就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活の面接では、自分のキャッチコピーを聞かれることが少なくありません。
自己PRや志望動機などと比べると定番の質問ではないので、対策なしでいきなり質問されると多くの人が戸惑ってしまいますよね。
ただ事前に対策している就活生が少ないからこそ、面接前に準備しておけばむしろ差別化につながるチャンスにもなります。
なかでも自分と相性のよい動物を使ったキャッチコピーを語ると、面接官にインパクトを残せて高評価を受けられるかもしれません。
この記事では、動物を使ったキャッチコピーを語りたい就活生に向けて、具体的な表現例や面接時の回答例文を紹介します。
後半では、キャッチコピーの回答レベルをあげる方法やうまくアピールするコツなども共有していくので、ぜひ最後までご覧ください。
動物を使ったキャッチコピーだとイメージがしやすいですよね。
キャッチコピーのアピール方法としておすすめできる方法だね。具体的な表現例から回答例文までお伝えするから、ぜひ参考にしてね!
- 動物を使ったキャッチコピーの表現例|就活生向け
- 動物を使ったキャッチコピーの回答例文|就活生向け
- 就活でキャッチコピーの回答レベルを上げるには他己分析が重要
- そもそも就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図とは?
- 就活時に動物を使ったキャッチコピーでうまくアピールするコツ
- 就活で動物を使ったキャッチコピーをアピールする際の注意点
- 本記事の要点まとめ
動物を使ったキャッチコピーの表現例|就活生向け
もったいぶらずに早速結論を共有していきますね。
僕が考える動物を使ったキャッチコピーの例は、以下のとおりです。
【動物を使ったキャッチコピーの表現例】
- フクロウのように真面目
- ネコのようにクールで冷静
- ウマのように社交性がある
- イルカのように好奇心が旺盛
- アリのように計画性がある
- ゾウのように周囲に気配りできる
- ライオンのようにリーダーシップ
- イノシシのように向上心がある
- シカのように臆病
- ペンギンのように得意と不得意がはっきりしている
- アルパカのように臆病なのに好奇心旺盛
- ラクダのように粘り強い
- アライグマのように見た目とのギャップがある
- イヌのように人懐っこい
- オオカミのように一人の時間も好き
- カラスのように賢い
- キリンのように穏やか
- コアラのようにまったりしている
- シャチのように賢く集団行動が得意
- タカのように俯瞰して見ることができる
- マグロのように活動的
- ワニのように継続力がある
- パンダのようにまったりしているけど実は力強い
まずは各動物と関連性の高い性格を一覧化し、整理した性格をそれぞれの動物と組み合わせることでキャッチコピーを作成しました。
幅広い性格を網羅しているので、自分にも使えそうなキャッチコピーが少なくとも1〜2個は見つかるのではないでしょうか?
動物を使ったキャッチコピーを語る就活生は珍しいので、自分と相性のよいコピーを用意できればきっと面接で好印象を与えられます。
前提として、自分の性格や強みなどを明確化しておく必要はありますけどね。
すでに自己分析が終わっている人は、上記の表現例を参考に自分を象徴する動物を探して、事前に回答を考えておくとよいでしょう。
なお、各動物と関連性の高い性格を一覧化したものは、「【23種の動物一覧表】“自分を動物で例えると?”の面接対策!」にて紹介しています。
キャッチコピー以外にも面接では「自分を動物に例えると?」という質問をされることがあるので、この記事を参考にあわせて対策しておくといいですよ!
動物を使ったキャッチコピーはインパクトがあってよさそうですね!
自分の性格と関連性の高い動物を組み合わせるだけだから簡単だしね。同じようにアピールする就活生は少ないから、差別化戦略としても有効だよ!
