就活生の皆さん、こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです!
今回は「ITベンチャー企業にはどんな企業があるのか?」に加えて、「ITベンチャー企業に入社するのはやめとけ」とネットで言われる理由まで解説していきます。
ベンチャー企業の代表格と言っても良いのが、ITベンチャー企業。
ベンチャー志向の就活生や転職者にとって、ITベンチャー企業は絶対に押さえておくべき領域なので、ぜひ参考にしてくださいね!!
ITベンチャー企業には具体的にどんな企業があるのか気になっていました。
ITベンチャー企業を徹底調査したから一緒に見ていこう!
- そもそもITベンチャーとは?
- 今後の成長が期待されるITベンチャー【21社】
- 有名なITベンチャー企業【20社】
- 有名ITベンチャーランキング【売上編】
- 有名ITベンチャーランキング【年収編】
- ITベンチャーはやめとけと言われる理由
- ITベンチャーに入るメリット
- ITベンチャーはこんな人におすすめ
- 本記事の要点まとめ
\就活攻略論から求人サイトが生まれました!/
(僕が就活生の時に感じていた「働きやすい条件の良い企業だけを丁寧に紹介してくれるサイトはないのかな」を形にした求人サイトです!)
そもそもITベンチャーとは?
まずは、ITベンチャーとは何か?から共有していきますね。
結論、まずベンチャー企業自体には明確な定義は存在しておらず、「◯◯の企業=ベンチャー企業」と明確に伝えることはできません。
とはいえ、この結論だと不完全燃焼感がある人が大半だと思います。
よって、一般的にベンチャー企業と呼ばれる会社の主な特徴も共有しておきますね。
【一般的にベンチャー企業と呼ばれる会社の特徴】
- 設立後5年以内である
- 革新的な事業を展開している
- 初期に大きな赤字を出してから爆発的に収益が伸びるビジネスモデル
繰り返しになりますが、上記は国が公表するような明確な定義ではありません。
なかには上記のすべてが当てはまらないのにベンチャーと呼ばれる会社もありますが、あくまでも主な特徴なのでその点は正しく認識しておくとよいかと。
「ITベンチャー」に関しては、IT業界かつ上記の特徴を持つ会社と説明できます。
技術の発展や時代の流れで、IT業界には革新的な事業を始める会社が多くありますが、これらの会社をITベンチャーとイメージするのがよいでしょう。
ベンチャー企業についての明確な定義はそもそも存在しないんですね。
単語は世の中に広く知られているけどはっきりとした定義はないんだよね。ITベンチャーを志望するなら、前提知識として上記の特徴などを押さえておくといいよ。
今後の成長が期待されるITベンチャー【21社】
この章では、今後の成長が期待されるITベンチャーを厳選して紹介していきます!
成長フェーズのITベンチャーを探す人は、ぜひ参考にしてみてください!
【今後の成長が期待されるITベンチャー20選】
- 株式会社ICEONE
- 株式会社LULL
- 株式会社Fabbi Japan
- ランディット株式会社
- 株式会社会社H&K
- 株式会社マプリィ
- 株式会社ミリアド
- 株式会社セルミュラー
- 株式会社AViC
- コクー株式会社
- 株式会社ACROVE
- 株式会社Asobica
- 株式会社ATOMica
- シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
- 株式会社アルダグラム
- シンプルフォーム株式会社
- DXER株式会社
- 株式会社Srush
- 株式会社SoftRoid
- ファンファーレ株式会社
- 株式会社ラストデータ
なお、これらのITベンチャーや有名企業を探す際は就活サイトの活用が効率的です。
単に大手ナビサイトを使うのではなく、就活エージェントや逆求人サイトなど質の高いサイトを見極めて使いこなすことが肝になりますね!
動きがうまい就活生ほど便利なサイトを使いこなせていますし、穴場の優良ベンチャーを見つけたいなら活用は必須だと僕は考えてます。
具体的に活用をおすすめしたいサイトは、以下の記事にて6つだけに厳選しました。
「僕が現役だったら利用するサイトだけ」を共有しているので、優良ベンチャー探しを効率化・質アップしたい人はぜひ!
① 株式会社ICEONE
企業HP:株式会社ICEONE
本社:東京
事業内容:D2C事業(アパレルブランド「Blue Palang」運営)、HR事業(HRmap開発・運営)
【会社概要】
2020年設立の同社は、「今ないものをソウゾウし、人の進歩に貢献する」をパーパスに掲げる企業です。具体的には、日本発のグローバルブランドを目指すファッションブランドの運営、企業向けのHR事業を展開していますね。
いずれも業績好調で、21年度実績で数億円の売上を達成しているとのこと。事業のやり方に前例がない分野で働くことに面白さを感じる人は、ぜひより詳細な情報をチェックしてみてください!
