就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活や転職活動では、エントリー時にまず履歴書などの提出が求められます。
そんな履歴書において、頻出の質問ながら意外と回答に困るのが「趣味欄」ですね。
プライベートの話になるのでどこまで正直に語ってよいか、そもそも趣味がない人は何を書いたらよいかなど回答に悩む人は少なくありません。
回答枠はあまり大きくないことが一般的ですが、もちろん判断材料の1つにされているので、的確な答え方を知っておくことは重要ですよ。
この記事では、履歴書に使える趣味例30選や具体的な書き方を紹介します。
趣味がない人向けの対策、履歴書に書くべきではないNG趣味なども共有するので、趣味欄の埋め方に悩んでいる人はせひ参考にしてみてください!
▼履歴書で使える”特技”の書き方が知りたい人はこちら
» 【履歴書で使える特技30選】悩んだ時に使える例文と書き方!
どんな趣味を書くべきか悩みます。。。
履歴書に書くとなると意外と難しいんだよね。この記事では、思いつかない場合の対処法や例文を共有するから、ぜひ最後まで読んでほしい!
- 履歴書に使える30の趣味一覧
- 履歴書の趣味欄の書き方|要点のみ書く場合【例文あり】
- 履歴書の趣味欄の書き方|丁寧に書く場合【例文あり】
- 履歴書に書く趣味がない人は自己理解を深めるべき
- 履歴書の趣味欄に書くべきおすすめの内容
- 履歴書に書くべきではないNG趣味
- 補足:履歴書で趣味を聞く企業側の意図とは?
- 本記事の要点まとめ
履歴書に使える30の趣味一覧
もったいぶらずに、履歴書に使える趣味を早速共有していきますね。
僕が「就活や転職活動で使えそう」と考えた趣味例は、以下のとおりです。
【履歴書に使える30の趣味例】
- 音楽鑑賞
- 音楽ライブ
- 楽器演奏
- ドラマ鑑賞
- 映画鑑賞
- ゲーム
- モノづくり
- 筋トレ
- マラソン
- ダンス
- ドライブ・サイクリング
- 散歩
- スポーツ観戦
- 釣り
- 登山
- 温泉巡り
- パワースポット巡り
- 料理
- お菓子作り
- スパイスカレー作り
- 食べ歩き
- カフェ巡り
- ピアノ
- カメラ・写真
- イラスト
- 囲碁・将棋
- 手芸
- 旅行
- 読書
- プログラミング
音楽や映画などを鑑賞する系のもの、登山やダンスなどの体を動かす系のもの、料理やお菓子作りなどの食事系のものなどがあるとわかるかと。
「履歴書に書く趣味は◯◯であるべき」などのルールはないので、基本的には自分のリアルな趣味を共有すれば問題ありませんよ。
趣味欄に書いた内容は応募者の人柄を探るためにも用いられるので、むしろ自分が本心で熱中していることを書くのがベストです。
一般的な見られ方や社会的な体裁などを意識して書くと、深堀り質問されたときにうまく答えられない可能性もありますしね。
どんな趣味を書いてよいか悩んでいた人は、上記の例を参考にして自分のリアルな趣味を書いてもよさそうか検討してみてください。
僕が今就活生なら利用するサイト
ここでは、履歴書に使う趣味に特化して対策を共有しました。
ただ、自分が本当に納得できるような企業から内定を得るためには、就活全体を見据えた上での対策を実行することが欠かせません。
ちなみに僕が今就活生なら、逆求人サイトを利用して効率化します。
逆求人サイトは、プロフィールを登録すればあとは企業からのスカウトを待っておくだけでOK!
企業探しを効率化できるので、少しでもはやく内定に近づきたいなら利用は必須です。
逆求人サイトの中でもとくに利用すべきは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2サイト。
どちらも無料で利用できるので、まだ使っていない人はぜひ登録してくださいね!
趣味欄のような点での対策も重要だけど、全体を見据えた上での対策はより必須。もし目の前の対策だけに集中していた人がいたら、ぜひ上記を参考にしてみてね。
マイナビやリクナビなど以外にも、有用度の高い就活サイトは数多くあるのですね…!
