就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は”SNS就活”について解説していきます。
TwitterやInstagramなど、SNSが普及してきたことで、就活においてもSNSを利用する人が増えてきています。
就活でもSNSをうまく使うことで、いち早く企業の選考情報を知れるなどメリットがたくさんあります。
そこで本記事では、就活でSNSを活用する方法やおすすめのSNSについて解説していきますね!
合わせて、SNS就活で知っておくべき注意点をについても共有するので、ぜひ最後まで読んでください。
SNSで採用活動を行う企業もかなり多くなってきましたよね。
そうなんだ。SNSの利便性を上手く活用できれば、効率的に就活情報を集めることもできるので、この記事を参考にぜひ利用してほしい!
- SNS就活とは?
- 内定獲得にはSNS就活より逆求人型サイトがおすすめ
- 就活でSNSを活用すべき理由
- 就活でのSNS利用率
- 就活で利用すべきSNSの特徴と活用方法
- 就活でSNSを活用する際の注意点
- 本記事の要点まとめ
SNS就活とは?
まず最初に、SNS就活の基本的な部分について解説しておきます。
SNSを使った就活とは「SNSを通じて企業にアプローチをかけたり、就活において有利となる情報を集めること」です。
今やSNSは情報発信のために欠かせないツールとなっており、製品情報やPRを行う企業が増えています。
とくにSNSは若者世代の利用者が多いので、新卒採用における情報発信ツールとしては最適の方法なんですよね。
たとえば上記のように、大手の通信会社であるNTTドコモは、Facebookで新卒採用専門のアカウントを運用しています。
こうした大手に限らず、中小企業やベンチャー企業も活用しています。
(運用にコストがかからないというのも大きなメリットですからね。)
就活において、どれだけ情報を持っているかはとても重要な要素です。
企業側がこれだけ情報を発信しているわけですから、就活生もSNSを通じて効率的に情報を集めるのがおすすめです。
実際、僕の知っている就活生の多くが他の就活生と交流を図って情報を得たり、企業が実施する座談会や就活サイトのイベント情報を把握するのにSNSを利用しています。
さらに、コロナ以降はWEBでのイベント需要も急拡大しましたよね。
これにより、ますますSNS就活の重要性は増してきているため、今後の就活生は必ず把握しておくべき要素と言えます。
SNS就活で企業担当者に身バレはしないのか?
就活でSNSを活用する際、気になるのは「身バレしないのか?」という点かと。
身バレとは「企業担当者にアカウントがバレること」です。
結論からいうと、身バレする可能性はあります。
では、どのような流れで身バレしてしまうのか。
以下のような特徴があります。
【SNS就活で身バレするアカウントの特徴】
- アイコンやヘッダーに本人と分かる写真を使用している
- アカウント名やIDに名前や生年月日を入れている
- プロフィール文が個人を特定できる内容になっている
- ツイート文や時間が選考内容と一致する
- 企業名をツイートしている
本人の写真はもちろん、履歴書に書いてある「名前」「生年月日」「メールアドレス」と関連づくようなアカウント名やIDを設定している人は、身バレする確率が高くなります。
また、選考を受けた直後に内容や時間が一致するツイートをするのも、身バレするリスクが上がります。
加えて、企業担当者のリサーチ方法は企業名を検索にかけることがほとんどなので、ツイートで企業名をそのまま載せると身バレしやすくなります。
SNS就活で身バレすると不利になるのか
SNS就活をしていること自体は、何の問題もありません。
ただ、企業の悪口や就活への不満、口外してはいけない選考情報などをツイートしていた場合はマイナス評価に繋がります。
逆に言うと、そこさえ注意しておけば身バレしても大丈夫。
いつ採用担当者に見られても大丈夫という使い方をするのが大切ですね。
SNS就活とひと口に言っても、色んな活用方法があるんですね。
そのとおり!SNSならスピーディーに情報をキャッチできるし、うまく活用すれば就活を有利に進められるよ!
