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【志望動機なんてねーよ!】志望動機がない時の書き方を徹底解説!

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!

 

僕は100社近くの企業にエントリーしました。

その中で本エントリーをしたのは、60社前後でしたがこう思いました。

 

「志望動機なんてねーよ!!」

 

特に企業を相手に取引している企業(BtoB企業)なんて、一般の消費者である僕らは関わることがありません。

 

そんな企業1社1社に対して、志望動機を作ることなんて無理だろ。

僕も最初はそう思っていました。

 

 

本音は「成長業界かつ、平均年収が高く、平均残業時間が少ない穴場な企業だ」と感じたから志望しただけ。 

 

しかし、そんな企業に対して「年収が高かったから!」と正直に志望動機を答えるのは、アルバイトの面接で「家から近かったから」と答えるようなもの。

当然評価されるはずがありません。

 

そこで本記事では、僕が就活生の時に編み出した「すべての企業を対象につかえる志望動機の作り方」を紹介しようと思います。

 

志望動機なんてねーよと嘆くだけなら誰にでもできます。

それじゃ差はつかない。

 

ぜひ本記事を参考にして、すべての企業から評価される志望動機を作りましょう。

志望動機の質によって選考通過率はめちゃくちゃ変わってきますよ!

 

エントリーした企業の中で、志望動機なんてねーよって企業が大量にあります。

それが現実だよ。普通に生活している中で、「この会社入りたい」なんて思わないからね。

「志望動機なんてねーよ」となってしまう理由【2点】

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まずはそもそもなぜ「志望動機なんてねーよ」という思考になってしまうのか?

その原因から見ていきましょうか。

 

自分が持つ悩みに対して、「まずは原因を明確化する」というアプローチが重要。

悩むって行動はマジで無意味です。何も変わらないからね。

しかし、原因を明確化できれば、後はそれを潰すための解決策を実行するだけです。

 

余談ですが、恋愛で「全然良い人と出会えない」と悩む人っているじゃないですか。

そう悩んでいるだけでも解決しません。

 

大抵は「出会いの数が少ない」か「そもそも自分が魅力的じゃない」という2つの理由です。

そうと分かれば趣味を増やしたり、飲み屋によく行ったりすれば良い。

自分の魅力を高めるために、エステ行ったり料理教室に通ったり、本を読んで人格を磨く努力をすれば良いじゃないですか。

 

このようにまずは悩みの原因を明確化すること。

その上で、それを解決するための施策を考えていきましょう。

すみません、完全に余談でしたw

 

①日常生活の中で「この会社に入りたい」なんてならないから

 

志望動機なんてねーよと思ってしまう一番の理由は、そもそも日常生活の中で「この会社入りたいな」って思うことがないからですよね。

テレビのCMを見てて、企業の名前が出てきた時に「お!この会社入りたい!」ってなる人とか皆無でしょうから。

 

一方で好きな人ができるのは、日常生活の中で「あ!素敵!」ってなるから。

趣味ができるのも、日常生活の中で「あ!これ面白い!」ってなるからです。

 

このように普通に生きてて、「この会社に入りたい!」なんてなることはありません。

よってもともと入りたい会社なんてほとんどの人にはないって事実をここで押さえておきましょう。

 

入りたいと思っている企業がある人でも、せいぜい数社程度。

エントリーする数十社すべてにもともと志望動機を持っている人なんていませんよ。

 

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なるほど、たしかに「もともと入社したいと思っている企業なんてみんなない」っていう事実をまずは押さえておくことが重要ってことですね。

そうだよ。ここでのポイントは「すべての志望動機は後付け」ってこと。要するに“後付けする力”が志望動機の作成には重要ということだよ。

 

②就活で初めて知った企業にエントリーすることがほとんどだから

 

次にエントリーする企業のほとんどが就活で初めて出会った企業なんですよね。

知名度の高い大企業ばかり受けている人は例外としても、中小や中堅企業にエントリーする人は、そのほとんどが就活生になってから初めて知ったという企業ばかりだと思います。

 

マイナビ、リクナビ、合同説明会、学内セミナーなどなど、就活で出会った企業に対していきなり「志望動機を語れ」と言われても、後付になるのが当然ですよね。

 

つまり!!

