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就活でおすすめの逆質問ランキング【1位〜20位】|就活生がすべき逆質問一覧!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る

 

僕が就活生の時、面接の最後にどんな質問をすれば良いか迷いました。

あまり企業研究をしてない企業だと「正直、逆質問することないんだけど...」と思いますよね。

 

そこで先日、おすすめの逆質問をまとめてツイートしました。

非常に反響が多かったので、今回は記事として詳しくまとめていきたいと思います。

 

 

また今回共有する逆質問を知り合いの人事にこのランキングを共有したところ、「上位の逆質問は就活生の入社意欲を感じて高評価できる」という意見をもらうことができました。

 

逆質問は面接官からの評価において超重要です。

なぜなら人は「出来事のピークと終わりを強く印象に残す」という心理を持つから。

終わりよければ全て良し、という言葉がありますよね。

 

逆に言えば、適当な逆質問をしてしまって終わりが良くないのはもったいない...!

この記事を通して、"新卒採用面接において人事に刺さる逆質問"を網羅的に押さえておきましょう!! 

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就活における逆質問とは?

 

最初に簡単に逆質問について解説しておきますね。

逆質問とは、面接の最後に面接官からされる「何か質問はありませんか?」という質問。

 

"逆に面接官からされる質問"ということで、逆質問という名前がついています。

 

「終わりよければ全てよし」という言葉がある通りで、面接の終わりに面接官から評価されるような逆質問をすることが重要になります。

(というよりも、逆質問でマイナス評価されないことが重要です)

 

その重要性の高さゆえに、ツイッターでもよく逆質問について何度も発信してます。

 

 

なぜ逆質問がそれほど重要なのか?

面接官は「内定を出したら入社してくれるような志望度の高い学生」を求めてます。

 

志望度が低い学生をいかに面接で落とすかが、面接官の仕事の1つだと言っても過言ではありません。

 

そんな志望度の高さを示す指標の1つが逆質問。

逆質問が適当な学生は、「面接への準備が適当=志望度が低い」と考えることができるので、とことん評価されないのです。

 

よってネットで調べたらすぐに分かるような逆質問をしないこと。

他にも「それを聞いてどうするの?」と思うような逆質問をしないこと。

などなど、逆質問でマイナス評価されないようなポイントはいくつかありますが、それらを説明するよりもおすすめの逆質問を共有した方が早いし効率的!

 

そこで次の章から、これまで1000以上の就活記事を書いてきた僕が厳選した逆質問をおすすめランキングとして紹介していきますね!

 

なるほど!逆質問の質が低いと、志望度が低いと思われてかなりのマイナス評価をくらってしまうんですよね...。

そうだよ。特に逆質問は面接の最後にされる質問で印象に繋がりやすい。徹底的に対策しておくことが重要なんだ。

就活でおすすめの逆質問ランキング【1位〜20位】

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それでは本題となる就活生におすすめの逆質問を共有していきます!

 

前提としては「本当に自分が知りたい質問をすること」と「企業ごとに最適な逆質問は異なる」という基礎は押さえておいてください。

(ちなみに悪い質問は「ネットで調べればわかるようなことを聞くこと」なので、いくら聞きたいことでもネットで調べることができることは事前に調べておきましょうね)

 

その上で、どんな逆質問が面接官に響くのかを参考としてランキングを役立ててください!

では僕が就活生におすすめする逆質問ランキングは以下のとおりです。

 

  おすすめの逆質問例 質問場面(質問対象者)
1位 面接を通しての私の印象はどうだったでしたか? 全選考
2位 私は◯◯な性格で◯◯な方と合うと考えているのですが、そういった社員さんは多いですか? 一次・二次
(現場社員・人事)
3位 御社にこんな商品があればいいなと思った商品を考えてきました。披露しても宜しいでしょうか? 二次・最終
(人事・役員)
4位 私の最大の強みは◯◯なのですが活かせる場面は多いでしょうか? 一次・二次
(現場社員・人事)
5位 今のうちから絶対にやっておくと入社後に役立つと思うことがあれば教えて頂きたいです 二次・最終
(人事・役員)
6位 御社で活躍している社員さんの特徴はありますか? 二次・最終
(人事・役員)
7位 競合他社と比較した際の御社の最大の強みは◯◯だと考えているのですが、いかがでしょうか? 一次・二次
(現場社員・人事)
8位 入社後に一番に感じたギャップがあれば教えてください 一次・二次
(現場社員・人事)
9位 御社に入社する前に意識しておくべきこと、覚悟しておくべきことはありますか? 二次・最終
(人事・役員)
10位 いつか◯◯職への配属を希望しているのですが、◯◯職に必要な経験やスキルは何でしょうか? 二次・最終
(人事・役員)
11位 今後注力していこうと全社的に考えている事業はどのような事業でしょうか? 二次・最終
(人事・役員)
12位 御社の若手の社員さんに多い性格の特徴があれば教えてください 一次・二次
(現場社員・人事)
13位 今後どのような人材を特に採用したいと考えていますか?理由とともにお聞かせ願いたいです 一次・二次
(現場社員・人事)
14位 ◯◯職の1日の仕事の流れをザックリでも教えて頂きたいです 一次(現場社員)
15位 お酒が大好きなのですが、飲み会は多いでしょうか? 全選考
16位 御社の人材評価はどこを重視されているか教えて頂きたいです 二次・最終
(人事・役員)
17位 仕事を通して最もやりがいや達成感を感じる場面を教えてください 一次(現場社員)
18位 活躍されている女性社員の方はどのような方でしょうか?復職された方はいらっしゃいますか? 一次・二次
(現場社員・人事)
19位 部門間の交流は活発でしょうか? 一次・二次
(現場社員・人事)
20位 ジョブローテーションは比較的活発に行われているでしょうか? 一次・二次
(現場社員・人事)

