皆さん、こんにちは!中堅大学から大手食品メーカーへの入社を決めることができた、就活マンです。
僕が就活生の時に志望していたのは、主にメーカーです。
結果として、誰もが知る大手食品メーカーに入社を決めたんですよね。
(全く合わなかったので、入社1年で辞めましたがw)
そんな経歴もあり、メーカーを攻略する方法は多数持っています。
その中の1つとして今回は「メーカーに刺さる志望動機の書き方」を解説します!
就活攻略論では何度も言っていますが、内定を獲得するにあたって、質の高い志望動機は必須なんですよね。
1社1社丁寧に志望動機を作ることは、ぶっちゃけ面倒ですが諦めずに作りましょう!!
メーカーに刺さる志望動機の書き方、本当に気になります!
メーカーの担当者のツボを押すような志望動機の書き方を紹介していこうか。
メーカーとは?|メーカーの定義について
そもそもメーカーとは何かを把握していますか?
メーカーとは「モノ」を製造する企業のことを指した言葉です。
(メーカーは製造業とも呼ばれています。)
例えば「机」を売るとしましょう。
売るための机をまずは製造する企業がありますよね。
その役割を担うのがメーカーです。
ちなみに机を作るための素材を「商社」から取り寄せたり、作った机を「広告代理店」を通して広告したり、実際に売るために「小売店」に置いてもらったりと、経済は様々な業種が混ざり合って回っています。
経済活動の中でも「モノを作る役割があるのがメーカー」だと覚えておきましょう!
メーカーの職種一覧
志望動機を作る前に、メーカーにはどんな職種があるのかを把握しておきましょう。
面接などで「どんな職種を志望するのか?」と聞かれた時に答えられるようにしておくことが重要なので!
【メーカーの職種一覧】
・営業(※新卒が最初に配属されやすい職種)
作った商品を商社や小売店に提案する仕事。新規開拓の営業と既存のお客さんを回るルート営業に分かれる。
・商品企画
新商品を企画したり、既存の商品を改良するなど商品に関する方向性を決める仕事。
・研究開発(※新卒が最初に配属されやすい職種)
商品企画と一緒に新商品を開発したり、新しい自社技術の開発を行う仕事。
・生産管理
生産量などを管理することで、商品の質を保つようにする仕事。
・製造(※新卒が最初に配属されやすい職種)
工場などで実際に商品を作る仕事。機械を扱ったり、原料を扱うことが多い。
・資材調達
商品に必要な原材料を調達する仕事。
・宣伝・広報
商品の認知を拡大するための広報戦略やCMなどの企画立案を行う仕事。
・事務職(※新卒が最初に配属されやすい職種)
メーカーの職種は上記のとおりです。
ちなみに新卒で最初に配属されるのは、ほとんどが「営業・研究開発・製造・事務」の4職種です。
中小企業やベンチャーの場合は、新卒からその他の職種に配属される企業もありますが、大手なら4職種からのキャリアスタートになります。
よって、「入社後は企画をやりたいです」や「広報をやりたいです」と言ってしまうと、企業から「え、最初からその職種にはなれないけど...」とミスマッチ判断される可能性があるので、応募職種はよく見ておいてくださいね。
(将来像として希望職種を語ることは全然オッケーですよ!)
メーカの概要と職種について理解できました!結構いろんな職種があるんですね!
そうなんだよ。まずは自分がどの職種を志望するのかを明確化することが重要だよ!
各職種別に合う人の特徴
ここで最初に配属する4職種についてそれぞれ適性が高い人の特徴を話しておきます。
ここを間違えると早期退職に繋がるので、職種の選択は慎重にすべきです!
営業職に合う人の特徴
まず営業職に合う人は、「話すのが好き」「人の話を聞くのが好き」「人の悩みを解決することに喜びを感じる」「じっとしているのが嫌い」などの性格を持っている人が合うと僕は考えています。
この中の1つでも当てはまる性格があれば、全然営業職としてやっていけるので、「自分は話すのが苦手だから」と諦める必要はありません。
(そういう人は必ず「ルート営業」を選びましょう。新規開拓系はマジできついです。)
研究開発職に合う人の特徴
そもそも研究開発職は理系出身者がほとんどです。
大学の研究をやってみて、「超おもしろい!」と感じることができた人は、それを仕事にしても良いかと思います。
僕は研究していて「だるいな」としか思わなかったので、研究職はやめました。
製造職に合う人の特徴
製造職は工場での作業が主なので、じっとしてられないタイプや缶詰になって作業するのが得意な人が合う傾向にあります。
また作業によっては「同じ作業を延々と繰り返す」という仕事も多いので、単純作業をしていても辛くないという人が合いますね。
事務職に合う人の特徴
事務職は社内にこもって仕事をする必要があります。
またパソコンでの入力作業など、比較的単純な作業が多いので、じっとしているのが得意な人が合います。
特に女性の場合、事務作業もしつつ、外にも出たいという人なら「メーカーのルート営業」の方が合っている場合もあるので、OB訪問をして具体的な仕事内容を聞いて比較すると良いですよ!
