就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活では、ESや面接時に自分のキャッチコピーを聞かれることがあります。
十分に考える時間があるESであれば問題ありませんが、面接時に対策なしで質問されてしまうと誰しも戸惑ってしまいますよね。
ただ逆に事前に回答を考えておけば、キャッチコピーの質問をアピールの機会にできます。
とはいえ「笑顔」に強みを持つ就活生は、どのような言い換え表現を採用すべきか・アピールのコツなどがよくわからないですよね。
そこでこの記事では、笑顔に強みを持つ就活生に向けて、キャッチコピーの表現例や回答例文を共有します。
後半では、キャッチコピーの回答レベルを上げる秘策や笑顔を強みとする場合の注意点なども紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
笑顔はキャッチコピーとして使いやすそうですね。
そうだね。ただ、だからこそ差別化した表現をしないと埋もれてしまって、面接官の印象にも残らないから、注意が必要だよ!
- 笑顔に関するキャッチコピーの表現例|就活生向け
- 笑顔に関するキャッチコピーの回答例文|就活生向け
- 就活でキャッチコピーの回答レベルを上げるには他己分析が重要
- そもそも就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図とは?
- 就活で笑顔に関するキャッチコピーをうまくアピールするコツ
- 就活で笑顔に関するキャッチコピーをアピールする際の注意点
- 本記事の要点まとめ
笑顔に関するキャッチコピーの表現例|就活生向け
もったいぶらずに早速結論を共有していきますね。
僕が考える笑顔に関するキャッチコピーは、以下のとおりです。
【笑顔に関するキャッチコピーの表現例】
- 笑顔で周囲を明るくする人
- どんなときも笑顔を絶やさない人
- 常に笑顔の人たらし
- ネガティブを笑顔でポジティブに変える人
- 笑顔の伝道師
笑顔という単語を用いつつ、補足する単語や文章でいくつか表現を考えました。
いずれも「笑顔」を強みとすることが伝わりますが、それぞれのコピーによって印象が少し異なることはわかりますか?
たとえば「笑顔で周囲を明るくする人」は、自身が笑顔なだけでなく周囲の人も明るい雰囲気に変えてくれる印象があると思います。
また「ネガティブを笑顔でポジティブに変える人」では、困難な状況でも笑顔を絶やさず、ポジティブに捉えて状況を変えるような印象がありますね。
このように「笑顔」という同じ強みから考えたコピーでも受け取る印象には違いがあるので、自分の強みに合ったキャッチコピーを選ぶことが重要です。
上記の表現のなかで自分にぴったり合うようなコピーがあれば、もちろんそのまま採用してOKですよ!
面接が不安な人は「場数を踏むこと」が重要!
笑顔のキャッチコピー例をお伝えしましたが、面接に苦手意識があると緊張して本番ではうまく答えられない人も少なくありません。
そんなもったいない事態を避けるためにも、面接が不安な人はエントリー数を増やし場数を踏むことが重要です!
エントリー数を増やし面接を何度も受けることで、本番の雰囲気や面接官とのやりとりにも慣れ緊張も和らぎます。
場数を踏むためには、「逆求人サイト」で効率よく自分に合う企業を探すのがおすすめです。
とくに大手の「キミスカ」は、スカウトが3種類あるので本気度の高い企業を見分けやすい。
中でも「ゴールド」と「シルバー」のスカウトのみを狙うと、自分に合う企業を見つけやすくなりますよ。
また、「ホワイト企業ナビ」は一定の条件を満たしたホワイト企業からしかスカウトが届かないので、こちらもぜひ併用してみてください!
笑顔という1つの強みでも、キャッチコピーは複数考えられるのですね!
組み合わせ次第ではもっとほかのコピーも十分考えられるよ。ピンと来るコピーがなかった人は、ぜひ自分を端的に表すようなキャッチコピーを考えてみてね!
笑顔に関するキャッチコピーの回答例文|就活生向け
笑顔に関するキャッチコピーの表現例を紹介しました。
次にこの章では、笑顔に関するキャッチコピーの回答例文を共有していきます。
面接などの場では単にキャッチコピーだけを答えるのでなく、その根拠となるエピソードなども一緒に語る必要がありますからね。
具体例があれば、自身の回答を考える際にも間違いなく参考になるかと。
ここでは、前章で紹介したコピーのうち3パターンの例文を用意しました。
以下の回答例文について、順に確認していきましょう。
【笑顔に関するキャッチコピーの回答例文】
- 「笑顔で周囲を明るくする人」をキャッチコピーとする回答
- 「どんなときも笑顔を絶やさない人」をキャッチコピーとする回答
- 「常に笑顔の人たらし」をキャッチコピーとする回答
例文① 「笑顔で周囲を明るくする人」をキャッチコピーとする回答
【例文】
私のキャッチコピーは「笑顔で周囲を明るくする人」です。
持ち前の明るさで、周囲の方々のモチベーションを上げることに強みがあると考えています。
貴社に入社した際にも、自分が関わるすべての方の気持ちを明るくすることでモチベーションを高め、会社全体の士気向上や売上アップに貢献します。
私のこの強みは、大学時代のフィットネスクラブでのアルバイトでも発揮されました。
私のアルバイト先ではマンツーマンでトレーニング指導をしていたのですが、提供内容が初心者の方にとってはハードルが高く、顧客満足度の数字もあまり高くありませんでした。
そこで私は笑顔で接することを徹底してお客様の想いを引き出し、要望に応じて指導内容を変えるように努めた結果、満足度が高まりリピート率の向上や新規会員数の増加に貢献しています。
私が普段から笑顔や明るさを重視しているのは、「1人の明るさは全体に好影響を与え、雰囲気がよくなると相乗効果で成果も大きくなる」という考えを大切にしているからです。
貴社に入社することができた暁には、持ち前の明るさを存分に発揮して、社内外の関係者と良好な関係を築き上げることで会社にもより多くの利益をもたらすことをお約束します。
1つ目の例文では、バイト先での経験を根拠として活用しました。
輝かしい経験を持っていなくても、バイトのエピソードは十分根拠になり得ます。
とくに笑顔を強みとする人であれば、自分にとってより身近な部分で周囲に好影響を与えていることが多々あると思いますからね。
根拠以外の部分では、笑顔が会社でどう活かせるかも意識的に述べました。
笑顔がよいことなのは間違いないのですが、なかにはそれが会社にとってどんなメリットがあるか連想できない人もいますからね。
加えて「自分が笑顔を大切にしている理由」まで述べて、普段から笑顔を重視しているゆえに強みとなっていることも伝えています。
自分の信条や価値観を伝えると説得力を感じてもらえやすいので、個人的におすすめのアピール方法ですね。
例文② 「どんなときも笑顔を絶やさない人」をキャッチコピーとする回答
【例文】
私のキャッチコピーは「どんなときも笑顔を絶やさない人」です。
自身の明るさをベースとして、周囲がつらい状況でも士気を高めることに強みがあります。
貴社に入社した際には、困難な状況でも周囲に活気や明るさを提供し、会社全体の士気を向上させることで利益拡大に貢献します。
私のこの強みは、大学時代に所属していたアメフト部の活動でも発揮されました。
私の大学は全国でも有名な強豪校だったこともあり、真夏の炎天下であっても基礎トレーニングは毎日欠かさずおこなうなど、日々の練習は非常につらいものがありました。
ただ、私はキャプテンとして常に笑顔を絶やさず部員全体のモチベーション維持に努め、誰もが辛いと嘆くなかでくじけそうな人がいればなるべく早く気付いてフォローできるように邁進しました。
その結果高いレベルのトレーニングを維持し、私たちの代では全国ベスト4に入賞できました。
私がこれほどまでに「笑顔」や「明るい振る舞い」を重要視しているのは、「ポジティブな姿勢こそチーム力向上には不可欠」という信念を大切にしているからです。
貴社に入社することができた暁には、私のこの強みを組織内でも存分に発揮して、全体の雰囲気をさらによくすることで業務効率化や売上拡大に貢献することをお約束します。
2つ目の例では、部活動のエピソードを根拠に採用しました。
バイト以外に上記のような珍しい経験があれば、面接で語ると印象に残りますね。
部活のレベル的にも練習の厳しさは容易に想像できるので、結果につながったことを伝えられると、キャッチコピーも強調されやすいかと思います。
例文があるとわかりやすいですが、やはり根拠として語るエピソードとの相性を考えた上でキャッチコピーを選ぶことは重要ですね。
この例でも笑顔を企業でどう活かすか、笑顔を大切にしている理由を述べました。
回答を考える上で構成も参考になると思うので、自分でも使えそうな部分があればぜひそのまま採用してみてくださいね。
例文③ 「常に笑顔の人たらし」をキャッチコピーとする回答
【例文】
私のキャッチコピーは「常に笑顔の人たらし」です。
持ち前の明るさを活かして、どんな環境にもすぐに適応することに強みがあると考えています。
社会人になると慣れない環境下で仕事に取り組む機会が多数あると思いますが、より早くスムーズに適応することでいち早く会社の利益に貢献する所存です。
私のこの強みは、大学時代にオーストラリアへ留学した際にも発揮されました。
私は海外自体が初めてで、現地語も読み書きはできても話すことはできないという状況でした。
そのため留学当初は非常に苦労したのですが、自分の強みである明るさを活かした適応能力を発揮し、現地学生と積極的にコミュニケーションを取るように意識したことで状況が改善します。
具体的には、文法が完璧でなくともフィーリングやイントネーションを駆使して多くの人と話すようにした結果、約3か月の間に海外の友人を約50人作ることができました。
私が「笑顔」や「明るく振る舞うこと」を重視して行動しているのは、「人と良好な関係を築くためには、何より自身の明るさが欠かせない」という信条を大切にしているからです。
貴社に入社することができた暁には、関係者といち早く良好なつながりを築き上げ、長期に渡って会社の利益に貢献し続けることをお約束します。
3つ目の例文では、留学時のエピソードを根拠としています。
留学初期の語学力を最初に伝えて、意識的に取り組んだあとの結果を数字を用いて語ることで説得力を出しました。
「3か月の間に海外の友人を50人作れた」という結果はインパクトがあるかと。
単純に「笑顔が強み」といってもどんな成果につながったかわかりにくいので、この例のように結果を数字で示せると強いですね。
なお、ここでは「笑顔に関するキャッチコピーの回答例文」を紹介しましたが、「笑顔を自己PRで語る際の例文」も別記事にて詳しくまとめています。
笑顔という強み自体は共通していて、回答を考える際に少なからず参考になると思うので、ぜひあわせて目を通してみてくださいね。
回答例文がいくつかあると、自分のエピソードに置き換えたときにも答え方を考えやすいのでありがたいです…!
事例も異なる3つのパターンを用意したから、自分の経験に近いものがあれば構成などを流用できないか検討してみてね。
就活でキャッチコピーの回答レベルを上げるには他己分析が重要
笑顔に関するキャッチコピーの回答例文を3つ紹介しました。
続いて本章では、キャッチコピーの回答レベルを上げる秘策を共有します。
結論、キャッチコピーの質を高めたいなら他己分析に取り組むべきです。
キャッチコピーを考える際にはまず自分の強みや価値観を明確化する必要がありますが、他己分析はまさに自己理解を深める上で最適だからですね。
上記が結論ではありますが、この説明だけではいまいち理解できない人もいるかと。
よって以下では他己分析の有用さ、他己分析の相談相手がいなくて取り組めていない人におすすめの無料サービスを共有します。
客観的な分析を受けると圧倒的に自己理解が深まる
他己分析とは、他人が自分の性格や価値観を客観的に分析すること。
自ら主観的におこなう自己分析とは異なり、客観的な意見をもらう点がポイントですね。
というのも、客観的にも意見をもらったほうが自己理解の精度が高まるから。
単純に多くの視点から意見があったほうが幅が広がりますし、とくに自分自身については主観的には気づけていないことも多くあるんですよね。
上述したとおりキャッチコピーは自己理解した内容を元に考えるものなので、自己分析が不足しているとそもそもいい案を考えられません。
よって回答の質を高めたいなら、他己分析は必須ともいえるんですよね。
また就活全体で考えても、自己理解さえ深くできていればどんな突拍子のない質問を受けても問題なくその場を切り抜けられます。
迷いがあると答え方にも困るものですが、自己理解によってぶれない考えが確立されていれば、正直に思いついたことを答えるだけですからね。
つまりキャッチコピー以外の質問に答える上でも、他己分析は重要度が高いわけです。
他己分析には就活エージェントの活用がおすすめ
他己分析の重要性がわかっても、実際に取り組む就活生はあまり多くありません。
他己分析は相手を必要とするものであり、ほかの就活生や家族などに相談するのはなんとなく気恥ずかしくてみんな避けがちなんですよね。
ただ上述のとおり他己分析の価値は高いので、何とかして実践すべきです。
そこで僕がおすすめしたいのが、就活エージェントを活用すること。
就活エージェントとは、無料で次のような幅広い支援をしてくれるサービスです。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
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就活に関することは何でも相談に乗ってくれるので、自己理解を深めたい旨を伝えると他己分析にも快く協力してくれるんです。
単に他己分析に対応しているだけでなく、就活に関する知見も豊富なので、客観的に見た自分の強みなども的確に指摘してくれますよ。
何より就活生は完全無料なので、正直利用しない理由がないですね。
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なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
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まさに他己分析の重要性はわかっていても、相手がいなくて避けていました。無料で使えるサービスがあるなら、この機会に客観的な分析を受けてみようと思います。
そもそも就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図とは?
次にこの章では、就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図を紹介します。
キャッチコピーに関する質問に限らず、面接での問いに的確に回答するには企業側の意図を知っておくべきなんですよね。
相手が何を求めているかを知っていたほうが、どんな回答をすると高評価を受けやすいかも考えやすくなるからです。
キャッチコピーの質問では大きく以下2つの意図が考えられるので、回答を考える前にさくっと頭に入れておくとよいでしょう。
【就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図】
- 自己分析の深さを探るため
- 説明能力の高さを探るため
意図① 自己分析の深さを探るため
1つ目に考えられるのは、自己分析の深さを探る意図です。
就活に本気で向き合っている人や選考企業への入社意欲が高い人であれば、できる限りの対策を実践して万全な状態で選考に臨みます。
ゆえに、自己分析についてもかなり深く取り組んでいる傾向があるんですよね。
よって企業側は、面接全体を通して自己分析の深さを探っていることがあるんです。
そしてキャッチコピーの質問は、自己理解の深さを探る上でまさにうってつけ。
自己PRや志望動機などのように定番の質問ではないため、対策している就活生が少なくその場での回答が求められるからですね。
キャッチコピーは自分の強みを前提として考える必要があるので、自己理解が浅い就活生ではさっと答えることはできません。
単純にその場での回答が求められるだけでなく、答えの内容的にも自己分析の深さを探るという目的と相性がよいわけです。
とはいえこの記事を読んでくれているような就活生は、事前にじっくり考えた回答ができるのでまったく問題にはならないかと。
納得度の高い回答ができればほかの就活生と差をつけられるチャンスなので、この記事を参考にぜひ十分な対策を実施してくださいね。
意図② 説明能力の高さを探るため
キャッチコピーの質問では、説明能力の高さを探る意図も考えられます。
珍しい質問ゆえに答えの型みたいなものがあまり出回っておらず、個々人が考えるオリジナルの回答を引き出しやすいからですね。
社会人になると、基本的には社内外の関係者と協力する必要があります。
自分一人で完結する仕事は少なく、大半は他者と共同で進めることになりますからね。
そして関係者と協力して進める際には、自分の状況や考えを端的に伝えないといけない場面が多々あります。
よって説明能力がないと会社ではうまく活躍することができず、それゆえに選考時点でも能力の有無を確認されているわけですね。
ただこの点においても、事前に回答を考えていれば問題にはなりません。
もちろん論理構造を意識して回答することは必須ですが、じっくり時間をかけて質の高い回答を用意できればまず問題ないでしょう。
なるほど。面接でキャッチコピーを質問する企業は、自己分析の深さや説明能力の高さを確認しているのですね。
そのとおりだよ。企業側の意図を把握すると評価されやすい答えも考えやすくなるし、前提知識として頭の片隅に入れておくといいね!
