就活生の皆さん、こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上になる就活マンです!
今回は、中小規模の合同説明会として有名なミーツカンパニーについて。
参加する時の「履歴書の必要性」と「評価される履歴書の書き方」を解説します!
ミーツカンパニーは、数十人の就活生と数社の企業で行う中小規模の合同説明会。
通常の合同説明会と異なるので、そもそも履歴書を準備すべきか疑問に思う就活生も多いでしょう。
結論からお伝えすると、ミーツカンパニーの合同説明会には履歴書が必要です。
そして高く評価される履歴書を作成するためには、いくつかコツがありますよ。
記事の後半では「ミーツカンパニー」のメリット・デメリットや、イベント当日の流れなどもご紹介しています。
最後まで読めば「ミーツカンパニーの合同説明会に必要なもの」を完璧に理解できますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ミーツカンパニーの参加には履歴書が必要なんですね!
今はオンラインでの開催もあるから履歴書を求められないケースもあるようだけど、履歴書の持参が求められる場合も多いよ!
- ミーツカンパニー(Meetscompany)とは?
- ミーツカンパニーは履歴書が必要!ただし志望動機は不要
- ミーツカンパニーで評価される履歴書の書き方を解説
- ミーツカンパニーの参加メリット【履歴書1枚で最大8社と出会える】
- ミーツカンパニーのデメリットも紹介
- ミーツカンパニーのイベント当日の流れ
- ミーツカンパニーの利用に関するよくある質問
- 今回のまとめ
ミーツカンパニー(Meetscompany)とは?
【公式サイト】https://www.meetscompany.jp/
ミーツカンパニーは数社の企業と、数十人の就活生で行われる中小規模の合説です。
全国で開催されている最大規模の合同説明会なんですよね。
超大型の合同説明会と比較すると、1社ずつ確実に話を聞くことができます。
加えて座談会が行われて、企業の人事と直接話すことができるんですよね。
そこで声をかけられた場合に、特別ルートでの採用もあります。
ちなみに僕が就活生の時も2度参加しており、2社から内々定を獲得しました!
ミーツカンパニーは履歴書が必要!ただし志望動機は不要
冒頭でもお伝えしたとおり、ミーツカンパニーの合同説明会には履歴書が必要です。
なぜなら、合同説明会に参加する企業に履歴書の提出を求められることがあるから。
(履歴書を持っていないと、優良企業に出会えたときに選考に進む機会を逃してしまいます)
ただしミーツカンパニーには複数の企業が参加するので、履歴書に志望動機の記入は不要です。
志望動機は特定の会社に対して書くものなので、必然的に空欄になるわけですね。
というか、そもそもミーツカンパニーに参加する企業もわからないので、志望動機を書くのは不可能です。
志望動機を用意しなくていいのは、就活生にとって大きなメリットですよ。
詳しくは「履歴書1枚で8社と出会える!ミーツカンパニーの利用メリットまとめ」にて解説していますが、履歴書作成の工数が少ないのに複数の会社と出会えます。
ミーツカンパニーに参加するときには、必ず履歴書(志望動機は空欄)を持参してくださいね。
志望動機には毎回時間がかかるので、空欄でいいのはうれしいです!
志望動機なしの履歴書1枚で、複数の会社と出会えるのはとても魅力的だよね!
ミーツカンパニーで評価される履歴書の書き方を解説
では次に「ミーツカンパニーで評価される履歴書の書き方」をご紹介します。
志望動機を書かなくて良いのはありがたいですが、その分、ほかの項目をしっかり書かないと企業には評価してもらえない。
質の高い履歴書が書けていると、優良企業の社長や人事の目にもとまりやすいですよ。
以下5つのポイントをしっかり理解しておいてくださいね!