 

1位:面接を通しての私の印象はどうだったでしたか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:全選考で使える

●この逆質問をするのにおすすめの相手:全員(現場社員・人事・役員)

 

僕が最もおすすめする逆質問は「面接での自分の印象を聞くこと」です。

 

(これは「面接全体のフィードバックをもらうこと」とは異なるので注意してください。あくまで自分の印象に特化して逆質問をすることをおすすめします。)

 

一見、「この質問をしても良いのかな?」と迷う就活生は多いと思います。

実際にツイッターでもこの質問をしても良いって意外だという声を頂きました。

 

 

しかし、面接を終えた上で自分の印象を聞くことで「面接官の自分への認識は正しいか」という点を確認することができますよね。

そもそも面接は就活生と企業との適性を確認する作業です。

 

内定を獲得できれば成功ではなく、自分との適性が高い企業に入社できないと実績を残すこともできないし、あとあと仕事が嫌いになる可能性は高い。

 

企業側としても適性が低い新卒を採用してしまうと、早期退職されるリスクがあるので適性の高さを非常に重視するんですよね。

 

よって面接の最後である逆質問で、適性を就活生側から確認しておくことは効果的。

 

面接官からの印象がまさに自分の性格や価値観と当てはまっていた場合、「まさにそのとおりです、短い時間の中で深く理解頂きありがとうございます!」と言えば、面接官側は「認識が合っていてよかった」と思いますよね。

(その上で適性が低いとして不採用になる分には、自分とその会社の相性が悪かっただけであって落ち込む必要はありません)

 

もしも面接官が面接を通して持った印象が、本来の自分とかけ離れていた場合はそこで訂正を入れることができます。

就活生は「いかに内定を獲得するか」よりも、「いかに自分に合った企業からの内定を獲得できるか」に着目すべきであって、そのために最も有効な逆質問が「面接を通しての私の印象はどうだったでしたか?」という質問なのです。

 

なるほど!要するに面接官が正しく自分の性格や価値観を認識してくれたのかどうかを逆質問を通して確認するということですね。

そのとおり!正しい認識をしてもらえた上で不採用になるのは、ただ相性が合わなかっただけ。一番もったいないのは認識が違ったことでの不採用だからね。その可能性を減らせるこの質問は非常におすすめ!

 

2位:私は◯◯な性格で◯◯な方と合うと考えているのですが、そういった社員さんは多いですか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員・人事

 

次におすすめの逆質問は、自分の性格をこちらから改めて伝えた上で、自分に合うような社員さんが多いかを確かめる逆質問です。

質問例として、僕の場合なら「私は向上心が強い性格で、前向きで向上心が高い性格の人と合うと考えているのですが、そういった社員さんは御社に多いですか?」となります。

 

この逆質問の良いところは、同時に複数のメリットを得られる点にあります。

1つは、自分の性格を最後に改めて面接官に伝えられること。

2つ目は、自分に合うような性格の社員が多い会社かどうかを知れることです。

 

「多くない」と言われた場合に不採用になるのでは?と思う人はいると思いますが、そもそも自分に合わない会社に入社すべきじゃありません。

僕も「向上心が高いタイプは少ないですね」と言われたらこちらから蹴ります。

 

1位の逆質問と同様に、就活生側から適性を測りにいくことができる逆質問なので、ぜひ使ってみてくださいね。

 

3位:御社にこんな商品があればいいなと思った商品を考えてきました。披露しても宜しいでしょうか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:二次面接・最終面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事・役員

 

こちらの逆質問は僕が就活生の時にめちゃくちゃ使ってた逆質問です。

事前に考えてきたアイデアを面接官に伝えることで、主体性や行動力の高さを示すことができます。

 

以下のデータを見てください。

これは経団連が発表した、企業が新卒に求める能力のランキングとなります。

最も多くの企業が求めるのが主体性であり、ついで実行力。

要するに「自分から行動できる、動ける人」はめちゃくちゃ評価されます。

 

▼企業が新卒に求める能力ランキング

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画像引用:経団連「高等教育に関するアンケート結果

 

「事前に考えてきたアイデアを披露なんてして良いの!?」と思うでしょう。

他の就活生も全く同じことを考えているので、ほとんどの就活生がやらない。

だから自分はやることで差別化でき、主体性や実行力の高さを伝えることに成功します。

 

具体的に僕がどのようにアイデアを披露していたのかを共有しますね。

 

【僕が就活生の時にしたアイデアの披露例】

 

・野菜ジュースを扱う企業に対して

→野菜の画像を複数印刷して、それをバスケットの画像の上に重ねるように貼り付けて「野菜のサンプルバスケット」を作成。

それを逆質問のタイミングで見せて、「野菜ジュースに含まれる野菜を食品サンプルとしてスーパーの店頭に置くのはどうでしょうか?1度見ただけで一生消費者の記憶に残ると思います」と伝える。

 

▼僕が就活生の時に作成した野菜バスケットの実際の写真

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・コンビニエンスストアの本社に対して

→「従業員の今日の一言」というメッセージカードを作成して、それを逆質問のタイミングで見せて「これをトイレに貼ります。従業員とお客さんとの間接的なコミュニケーションによってそのコンビニへの愛着を高める施策は有効だと思います」と伝える。

 

これらは実際に僕が就活生の時に披露したアイデアです。

めちゃくちゃ高評価で、人事の方から「藤井くんのアイデアを社員に共有したところ、非常に評価高かったよ」と後日伝えてくれたほどです。

 

人は面倒を避ける生き物です。できるだけ省エネで生きようとする。

だからこそ、少し考えてひと手間をかけられる人材は評価されます。

「そんなことしていいの?」と悩むよりも、正解のない就活という場面で"やってみちゃうこと"は、今後の人生において非常に大きな意味を持つと僕は思います。

(失敗しても、そういった他の人がやらない挑戦ができる人は、今後仕事をする上で評価されるようになりますから!!) 

