今回の記事では、自己PRと強みの違いについてバシッと解説します!
(定義的な話だけでなく、企業側の質問意図・答え方の違いまで共有するよ!)
こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
自己PRは、就活3大質問(ほか志望動機・ガクチカ)の1つでもある重要度の高い質問です。
この自己PRに似ている質問としてよくあるのが「強み」ですね。
結論からお伝えすると、自己PRと強みでは意味的な違いはあります。
ただ実際に質問する企業によって意図は異なるので、意味的な違いを絶対とするのではなく、似た意味として使われるケースがあることも把握しておくことが重要です。
この記事では、自己PRと強みについて意味的な部分・企業側の質問意図・答え方という3項目における違いを紹介します。
後半では、それぞれの回答の質を高める秘策やうまく答えるコツなども共有するので、より深く対策したい人はぜひ最後までご覧ください。
たしかに自己PRと強みの違いって理解できていないですね。
実は大きな違いがあるんだ。特に企業側の質問意図が異なる点については、回答を作る上でも必ず理解しておくべきだよ!
- 自己PRと強みの違いとは?
- 自己PRと強みの質問意図の違い
- 自己PRと強みの答え方の違い【回答例文あり】
- 自己PRや強みの回答の質を高めるおすすめの施策
- 自己PRや強みの質問にうまく回答するコツ
- 自己PRと強みの違いに疑問を持つ人からよくある質問
- 本記事の要点まとめ
自己PRと強みの違いとは?
では早速、自己PRと強みの違いを紹介していきますね。
まずは、自己PRと強みの意味的な違いについてです。
冒頭でもお伝えしたとおり、自己PRと強みは似た意味として使われることもあるので、あくまでも参考程度に理解しておいてくださいね。
以下の内容について、順に確認していきましょう。
【自己PRと強みの違い】
- 自己PR:自分を採用するメリットを語ること
- 強み:企業に利益をもたらす自分の長所のこと
自己PR:自分を採用するメリットを語ること
まず自己PRとは、自分を採用するメリットを語ることです。
つまり単に自分の優れた部分を語るのではなく、「自分は◯◯が優れているから、御社で具体的に◯◯のように貢献できる」と伝えることですね。
どんな人にも潜在的に優れている要素がいくつかあると思いますが、そのなかから企業側にとって魅力的なものを選びアピールするイメージです。
採用側の視点を意識した上でアピールすること、この「相手側の視点を持つ+説得すること」が自己PRといえるわけですね。
なお、自己PRの定義については「【自己PRとは何か?】“就活における自己PRの定義”と伝え方!」でも解説しています。
より詳しく定義などを把握したい人は、ぜひあわせてご覧くださいね。
強み:企業に利益をもたらす自分の長所のこと
一方で強みは、企業に利益をもたらす自分の長所のことを指します。
自己PRと関連付けて説明をすると、自己PRは「強みを使って企業に自分を採用するメリットを語ること」といえますね。
強みは、企業に採用メリットを感じてもらえるような自分の優れている点のこと。
自己PRは、この強みを使って実際にアピールすることを意味するわけです。
非常にややこしい内容ですし、長所を質問する企業のなかには自己PRと同様の意図で回答を求めているところも少なくありません。
ただ、いずれも「企業側にとって魅力的な能力・資質」などを語ることが求められているので、その点を意識して回答することが大切です。
補足|長所は他者と比べて自分が優れていること
補足として、同じく混同されやすい「長所」の意味も共有しておきますね。
長所は、他者と比べて自分が優れていることを指します。
強みと関連付けて説明すると、強みは「長所のなかでも応募企業に対して利益をもたらすことになるような自分の優れた点」といえるわけですね。
ただ、やはりすべての企業が同じ意味合いで言葉を使っているわけではありません。
強みや長所を質問していても、ここで説明した内容とは異なる意味合いで回答を求めている企業とも出会う可能性があるわけですね。
よって重要なのは、あくまでも各企業の意図に沿った回答をすること。
大枠の考えはこの記事を参考に整理しておけば大丈夫ですが、もし回答後に追加で質問されても慌てることなく冷静に対応すればOKです。
企業側も意地悪を目的としているわけではないので、双方がコミュニケーションの意識を持って自分の想いや考えを伝えることが大切ですね。
