍耐力があります!!すごいでしょーーー!!!」とだけ言ってるのは評価されない。
「理由+具体例」が備わって初めて説得力が出てくることを覚えておいてください。
「結論+理由+具体例」はどんな文章を作成する時も参考になる基本的な構成ですね!
そうなんだよ!誰にも負けないことって特に説得力が必要な質問だから、この文章構成を元に作成すると良いよ!
「誰にも負けないこと」の回答に関する注意点
では「誰にも負けないこと」の回答に関する注意点を紹介していきます。
しっかりと評価されきるためにも、ここでの注意点は把握しておきましょうね!
【誰にも負けないことの回答に関する注意点】
- 本当に強みと言えることを伝える(=嘘をつかない)
- 自信を持って回答するようにする
- 面接の場合は回答はシンプルに
①本当に強みと言えることを伝える
まず大事にして欲しいことは、就活において「完全な嘘をつかない」ってこと。
もちろん多少盛ったりするのは魅力的に伝える上で重要です。
売れる営業マンとかも、話を盛って商品を魅力的に伝えるんですよね。
ですが、そもそも「この商品は絶対に壊れないですよ」と“嘘は”つかない。
嘘は必ずバレるし、両者にとって後々損害を出してしまいます。
これは就活でも同じことで、自分が全く持っていない強みを伝えるのはNGです。
僕は根暗なので、「多くの人と仲良くできます」なんて口が裂けても言いません。
それが会社から評価されると分かっている能力であろうとも...です。
嘘をつかないためにも、しっかりと自己分析をして自己理解を深めましょう。
自分のことを正確に伝えた上で、採用してくれる会社に入社すべきですから。
②自信を持って回答するようにする
次に、誰にも負けないことの回答には自信を持ってください。
「◯◯は誰にも負けない!」って言い切るのって恥ずかしいですよね。
でも「◯◯は誰にも負けない...と思います」と自信なさげに言う人から説得力を感じることはありません。
自意識過剰に思われるかもしれないと不安になるかもしれません。
ですが、そんなことじゃ就活という「自分という名の商品を売り込むこと」はできませんよ。
自信なさげな人から、お金を払って商品を買いたいって思わないでしょ??
③面接の場合は回答はシンプルに
これは何度も伝えたことですが、面接での回答はシンプルでOKです!
「自己PR・ガクチカ・志望動機」の3大質問だけはみっちり回答すべきですが、他の質問の回答はシンプルで良いですよ。
1人あたりの面接時間はある程度決まっています。
よってシンプルに回答しようが、トータルの長さは変わりません。
その分、面接官は気になったことを質問できるので、疑問がクリアになって自分への理解度が増しますよ。
僕が就活生の時も、集団面接で長々と話す人は落ちまくりでした。
だって横に座っている僕でさえ「結局何が言いたいの?」って思ってましたから。
連日面接をしないといけない面接官はなおさらですよ...。
これら3つの注意点を押さえた上で、誰にも負けないことに回答します!
そうだね!自分の強みは自信を持ってシンプルに回答しよう!!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
突然、面接官から「誰にも負けないことはありますか?」と聞かれたら戸惑います。
ですが、説明したように「強み」を自信を持って語れば問題ありません。
「誰にも負けない」という前置きが付くから過剰にビビるだけですよ。
では最後にこの記事の要点をまとめて終わりにしたいと思います。
【本記事の要点】
- 「誰にも負けないこと=自分の最大の強み」であり、強みを語れば問題なく回答することができる。
- 誰にも負けないことがないという人は自己分析が足りていないだけ。誰にも強みはあるから適性検査を活用したりと、自己分析を深めることが重要。
- 誰にも負けないことの回答は「強み+エピソード」とシンプル。
- ESに書く場合はもう少し加えて「結論+理由+具体例」を意識しよう。