3年以内に辞める理由の第1位は職種選択のミス!
これ、サラッと書きましたが職種の選択はめちゃくちゃ重要です。
下のデータを見てください。
3年以内に離職した理由をランキングでまとめた素晴らしいデータですね。
画像引用:アデコ「新卒入社3年以内離職の理由に関する調査」
この結果を見ると、どういう理由で就活生が企業選びで失敗しているのか分かります。
第1位は「業務内容のミスマッチ」ですね。
つまりは「職種選択をミスった、または想像の仕事内容と違った」ということです。
これは完全に就活生の努力不足!
内定を獲得して、入社する企業を決める前に確実に「具体的な仕事内容」を社員さんに聞く機会を作りましょう。
それが難しいなら、最低でもOpenworkや転職会議などの口コミサイトを見て仕事内容を理解すべきです。
メーカーの職種を理解するとともに、まずは自分に合った職種や仕事内容はどんなものかを明確化しておきましょう。
これは志望動機を作る前にすべきです!
職種選択をミスったら、どんなに素晴らしい志望動機を作って入社を決めたところで、無駄になってしまいますからね。
たしかに職種選択をミスって、入社後にすぐに辞めることになって絶望したら無意味ですもんね。
そうだよ。まずは自分がどんな職種、企業に入社すべきかを明確化すること。そこで初めて選考対策をする意味が生まれるんだよ。
メーカーに刺さる志望動機のポイント
それではメーカーの概要について理解したところで、ここからは志望動機作りに入っていきますね。
最初はどんな志望動機がメーカーの人事に刺さるのか、ポイントを押さえていきましょう。
【メーカーの人事に刺さる志望動機のポイント】
・とにかく競合他社との違いを褒める
・商品の素晴らしさについて語る
・自分が利用した体験を語る
上記の3点は特にメーカーの人事に刺さります。
どのぐらい刺さるかって?
このぐらい刺さりますので、僕を信じて上記の3点を志望動機に組み込みましょう。
ではそれぞれのポイントを詳しく解説していきます。
余談なんですが、僕は進撃の巨人が大好き!
先日、さすがにスタバで記事ばかり書き過ぎなので気分転換にユニバへ。
進撃の巨人のアトラクションで心臓を捧げてきました。
※心臓逆じゃない?
とにかく競合他社との違いを褒める
まず僕もメーカーに勤めていたので分かりますが、メーカーの人って競合他社に対するライバル心がめちゃくちゃ強いんですよね。
僕は飲料系の企業だったのですが、競合他社の商品を机の上に置いておくだけで怒られました。
よって必ずラベルを剥がすようにしていましたね。
そんな人に対して「小さいこと気にしてるんじゃねえよ」と思ってましたが、それほど競合他社へのライバル心が強いって話です。
競合他社との違いに共感せよ
競合他社に対するライバル心を就活生は利用すべきです。
A社を志望するなら、競合他社であるB社やC社との違いを語り、その違いに強い共感を示すことが重要です。
じゃあどんな違いに着目すれば良いのか?
別記事でまとめたので紹介しましょうか。
こうした違いをまずは明確化することで、「なぜ競合他社じゃなくてその会社じゃないとだめなのか」ということを伝えることができます。
特にメーカーの人は、競合他社へのライバル心が強いので、ここを押さえると必ず評価されますよ!
商品の素晴らしさについて語る
次にメーカーの人は「商品への愛」が非常に深いです。
これは先ほどの競合他社へのライバル心を生む原因ですね。
「自社の商品こそが最高だ」という愛があるからこそ、競合他社をライバル視します。
よってその会社の商品の素晴らしさ、自分にとってどれだけ大切な存在なのかを伝えることでメーカーの人事の気を良くすることができるんですよね。
更には「この子は自社の商品をそれだけ愛しているんだな。それなら入社してから頑張って売ってくれそうだ」という考えを持ちます。
エントリーシートの志望動機でも、その会社の商品の魅力を語ることが重要ですが、それ以上に面接で力説しましょう。
スティーブ・ジョブズがiphoneをプレゼンするばりに、あなたはその会社の商品の魅力を社員以上に熱く語る必要があるのです!