動物を使ったキャッチコピーの回答例文|就活生向け
動物を使ったキャッチコピーの表現例を23個共有しました。
続いてこの章では、動物を使ったキャッチコピーの回答例文を紹介していきます。
面接では単にキャッチコピーを答えるだけでなく、「自分を端的に表す表現としてなぜそのコピーを採用したか」まで語る必要がありますからね。
キャッチコピー自体は違っていても回答を考える際には間違いなく参考になると思うので、以下の3つの例について順に見ていきましょう。
【動物を使ったキャッチコピーの回答例文】
- 「アリのような計画性」をキャッチコピーとする回答
- 「タカのような冷静さ」をキャッチコピーとする回答
- 「ワニのような継続力」をキャッチコピーとする回答
例文① 「アリのような計画性」をキャッチコピーとする回答
【例文】
私のキャッチコピーは「アリのような計画性」です。
どんな目標に対してもすぐに行動できるレベルまで細かく計画を作成し、確実に実行を繰り返すことで最終的な目標を達成します。
社会人になると達成が難しい目標が課されることも多々あると思いますが、具体的に行動できるレベルまで細かく計画を立てることで確実に成果を出します。
大学時代に「語学力を向上する」という目標を達成する際にも、私のこの強みが発揮されました。
語学力向上のためにできる努力はたくさんありますが、私は細かく計画を立てないと行動を起こし続けるのは難しいと考え、以下の計画を作成して実行しました。
①まずは1,500の英単語を1ヶ月集中して覚える
②覚えたらフィリピン留学の申込みをする
③夏季休暇を使って1ヶ月フィリピン留学をする
④次回の留学予定をフィリピン在住中に決めてしまう
実際にこれらを行動に移した結果、英語力が向上しTOEICでは800点以上を獲得しました。
私が日頃から「計画性」を重視しているのは、「目標達成に向けて行動を起こし続けるには、細かい計画を立てることが有効」という考えを持っているためです。
貴社に入社することができた暁には、私のこの計画性を発揮して積極的な行動を続け、目標達成を繰り返すことで利益に貢献することをお約束します。
この例では、語学力向上のために努力した経験を語りました。
計画性をアピールすると「優柔不断で行動力がないのでは?」などと思われることもあるので、実際に行動を起こして結果を出したことも意識して語っています。
冒頭で「会社でどう貢献できるか」を語ることも重要ですね。
どんな強みでも会社に活かせないと意味がないですし、面接官からすると採用メリットが伝わったほうが内定を出したくなるものだからです。
最後に「自分が計画性を大事にしている理由」も語っていますが、自分の信条や価値観を語るとより説得力が増すのでおすすめですね。
計画性をキャッチコピーにするやり方は以下の記事でも詳しく紹介しているので、興味がある人はぜひあわせて目を通してみてください。
例文② 「タカのような冷静さ」をキャッチコピーとする回答
【例文】
私のキャッチコピーは「タカのような冷静さ」です。
相手が髪型を変えたことにすぐ気がつくなど、小さな変化にも敏感な観察力に強みがあります。
貴社が手掛けるような製品は消費者目線で改善を繰り返すことが重要だと思いますが、私はこの強みを発揮して競合他社や市場の動向を常に観察し、売上増加につながるアイデアを提案して利益に貢献します。
私は趣味がウインドウショッピングなのですが、大学時代にハイブランドのディスプレイがなぜあれほど魅力的に見えるのかが気になり、自分なりに考察した経験があります。
まずは複数のハイブランドの店舗を定点観測して、配置やインテリアの特徴を整理。
するとハイブランドのディスプレイでは、マネキンを非日常感のある形に演出したり季節ごとにポーズを変えたりして、独自の世界観を演出していることが見えてきました。
小さな発見でしたが、無意識的におこなうこれらの行動や考察を私は非常に面白く思っています。
私が「観察力」を大切に生活しているのは、「どんな物事も冷静に観察することで、まだ明らかになっていない気づきや面白いアイデアが浮かんでくる」という信条を持っているからです。
貴社に入社することができた暁には、私のこの観察力を活かして貴社製品の魅力をさらに引き出し、さらなる売上拡大に貢献することをお約束します。
2つ目の例では、プライベートの行動事例を根拠として語りました。
就活で冷静さや観察力をアピールする人はあまり多くありませんが、だからこそうまく語ることができれば差別化につながります。
観察力がある人は無意識的に取り組んでいることが多いと思いますが、その能力は会社にとっても有用なスキルになり得るんですよね。
上記の例で語った内容だと、「競合他社や市場の動向を常に観察し、売上増加につながるアイデアを提案する」といった部分です。
単に観察力があると伝えるだけでは採用メリットを感じてもらえませんが、利益拡大に貢献できるイメージを持たせられると魅力的に思ってもらえるかと。
どんな強みでも伝え方次第で効果的なアピールになるので、観察力に強みがある人はぜひ上記の例文を参考に回答を考えてみてくださいね。
例文③ 「ワニのような継続力」をキャッチコピーとする回答