「志望動機なんてねーよ」っていうのは全就活生が持つ悩みなのです!

よってその悩みを持って思考停止しているのは、その他大勢の就活生の中に埋まってしまう行為だと理解できるはずです。

 

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志望動機なんてねーよと悩むのは無駄な行為

ここまでの解説を聞けば、「志望動機なんてねーよ」とただ悩むのが完全に無駄な行為だと分かるはずです。

よってその悩みはもう捨てて、「どう志望動機を後付けすれば評価されるのか」という思考に変えていくことが有意義かつ重要だと、僕は考えています。 

 

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そもそも就活生のみんなが9割以上の企業に対して志望動機を持っていない。

実際に就活を通して初めて知る企業ばかりだし、日常生活で「この会社入りたいな」と思うことなんてない。

 

こう書くと当たり前のことですが、これを把握せずにただ「志望動機なんてねーよ、だから志望動機なんて書けないわ」って言ってる就活生があまりにも多いので念押しです。

 

たしかにそう考えると、志望動機がないことは当然ですね。

長期インターンに参加したとか、ずっと愛用している商品を提供している企業じゃないと「働きたい」なんて感情は沸かないでしょ。 

「志望動機なんてねーよ」を解消することの重要性

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なんとっ!!!!! 

志望動機に関する他のメディアの記事に「志望動機は重要じゃない」と書かれていたのを目にしました。

 

いやいや、そんなわけないでしょ。(どこの素人ライターに書かせてるんだよ...。)

 

企業の人事の立場に立って考えれば、志望度の高い人材を採用したいに決まってます。

なぜなら志望度が高い就活生は、内定辞退をする可能性が低いし、入社後の定着率が高いと予想することができるから。

 

この章では、まず「志望動機がいかに重要なのか」について念押ししておきます。

志望動機の重要性を理解して、「よっしゃ!じゃあ志望動機作らないとな!」というメンタルに持っていくことが重要ですからね。

 

人間は行動する「目的」がないと動けない生き物です。

 

これは効率的に、最小限のエネルギーで生きていくための人間の本能。

よってまずは志望動機を作る目的を明確化する必要があるんですよ!!

(目的が行動ってマジで無駄なので、やめた方がいいよってのは余談です)

 

志望度の高さによって内定取得率が格段に変わる

 

まず志望動機の質が高いことで、「志望度が高い」と判断されます。

 

それは当然ですよね。

そして志望度が高いと判断すると、人事は2つのメリットを感じます。

 

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【志望度が高いと判断した場合に人事が感じるメリット】

 

・この就活生は内定を出したら内定辞退しなさそうだな

企業には毎年「採用目標数」という人事の目標が存在します。内定辞退が続出すると、その採用目標数を下回ってしまうので、人事は内定辞退をめちゃくちゃ嫌うのです。

・この就活生は入社後に長く働いてくれそうだな

「どうしてもその会社に入りたかった」という思いが伝わる就活生は、当然入社後もずっと頑張ってくれそうだと判断しますよね。例えば保育士になるのが、子供の頃からの夢だった人と、なんとなく保育士になろうとしている人なら、前者の方が長く働いてくれそうだと判断できますよね。

 

志望度が高いというのが伝わることで、この2つの印象を与えることができる。

志望動機が重要な理由はまさにここにあります。

 

ここを理解できている人と理解できていない人では、志望動機に対する熱の込め方が変わってきます。

 

「志望度の高さを示すことってめちゃくちゃ大事なんだな」ということをここで覚えておいてくださーい。

 

特に中堅・中小企業こそ素晴らしい志望動機が有効

 

次に質の高い志望動機を披露すると、中小・中堅企業はイチコロです。

それはなぜか?