たしかにそのモノの作り手、つまり親であるメーカー人事に対して、そのモノへの愛を語ることは効果的ですね。
そのとおり!子供のことを褒められて嫌に思う親はいないんだよ。
自分が利用した体験を語る
そして最後に、そのメーカーの商品を利用した経験を語れると良いですね。
「実体験」は最強の説得力を持ちます。
使ったことがない人がいくら商品の魅力を語っても説得力がない。
一方で長年使っている人がその魅力を語れば、非常に説得力がありますよね。
できれば今からでも体験すべき
その会社の商品を正直使ったことがないなら、今から使えば良い。
実際に使ってみて素晴らしいと感じたことをメーカー人事に語りましょう。
実体験こそが人事に対して説得力を与え、志望度の高さを伝える鍵になりますからね!
これら3つのポイントを押さえた志望動機がメーカー人事に刺さるんですね!たしかに聞くだけで刺さりそう。
そうだよ。これらを1つも押さえていない志望動機が目立つけど、それじゃ評価されることはないからね。
メーカー向けの志望動機の書き方5ステップ
それでは具体的なメーカー向けの志望動機の書き方を解説していきます。
今回は分かりやすいように、5ステップで志望動機が書けるように解説しますね。
【メーカー向けの志望動機の書き方】
①まずは「結論」を書く
②「なぜその業界なのか」を書く
③「なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか」を書く
④「自分の企業選びの軸と一致していること」と書く
⑤「入社後の豊富」を書いて締める
①まずは「結論」を書く
まずはどんな質問にも結論を最初に書いてください。
「志望動機は?」と聞かれたら、「私が貴社を志望した理由は〜だからです」という結論を先に書いていきます。
特に人気企業となると、人事は1日に何百枚のエントリーシートを読む必要があります。
そんな中で、読んでも結論がなかなか出てこない文章に出会うと、読む気が失せるんですよね。
このように人事の立場に立っても、最初に結論を書くことがいかに大事なのか分かりますよね!
結論の書き方としては、まずは貴社が◯◯業界であること、それに加えて自分が共感した競合他社との違いをバシッと伝えるのが分かりやすいですね。
この部分だけ読んでも、読み手が「なるほどね」と納得できる結論がベストです!
ここで「貴社が◯◯業界だからです」とだけ書いてしまうと、読み手に「それなら競合他社でも良くない?」と思われてしまいますよね?
そうならないように、◯◯業界の中でも◯◯という点に共感したからですと、その企業じゃないといけない理由を簡潔に書いてください。
【結論の書き方】
貴社が◯◯業界かつ、その中でも◯◯という点に共感したからです。
②「なぜその業界なのか」を書く
結論が書けたら、その結論をより詳しく説明していきましょう。
まずは「なぜその業界を志望したのか」という業界への志望理由を示します。
例えば僕は食品業界を志望していたのですが、「なぜ食品業界なのか」という説明がないと、「他の業界でも良いのでは?」と思われてしまいますよね。
このように「こう書いたら面接官にこう思われてしまうだろうな」という先読みが非常に重要です。
就活生は面接官の立場に立って、客観的に自分の文章を分析できる人が少ないので、これを読んだあなたはぜひ実行してくださいね!
複数の業界を志望している人は要注意!
ちなみに補足ですが、複数の業界を志望している場合でも1業界ごとに「なぜその業界なのか」という説明を用意しておいてください。
(複数の業界を志望していて、それぞれの業界への思いがないと判断されると、志望度が低いと思われてしまいますからね。)
③「なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか」を書く
ここが志望動機の肝になります。
なぜその業界を志望したのかについて書ける人は多いですが、「その業界の中でもなぜその企業じゃないといけないのか」を説明できている志望動機が本当に少ない。
裏を返せば、そこの説明ができていて読み手が納得できる志望動機が書かれていれば、確実に「志望度が高い」と判断され、内定に1歩近づくことができます。
競合他社との「違い」を見つけること
ではどうすれば「その企業じゃないといけないのか」を説明できるのか?
それは競合他社との違いを見つけることで可能になります。
あなたが好きなブランドってありますか?
そのブランドを好きな理由を考えてみてください。
おそらく他のブランドとの「違い」を自分の中で把握しているからですよね。
そのブランドが好きな理由は違いを知っているからなんです!
企業ごとの違いはどういう部分に出るのか?
