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【例文5選】面接で「将来どうなりたいか」と聞かれた時の回答法!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

【2025年8月追記】
・記事の冒頭に著書『脇役さんの就活攻略書』の紹介を追加

 

就活生の皆さん、こんにちは!

このブログだけでなく「ホワイト企業ナビ」という求人サイトも運営している就活マンこと、藤井智也です!

 

少しだけお知らせさせてください!

8年に渡り、2000本以上の記事を書いてきて、とうとう就活本を出版することができました!

 

しかも...出版社はあの、超有名なダイヤモンド社です!!

 

僕は世の中の就活本に対して「これはすごい実績のある就活生向けだな」と思ってました。(僕みたいな大学名もガクチカも何も誇れない学生向けの本が欲しかった...)

 

この本はそれを形にした本です。

普通の就活生が、就活では東大生よりも評価される!」を実現するための本。

全国の書店やAmazonにて購入できるので、ぜひ読んでもらえると嬉しいです!!

 

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それでは本題に入っていきますね!

 

就活で答えにくい質問の1つとして、「将来像」に関する問いがあります。

 

目先の志望動機などと比べて少し先のことまで考えている就活生は少ないので、事前に答えを用意しておかないと曖昧な回答をしがちなんですよね。

(実際に僕が就活生の時もそうでした...!)

 

ただ、自分の将来について明確なイメージを描けている人は少数派。

そんな状態では、面接官に刺さるような回答を考えるのも難しいですよね!

 

そこで今回は、まず面接で将来像を聞く企業側の意図を紹介したのちに、回答のポイントやOK/NG例文を共有します。

 

あと、こうした質問への対策はとにかく

面接に慣れる(場数を踏む)

が最強の戦略です...!

 

僕はそう考えています。

 

面接に慣れるために、おすすめなのが逆求人サイトの活用で、スカウトを送ってくれた会社で興味があって労働条件が良いところをひたすら受ける。

それが最適だと考えています!

 

中でも逆求人サイトの「キミスカ」は利用企業数が多いのと、サイトが使いやすくて最高です。面接対策にぜひ活用してみてくださいね!

 

たしかに事前に考えてないと答えにくい質問ですね。

そうなんだ。頻出質問ではないけど、志望度の高さや企業理解の深さに直結する質問でもあるから、事前準備はしておくべきだね。

「将来どうなりたいか」を質問する面接官の意図とは?

 

はじめに、将来像を質問する企業側の意図について共有していきますね。

どんな質問でも面接官は何らかの意図を持って確認しているので、相手の目的を把握しておいたほうが的確な回答を考えやすくなるからです。

 

「将来どうなりたいか」を質問する意図として考えられるのは、以下の3つですね。

それぞれについて、順に詳しく見ていきましょう。

 

【将来どうなりたいかを質問する面接官の意図】

  • キャリアビジョンを探ってミスマッチを防ぐため
  • 自社で働く場合の将来像の有無を確認するため
  • 意欲の高さや向上心をチェックするため

 

質問意図① キャリアビジョンを探ってミスマッチを防ぐため

 

まず考えられるのは、就活生のキャリアビジョンを探ってミスマッチを防ぐことです。

就活生が理想とする将来像を自社で実現することが不可能な場合、学生と会社との相性はよくないといえますよね。

 

このような相性の悪い会社に入社すると、働き始めたあとに就活生が理想とのギャップを感じて早期退職などにつながる可能性が高いです。

 

採用活動や社員の教育には多大なコストがかかるので、会社にとっても早期退職につながるような人材を確保するのは避けたいことなんですよね。

 

つまり面接官は、ミスマッチを防ぐために就活生の将来像を確認しているわけです。

この点を考慮すると、将来像を聞かれたときには「その会社で実現できそうな内容であるか」も意識する必要があるといえるでしょう。

 

質問意図② 自社で働く場合の将来像の有無を確認するため

 