② 株式会社LULL
企業HP:株式会社LULL
本社:東京
事業内容:一般派遣事業 / WEB制作事業 / SES事業
【会社概要】
2019年設立の株式会社LULLは、IT業界で働きたい人やキャリアチェンジしたい人をサポートしたり、IT人材不足の解消に貢献したりする事業を展開するITベンチャーです。企業のDXを促進するプロフェッショナル人材の派遣事業を中心に、大きく3分野でビジネスを展開していますね。
Web開発やキャリア支援事業もしており、IT人材として経験を積みたい人にはかなり適した環境といえるかと。「人を創り、価値を創る」という企業理念に共感できる人にもおすすめですね。
③ 株式会社Fabbi Japan
企業HP:株式会社Fabbi Japan
本社:東京
事業内容:日本市場を中心としたソフトウェア開発サービスなど
【会社概要】
ベトナム出身の代表によって2019年に設立された同社は、業務系システムやWebシステム・スマートフォンアプリ開発などを手掛けるITベンチャーです。20年にはハノイにも会社を設立して、グループ会社として急成長を続けている会社ですね。
設立以降、毎年200%以上の収益成長率を維持していることからも今後の発展が期待されるかと。今後5年間で同分野のベトナムトップ企業を目指す同社に貢献したい人は、ぜひ応募を検討してみてくださいね。
④ ランディット株式会社
企業HP:ランディット株式会社
本社:東京
事業内容: 建設業向けクラウドサービスの企画・開発・販売・サポート、及び付随するコンサルティング・業務委託 不動産取引の仲介及び媒介並びに不動産管理業など
【会社概要】
21年設立で「テクノロジーとデータの力で、壁を取り払う」をビジョンとする同社は、駐停車の次世代インフラを提供することで世の中に価値提供している会社です。一番近くの駐車場が最短1日で見つかる「at PORT」や目的地近くの駐車場をアプリで簡単に確保できる「PIT PORT」などを手掛けていますね。
クラウドカメラやAIを活用することで、不動産業界に革新をもたらそうとしているITベンチャーです。モビリティテック事業や不動産テック事業に関心がある人は、ぜひ一度チェックしてみるといいですよ。
⑤ 株式会社会社H&K
企業HP:株式会社会社H&K
本社:神奈川県
事業内容:DXコンサルティング事業、経営コンサルティング事業、マーケティング支援事業、採用コンサルティング事業
【会社概要】
2020年設立の株式会社会社H&Kは、DXが当たり前の社会を実現するために事業を展開するITベンチャーです。具体的には、コンサル事業やマーケティング事業を展開していますね。
会社自体がリードを獲得する上でこれまで広告運用していないことからも、マーケティング力の高さがよくわかります。DXの普及を目指す同社に共感できる人は、ぜひ積極的にエントリーしてみてください。
⑥ 株式会社マプリィ
企業HP:株式会社マプリィ
本社:兵庫県
事業内容:GISアプリケーションの開発、LiDAR製品の開発
【会社概要】
森林などの膨大な測量データを誰でも簡単に活用できるアプリプラットフォームを運営する同社は、2019年に設立されたITベンチャーです。自然資本の最大化、持続可能な地域経済の発展を実現させるためには地理空間情報を取得・活用できる社会の実現が必要と考え、事業を展開しているベンチャーですね。
各地域の特色を生かした街づくりなどをするには、地理空間の情報は必須といえるかもしれません。同社の想いや事業内容に惹かれた人は、ぜひより詳細な情報を集めてみてください。
⑦ 株式会社ミリアド
企業HP:株式会社ミリアド
本社:東京
事業内容:ノーコードツール「キュリア」の開発、運営
【会社概要】
「世界に1ミリの変革を」というVISIONを掲げるミリアドは、世の中を1ミリアップデートできるサービスを追加したいという想いで活動する2018年設立のITベンチャーです。具体的には、誰でも最短1分で作りたい放題のノーコードツール「キュリア」を手掛けていますね。
世の中には複雑で使いにくいゆえに使われていないサービスも多くあり、だからこそシンプルなサービスを提供することで変革を生むことを目指しています。世の中のスタンダードとなれるサービスの提供を目指す同社に共感できる人は、ぜひエントリーを検討してみてください。
⑧ 株式会社セルミュラー
企業HP:株式会社セルミュラー
本社:東京
事業内容:インハウス支援/広告代理事業、コンサルティング事業/DWH開発、データ可視化/分析・統計分析など
【会社概要】
2020年設立のセルミュラーは、「時代を創るマーケターを生み出す会社」を目指して事業を展開するITベンチャーです。マーケティングの360度をカバーするために、上流戦略構築・集客戦略・制作の大きく3つの枠組みでマーケティングに必要なすべての事業を網羅している会社ですね。
疑問から逃げない、円周率を定義しない、自分が何者なのかを知るなど、具体的なバリューを明確に示している点も印象的でした。理念やバリューに共感できる人は、ぜひチェックしてみるといいですよ!
⑨ 株式会社AViC
企業HP:株式会社AViC
本社:東京
事業内容:デジタルマーケティング事業
【会社概要】
デジタルマーケティングの専門集団として活動する同社は、最新のマーケティングノウハウとDXの知見をかけ合わせて高品質なサービスを提供するITベンチャーです。戦略設計から集客施策・広告運用に至るまで、マーケティングの投資対効果の最大化に貢献する企業ですね。
具体的には、インターネット広告とUXコンサルティングの2分野でサービスを展開しています。マーケティングを通じて世の中に価値提供したい想いがある人とは、相性がよいITベンチャーといえるでしょう。
⑩ コクー株式会社
企業HP:コクー株式会社
本社:東京
事業内容:ITインフラ事業、EXCEL女子事業、デジタルマーケティング事業、RPA事業、REALVOICE事業
【会社概要】
「社員満足なくして顧客満足は成しえない」という方針のもと、事業をおこなうことによって関わるすべての人・企業が豊かになれる存在を目指し活動しているITベンチャーです。社長が自らの仕事を「社員の潜在能力を100%引き出し、120%活躍できる機会を創ること」と表明している点も印象的でした。
具体的には、少子高齢化による労働人口減の問題を解決するために、「人財」と「デジタル」をキーワードにさまざまな事業を展開しています。珍しい事業内容も同社の特徴なので、方針やビジョンに魅力を感じた人はぜひエントリーを検討するといいですよ。
⑪ 株式会社ACROVE
企業HP:株式会社ACROVE
本社:東京
事業内容:EC企業のEC売上最大化のためのソフトウェア・サービスの開発・提供、自社立ち上げブランドやM&AによるECロールアップによる自社ブランド展開事業など
【会社概要】
「お客様、社会、社員」の3者が笑顔の社会を目指して、EC・D2Cにおける売上の最大化と業務の効率化に貢献するサービスを提供するITベンチャーです。売上の平均成長率が300%であることからも、ただの言葉だけでなく実績も伴っている優良企業といえますね。
支援対象は、ブランドを持ち成果を出したいと思っている人、ブランドを売却して事業を伸ばしたいと考えている人の大きく2つが想定されています。EC・D2Cの分野に関心がある人には、おすすめの選択肢ですね。
⑫ 株式会社Asobica
企業HP:株式会社Asobica