内定獲得にはSNS就活より逆求人型サイトがおすすめ
SNS就活はたしかに情報収集方法としては非常にメリットがあります。
ただ、”内定獲得”を目的とするのであれば、僕は逆求人型サイトの方がおすすめですね。
逆求人サイトとは、自分のプロフィールを入力しておくだけで企業からスカウトが届く就活サイトのことです。
通常は、企業ごとに一つひとつ履歴書やエントリーシートを用意する必要があります。
しかし、逆求人サイトなら一度プロフィールを完成させればあとは企業からのスカウトを待つだけなので非常に効率的。
これはあくまで就活サイトのため、SNSのようにプライベートのアカウントと切り替える手間や炎上するリスクもありません。
効率的かつ安全に利用できるため、かなりおすすめです。
とくにおすすめなのは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ。
サイトごとに利用企業が違うので、どちらにも登録しておきましょう。
プロフィールはコピペで転用すればOKなので、それほど手間もかかりません。
まずはこれら2サイトに登録しつつ、SNS就活で情報収集を進めていくのが最も効率的ですね。
1通でも多くのスカウトを獲得するためにも、少しでも早く登録しておくのが大事ですよ。
ちなみに、逆求人サイト以外にも就活を進める上で有益なサイトはたくさんあります。
就活を7年以上研究する中で、「いま僕が就活生だったらこれを使う!」というサービスを厳選した記事を用意しました!
これまで200以上のサービスを見てきた中で、とくにおすすめの6サイトだけピックアップしたのでぜひ参考にしてください。
逆求人サイトなら、安全にスカウトを待ちながら就活を進められますね。
上記の2サイトは大手企業も多数登録しているから、大手企業を狙っている就活生にもかなりおすすめだよ。
就活でSNSを活用すべき理由
内定獲得に直結するという意味では、逆求人型サイトがおすすめです。
しかし、目当ての企業に絞った情報収集や企業担当者とのつながりを作るのであれば、SNS就活もかなり使えるツールかと思います。
そこでこの章では、就活でSNSを使うべき理由について解説します。
【就活でSNSを活用すべき理由】
- 企業の最新情報を効率的に得られる
- 就活に役立つノウハウが得られる
- 他の就活生と情報交換できる
理由① 企業の最新情報を効率的に得られる
1つ目の理由は、企業の最新情報を効率的に得られることです。
企業はSNSを使って、常に自社のアピールしたい活動や事業について発信しています。
#水素エンジン カローラが、鈴鹿サーキットの5時間レースに参戦!
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) September 18, 2021
今回のテーマは「はこぶ」。 #川崎重工 #岩谷産業 #JPOWER が、海外から運んだ水素で走ります。#カーボンニュートラル 実現に向け、業界の枠を超えた幅広い仲間づくりを進めています。
詳しくはこちら https://t.co/gSiiChauM7 pic.twitter.com/4flu8kzmHw
こちらはトヨタ自動車の公式アカウントになります。
トヨタが取り組んでいる社会活動や注力している事業などを発信しているため、常に最新の情報を把握することができますよね。
また、以下サイバーエージェントのように採用担当専用のアカウントを作っている企業もあります。
動画公開📣📣
— 【公式】サイバーエージェント新卒採用人事 @23卒冬選考受付中! (@ca_recruit_info) October 5, 2021
グループ会社で急成長中の株式会社CyberACEをご紹介!仕事内容や、会社について説明します😀
☑️CyberACEとはどんな会社?
☑️仕事のおもしろさは?
☑️今後目指しているものは?
▼動画はこちら✨https://t.co/fo1GI0UN1D#23卒 #24卒 #就活 #就活生 pic.twitter.com/RPvIlnqaNl
こうした採用専用アカウントはセミナーやインターン情報、社長インタビューなど選考に直結する情報を常に発信しています。
志望先企業が決まっているのであれば、フォローしておくべきですね。
理由② 就活に役立つノウハウが得られる
2つ目の理由は、就活に役立つノウハウが得られる点です。
TwitterなどのSNS上には、就活生向けに情報を発信するインフルエンサーもいます。
インフルエンサーだけでなく、就活サイトの特集やWebメディアから、面接対策や書類対策など具体的なアドバイスを入手することも可能です。
SNSはこうした情報に素早く手軽にアクセスできるため、スキマ時間を使って就活を進められるのが利点ですね。
(ちなみに僕もTwitterで就活に役立つ情報を発信しています!)