めちゃくちゃ重要な話をするので、先に耳掃除をしてきてください。(いや、目薬か。)

 

まずほとんどの就活生は“知名度の高い人気企業には”頑張って志望動機を作ります。

 

それは「大企業に入ったら勝ち」という想いや、「ずっと昔から知っている企業」という憧れや、「倍率が高いから頑張らないと」という必死さが影響しているでしょう。

 

もちろんそういう企業に対して、納得度の高い志望動機を作るのは大前提。

(倍率の高い企業の選考では、1つの質問でも手を抜けば落ちますからね)

 

多くの就活生は中小・中堅企業相手に手を抜く

一方で、中小企業・ベンチャー企業・中堅企業を相手には手を抜く人がめちゃくちゃ多い。マジでめちゃくちゃ多いです。

 

そこで僕は「逆張り」しました。

要するに、皆が手を抜くところでこそ力を思いっきり込めたのです。

 

中小企業にこそ、最高の志望動機を用意して披露しました。

その結果どうなったでしょうか?

 

特別ルートでの選考をめちゃくちゃ提案される

面接が終わった後にこんな電話がかかってきたのです。

「藤井さん、実は2次選考と3次選考を飛ばして、次に役員面接を受けて頂きたいのですが」

はい、落とせましたね。

 

何度も言いますが、僕が通っていたのは偏差値50の中堅大学です。

他には旧帝大の名古屋大学の就活生も受けていましたが、彼らは2次選考へと進んでいきました。

(集団面接が同じだったのですが、志望動機はクソでしたw)

 まさに逆張り戦略が効いた例ですね。

 

中小企業の方が臨機応変に対応してくれる

こうした特別ルートでの採用などは、大手にはほとんどありません。

(高学歴向けのリクルーター採用があるぐらいです)

 

しかし、中小企業は臨機応変に選考形態を変える企業が多いので、選考を効率化するためにも志望動機にめちゃくちゃ注力することは結果として自分の手間を削減できます。

 

ぜひ中小企業にこそ力を抜かず、全企業に全力を出し切りましょう。

「そんな暇はない」って言う人いますが、甘いですよ。

 

なるほど!志望度の高さを示すことで人事からの評価は瀑上がりするんですね。

まさにそう。志望度の高さは、その企業との適性と関係なく評価される項目だから、全ての企業に、志望度の高さだけは評価されるようにしておこう。

「志望動機なんてねーよ」という人のための志望動機の作り方

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志望動機の重要性を共有したところで、いよいよ本題に入りましょう。

志望動機の作り方について解説していきます。

 

ここまでの解説で「もともと志望動機がある企業なんて少ない」ということが理解できたと思います。

よって、この章で解説する志望動機の作り方をベースに志望動機を用意してください。

 

まず僕がおすすめする志望動機の基本的な文章構成を把握してください。

 

【志望動機の回答の構成】

  • 結論
  • なぜその業界なのか
  • なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか
  • 自分の企業選びの軸と一致していること

 

評価される志望動機のポイントはとにかく「他の企業でも良くない?」と思われない志望動機を作成することです。

よって「なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか」という部分さえ用意することができれば、どんな企業に対しても志望動機を用意することができるんですよね。

 

ステップ① なぜその業界なのかをまずは考えてみる

 

まずは「なぜその業界なのか」ということを考えていきましょう。

僕は食品業界の他に、2社だけ自動車業界の企業を受けました。

 

その2社のために「なぜ自動車業界なのか?」を考えたんですよね。

ひねり出した答えがこちらです。

 

  • 大学には車で通うほどの自動車好きだから
  • 自動車は愛知県が誇る産業であり、「愛知を盛り上げたい」という私の信念を実現するのは自動車業界に関わることで実現できると考えたから

 

その業界の商品そのものが好きというパターンと、自動車によって愛知を盛り上げたいという思いを伝えるパターンの2つを用意しましたね。

これらを伝えれば、聞き手は「だから自動車業界を志望したんだ」と納得してくれます。

 

複数の業界を志望していても「◯◯業界だけ」と語るべき

ちなみに複数の業界を志望していましたが、相手の企業に合わせて「◯◯業界のみを志望しており、その中でも貴社が第一志望です」と答えてました。

もうこれはテンプレですね。

 

それって嘘じゃん!と思うかもしれませんが、志望度の高さを示すことで生じるデメリットは、自分にも相手企業にもゼロです。

 

それよりも志望度が低い人を相手に選考する方が、人事のやる気を削ぐだけだと僕は思うのですが、皆さんはどう思いますか?