 

4位:私の最大の強みは◯◯なのですが活かせる場面は多いでしょうか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事・役員

 

続いて新卒におすすめの逆質問は、自分の強みを念押ししつつ、その強みが活かせるかどうかを確認する逆質問ですね。

 

質問例として僕の場合を挙げると「私の最大の強みは発想力であり、営業職としてお客さんの潜在ニーズを考えて解決策を発想するなどの活かし方があると考えていますが、御社では発想力が活かせる場面は多いでしょうか?」となります。

 

この逆質問の良いところは、まず自分の強みを念押しできること。

何度も自分の強みを伝えることで、「自分=◯◯力」という特化したキャラクターを面接官の記憶の中に形成することができます。

 

たまに3つ以上の能力を強みとしてアピールする人がいますが、それだとほとんど印象に残りません。

新卒の場合は特に即戦力を求めているわけじゃないので、まずは自分の最大の強みを伝えて印象に残し、適性を判断してもらうことが重要だと僕は思います。

 

また自分の強みを発揮できる場面が少ない企業に入社することを避けることができます。

例えば僕が発想力が強みだと伝えた時に、「うちの会社は事務作業・単純作業が多いから活かせる場面は少ないね」と言われたらこちらから選考辞退できますよね。

ここまで散々共有してきたように、就活側からもその企業との適性を測ることが必要です。(じゃないと自分に合わない企業に入社しちゃう可能性が上がるから...)

 

5位:今のうちから絶対にやっておくと入社後に役立つと思うことがあれば教えて頂きたいです

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:二次面接・最終面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事・役員

 

続いて、新卒におすすめの逆質問5位が「今のうちから絶対にやっておくと入社後に役立つと思うことがあれば教えて頂きたいです」という逆質問です。

これは向上心の高さと、入社意欲の高さを示すことができるので良いですよ。

 

僕が採用担当者だとして、就活生からこの逆質問をされたら「向上心が高くて良いな」と確実に思いますからね。

このように逆質問を考える場合、採用担当者の立場に立って考えてみるのは有効です。

 

自分がこの質問をされた時にどう思うか?

それで良い印象を持つような場合は、大抵は面接官も同じように良い印象を持ってくれますからね。

 

またこの逆質問の良さの1つとして、どの企業のどの場面でも使えるのが特徴です。

(一次面接ではもっと適性を測る逆質問をすべきですが、二次面接や役員面接など、役職や年齢が高い方にはこのように教えを請(こ)うと、相手の承認欲求を満たすことにも繋がるので有効)

 

6位:御社で活躍している社員さんの特徴はありますか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:二次面接・最終面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事・役員

 

次に活躍している社員の特徴を聞く逆質問もおすすめですね。

これはその企業で発揮できる能力を確認して、自分が向いているかどうかの判断材料にすることができます。

 

4位で紹介した、自分の強みを伝えつつ発揮できるかを尋ねる逆質問に似ていますが、より具体的に面接官が回答することができる点に違いがあります。

 

「◯◯という能力を活かせますか?」と聞かれるよりも、「御社で活躍している社員さんの特徴は?」と聞かれる方が答えやすいですよね。

よって例えば、4位の逆質問をした時に面接官が答えづらそうにしていたら、追加でこの質問をかぶせることもできるでしょう。そのあたりは臨機応変に!

 

7位:競合他社と比較した際の御社の最大の強みは◯◯だと考えているのですが、いかがでしょうか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員・人事

 

続いて、新卒におすすめの逆質問は「競合他社と比較した時の強みを推量して確認すること」です。

単純に「御社の最大の強みは何ですか?」と質問してしまうと、企業研究をしていない印象を与える可能性がありますよね。

 

そこでまずは自分が企業研究をした結果としての考えを伝えること。

その上で、面接官が考えるその会社の強みを聞くことで、対象企業への理解度を深めることができます。

 

この質問は一次面接・二次面接の段階でするのがおすすめです。

早い段階でその企業への理解が深まる質問をしておくことで、その後の面接の志望動機に加えることができたりと活用することができますからね。

(またその強みに対して、自分が魅力を感じるかどうかを入社の判断材料にすることもできます)

 

8位:入社後に一番に感じたギャップがあれば教えてください

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員・人事

 

続いて、面接官が感じた入社後のギャップを聞くのもおすすめですね。

これは入社の判断材料を集めるのに有効で、「入社後のギャップ」はその企業の実情を探るのに有効な質問の1つです。

 

僕が就活生の時は、必ず会社説明会やOB訪問で聞くようにしてました。

「思ったよりも営業がどぶ板営業で大変だった」などのネガティブなギャップから、「若いうちから出世できることに驚いた」というポジティブなギャップまで様々。

 

このようにその会社の実情を知る手がかりとなる質問は、いくつか押さえておくと良いでしょう。

 

9位:御社に入社する前に意識しておくべきこと、覚悟しておくべきことはありますか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:二次面接・最終面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事・役員

 

続いて、新卒におすすめの逆質問9位は「入社する前に覚悟しておくこと」を質問することです。

こちらは入社後のミスマッチの可能性を下げるためにする質問であり、自分との適性を測るのにぴったりな質問の1つと言えます。

 

例えば「お酒を飲む機会が多いので、お酒に強くなっておいて欲しい」など、体質的なことを言われることもあります。

その場合、自分がお酒に弱いなら「この会社の営業職は合わないかもな」と判断することができますよね。

 

「御社に入社する上でのデメリットは?」と質問するのは聞こえが悪い。

それを遠回しに聞く質問として、「入社前に覚悟しておくことは?」という質問があるんだなと覚えておくと良いですよ!

 

10位:いつか◯◯職への配属を希望しているのですが、◯◯職に必要な経験やスキルは何でしょうか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:二次面接・最終面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事・役員

 

続いてはキャリアに繋がる逆質問。

いつか配属を希望する職種が明確にある人は「いつか◯◯職への配属を希望しているのですが、◯◯職に必要な経験やスキルは何でしょうか?」と聞くのもおすすめです。

 

以下のポイントに着目して質問することで参考になりますよ。

  • そもそも新卒からその職種に就くことができるのか
  • どういったスキルや特性の人が抜擢されるのか
  • その職種に就くのに何年ぐらいかかるのか

 

「そもそも◯◯職から◯◯職に配属された人はいないですね」と言われる可能性もあれば、自分が全く持っていない苦手分野を重要視される可能性があります。

その場合は「この会社で◯◯職に就くのは向いてないかも」という判断材料にすることもできますからね。

 

11位:今後注力していこうと全社的に考えている事業はどのような事業でしょうか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:二次面接・最終面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事・役員

 

続いて、その会社が今後注力しようとしている事業を聞くのも良いですよ。

会社によって事業計画は大きく異なります。

例えば、自分が最も魅力を感じている事業を縮小していく計画をしているかもしれない。

 

その会社が向かおうとしている方向と、自分が向いていきたい方向が一致しているのかどうかを「事業」という側面から確認することができます。

 

また注力していこうと考えている事業に対して、自分もその事業を魅力に感じている場合に「まさに私もその事業に魅力を感じており、貢献したいと考えていました」と伝えて、方向性が同じことを示すことにも繋がります。

(こういった対応や返事が臨機応変にできると強いですね!)

 

▼入社後にこうならないように事前確認!

alu.jp

 

12位:御社の若手の社員さんに多い性格の特徴があれば教えてください

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員・人事

 

次に若手社員の性格を聞くのもおすすめの逆質問です。

働き始めた時に、特によく関わるのは直属の上司と若手の先輩社員です。

 

僕も入社した時に思ったのですが、若手社員の性格と合わないと辛いものがある。

僕は陰キャですが、不真面目な性格をしているのですが、入社した会社の先輩社員はかなり真面目すぎる人が多かったんですよね。

よって相性が合わなかった。

 

今思うと、入社した企業の若手社員が自分と合うなら、もっと働きやすかっただろうなと思います。

よって入社後によく関わることになる若手社員について逆質問で聞くのは有効です。

 

13位:今後どのような人材を特に採用したいと考えていますか?理由とともにお聞かせ願いたいです

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員・人事

 

次にその会社が求める人物像を聞くのもおすすめです。

これは採用ページや会社説明会で説明されている場合は聞くべきじゃありません。

「話聞いてなかったの?」と思われる可能性があるからです。

 

一方で、求める人物像を公表していない場合は聞く価値があります。

「求める人物像」は大抵は「その会社で活躍できる能力や性格」を示すことが多いんですよね。

よって求める人物像を聞くことが、その会社で活躍する人材の特徴を知ることに繋がります。

 

自分がそれに当てはまる場合、その後の面接でアピールすることもできますよね。

(よって一次面接などの早い選考段階で聞くことをおすすめします!)

 

14位:◯◯職の1日の仕事の流れをザックリでも教えて頂きたいです

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員

 

続いて、特に一次面接におすすめの逆質問が「1日の仕事の流れを聞くこと」です。

企業理解を深めるためにも、また適性を判断するためにも、入社後の具体的な仕事内容は非常に参考になります。

 

僕は評価される自己PRの定義として、自分の強みが具体的にその会社でどう役立つのかという"貢献内容"まで踏み込んで伝えることだとしています。

その際に、具体的な仕事内容がわかっていると貢献内容を考えやすいですよね。

 

よって一次面接で具体的な仕事内容を聞いて、自己PRの精度を高めるという立ち回りをすることが可能になります。

仕事内容を聞くことで自分がその会社の仕事に合っているかの判断にも繋がるので一石二鳥ですよね!

 

15位:お酒が大好きなのですが、飲み会は多いでしょうか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:全選考で使える

●この逆質問をするのにおすすめの相手:全員(現場社員・人事・役員)

 

これはお酒が好きで強い人に限られてしまう逆質問ですが、意外と刺さる逆質問に「お酒が大好きなのですが、飲み会は多いでしょうか?」があります。

 

他のサイトではおすすめとして紹介されていることはないですね。

しかし、実際のところ面接官の楽しみが飲み会だったり、取引先との飲み会のある企業である可能性は高いです。

 

初対面の人との趣味が合った時って、一気に親近感を感じません?

それと同じように、お酒が好きな面接官の場合にこの質問はめちゃくちゃ刺さる。

特に営業職の場合は、仕事でも活きてくるのでお酒が強い人はぜひ使ってみてください。

 

16位:御社の人材評価はどこを重視されているか教えて頂きたいです

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:二次面接・最終面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事・役員

 

僕がおすすめする逆質問もいよいよ終盤に入ってきました。

新卒におすすめの逆質問、16位は「御社の人材評価はどこを重視されているか教えて頂きたいです」という評価に関する逆質問です。

 

まず自分が「成果主義」に対してやる気が出るタイプなのか?

それとも「普通にやり過ごして年功序列で評価されたい」というタイプなのか?

「人とのコミュニケーションに自信があって気に入られることで出世したい」というタイプなのか?

 

などなど、どのような評価方針が向いているのか明確化しておくと良いです。

そこを軽くでもイメージしておけば、評価方針を聞いた時にそれが自分に合っているのかどうかが分かりますからね。

 

仕事をする上で、思うように評価されないと本当にやる気が下がるものです。

それを回避するための質問としてぜひ押さえておいてくださいね。

(面接の逆質問だけでなく、会社説明会やOB訪問の質問としてもおすすめなので!)