【例文】
私のキャッチコピーは「ワニのような継続力」です。
地道な努力を継続することこそが、最終的に大きな成果につながると信じています。
貴社に入社した際にも10年後・20年後などの大きな目標を設定し、直近でできる努力を愚直に継続することで目標達成・会社の利益に貢献します。
大学時代には、私のこの継続力を発揮して体型改善に取り組みました。
私は大学1年生のころ太り気味の体型だったのですが、現在の体型のデメリットと痩せることのメリットを書き出し、改善に取り組む決意をします。
具体的には週4日のジム通いと食事制限を1年続けて、最終的に10kgの減量に成功しました。
私が「継続力」を重視しているのは、「大きな成果の裏には必ず影での努力があり、目標達成には地味に思えるような努力の継続が必須である」という信念を大切にしているからです。
貴社に入社することができた暁には、私のこの継続力を存分に発揮して長期的に利益を生み出し続けることをお約束します。
3つ目の例では、日常でのダイエットや筋トレ経験を語りました。
ダイエットなどってすぐに結果が出るものではないので、継続力をアピールするエピソードとして適しているんですよね。
自分が達成した経験があるとその体験を軽視しがちですが、上記のように目標に向けて行動を起こし、実際に達成した経験があれば確実にアピール材料になります。
内容自体もイメージしやすいので、大半の面接官が説得力を感じるかと。
継続的をキャッチコピーにする方法についても、別記事で詳しくまとめました。
上記以外に3つの回答例文も共有しているので、継続的に関するキャッチコピーを語りたい就活生はぜひ参考にしてくださいね。
動物を使ったキャッチコピーを最初に持ってきて、その後は具体的にイメージしてもらえるように説明すると納得感が生まれそうですね。
まさにそのとおりだね。インパクトを出すために動物を用いるのはありだから、その後も印象が薄れないように納得感のあるエピソードを用意しておくことが大切だよ。
就活でキャッチコピーの回答レベルを上げるには他己分析が重要
動物を使ったキャッチコピーの回答例文を具体的に3つ共有しました。
次にこの章では、キャッチコピーの回答レベルを上げる秘策を共有していきます。
結論、キャッチコピーの回答の質を上げたい就活生には他己分析がおすすめです。
他己分析とは、他人があなたの性格や価値観を客観的に分析すること。
キャッチコピーを考える際にはまず自分の強みや性格を明確化する必要がありますが、その際に他己分析するとより精度が高まりやすいんですよね。
以下では、キャッチコピーの質を上げる上での他己分析の有用性・他己分析に取り組む際におすすめの無料サービスを紹介していきます。
客観的な分析を受けると圧倒的に自己理解が深まる
自己分析と異なり、他己分析では第三者から自分のことを分析してもらいます。
自分だけでおこなう主観的な分析に加えて周囲からの客観的な意見をもらうので、結果として自己理解が深まりやすいんですよね。
そして自己理解が深まると、より自分に合ったコピーを考えやすくなります。
また、面接ではそのキャッチコピーを選んだ理由も語る必要がありますが、自己理解が深まると根拠となるエピソードにも説得力が生まれやすいんですよね。
もちろんキャッチコピー以外の質問に答える際にも、自己分析が深くできている人のほうが納得感のある回答ができるものですよ。
他己分析によって自己理解を深めることには、かなり多くのメリットがあるわけですね。
就活の面接ではキャッチコピー以外にも珍しい質問をされることがありますが、自己理解を深くできてさえいれば、思いついたことを答えるだけで乗り切れます。
自己分析をしない就活生はほぼいないですが、他己分析までする人も少数派なので、差別化を図りたい人は妥協せずに取り組むとよいでしょう。
他己分析には就活エージェントの活用がおすすめ
他己分析の有用性は理解できても、実際に取り組もうとした際に相談相手がおらず、ハードルを感じてしまう就活生は少なくありません。
周りの就活生に相談するのは恥ずかしい気がしますし、親や恋人などにお願いするのも何だか違う気がするものですよね。
そこで僕がおすすめしているのが、無料で使える就活エージェントです。
就活エージェントとは、無料で次のような幅広い支援をしてくれるサービスのこと。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
就活エージェントでは、利用者一人ひとりに専任の担当者がつきます。
この担当者は利用者の内定獲得までをサポートすることが仕事なので、他己分析をお願いしてももちろん対応してくれるんですよね。
ほかの多くの就活生も見ているからこそ、客観的なプロの目線から自分ならではの強みや価値観などを指摘してくれるんです。
他己分析だけでなく、必要に応じて自分の希望条件に合った求人紹介や面接対策などをしてくれる点もありがたいですね。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
自己理解を深める上で他己分析が効果的とはわかっていたのですが、まさに相談相手がいなくて悩んでいました……!