【評価される履歴書の書き方】
- 結論ファーストで簡潔に書く
- 自己PRはどうやって仕事に活かすのかも書く
- 具体例は数字も交えて書く
- 趣味や特技では独自性を出す
- 学歴欄も気を抜かない
①結論ファーストで簡潔に書く
履歴書を書く際の大前提として、とにかく結論から書くことを意識しましょう。
結論から書くべき理由は、以下のとおりです。
【結論ファーストで書くべき理由】
- 読者に内容が伝わりやすいから
- 結論から述べないと、マイナス評価を受ける可能性があるから
企業の担当者は、あなた以外にもたくさんの就活生の履歴書に目を通します。
内容が伝わりにくい文章は、残念ながら人事の印象にも残りません。
また結論ファーストで書かれていないと、「論理的に物事を伝える能力がない」と思われてしまう可能性があります。
履歴書でマイナス評価を受けてしまうと、当然その後の選考にもつながりません。
結論から書くことは、ボリュームのある項目(自己PRやゼミの研究内容など)においてとくに重要です。
「経歴」や「免許・資格」などは、自然と簡潔になるので問題ないでしょう。
履歴書全体において、結論ファーストで簡潔に書くことを意識してくださいね。
②自己PRはどうやって仕事に活かすのかも書く
履歴書の自己PRの項目では、単にあなたの強みを伝えるのではなく「強みを仕事でどう活かせるのか」まで書くことが大切です。
いくら強みを持っていても、仕事に活かせる内容でないと企業側には採用メリットがありませんよね。
これは面接で自己PRをする際に注意すべきこととしても、よくいわれることです。
ミーツカンパニーでは参加企業がわかっていないので、特定の企業に対してアピールすることはできません。
よって普遍的な強みをうまくアピールできると、ライバルと差を付けられますよ。
いくつか具体例をご紹介します。
【普遍的な強みをアピールする例】
- 行動力がある
→ 若手のうちから積極的に挑戦して、幅広い知見を身に着けたい - 物事を楽しめるポジティブさがある
→ ビジネスの場では困難が多いと思うが、ポジティブさを発揮して活躍したい - コミュニケーション力が高い
→ 協調性を発揮して、職場の雰囲気をさらによくさせたい
上記は、幅広い企業にアピールできる内容にしています。
もし希望職種などがあれば、その職種で活かせる強みをアピールしてもいいですね。
自己PRは「仕事でどう活かせるか」もセットで書くことが大切です。
③具体例は数字も交えて書く
自己PRなどの項目で具体例を出すときには、数字も交えて紹介すると効果的です。
なぜなら数字を出した方が抽象度が下がり、主張に説得力が増すから。
これも例を出してみますね。
【数字なしの場合】
バイトリーダーとして、売上げアップのために全力で業務に取り組みました。
【数字ありの場合】
バイトリーダーとして〇〇などの施策を3ヶ月にわたって行い、 売上20%アップを達成しました。
ちょっと極端な例ですが、数字ありの方が説得力が増すとわかるはずです。
簡単なことではありませんが、可能であれば数字で実績を示すようにしましょう。
④趣味や特技では独自性を出す
履歴書の「趣味・特技」の項目では、独自性を出すと企業に評価されやすいです。
というのも、企業は「趣味・特技」の項目から、就活生の意外性を見つけようとしているからです。
よってほかの就活生とかぶらないものや、見た目とのギャップがありそうなものを書くと、採用担当者から興味を持ってもらえますよ。
また「趣味・特技」では、業務の適正を見られていることもあります。
希望の職種がある就活生は、「仕事でどう役立つか」を意識して特技を記入するのもおすすめです。
なお、就活でアピールしやすい特技については、「【特技一覧表】就活でアピールできる特技30選!伝え方も!」にてまとめています。
履歴書の「趣味・特技」の項目を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
⑤学歴欄も気を抜かない
評価される履歴書にするためには、学歴欄も気を抜かないことが重要です。
「学歴欄」は自己PRなどと比べると軽視されがち。
ですが正しく記入できていないと、「書類作成もできない人」という印象を与えてしまいマイナス評価を受ける可能性がありますよ。
学歴欄を記入する際の注意点は、以下のとおりです。
【学歴を書く際の注意点】
- 省略せず、正式名称を記載する
- 年月は西暦or和暦のいずれかで統一する
- 学歴は中学校から記載する
- 予備校や資格取得のために通ったスクールなどの経歴は記載しない
- 正しい入学年・卒業年を記載する
自己PRなどとは違い、「学歴欄」に独自性は求められていません。
基本的なルールを把握して、正しく記入するようにしましょう。
ここでは「ミーツカンパニーで評価される履歴書の書き方」 を解説しました。
ミーツカンパニーでは志望動機が不要なので、「志望動機の書き方」についてはご紹介していません。
ただし就活において、志望動機の完成度は非常に重要です。
志望動機の書き方のコツについては、「志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】」にて解説しているので、気になる方はぜひ合わせてご覧くださいね!