2つ目の意図は、自社で働く場合の将来像の有無を確認することです。

これは1つ目の内容とやや重複しますが、志望度の高さを確認している点が重要ですね。

 

会社への志望度が高い就活生に「将来どうなりたいか」を質問すると、学生はその会社内でのキャリアビジョンと自身の理想像を合わせて回答をします。

 

その会社でキャリアを形成することが前提となった回答をするので、志望度の高さも自然と伝わるわけですね。

 

▼面接官が持つ印象

 

反対に「複数あるうちの候補の一つ」という企業の場合は、抽象的な将来像となり「その会社でないとダメという想い」があまり感じられません。

面接の場で将来像を聞かれたときには、やはりその会社との関連性についても意識すべきといえるでしょう。

 

質問意図③ 意欲の高さや向上心をチェックするため

 

3つ目の意図として、意欲の高さや向上心を確認していることも考えられます。

これは単純な内容で、自分の将来について考えられていない学生は意欲や目標がないと思われる傾向があるからです。

 

意欲や熱意がない学生は、目先のことしか考えられていないケースが多いですからね。

 

もちろん意欲や向上心があるほうが絶対によいともいえませんが、利益を追求する会社では上昇志向のある人材が重宝されることも事実です。

 

向上心などがある学生であれば、ある程度「自分がどんな状態を理想とするか」をイメージできているものです。

これまで自分の理想像などをあまり考える機会がなかった就活生は、面接前に自身と向き合う時間を作ってみるとよいでしょう。

 

こうした難しい質問にも動じないためにはエントリー数の確保が有効

ちなみにですが、こうした「将来どうなりたいか」など難しい質問をしてくる企業は多いので、「あ!答えられなかったから落ちる!どうしよう」と焦りますよね。

 

僕が就活生の時、こうした難しい質問をされても困らないように、動じないようにするためにエントリー数を確保することを大事にしてました。

常に「この会社で落ちても持ち駒を常に増やせるから」という余裕を作っていた。

 

そのためにおすすめが逆求人サイトの活用です。

逆求人サイトはプロフィールを登録しておくことで、企業側から自動的にスカウトが届くので企業探しの時間を取らず、エントリー数を常に確保できる状況が作れるんですよね。

 

中でもキミスカは、スカウトに種類があるので、企業の本気度の高いゴールドとシルバーだけをピンポイントで狙いますね。

(ちなみに僕の会社で運営しているホワイト企業ナビでは、条件を満たすホワイト企業からしかスカウトが来ないので、ホワイト企業が良いという人は併用してみてください!)

 

なるほど。たしかに「この会社で落ちても問題ない」という状況を作ることが余裕につながって、その余裕によって評価されることはありますよね。

僕が大手食品メーカーに就職できたのも、この余裕のおかげで面接の回答で攻めたことが言えたりしたからだよ。確実に。

「将来どうなりたいか」を面接で答えるときのポイント【4点】

 

将来像を質問する企業側の意図を共有しました。

続いて本章では、「将来どうなりたいか」を面接で答えるポイントを紹介します。

 

以下4つのポイントについて、順に確認していきましょう。

 

【将来どうなりたいかを面接で答えるときのポイント】

  • 結論ファーストを徹底する
  • 理由を明確に伝える
  • 数字や仕事内容などを交えて具体的に語る
  • 目標達成に向けたプロセスも説明する

 

ポイント① 結論ファーストを徹底する

 

すべての質問に共通することですが、面接では結論ファーストを徹底しましょう。

質問に対して結論から答えないと、建設的な会話ができないと思われてしまい低評価につながる可能性があるからです。

 

会社では日々さまざまなトラブルが起きたり多くの決断をする必要があったりするので、質問に対して回答が曖昧だとなかなか仕事が進みません。

よって面接の場でもこういった姿勢は確認されており、回答方法によってはそれだけで不採用につながってしまいます。

 

質の高い回答を用意しているのに、答え方を間違えて落選してしまったら非常にもったいないですよね。

基本的な部分でマイナス評価を受けないように、「将来どうなりたいか」を聞かれたときにも結論ファーストで回答しましょう。

 

ポイント② 理由を明確に伝える

 

2つ目のポイントは、理由を明確に伝えることです。

たとえば、その会社で実現できそうな質の高い将来像を考えられていても、理由が伴っていないと思考が浅い印象を与えてしまうからです。

 

自身が理想とする状態を考えたときには、その考えに至った理由が確実にあるはず。

この理由を伝えると回答の説得力が増して、面接官からの評価につながります。

 

結論ファースト同様に、理由をセットで伝えるべきなのはほかの質問も同じです。

面接官に納得感を覚えてもらうために、面接では明確な理由とともに回答しましょう。

 

ポイント③ 数字や仕事内容などを交えて具体的に語る

 

3つ目は、数字や仕事内容などを交えて具体的に語ること。

抽象的な内容よりも具体的なイメージを語ったほうが、自身の理想像を面接官と共有しやすいからです。

 

 

抽象的な理想像を語ると、どうしても解像度が低い印象を受けるものですからね。

また抽象的な答えではほかの多くの会社でも実現できる内容になりやすいので、「その会社でないとダメな理由」も感じにくいです。

 

会社に関連する数字や仕事内容を交えると、具体性がぐっと増して面接官に刺さるような内容にもなりやすいですよ。

将来像に対する回答を考える際には、具体性を高めることも意識しましょう。

 

ポイント④ 目標達成に向けたプロセスも説明する

 

最後4つ目のポイントは、目標達成に向けたプロセスも説明することです。

単に大きな目標を掲げるだけであれば、誰しもすぐに用意できます。

 

しかしその目標を実現するためにどんなプロセスを踏むべきか考えることは、簡単にできることではありません。

理想像を伝える際に「どんな段階を踏む必要があるか」を考えていると伝えることが、面接官からの評価につながるわけです。

 

たとえば「サッカー選手になりたい」と漠然とした目標を掲げている人よりも、どういった段階を経てプロを目指すかのビジョンがある人のほうが魅力的ですよね。

 

回答を通じて面接官をぐっと引きつけるためにも、単に将来像を語るのではなく目標達成に向けたプロセスも説明するようにしましょう。

 

結論ファーストや明確な理由を伝えることは基本的な内容。加えて、具体性やプロセスを意識することが高評価を受けるためのポイントといえるよ!

たしかに具体性や計画性のない目標はあまり魅力的に感じないですね。面接官の意図だけでなく、どんな回答が刺さりそうかも意識して答えを考えてみます。

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで面接で将来どうなりたいのか聞かれた時の回答ポイントを紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

ホワイト企業ナビキミスカ 

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

「将来どうなりたいか」を面接で聞かれたときの回答例文

 

ではここからは、「将来どうなりたいか」への回答例文を紹介していきますね。

まずは、将来像に関するOK例文を3つ共有していきます。

 

以下3パターンにおける回答例文について、順に見ていきましょう。

 

【将来どうなりたいかを面接で聞かれたときの回答例文】

  • 5年後に営業職でトップの成績をとりたい
  • グローバルで活躍できる人材になりたい 
  • 10年後に管理職になるため複数の職種を経験したい

 

回答例文① 5年後に営業職でトップの成績をとりたい

 

【回答例文】

「私は、5年後に営業職でトップの成績をとりたいと考えています。

理由としては、私自身が御社が手掛ける◯◯製品のヘビーユーザーであり、同製品の良さを全国に広げることが私の幸福にもつながると考えているためです。

この目標を達成するために、まずは御社が手掛けるすべての製品を利用して特徴を詳しく把握し、ほかの社員にはない視点で商品の魅力を伝えられたらと考えています。

また、できる限り早く先輩社員のお仕事に同行させていただき、どのような工夫をされているかノウハウを吸収したいとも思っています。」

 

上記の例文では結論部分を最初に述べて、次に明確な理由を伝えています。

その上で、どのように目標を達成しようと考えているかを述べました。

 

「5年後」という数値や「営業トップの成績」のように目標が具体的なので、面接官にとってもイメージを共有しやすいかと。

営業職を志望している人や会社で優れた成績を残すことを目標としている人は、ぜひ上記の例文を参考にしてみてくださいね。

 

回答例文② グローバルで活躍できる人材になりたい 

 

【回答例文】

「私は、将来的にグローバルで活躍できる人材になりたいと考えています。

なぜなら、日本に限らず世界に住む人々を対象に仕事ができたほうが、純粋により多くの方に価値提供できると考えているためです。

御社はサービスの供給体制をグローバルで確立しており、自身の努力次第で国内外問わず活躍できる環境があると考えています。

また私は◯◯に関心があるため、数あるグローバル企業のなかでも同分野で業界トップシェアを誇る御社こそが私の理想とする環境だと考えました。」

 

こちらの例文でも、結論ファーストを徹底しています。

そして結論の次に、納得度を高めるための明確な理由を答えました。

 

3文目以降では、目標を達成する上でその会社を志望する理由を述べています。

今回は「グローバルで活躍すること」というやや広い内容がゴールなので、同様の環境があるほかの会社ではダメな理由まで説明することで差別化を図りました。

 

回答例文③ 10年後に管理職になるため複数の職種を経験したい

 

【回答例文】

「私は、10年後に管理職になりたいと考えています。

理由としては、部下の管理を任せてもらえるような人材になることで、会社に対してより多くの利益をもたらせると考えているためです。

そしてこの目標を達成するために、私は複数の職種を経験したいと思っています。

多様な人材をマネジメントする管理職には幅広い視点から意見を出せることが重要だと考えており、視野を広げるためには多くの職種を経験することが必須になると思ったからです。

まずは3年目までに◯◯職・5年目までに◯◯職・7年目までに◯◯職を経験することを目指し、10年後に管理職となる目標を実現するために努力を続ける所存です。」

 

この例文でも、基本的な構成は変わりません。

まずは結論を述べて、その上で説得力を増すために理由を説明しています。

 

この例のように10年後など目標達成時期が先の場合は、そこに至るまでにどんな段階が必要になるか考えていると伝えることも大切ですね。

長期的な目標をゴールとして掲げる場合は、上記の例文のような構成を参考にするとよいでしょう。

 

なお、今回のテーマである”将来どうなりたいか”は、頻出質問ではありません。

就活の面接では、他にもっと高頻度で出題される質問があるんです。

 

それらは全て「【面接でよく聞かれること】"絶対に押さえるべき42問"の回答方法!」にまとめました。

質問内容に限らず、面接官の質問から回答例文まで網羅しているので、面接対策には必見の1記事です。

 

適切な構成さえ意識すればそこまで難しくないとよくわかるはず。例文の結論部分を自身のゴールに置き換えて、ぜひ面接官に刺さりそうな回答を考えてみてね!

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「将来どうなりたいか」に対する回答の質を高める秘策

 

例文を共有しましたが、これを真似するだけでは不十分です。

そこでこの章では、自分自身で作った「将来どうなりたいか」に対する回答の質を高めるための秘策を共有します。

 

自分で考えた内容を客観的にブラッシュアップすることで、より質の高い回答に仕上げられるんですよね。

ここでは、客観的な意見をもらうための方法を3つ厳選しました。

以下3つの方法について、順に詳しく確認していきましょう。

 

【将来どうなりたいかに対する回答の質を高める秘策】

  • 就活エージェントを使ってプロの意見をもらう
  • 逆求人型サイトを使って採用担当者に印象を聞く
  • OB/OG訪問をして先輩からアドバイスをもらう

 

秘策① 就活エージェントを使ってプロの意見をもらう

 

自分で考えた回答に対する客観的な意見をもらう方法としてもっともおすすめなのは、就活エージェントを使うことです。

就活エージェントとは、人材会社が無料で就活をサポートしてくれるサービスのこと。

 