本社:東京
事業内容:企業やサービスのファン作りの支援をするプラットフォーム運営など
【会社概要】
「遊びのような熱狂で、世界を彩る」を使命とする同社は、今の時代にはモノの豊かさではなく心を豊かにしてくれる体験が必要と考え事業を展開するITベンチャーです。コミュニティを軸としたプラットフォーム「coorum」の提供によって、企業活動全体を支援している会社ですね。
採用情報を見ると「船に乗りたい人ではなく、船をゼロから作って漕ぎたい人」を待っているとのことでした。ミッションなどに共感して一緒に事業を作っていきたいと感じた人は、ぜひ応募を検討してみてくださいね。
⑬ 株式会社ATOMica
企業HP:株式会社ATOMica
本社:宮崎
事業内容:コワーキングスペース事業の企画、運営、他拠点への展開、シェアキッチン・カフェ事業の企画、運営、他拠点への展開など
【会社概要】
地域の個の力をひとつにするために活動する同社は、個が持つ力を最大限に発揮できるようなサービスを提供しているITベンチャーです。具体的には、コワーキング・コミュニティの企画やヒト/コト/モノが集まり交わる場のデザインなどをおこなっていますね。
宮崎に本社があり、北九州・延岡(宮崎)の3拠点で事業を展開していることも珍しい特徴といえるかと。同地域のITベンチャーで働きたい人には、1つの有力な選択肢となり得るでしょう。
⑭ シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
企業HP:シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
本社:東京
事業内容:全社一体となったスクラムESG経営を実現するクラウドサービス「SmartESG」の開発・提供
【会社概要】
2019年設立の同社は、「サステナビリティとテクノロジーをすべての経済活動の”あたりまえ”に」をパーパスとして活動する会社です。具体的には、ESGに取り組む企業向けプラットフォーム、サステナビリティ・ESGに特化したニュースメディアの運営などをされていますね。
ESGやサステナビリティといった単語を耳にする機会は増えてきましたが、この分野に直接貢献することを目指す会社はあまり多くありません。同分野に問題意識がある人は、ぜひ応募を検討してみてくださいね。
⑮ 株式会社アルダグラム
企業HP:株式会社アルダグラム
本社:東京
事業内容:世界中の現場を支えるプロジェクト管理アプリ「KANNA」の開発・提供
【会社概要】
建設業/不動産業/製造業といったノンデスクワーク業界における現場の生産性アップを実現するために事業を展開しているITベンチャーです。現場で働くすべての人が本来の能力を解き放つべく、持続可能かつ生産性の高いプラットフォームを開発しようと尽力している会社ですね。
同社が手掛けるアプリ「KANNA」は、国内だけに限らず業界・国境を超えて高い評価を受けています。ノンデスクワーク業界に対して似た問題意識を感じる人は、ぜひ同社へのエントリーを検討してみてください。
⑯ シンプルフォーム株式会社
企業HP:シンプルフォーム株式会社
本社:東京
事業内容:エンジニアによるプロダクト開発業務、ビジネスサイドで行う顧客開拓業務など
【会社概要】
2020年設立の同社は「金融をシンプルにする」を掲げて、金融機関が必要とする国内全法人の情報をリアルタイムで提供するITベンチャーです。時間と労力のかかる法人の調査業務に泥臭く取り組んでおり、独自情報を保持していることに強みを持つ会社ですね。
健康至上主義や柔軟なワークスタイルなど、社員目線で魅力的な仕組みも整備されていました。社会を少しでも前に進めたいという同社の想いに共感できる人は、ぜひ採用情報をチェックしてみてください。
⑰ DXER株式会社
企業HP:DXER株式会社
本社:東京
事業内容:情報システム・コンサルティング、BPO事業、情報システム向けSaaS事業
【会社概要】
パーパスに「働きがいも、経済成長も後押しするデジタル化を」掲げて、情報システム・コンサルティング事業などを展開するITベンチャーです。具体的には、モダンな情シスに変革させるための伴走型サービス「シスクル」を手掛けていることで有名ですね。
積極的な複業を推奨していたり、いつでもどこからでも快適に働けることを前提としたハイブリッドワーク制度があったりすることも印象的でした。情報セキュリティの分野でDXという課題に向き合う会社に魅力を感じる人は、ぜひ選択肢の1つとして検討してみてください。
⑱ 株式会社Srush
企業HP:株式会社Srush
本社:東京
事業内容:データ統一クラウド「Srush」の企画・開発・運営・販売、データコンサルティング事業
【会社概要】
2019年設立の同社は、社内のデータを誰でも簡単に1つのクラウドで統一管理できるサービス「Srush」を提供しているITベンチャーです。部署ごとやシステムごとに散らばっているデータをワンクリックで1つに集約することで、より包括的・戦略的なデータ活用を実現する便利なサービスですね。
エクセルでのデータ収集や分析業務から解放することで、10兆円もの損失を価値に変える企業を目指しているとのこと。ノーコードを活用したサービスに関心がある人にも、おすすめのITベンチャーですね。
⑲ 株式会社SoftRoid
企業HP:株式会社SoftRoid
本社:東京
事業内容:建設施工管理を行う企業向けのサービス「zenshot」の開発・提供など
【会社概要】
2020年設立の同社は画像解析技術に強みを持ち、歩くだけで360度現場ビューを簡単に作成するサービス「zenshot」を提供しているITベンチャーです。使いやすさへのこだわりが徹底されていて、建設現場の移動時間短縮や情報共有の効率化に大きく貢献しているサービスですね。
同社は、就労人口の減少がとくに顕著な建設業界の生産性向上によって世の中への貢献を目指しています。最先端の技術を活用して建設業界のアップデートに貢献したい人は、ぜひ候補に加えてみてくださいね。
⑳ ファンファーレ株式会社
企業HP:ファンファーレ株式会社
本社:東京
事業内容:産廃(産業廃棄物)の収集・運搬業務を省力化するSaaSサービス「配車頭(ハイシャガシラ)」の開発
【会社概要】
2019年設立の同社は「強靭な社会インフラの構築」をミッションとして、社会インフラの維持コストを下げることで持続可能な社会の実現に貢献しようとしている会社です。具体的には、労働人口不足の廃棄物業界の省力化に貢献するサービスを手掛けているITベンチャーですね。
廃棄物回収の配車計画をAI技術を活用して自動作成することで、人不足や重労働の解決を目指しています。社会貢献と事業成長の両方を追求する同社に共感した人は、ぜひ積極的にエントリーしてみてください。
㉑株式会社ラストデータ
企業HP:株式会社ラストデータ
本社:東京
事業内容:デジタルマーケティングや活学ITスクールの運営
【会社概要】
2021年に設立した同社は、既に従業員数30名、支店も含め6拠点を有するベンチャー企業です。
提供する活学ITスクールは、日本初のアニメーション動画講座を採用しており、世界共通のIT資格であるCCNAの取得が可能です。
またこうしたベンチャー企業の探し方については、別記事で解説しています。
この他、伸びているITベンチャー企業を探したいという方は、こちらの記事も参考にしてくださいね!