冒頭でも紹介しましたが、以下のようなポイントに違いが出てきます。
【企業ごとに違いが出るポイント】
・実体験の有無
◯◯社の商品だけずっと愛用していたり、◯◯社のサービスを受けて他の競合他社よりも魅力を感じたなど実体験をベースとした違い。これが最も説得力があるので、ある場合は推していくべし。
・企業理念
企業ごとに企業理念が大きく異なる場合は、その違いに着目すべし。その際になぜその理念に共感したのかもしっかりと補足することが重要。
・経営計画(短期・長期ビジョン)
企業ごとに経営計画が異なります。例えば海外に展開していこうと考えている企業もあれば、競合他社の中には業界を越えて新事業を展開しようとしている企業もあります。
・商品へのこだわりや特徴
扱っている商品に「こだわり」や「他社商品にはない特徴」がある場合は、そこを訴求することができますね。その際には「なぜそのこだわりや特徴に惚れたのか」まで語る必要があるので要注意。(特徴を語って終わりじゃ意味なし)
・ターゲット層の違い
業界が同じでもターゲットが違う場合があります。例えば、一般庶民向けに商品を販売している企業と、富裕層向けに商品を販売している企業もありますよね。自分がどの層に商品を届けたいのかを説明することで説得力が増します。
・市場シェアの違い
市場シェアが高い企業に対しては「No1シェアの企業で影響力のある仕事がしたい」と語れますし、シェアが低い企業に対しては「No1シェアの◯◯に対抗することにモチベーションを感じる」と語ることができますよ。
・社員の人たちの性格
働いている社員さんの性格などを説明会やネットで知ることができれば、競合他社ではなくその企業の社員さんたちと仕事がしたいと語ることができますよね。例えばリクルートとマイナビでは、リクルートの方が向上心の高い社員が多いなどの違いが見られます。
・社風・求める人物像
社風や求める人物像の違いによって、「貴社の社風が◯◯の理由で合うと考えた」「貴社の求める人物像に自分が合っているので活躍できると考えた」などの説明が可能です。
・社員の平均年齢
企業によって働いている人の年齢が違います。そこに着目して、どんな年齢層の人と一緒に仕事がしたいのかを説明することができます。
競合他社と上記のポイントを比較することでまずは「違い」を見つけましょう。
その上で、なぜその違いが良いと思ったのか、共感したことを書いてください。
「貴社は競合他社と比べて◯◯という点が違う。
私はその◯◯という点に◯◯という理由で共感しました。」
このように書くことができれば、その企業でないといけない理由を読み手に伝えることができますよね。
志望度が高いと評価される志望動機は必ずこれが含まれています。
作業としては少し大変ですが、エントリーする全ての企業に対して、これを用意してください。
面接でも必ず聞かれることなので!
④「自分の企業選びの軸と一致していること」と書く
ここまで書ければ80点の志望動機が完成している状態になります。
更に+αとして、「その企業が自分の企業選びの軸を満たしている」ということを伝えましょう。
適性の高さを伝えると選考突破率が上がる
就活では「適性の高さ」が非常に重要です。
適性が低いと、入社したところですぐに退職することになってしまうので、企業としても新卒を採用する時に適性の高さをめちゃくちゃ重視する。
よって、自分から「あなたの会社は僕が持っている絶対条件を満たしているので適性が高いですよ」という情報を人事に伝えることが効果的なんですよね。
例えば僕が就活生の時は、「明るい性格の社員が多い企業」というのは絶対条件でした。
僕自身、仲が良い人は明るい性格の人が多いし、気が合うからです。
この企業選びの軸を元にすることで、このように伝えることができますよね。
更に貴社は明るい社員が多いと伺いました。
私はポジティブで明るい方が多い職場で仕事をしたいと考えています。
よって性格面でも貴社は私に合った企業であると考えました。
このように伝えることで、読み手は「なるほど明るい性格なんだ」という性格の理解も深めることができます。
だったらうちの会社と合うかもしれないなという適性の判断にも繋げることができるので、非常に有効ですよ。
志望度の高さを伝えつつ、更には適性の高さも伝えていくというダブルパンチですね!
そうだね。「何をどんな目的で書くのか」を意識して文章が書ける就活生はマジで強いから。
⑤「入社後の豊富」を書いて締める
それでは最後に文章を締めていきましょう。
「私が入社したら絶対にあなたの会社にメリットを与えるぞ」という意欲の高さを伝えることで、志望度が高いことが伝わります。
文末のポイントは「強気に断定すること」に限ります。
自信のある人材の方が100%評価されますからね。
× 文末を推定にする
「貴社に入社することができたら、利益を上げれると思います。」
◎ 文末を断定にする
「貴社に入社することができたら、必ず利益を上げることを約束します。」
このように文末だけで、全然思いの強さが変わる。
めちゃくちゃ細かい話ですが、文末は読んだ後の印象を左右します。
「終わりよければ全てよし」ではないですが、それぐらい終わりは重要ですよ!!