志望動機がないとはいえ、注意すべきことは多いですね。5つのポイントを意識して内容を考えてみます!
5つを押さえたら高く評価される履歴書ができるよ!難しく感じるかもしれないけど、ぜひ挑戦してみてね。
ミーツカンパニーの参加メリット【履歴書1枚で最大8社と出会える】
ここからは、ミーツカンパニーのメリット・デメリットをご紹介していきます。
まずは、3つの利用メリットについて確認していきましょう。
【ミーツカンパニーの利用メリット】
- 履歴書1枚で最大8社の選考に進める
- 企業の社長や人事と直接話せる
- 合同説明会に参加すると就活アドバイザーがつく
①履歴書1枚で最大8社の選考に進める
一番のメリットは、たった1枚の履歴書で最大8社の選考に進めることです。
前述のとおり、ミーツカンパニーの履歴書には志望動機を書く必要はありません。
そのため1枚履歴書を用意すれば、合同説明会に参加する最大8社の選考に進むことが可能です。
そして企業は参加料を支払ってイベントに参加しているため、採用意欲が非常に高い。
評価されれば、特別フローで選考に進めたり即日で内定をもらえたりしますよ。
効率的に企業研究・業界研究をしたい方には、とくにおすすめのイベントですね。
②企業の社長や人事と直接話せる
企業の社長や採用権を持つ人事と話せることも、ミーツカンパニーを利用するメリット。
合同説明会に参加するのは、企業の代表や人事責任者ばかりです。
マイナビやリクナビが主催するような大型の合同説明会では、社長や役職付きの人事と話せることはほとんどありませんよね。
社長たちと直接話せると、会社に対する思いやトップがどのような人材を求めているかを聞くことができます。
普段は出会えないような人たちと、カジュアルな雰囲気の場で話せることは大きなメリットといえるでしょう。
③合同説明会に参加すると就活アドバイザーがつく
3つ目のメリットは、イベントに参加すると就活をサポートしてくれるアドバイザーがつくことです。
希望した学生に限りますが、ミーツカンパニーは就活エージェントのような形でサポートもしてくれます。
具体的には、履歴書などの書き方を教えてくれたり、面接対策をしてくれたりします。
ただし僕は、このサポートを受けることをあまりおすすめしていません。
(ミーツカンパニーの就活エージェントの評判はこちらで解説しています)
就活エージェントとしてのサービスよりも、イベント自体に価値があるタイプです。
就活エージェントに関しては、別途、僕がおすすめのエージェントを「就活エージェントおすすめランキング【1位〜16位】※8/29更新」にてまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
採用担当者と直接つながれることが何よりの魅力。
就活サポートを受けるというよりは、企業との出会いの場として利用するのがおすすめだよ!
ミーツカンパニーのデメリットも紹介
続いてミーツカンパニーのデメリットをご紹介していきます。
どんなサービスにも、良い面だけでなく悪い面があるものです。
サービス利用後に後悔しないよう、事前にデメリットも確認しておきましょう。
【ミーツカンパニーのデメリット】
- 地方向けのイベントは少ない
- 入社したいと思える企業が参加するとは限らない
①地方向けのイベントは少ない
ミーツカンパニーのイベントは、都市圏で開催されることが多いです。
具体的には、以下などの地域で開催されています。
【イベントが開催されている地域の例】
- 東京
- 神奈川
- 大阪
- 名古屋
- 福岡
新型コロナウイルスの影響で「オンライン対応」のイベントも増えてはいます。
しかし、基本的にイベント開催地域の企業が参加しているので、地方に勤務できる企業を探している方には向いていません。
もちろん都市圏への就職を考えている地方学生には、利用価値がありますけどね!