就活で笑顔に関するキャッチコピーをうまくアピールするコツ
続いてこの章では、笑顔に関するキャッチコピーをアピールするコツを共有します。
笑顔は面接時にアピールできる立派な強みですが、伝え方のコツを知っていたほうがより好印象を与えやすくなるんですよね。
ここでは、僕が考える3つのコツをまとめました。
以下の内容について、順に詳しく見ていきましょう。
【笑顔に関するキャッチコピーをうまくアピールするコツ】
- 企業側にメリットを生み出せるような内容を語る
- 根拠は具体的な数字を使って説明する
- 笑顔を重視している自分の信条を伝える
コツ① 企業側にメリットを生み出せるような内容を語る
1つ目のコツは、企業側にメリットを生み出せる内容を語ること。
企業は何らかの強みを持つ人ではなく、会社で活躍できそうな人材を求めています。
ゆえに単に「笑顔が強みです」と伝えるのではなく、その強みが会社にどんなメリットをもたらすかまで語ることが重要なんですよね。
これは、笑顔以外のことを強みとする場合にも当然いえることです。
たとえば、前述の回答例文では次のような内容を記載しました。
【笑顔がもたらすメリットの例】
- 自分が関わるすべての方の気持ちを明るくすることでモチベーションを高め、会社全体の士気向上や売上アップに貢献する
- どんな困難な状況でも周囲に活気や明るさを提供し、全体の士気を向上させる
- 慣れない環境下でもより早く適応することで、いち早く会社の利益に貢献する
上記のように笑顔と会社のメリットを関連付けて説明すれば、面接官も笑顔という強みの価値をより理解してくれるはずです。
笑顔という強みでは「雰囲気を明るくするだけ」と思われるケースもあるので、会社側のメリットまで踏み込んで伝えるようにしましょう。
コツ② 根拠は具体的な数字を使って説明する
2つ目のコツは、根拠は具体的な数字を使って説明することです。
単純に具体的な成果を語ったほうが、やはり聞き手にとって説得力があるからですね。
とくに笑顔によって状況が改善した経験では、数字を使って表すことができるような成果が出にくいかもしれません。
継続力を強みとする人が「3年間筋トレを継続した」などを根拠とする場合のように、笑顔が直接的な数字につながることは少ないですからね。
ただ厳しい現実ですが、上記のような事情は面接官には関係のない話です。
強み自体は何を選定してもいいわけなので、面接の場ではその強みがいかに魅力的かを語ることが求められていますからね。
もちろん工夫が難しい経験もあるとは思いますが、やはり数字を用いて語ったほうがリアリティがありイメージも膨らませられます。
笑顔は会社側のメリットとつながるのがやや難しい強みだからこそ、根拠は何らかの数字を使って伝えるようにしましょう。
コツ③ 笑顔を重視している自分の信条を伝える
3つ目のコツは、笑顔を重視している自分の信条を伝えることです。
笑顔を強みとする人は「常に笑顔でいること」「明るく振る舞うこと」などを大切にしている何らかの理由があるのではないでしょうか?
ほかの強みでも同様ですが、自分の強みには根本となるような考えや価値観が影響しているものなんですよね。
笑顔を重視している人であれば、たとえば次のような価値観が考えられます。
【笑顔を重視する人が大切にする価値観】
- 1人の明るさは全体に好影響を与え、雰囲気がよくなると成果も大きくなる
- ポジティブな姿勢こそ、チーム力向上には不可欠
- 人と良好な関係を築くためには、何より自身の明るさが欠かせない
上記のような価値観を回答時にあわせて語ると、「この子は根本でこういう価値観があるから、本当に笑顔を大切にしているんだな」などと思ってもらえます。
信条なども語ることで、自分の強みにより説得力が生まれるわけですね。
自分の価値観などを一緒に語るのは、ほかの質問に答える際にも有効です。
少しハードルが高く感じる人もいるかもしれませんが、ほかの就活生との差別化にもつながるので、余裕のある人はぜひ取り入れてみてくださいね。
たしかに「笑顔が強みです」と伝えるだけでは、採用側からするとあまり魅力的に思ってもらえないかもしれませんね。
笑顔だけで利益拡大につながることは基本的にないからね。常に企業側の視点を意識して、採用メリットまで伝えてあげることが大切なんだ。
就活で笑顔に関するキャッチコピーをアピールする際の注意点
最後に本章では、笑顔をキャッチコピーとしてアピールする際の注意点を紹介します。
せっかく笑顔に強みを持っていても、伝え方が不適切だとキャッチコピーの質問を通してマイナス評価を受ける可能性があるんですよね。
僕が重要と考える注意点は大きく3つあります。
以下の内容について、最後にさくっと確認していきましょう。
【笑顔に関するキャッチコピーをアピールする際の注意点】
- 結論ファーストかつ必ず根拠を語る
- 面接全体を通して笑顔で明るく振る舞う
- 単に笑顔を大切にしているとは語らないようにする
