皆さん、こんにちは!週10でスタバに行っているスタバ狂こと、就活マンです。
今回は学歴フィルターの中でも、「関関同立」について詳しく解説します。
関西の上位校の総称ですが、これらの大学に在学していれば学歴フィルターはかからないのでしょうか?
この記事は関関同立に在学している方、そして関関同立に入学することを考えている方の参考になると思うのでぜひご覧くださいね!
関関同立は上位校なので、学歴フィルターはかからないのでは?
そうだね。細かい話まで詳しく解説していくよ!
関関同立とは?
まずはそもそもの「関関同立」という言葉について解説します。
関関同立とは、近畿地方の4大難関私立大学の頭文字をとった言葉です。
関西大学:大阪の吹田にメインキャンパスをもつ大学
関西学院大学:兵庫県の西宮市にメインキャンパスをもつ大学
同志社大学:京都にメインキャンパスをもつ大学
立命館大学:京都にメインキャンパスをもつ大学
これら4大学は近畿地方の私立大学として、受験生から絶大な人気を誇ります。
国公立大学の滑り止めとして受ける人も多いので、倍率が非常に高いですね。
関関同立の偏差値について
関関同立は難関大学として有名ですが、実際の偏差値はどの程度なのか?
文系・理系ともに偏差値を一覧化しました。
▼関関同立の偏差値一覧
文系 | 理系 | |
---|---|---|
関西大学 | 50.0〜 65.0 | 47.5〜60.0 |
関西学院大学 | 50.0〜60.0 | 47.5〜55.0 |
同志社大学 | 52.5〜62.5 | 55.0〜62.5 |
立命館大学 | 52.5〜62.5 | 50.0〜57.5 |
学部によって偏差値は大きく異なる
これを見て分かるように、学部によって偏差値には大きな幅があります。
例えば、この4大学の中で最もレベルが高いと言われている同志社大学でも、理工学部の機械理工学科は偏差値が55ですが、社会学部の社会学科は偏差値が65です。
同じ大学でも学部によって10も偏差値が変わってくるんですよね。
正直、就活では学部の偏差値まで見られることはありません。
大学名で学歴フィルターがかかったりするので、偏差値が低い学部って受験の狙い目だと思いますね。
(もちろん明確に学びたい学問がある人は別ですが!)
関関同立の大学レベルについて
ちなみに関関同立の全国的なレベル感はどのぐらいなのか?
平均の偏差値が60以上の大学が最上位なので、4段階に分けると上から2番目に位置します。
▼関関同立の大学レベルはこの位置
大学レベル | 国公立大学例 | 私立大学例 |
---|---|---|
偏差値60〜 | 旧帝大 | 早稲田・慶応・上智 |
偏差値50〜60 | 茨城・静岡・九州・岐阜 | 関関同立・法政・青山学院 |
偏差値45〜50 | 徳島・宮城・琉球 | 甲南・専修・中部・東邦・南山 |
Fラン大学 | なし | つくば国際・上武・関東学園・金城 |
※参考:みんなの大学情報「大学偏差値一覧」
関関同立は学歴フィルターがかかるのか?