具体的には、次のような支援をしてくれるサービスです。

 

【就活エージェントのサービス内容】

  • 就活相談
  • 自分に合った求人の紹介
  • 選考支援(ES添削や面接対策)
  • 企業との面接のセッティング
  • 面接後のフィードバック共有

 

求人紹介から選考支援まで幅広いサービスを提供してくれる存在ですね。

これらの支援を提供してくれるのは就活市場を専門としてサポートをするプロであり、面接の回答に対しても知見が豊富です。

 

アドバイザーは数多くの回答に目を通してきているので、客観的に質の低い回答になっていないか意見をくれるんですよね。

各社が面接で重視する項目なども把握しているので、応募先の会社ごとに適切な内容になっているかのアドバイスももらえますよ。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

秘策② 逆求人型サイトを使って採用担当者に印象を聞く

 

2つ目におすすめなのは、逆求人型サイトを使った方法ですね。

まず逆求人型サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。

 

事前にプロフィールを登録しておくと面接官がそれを見た上で連絡をくれるので、反応を確認することで回答の質を判断できるんですよね。

 

また接点を持った採用担当者とは比較的フランクに連絡を取れるので、将来像への回答について直接的に意見をもらうこともできますよ。

より効率的に活用するには、最初からプロフィールに「将来どうなりたいか」への回答を載せておき、チャットで印象を聞くのがおすすめですね。

 

▼逆求人型サイト利用者の声

 

逆求人型サイト経由で内定を獲得している人は数多くいます。

よって、純粋に企業との接点を増やす目的で利用するのもかなりアリですよ。

 

ちなみに僕が今就活生なら、Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つを利用しますね!

 

 

両サイトに登録すると、大手〜中小・ベンチャー企業まで網羅できます。

よってより広範囲の会社の意見を聞くためには、2サイトを併用するのがベストです。

 

プロフィールの中身は使い回せるので、併用する手間はほとんどかかりません。

純粋に就活サイトとしてもかなり利用価値が高いので、現段階でまだ利用していない人がいたらこの機会に登録を済ませておくといいですよ!

 

秘策③ OB/OG訪問をして先輩からアドバイスをもらう

 

最後3つ目の方法は、OB/OG訪問をして先輩からアドバイスをもらうことです。

先輩社員は社内の情報に当然精通しているので、企業との関連性を含めて的確な意見をくれるんですよね。

 

たった数年でも社会人として働くと見える視点が増えるので、就活生の立場からするとOB訪問などを活用するのはかなり有用ですよ。

10年以上のキャリアを持つ先輩社員と接点を持てれば、自身の将来像をよりイメージしやすくなることもあるでしょう。

 

いずれにしても、似たキャリアを歩む先輩の意見は間違いなく参考になります

気になる企業に同じ大学出身の方がいる場合は、積極的にOB/OG訪問を活用してみてくださいね。

 

OB訪問の探し方については以下の記事で解説しました。

大学内でつながりがなくても選択肢はいくつかあるので、ツテがなくて諦めていた就活生もぜひ一度目を通してみてください。

 

 

なるほど。自分の考えに客観的な意見をもらうことで回答の質を高められるのですね!

まさにそのとおりだよ。就活エージェントや逆求人型サイトはとくに僕の一押し。就活生なら誰でも無料で使えるから、この機会にぜひ利用を開始してみてね!

「将来どうなりたいか」を面接で聞かれたときのNG例文

 

次のこの章では、将来像に関するNG例文を2つ共有していきますね。

OK例文だけでなくNG例文も確認することで、より理解が深まるはずですよ。

 

質の低い回答をしないように、さくっとNG例も確認しておいてください!

 

【将来どうなりたいかを面接で聞かれたときのNG例文】

  • プライベートを重視して働きたい
  • すぐに退職しないように頑張りたい 

 

NG例文① プライベートを重視して働きたい

 

【NG例文】

「私は、仕事よりもプライベートを重視して働きたいと考えています。

なぜなら、私の人生の目的は幸せに生きることであり、仕事よりもプライベートな場面のほうが幸福感を覚えることが多いためです。

御社は他社と比べてワークライフバランスを重視しており、私の理想像を考えるとこれ以上ない環境だと考えました。」

 

この例文では、結論・理由・具体的な内容を述べており構成自体は悪くありません。

ただ「仕事よりプライベートを重視したい」と明確に伝えており、会社の利益に貢献するための意欲が伝わらない内容となっています。

 

正直ベースで回答することも大切ですが、これでは面接官はあまりいい印象を抱いてくれません。

もし自社より高待遇の会社が見つかったら、すぐに退職されてしまいそうですからね。

 

本心では待遇面などで志望する会社もあるとは思いますが、上記のようにストレートすぎる回答をするのは避けるようにしましょう。

 

NG例文② すぐに退職しないように頑張りたい 

 

【NG例文】

「私は、とりあえずすぐに退職しないように頑張りたいと考えています。

以前と比べて転職が一般的な時代になってきましたが、すぐに退職しないほうが自分にとって得られることも多いと考えているからです。

まずは3年間を目標として、苦しいことがあってもお仕事を続ける予定です。

必死に食らいついて頑張ろうと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

 

2つ目のNG例文でも、基本的な構成はある程度遵守しました。

しかし、会社への熱意や向上心などが伝わらない内容になっているかと思います。

 

向上心などがなさそうな人材は、会社の利益に貢献しようと全力を尽くしてくれるような印象を抱いてもらえません。

正直な考えを伝えることも大切ですが、やはり会社側の視点に立って回答を考えることが重要であるといえるでしょう。

 

プライベートを重視したいとは思いますが、あまりにも直接的な表現はやはり避けるべきですね。

そのとおりだよ。「面接官がどんな印象を抱くか?」を常に予想して回答を考えることを習慣化しようね。

将来どうなりたいのかが自分でもわからない場合は?

 

続いてこの章では、補足的な内容として将来像の見つけ方について解説します。

ここまで説明してきたように面接では「将来どうなりたいか」を聞かれることがよくありますが、そもそも将来像がない人も少なくないんですよね。

 

回答の基礎となる自分の将来像がないと、当然質の高い回答は考えられません。

ここでは将来像の見つけ方を3つピックアップしたので、現段階で自身がどうなりたいかイメージできていない人はぜひ参考にしてください。

 

【将来どうなりたいかの見つけ方】

  • 徹底的に自己分析して自己理解を深める
  • 数年後の理想の将来像を考える
  • 気になる企業における先輩のキャリアプランを参考にする

 

見つけ方① 徹底的に自己分析して自己理解を深める

 

まずおすすめしたのは、徹底的に自己分析することです。

自己分析は就活においてすべての基礎となる内容であり、自己理解を深めることで理想像がイメージできることは多々あります。

 

そもそも理想像が描けていないと、就職先の候補を厳選することはできないですよね。

逆に業界や企業の候補は絞れているという人は、そこで数年働き続けた先に自分がどんな状態になっていたいかを考えるのもアリかと。

 

一つの方法として、自分の強みを活かすと最終的にどんな状態を実現できそうか考えるのもよいかもしれません。

いずれにしても自己分析は何らかの示唆を与えてくれるものなので、将来像が見つかっていない就活生は改めて取り組んでみることをおすすめします。

 

なお、自己分析のやり方は以下の記事で詳しく解説しました。

マンガを使ってどこよりもわかりやすく解説した自信があるので、深く納得できるまで取り組めていない人はぜひ目を通してみてくださいね。

 

\自己分析のやり方をどこよりもわかりやすい解説!/

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見つけ方② 数年後の理想の将来像を考える

 

2つ目の見つけ方は、数年後の理想の将来像を考えることです。

これは、1年後や3年後など具体的な先の状態をイメージすることで長期的な理想像を考える方法ですね。

 

「10年後どうなりたいか」を考えるのは難しくても、「1年後にどうなっていないか」は比較的イメージしやすくないですか?