» 【ベンチャー企業の探し方9選】新卒におすすめの方法を就活マンが解説!
現在進行形で成長しているITベンチャーも多くあるし、成長フェーズのベンチャーで働きたい人はぜひ個別に企業情報をチェックしてみるといいよ!
有名なITベンチャー企業【20社】
次にこの章では、有名なITベンチャー企業を一覧で共有していきます。
各社の概要をまとめたので、順にさくっと見ていきましょう!
【有名なITベンチャー企業一覧】
- 株式会社リクルート
- 楽天株式会社
- 株式会社サイバーエージェント
- ヤフー株式会社
- 合同会社DMM.com
- GMOインターネット株式会社
- LINE株式会社
- エムスリー株式会社
- 株式会社ディー・エヌ・エー
- 株式会社ミクシィ
- 株式会社メルカリ
- 株式会社アカツキ
- グリー株式会社
- 株式会社ぐるなび
- ラクスル株式会社
- 株式会社コロプラ
- 株式会社クラウドワークス
- 株式会社じげん
- 株式会社LIFULL
- 株式会社ビズリーチ
① 株式会社リクルート
企業HP:株式会社リクルート
本社:東京
事業内容:国内外の販促メディア事業、日本のHR事業及びグローバル斡旋を統合したユニット、メディア&ソリューション事業の管理 / 事業推進
【会社概要】
一人ひとりが輝く豊かな世界を実現するために、サービスの送り手である企業と受け手である生活者の新しい接点の場を創り続けている会社です。具体的には、SUUMOやリクナビ・ゼクシィといった数多くの有名サービスを手掛けていますね。
大切にする価値観には、新しい価値の創造/個の尊重/社会への貢献の3つが書かれていました。メガベンチャーである同社の理念や考えに共感できる人は、ぜひ積極的に応募してみるとよいでしょう。
② 楽天株式会社
企業HP:楽天株式会社
本社:東京
事業内容:Eコマース・トラベル・デジタルコンテンツなどのインターネットサービス、銀行・証券・保険・電子マネーなどのフィンテックサービスなど
【会社概要】
イノベーションを通じて人々と社会をエンパワーメントすることを基本理念として、主にインターネット・フィンテックサービスを提供している会社です。幅広くサービスを手掛けているからこそ実現できる、楽天エコシステム(経済圏)を形成していることでも有名ですね。
拠点は世界30ヶ国・地域にあり、70以上のサービスを世界約17億人のユーザーが利用しているなど、まさにグローバルを舞台にイノベーションに挑戦し続けている会社といえるかと。「社内公用語英語化」など、ダイバーシティを積極的に推進している点も他社にはなかなかない特徴といえますね。
③ 株式会社サイバーエージェント
企業HP:株式会社サイバーエージェント
本社:東京
事業内容:メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業
【会社概要】
「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに、新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破しようと活動しているメガベンチャーです。ABEMAやtapple・グランブルーファンタジーといった有名サービスを手掛けるほか、AIやDXなどの分野にも力を入れて事業を展開されていますね。
「挑戦と安心はセット」という考えを持ち、社員目線で安心して長く働き続けられるような人事制度や福利厚生を積極的に導入されています。エンジニアやクリエイターだけでなく、企画立案やバックオフィス業務などを担う人材も募集されているので、興味のある人はぜひ採用情報をチェックしてみてくださいね。
④ ヤフー株式会社
企業HP:ヤフー株式会社
本社:東京
事業内容:イーコマース事業 · 会員サービス事業 · インターネット上の広告事業など
【会社概要】
「Yahoo!JAPAN」や「Yahoo!乗換案内アプリ」「PayPay」「ヤフオク」といった有名サービスを数多く手掛けている会社です。「世界で一番、便利な国へ」をビジョンに掲げて、情報技術の力で日本をもっと便利にしようとオンラインとオフラインの境界をなくすサービスをどんどん開発するベンチャーですね。
場所にとらわれずに働くことができる「どこでもオフィス」という制度を筆頭に、自由な働き方の導入に積極的で創造的な仕事ができる環境を整えています。健康管理やプライベートとの両立を支援する制度も豊富なので、福利厚生などの待遇面で不満を抱くことはまずなさそうですね。
⑤ 合同会社DMM.com
企業HP:合同会社DMM.com
本社:東京
事業内容:インターネットサービス事業
【会社概要】
総合エンタメプラットフォーム「DMM.com」の運営のほか、オンラインサロンや水族館・サッカークラブ経営など、領域や規模の大小を問わず未来を感じるビジネスには何でも投資しているスタートアップです。企業の生存戦略として、未来のための種まきを大事にされているようですね。
毎日採用中であることも特徴的で、時期を問わず通年で人材の募集がされています。AIから地方創生まですべての事業領域で人材が募集されているので、ジャンルや規模感を問わずどんどん挑戦を続ける同社に魅力を感じる人は、募集要項をぜひチェックしてみてください。
⑥ GMOインターネット株式会社
企業HP:GMOインターネット株式会社
本社:東京
事業内容:インターネットインフラ事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産(仮想通貨)事業
【会社概要】
すべての人に安心・安全なインターネットを届けるために、インターネットに関連するインフラ/広告/金融事業などを提供しているITベンチャーです。世界のお金をボーダーレスにする新しい通貨、暗号資産の健全な運用を支えるような事業も手掛けていますね。
1995年創業の会社ですが、創業の精神を引き継いで「スピリットベンチャー宣言」という体系立てられたフィロソフィーが企業全体で大事にされています。インターネットに関連する数多くのサービスを手掛ける同社の想いに共感できる人は、積極的にエントリーしてみることをおすすめしますね。
⑦ LINE株式会社
企業HP:LINE株式会社
本社:東京
事業内容:LINE(コミュニケーションアプリ)、LINEスタンプ、LINEタイムライン、LINE Search.、広告事業、LINE NEWS.、LINEギフト、金融事業など
【会社概要】