本当に同じような就活生が多くいるんだよね。その点で無料で使える就活エージェントはかなり有用だから、利用経験がない人がいたら早速利用してみるといいよ!
そもそも就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図とは?
続いて本章では、就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図を紹介していきます。
面接での回答を考える際には、質問をする企業側の意図を知っておくと高評価につながるような回答を考えやすくなるんですよね。
これは、キャッチコピー以外の質問においても重要な視点ですよ。
キャッチコピーを質問する意図としては大きく以下の2つが想定されるので、回答を考える上で頭に入れておくとよいでしょう。
【就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図】
- 自己分析の深さを探るため
- 説明能力の高さを探るため
意図① 自己分析の深さを探るため
1つ目の意図は、自己分析の深さを探ることです。
自分のことを端的に表すキャッチコピーを考えるには、大前提として自分自身のことを深く理解している必要があります。
自己理解が浅い状態では、何をどう表すべきかすら考えられないですからね。
つまりキャッチコピーの質問に納得感のある回答をするには、そもそも自己分析を深くおこなっている必要があるわけです。
では、企業はなぜ自己分析の深さを重視しているのか。
この問いに対してはいろいろな答えが想定されますが、とくに大きいのは就活に本気で向き合っている人材を求めているからかと。
自己分析は就活の基礎となる内容だからこそ、自己理解を深くおこなえているかどうかで、就活への意識や入社意欲の高さを探っているわけですね。
そしてキャッチコピーの質問にうまく回答できると、それだけでも深く自己理解できていることをアピールできます。
このゴールや目的を考えてもやはり自己理解を深めることは重要なので、前章で紹介したように他己分析に取り組むのは必須といえますね。
意図② 説明能力の高さを探るため
2つ目に考えられるのは、説明能力の高さを探る意図です。
キャッチコピーの質問に対して納得感のある回答をするには、順序や構成を考えてうまく説明する必要がありますよね。
ただキャッチコピーを事前に考えられている人は少数派であり、基本的にその場で考えて答える人が多いので順序などが煩雑になりやすいんです。
この記事の読者のように、事前に準備できている人は少ないですからね。
では、企業側が説明能力を探っているのはなぜなのか。
これは社会人になると自分の意見や状況を端的に伝えないといけない場面が多くあるので、選考時点である程度確認しておくべきだからですね。
とはいえこの点に関しては、事前に回答を考えようとしているこの記事の読者であればまったく問題になりません。
準備する人が少なければ逆に自分だけがアピールする機会にもなるので、しっかり対策してわかりやすい回答を心がけましょう。
なるほど。キャッチコピーを質問する企業は、自己分析の深さや説明能力の高さを探っているのですね。
企業側の意図を知ると回答を考える上で重要な要素が明らかになるし、キャッチコピー以外の質問に関しても同様の視点で対策してみるといいよ。
就活時に動物を使ったキャッチコピーでうまくアピールするコツ
次にこの章では、動物を使ったキャッチコピーでうまくアピールするコツを共有します。
動物を使ったキャッチコピーを語る就活生は珍しいですが、ポイントを押さえていないとあまり効果的なアピールにならない可能性もあるんですよね。
動物を使ったキャッチコピーにおいて、僕が重要と考えるコツは以下の3つです。
それぞれの詳細について順に確認していきましょう。
【動物を使ったキャッチコピーでうまくアピールするコツ】
- 動物のインパクトに負けないような根拠を語る
- 論理的に筋の通った説明をする
- 前提として自分の強みを明確化してから動物を考える
コツ① 動物のインパクトに負けないような根拠を語る
第一に、動物のインパクトに負けない根拠を語ることが大切です。
キャッチコピーを質問されたときに動物を用いて回答する人は少数派なので、「アリのような計画性」などと答えると自然と目立ちます。
ゆえに、その後の根拠に使うエピソードも強めのものを語るべきなんですよね。
たとえば「継続力」に関するキャッチコピーを動物と絡めて語った場合。
この根拠として「アルバイトを2年継続しました」などのよくある経験を採用すると、キャッチコピーに対して印象が薄くなってしまいます。
逆に「週4日のジム通いと食事制限を1年続けた」「2年間トス上げの練習を毎日300回繰り返した」などと語ると、キャッチコピー同様にインパクトがありますよね。
もちろんエピソードを捏造するのはNGですが、動物のキャッチコピーに負けない根拠を語らないと逆効果になる恐れもあるわけです。
キャッチコピーの質問ではインパクトだけでなく納得度も求められているので、根拠についても妥協せず考えておくようにしましょう。
コツ② 論理的に筋の通った説明をする
2つ目のコツは、論理的に筋の通った説明をすること。
論理的に説明しないと面接官を納得させられないので、ロジカルに答えることはすべての回答において重要です。
そして動物を使ったキャッチコピーでは、とくに論理性が重要になります。
というのも結論部分が珍しいものなので、その後の説明内容に過不足があると面接官に伝えたいことが伝わりにくいからです。
前述のとおりキャッチコピーを聞く企業は「説明能力の高さ」も確認しているので、相手の意図を考えてもロジカルな回答は必須ですよ。
キャッチコピーに動物を活用するのはよい案ですが、インパクトだけでなくその後の説明内容も納得感のあるものに仕上げておきましょう。
コツ③ 前提として自分の強みを明確化してから動物を考える
前提として、自分の強みを明確化してから動物を考えることも重要ですね。
キャッチコピーを質問する企業は「自分を端的にまとめた表現」を求めているので、強みなどと関係が薄い動物を採用してもあまり意味がありません。
動物をキャッチコピーに使うことを目的にするのではなく、自分の強みをインパクトを高めた上で伝えるために動物を活用することが大切なわけです。
キャッチコピーに使う動物を先に考えてしまうと、自分の強みなどを捏造してアピールすることにもなりかねないですからね。
あくまでも自己理解を深めたあとに、キャッチコピーを考える順序です。
動物をキャッチコピーに使うのはありですが、本来の目的は絶対に見失わないようにしましょう。
たしかに動物を使ったキャッチコピーはインパクトがあるので、コピーに負けないようなエピソードを語ることは大切そうですね。
そうなんだよね。インパクトがあっても納得感が薄いと面接官の評価は低くなるから、根拠の部分もじっくり考えておくことが重要だよ。
就活で動物を使ったキャッチコピーをアピールする際の注意点
最後に本章では、動物を使ったキャッチコピーを語る際の注意点を紹介します。
これらの注意点を押さえていないと、面接官から高評価を受けられないどこから悪印象を与えてしまう可能性もあります。
珍しい回答方法で好印象を与えるためにも、必ず頭に入れておきましょう。
【動物を使ったキャッチコピーをアピールする際の注意点】
- 結論ファーストかつ必ず根拠を語る
- 人間性が伝わらないなら動物に例えない
- 動物の説明はできる限り簡潔にする
注意点① 結論ファーストかつ必ず根拠を語る
1つ目の注意点は、結論ファーストかつ必ず根拠を語ることです。
これは、就活時のすべての質問において重要な内容ですね。
結論から話さないとこれから自分が何を語るかが伝わらないので、どんな質問においても伝えたい内容をなかなか理解してもらえません。
また根拠となるエピソードなどを語らないと、結論から述べても「なぜその結論のように言えるのか」がまったくわからないものです。
たとえば「私のキャッチコピーはアリのような計画性です」とだけ語っても、根拠がないと面接官は意味がわからないですよね。
動物を使ったキャッチコピーは珍しいので、とくに根拠の部分は必須ですよ。
キャッチコピーの質問に対しては、結論(貢献できる能力+具体的な貢献内容)→根拠(具体的なエピソード)の流れがベストかと思います。
論理的に回答するためにも、結論ファーストと根拠を語ることは徹底しましょう。
注意点② 人間性が伝わらないなら動物に例えない
人間性が伝わらないなら動物に例えないことも重要ですね。
キャッチコピーを質問する企業が知りたいのは、各々を端的にまとめた表現です。
ゆえに自分の人間性が伝わりにくいのに、無理やりキャッチコピーに動物を含めてインパクトを残そうとする必要はありません。
あくまでも目的は、人間性を端的に表すコピーを答えることですからね。
もちろんインパクトを残すことは大切ですが、そもそも自分を表すコピーとして適切でなければ質の高い回答とはいえません。
動物を活用することはある意味でプラスアルファの工夫なので、優先順位だけは間違いないで使用を検討してみてくださいね。
注意点③ 動物の説明はできる限り簡潔にする
最後3つ目の注意点は、動物の説明はできる限り簡潔にすること。
企業側はキャッチコピーを聞いているだけなので、コピーに動物を使ってもその動物について過度に深堀りする必要はありません。
相手が知りたいのはあくまでも自分の人間性であり、コピーに使った動物の特性を知りたいわけではないからですね。
動物について補足する場合も、コピーのあとに一文くらいだけ触れるのが適切かと。
たとえば「私のキャッチコピーはネコのような冷静さです。ネコのように周囲に流されないで、常に自分の意思を大切にして行動を起こします」などの答え方ですかね。
ここで「ネコが冷静さを持っている理由」などを語ってしまうと、本来回答すべき内容からそれてしまうので注意が必要です。
質問をする企業側が知りたいことを考えて、必要とされていない内容については勝手に語らないように注意しましょう。
動物を使うとインパクトを残せますが、あくまでも人間性や強みなどを伝えるという本来の目的は見失わないようにすべきですね…!
まさにそのとおりなんだよね。企業側が知りたいことを簡潔に答えることが面接の基本だから、優先順位は絶対に間違えないように気をつけようね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
動物を使ったキャッチコピーを語りたい就活生に向けて、具体的な表現例や面接時の回答例文・アピールのコツなどを網羅的に解説しました。
キャッチコピーを聞かれたときに動物を活用する就活生は少数派であり、インパクトを残せることは間違いありません。
しかし相手が知りたいのは自分の人間性であり、自分の強みや性格を端的に表す表現でないとかえって印象が薄まる可能性もあるので注意が必要です。
とはいえ、動物を使ったキャッチコピーで自分の人間性に合ったものを考えられれば、確実に面接官へよい印象を与えられます。
この記事で紹介したようなコツや注意点なども意識して、ぜひキャッチコピーの質問を高評価を受けるチャンスに変えてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活サイトおすすめランキング【1位〜35位】全100以上から厳選!」も読んでみてください。
100以上のサイトから厳選した上で、僕がとくにおすすめしたい就活支援サービスのみ紹介しています。
他己分析に有用なツールとして就活エージェントを紹介しましたが、世の中にはほかにも利用価値の高いサイトが多くあります。
単純にサイトを使うだけで就活を効率化できることは多くあるので、就活支援サービスをあまり活用できていない人はぜひさくっと目を通してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 動物をキャッチコピーに用いる際は、自分の強みや性格と関連性の高い動物を組み合わせるとよい。
- キャッチコピーの回答レベルを上げるには他己分析が重要であり、他己分析には無料で使える就活エージェントを活用すると便利である。
- キャッチコピーを質問する企業は、自己分析の深さや説明能力の高さを探っている。
- 動物をキャッチコピーに使う際には、コピーに負けないようなエピソードを語ることが大切である。
- あくまでも人間性を端的に伝えることが目的なので、動物を使うかどうかはじっくり検討すべきである。