たしかに、単語から連想する意味合いはどれも似ていますもんね。
そうなんだよね。回答時は一般的な意味合いを意識すればよいけど、もし追加で質問されることがあれば相手側の意図を汲み取って回答することが大切だよ。
自己PRと強みの質問意図の違い
次にこの章では、自己PRと強みにおける企業側の質問意図の違いを紹介します。
繰り返し伝えているようにすべての企業に共通する意図ではありませんが、一般的な意図として把握しておくとよいでしょう。
【自己PRと強みの質問意図の違い】
- 自己PR:その就活生が自社で活躍できそうか確認したい
- 強み:より簡潔に就活生の優れているところを知りたい
自己PR:その就活生が自社で活躍できそうか確認したい
自己PRを質問する企業は、採用メリットにまでつなげた回答を期待しています。
単に強みを答えるのではなく、企業側との相性のよさなども考慮した上で深くアピールすることを期待しているわけですね。
つまり意図としては、自社で活躍できそうかを確認していると考えられます。
この意図を踏まえると、自己PRでは単に他社と比べた強みを語るのではなく、もう1段階踏み込んだ回答をすべきだといえそうですね。
強み:より簡潔に就活生の優れているところを知りたい
一方で強みを質問する企業は、より端的に就活生の優れた点を知りたいと考えています。
自己PRでは深い部分にまで踏み込んだ回答を求めることが一般的ですが、強みはもう少し手短に優れた点を知りたいと思っているわけですね。
よって意図としては、より簡潔に優れた点を知りたいのでは?と考えられます。
仮に企業側の意図が上記と異なっていても、簡潔に答えていれば不足があったときにも追加で質問をされるはずです。
イメージとして、自己PRより簡潔に回答することを意識しておくとよいでしょう。
自己PRではより深い部分にまで踏み込んだ回答、強みでは自己PRよりも簡潔に優れた点を伝えることが求められているのですね。
自己PRと強みの答え方の違い【回答例文あり】
意味的な部分・企業側の質問意図において、自己PRと強みの違いを紹介しました。
続いては、それぞれの実際の答え方の違いを共有していきます。
あくまでも僕が考える形ですが、ぜひ参考にしてみてくださいね!
自己PRの答え方と例文
前章で紹介したように、自己PRではより踏み込んだ回答が求められます。
この点を踏まえて僕がおすすめする文章構成は、以下のとおりです。
【自己PRの文章構成】
- 貢献できる能力・長所
- 具体的な貢献内容
- 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)
- 自分の信条(=なぜその能力を重視しているのか)
- 入社後の豊富
まずは結論として、自分の強み+その強みを活かして企業にどのように貢献できそうかを伝えます。
そして、結論だけだと「何でそういえるの?」と疑問を持たれてしまうので、強みなどの証明となるエピソードを語ります。
4つ目は僕がよく使っていた手法なのですが、自分の価値観やこだわりを伝えることで回答に説得力や独自性を持たせます。
最後に豊富を語って締めると、全体的に論理的な構成になりますし、自己PRを通じて説明能力の高さも評価してもらえるはずですよ。
自己PRの例文
私の強みは、相手の立場を想像して気遣いができることです。①
社会人になると上司や同僚・取引先など多くの関係者と協力して業務を進める必要があると思いますが、どんな相手にも気配りを徹底することで信頼獲得・利益拡大に貢献します。②
私のこの強みは、大学時代の結婚式場でのアルバイトでも発揮されました。
私は主に新郎新婦の進行補助を担当していたのですが、人によって価値観や想いが異なるのに画一的な対応をしていることに課題を感じていました。
そこで私は担当プランナーから新郎新婦の人柄を徹底的にヒアリングし、その人柄に合わせ補助の手順や内容を変えるようにしたところ、担当した15組全ての方からお礼の手紙をいただくことができました。③
私がこのように気配りを重視しているのは「人に喜びを与えるためには、その人の立場に立って何がうれしいかを考えることが必須」という信条を大切にしているからです。④
御社に入社した暁にも、単に仕事の関係者としてコミュニケーションをとるのではなく、より深い関係値を築き続けることで業務にもシナジーを生み出し利益拡大に貢献します。⑤
自己PRの回答例文は、別記事にて丁寧に解説しました。
同様の構成にてさまざまな強みにおけるアピール例文を紹介しているので、少しでも気になる人はぜひ一度目を通してみてくださいね!
強みの答え方と例文
続いては、強みの答え方などを共有していきますね。
強みでは自己PRより簡潔な回答を求められているので、次のような構成で答えるのがよいかと思います。
【強みの文章構成】
- 具体的な長所
- 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)
- 入社後の豊富
自己PRと比較すると、具体的な貢献内容と自分の信条を省きました。
いくら簡潔な回答を求められているとはいえ、結論だけ伝えると説得力に欠けるので、エピソードはマストで語るべきかと。
強みの例文
私の強みは、目標達成に向けて地道な努力を続けられる圧倒的な継続力です。①
私は太りやすい体質なのですが、大学1年時から週4日のジム通いと食事制限を続けており、1年で10kgの減量と体型維持に成功しています。②
御社に入社した暁にも、私のこの継続力を発揮して長期目標に向かって愚直に行動を続け、困難な目標でも達成し続けることでさらなる利益拡大に貢献します。③
自己PRと比べると、端的な回答になっていることがわかると思います。
あくまでも一例なので絶対的な正解ではないですが、自己PRや強みの回答を考える際はぜひ参考にしてみてくださいね。
構成を先に考えておくと、論理的な回答になりやすそうですね!
そうなんだよね。全体の基盤があると自分のエピソードにも置き換えやすいはずだし、わかりやすいと思った人はぜひ自分の強みに変えて考えてみるといいよ!
自己PRや強みの回答の質を高めるおすすめの施策
ここまでは、自己PRや強みの違いについて解説しました。
ここからは、自己PRや強みの回答の質を高める方法などを共有していきます。
結論、回答の質を高めたいなら就活エージェントを使うとよいです。
就活エージェントとは、無料で次のような幅広い支援をしてくれるサービスのこと。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
内定獲得をゴールとして、そのために必要なことであれば求人紹介・選考支援など幅広くサポートしてくれるサービスですね。
サイトに登録すると専任の担当者がつくのですが、担当者はいずれも就活市場に特化したプロなので、内定を得るための知見が非常に豊富です。
よって自己PRや強みを自分なりに考えた上でフィードバックをもらうと、1人で取り組んでいたときより確実に質が高まります。
応募企業によっては過去に面接でどんな質問をされたかなどのリストも持っていますし、万全な対策をしたいなら活用しない理由はないかと。
▼就活エージェント利用者の声
ただ、初めて利用する人はどのサイトに登録すべきかよくわからないですよね。
就活エージェント自体は数多く存在するのですが、知名度と質は必ずしも比例しないので、利用者の口コミを重視することが大切ですよ。
僕は、これまでに50以上の就活エージェントを見てきました。
そんな僕がもし現役の就活生なら、まずは「ミーツカンパニー就活サポート 」と「LHH就活エージェント」に登録するかと。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
2つとも利用者の評判が優れており、サービスの質の高さは間違いありません。
すべてオンライン面談対応で、全国の就活生が使える点も推しポイントですね。
ちなみに、就活エージェントは3つ以上の併用が圧倒的におすすめです。
エージェントの有益度は担当者に依存しますが、3つ以上を使ったほうが相性のよい人・微妙な人を見極めやすくなるからですね。
▼就活エージェントを複数併用すべき理由
上述した2つ以外のおすすめサービスについては、別記事でまとめています。
より多くの選択肢を把握した上で登録先を決めたい人は、ぜひあわせて目を通してみてくださいね。
自己PR作成には自己分析が必須!
そもそも自己PRを作成するためには、自己分析をすることが絶対に必要です。
自己分析をすることで自分自身について整理することができ、その中から自分のPRポイントを見つけ出すわけなので。
とはいえ、自己分析って面倒で誰しもが避けたい作業かと。
そこで、別記事にて僕が考える自己分析のやり方をまとめました!
以下のように、分析内容をまとめられるオリジナルの自己分析シートもつくって解説。
どのサイトよりも詳しく自己分析について解説しているので、この1記事で自己分析が完結しますよ!
ちなみに、オリジナル自己分析シートも以下の記事を経由して無料ダウンロードできますよ。
無料なのに、こんなに幅広く支援を受けられるサービスがあるんですね…!
意外と知らない人が多いけど、情報感度の高い就活生はもれなく利用しているよ。このタイミングで存在を知った人がいたら、この機会にぜひ登録してみてね!
自己PRや強みの質問にうまく回答するコツ
次にこの章では、自己PRや強みの質問にうまく回答するコツを紹介します。
失敗を避けるためには意味的な違いを知っておくことも大切ですが、そのほかにも意識すべき点がいくつかあるんですよね。
ここでは3つのコツをまとめたので、順に確認していきましょう。
【自己PRや強みの質問にうまく回答するコツ】
- 両方を聞かれたら回答に矛盾が生じないようにする
- 根拠はできる限り新しいエピソードを語る
- 各企業が求める能力も考慮しておく
コツ① 両方を聞かれたら回答に矛盾が生じないようにする
ケースとしては少ないですが、自己PRと強みの両方を聞かれることもあります。
両方を聞かれたら、2つの回答で矛盾が生じないようにしてください。
矛盾が生じていると説得力が薄れてしまいますし、論理的な考えが苦手などのマイナス評価を受ける可能性があるからです。
個人的には、2回アピール機会があると捉えるのではなく、継続力なら継続力に関するアピールを2回するのがよいかと思います。
自己PRと強みの回答時に違う能力・資質をアピールすると、面接官はどちらが優れた点なのか理解しにくくなるからですね。
根拠となるエピソードを別の内容にしたり、別の表現に言い換えたりするのが、現実的な対処法になるかと。
まったく同じ内容を語ることもアピールとしては微妙なので、その点も意識して柔軟な回答を心がけましょう。
コツ② 根拠はできる限り新しいエピソードを語る
2つ目のコツは、根拠はできる限り新しいエピソードを語ること。
これは単純な話で、古いものより新しいエピソードのほうが、自己PRや強みを語るときに説得力が生まれやすいからですね。
たとえば、根拠として小学生の頃の経験を語ると「たしかに根拠ではあるけど、最近は強みを発揮した経験がないのかな?」などと思われかねません。
大学時代の経験など直近のエピソードのほうが、社会人になった後も同様に強みを発揮してくれそうな感じがしますよね。
基本は大学時代の経験、ない場合は高校くらいまでに留めるのがよいかと思います。
もちろん長期に渡って継続している経験などは採用してもOKなので、自己分析の結果などを踏まえて柔軟に対応してくださいね。
コツ③ 各企業が求める能力も考慮しておく
自己PRや強みを語る上では、企業側のニーズを考慮することも重要です。
極端な説明をすると、単に自分の強みを語っても企業が求めていない能力や資質だと高評価につながらない可能性が高いからですね。
企業によっては「求める人物像」などとしてHP上に情報を掲載しています。
これらの情報を参考にすればどんな能力が求められているかも予想できるので、逆算して考えると自己PRなどでも評価されやすくなるかと。
もちろん無理やり企業のニーズに寄せすぎる必要はありません。
嘘をついて強みを語っても、説得力に欠けてかえって微妙ですからね。
ただ、自分が持つ能力のなかに企業のニーズを満たすものがあれば確実に採用すべきなので、事前に確認した上で回答を考えるとよいでしょう。
できる限り最新のエピソードを語ったり、企業側の視点も持って回答を考えたりすることは、ほかの質問でも同様に重要なことだね。
たしかに自己PRなどに限った話ではなさそうですね。志望動機やガクチカなどの回答を考える際にも、同じような意識を持つようにします!
自己PRと強みの違いに疑問を持つ人からよくある質問
最後に本章では、自己PRと強みの違いに疑問を持つ人からよくある質問に回答します。
いずれも簡潔に回答するので、似た疑問を持っていた人はぜひさくっと目を通してみてくださいね。
【自己PRと強みの違いに疑問を持つ人からよくある質問】
- 自己PRと強みの内容が似ていても問題ない?
- 両方聞かれることは多いの?
- 自己PRと強みではどちらが多く聞かれる?
- 自己PRの書き出しはどうしたらいい?
- 自己PRの締め方のおすすめはある?
- 自分の長所を見つける方法は?
質問① 自己PRと強みの内容が似ていても問題ない?
似た内容を回答しても問題ありません。
考え方は人によって異なりますが、個人的にはむしろ同じ長所を伝えるのがよいと思っています。
というのも、複数の長所を語ると印象がブレやすくなりますし、同じ長所を語ったほうが絶対的な自信があることを伝えられるからです。
採用担当者は多くの就活生を相手にしているので、限られた面接時間のなかでライバルとは異なる印象を残す必要があります。
もちろん絶対の正解ではないですが、どうしても迷ったときにはぜひ僕の考えを参考にしてみてくださいね。
質問② 両方聞かれることは多いの?