今や利用していない人はいないほど普及したコミュニケーションアプリ「LINE」を手掛ける会社です。チャットや無料通話機能だけでなく、決済やマンガ・ショッピング・デリバリーなどアプリから派生してさまざまな機能やサービスを充実させていますね。
同社のミッションは「世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めること」です。今後も人々の毎日に寄り添うプラットフォームを目指して事業を展開されていくので、ミッションやビジョンに共感できる人はぜひ詳細な情報をチェックしてみてください。
⑧ エムスリー株式会社
企業HP:エムスリー株式会社
本社:東京
事業内容:インターネットを利用した医療関連サービスの提供
【会社概要】
「インターネットを活用して健康で楽しく長生きする人を1人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすこと」を目指して活動するITベンチャーです。日本最大級の医療従事者専用サイト「m3.com」を運営していることで有名ですね。
治験の入口から出口までをトータルでサポートする「治験君」、転職を考える医師や薬剤師向けのサービスなどそのほかにも幅広い事業を展開しています。ITベンチャーのなかでも医療業界に貢献する会社で力を発揮したい人には、有力な選択肢となるでしょう。
⑨ 株式会社ディー・エヌ・エー
企業HP:株式会社ディー・エヌ・エー
本社:東京
事業内容:ゲーム、ライブストリーミング、スポーツ・まちづくり、ヘルスケア・メディカル、オートモーティブ、Eコマース、その他
【会社概要】
怪盗ロワイヤルや逆転オセロニアなどのゲーム事業、Pocochaをはじめとするライブストリーミング事業を筆頭に、エンタメと社会課題の解決をかけあわせて事業を展開している会社です。横浜・神奈川を舞台として、都市や地域の抱える問題をテクノロジーで解決しようとする「スマートシティ」を実現する街づくりにも取り組まれていますね。
プロ野球球団やバスケットボールクラブ、サッカークラブなども運営しています。幅広い事業を手掛ける上で基盤となる想いには共通項があるので、もし同社にエントリーするならこれらの背景や想いなどの部分を深く理解しておくことは必須ですね。
⑩ 株式会社ミクシィ
企業HP:株式会社ミクシィ
本社:東京
事業内容:スポーツ・ライフスタイル・デジタルエンターテインメント・投資
【会社概要】
機能的なつながりだけでなく、歓喜や興奮/温かな思いなどの深く濃く豊かな心のつながりを生み出すために「心もつなごう」というタグラインを設けているITベンチャーです。具体的には、SNSの「mixi」子どもの写真・動画共有アプリ「みてね」スマホゲーム「モンスターストライク」などを手掛けていますね。
採用情報ページには、会社情報はもちろんチームメンバーのキャリアや働き方の価値観、環境や制度に関して詳細なコンテンツが用意されていました。エンタメ×テクノロジーの力でコミュニケーションを豊かにしようと取り組む同社に共感できる人は、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください!
⑪ 株式会社メルカリ
企業HP:株式会社メルカリ
本社:東京
事業内容:フリマアプリ「メルカリ」の企画・開発・運用
【会社概要】
「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」をミッションに掲げて、今や誰もが知るフリマアプリ「メルカリ」を提供するITベンチャーです。創業者が世界一周の旅を通じて「地球資源が限られているなか、より豊かな社会をつくるために何ができるか」という課題意識を持ち生まれたサービスですね。
最初から世界を視野に入れていて、創業翌年の2014年からアメリカでも事業を展開しています。さらなる世界展開のために挑戦を続けている最中なので、グローバル展開に意義やモチベーションを感じる人もぜひ入社を目指してみてはいかがでしょうか。
⑫ 株式会社アカツキ
企業HP:株式会社アカツキ
本社:東京
事業内容:ゲーム事業、コミック事業
【会社概要】
2010年創業のアカツキは、主にゲーム事業・コミック事業を手掛ける会社です。「世界をエンターテインする。クリエイターと共振する。」をミッションとして、世界各国で楽しまれているゲームなどを多数手がけているITベンチャーですね。
信頼と自立・規律と創造・挑戦と学習といった価値観を組織全体で大事にしていて、主体性と行動力/エンタメへの興味と熱意がある人材が求められています。ベンチャーで働く上では価値観などの相性はかなり大事なので、本音ベースで自分に合いそうか?をじっくり検討して応募を決めるとよいでしょう。
⑬ グリー株式会社
企業HP:グリー株式会社
本社:東京
事業内容:ゲーム・アニメ事業、メタバース事業、コマース事業、DX事業、マンガ事業、投資事業
【会社概要】
「インターネットを通じて、世界をより良くする」を存在意義として、世界初のモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」やスマートフォン向けメタバース「REALITY」などを手掛ける会社です。より楽しく幸せな毎日、より効率的で自由公平な社会のために事業を展開しているITベンチャーですね。
論理と感性のバランスを大事にするカルチャーがグリーにはあるとのこと。「生活の中にそれがあると楽しいと心から思ってもらえるか?」という観点で取り組む同社に共感できる人は、事業内容も踏まえて応募を検討するとよいでしょう。
⑭ 株式会社ぐるなび
企業HP:株式会社ぐるなび
本社:東京
事業内容:パソコン・スマートフォン等による飲食店等の情報提供サービス、飲食店等の経営に関わる各種業務支援サービスの提供その他関連する事業
【会社概要】
飲食店検索サービスの「ぐるなび」を筆頭に、「ぐるすぐり」や「接待の手土産」といったサービスを手掛けているITベンチャーです。「食でつなぐ。人を満たす。」というパーパスにあるように、食の可能性を信じて人々が満たされる場を創出しようと事業を手掛けている会社ですね。
「日本の食文化を守り育てる」という想いに共感できる人はきっと多くいるのではないでしょうか。食に関するITベンチャーで貢献したいと思う人は、ぐるなびへ応募するのも1つの選択肢になるでしょう。
⑮ ラクスル株式会社
企業HP:ラクスル株式会社
本社:東京