履歴書の趣味欄の書き方|要点のみ書く場合【例文あり】
続いては、履歴書の趣味欄の書き方について共有していきます。
趣味欄の枠の大きさは履歴書によって異なるので、要点のみ書く場合(本章)・丁寧に書く場合(次章)の2つに分けて内容を整理しました。
まず本章では、趣味欄の枠が小さく「簡潔に内容をまとめる必要がある場合の書き方」を紹介します。
要点のみ書く場合にも2パターンの書き方が想定されるので、順に見ていきましょう。
【履歴書の趣味欄の書き方|要点のみ書く場合】
- 箇条書きで書く
- 文章で書く
パターン① 箇条書きで書く
要点のみ書く場合の1つ目の書き方は、箇条書きで書く方法です。
好みもありますが、個人的には簡潔に書くなら箇条書きが見やすいと考えていますね。
【趣味を箇条書きで書く場合の例文】
趣味:食べ歩き(食べログ3.5以上のお店を50軒は制覇しました)
結論を先に述べて、()を使ってイメージが膨らむようなエピソードを書いています。
パッと見ただけで内容が伝わりますし、具体的なエピソードがあることで「本当に食べ歩きが趣味なんだな」とも思ってもらえるかと。
食べ歩きに限らず、結論を伝えるだけではイメージを膨らませてもらいにくいので、何らかの具体例もセットで伝えることは重要ですね。
文字数が少なくても情報密度を高めることは可能なので、要点のみ伝えるときにもエピソードまで記載するようにしましょう。
パターン② 文章で書く
要点のみ書く場合には、箇条書きではなく文章で書く方法もあります。
内容や構成自体は箇条書きと同様ですが、文章で言葉をつなげるイメージですね。
【趣味を文章で書く(要点のみ)場合の例文】
趣味は食べ歩きです。食べログ3.5以上のお店を50軒は制覇しました。
違いをイメージしやすいように、食べ歩きなどの内容は1つ目と共通化させました。
箇条書きでも文章でもどちらが正解とかはないので、自分好みの書き方を採用するのがよいかと思います。
1点、文体がバラバラだと印象が悪いので、「です・ます調」「だ・である調」のいずれかで統一することは徹底してください。
要点のみ書く場合は「いかに簡潔にイメージを膨らませられるか」が重要なので、少ない文字数でも具体例にはこだわるようにしましょう。
たしかに文字数が少なくても、キャッチーな具体例があると内容をイメージしてもらいやすそうですね。
そのとおりなんだよね。単に趣味だけ書くと簡素な印象を受けるものだし、できる限りインパクトのあるエピソードを交えてみるといいよ!
履歴書の趣味欄の書き方|丁寧に書く場合【例文あり】
次にこの章では、前章より丁寧に書く場合の趣味欄の書き方を共有します。
具体的には、要点しか書けない場合と比べて、大きめの枠があるケースを想定していますね。
まずは僕が考えるおすすめの文章構成を共有し、その上でその構成を考慮した例文を紹介していきます。
なお、OpenESにおける趣味・特技の書き方は「【OpenES】絶対評価される「趣味・特技」の書き方を解説!」にてまとめているのでこちらもぜひ!
【履歴書の趣味欄の書き方|丁寧に書く場合】
- おすすめの文章構成
- 例文:ウィンドウショッピングを趣味とする場合
おすすめの文章構成
趣味を丁寧に書く場合のおすすめの文章構成は、以下のとおりです。
【趣味を丁寧に書く場合のおすすめの構成】
- 結論(何が趣味であるか)
- エピソード(趣味に関する具体例)
- 学んだこと(その趣味を通して得たこと・もの)
- 仕事での活かし方(将来の展望など)
就活では鉄板のルールですが、まずは結論ファーストで趣味を述べます。
次に、趣味に対するイメージを膨らませられるように、自身がその趣味でどんなことをしているかなどを語ってください。
ここで発見や気付きがあると面接官にも印象付けられるので、趣味としている自分だからこそわかる豆知識などを書くのが理想です。
具体例が書けたら、趣味を通して自分が得たことや将来の展望を伝えます。
趣味では人柄や価値観を探られているものですが、プラスαで学びなどを語れると高評価を受けやすいんですよね。
枠が限られている場合は、アピールにまでつなげることは物理的に困難です。
でも、枠が大きければプラスαの内容まで語ることも可能なので、ぜひ回答枠を有効活用してアピールの場に変えましょう。
例文:ウィンドウショッピングを趣味とする場合
文章構成だけを見ても、いまいちイメージできない人もいるかと思います。
よってここでは、前述の構成を活用した趣味の回答例文を用意しました。