肌感覚になりますが、基本的には片方しか聞かれない印象です。
やはり質問の内容が似ているので、基本はどちらかしか問われないと考えてよいかと。
仮に両方聞かれても、上述したような言い換えを意識すれば問題ないですよ!
質問③ 自己PRと強みではどちらが多く聞かれる?
これも僕の体感になりますが、エントリーシートでは強みや長所、面接の場では自己PRを求められることが多い印象です。
エントリーシートでは回答欄が限られていますし、面接では回答能力も確かめられていることを考慮すると、当然のことかもしれません。
自己PRのほうがより踏み込んだ回答を求められるので、まずは自己PRを考えておき、あわせて簡易版の回答として強みの対策もしておくとよいでしょう。
質問④ 自己PRの書き出しはどうしたらいい?
3章にて、文章構成としても紹介したように「貢献できる能力・長所→具体的な貢献内容」の順に書き出すのがおすすめです。
加えてポイントとしては、以下を意識するのがよいかと。
【自己PRの書き出しのポイント】
- 嘘をつかない
- 結論が簡潔に示されている
- アピールする長所がその企業に適している
- 曖昧ではなく断定して言い切る
- 印象的な言葉や表現を入れてみる(=聞きたいと思わせる)
自己PRの書き出しについては「【自己PRの書き出し例文13選】“複数内定者が”書き方を伝授!」にて詳しく解説しました。
具体的な例文も交えて丁寧に共有しているので、現段階で書き出しに悩んでいる人がいたらぜひ一度チェックしてみてくださいね!
質問⑤ 自己PRの締め方のおすすめはある?
以下いずれの締め方をするのがおすすめです。
【自己PRの締め方】
- 根拠となるエピソードで締める(短文向け)
- 自分の信条で締める(中間向け)
- 入社後の豊富で締める(長文向け)
文章の長さや求められる回答時間によって都度変更するイメージですね。
自己PRの締め方についても「【自己PRの締め方】最後の終わり方はどんな文章がベスト?」で詳細をまとめています。
OK例文・NG例文も共有しつつ解説しているので、ぜひご覧ください。
質問⑥ 自分の長所を見つける方法は?
長所を見つける方法としては、僕は以下をおすすめしています。
【長所を洗い出すのに特におすすめの方法】
- オンラインで就活エージェント・転職エージェントから他己分析を受ける
- 自己分析をおこなう
- 適性検査を受ける
- ストレングスファインダーを受ける
- 短所を先に洗い出して長所に変換する
上記の詳細についても、別記事にてまとめました。
就活生がアピールできる30の長所も一覧にして共有しているので、自分の優れている点を整理できていない人はぜひ目を通してみてくださいね!
まずは深い回答が求められる自己PRの回答を考える。その上で、簡易バージョンの強みについても対策をしておくと安心だよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
自己PRと強みの違い(意味的な部分・企業側の質問意図・答え方)や、回答の質を高める秘策・コツなどについて網羅的に共有しました。
自己PRと強みでは、一般的には意味や質問意図に違いがあります。
ただ、厳密な認識は企業によって異なるため、あくまでもそのときの状況に応じて必要とされる回答を心がける意識が大切です。
回答の質を高める秘策として紹介した就活エージェントは、自己PRや強み以外の質問へ対策する上でも非常に有用です。
意外と後回しにしてしまう就活生が多い印象なので、これまで利用経験がない人がいたらぜひこのタイミングで登録を済ませておいてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【30秒の自己PR例文5選】5ステップで回答を作成する方法も合わせて共有!」も読んでみてください。
30秒という時間指定がある状態での自己PRについて詳しく解説しています。
企業によっては自己PRでも簡潔さを求めることがあるので、万全な状態で選考に臨むためにも事前に準備しておくと安心ですよ。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 自己PRは自分の採用メリットを語ること、強みは企業に利益をもたらす自分の長所のことである。
- 自己PRでは深く踏み込んだ回答、強みでは簡潔に優れた点を伝えることが求められている。
- 単語の認識は企業によって異なるので、その場に応じた柔軟な回答が重要である。
- 回答の質を高めたいなら、無料で使える就活エージェントを有効活用すべきである。
- 最新のエピソードを語ったり、企業側の視点を持って回答を考えたりすることも大切である。
今回の記事が少しでもあなたの役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/