事業内容:印刷サービス、集客サービス、運送サービスなど
【会社概要】
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンを掲げて、IT化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込んだベンチャー企業です。具体的には、印刷・集客支援のラクスル、物流のハコベル、広告のノバセルといった複数業界でサービスを展開していますね。
BtoB事業の国内市場ポテンシャルには限界があることを考慮して、今後はグローバルを視野に入れて事業を展開していくとのこと。さらなる発展が期待される同社の事業に魅力を感じる人は、ぜひ積極的にエントリーしてみてはいかがでしょうか。
⑯ 株式会社コロプラ
企業HP:株式会社コロプラ
本社:東京
事業内容:エンターテインメント事業、投資育成事業
【会社概要】
人々が人生の多くを過ごす何気ない日常にエンタメを届けることで、より希望と活力に満ちた世の中を作りたいという想いで事業を展開するITベンチャーです。スマホゲームやコンシューマーゲームのほか、XR/メタバースサービスやブロックチェーンゲーム分野などにも展開されていますね。
長期的な事業の安定性と持続可能性を高めるために、海外進出やさまざまなデバイス向けのサービスを展開していくとのこと。ミッションや事業内容に関心を持った人は、ぜひより詳しい情報をチェックしてみてくださいね。
⑰ 株式会社クラウドワークス
企業HP:株式会社クラウドワークス
本社:東京
事業内容:クラウドソーシング「クラウドワークス」を中心としたインターネットサービスの運営
【会社概要】
「個のためのインフラになる」をミッションに掲げて、業界No.1のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を運営するITベンチャーです。企業と個人がオンラインで直接つながり、仕事を受発注できるサービスを運営している会社ですね。
個人事業主や企業を退職したシニア、子育て中の方などの幅広い個人が空き時間を手軽に活用できるような同サービスは、470万人のフリーランスに利用されています。誰一人として取り残さない世界の実現に寄与するという意味では、SDGsの理念にも合致するベンチャーといえますね。
⑱ 株式会社じげん
企業HP:株式会社じげん
本社:東京
事業内容:ライフサービスプラットフォーム事業
【会社概要】
複数のインターネットメディアの情報を統合して一括で検索・応募・問い合わせができるEXサイト、特定の業種や地域の企業の情報をバーティカルに集約した特化型メディアやリアルサービスなどを手掛ける会社です。具体的には、リジョブや賃貸スモッカ・引越し見積もりEXなどのサービスが有名ですね。
「生活機会の最大化」を目指す同社は、インターネットを活用したプラットフォームを提供しています。圧倒的に突き抜けたサービスを手掛ける同社に惹かれた人は、ぜひエントリーしてみてください。
⑲ 株式会社LIFULL
企業HP:株式会社LIFULL
本社:東京
事業内容:不動産情報サービス事業
【会社概要】
「利他主義」を社是・究極の行動原則として掲げて、日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S(ライフル ホームズ)」を運営しているITベンチャーです。利用経験がない人も、広告などを通じて存在は知っているのではないでしょうか。
ほかにも地方創生や引っ越し・介護に関するサービスなど、世界中の暮らしや人生を安心と喜びで満たすための事業をさまざまな分野で展開しています。同社の企業理念や事業内容に関心を持った人にはかなりおすすめですね。
⑳ 株式会社ビズリーチ
企業HP:株式会社ビズリーチ
本社:東京
事業内容:インターネットを活用したサービス事業
【会社概要】
キャリアインフラになるをビジョンに掲げて、世の中に選択肢と可能性を提供することで「はたらく」を変革しようと取り組むITベンチャーです。転職サイトのビズリーチのほか、人財活用・採用管理・勤怠管理システムなどのサービスも手掛けていますね。
就活生にとっては、OB/OG訪問サービスの「ビズリーチ・キャンパス」がより身近な存在かと。学生と社会をつなぐ架け橋になるためにも事業を展開しているので、これらの取り組みに価値を感じる人はぜひエントリーを検討するとよいでしょう。
社名は聞いたことがあるところばかりでしたが、改めて概要などを見ると意外とどんな事業をしているか知らない内容も多かったです!
事業内容はもちろんだけど、理念やビジョンなどとの相性も大事だから、気になるITベンチャーがあればより詳細な情報をチェックしてみるといいよ!
有名ITベンチャーランキング【売上編】
次にこの章では、売上高を基準に有名なITベンチャーをランキング化しました。
財務諸表の情報をもとにデータを抽出した結果は以下のとおりです。
企業名 | 売上 | 対象期 |
---|---|---|
株式会社リクルート | 2兆8,717億円 | 2022年3月 |
楽天株式会社 | 1兆9,278億円 | 2022年12月 |
株式会社サイバーエージェント | 7,105億円 | 2022年9月 |
ヤフー株式会社 | 5,055億円 | 2023年3月 |
合同会社DMM.com | 3,476億円 | 2023年2月 |
GMOインターネット株式会社 | 2,456億円 | 2022年12月 |
LINE株式会社 | 2,274億円 | 2019年12月 |
エムスリー株式会社 | 2,081億円 | 2022年3月 |
株式会社ミクシィ | 1,468億円 | 2023年3月 |
株式会社ディー・エヌ・エー | 1,349億円 | 2023年3月 |
売上を基準にすると、リクルートと楽天の2社は規模感が違うとわかりますね。
とくにリクルートは、数あるITベンチャーのなかでも頭ひとつ抜けているといえます。
一見すると下位の企業は売上高が少なく見えますが、ITベンチャー全体を対象にしたランキングなのでトップ10に入っただけでもすごい話ですよ。
3位以下のベンチャーを見ても、広く知られている有名企業ばかりとなっていました。
有名企業ばかりでしたが、売上高はリクルートが頭ひとつ抜けた存在なんですね。
10位のミクシィなどと比べると規模感の違いがよくわかるよね。売上だけじゃなくて利益率も重要だけど、1つの指標としてこのランキング結果も参考にするといいよ!