ここまで詳しく志望動機の書き方を解説しました。
より詳しく書き方が知りたい方は、別記事も用意しているので、この記事を読み終わってからでもぜひ目を通してください。
メーカー向けの志望動機の例文
それでは志望動機の書き方を説明したところで、志望動機の例文を紹介します。
今回はメーカー向けの例文を2つ用意しました。
すべて先ほど解説した書き方に沿って作成しているので、参考にしながら志望動機を作成してみてくださいね!
例文① 食品メーカー向けの志望動機
【例文】
「私が貴社を志望した理由は、貴社が食品業界かつ「人々を食事でカッコよく」という企業理念に強く共感したからです。(〜①)
私は中学まで太っており、ずっといじめられていた経験があります。
その時に食生活の改善をしようと決意し、貴社の◯◯をメイン食としてダイエットを開始。半年で20kgの減量に成功し、以降いじめられることがなくなりました。
食事によって人生が変わることを体感し、食品業界に勤めることを決意。(〜②)
更に貴社は私の人生の恩人であるとともに、「人々を食事でカッコよく」という、まさに私が人生をかけて広めるべき理念を持たれています。(〜③)
加えて貴社への入社意欲を強めたのが「向上心が高い社員さんが多いこと」でした。
会社説明会で話した全員が向上心の高い人が多いと語られており、私の性格とぴったりだと考えました。(〜④)
そんな貴社に入社することが叶った暁には、私の全ての時間をかけてでも、食で人生が変わったというお客様を1人でも多く増やすことを約束致します。(〜⑤)」
「実体験+企業理念への共感+適性の高さ+入社後の強気の豊富」の4点セットによって、志望度の高さが伝わる例文です。
また文章のポイントとして、僕は「体言止め」をよく使っています。
メディアによっては、「体言止めはやめましょう」と書かれている場合もありますが、就活に正解はありません。
僕が読み手なら体言止めがあった方が読みやすいので、入れるようにしています!
(就活で大事なことは「面接官・人事ファースト」であって、読み手の読みやすさにこだわるべきです)
例文② 自動車メーカー向けの志望動機
【例文】
「私が貴社を志望した理由は、貴社が自動車業界かつ「デザイン性の高い車を扱っている」という点に強い憧れを抱いたからです。(〜①)
私の小学生時代からの唯一の趣味が車でして、2歳からドライブが大好きな子供だったそうです。
今でもモーターショーを見に行ったり、車関係の雑誌を購読したりと車を趣味としているので、自動車業界に入社することしか考えていません。(〜②)
また自動車業界の中でも、私は貴社が第一志望です。
なぜなら圧倒的なデザイン性の高さを誇り、一番にファンに愛されているメーカーだと私自身が感じているからです。
デザイナーさんとエンジニアの連携に力を入れており、デザインに妥協しないモノづくりの姿勢は他のメーカーにはない唯一無二だと感じます。(〜③)
また貴社は女性が働きやすい環境にも考慮されています。
私自身、ずっと働き続けたいという思いがあるので、育休後の復帰がしやすい環境にも魅力を感じました。(〜④)
そんな貴社に入社することができたら、女性目線のアイデアを積極的に出して、必ずファンに愛されるモノづくりに貢献します。(〜⑤)」
女性が自動車メーカーを志望するという体で書いた例文です。
その会社の商品を持っていなくても、使ったことがなくても、その会社の商品の魅力を語ることはできますよね。
読み手が読んだ時に、「この子はうちの会社に本当に入りたいんだな」と思う納得性の高い志望動機を書くことに尽力しましょう。
志望動機の質によって、本当に書類の通過率、面接での評価が瀑上がりしますから!!
おわりに
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
メーカー向けの志望動機について、理解してもらえたら幸いです。
僕は新卒でメーカーに入社したのですが、やっぱり自社の商品への愛着が湧きますし、小売店で自社の商品を見た時は嬉しい気持ちがあるものです。
メーカーを志望する就活生の方は、ぜひこの記事を参考に素晴らしい志望動機を完成させてください。
志望動機の良し悪しで選考通過率が上がることを、僕が保証しますから!!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー