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【就活で協調性をキャッチコピーにする方法】言い換えの表現例や回答例文を共有!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

就活の面接では「あなたを一言で表すとどんな人ですか?」のようにキャッチコピーを質問されることがあります。

事前に対策していた人や深く自己分析できていた人は別ですが、基本的には面接でいきなり質問されると戸惑ってしまいますよね。

 

自己分析を通して自分の強みが「協調性」だと整理できていても、キャッチコピーに応用しようと思うとアイデアが浮かばないかもしれません。

単純に協調性と答えると自己PRになってしまうので、何らかのキャッチーな言い換え表現を知っておくことは重要です。

 

そこでこの記事では、協調性に強みを持つ就活生に向けて、キャッチコピーの表現例や回答例文を紹介します。

後半では、キャッチコピーの回答レベルを上げる方法やアピールのコツ・注意点も共有するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

印象に残る協調性のキャッチコピーを知りたいです。

表現の仕方次第でかなりインパクトを残すことができるよ。具体的な表現例のほか、回答例文まで踏み込んで解説するね!

協調性に関するキャッチコピーの表現例|就活生向け

 

では早速、協調性に関するキャッチコピーの表現例を共有していきますね。

僕が考える協調性に関するキャッチコピーは、以下のとおりです。

 

【協調性に関するキャッチコピーの表現例】

  • 人と人をつなぐ接着剤
  • みんなの潤滑油
  • 武器発見機
  • 組織を束ねるヒモ
  • チームの歯車

 

接着剤や潤滑油・歯車など、協調性と関連性の高い語句を使って表現を考えました。

いずれも協調性から派生させたキャッチコピーですが、個別に見ると各コピーから受ける印象は若干異なることがわかると思います。

 

協調性といっても幅広い意味が含まれるので、自分の強みを端的に表すようなキャッチコピーを選ぶことが大切ですよ。

たとえば、自身の協調性を活かして周りの関係性を円滑にすることが得意な人は「人と人をつなぐ接着剤」をキャッチコピーにするイメージです。

 

自身に協調性があることの根拠として語る内容を先に考えて、その上でキャッチコピーを考えるのが個人的にはわかりやすくておすすめですね。

キャッチコピーと根拠として語るエピソードに齟齬があると内容も伝わりにくいので、自分を端的に表すコピーをうまく採用しましょう。

 

たしかにどれも協調性に関する内容ですが、各コピーを言われたときに受ける印象は少し異なりますね。

そのとおりなんだよね。キャッチコピーは質問に対して結論に相当する部分だし、面接官に納得感を与えるためにも自分に合ったものを選ぶことが大切だよ!

協調性に関するキャッチコピーの回答例文|就活生向け

 

続いてこの章では、協調性に関するキャッチコピーの回答例文を3つ共有します。

面接でキャッチコピーを聞かれたときには、単にコピーを答えるのではなくその理由まで回答しないといけません。

 

よって回答例文があると、自身のエピソードの語り方を考える際に参考になるかと。

ここでは前章で紹介したキャッチコピーのうち3パターンの例文を用意したので、以下の内容について順に見ていきましょう。

 

【協調性に関するキャッチコピーの回答例文】

  • 「人と人をつなぐ接着剤」をキャッチコピーとする回答
  • 「みんなの潤滑油」をキャッチコピーとする回答
  • 「武器発見機」をキャッチコピーとする回答

 

例文① 「人と人をつなぐ接着剤」をキャッチコピーとする回答

 

【例文】

私のキャッチコピーは「人と人をつなぐ接着剤」です。

相手の立場に立って気遣いができることに強みがあると考えています。

貴社に入社すると上司や同僚・取引先の方々など多くの方と仕事で関わると思いますが、私の強みを活かして相手に合わせた気遣いを徹底し社内外の信頼を勝ち取ります。

私のこの強みは、大学時代の結婚式場でのアルバイトでも発揮されました。

私は主に新郎新婦の進行補助を担当していたのですが、担当プランナーから新郎新婦の人柄を徹底的にヒアリングし、その人柄に合わせて補助の手順や内容を変えていました。

その結果として担当した15組すべての方からお礼のお手紙をいただけたのですが、これはまさに私の強みを発揮して人と人をうまくつないだからこその成果だと思っています。

私が「協調性」や「気配り」を重要視しているのは、「人と人が楽しく明るく物事を進めるには、相手の立場を思い合って行動することが必須」と考えているためです。

貴社に入社することができた暁には、私のこの強みを発揮して社内・社外関係者にとって最善となる行動を取り続け、さらなる利益拡大に貢献することをお約束します。

 

1つ目の例文では、大学時代のアルバイト経験を根拠に採用しました。

同じ職種を経験している人なら人柄をヒアリングするなどはしているかもしれませんが、具体的な成果を語ることで強みの大きさを強調しています。

担当したお客様のすべてからお手紙をいただけるのは、よほど対応がよくないと起こり得ないと思いますからね。

 

また冒頭とまとめ部分で、会社にとってどんなメリットがあるかも記載しました。

採用側はあくまでも会社に貢献してくれる人材を求めているので、企業側のメリットまで語らないと大きな魅力にはなりづらいですからね。

 

後半で「自分が協調性を大切にしている理由」を語ったこともポイントです。

自分の想いや価値観まで語るとその強みに説得力が出やすいので、1文だけでもさらっと触れて説明するのはおすすめですね。

 

例文② 「みんなの潤滑油」をキャッチコピーとする回答

 

【例文】

私のキャッチコピーは「みんなの潤滑油」です。

協調性に強みがあり、状況を的確に判断したうえで気配りすることに自信があります。

貴社に入社した際には、どんな業務を担当することになってもその状況ごとに求められる最善策を常に考え、成果を出し続けることで利益拡大に貢献します。

私のこの強みは、大学時代にオーストラリアへ留学した際にも発揮されました。

留学先には私以外にも韓国や中国・ベトナムなどさまざまな国籍の学生がおり、文化の違いもあって最初は衝突することも多々ありました。

そこで私はお互いを理解する機会が必要だと判断し、母国の文化を語り合う会を主催したところ、各国の生活様式や価値観などを全員で共有でき、その後は衝突することもなくなりました。

私がこれほどまでに協調性を重視しているのは、「本質的な信頼関係を築き上げるには、お互いが相手を尊重して気配りし合うことが重要である」という信条を持っているからです。

貴社に入社することができた暁には、私のこの強みを存分に発揮して関係者との間で本質的な信頼関係を築くことで、無駄の削減や利益拡大に貢献することをお約束します。

 

2つ目の事例では、留学時のエピソードを根拠として使いました。

留学経験は純粋に語学力が向上したことをエピソードとして語る人が多いですが、独自の価値観から行動に移した体験は十分根拠になり得ます。

 

上記の例のようにお互いが衝突することを課題に感じ、その改善に向けてアイデアを提案・実行に移す人は少ないですからね。

協調性を強みとすると気配りしすぎて行動力はないと思われることもあるので、主体的に動いた経験をあわせて語るのはかなり有効ですね。

 

1つ目の例と同様に、会社にどう貢献できるかも欠かさず語っています。

協調性を強みとする就活生は、ぜひ上記の構成も参考にしてみてくださいね。

 

例文③ 「武器発見機」をキャッチコピーとする回答

 

【例文】

私のキャッチコピーは「武器発見機」です。

人の強みを引き出したり、適材適所に割り振ったりすることに強みがあると考えています。

社会人になると数多くの関係者と協力して仕事を進める必要があると思いますが、常に各業務が得意な人と協力して進めることで無駄の削減や利益アップに貢献する所存です。

私のこの強みは、大学祭の実行委員として活動した際にも発揮されました。

当初は実行委員のモチベーションがバラバラだったのですが、参加者22名全員に直接思いや実現したいことなどをヒアリングし、一人ひとりの価値観や強みを整理しました。

そして個々人が強みを発揮できるような役割を割り振りしたことで、それ以前よりも新たな企画が数多く提案・実行され、前年度と比べて1.4倍の参加者を集めることに成功しています。

私が人に寄り添って個々人の強みを見出すことを大事にしているのは、「どんな人にも独自の強みがあり、各々が存分に力を発揮することが大きな成果を生み出す」と信じているからです。

貴社に入社することができた暁には、私が関わるすべての人の強みを引き出し、個々人が得意を発揮できるように働きかけることで利益拡大に貢献し続けることをお約束します。

 

3つ目の例文では、大学祭での活動内容を根拠としました。

やや珍しい内容ですが、最終的な結果を数字を用いて語ることで初めて話を聞く人でも成果の大きさを理解しやすいかと。

 

よく言われることですが、具体度を増すために数字を使って語ることは重要です。

とくに成果の部分は数字があるとイメージが膨らみやすいので、どんな強みをアピールするときにもできる限り数字を活用するのが理想ですね。

 

なお、ここでは「協調性に関するキャッチコピーの回答例文」を紹介しましたが、「気配りできることを自己PRで語る際の例文」も別記事にて詳しくまとめています。

気配りできることと協調性はニュアンスが近く回答を考える上で参考になる部分もあると思うので、これから回答を考える人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

協調性から派生したキャッチコピーでも、回答例文を見るといろいろなパターンが想定されるとよくわかりますね。

結局のところ、エピソードと関連性の高いコピーを選ぶことが重要だよ。自身の体験と近いものがあれば、ぜひ例文の構成を参考にしてみてね。

就活でキャッチコピーの回答レベルを上げるには他己分析が重要

 

協調性に関するキャッチコピーの表現例や回答例文を共有しました。

続いてこの章では、キャッチコピーの回答レベルをあげる秘策を紹介します。

 

結論、キャッチコピーの質を高めるには他己分析に取り組むことが重要です。

キャッチコピーを考える際にはまず自分の強みや価値観を明確化する必要があり、この自己理解のフェーズでは他己分析が有効だからですね。

 

とはいえこれだけの説明では、あまりイメージができない人も多いかと思います。

そこで以下では、キャッチコピーの質を高める上での他己分析の有用性や、他己分析する際の相談相手に使えるおすすめの無料サービスを共有します。

 

客観的な分析を受けると圧倒的に自己理解が深まる

 

そもそも他己分析とは、他人が自分の性格や価値観を客観的に分析すること。

自ら主観的におこなう自己分析に加えて客観的にも意見をもらうと、自己理解が深まることは容易に想像できるのではないでしょうか?

 

ただ、取り組んだほうがいいと頭ではわかっていても、実際は相談相手がいなかったり面倒に感じたりして、着手しない就活生が大半です。

実際に周囲を見ても、他己分析までしている人はほとんどいないと思います。

 

しかし自分の強みを明確化してから考える必要があるキャッチコピーは、他己分析までして自己理解を深めたほうが確実に回答の質が上がります。

ゆえに、本気で回答レベルを高めたいなら取り組まない理由がないんですよね。

 

面接ではキャッチコピー以外にも突拍子のない質問をされることがあります。

そんなときも圧倒的に自己理解さえできていれば、面接の場で思いついたことをそのまま答えるだけで質の高い回答になるものですよ。

他己分析は就活成功に直結するような価値の高い対策なので、取り組む就活生が少ないからこそ差別化を図るためにも実践することをおすすめします。

 

他己分析には就活エージェントの活用がおすすめ

 

他己分析に取り組まない理由としてよくあるのは、相談相手がいないこと。

もちろん対策自体が増えると面倒なのは間違いないのですが、気になっていても話す相手がいなくて腰が重たくなっている人が大半だと思います。

 

そんな就活生に僕がおすすめしたいのが、就活エージェントです。

就活エージェントとは、無料で次のような幅広い支援をしてくれるサービスのこと。

 

【就活エージェントのサービス内容】

  • 就活相談
  • 自分に合った求人の紹介
  • 選考支援(ES添削や面接対策)
  • 企業との面接のセッティング
  • 面接後のフィードバック共有

 

就活エージェントは何より無料で使えますし、相手は就活支援を仕事としているので、他己分析の相手としてまさにぴったりなんですよね。

エージェントの担当者は数多くの就活生をサポートしているので、ほかの人と比べたときの自分の強みなどを的確に分析してくれるんです。

 

また上述のとおりサービス内容は多岐にわたるので、希望すれば自分に合った求人の紹介や面接対策などにも対応してくれます。

他己分析のほかにも、就活に関するサポートで必要とすることがあれば気軽にお願いできるわけですね。

 

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

やはり自己理解の精度を高めるには、他己分析によって客観的な意見をもらうことが重要なんですね。

そのとおり。他己分析の重要性はわかっていても実践できていない人が大半だから、差別化を図る意味でも就活エージェントなどを使って取り組むべきだよ。

そもそも就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図とは?

 

次にこの章では、キャッチコピーを質問する企業側の意図に触れていきます。

というのも面接での回答内容を考える際には、質問する側の意図を知っておいたほうがより評価につながる答えを考えやすくなるから。

 

キャッチコピーの質問に限らず「相手がなぜその質問をするか」を把握しておくと、質の高い答えを検討しやすくなるわけですね。

キャッチコピーを聞く意図としては大きく2つが考えられるので、それぞれの詳細について順に確認していきましょう。

 

【就活でキャッチコピーを聞く企業側の意図】

  • 自己分析の深さを探るため
  • 説明能力の高さを探るため

 

意図① 自己分析の深さを探るため

 

面接の場では、自己分析の深さを探られています。

就活に本気で向き合っている人や選考企業に本気で入社したい人は、自分の全力を出すために自己分析にも力を入れている傾向があるからです。

自己分析の深さを探ることで、自社への本気度を確かめているわけですね。

 

そしてキャッチコピーの質問は、自己分析の深さを探る上で最適の問いです。

事前に回答を用意している人は別として通常はその場で考えることになり、自己理解が浅い状態では回答も浅くなりやすいからですね。

コピーを考えるには前提として自分の強みなどを明確化しておく必要があるため、回答の質を確かめることで自己理解の程度も探れるわけです。

 

逆に言えば、キャッチコピーの質問に対して納得度の高い回答をすると高評価につながります。

この記事を読んでくれている就活生なら事前にじっくりと回答を考えられると思うので、ぜひアピールの場として有効活用してくださいね。

 

意図② 説明能力の高さを探るため

 

就活の選考時には、説明能力の高さも探られています。

社会人になると多くの関係者と協力して仕事を進めるのが基本なので、自身の状況や考えを端的に伝える力が求められるからです。

 

そしてキャッチコピーの質問は、やはり説明能力の高さの確認に適しています。

大半の就活生にとっては突拍子のない質問であり、その場で答えを考える必要があるため、即興で論理構造を組み立てて回答する必要があるからです。

 

自己PRや志望動機などは、誰もが事前に答えを考えて面接に臨みますよね。

一方で、キャッチコピーなどの質問は回答を用意している就活生が少数派なので、よりリアルな説明能力を確認できるわけですね。

 

本質的な対策としては、日頃から倫理的に物事を考えることが有効です。

ただ、事前に答えを用意している就活生ならある程度ロジカルに説明できると思うので、質問を受けても堂々と回答すれば問題ないですよ!

 

キャッチコピーを質問する企業は、自己分析の深さや説明能力の高さを探ることを目的としているのですね。

そのとおりなんだ。事前に答えを考えられる人ならまず問題ないけど、回答を用意する際にも企業側の意図を意識しておくことが大切だよ。

就活で協調性に関するキャッチコピーをうまくアピールするコツ

 

次にこの章では、協調性に関するキャッチコピーをアピールするコツを共有します。

協調性は立派な強みの1つですが、伝え方を工夫したほうがより面接官に刺さるアピールとなりやすいんですよね。

 

ここでは、僕がとくに重要と考える3つのコツをまとめました。

以下の内容について、順に詳しく見ていきましょう。

 

【協調性に関するキャッチコピーをうまくアピールするコツ】

  • 協調性のなかでもどんな強みを持っているか明確にする
  • 自分の協調性が会社組織でどう活かせるかを語る
  • 自身が協調性を大切にしている理由を語る

 

コツ① 協調性のなかでもどんな強みを持っているか明確にする

 

言い換え表現や回答例文を紹介した見出しでも触れましたが、同じ協調性でもそのなかにはさまざまな意味合いが含まれます。

たとえば、「人と人の関係を円滑にすることが得意な人」や「人の強みを見つけて適材適所に配置するのが得意な人」などがいるイメージです。

 

よって協調性に関するキャッチコピーを考える上では、まず自身の強みをより細かく分解することが欠かせません。

より細かいレベルで強みを明確化し、その上で言い換え表現を考えるべきなわけですね。

 

逆に自分の強みは「協調性」とざっくり理解して、その粒度でキャッチコピーを考えるとあまり印象を残せない可能性があり危険です。

個々人が持つ強みは1つの単語では言い表せないものなので、協調性のなかでもどんな強みがあるのか改めて考えてみるとよいでしょう。

 

コツ② 自分の協調性が会社組織でどう活かせるかを語る

 

2つ目のコツは、自分の協調性が会社組織でどう活かせるかを語ることです。

そもそも会社組織では、利益拡大などに貢献する人材が求められています。

ゆえに協調性に限らずですが、どんな強みでも「会社でどう活かせるか」という視点を持ってアピールする必要があるんですよね。

 

もちろん面接官も経験則で「その強みがあれば会社でこのように活躍できそう」などとイメージすることはあります。

ただ、就活生側が「私の強みは貴社でこのように活かせるので、採用すると利益拡大などに貢献できる」と語ったほうが高評価に直結しやすいんですよね。

 

協調性という強みであれば、次のようなアピール方法が考えられます。

 

【協調性が会社でどう活かせるか語った例】

  • 相手に合わせた気遣いを徹底することで、社内外の信頼を勝ち取る
  • 状況ごとに求められる最善策を常に考え、成果を出し続ける
  • 常に各業務が得意な人と協力して進め、無駄の削減や利益アップに貢献する

 

単に協調性があることを伝えるのではなく、上記のように会社組織でその強みをどう活かせるか語ることが重要です。

意外とここまでできている就活生が少ないからこそ差別化につながるので、ぜひ妥協せずに回答を考えてみてくださいね。

 

コツ③ 自身が協調性を大切にしている理由を語る

 

自身が協調性を大切にしている理由を語るのもおすすめですね。

どんな強みを持つ人でも、その強みを大切にしている理由があると思います。

 

昔から協調性があると考えたこともないかもしれませんが、たとえば「人の気持ちを考えた行動が大切」「ギスギスした空気が苦手」などの価値観ですね。

こういった価値観は、自分にとっては当たり前のことかもしれません。

 

ただ、当然ながら他人も全員が同じ価値観を持っているわけではないので、自分の想いを伝えると面接官に刺さりやすいんです。

「この子はこういった価値観を持っているから、本当に協調性に強みがあるんだな」などと感じてもらいやすいわけですね。

 

【協調性を重視する人が大切にする価値観】

  • 人と人が楽しく明るく物事を進めるには、相手の立場を思い合って行動することが必須
  • 本質的な信頼関係を築き上げるには、お互いが相手を尊重して気配りし合うことが重要
  • どんな人にも独自の強みがあり、各々が存分に力を発揮することが大きな成果を生み出す

 

たとえば前述の回答例文では、上記のような価値観を含めていました。

面接官の立場を想像すると、個々人が持つ独自の価値観を語られたほうが信憑性がありそうだと理解できるかと思います。

 

これは応用的なコツですが、ほかの質問に流用するのもおすすめですね。

個人的にも就活時によく活用していた答え方なので、より印象に残る回答をしたい就活生はぜひ僕のアイデアを取り入れてみてください!

 

たしかに、ひと口に協調性といってもさまざまな意味合いが想定されますね。

そうなんだよね。結論部分に相当するキャッチコピーが抽象的だと面接官の印象にも残りにくいから、まずは自分ならではの強みを端的に伝える必要があるよ!

就活で協調性に関するキャッチコピーをアピールする際の注意点

 

最後に本章では、協調性に関するキャッチコピーをアピールする際の注意点を紹介します。

これらの注意点を押さえていないと、せっかくの強みをアピールする機会でかえってマイナス評価を受けかねません。

 

協調性を強みとする場合ならではの注意点もまとめているので、ぜひ最後にさくっと読み進めてみてください。

 

【協調性に関するキャッチコピーをアピールする際の注意点】

  • 結論ファーストかつ必ず根拠を語る
  • 主体性がないと思われないようにする
  • 推定表現ではなくできる限り断定表現を使う

 

注意点① 結論ファーストかつ必ず根拠を語る

 