「自分の苦手な仕事に追い込まれている状態」など、嫌な状態を考えて逆算してみるのもアリですよ。

 

近い未来を想像して徐々に先の年数をイメージしていけば、長期的な自分の理想像も見つかるはずです。

いきなり10年後のなりたい姿などを考えるのに苦戦している人は、まずは1年後の理想の姿から考えてみるとよいでしょう。

 

見つけ方③ 気になる企業における先輩のキャリアプランを参考にする

 

3つ目に紹介するのは、自分が気になる企業に所属する先輩社員のキャリアプランを参考にする方法です。

自分が気になる会社には、自分と似た思考を持つ社員が多く在籍しています。

 

よってたとえば第一志望の会社の先輩社員をロールモデルとすると、自分の理想像も見つかることがあるんですよね。

OB/OG訪問やインターンに参加した経験がある人は、「この人魅力的に感じるかも」のような感覚を抱いたことはありませんか?

 

憧れを抱くような先輩社員と接点を持てた場合は、その方にキャリアビジョンなどを質問してもいいですね。

直接的なつながりがない場合でも、気になる企業のHPを見ると先輩社員の声などを確認できることは多くあります。

 

自分の内側からだけでは考えがまとまらない場合は、ロールモデルにできそうな人を探して参考にしてみるとよいでしょう。

 

個人的には、純粋に自己分析が不足している就活生が多い印象があるよ。近い未来から考える方法なども効果的だから、将来像がない就活生はぜひ参考にしてみてね!

【補足】それでも「やりたいことがない人」のための将来像の作り方

 

就活の面接で「将来どうなりたいか?」と聞かれたとき、正直こう思ったことはありませんか?

「いや、そもそもやりたいことなんてないんだけど…」

 

安心してください。この悩み、めちゃくちゃ多いです。

僕がこれまで何百人という就活生と話してきた中でも、「明確な夢や目標がない」という学生は過半数を超えていました。

 

そこでこの章では、「やりたいことがない人」がどうやって納得感のある将来像を作るのか?について就活マン流のロジックでがっつり解説していきます!

 

この章を読み終えたあとには、「あ、将来像ってこうやって作ればいいんだ」と腑に落ちるはずです。

ぜひ一緒に深掘っていきましょう!

 

やりたいことがない=劣っている、は間違い

 

まず最初に強く伝えたいのは、「やりたいことがないのは劣っている証拠ではない」ということ。

 

そもそも「将来やりたいこと」が見えている人のほとんどは、それを経験的に見つけた人なんですよね。

たとえば、

  • 小さい頃から野球一筋 → 野球に関わる仕事がしたい
  • 大学のゼミで地方創生 → 地方行政に携わりたい
  • サークルでイベント主催 → 企画職に興味がある

 

こういう風に、「経験」→「興味」→「将来像」という流れで見つけている人がほとんどです。

 

でも、冷静に考えてください。

「たまたま出会った経験」だけで自分の一生の方向性が決まるなんて、おかしな話ですよね。

 

経験ベースで将来像を語ること自体が間違っているわけではないですが、経験がない人でも論理的に将来像を組み立てることは可能です。

その方法を、ここからお伝えしていきます。

 

将来像がない人がとるべき2ステップ

 

やりたいことがない人は、以下の2ステップで「納得感のある将来像」をつくっていくのがベストです。

 

【やりたいことがない人がとるべき2ステップ】

  • ①「自分が避けたい未来」から逆算する
  • ②「会社を使って実現したい人生像」で将来像を組み立てる

 

このやり方は、夢がなくても、自分の価値観や性格から逆算して納得のいく答えが出せる方法です。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

①「自分が避けたい未来」から逆算する

 