22卒の就活生聞こえますか...。
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) October 15, 2020
今のうちに回答を考えておくと、就活が開始時に「あの時の俺ありがとう」と確実に言われる頻出質問まとめておきました...。
更に、これらすべての質問に対して「質問意図+回答のポイント+例文」をまとめた記事(https://t.co/YO5tcFgBt6)も書いたのです...。 pic.twitter.com/7O79CHkYb2
理由③ 他の就活生と情報交換できる
3つ目の理由は、他の就活生と情報交換できることです。
年々、就活アカウントと呼ばれる就活専用アカウントを作る人が増えています。
就活は、孤独な戦いになりやすいもの。
一人では乗り越えられないようなことも、同じような境遇の仲間と交流を図ることで就活における負担が楽になることは往々にしてありますよね。
例えば、同じ学校に通う同級生がみんな自分より早く内定をもらって焦っている人も、SNSで探してみれば同じような状況の就活生はたくさんいるということがわかるでしょう。
それだけでもSNSを使って交流を図ることは十分に意義があるといえます。
また、同じ業界を目指す就活生との交流も非常に役立ちます。
他の就活生がどんな経験をしているか知ることで、自分の選考においてその情報が役に立つというケースも多いでしょう。
SNSを使った就活には、さまざまなメリットがあるんですね。
今や誰もが手軽に情報発信しているツールだからこそ、そのメリットは大きいといえるね!
就活でのSNS利用率
実際どれほどの就活生や企業がSNSを利用しているか気になりますよね。
そこで、就活生と企業それぞれの利用率を調べてみました。
就活生のSNS利用率
まずは就活生のSNS利用率をみて行きましょう。
以下は、JoB総研が行った23卒の就活生を対象にした調査結果です。
引用:JoB総研「23年卒 SNS就活実態調査」
SNSで就活に関する情報収集を行っていると答えた就活生は、75.2%でした。
就活においてSNSを利用するのはスタンダードになりつつあることがわかりますね。
SNSにもさまざまな種類がありますが、中でもオープンチャットを含むLINEの利用率が高いことも調査で明らかになっています。
引用:JoB総研「23年卒 SNS就活実態調査」
次いで、「Twitter」「Instagram」「YouTube」が並んで利用率70%を超えています。
有益な内容や情報を、いち早く得られるSNSを利用する就活生が多いことがわかりますね。
企業のSNS利用率
つづいて、企業のSNS利用率を共有します。
以下は、東海ビジネスサービスが行った全国の人事担当者への調査結果です。
引用:東海ビジネスサービス株式会社「人事担当から見た採用の課題」
新卒採用だけでなく中途採用もふくめですが、59.6%もの企業がSNSを採用活動に利用していることがわかります。
就活生だけでなく、企業としても採用にSNSを利用するのが浸透してきているということですね。
具体的に、採用活動で利用しているSNSは以下のとおり。
引用:東海ビジネスサービス株式会社「人事担当から見た採用の課題」
採用に利用するSNSとして最も多かったのは、Twitterで61.1%でした。
Twitterはとくに、学生が就活用のアカウントを作成することも多いので、採用活動に活かしやすいのが理由だと考えられますね。
ここまでの結果から、就活生・企業ともに就活でSNSを利用する割合が多いことがわかります。
次の章で、就活で利用すべきSNSの特徴と活用方法をお伝えしていくので、利用していないものがあればぜひチェックしてくださいね!
SNSを利用する就活生や企業も増えてきているんですね!