 

17位:仕事を通して最もやりがいや達成感を感じる場面を教えてください

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:人事

 

次に仕事を通してどんな場面でやりがいや達成感を感じるのかを聞くのも良いですね。

注意点として、質問対象は現場の社員さんであることが重要です。

 

採用担当者、つまり人事にこれを聞いても人事部での業務内の話になりがちなので、新卒にとって全然参考にならないんですよね。

よって、一次面接にて現場の社員さんが面接官を担当してくれている場合にのみ、仕事を通してのやりがいや達成感を聞くようにしましょう。

 

この質問をするメリットとしては、すぐに回答が出なかった場合にやりがいの少ない仕事である可能性が高いと判断できることにあります。

一方で、前のめりでやりがいや達成感を語れるような現場社員がいれば、その会社での仕事のやりがいは大きい可能性が高いと考えることができますよね。

 

このあたりの回答や対応が、入社するかの判断材料になるので、面接での逆質問だけでなく会社説明会やOB訪問でも積極的にこの質問はしてください。

 

18位:活躍されている女性社員の方はどのような方でしょうか?復職された方はいらっしゃいますか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員・人事

 

次に女性の就活生におすすめなのが、活躍している女性社員について質問すること。

「女性の活躍」は本当に会社によって異なり、女性が働きやすい会社もあれば、活躍している女性が全くいないような会社もあります。

(女性を出世させないような会社ももちろんありますよ)

 

そこで"実際に活躍している女性"について、具体的に聞いてください。

即答できない場合や「今から女性の活躍に力を...」と回答する企業は、男性重視である可能性は非常に高い。

 

また産後の復職率も非常に参考になります。

女性が「産後に同じ会社に復職したい」と思える企業は比較的良い企業だからです。

 

この逆質問は最終面接でするのは微妙なので、一次面接や二次面接などの初期で質問することをおすすめします!

(最終面接ではもっと入社意欲の高さを示すような質問が向いているので)

 

19位:部門間の交流は活発でしょうか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員・人事

 

次に部門間の交流の活発さを逆質問で聞くのも良いでしょう。

この質問の意図としては、「仕事内容の幅」を知るための材料集めです。

 

僕が新卒で入社した食品メーカーは他部門との関わりがほとんどありませんでした。

要するに「営業職は営業職で完結してしまっている」ということです。

実際に営業職として、同じような業務を20年、30年続けている社員が多かった。

 

一方で、僕の友人の食品メーカーは他部門との連携が活発だそうです。

(研究開発とのやり取り、流通部門とのやり取り、役員との会議など)

聞いてみると、やはり業務内容の幅が非常に広く、営業職と言っても流通から企画まで関わっているとのこと。

 

人によって仕事の幅が広い方が良いか、狭い方が良いか好みが分かれます。

この逆質問をきっかけとして、業務内容の幅を理解すると良いですよ。

 

20位:ジョブローテーションは比較的活発に行われているでしょうか?

 

●この逆質問をするおすすめの選考タイミング:一次面接・二次面接

●この逆質問をするのにおすすめの相手:現場社員・人事

 

それでは最後の逆質問は、「ジョブローテーションは比較的活発に行われているでしょうか?」という質問です。

ジョブローテーションとは、定期的に部署を異動させることで1人の社員が持つスキルや経験の幅を広げること。

 

僕のような飽き性の人はジョブローテーションで様々な業務を経験することが向いている一方で、1つの職種で実績を残したい人にとってはジョブローテーションがない方が良いですよね。

 

例えば「営業職として圧倒的な実績を出して市場価値を高めたい」と考えている就活生は、ジョブローテーションがない企業に入社する方が良いと僕は思います。

(なぜなら興味のない部署で数年間過ごすことになりかねないから。いくら他の部署を経験することが営業職に活きるといえども遠回りすぎると僕は考えてます)

 

以上の20問が僕が新卒におすすめする面接での逆質問でした!

1つ1つの質問には、質問意図があり、かつ面接官に悪い印象を与えないと僕なりに判断した質問のみを一覧化しています。

「逆質問って何すれば良いの...?」と悩む場面は多いと思うので、ぜひこの記事を1つの武器としてストックしておいてもらえると嬉しいです。

 

次の章からは一次・二次・最終と、各選考ごとにおすすめの逆質問まとめ。それに加えて、「NGな逆質問」についても詳しく解説していきます!!

どんな逆質問をするとマイナス評価されてしまうのか気になりますね!

一次面接で新卒におすすめの逆質問

 

各選考ごとにおすすめの逆質問をより分かりやすく抽出しておきます。

まずは一次面接(面接官が現場社員や若手人事)におすすめの逆質問の一覧は次のとおりです。

 

一次面接におすすめの逆質問例
1 面接を通しての私の印象はどうだったでしたか?
2 私は◯◯な性格で◯◯な方と合うと考えているのですが、そういった社員さんは多いですか?
3 私の最大の強みは◯◯なのですが活かせる場面は多いでしょうか?
4 競合他社と比較した際の御社の最大の強みは◯◯だと考えているのですが、いかがでしょうか?
5 入社後に一番に感じたギャップがあれば教えてください
6 御社の若手の社員さんに多い性格の特徴があれば教えてください
7 今後どのような人材を特に採用したいと考えていますか?理由とともにお聞かせ願いたいです。
8 ◯◯職の1日の仕事の流れをザックリでも教えて頂きたいです
9 お酒が大好きなのですが、飲み会は多いでしょうか?
10 仕事を通して最もやりがいや達成感を感じる場面を教えてください
11 活躍されている女性社員の方はどのような方でしょうか?復職された方はいらっしゃいますか?
12 部門間の交流は活発でしょうか?
13 ジョブローテーションは比較的活発に行われているでしょうか?