注意点① 結論ファーストかつ必ず根拠を語る
1つ目の注意点は、結論ファーストかつ必ず根拠を語ることです。
面接の基本として語られることが多い内容ですが、やはり必須事項ですね。
まず結論から伝えないと、聞き手は大筋を理解できないまま話を聞くことになります。
方針がわかっていないと、その後の説明も頭に入ってきにくいんですよね。
また単に結論だけを伝えても「なぜその結論といえるのか」が疑問として残ります。
キャッチコピーの質問だと「私は笑顔が強みです」とだけ伝えた場合、「本当にそうなの?」「なぜそう言えるの?」と疑問に思われますよね。
とくにキャッチコピーの質問はやや特殊な内容なので、これらの基本的な答え方を徹底しないと話がうまく伝わりません。
面接全体を通していえることですが、選考時の質問に答える際には結論ファースト・根拠を語ることを徹底しましょう。
注意点② 面接全体を通して笑顔で明るく振る舞う
2つ目の注意点は、面接全体を通して笑顔で明るく振る舞うこと。
これは、笑顔を強みとして語る場合ならではの注意点ですね。
「笑顔が強みです!」と語っているのに、面接の場で暗い雰囲気の就活生がいたら、採用側は「本当にその強みを持っているの?」ときっと疑問に思います。
強みの内容と実際の雰囲気にギャップがあると、説得力を感じられないわけですね。
どんな就活生も明るくハキハキ話すことは大切ですが、とくに笑顔を強みとする人は実際の雰囲気との統一感を意識することが重要ですよ。
面接時だけでなく、会社に入った段階でも雰囲気を見られていることはあります。
誰しも面接時は緊張するものですが、選考当日はできる限り明るさや笑顔を保てるように意識するとよいでしょう。
注意点③ 単に笑顔を大切にしているとは語らないようにする
3つ目は、単に笑顔を大切にしているとは語らないようにすること。
繰り返し伝えたように、笑顔は会社の利益に直結しないと思われることがあります。
たとえば主体性や分析力といった強みと比べると、仕事の成果を上げることに直結する長所とは思われないことが多いんですよね。
よって笑顔に関するキャッチコピーを語る際には、自身の笑顔という強みを活かしてどのような成果を期待できるかまで伝えることが大切です。
具体的には「企業側にとってのメリット」や「笑顔を活かして過去にどんな成果を上げたか」を語ることが重要なわけですね。
「笑顔を大切にしている」という想いや信条はとっても素敵です。
ただ、その想いを伝えただけで高評価につながることは少ないので、面接の場ではプラスαの要素まで語ることを徹底しましょう。
たしかに笑顔を強みと伝えているのに、面接時の雰囲気が異なるものだとまったく説得力を感じられないですね。
そのとおりなんだよね。面接は誰しも緊張するものだから暗くなりがちだけど、意識的にでも明るい雰囲気で振る舞うようにするといいよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
笑顔に強みを持つ就活生に向けて、キャッチコピーの表現例や回答例文・回答の質を上げる秘訣などについて網羅的に解説しました。
笑顔は魅力的な強みの1つですが、採用担当者によっては会社の利益拡大などにどう貢献できるか疑問に思われることもあります。
笑顔に関するキャッチコピーを語る際は、企業側にどんなメリットがあるか・過去にどんな成果を上げたかを伝え、説得力を持たせてあげましょう。
実際の雰囲気とギャップを感じられないように、面接全体を通して明るく笑顔でハキハキと話すことも大切です。
この記事で紹介したような対策を実践して、ぜひキャッチコピーの質問を自身をさらにアピールするチャンスに変えてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活サイトおすすめランキング【1位〜35位】全100以上から厳選!」も読んでみてください。
100以上のサイトから厳選した上で、僕がとくにおすすめしたい就活支援サービスのみ紹介しています。
この記事では他己分析のツールとして就活エージェントを共有しましたが、そのほかにも有益なサイトが多くあるんですよね。
情報感度が高い就活生はもれなく便利なサイトを有効活用しているので、まだうまく使いこなせていない人はぜひ一度目を通してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 同じ「笑顔」という強みでも、より自分に合ったキャッチコピーを選ぶことが重要である。
- キャッチコピーの回答レベルを上げるには他己分析が有効であり、他己分析の相手がいない人には無料で使える就活エージェントがおすすめである。
- キャッチコピーの質問は、自己分析の深さや説明能力の高さを探るためにされている。
- 笑顔に関するキャッチコピーを語る際は、具体的なメリットや成果も提示すべきである。
- 笑顔を強みとする就活生は、面接の場での振る舞いにも意識を向けるべきである。