 

(ちなみに自己PRや長所短所などの自分の性格面を伝える時は、絶対に嘘をつかないようにしましょう。なぜならその嘘によってミスマッチに繋がってしまうからです。両者ともにデメリットがある行為はNGです) 

  

ステップ② とにかく競合他社との「違い」を探してみる

 

なぜその業界かを説明できるようにしたら、次にすべきは「なぜその業界の中でもその企業じゃないとだめなのか」を伝えることです。

ここが最重要かつ、一番難しい。

 

「なぜその企業じゃないといけないのか」を考える時に着目すべきは、他の企業との違いを探すこと。

例えば僕はiphoneを利用していますが、なぜアンドロイドじゃだめかと言うと、「デザインが綺麗だから」です。

要するに他のスマホとのデザインの“違い”があるから、iphoneじゃないとダメなんですよ。

(iphoneに関してはもっと理由があるけどね!)

 

競合他社との違いをとにかく探すこと

評価される志望動機を完成させるためには、とにかく競合他社との違いを探すこと。

違いを探す、違いを探す...と念仏のように唱えて、調べてください。

 

例えば、「マツダ」を志望しているとしましょう。

人事からすれば、「トヨタやホンダじゃだめなの?」と思いますよね。

 

これに対して、「そっちでも大丈夫です」というニュアンスの回答なら、志望度が高いと評価されることはありません。

 

そこで「なぜマツダじゃないといけないのか」を説明するために、トヨタやホンダとの違いを見つける作業を行います。

 

ここが一番難しいというか、大変なのでやらない人が多いのですが、やらないと評価される志望動機を作ることは不可能なので、絶対にやりましょう!

 

企業ごとに違いが出るポイントまとめました 

その助けになるよう、企業ごとに違いが出るポイントをまとめました。

これでもまだ一部であって、探せば他にもたくさんの違いを見つけることが可能。

(これがいわゆる「企業研究」というやつですね!)

 

 

【企業ごとに違いが出るポイント】

 

・実体験の有無

◯◯社の商品だけずっと愛用していたり、◯◯社のサービスを受けて他の競合他社よりも魅力を感じたなど実体験をベースとした違い。これが最も説得力があるので、ある場合は推していくべし。

・企業理念

企業ごとに企業理念が大きく異なる場合は、その違いに着目すべし。その際になぜその理念に共感したのかもしっかりと補足することが重要。

・経営計画(短期・長期ビジョン)

企業ごとに経営計画が異なります。例えば海外に展開していこうと考えている企業もあれば、競合他社の中には業界を越えて新事業を展開しようとしている企業もあります。

・商品へのこだわりや特徴

扱っている商品に「こだわり」や「他社商品にはない特徴」がある場合は、そこを訴求することができますね。その際には「なぜそのこだわりや特徴に惚れたのか」まで語る必要があるので要注意。(特徴を語って終わりじゃ意味なし)

・ターゲット層の違い

業界が同じでもターゲットが違う場合があります。例えば、一般庶民向けに商品を販売している企業と、富裕層向けに商品を販売している企業もありますよね。自分がどの層に商品を届けたいのかを説明することで説得力が増します。

・市場シェアの違い

市場シェアが高い企業に対しては「No1シェアの企業で影響力のある仕事がしたい」と語れますし、シェアが低い企業に対しては「No1シェアの◯◯に対抗することにモチベーションを感じる」と語ることができますよ。

・社員の人たちの性格

働いている社員さんの性格などを説明会やネットで知ることができれば、競合他社ではなくその企業の社員さんたちと仕事がしたいと語ることができますよね。例えばリクルートとマイナビでは、リクルートの方が向上心の高い社員が多いなどの違いが見られます。

・社風・求める人物像

社風や求める人物像の違いによって、「貴社の社風が◯◯の理由で合うと考えた」「貴社の求める人物像に自分が合っているので活躍できると考えた」などの説明が可能です。

・社員の平均年齢

企業によって働いている人の年齢が違います。そこに着目して、どんな年齢層の人と一緒に仕事がしたいのかを説明することができます。

 

「なぜマツダなのか?」に関して答えておきましょうか。

マツダを志望する理由として挙げるなら「デザイン性の高さ」です。

 

国産車としてデザインの評価は非常に高く、それを実現するのは「シェアが高すぎないこと」も起因しています。

シェアが高すぎないからこそ、大胆なデザインを取り入れることができますからね。

 

このようにして、競合他社との違いを明確化し、それに共感する。

この作業ができてこそ、評価される志望動機が完成するのだと僕は考えています。

 

競合他社との「違い」をいくつか頭に入れておけば、面接で追加で訴求できそうですね!

まさにそのとおり!「御社は◯◯も特徴的で、競合他社にはない◯◯というビジョンを持たれていて感動しまして、社員さんも◯◯な性格の方が多いと聞いて、、、、まさに僕にドンピシャです〜!!」と語れば志望度の高さがバシバシ伝わるw

 

ステップ③ 自分の企業選びの軸を満たしている点を洗い出す

 

ここまでの作業によって、「なぜその業界なのか?」「なぜその業界の中でもその企業じゃないといけないのか?」について回答できました。

これが用意できれば、9割は完成ですね!

 

でも僕らは9割じゃ満足できない。120%評価されるところを目指したい!

そこで「自分の企業選びの軸を満たしている点」を洗い出していきましょう。

 

また恋愛に例えていいですか。

ここまでの作業によって、「君のような明るい性格の人が好き」「明るい性格の人の中でも、一途で思いやりがあるのは君だけなんだ」まで伝えることができましたw

それに加えて、「僕は付き合うなら結婚を前提に付き合える人と付き合いたい」という恋人選びの軸を伝え、その軸を君が満たしていると伝えられれば、完璧です!

 

自分の企業選びの軸を満たす点を洗い出す

企業選びの軸とは、企業選びにおいて「自分が絶対にはずせない条件」のこと。

まずは自己分析によって、これがない人は明確化しておいてください。

 

そして明確化した企業選びの軸を、その企業が満たしているということを伝えましょう。

またマツダを例に挙げると、例えば「もともと長年知っている愛着のある企業であること」という企業選びの軸を伝えた上で、「マツダは両親がずっと乗っていて、自分も買った愛着のあるブランドです」などと答えることが可能になりますよね!

 

なるほど!自分が持つ企業選びの軸も満たしているよってことを伝えて、トドメの一発を放つイメージですね!

 

ステップ④ 過去の先輩達の志望動機を参考にしてみる

 

ここまでの作業の補足として、「過去の先輩たちがどんな志望動機を書いていたのか」を見るのも有効です。

ネット上で無料でエントリーシートを見られるサービスがいくつかあるので、それらを活用しましょう。

 

 

またここで解説した志望動機の書き方について、別記事でも詳しく解説しているので、合わせて参考にしてくださいね!