【ウィンドウショッピングを趣味とする場合の例文】
私の趣味はウィンドウショッピングです。
定期的に店の売り場を見ると、1週間ごとに陳列が変わっているなど小さなお店の努力を知ることができ、PDCAサイクルの片鱗を見られる点が面白いと感じています。
この趣味によって「小さな変化に気づきなぜ変化したのかを考えること」が習慣化し、今では私の特別な能力となりました。
御社に入社した暁にも私のこの思考力を発揮し、業務規模の大きさに関わらず仮説検証を繰り返すことでさらなる利益拡大に貢献したいと考えております。
「結論→具体例→学んだこと→入社後の展望」という流れになっていることがわかるかと。
ウィンドウショッピングに関する具体例としても珍しい内容ですし、前向きな気づきなどがあるので、面接官にも印象に残りやすいと思います。
趣味の回答枠が大きくても、要点のみを語ってアピールにつなげない人のほうがどちらかという多い印象です。
せっかく履歴書を埋めるなら枠は有効活用するに越したことはないので、余裕がある場合は上記のような回答をするとよいでしょう。
趣味の回答枠でも、文章で丁寧に書いてアピールにつなげるのはアリなんですね。
むしろ枠が大きい場合は「丁寧に書くことを求められている」ともいえるしね。明確な正解はないけど、上記の事例を参考にして臨機応変に対応するといいよ。
履歴書に書く趣味がない人は自己理解を深めるべき
ここまでは、履歴書に使える趣味例30選・具体的な書き方を共有しました。
ただ、なかには「そもそも履歴書に書くような趣味がない…」という人も一定数はいるかと思います。
そこで本章からは、趣味がない人に役立ちそうな内容を共有していきますね。
まず本章では、「趣味がない人が何をすべきか」という話について。
結論、僕は履歴書に書く趣味がない人はもっと自己理解を深めるべきと考えています。
というのも、20年以上生きていれば、履歴書に書くような趣味の1つくらいは誰でも持っているものだから。
自己理解が浅い人はこれまでの経験などを洗い出せていないことが多いので、改めて自己分析を徹底することが対策になると考えているんですよね。
趣味のハードルを高く捉えていたり、リアルな趣味を伝えてもよいか判断に悩んでいたりする人もいるかもしれません。
でも、本質を考えると「自己理解を深めて自分の趣味を棚卸しし、いかに伝わりやすい文章や書き方を考えられるか」が重要なんですよね。
よって趣味の内容に自信がない人こそ、再度じっくりと自己分析をして「自分の趣味はこれだ」といえるものを明確化すべきと考えているわけです。
具体的な自己分析のやり方について
では、具体的に何をしたら今より自己理解を深めることができるのか?
自己分析ってやり方や終わりのラインが曖昧なので、何となく取り組んで中途半端な状態になっている人が大半なんですよね。
惰性的に取り組んだ自覚があっても、いまいち改善方法がわからず結果的に妥協してしまっている人も少なくありません。
そこで就活攻略論では、独自に作成したテンプレートを用いる8ステップの自己分析方法を紹介しています。
▼自己分析シートの完成例
具体的なやり方に関しては、ここで説明すると長くなってしまうので、別の記事でマンガを用いてわかりやすく解説しました。
(自己分析シートも、以下の記事経由で無料でダウンロードできます!)
自己分析は簡単な作業ではないので、面倒に感じて妥協する人が大半です。
でも、だからこそ丁寧に取り組んだ人だけが、面接の場で深堀り質問などに納得感のある深い回答ができるものなんですよね。
就活全体で考えると、自己分析の時間対効果は間違いなく高いです。
僕としては自己分析への姿勢が最終的な結果も左右すると考えているので、少しでもドキッとした人はぜひ僕のやり方を一読してみてくださいね。
就活の基本といわれるだけあって、自己分析の重要度はやはり高いのですね。
まさにそのとおりなんだ。面接官からしても選考時に自己分析の深さ・浅さはわかるものだから、やはり妥協することなく取り組むことをおすすめするよ。
履歴書の趣味欄に書くべきおすすめの内容
続いてこの章では、履歴書の趣味欄に書くべきおすすめの内容を紹介します。
別のいい方をすると、採用する趣味を決めるときに参考になる基準ですね。
「趣味の候補はあってもどれを選ぶべきかわからない」と悩んでいる人にとっては、きっと参考になる話かと思います。
僕は2つの基準があると考えているので、順に確認していきましょう。
【履歴書の趣味欄に書くべきおすすめの内容】
- 自身の人柄が伝わるもの
- 純粋に自分が好きな物事
書くべき内容① 自身の人柄が伝わるもの
履歴書の趣味欄では、自身の人柄が伝わるものを採用するとよいです。
趣味って初対面の人と会話するときにも聞かれるように、その人の個性とかどんな人かを知る上で参考材料になりやすいんですよね。
ゆえに評価を気にするのも大事ですが、自身の個性が伝わるものを選ぶべきかと。
志望動機や自己PRなどとは違い、趣味欄では硬い内容ではなくむしろプライベートに関する自然な話を求められているわけです。
採用は自分と会社・そこで働く人との相性で決まる部分もあるので、採用側が応募者の人柄を知りたいと思うのは自然なことかもしれません。
もし複数の趣味候補がある場合は、より自分の人柄や個性が伝わりそうなものを選んでみてください。
書くべき内容② 純粋に自分が好きな物事
純粋に自分が好きな物事を書くのもおすすめです。
1つ目の内容と似ていますが、自分が心から好きな物事を語ると自然と自分の人柄などが相手に伝わりやすいんですよね。
よって、趣味欄で求められている回答が自然とできるものなんです。
また、趣味は特技と一緒に枠を設けられることも多いですが、特技とのすみ分けを考えても同様のことがいえるかと。
特技は自分の強みなどとつなげたアピール的な話になりやすいので、趣味では自分の私的なことを語って人柄を伝えるべきなんですよね。
趣味は面接時にアイスブレイクのネタにされやすいですが、本心で好きなことであれば回答も自然にできるはずです。
趣味欄の回答を考えるときには、本音ベースで自分が好きなこともぜひ考えてみてくださいね。
評価ばかりを気にするのではなく、本音で好きな物事を語るのがよさそうですね。
硬い回答をして本来の自分像を伝えられなかったらミスマッチにもつながるしね。その観点でも、本心と合った回答をすべきと僕は考えているよ。
履歴書に書くべきではないNG趣味
次にこの章では、履歴書に書くべきではないNG趣味を紹介します。
いくら自分の本心で好きな物事などであっても、内容によっては趣味の回答に適さないものもいくつかあるんですよね。
大きく5つのNGがあるので、不要な減点を避けるためにも確認しておきましょう。
【履歴書に書くべきではないNG趣味】
- 宗教・政治系
- ギャンブル系
- 面接官が深堀りしにくいこと
- 空欄・特になし
- 嘘の内容
NG趣味① 宗教・政治系
NG趣味1つ目は、宗教・政治系のものです。
宗教などに対する考え方は人によって異なるので、趣味の回答に絡めると受け手によっては微妙な印象を持たれる可能性があるんですよね。
また、厚生労働省が定めるルールを見ても避けるべきといえるかと。
厚生労働省は「企業は採用活動において信仰する宗教や支持政党を聞いてはいけない」という決まりを設けています。
引用:厚生労働省「公正な採用選考について」
よって宗教などに関する意見は、そもそも無効扱いのようになり空欄で回答しているような扱いを受ける可能性があるんですよね。
感覚的にこれらの回答をする人は稀ですが、念のため注意点として把握しておくとよいでしょう。
NG趣味② ギャンブル系
2つ目は、ギャンブル系の趣味です。
具体的には、パチンコやパチスロ・競馬・競艇などがあげられますね。
NGな理由は単純で、一般的によくないイメージを持たれることが多くあるから。
ギャンブルをする人は、お金の使い方がうまくなかったり計画性がなかったりするような印象を持たれることが少なくありません。
面接官のなかには「金銭トラブルを起こすのでは?」などと不安視する人もいるかもしれません。
よって就活などの場では、やはりギャンブルの話は避けるのが無難かと。
入社後は先輩などとギャンブルの話をする機会があるかもしれませんが、選考時には控えておくことをおすすめします。
NG趣味③ 面接官が深堀りしにくいこと
マニアックな内容で、面接官が深堀りしにく趣味も避けるべきですね。
趣味は面接本番でのアイスブレイクネタとして使われますが、内容が特殊だと面接官も質問する気が起きにくくなるからです。
よってニッチなジャンルの趣味や、関連用語などが一般的に認知されていないような趣味を履歴書に使うのは微妙かと。
面接官には幅広い年齢層の方が想定されるので、相手の立場を考慮しても避けるのがベターといえますね。
NG趣味④ 空欄・特になし
4つ目は、特になしや空欄のままにすることです。
これは、履歴書の提出を受ける面接官側の気持ちを考えるとわかるかと。
もし空欄の回答を見たら「うちへの志望度は高くなさそう」と思いませんか?