有名ITベンチャーランキング【年収編】
続いてこの章では、年収を基準にしたITベンチャーランキングを共有しますね。
就職先の候補を決める上では、やはり年収水準は気になるポイントかと思います。
もちろん、お金だけで人生の幸福度や充実度が決まるわけではないですけどね。
ただ、選択肢が増えるという意味で、日常生活の豊かさに影響がある1つの要素であることは間違いないかと思います。
企業名 | 平均年収 | 対象期 |
---|---|---|
株式会社リクルート | 997万円 | 2022年3月 |
株式会社メルカリ | 968万円 | 2022年6月 |
エムスリー株式会社 | 948万円 | 2023年3月 |
株式会社ディー・エヌ・エー | 856万円 | 2023年3月 |
株式会社アカツキ | 825万円 | 2023年3月 |
グリー株式会社 | 819万円 | 2022年6月 |
株式会社サイバーエージェント | 817万円 | 2022年9月 |
楽天株式会社 | 797万円 | 2022年12月 |
LINE株式会社 | 770万円 | 2019年12月 |
株式会社ミクシィ | 738万円 | 2023年6月 |
有価証券報告書のデータをもとに作成した平均年収ランキングを見ると、リクルート・メルカリ・エムスリーの3社が900万超えでした。
4位以下の会社を見ても高収入で、10位でも700万超えとなっています。
「年収800万円が幸福度のピーク」という話は有名ですが、知名度の高いITベンチャーに入れば収入面ではあまり差がないといえるかもしれません。
有名ITベンチャーの年収相場に興味があった人は、ぜひ上記を参考にしてみてくださいね。
売上が高い会社ほど平均年収も高いとは限らないんですね。
ある程度の相関はあるけど順位の変動はあるとわかるよね。売上や利益に対して高収入の会社は社員思いともいえるから、企業選び時には1つの基準にするのもアリだよ!
ITベンチャーはやめとけと言われる理由
続いてこの章では、ITベンチャーはやめとけと言われる理由を紹介します。
ITベンチャーには魅力も多い一方で、「やめておいたほうがいい」などネガティブな声を耳にすることもありますよね。
どんな事柄にも長短あるので、全員が全員ITベンチャーに向いているとはいえません。
ただ、長短の両方を把握した上で選択すれば後悔する可能性を減らせるので、ITベンチャーに関心がある人は事前に懸念点もチェックしておきましょう。
【ITベンチャーはやめとけと言われる理由】
- 長時間労働させられる可能性があるから
- 給料が低い傾向にあるから
- 教育制度が整っていないことが多いから
- 業務量が多く休みを取りにくいから
理由① 長時間労働させられる可能性があるから
ベンチャー全般にいえる話ですが、長時間労働のリスクはあげられますね。
とくに成長産業であるIT業界に属するベンチャーは、事業拡大に伴いハードワークになりやすいかと。
業務の進め方が確立されていない状態で対応する必要があったり、社員数の少ない環境だと1人当たりの負荷も高くなったりしやすいんですよね。
よってモチベーションが高くないと、日々の残業などがストレスになりやすいです。
ITベンチャーに就職するなら、長時間労働のリスクは必ず押さえておきましょう。
理由② 給料が低い傾向にあるから
2つ目の懸念は、給料が低い傾向にあることです。
ベンチャーは未来の成功に向けて投資して事業拡大を目指すものなので、その過程では経営状態に余裕が生まれにくいです。
ゆえに、社員の待遇をよくする余裕も生まれにくいんですよね。
売上を確保できていない状態なら、高給を支払えないのは当然の話かと。
成長過程のITベンチャーに入るなら、この点は覚悟しておくべき話ともいえるかもしれません。
その分成長したら待遇がよくなる可能性もありますが、フェーズによって薄給になりやすい点は認識しておきましょう。
理由③ 教育制度が整っていないことが多いから
基本的にITベンチャーは、ゼロベースで新規事業の成長を目指します。
歴史ある大手企業などを比べると、事業のノウハウが蓄積されていないわけですね。
よって新入社員などに対しても、主体的に考えて問題解決することが求められます。
決まったマニュアルなどが用意されているわけではなく、問題の対処法を考えるところから対応を求められやすいわけですね。
あくまで傾向の話ですが、教育制度やマニュアルなどが整っていない状況に抵抗を感じる人は苦労しやすいかもしれません。
理由④ 業務量が多く休みを取りにくいから
ITベンチャーでは業務量が多く、休みを取りにくい傾向もあります。
大手のように事業が細かく仕組み化されていないので、1人あたりの業務負担や責任が大きくなりやすいんですよね。
替えがきかない状況下だと、自由に有給を取ることも難しくなりやすいわけです。
長時間労働、薄給、休みを取りにくいなど、労働環境や条件面では懸念があるので、ITベンチャーを志望する場合は確実に押さえておきましょう。
立ち上げ期や成長フェーズにあるITベンチャーでは、厳しい状況下で働くことも求められやすいわけですね。
入社して後悔することがないように、事前にこれらの懸念点は把握しておくべきだよ。
ITベンチャーに入るメリット
次にこの章では、反対にITベンチャーのよい部分を共有していきます。
懸念点の把握は重要ですが、もちろんメリットや魅力も多くあげられますからね。
ここでは僕がとくに魅力だと感じる3つを厳選したので、メリットをいまいち整理できていなかった人はさくっと見てみてください。
そのほかのメリットは「【ベンチャー企業に就くメリット11選】デメリットも徹底解説!」にてより詳しく共有しています!