志望動機は選考対策において本当に重要なので。

» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】

 

これらの就活サイトは利用用途が異なるので、自分が「この目的のためのサイトを使えてないな」と感じるサイトから優先的に利用するのが良いですよ!すべて無料サイトなので、使ってみて合わないサイトは退会すれば良いだけなので。

「志望動機なんてねーよ」という企業にも作れた回答例文 

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それではこれまでの解説をベースにして、志望動機を完成させましょう。

僕はマツダを志望してないので、仮定になってしまいますが、下記のような志望動機を完成させることができます。 

 

【志望動機の回答例文】

 

「私が貴社(=マツダ)を志望した理由は、御社が自動車業界の企業かつ製品のデザイン性の高さに一目置いている存在だからです。(〜結論)

私の唯一の趣味は「ドライブ」で、これまでの4年間に車に乗らなかったのが2日というほどの車好きです。よって自動車に関わる仕事がしたいと、自動車業界のみを志望しています。(〜なぜその業界なのか)

中でも、同業他社ではなく貴社でないといけない理由があります。

それは貴社の自動車のデザイン性の高さです。デザイナーさんとエンジニアさんとの連携が強く、またトップシェアではないからこそ、大胆なデザインを提案できる。

私の両親はそんなデザイン性の高さから貴社の自動車を愛用し、私も大学時代に貴社の◯◯を購入しました。(〜なぜその業界の中でもその企業じゃないといけないのか)

更に、貴社は誰もが知る自動車メーカーです。私は企業を選ぶ軸として「もともと知っている愛着のある企業」という軸を持っており、それを満たす自動車メーカーは貴社のみです。(〜企業選びの軸を満たしていることを訴求)

以上の理由から、私は貴社が第一志望であり、入社できた暁にはお客様が感動する商品作りと拡販に向けて尽力致します。(〜締め)

 

マツダを志望してない僕でも志望動機が作れるんですよ。ぶっちゃけね。

それなら「志望動機なんてねーよ」とは言わず、じっくり作成してみてください!

あなたなら絶対にできますから!!! 

 

 

【補足】志望動機なんてねーよの元ネタは?

 

「志望動機なんてねーよ」という言葉について、そもそも元ネタは何か?

明確に何が元ネタになっているかの情報はありませんが、はてな匿名ダイアリーの以下の記事が元ネタとして「志望動機なんてねーよ」という言葉が浸透したと予測できます。

» 適当に生きられなくてしんどい|はてな匿名ダイアリー

 

たしかに就活で何十社も受けるのに、1社ごとに明確な志望動機なんてないですよね。

本音を言えば「生きていくために仕事して稼がないといけないから雇って欲しい」というのが多くの人の本音だと思います。

 

ですが、就活は雇用主側から評価されないと採用されません。

本音を伝えてそれを評価してくれるような企業もありますが、一般的には初対面の学生から「志望動機なんてねーよ」と言われて評価する人事は超少数派ですよね。

 

このあたりは本音と建前が必要であって、「仕方ないけど採用されるために志望動機を納得してもらえる形で作るか」と割り切ることが重要だと、僕は考えています!

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

評価される志望動機を作成することは、選考対策の中でもめちゃくちゃ重要な作業です。

 

1社ごとに作成しないといけないからこそ難しいので、多くの就活生が手を抜きます。

「だからこそ就活攻略論の読者の皆さんには、ここで差別化して欲しい!」

そんな思いから、今回は1万字を超えるボリュームでしっかりと解説させてもらいました。

 

内容の濃い記事だったので、ぜひ何度も読み込んでみてください。

この記事がきっかけとなり、あなたの手の中に最高の志望動機が舞い降りたなら、それ以上嬉しいことはありません。

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 志望動機なんてねーよと思うのは当たり前。日常生活の中で、この会社に入社したいと思うシーンはほとんどないので。
  • 志望動機なんてねーよと悩む時間は無駄。エントリーした企業に対して「なぜ競合他社ではなく、その企業にエントリーしたのか」を深堀りして、競合他社との違いを明確化することで志望動機が見えてくる。
  • 志望動機は選考対策において非常に重要なので、絶対に手を抜いてはいけない。
  • 志望動機なんてねーよと思っている人でも「結論+なぜその業界なのか+なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか+自分の企業選びの軸と一致していること」の構成で志望動機を作ると、面接官や人事が納得する志望動機を作ることができる。