それではこの章から学歴フィルターについて詳しく解説していきます。
まずは関関同立だと学歴フィルターがかかるのかどうか、結論を見ていきましょう。
【結論】ほとんどの企業で学歴フィルターがかからない
結論から言うと、関関同立は学歴フィルターをほとんど受けません。
ここで言う学歴フィルターとは「足切り」の役割のフィルターですね。
足切りの学歴フィルターをくらう目安としては、平均偏差値が50以下の大学です。
「関西大学でも学歴フィルターをくらった」という意見を聞くことがありますが、それはおそらく適性検査による足切りをくらった可能性が高いです。
とは言うものの、学歴フィルターを利用していると明言している企業はありません。
よって確実な情報ではないですが、関関同立レベルでは足切りとしての学歴フィルターはほとんどかからないと認識しておいて構いませんよ。
僕は平均偏差値が50の中堅大学に通っていましたが、僕の大学のレベルでさえ、学歴フィルターをくらったと感じたのは60社中3社ぐらいでしたから。
外資系コンサルや外資系投資銀行ではかかる可能性がある
補足ですが、関関同立でも外資系コンサルや外資系投資銀行などの超一流企業からは学歴フィルターでの足切りをくらう場合があります。
これらの外資系企業は、インターンを通しての採用が主流。
そのインターンの応募の際に、関関同立レベルでも足切りされる場合がありますね。
これら超一流企業は、平均偏差値60以上の早慶や東大などの学生が多く応募します。
それゆえに関関同立レベルでさえも、足切りされることがあるのです。
就職偏差値の上位企業も足切りの可能性がある
また就職偏差値が上位の一流企業も、これと同じ理由で学歴フィルターがかかる場合がありますね。
就職偏差値とは、倍率だけでなく、エントリーする学生のレベルなども考慮して出された就職難易度を示したランキングです。
別記事にて、就職偏差値ランキングをまとめたので、一度目を通してみてください。
これら超人気かつエントリーする学生が超一流大学の企業は足切りされる可能性ありです。
関関同立だとほとんどの企業で学歴フィルターがかからないけど、一部の超一流企業では学歴フィルターがかかってしまう可能性があるんですね。
そうだね。でも関関同立を学歴フィルターで落とす企業は本当にごくわずかだよ。
関関同立が注意すべきは「能力検査フィルター」である
関関同立レベルでは学歴フィルターでの足切りはほとんど無視できます。
しかし、実際のところ学歴よりも「能力検査」を使って足切りする企業の方が多い印象があるんですよね。
関関同立に入学できたことよりも、“今現在の学力”を重視する企業が多い。
よってSPIや玉手箱などの能力検査の対策をしておくことが重要です。
受験勉強と能力検査は問題の性質が違う
ちなみに新卒採用で使われる能力検査は、受験勉強とは違います。
よって「俺は関関同立レベルの学力があるからな」と余裕をぶっこいていると、能力検査で壊滅する可能性が高いんですよね。
以前、SPIの漢字をまとめたツイートを発信しました。
ためしにここに書かれている漢字をもともと知っているかどうか見てみてください。
【21卒が絶対に覚えておくべきSPI漢字】
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) December 25, 2019
SPIの“超頻出漢字”を76問まとめました。
これ覚えておくだけでSPI試験中に、
「え!漢字ゾーンめっちゃ余裕やん!」という極上体験を味わうことができます。
今日から1問ずつ覚えていけば、
就活解禁前にマスターできる、21卒に届け!!#拡散希望 pic.twitter.com/jdFXyQtHQl
能力検査の対策はとにかく問題集を解くに限る
ちなみに能力検査への対策は問題集を解くに限ります。
裏技もコツも何もありません。
問題集を解いて問題に慣れることこそが唯一の正解なんですよね。
特に新卒採用にて、出題頻度の高いSPIと玉手箱の対策はマストです。
「面接まで進んでいれば内定が取れたのに」という後悔をしないよう、能力検査への対策は今日から始めましょうね。
おすすめの問題集や能力検査の種類については別記事でまとめました。
まだ対策を始めていない方は、そちらを参考にしてください!
おわりに
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
関関同立の学歴フィルターについて理解できたと思います。
学歴フィルターはほとんどかかりませんが、能力検査の対策ができていないと足切りされる可能性が非常に高いです。
学歴フィルターよりも意識すべきは、その他の選考対策であることを意識しておきましょう。
学歴フィルターを通過できたとしても、選考対策が雑なら不採用になります。
逆に学歴フィルターがかかる大学の就活生だろうが、選考で評価されれば逆転可能。
学歴フィルターがかからないからと安心するのではなく、学歴フィルターがかからないからこそ複数内定を取れるよう選考対策に一層力を入れてください。
そのための情報は就活攻略論ですべて伝えていますからね!!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー