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【1分間の自己PR動画の作り方】例文を使って文字数の目安や好印象を残すコツを共有!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

新型コロナウイルスの影響でオンライン選考をおこなう企業は増えましたが、同じく増加傾向にあるのが動画を用いた採用活動です。

動画の自己PRは情報量が多く、採用側からしてもメリットが大きいんですよね。

 

しかし、動画の用意を求められる就活生側からすると、どんな内容を語るべきか・構成はどうしたらよいかなど疑問が多く浮かぶかと思います。

動画を撮るとき、何に注意すべきかが曖昧な人もいるかもしれません。

 

そこで今回は、1分間の自己PR動画で話すべき内容や例文を共有します。

自己PR動画を求める企業側の意図や好印象を残すコツ、撮り方のポイントまで共有するので、動画の提出に向けて対策したい人はぜひご覧ください!

 

就活用の動画撮影は慣れてないので不安です。

一般的な選考では使われないから、経験自体が少なくて不安だよね。この記事を読んでもらえれば、実際に動画を作ることまでできるから、ぜひ最後まで読んで活用してほしい!

1分間の自己PR動画で話すべき内容

 

まずは、1分の自己PR動画を求められたときに話すべき内容を共有しますね。

いきなり動画を撮り始めようと思うとハードルが高いので、まずは動画の大まかな構成を把握して全体像のイメージを膨らませておくとよいかと。

 

文字数の目安、全体の構成イメージについて順に見ていきましょう。

 

【1分の自己PR動画で話すべき内容】

  • 前提:文字数は300字程度
  • 構成と時間配分のイメージ

 

前提:文字数は300字程度

 

自己PRの動画を用意する際は、台本を考える前に文字数の目安を知っておきましょう。

文字数が少なすぎると時間を余らせてしまいますし、逆に多すぎても時間をオーバーしてしまって企業側に迷惑がかかる恐れがあります。

 

1分間の自己PR動画における文字数の目安は300字程度です。

話し方や話のスピードによっても少し変動しますが、まずは300字を目安として台本を考えてみるのがおすすめですね。

 

構成と時間配分のイメージ

 

限られた時間のなかで内容を充実させるには、事前に構成を考えることが必須です。

闇雲に自己PRを考えても1分以内に収まらなかったり、本来伝えるべき内容が漏れてしまったりするんですよね。

 

僕が考える1分の自己PR動画で話すべき内容は、以下のとおりです。

 

【1分自己PR動画の構成と時間配分のイメージ】

  • 簡単な挨拶と自己紹介(10秒)
  • 貢献できる能力(5秒)
  • 根拠となるエピソード(25秒)
  • 入社後の抱負や活かし方(20秒)

 

あくまで大まかなイメージですが、何を含めるべきか迷っている人は上記の構成を参考にするのがよいかと。

仮にほかの構成案を考えた人も、1分という時間から大きくズレることを防ぐために上記同様に話す時間のイメージもしておくといいですよ!

 

文字数の目安や全体のイメージを知れると、たしかに内容を考えやすくなりますね!

指針がない状態でいきなり内容を考えるのは誰にとっても難しいはずだからね。まずは全体のボリュームや骨組みについてイメージを膨らませておくといいよ!

1分間の自己PR動画で使える例文

 

次にこの章では、1分自己PR動画の例文を具体的に共有していきますね。

前述の構成を意識して3パターンの例文を用意したので、ぜひ順に確認していきましょう。

 

1分間の自己PR動画で使える例文①

 

【1分自己PR動画の例文①】

「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部の(氏名)と申します。

私の強みは主体性を持って物事に取り組めることです。この強みは、大学時代の野球部の活動で対外試合の調整を担当する際にも発揮されました。

当時は周辺大学との練習試合がメインとなっており、対戦相手が変わらないことから学びも少ないことが課題でした。そこで私は近隣の社会人チームに交渉して試合を組むように働きかけ、その結果格上のチームから学びが得られたり自チームの課題点が明確化し、新しいメニュー設定をおこなうことができました。

貴社に入社した暁には、指示された業務をこなすだけではなく、自ら課題を設定し解決することでより大きな成果を上げたいと考えております。」

 

1つ目は、主体性を強みとした場合の自己PR例文です。

簡単な挨拶と自己紹介をしたら、早速結論として主体性が強みだと伝えていますね。

 

その上で、なぜ主体性が強みだといえるのか?の説得力を持たせるために、その強みを発揮したエピソードを添えています。

そして最後に、その強みが企業に入社後どのように活かせるかを語りました。

 

1分と聞くと時間が短く感じるかもしれませんが、限られた時間のなかでも上記のように意外と話せることは多くあります。

だからこそ構成を考え意識したほうが内容の密度を高めやすいので、何を語るべきか迷っている人はぜひ僕の発想を参考にしてみてくださいね!

 

1分間の自己PR動画で使える​​例文②

 

【1分自己PR動画の例文②】

「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部の(氏名)と申します。

私は現状に満足しない「向上心」に誰にも負けない自信があります。

大学時代にも、入学から1ヶ月後に「普通の生活では満足できない」と思い、学生生活を充実させようと考え行動を起こしました。具体的には年間で50冊の読書と、社会人と話す機会を毎月作ることを実行して、翌年には目標を倍にして100冊の読書と毎月2人の社会人と必ず会うようにしました。その結果、学生のうちから幅広い知識を得ることができたと感じています。

貴社に入社した暁には、新卒1年目から高い目標を設定し確実に達成すること、翌年以降もさらに高い目標の設定と達成を繰り返していくことで利益を出します。」

 

2つ目の例文は、向上心を強みとする場合の回答例です。

企業は主体性や行動力のある人材を求めることが多いですが、向上心もチャレンジ精神などがある印象を与えられるのでおすすめですね。

 

もちろん事実と異なる場合はNGですが、実際に向上心が高かったり、さまざまなことに挑戦したりする人は積極的にアピールするといいですよ。

構成は前述と同じで、結論を述べたあとにエピソードで説得力を持たせつつ、最後に入社後の抱負を述べる形で締めています。

 

1分間の自己PR動画で使える例文③

 

【1分自己PR動画の例文③】

「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部の(氏名)と申します。

私の強みは、どんな小さなことにも気づくことができる気配り力です。この強みは、大学時代に新たな人間関係を築く際にも発揮されました。

大学入学当初、私は新しい友人を作るのが少し苦手でしたが、強みの自覚後は友人に対して気分の変化を察することに集中して、それを感じたらすぐに相手の話を聞くことを徹底するようにしました。その結果、深い信頼関係の友人ができましたし、相手も自分に対して同様に気を配ってくれているのを感じています。

貴社に入社した暁には、取引先に対して誰よりも気を配り「◯◯さんだからお願いしたい」と言われる人間関係を構築することによって利益を生み出します。」

 

3つ目はやや毛色を変えて、気配り力を強みとする場合の例文を考えました。

行動力や積極性などが強みの人はこれらを伝えればいいですし、自己分析の結果として気配りできることが強みとわかればこれをアピールすればOKです。

 

ただ、どの強みを選んだとしても動画の基本構成は変わりません。

3パターンの回答例を見ると自分の強みに置き換えた場合も考えやすいと思うので、ぜひ自身の強みや実体験を当てはめた回答を考えてみてください!

 

なお、純粋な自己PRの回答を考える際の例文は「【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有」にて詳しくまとめています。

1分間という時間、動画という制約をつけない場合の回答例も参考になる部分があると思うので、回答作成に迷った人はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

前述の構成を実際に活用した例文を見られると、自分の強みで回答を考える場合にも置き換えやすそうですね!

強みやエピソードの例もバラバラにしているし、ぜひ自分の強みや経験をもとにした回答も考えてみてね!

自己PRなどの選考対策には就活サイトをフル活用すべき

 

ここまで、1分間の自己PR動画で話すべき内容とその例文を共有しました。

自己PR動画の準備をしないといけないと焦っていた人も、記事を読む前よりはイメージが膨らんで何とかなりそうという感覚を得られたかと思います。

 

ただ、この記事を読んでくれている就活生が本当に知りたいことって、自分が入社したいと思える企業の内定獲得方法ですよね。

自己PR動画の対策ももちろん大切ですが、本質的なゴールから逆算するとほかにも選考対策自体の質を高めることが間違いなく必須です。

 

では具体的にどうしたらよいか?ですが、結論、個人的には就活サイトを軽視せずフル活用することが成功の秘訣だと考えていますね。

就活サイトを聞くと、マイナビなどを頭に浮かべる人が多いかと思います。

 

でも、求人探しを主目的とするナビサイト以外にも、就活の効率化や選考対策の質アップに直結するサイトって意外と多くあるんですよね。

たとえば企業からスカウトが届く「Offerbox(オファーボックス) 」や就活全般のサポートを受けられる「ミーツカンパニー就活サポート」は、僕が今現役なら確実に使い倒しますね。

 

 

逆求人サイトや就活エージェントといった便利なサービスは、情報感度の高い就活生ほどもれなく利用している印象がありますね。

以前よりこれらの情報は広く知られていますが、一方でまだまだ使いこなせていない人も多い印象です。

 

自己PR動画の対策1つとっても、エージェントを使っていればプロから助言をもらえますし、回答のブラッシュアップができますよ。

上述した2サイトを含めて、僕が今現役だったら登録する就活サイトは別記事で一覧化しているので、少しでも興味を持った人はぜひ一読してみてください!

 

 

マイナビやリクナビ以外のサイトは、たしかに気になってはいましたが利用できていませんでした。

就活の効率化に直結するサイトはかなり増えているし、実際に賢く活用している就活生も多いから、利用経験がない人がいたら一度は使ってみることを強くおすすめするよ!

自己PR動画を求める企業側の意図

 

次にこの章では、自己PR動画を求める企業側の意図を紹介します。

ほかの質問や項目でも同様ですが、企業側はあらゆることに対して意図を持った上で採用活動を進めているんですよね。

 

よって意図を知っておくと、就活生側は回答の方向性を考えやすくなりますよ。

自己PR動画では大きく3つの意図が想定されるので、ぜひ順に見ていきましょう。

 

【自己PR動画を求める企業側の意図】

  • 書類以上に就活生の人柄を知りたい
  • 志望度や熱意の高さを探りたい
  • 採用活動を効率化したい

 

意図① 書類以上に就活生の人柄を知りたい

 

まず想定されるのは、書類以上に就活生の人柄を知りたい意図です。

書類だと文字情報しか得られませんが、動画だと同じことを話していても動きや仕草・表情など視覚的な情報が段違いに増えるんですよね。

 

話し方などには人柄も表れるので、動画を提出してもらうことで面接前の段階からこれらを評価したい意図があるのかと。

極端な話「書類の内容はよかったけど、面接で話を聞いてみたら人柄には惹かれなかった」といったケースも企業側はあるはずですからね。

 

その点、事前に映像つきの資料を提出してもらえば人柄込みで評価できるわけです。

とはいえミスマッチが起きては元も子もないので、就活生は評価されることを意識しつつも自然体の話し方で回答することが大切ですね。

 

意図② 志望度や熱意の高さを探りたい

 

動画での自己PRを求める企業には、志望度や熱意を探る意図もあるかと。

企業側は、自社への熱意が高い人材のほうが力を発揮してくれる、長く働いてくれるだろうという考えを持っています。

ゆえに採用側からすると、志望度や熱意の高さはかなり重要なんですよね。

 

その点で動画での自己PRは情報量が多く、書類の提出だけよりも志望度などをより的確に予想しやすくなります。

やはり志望度の高い会社には話し方にも熱がこもりやすいので、ちょっとした表情や振る舞いから感覚の違いが表れるものなんですよね。

 

よって就活生は、志望度に関わらず動画作成と本気で向き合うことが必須です。

「志望度が低めの会社だから」と妥協すると採用側は敏感に察知するものなので、せっかく応募するなら気を抜かずに取り組むようにしましょう!

 

意図③ 採用活動を効率化したい

 

動画の自己PRは、書類だけの場合と比べて圧倒的に情報量が増えます。

ゆえに面接前の段階で動画の提出を求めることで、採用活動を効率化しようと考える企業にも採用されることがよくあるんですよね。

 

就活生の人柄、志望度や熱意の高さを探れるわけなので、企業側からしたら基本的にメリットしかないかと。

もちろん動画を確認するための時間は必要になりますが、その全員と面接する場合の工数と比較すると効率化につながるのかもしれません。

 

就活生側は妥協せずに向き合うことが選考通過のために間違いなく重要になるので、熱意の度合いに関わらず質の高い動画を用意するようにしましょう。

 

やはり書類だけのときより多くの情報を得たい、採用活動を効率化したいといった意図が考えられるんですね。

志望度や熱意の高さを判断するために動画の提出を求める企業もあるから、志望度の程度に関わらず自分なりのベストを提出することが鍵になるよ!

自己PR動画で好印象を残すためのコツ

 

続いてこの章では、自己PR動画で好印象を残すためのコツを共有します。

細かい内容も多いですが、よりよい評価を得たいならこれらの地道な努力を積み重ねることが大切ですよ。

 

細部を妥協すると足元をすくわれやすいので、ぜひどれも軽視することなく一通り目を通してみてください!

 

【自己PR動画で好印象を残すためのコツ】

  • とにかく笑顔で明るく元気に話す
  • 最初の15秒はとくに気合を入れて話す
  • 姿勢よく堂々と話す
  • 内容はすべて記憶してから話す
  • 服装や髪型にも気を配る
  • フリップや小道具を活用する

 

コツ① とにかく笑顔で明るく元気に話す

 

超基本の話ですが、動画だからこそ笑顔や明るさは重要です。

エントリーシートの自己PRならその中身にだけこだわればいいですが、動画だと話し方や表情も評価の対象になるんですよね。

 

当たり前ですが、暗い人より明るい雰囲気の人のほうがよい印象を受けやすいです。

面接官も人なので、どんな人と一緒に働きたいか?を考えると明るく元気な人のほうがポジティブな印象を持ちやすいんですよね。

 

自宅で撮影すると気を抜きがちですが、面接時と意識すべきことは変わりません。

話の内容以前に雰囲気が暗いと印象が悪いので、大前提として表情や話し方といった部分を確実に押さえておきましょう。

 

コツ② 最初の15秒はとくに気合を入れて話す

 

自己PR動画では、最初の15秒にとくに力を入れておくべきです。

途中で動画を止められるケースは稀にしても、やはり第一印象がどうか?がその後の面接官の頭に残るイメージに影響しやすいんですよね。

 

だからこそ基本の話し方や笑顔などは徹底した上で、話の中身も簡潔さや結論ファーストなどを確実に押さえることが求められます。

前半部分の印象がよいとそのままポジティブな結果を得られる可能性が高いので、1分間のなかでも序盤にはとくに全力を出し切りましょう。

 

コツ③ 姿勢よく堂々と話す

 

動画を撮影する際は、姿勢よく堂々と話すことも意識してください。

姿勢には気を抜きがちですが、猫背な人や姿勢が悪い人はだらしない印象を与えます。

 

話し方に自信を感じられない人も頼りない印象を与えてしまい、「一緒に働いてもあまり力になってくれなさそう…」と思われてしまうかもしれません。

動画の撮影は慣れていない人が大半だからこそ、姿勢のよさ・堂々と話すことも意識する項目の1つとしてぜひ頭に入れておきましょう。

 

コツ④ 内容はすべて記憶してから話す

 

面接に臨むときと同じく、動画を撮影するときも事前に台本を用意すると思います。

動画撮影では目の前に面接官がいないので、台本を見て話そうと考える人もいるかもしれません。

 

でも結論、台本を見ながらではなく内容は記憶して話すのがおすすめです。

やはり台本を読んでいるとそのことは伝わりますし、すると本気で臨んでいるように感じられず志望度が低いとも思われかねません。

 

もちろん台本を読まなければよいわけではなく、記憶を頼りに話す場合もスムーズに話せていなければ意味はないですよ。

自己PRに関しては面接本番でもほぼ確実に聞かれるわけなので、対策の一環として動画撮影を機に質を高めておくのが僕はおすすめですね。

 

コツ⑤ 服装や髪型にも気を配る

 

自己PR動画の撮影時には、服装や髪型にも気を配りましょう。

1つの指標として、同じ状況で面接本番に臨めるか?を意識するとわかりやすいかと。

 

自宅などの慣れ親しんだ場所で撮影することになると、ついつい気を抜きがちです。

でも面接官からすると評価資料であることは同じなので、動画でも服装などを妥協するとマイナス評価に直結する恐れがあるんですよね。

 

基本はスーツ着用になるはずですが、単純にスーツを着るだけではなくシワや汚れなどがないかチェックしておくことが大切です。

同じく髪型も視覚的な印象に大きな影響を与える要素なので、清潔感を意識して選考の場にふさわしいか?をぜひ考えてみてくださいね。

 

コツ⑥ フリップや小道具を活用する

 

余裕がある場合は、フリップや小道具を活用するというアイデアもあります。

動画で話す内容の要点をフリップでもまとめておいたり、エピソードと関連する小道具があれば用意したりするのはありかと。

 

ただ、無理に差別化を図ろうとして取り入れると、かえって要点が伝わらなかったり中身が薄くなったりすることもあるので注意は必要です。

自分が考えた自己PR内容との親和性を考えて、もし相性がよさそうと感じた場合はこれらの活用も検討してみるとよいでしょう。

 

全体のコツを見ると、面接本番と同じ意識で動画を撮影することが鍵だと感じました!

たしかにそのとおりだね。見た目の印象や話し方など、自己PRの中身以外で見られている部分も多くあるから、これらにも妥協せずに撮影することが必須だよ!

自己PR動画の作り方・撮り方のポイント

 

次にこの章では、自己PR動画の作り方・撮り方のポイントを紹介します。

基本の撮り方と具体的なポイントをまとめたので、ぜひ順に確認していきましょう!

 

【自己PR動画の作り方・撮り方のポイント】

  • 基本の撮り方:スマホを使って横向きに撮影すればOK
  • 照明:自然光の入る場所で日中に撮影する
  • 背景:白やグレーの壁をバックに撮影する
  • 構図:胸元や腰の位置まで映るように撮影する
  • 視線:自分の目ではなくカメラのレンズを見る

 

基本の撮り方:スマホを使って横向きに撮影すればOK

 

自己PR動画の撮影は、スマホを使って横向きに撮れば問題ありません。

いきなり動画の提出を求められると焦ると思いますが、普段使っているスマホで撮影すればまず問題ないですよ。

 

向きだけは注意が必要で、縦向きで撮影すると画角が不安定になりやすいです。

理想はスマホスタンドなどを活用してスマホを横向きにして撮影することですが、ほかの手段でもうまく安定して固定できる場合は代替してもOKですよ。

 

ポイント① 照明:自然光の入る場所で日中に撮影する

 

ここからは、より細かい部分での撮影のポイントを共有していきますね。

まず照明については、自然光の入る場所で日中に撮影するのがおすすめです。

 

光が入らない場所や遅い時間に撮影すると、映像が暗くなってしまい話の中身や表情に関わらず全体的にあまりよい印象を持たれない可能性があります。

中身や話し方がよいときこそ、これではもったいないんですよね。

 

プロはレフ板などを用いますが、自己PRの動画を撮影するくらいなら自然光の入る場所と時間帯だけ意識すればまず問題ありません

少しでもきれいな動画を用意するために、観点の1つとして把握しておきましょう。

 

ポイント② 背景:白やグレーの壁をバックに撮影する

 

動画撮影時は、背景にもこだわりを持つことが大切です。

ビデオ通話する場面でも同じですが、背景がごちゃごちゃしているとそれらの視覚的な情報に気を取られてしまうんですよね。

 

基本は、白やグレーの壁を背景にして撮影すればまず問題ありません。

もしこれらの壁がない場合は、大学の講義室などで撮影する、模造紙を用意するなどして対応するようにしましょう。

 

ポイント③ 構図:胸元や腰の位置まで映るように撮影する

 

動画を撮る際は、どの画角で撮影するか?にも意識を向けてみてください。

極端な例ですが、撮影範囲に対して自分が小さすぎるのは微妙ですし、逆に自分の顔だけがアップでも不適切な感じがするかと思います。

 

個人的には、胸元や腰の位置まで映るような構図が無難な画角だと思いますね。

スマホを横向きに固定しつつ、どの範囲まで映すか?の微調整にもこだわりを持って撮影してみましょう。

 

ポイント④ 視線:自分の目ではなくカメラのレンズを見る

 

自己PR動画の撮影時は、目線をどこに向けるのか?の意識も大切です。

面接本番だと面接官という相手がいますが、動画の撮影時は目の前に相手がいないので視線が泳ぎがちなんですよね。

 

でも、面接官は動画を見て評価をするので、やはり視線がうろちょろする人よりもカメラ目線をキープしている人のほうが好印象を受けやすいかと。

ついついカメラに映る自分の目を見てしまいがちですが、撮影時には動画を見る面接官を意識してレンズを見ながら話し続けるようにしましょう。

 

新たに機材を用意する必要はなくて、普段使っているスマホで撮影すればいいんですね。

機材はスマホで問題ないよ。照明や背景などのそれ以外の部分のほうが差がつきやすいから、自己PRの中身や話し方だけでなく映像のきれいさにもぜひこだわってみてね。

自己PR動画に関するよくある質問

 

最後に本章では、自己PR動画に関するよくある質問にまとめて回答します。

もし同様の疑問を感じていた人がいたら、ぜひ以下の回答を参考にしてみてください!

 

【自己PR動画に関するよくある質問】

  • 編集や加工まで力を入れたほうがいい?
  • 私服で動画を撮影するのはダメ?
  • 1分以外の時間を指定されたときはどうしたらいい?

 

質問① 編集や加工まで力を入れたほうがいい?

 

結論、動画の編集や加工にまで力を入れる必要はありません。

あくまでも採用活動の評価のために提出を求められているので、編集や加工までして完成度を上げることは必要ないかと。

 

もし完成度を高めたいなら、何度か撮影をして質にこだわるのがおすすめですね。

 

質問② 私服で動画を撮影するのはダメ?

 

企業側から「服装自由」「オフィスカジュアルで」などの指示がない場合は、やはり基本はスーツで撮影するのが無難です。

面接本番に行く場面を想定すると、企業からとくに指定されていないのにスーツではなく私服で面接に臨むことはないですよね?

 

動画の撮影場所は自宅が多いとはいえ、採用活動の一部である点は同じです。

スーツを着るのが面倒に感じる人もいるかもしれませんが、不要な減点を避けるためにも基本のルールに則って行動するとよいでしょう。

 

質問③ 1分以外の時間を指定されたときはどうしたらいい?

 

1分間の自己PR動画を作成するときと同じく、文字数の目安と構成を考えてから内容を整理するのがおすすめです。

参考までに、想定される時間における文字数の目安を共有しますね。

 

【指定された時間別の自己PRの文字数目安】

  • 30秒:150字
  • 1分:300字
  • 2分:600字
  • 3分:1000字

 

基本は30秒、1分の指定が多い印象です。

自己PRという問いに対して何を伝える優先順位が高いか?を考えて、文字数と時間の使い方を検討すると最適解がきっと見つかりますよ!

 

動画の編集や加工までおこなう必要はないのですね!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

1分間の自己PR動画で話すべき内容や回答例文、企業側の意図や好印象を残すコツ・撮り方のポイントまで網羅的に共有しました。

 

1分の自己PR動画で話せる内容は、台本にすると300字程度が目安です。

限られた時間で密度の高い回答をするためには、文字数の目安だけでなくどんな構成で話すか?も考えておくことが重要ですね。

 

また話し方や表情・姿勢などのほかに、撮影時の光の入り方や背景、構図や視線なども動画を見た面接官が受ける印象に影響を及ぼす可能性があります。

自己PRの対策は面接本番を乗り切る上でも間違いなく無駄にはならないので、ぜひ細部にも妥協せず質にこだわって取り組んでみてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。

 

就活全体を見据えてとくに重要な対策のみを厳選しているので、全体を意識した対策ができていない人はぜひ一読してみてください。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 1分自己PR動画の対策をする際は、文字数や全体の構成についてイメージを膨らませておくとよい。
  • 就活対策の効率化や質アップには、用途別に就活サイトをフル活用することが鍵になる。
  • より的確な回答をするために、動画の提出を求める企業側の意図も知っておくとよい。
  • 自己PRの中身だけでなく、話し方や表情・姿勢・服装などにも気を配るべきである。
  • 照明や背景・構図や視線といった撮影に関する細かいポイントも押さえておくとよい。