志望度の高い会社なら少しでもアピールできるようにと熟考するはずなので、空欄の時点でやる気が乏しいような印象を受けるはずです。
しかも人柄を探るヒントにするために聞いているのに、趣味がゼロといわれると人間的にも魅力を感じにくいものかと思います。
趣味のハードルを高く設置しすぎると、空欄などにしてマイナス評価を受けるきっかけになってしまうかもしれません。
ただ、受け手のことを想像すると趣味は確実に書いたほうがよいので、再度過去を振り返るなどして何らかの答えは書くようにしましょう。
NG趣味⑤ 嘘の内容
言わずもがなですが、嘘の趣味を書くのもNGですね。
嘘をついても、実際にバレるかどうかはケースバイケースかもしれません。
でも嘘をつくと、面接時に深堀りされたときに回答に困りやすいんですよね。
実際に経験した出来事でないと回答が浅くなりやすいですし、嘘ゆえに変に緊張して自分の力を出しきれない可能性もあります。
仮に選考を通過して内定をもらえても、働き始めてから矛盾が発覚して人間関係などが壊れる原因になることもあるでしょう。
総合的に考えると嘘をつくのは賢くないので、それよりも本音ベースで自分の人柄などが伝わる趣味を語ることを僕はおすすめします。
ギャンブル系やニッチなジャンルの趣味などは、やはり避けるべきなんですね。
面接官の立場を想像して、ネガティブな影響がないかをイメージしておくことが大切だね。
補足:履歴書で趣味を聞く企業側の意図とは?
最後に本章では、履歴書で趣味を聞く企業側の意図を共有します。
趣味に限らず、就活や転職活動での質問はすべて何らかの意図があって聞かれているんですよね。
よって的確な回答をしたいなら、企業側の意図を知っておいて損はありません。
趣味に関しては大きく2つの意図が想定されるので、最後にさくっと確認しておきましょう。
【履歴書で趣味を聞く企業側の意図】
- 就活生の人柄・自社との相性を探りたい
- 面接の場でアイスブレイクとして活用したい
意図① 就活生の人柄・自社との相性を探りたい
1つ目は、就活生の人柄・自社との相性を探る意図です。
どんな会社でも仕事は人と人が協力して進めますし、社風などもあるので応募者との相性は探りたいと考えるものなんですよね。
その点、応募者のプライベートを探れる趣味は人柄を知るのに適した質問です。
志望動機などでは硬い回答になりがちですが、個々人がプライベートで好きな物事を聞くと個性などをイメージしやすくなりますからね。
この企業側の意図を考慮しても、趣味ではやはり自分が好きなことを語るべきかと。
本心とは異なる趣味を語るとミスマッチにつながるきっかけにもなるので、自分の人柄が伝わる趣味を答えるのがベストといえますね。
意図② 面接の場でアイスブレイクとして活用したい
2つ目に、アイスブレイクのネタとして活用する意図も考えられます。
面接はどうしても緊張しやすいものなので、割と話をしやすい趣味などを会話の起点とするケースは多々あるんですよね。
まずは応募者も回答しやすい趣味などで場の空気を和やかにして、その上で志望動機などの本格的な質問に移っていくイメージです。
面接に臨む側からしても、この観点はありがたいですよね。
ただ、仮に嘘をついていたり空欄のままで提出していたりすると、せっかくのアイスブレイクの機会を自ら無駄にしかねません。
2つ目の意図を考慮しても、やはり趣味は正直ベースで答えるべきといえます。
自分の人柄をうまく伝えたり、アイスブレイクのきっかけにしたりできるように、趣味はやはり本音ベースで記載すべきといえそうですね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
履歴書に使える趣味例30選や具体的な書き方、趣味がない人向けの対策やNG趣味などについて網羅的に解説しました。
企業側は趣味を聞くことで、応募者の人柄を探りたいと思っています。
ゆえに履歴書の趣味欄では、自身の本音ベースで好きな物事を書くのがよいかと。
ハードルを高くしすぎると趣味がないと考えがちですが、20年以上生きていれば誰にでも何らかの好きなことはあるはずです。
空欄や特になしといった回答はやる気がない印象を与えかねないので、自分の個性などが伝わる趣味を何かしら書くようにしてみてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。
僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。
就活全体を見据えると趣味以外にも対策すべきことは多くあるので、全体を意識した対策が不足している人はぜひ一読してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 履歴書の趣味欄では、枠の大きさに応じた書き方を選択すべきである。
- 枠が大きめの場合は、「結論→具体例→学んだこと→入社後の展望」という流れがおすすめである。
- 趣味がないと感じる場合は、改めて自己分析に取り組んでみるとよい。
- 履歴書の趣味欄には、人柄や伝わるもの・純粋に好きな物事などを書くべきである。
- より的確な回答をするために、企業側の質問意図も知っておくとよい。