【ITベンチャーに入るメリット】
- 裁量権が大きく幅広い業務を経験できる
- 実力次第で高い評価を受けられる
- 社長含めた社員間の距離が近い傾向にある
メリット① 裁量権が大きく幅広い業務を経験できる
ITベンチャーでは経験が浅い社員にも、裁量権を持たせてもらいやすいです。
大企業などのようにマニュアル化されていることは少ない一方で、裁量権を与えられるので事業に関する幅広い経験を積みやすいんですよね。
また、純粋に担当業務が多岐にわたることもよくある話です。
たとえば、営業だけでなくマーケティングやバックオフィス業務などの兼任も求められることがあるようなイメージですね。
労働時間が長くなりやすいことは、上記のような背景も影響しています。
ただ、経験を積みたい人にとっては一般的な企業より相性がよい環境といえるので、魅力の1つとして知っておくとよいでしょう。
メリット② 実力次第で高い評価を受けられる
ITベンチャーは、実力主義の評価制度を採用していることも多いです。
結果を出せば、若手でも経験年数が浅くても評価に反映される可能性があるわけですね。
一昔前と比べると働き方に対する価値観は変わってきていますが、一般的な企業ではまだまだ年功序列の雰囲気があります。
その点でベンチャーは評価制度が異なることが多いので、実力主義の環境に魅力を感じる人とは相性がよいといえますね。
メリット③ 社長含めた社員間の距離が近い傾向にある
社長を含めた社員間の距離が近いことも特徴の1つです。
社員数が少ないゆえに、役職の高い人ともつながりを持ちやすいんですよね。
社長などと距離が近いと直接指導を受けられたり、プライベートでも親しくなれたりと一般的な会社ではあり得ない経験ができます。
これをネガティブに捉える人もいると思いますが、成長機会やありがたい環境だと感じる人にはまさにぴったりの企業といえますよ。
一般的な企業ではあり得ない話なので、魅力に感じた人はぜひITベンチャーへの就職を目指してみてください!
ちなみにベンチャー企業が危ないとネットで言われる理由について考察した記事も書いているので、気になる方は合わせてチェックしてくださいね。
» 【ベンチャー企業がマジで危ない5つの理由】志望前の注意点を解説!
年齢や経験を問わず裁量権を与えられたり、結果を出せば評価に反映されたりと、一般的な企業にはないメリットがあると改めてわかりました!
ITベンチャーはこんな人におすすめ
最後の章では、ITベンチャーはどんな人に向いているか?を共有しますね。
メリットデメリットを知って、結局自分はどうすべきか?を悩んでいる人もいるかと。
ここでは、僕がおすすめしたい人の特徴を3つまとめたので順に見ていきましょう!
【ITベンチャーはこんな人におすすめ】
- 将来的に起業や独立を考えている人
- 失敗を恐れず主体的にチャレンジできる人
- 年功序列より実力主義の環境に惹かれる人
特徴① 将来的に起業や独立を考えている人
幅広い業務を経験できたり、新規事業の成長過程を間近で見られたりするITベンチャーは、将来的に起業などを考えている人にぴったりです。
会社によっては、同じビジネスモデルをそのまま活用できることもあります。
自分で事業を立ち上げる場合も、ベンチャーで新規ビジネスに携わった経験があれば施策を考えて実行に移すことができるんですよね。
上記のような目的意識があるなら、ITベンチャーはある意味で、お金をもらいながら事業の立ち上げ方を学べる場所ともいえるかもしれません。
特徴② 失敗を恐れず主体的にチャレンジできる人
繰り返し伝えているように、ITベンチャーでは主体的に動くことが求められます。
業務マニュアルなどが細かくまとまっていないので、問題にどう対処するか?から考えて動くことがほぼ確実に求められるんですよね。
ゆえに、失敗を恐れてなかなか行動に移せない人は苦労しやすいです。
逆に、チャレンジ精神を大事に行動できる人は多くの経験を得やすいので、相性がよいと感じた人はぜひ入社を検討するといいですよ!
特徴③ 年功序列より実力主義の環境に惹かれる人
年功序列の環境に抵抗感を持つ人も、ITベンチャーに向いていますね。
そもそも年功序列の会社だと、1年目から裁量権を与えられたり、圧倒的な実績につながるような業務を任せられたりしません。
よって年齢に関わらずバリバリ活躍したい、その上で活躍次第では高い評価を受けたいという人はベンチャー企業のほうが相性がよいです。
企業風土によって、担当業務や評価のされ方も変わってきやすいわけですね。
だからこそ自分が望む環境の会社を選ぶことが肝になるので、ベンチャーの特徴として確実に意識しておくといいですよ。
独立を考えている人、主体的にチャレンジできる人などに向いているのですね。
もし3つすべてに当てはまった人がいたら、ぜひ前向きにITベンチャーを検討してみるといいよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
ITベンチャーランキング(売上/年収)や有名企業一覧、ITベンチャーのメリット・デメリットなどを網羅的に共有しました。
成長産業のIT業界で事業をするベンチャーは、今後の成長がますます期待されます。
この記事では有名企業を共有しましたが、今後もIT技術を駆使して新たなビジネスを軌道に乗せるベンチャーは多く出てくるかと。
ただし、社員目線では長短の両方があることも間違いありません。
魅力だけでなく懸念点も押さえて入社を決めれば後悔を防げるので、ITベンチャーを志望する場合はぜひ事前に頭に入れておいてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【これから伸びるベンチャー企業32社】最大手就活ブロガーが厳選!」や「【ベンチャー企業一覧表】179社のベンチャー企業を徹底解説」も読んでみてください。
今後の成長が期待されるベンチャー企業を32社厳選しました。
IT技術を駆使して新規ビジネスに挑戦するベンチャーを数多く共有しているので、よりマイナーな企業を知りたい人はぜひ一読してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- ITベンチャーを調べる際は、事業内容だけでなくビジョンや理念なども確認すべきである。
- 立ち上げ期などのITベンチャーでは、厳しい条件下で働くことを求められる可能性がある。
- 幅広い業務を経験できる、社長などとの距離が近いことはメリットである。
- 将来的な独立を考えている人、実力主義の環境に惹かれる人などと相性がよい。