 

こうして一次面接におすすめの逆質問を並べてみると、一次面接の逆質問に向いている質問の特徴が見えてきますね。 

 

【一次面接に向いている質問の特徴】

  • 入社の判断材料になるような質問
  • 自分と相手企業との適性を測る質問
  • 企業理解を深めるための質問
  • 自分の強みや性格を再確認してもらうための質問

 

一次面接での面接官の役割は「全然合わない人を不採用にすること」にあります。

要するに100点満点を通過させるのではなく、まずは60点以上の人を抽出するのが一次面接の役割なんですよね。

 

よって就活生側からも適性を測ることを意識すべきです。

また適性を測ってもらうためには自分の強みや性格を積極的に伝えることも重要なので、それに繋がる逆質問は効果的ですよ。

 

 

なるほど!一次面接の役割について考えると、どのような逆質問をすべきか、更に言うとどのようなガクチカや自己PRを伝えるべきかも見えてきますね。

まさにそのとおり!まずは自分の強みや性格をしっかり伝えきること。理解してもらうことが一次面接の就活生側のタスクだと言えるよね。 

二次面接で新卒におすすめの逆質問

 

次に二次面接(面接官が人事や人事部長)におすすめの逆質問を抽出しました。

一次面接と大きくは変わりないですが、より入社意欲の高さを伝えるような逆質問が向いている傾向にありますよ。 

 

二次面接におすすめの逆質問例
1 面接を通しての私の印象はどうだったでしたか?
2 私は◯◯な性格で◯◯な方と合うと考えているのですが、そういった社員さんは多いですか?
3 私の最大の強みは◯◯なのですが活かせる場面は多いでしょうか?
4 今のうちから絶対にやっておくと入社後に役立つと思うことがあれば教えて頂きたいです
5 御社で活躍している社員さんの特徴はありますか?
6 競合他社と比較した際の御社の最大の強みは◯◯だと考えているのですが、いかがでしょうか?
7 入社後に一番に感じたギャップがあれば教えてください
8 御社に入社する前に意識しておくべきこと、覚悟しておくべきことはありますか?
9 いつか◯◯職への配属を希望しているのですが、◯◯職に必要な経験やスキルは何でしょうか?
10 今後注力していこうと全社的に考えている事業はどのような事業でしょうか?
11 御社の若手の社員さんに多い性格の特徴があれば教えてください
12 今後どのような人材を特に採用したいと考えていますか?理由とともにお聞かせ願いたいです。
13 お酒が大好きなのですが、飲み会は多いでしょうか?
14 御社の人材評価はどこを重視されているか教えて頂きたいです
15 活躍されている女性社員の方はどのような方でしょうか?復職された方はいらっしゃいますか?
16 部門間の交流は活発でしょうか?
17 ジョブローテーションは比較的活発に行われているでしょうか?

 

二次面接についてもおすすめの逆質問の特徴は以下のように挙げることができます。

自分のことを理解してもらいつつ、相手企業の理解にも努める。

加えて、入社意欲の高さを示すことで「この子は役員に通しても情熱が伝わるだろうな」と思ってもらうことが重要になりますね。 

 

【二次面接に向いている質問の特徴】

  • 入社意欲の高さが伝わるような質問
  • 自分と相手企業との適性を測る質問
  • 企業理解を深めるための質問
  • 自分の強みや性格を再確認してもらうための質問

 

一次面接よりも、より入社意欲の高さを伝えられるような逆質問が向いてるんですね。

そうだね!新卒を採用する上でとにかく人事は「早期退職」を避けるから、すぐに辞めないような意欲の高い人材を求めるからね。 

最終面接で新卒におすすめの逆質問

 

それでは次に最終面接(面接官が社長や役員)におすすめの逆質問を抽出しますね。

一次面接のように現場の状況を聞いたり、やりがいを聞くのは向いていません。

 

とにかく意識すべきは「気に入られること」と「内定を出したら入社してくれそうだなと入社意欲の高さを伝えること」にあります。

 

最終面接におすすめの逆質問例
1 面接を通しての私の印象はどうだったでしたか?
2 御社にこんな商品があればいいなと思った商品を考えてきました。披露しても宜しいでしょうか?
3 今のうちから絶対にやっておくと入社後に役立つと思うことがあれば教えて頂きたいです
4 御社で活躍している社員さんの特徴はありますか?
5 御社に入社する前に意識しておくべきこと、覚悟しておくべきことはありますか?
6 いつか◯◯職への配属を希望しているのですが、◯◯職に必要な経験やスキルは何でしょうか?
7 今後注力していこうと全社的に考えている事業はどのような事業でしょうか?
8 お酒が大好きなのですが、飲み会は多いでしょうか?
9 御社の人材評価はどこを重視されているか教えて頂きたいです

 

これらおすすめの逆質問を通して、最終面接に向いている質問の特徴が見えます。

以下の特徴を持つ質問は最終面接用の逆質問として非常に向いてますね。

 

【最終面接に向いている質問の特徴】

  • とにかく入社意欲の高さを示すような質問
  • 自分の人柄を気に入ってもらえるような質問
    (例えばお酒が大好きなのですが、の質問などは年配のお酒好きにとっては非常に響くし気に入ってもらえる可能性は高い。お酒が好きじゃなくてもアイデア披露などは主体性のある人材を評価する役員には響くことも多い)
  • 面接官に情熱を持って語らせるような質問
    (注力していきたい事業や人材評価など)

 

最終面接では入社意欲の高さを示すことが本当に重要。それを押さえておけば、いかに最終面接で披露する志望動機が重要なのかも分かる。

"裏事情(面接官の意図や欲求)"を押さえておくことが、就活の攻略に繋がるので就活攻略論を通して今後も裏事情は共有していきます!

面接ですべきではないNGな逆質問とその例

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ここまでおすすめの逆質問を共有してきました。

加えて押さえておくべきが「こういう逆質問をするとマイナス評価されてしまう」というNGな逆質問についてです。

 

面接において、評価されることはもちろん重要。

一方で、マイナス評価されないことも重要になってきます。

(お金のようなもので、増やすことも重要だけど、同時に支出を減らすことも重要なように!)

 

そこでこの章にて、NGな逆質問を共有しておきます。

まずNGな逆質問の特徴から押さえておいてください!

 

【NGな逆質問の特徴】

  • 相手企業に対して無関心だと捉えられてしまう質問
  • ネットで調べればすぐに分かるような質問
  • 待遇や条件面に関する質問
  • 相手が嫌な思いをする可能性の高いネガティブな質問
  • 抽象的で何が知りたいのか分かりにくい質問
  • 一概に答えられないような質問

 

これらの特徴を持つ逆質問はマイナス評価されてしまう可能性が高いです。

それぞれの特徴ごとにNGな逆質問の例を一覧化しておきますね。

(意外と聞いてしまいがちな質問も多いので要注意!)

 

NGな逆質問例 NG理由
①特にありません 無関心だと示すことになり入社意欲が低いと思われる
②本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました 質問になっていない。逆質問がなく無関心だと思われる
③土日休みでしょうか? ネットで調べれば分かる
④社員数は何名ぐらいですか? ネットで調べれば分かる
⑤残業時間はどのぐらいでしょうか? 条件ばかり気にする就活生だと思われる
⑥社員からの評判の良い福利厚生はありますか? 条件ばかり気にする就活生だと思われる
⑦転勤は多いですか? 条件ばかり気にする就活生だと思われる
⑧長期休暇は取れますか? 条件ばかり気にする就活生だと思われる
⑨御社の弱点や欠点を教えてください ネガティブな印象を与える可能性が高い
⑩離職率を教えてください ネガティブな印象を与える可能性が高い
⑪退職理由で多い理由を教えてください ネガティブな印象を与える可能性が高い
⑫御社の社風を教えてください 質問が抽象的である
⑬御社のカラーは何でしょうか? 質問が抽象的である
⑭役員になるためには何年ぐらいかかりますか? 一概に答えることができない質問(人による)
⑮企画職になることはできますか? 一概に答えることができない質問(人による)
⑯御社の繁忙期を教えてください 聞いてどうするの?と思われる

 

自分が採用担当者側の立場に立った時に、たしかにこれらの質問をしてくる就活生はマイナス評価してしまいそうですね。

そうなんだよ。特に条件面の質問を気軽にしてしまう人が多いけど、採用担当者側はそれをかなり懸念するから気をつけよう。

面接で逆質問をする際の注意点

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それではNGな逆質問も押さえたところで、面接で逆質問をする際の注意点も4つ共有しておきます。

 

【面接で逆質問をする際の注意点】

  • 可能であれば小さいメモ帳を用意しておいてメモを取る
  • 面接官によって評価する逆質問が異なることを把握しておく
  • ネットで調べれば分かるような質問をしない
  • 条件面(残業や給料など)に関する質問は内定獲得後にする

 

注意点① 可能であれば小さいメモ帳を用意しておいてメモを取る

 

まず逆質問する際に可能であればメモを取るようにしましょう。

男性なら胸の内ポケットや、カバンの外ポケットなどすぐに取り出せる場所にメモ帳とペンを用意しておいてメモを取る。

 

質問の回答を必死にメモする姿勢を見せることで、真面目さや誠実さが伝わります。

僕が就活生の時は、絶対にこれをするようにしていましたね。

(メモに残すことが重要なんじゃなくて、メモをとる姿勢を見せることが重要)

 

注意点② 面接官によって評価する逆質問が異なることを把握しておく

 

次に、この記事を通しておすすめの逆質問を共有してきましたが、どの質問が評価されるかどうかは結局のところ面接官によって異なります。

 

例えば、以前、就活生から「今のうちから絶対にやっておくと入社後に役立つと思うことがあれば教えて頂きたいです」という逆質問を面接官にした際に。

「そんなことは自分で考えるべきでしょう」と言われてしまったという意見をもらったことがあります。

 

これに対しての僕の考えは「そんな高圧的な人を面接官にするような企業に入社するのはやめとけ」なのですが、要するにどの質問が刺さるかどうかは面接官次第ということです。

 

その中でも比較的に評価されやすい逆質問をこの記事ではまとめていますが。

「◯◯が必ず正しい」という正解は就活において存在しないことだけは、肝に銘じてもらって、あくまでどれを選択するかは自分の頭で考えることが重要です。

 

注意点③ ネットで調べれば分かるような質問をしない

 

続いて、NGな逆質問のところでもお伝えしましたが、とにかくネットで調べれば分かるようなことはどの場面でも質問しないようにしましょう。

 

僕はツイッターでたまに自己PRの添削企画をすることがあります。

そこで受け付けた自己PRのほとんどが、僕が就活攻略論で書いている「評価される自己PRのポイント」を全く押さえていないんですよね。

 

要するに「とりあえず」で添削を依頼する人が非常に多い。

僕が書いている自己PRのポイントはネットで調べればすぐに出てきますよね。

 

人はできるだけ省エネで活動しようとすることは先に伝えたとおりです。

だからこそ、他の就活生との差別化のためにも、事前にしっかりとネットで調べること。企業研究をして深く理解しておくことが効果的だと言えます。

 

注意点④ 条件面(残業や給料など)に関する質問は内定獲得後にする

 

そして最後の注意点としては、条件面に関する質問は内定獲得後にしましょう。

細かい条件、例えば「実際の残業時間」や「有給消化率」などがネットに書かれていない場合、面接での逆質問でしようとする気持ちはよく分かります。

 

しかし、まだ内定を獲得していない段階で条件面を聞くのはリスクが大きい。

マイナス評価される可能性があるので、内定獲得後にするのが賢いですよね。

 

内定獲得後こそが重要です

また内定獲得後には徹底的に「入社するかの判断材料集め」をしてください。

就活生は内定を獲得してから気が緩みすぎる人が多くて、実際に入社してみると「想像と違った」と思ってしまう。

 

内定獲得後にこそ、現場の社員さんと話す機会を作ってもらって実情を聞きまくる。

企業の口コミサイトを使って懸念事項を拾って、企業側に確認を取る。

できることは何でもやって、入社後のミスマッチを極力回避しましょうね。

 

内定を獲得した企業を美化しようとする人が多いけど、入社してから決定的に合わないことが分かると後々困る。内定者のうちに自分に合うかどうかを徹底的に調べていこう。(合わないとなって内定辞退してからでも、秋採用や冬採用があります!)

面接での逆質問についてよくある質問

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それではこの章にて面接の逆質問に関して、よくある質問に全て答えます。

この記事1つ読めば、面接での逆質問が完璧になることを目指して書いているので、ぜひこの章にて疑問点をクリアにしてください。

 

質問① 逆質問をしないのはNGでしょうか?

 

逆質問を求められたのに「ない」と答えるのは絶対にNGです。

「面接を通して全て聞けたから質問することはない」という思いで逆質問をしない人もいるでしょうが、相手からしたら興味がないのかなと思うところ。

 

考えればいくらでも質問はできます。

今回共有した20の逆質問を全て聞かないでも把握しているという人はいないと思うので、「逆質問することがない」という人こそこの記事を参考にしてもらえると嬉しいですね。

» 【最終面接で逆質問をしないと絶対に不採用】その理由と対策!

 

質問② 逆質問を求められなかった場合はどうすれば良いですか?

 

次に面接によっては逆質問を求められないケースは多々あります。

その場合は無理に質問をするのではなく、逆質問をしないで大丈夫です。

 

面接官が逆質問を求めてこない場合、時間が押している可能性が高いからです。

もし時間が余っていれば、どんな面接官も基本的には「最後に何か質問はありますか?」と聞いてくれるもの。

 

それをしてこないということは、面接官側に事情があると考えて、無理に逆質問しないようにしましょう。

(どうしても聞きたいことがある場合は、面接後にメールしたり内定獲得後に聞けば良いですからね)

 

質問③ 逆質問の数はいくつが良いでしょうか?

 

続いて、逆質問の個数についての質問ですね。

これに関しては正解はないですが、1〜2個がベストだと僕は考えています。

0個は何度も言うようにNGで、3個以上とあまりに多いのも面接時間を引き伸ばしてしまうのであまり良くないかと。

 

また質問の仕方として「質問が2つあります」と言ってから、2つを同時に質問するのではなく、1つずつ質問するようにしましょう。

(会社説明会などの質問で連続して2つの質問をする人がいますが、2つ目の質問を忘れてしまって二度手間になりがちなので)

» 【最終面接の逆質問の数は何個が良い?】逆質問を極めた僕の最適解!

 

質問④ 逆質問の内容をメモしてメモを見ながら質問するのは良いですか?

 

逆質問する内容を事前にメモしておくのはどうか?という質問。

これに関しては全く問題ないですよ。

 

むしろ「事前にメモをしていた=企業研究をしっかりしている」という印象を与えることになりますからね。

一生懸命な新卒に対して良い印象を持つ採用担当者は多いし、特に役員ともなればそういう若者が好きな人は多いです。

 

質問⑤ 逆質問の終わり方として何と言えば良いですか?

 

逆質問の終わり方についてもよく質問されることがあります。

逆質問の終わり方として、シンプルなテンプレを用意しておいたので使ってください。

 

【逆質問の終わり方のテンプレ】

「ご回答頂きありがとうございます!こちらからの質問は以上です。」

 

本当にシンプルですよね。

特にここで何か言って爪痕を残す必要はありません。

 

質問⑥ 面接の評価をフィードバックしてもらうのは良いですか?

 

続いて、逆質問として面接のフィードバックをもらうのはどうかという質問。

これに関しては、おすすめでもNGでもどちらでもありませんね。

 

そこまでおすすめしない理由としては、まず面接のフィードバックをもらおうとした時に、正直なことを伝えてくれる面接官が少ないこと。

それに加えて、逆質問としてあくまで相手企業との適性を測ったり、企業理解を深めようとする姿勢を見せる方が印象が良いことが理由になります。

 

志望度が高くない企業に対して、面接力を高めるためにフィードバックをもらうのは良いと思うので、そのあたりは臨機応変に対応してください。

 

何か追加で質問がある人は、ツイッターの僕の投稿にてコメントで質問ください!(DMでの個別質問は受け付けていないので!)

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

面接の逆質問に関して、詳しく踏み込んで解説している記事がネット上に少なかったので本記事を通してまとめておこうと考えました。

 

あくまで僕の主観でおすすめの逆質問を紹介していますが、少しでも参考になれば嬉しい限りです。

最初に伝えたように「終わりよければ全て良し」はあながち間違っていない教えなので、面接の終わりである逆質問に注力することは面接力を高める上で重要です。

 

「逆質問を通して、自分から企業との適性を測りにいくことができるんだ!」とか「面接の段階ごとに逆質問を変えるのが効果的なんだ」などなど、新しい気づきを1つでも得てくれたら嬉しいなと。スタバで書いていて考えていますw

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 面接での逆質問は、面接の終わりでされる質問であり、面接官からの印象を良くするために非常に重要な時間である。
  • 質問を求められた時に「特にありません」と逆質問がないのは絶対にNG。
  • NGな逆質問としてネットで調べられるような質問は避けることが非常に重要になってくる。
  • どの逆質問をすれば評価されるのかは面接官によって異なることを大前提として押さえておく必要がある。

 

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» 【役員面接の逆質問おすすめ10選】差別化ポイントやNG質問も合わせて共有!

 

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた600の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/