地方で就職したい学生は、このデメリットを認識しておきましょう。
②入社したいと思える企業が参加するとは限らない
2つ目のデメリットは、参加企業が微妙な可能性があることです。
これはミーツカンパニーに限らず、すべての合同説明会にいえることですね。
ミーツカンパニー利用者の口コミのなかにも、「参加企業が微妙だった」や「お目当ての企業が来なかった」 といった声が見られました。
ミーツカンパニーに参加しても、確実に相性のよい企業に出会えるとは限りません。
これはミーツカンパニーだけでなく、どんな合説、求人サイトでも言えることですが、デメリットとして認識した上で利用しましょう。
ミーツカンパニーのデメリットはたった2つだけ。メリットの方が圧倒的に大きいからぜひ利用を検討してみてね!
ミーツカンパニーのイベント当日の流れ
ここまでは評価される履歴書の書き方や、ミーツカンパニーのメリット・デメリットをお伝えしてきました。
この章では、ミーツカンパニーのイベント当日の流れをご紹介します。
イベントによって若干異なりますが、大まかな流れは以下のとおり。
【ミーツカンパニーのイベント当日の流れ】
- 受付をする
- アイスブレイク
- 学生が自己紹介をする
- 参加企業のプレゼンを聞く
- 座談会
- キャリアカウンセリング
受付を終えて時刻になったら、まずは全体でアイスブレイクが行われます。
アイスブレイクが終わると、企業に対する学生の自己紹介に移ります。
口コミを見る限り、簡単な自己PRを求められることがあるようですね。
学生の自己紹介が終わったら、参加企業が5分ずつプレゼンをしてくれます。
8社参加していても40分程度なので、あっという間に終わりますよ。
プレゼンが終わると、企業との座談会が行われます。
カジュアルな雰囲気なので、気になることがあればどんどん質問しましょう。
座談会の後は、ミーツカンパニーのアドバイザーとのキャリアカウンセリングに移ります。
対象は希望の学生のみなので、希望しない場合はイベント終了です。
自己PRを求められても対応できるよう、事前に考えておいた方がよさそうですね…!
そうだね。いずれ面接に進んだときも対策が必要になるし、このタイミングで考えておくといいね!
ミーツカンパニーの利用に関するよくある質問
最後に、ミーツカンパニーの利用に関するよくある質問にまとめて回答していきます。
ミーツカンパニーに関する疑問は、ここですべて解消していってくださいね!
【ミーツカンパニーの利用に関するよくある質問】
- 持参する履歴書はどこで購入できる?
- 履歴書のほかに必要な持ち物は?
- イベント参加時の服装は?
①持参する履歴書はどこで購入できる?
ミーツカンパニーに持参する履歴書は、以下などで購入すればOKです。
フォーマットやサイズは、とくに指定されていません。
よって「一般用でA4サイズのもの」を選べば、まず問題ないでしょう。
【履歴書を購入する場所】
- 大学の購買
- 書店・文房具店
- コンビニ
②履歴書のほかに必要な持ち物は?
ミーツカンパニーの合同説明会に必要な持ち物は、以下のとおり。
履歴書のほかには、筆記用具だけ持参すればOKです。
【必要な持ち物】
- 写真付き履歴書(志望動機は不要)
- 筆記用具
③イベント参加時の服装は?
ミーツカンパニーは服装自由のイベントです。
よってスーツでも私服でも問題ありません。
基本的にはスーツがおすすめですが、スーツが嫌いな方は私服でも大丈夫ですよ。
ただしカジュアルすぎるものは避けて、オフィスカジュアルを意識しましょうね。
これでミーツカンパニーに関する疑問は解消できたはず。あまり堅苦しさのないイベントだから、緊張しすぎず気軽に参加してみるといいよ!
今回のまとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
「ミーツカンパニーの合同説明会に必要なもの」について理解が深まったと思います。
本記事の要点をまとめておきますね。
【本記事の要点】
- ミーツカンパニーの合同説明会には履歴書が必要(志望動機は不要)
- 履歴書はとにかく結論ファーストで書く
- ミーツカンパニーでは1枚の履歴書で最大8社と出会える
- イベントに参加しても魅力的な企業に出会えるとは限らない
- イベントでは自己PRを求められることがあるため準備が必要
やはり志望動機なしの履歴書1枚で、多くの会社と出会えるのは非常に魅力的です。
社長や採用権のある人事と直接話せるイベントも、ほかになかなかありません。
お目当ての企業に出会えない可能性もありますが、イベントに参加しないと可能性はゼロのままです。
ぜひ便利なサービスをうまく活用して、自分に合った企業を探してみてくださいね!