基本的な内容ですが、結論ファーストと根拠を語ることは徹底しましょう。

どんな回答でも、結論から述べないと話が頭に入ってきにくいです。

また、根拠となるエピソードを語らないと「なぜその結論となると言えるのか」も伝わらず、面接官が困ってしまいます。

 

面接の基礎と言われるだけあって、やはり重要度が高いわけですね。

これが実践できないだけでもマイナス評価に直結してしまうので、結論ファーストかつ根拠を語ることは必ず頭に入れておきましょう。

 

注意点② 主体性がないと思われないようにする

 

協調性を強みとする場合は、主体性がないと思われないようにすることも大切ですね。

協調性がある人は、周囲の意見に流されてしまったりバランスを取ることを重視していたりして、自分の意見がないと思われることがあるからです。

周囲に合わせているばかりで、主体的な行動ができないと思われやすいわけですね。

 

よって協調性に関するキャッチコピーを語る場合には、協調性を活かすだけでなくさらに行動を起こして成果を出した経験を話すのがおすすめです。

すると協調性という強みもあるが、主体性も兼ね備えているとアピールできます。

 

会社では多くの関係者と協力する必要があり協調性も求められますが、主体性を持っていないと業務を前に進めることができません。

自らの強みを懸念材料として捉えられないようにするためにも、協調性のアピール時には主体性を伝えることも意識しましょう。

 

注意点③ 推定表現ではなくできる限り断定表現を使う

 

最後3つ目は、推定表現ではなくできる限り断定表現を使うことです。

推定表現とは、文末が「〜しようと思います」「〜だと思います」などで終わるもので、少し自信がなさそうな印象を与えます。

一方で断定表現は、「〜とお約束します」「必ず〜します」などの文末で締めくくるもので、推定よりは自信があるような印象があります。

 

細かい部分なんですが、自信があるように感じられる断定表現のほうが面接官から好印象を受けやすいんですよね。

新卒採用ではある意味ポテンシャルが重視されているので、とくに勢いを感じられるような表現のほうが相性がいいんです。

 

自分に自信がないと推定表現を使いたくなりますが、そもそも新卒前のタイミングではほかの就活生と大きな差はありません。

できる限りよい評価を受けるためにも、意識的に断定表現を使ってみてくださいね。

 

協調性という強みを伝えると、主体性がないと思われることがあるのですね。

説明の仕方次第ではネガティブな印象を与えてしまう可能性もあるんだよ。だからこそ、根拠として主体性も発揮した経験を語ることが大切なんだ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

協調性に強みを持つ就活生に向けて、キャッチコピーの表現例や回答例文・アピールのコツなどについて網羅的に解説しました。

 

ひと口に協調性といっても、そのなかにはさまざまな意味合いが含まれます。

よって協調性に関するキャッチコピーを考える際には、協調性のなかでも自分がどんな強みを持つのか細かく分解することが大切です。

 

本質的にキャッチコピーの回答レベルを高めたいなら、やはり圧倒的に自己理解が深まる他己分析の実践が欠かせません。

この記事で紹介したような対策やコツを意識・実践して、ぜひキャッチコピーの質問を高評価を受けるチャンスに変えてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活サイトおすすめランキング【1位〜35位】全100以上から厳選!」も読んでみてください。

100以上のサイトから厳選した上で、僕がとくにおすすめしたい就活支援サービスのみ紹介しています。

 

この記事では他己分析の相談相手として就活エージェントを紹介しましたが、そのほかにも利用価値の高いサイトは多く存在します。

サイトを利用するだけで就活の効率化に直結するものも多いので、現時点で有効活用できていない人はぜひあわせて目を通してみてくださいね。

 

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 同じ協調性に関するキャッチコピーでも印象は異なるので、自分に合ったコピーの選定が重要である。
  • キャッチコピーの回答レベルを上げるには他己分析が重要であり、他己分析をする際は無料で使える就活エージェントが便利である。
  • キャッチコピーを聞く企業は、自己分析の深さや説明能力の高さの確認を目的としている。
  • 協調性をキャッチコピーにする際は、自分の強みをより細かく分析することが大切である。
  • 協調性を強みとする場合は、主体性がないと思われないように注意すべきである。