数年前までは求人サイトやHP、就活四季報などでしか情報を得られなかったけれど、今は情報を得られる手段もスピードも拡大しているんだ!
就活で利用すべきSNSの特徴と活用方法
ではどんなSNSを利用すればよいのか、いまいちわからないという人も多いと思います。
ここからは、就活に活用すべきSNSとそれらの活用方法について見ていきましょう。
【就活に利用すべき4つのSNS】
- LINE
①Twitter
SNS就活において最もおすすめなのがTwitterです。
Twitterは140字という短い文章で情報発信するツールで、文章ベースの情報収集という点で最も役に立つSNSといえます。
Twitterの最大の特徴は、最新の情報を入手しやすいことにあります。
Twitterは自分が興味のある分野に沿ってトレンド情報を得られる仕組みになっているため、リアルタイムで最新の情報が流れてくるのがおいしいところ。
また、Twitterは同じ趣味嗜好を持つ人同士で繋がるハードルが非常に低いツールでもあります。
よって、就活生同士で交流を持つには最適。
リツイートや「いいね」機能などを駆使すれば、逆にこちらから有益な情報を発信することもできるため、拡散性に優れているという利点もあります。
また、場合によっては就活情報の発信に優れたインフルエンサーや、先輩たちのリアルな声を聞けるのもメリット。
匿名性が高く情報の取捨選択は必要ですが、就活を有利に進めるという点では最もおすすめなSNSといえますね。
Twitterのおすすめの活用法
Twitterのおすすめの活用法は主に2つ。
一つは「企業へのアピール」、もう一つは「就活仲間との交流」です。
Twitterを利用して企業にアピールしたいと考えている就活生は、まずはプロフィールを充実させましょう。
自身の実績や経験、これまで頑張ってきたことを簡単に記載すると、人事担当者からの評価が上がりやすくなります。
また、自分から積極的に就活に役立つ情報を発信することも大事です。
140文字と限られた文字数の中で、要点を押さえて伝えたいことを発信するというのは、エントリーシートや面接の訓練にもなりますからね。
このようにTwitterを有効活用すれば、就活に有益な情報を得つつ、企業へのアピールも可能です。
詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
②Facebook
次におすすめのSNSがFacebookです。
FacebookはTwitterと違い、実名での登録が基本となります。
したがって他のSNSに比べてオフィシャル感が高く、コミュニケーション方法もかなりリアルに近いという特徴があります。
実際、ビジネスの場ではTwitterやInstagramより圧倒的にFacebookが利用されることが多いです。
反面、Facebookは実名での登録が基本である以上、個人の特定は容易。
匿名性が必要な投稿をするにはあまり適切ではなく、使い方にも注意が必要といえます。
(身バレが絶対に嫌な人は使うべきではないですね。)
Facebookのおすすめの活用法
Facebookのおすすめの活用法は、プロフィールの共通点から人脈を広げることです。
例えば、社会人の先輩と繋がる手段としてFacebookは非常に有効です。
あなたが在籍している大学のOB・OGと連絡を取り合い、OB訪問に繋げるといった使い方もできるでしょう。
この方法なら、LINEやメールアドレスを知らない間柄でもFacebookを通じて連絡できるため、就活に役立ちます。
このほか、Facebookには就活イベントなどの情報を発信しているビジネスインフルエンサーが多く存在するため、そういった人たちにアプローチをかけるのも有効です。
大手企業だけでなく、マーケティングの一貫としてFacebookを活用しているベンチャー企業のイベントなど、他のSNSに比べてビジネス色の強いFacebookなら簡単に見つけられるでしょう。
③Instagram
次におすすめのSNSが、Instagramです。
Instagramは他のSNSと違い、写真の投稿によって交流を図るツール。
TwitterやFacebookに比べて最もカジュアルなSNSといえるでしょう。
そのぶん、企業の広報やビジネスインフルエンサーの投稿もラフな物が多く、就活生も気軽に交流が図れるというメリットがあります。
Instagramの特徴であるハッシュタグを使えば、同じキーワードで検索をかける人と気軽に繋がれるため、情報収集の場としてもかなり有用です
Instagramのおすすめの活用法
インスタグラムのおすすめの活用法は、ハッシュタグを利用して就活情報やノウハウを集めることです。
例えば就活情報を発信しているユーザーのアカウントをフォローしたり、就活サイトの公式アカウントをたどっていけば、就活に関する役立ち情報がいくらでも手に入るでしょう。
特に、新進気鋭のベンチャー企業ではインスタグラムを公式アカウントとして運用しているところもあります。
こうしたベンチャー企業への就職を狙っている学生にもおすすめです。
④LINE
最後におすすめするSNSは、LINEです。
LINEはSNSとしてだけでなく、連絡手段としてもかなり普及していますよね。
誰もが当たり前のように導入しているコミュニケーションツールであるため、近年では採用に積極的に導入する企業も増えつつあります。
LINEのおすすめの活用法
そんなLINEの活用法としては、企業の公式アカウントを友達追加して、イベント情報や説明会の日程などを入手するのがおすすめです。
他のSNSと比べて、日常的に使用している就活生も多いでしょう。
日常的に使用している人なら気軽に最新情報を入手しやすいため、LINEはかなり活用できるのではないでしょうか。
また、選考やイベントで出会った他の就活生と交流するのにも有効です。
同じ企業や業界を目指す人同士でグループを作成すれば、気軽に情報交換ができるようになります。
SNSは情報の入手に最適なんですね!
SNSで就活生同士のコミュニティを活用するのもかなり心強いと思うよ!
就活でSNSを活用する際の注意点
SNSを利用した就活はメリットも多いですが、注意して利用しないと思わぬトラブルにもなる可能性があります。
そこでここからは、就活でSNSを利用する際に注意すべきことを5つ紹介します。
【就活でSNSを利用する際の注意点】
- プライベートなアカウントは利用しない
- 愚痴などのネガティブな投稿は避ける
- 選考に関する情報を投稿しない
- 他の就活生と自分の状況を比べない
- SNSに時間を使いすぎない
注意点① プライベートなアカウントは利用しない
就活でSNSを活用する場合、プライベートなアカウントで企業にアプローチをかけるのはおすすめしません。
なぜなら、プライベートなアカウントでは就活以外の情報も多く流れこんでくるため、企業の情報を精査することが難しくなるからです。
もともとプライベートなアカウント=ビジネスライクな人なら問題ありませんが、おそらく多くの就活生のプライベートなアカウントは趣味や友人との交流の場として利用されているでしょう。
そうしたアカウントはあなたの趣味嗜好に沿って情報が流れてくるようカスタマイズされていることがほとんど。
となると、企業の情報だけを精査して入手することは難しくなるでしょう。
また、プライベートなアカウントでリアルの友人と繋がっている人も多いと思います。
友人とフランクに接しているやりとりが企業の人に見られている可能性も十分にあるため、プライベートなアカウントを就活に利用するのは避けた方が無難です。
よって、もし就活にSNSを活用するのであれば、プライベートのアカウントとは別に就活専用のアカウントを作るのが無難といえます。
就活専用のアカウントなら企業の情報がしっかり精査できるだけでなく、同じ境遇の就活生との交流も図りやすいです。
注意点② 愚痴などのネガティブな投稿は避ける
「SNSの投稿が原因で内定取り消しになった」といった噂を聞いたことがある就活生は多いのではないでしょうか。
これについては信憑性のある事例がなく、SNSが原因で内定取り消しになる可能性があるとは確実に言えません。
ただし、現代ではSNSの投稿をきっかけに、いわゆる「炎上」が起こることも珍しくありません。
当然、企業側も問題のある学生を採用するリスクは避けたいはず。
実際のところはわかりませんが、人事担当者がSNSで候補者を調べていない可能性がないとは言い切れません。
よって、SNSを就活で活用する場合、ネガティブな投稿やモラルに反する投稿をするのは避けましょう。
もちろん、企業を名指しで批判したり、人事担当者を誹謗中傷するような内容はたとえ非公開のアカウントであっても許されるものではありません。
SNSを利用する際は、最低限節度ある使い方を心がけましょう。
注意点③ 選考に関する情報を投稿しない
「〇〇会社の面接でこんなことを聞かれた」「〇〇会社ではこんなプロジェクトを遂行している」といった、選考内容や会社の内部情報を投稿するのもご法度です。
もし企業側に情報を洩らしていることが判明すれば、当然内定の可能性はゼロに。
そもそも、企業の重要な情報を外部に漏洩することは歴としたコンプライアンス違反です。
これらはたとえ非公開のアカウントだとしても個人を特定されたり、最悪法で罰せられる可能性があるため、絶対にやめましょう。
もしあなたが選考の情報を他の就活生に発信したい場合は「ワンキャリア」などの就活専門の口コミサイトなどで投稿するのがおすすめです。
これらは面接の内容やエントリーシートの内容を発信できるほか、他の就活生の口コミも豊富なため情報収集に非常に役立ちます。
選考情報を得て就活を有利に進めたい人は「ワンキャリア」などの就活サイトを利用してみましょう。
注意点④ 他の就活生と自分の状況を比べない
周囲の誰かが自分より先に内定を獲得していたり、大手企業の面接が進んでいたりするのを見て、焦った経験はないでしょうか?
SNSは、そういった情報が目に入りやすいもの。就活生同士で交流しているアカウントであれば、なおさら目に付くでしょう。
そういったときに陥りがちなのが、他人と自分を比べて焦ってしまい、冷静な判断ができなくなることです。
就活は内定の数や早さを競う競技ではありません。
とにかく自分に合った企業に入社することが重要だと僕は考えています。
利用していて、ネガティブな感情になるのであればSNSは使うべきではありませんよ!
注意点⑤ SNSに時間を使いすぎない
近年スマホ依存が問題視されていますが、その要因の多くはSNSにあります。
SNSに時間を割きすぎて、本来やるべき選考対策や学業が疎かになってしまっては、本末転倒ですよね。
本記事で述べたとおり、SNSはうまく活用すれば就活を有利に進められる便利なツールです。
反面、その便利さからあらゆる情報が簡単に入手できるため、誘惑も多いのが事実。
あくまで就活は企業の選考を受けることが本来の目的です。
よって、SNSでの活動に時間を使いすぎず、バランスよく有効活用しましょう。
SNSは便利な反面、注意して使わないと痛い目にあうこともあるから、十分気をつけよう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
SNSを活用した就活について、理解が深まったかと思います。
SNSは情報交換や就活生同士の交流を図る場としてかなり便利です。
企業によってはSNSを採用活動に導入しているため、スムーズに選考に繋がるチャンスでもあります。
ただし、SNSは便利な反面、プロフィールや投稿内容には十分気をつけて使わないといけません。
SNSを就活に活用する場合は、企業にマイナスイメージを与えないよう、今一度確認してみましょう。
ちなみに、この記事を読み終わったら「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有! 」も読んでみてください。
就活を7年以上研究してきた僕が考える「いま最も有効な就活の戦略」をまとめています。
逆求人サイトやSNSで効率的に情報を得たあと、上記の記事の動きを参考に就活を進めてみてください!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりたいと思います。
【本記事の要点】
- SNS就活とはSNSを使って選考情報や企業にアプローチする就活のことである。
- 内定獲得を目的にするのであれば、SNS就活よりも逆求人型サイトの方がおすすめである。
- 就活でSNSを使うべき理由として「最新の企業情報を得られる」「就活に役立つノウハウを得られる」「他の就活生と情報交換できる」ことが挙げられる。
- 就活で活用しやすいSNSは「Twitter」「Facebook」「Instagram」「LINE」の4つである。
- 就活でSNSを活用する際には、注意すべきポイントを踏まえた上で利用すべき。