いきなり「10年後どうなりたい?」と聞かれても答えにくいですよね。

でも逆に「10年後、どんな状態にはなっていたくない?」と聞かれたら、少し考えやすくなるはず。

 

たとえば、

  • いつも怒鳴られてビクビクしてる環境は嫌だ
  • 同じ作業の繰り返しだけの毎日は耐えられない
  • 家族との時間が取れない働き方はしたくない

こうした「避けたい未来」は、実はそのまま「望む未来」のヒントになります。

 

・ビクビクしたくない → 自分の意見が言いやすい職場にいたい

・単調作業が嫌 → 変化や創造性がある仕事をしたい

・家族時間を大事にしたい → ワークライフバランスを取れる環境がいい

 

このように、ネガティブからポジティブを逆算していくことで、自分が「どうありたいか」が見えてきます。

 

やりたいことがなくても、避けたい未来なら誰でも持っている

その感情を出発点に、将来像を構築していくんです。

 

②「会社を使って実現したい人生像」で将来像を組み立てる

 

もう一つの考え方は、「会社で何をしたいか」ではなく「会社を使って何を実現したいか」という視点です。

 

多くの学生が、「やりたいことがわからない」と悩むのは、“会社内の役割”ばかりに目が向いてしまっているから。

でも、それって順番が逆なんですよね。

 

そもそも就活って「企業に貢献するため」じゃなく、

「自分の人生をどう設計したいか」の延長線上にある手段なはずです。

 

たとえば僕は、「30代で家族との時間を大切にしたい」という人生像があったから、将来的に在宅でも成果を出せるキャリアに進みたいと考えました。

結果として、営業職や広報、メディア運営などを候補にしていったんです。

 

このように、会社を使って「どんな人生をつくりたいか?」という思考から逆算すれば、

やりたいことがない人でも、「だからこの会社で◯◯な仕事をしていたい」という納得感のある将来像が語れるようになります。

 

やりたいことがない人が語る将来像のテンプレ構成

 

上記のステップを踏まえて、実際に面接で語る将来像のテンプレ構成を紹介します。

 

【テンプレ構成】

  1. 10年後には◯◯な状態で働いていたい
  2. その理由は、◯◯な人生を送りたいという価値観があるから
  3. この会社でなら、その価値観を実現する働き方ができると考えている
  4. そのために、まずは◯◯のような経験を積んでいきたい

 

「やりたいこと」ではなく、「どうありたいか」「どんな人生を設計したいか」から語る構成ですね。

この構成を使えば、夢がなくても納得感があり、かつ企業との接点を感じられる内容になります。

 

将来像がない就活生が“避けるべき”危険ワード

 

最後に、やりたいことがない人が将来像を語るときに“言ってはいけない”危険ワードを共有しておきます。

これを言ってしまうと、一気に評価が落ちるので注意してください!

 

【避けるべきNGワード例】

  • 「とりあえず働いてから考えたい」
  • 「何が向いているか分からないので何でも挑戦したい」
  • 「まだはっきり決まっていません」

 

これらは本音ではあるかもしれませんが、思考停止ワードに聞こえる危険性が高いです。

 

将来像に正解はありませんが、「自分なりにどう考えたか」は問われます。

大切なのは“考え抜いた跡”を見せること。

それがあるかどうかで、面接官の評価はまったく変わります。

 

やりたいことがない人は、堂々とその事実を認めた上で、「思考の深さ」で勝負しましょう。

 

企業が見ているのは「具体的な夢があるか」ではなく、「自分なりに未来を考えられる人材かどうか」です。

 

避けたい未来や、実現したい人生像から逆算して考えた将来像は、必ずあなたの武器になります。

 

本章の内容をヒントに、ぜひあなた自身の“考え抜かれた将来像”を作ってみてください。

 

やりたいことがないのはダメなことじゃないんですね。将来像って、“今の自分から逆算してつくる”って考え方、すごく納得できました!

その通り!就活って、「やりたいこと探し」じゃなくて、「どう生きたいか設計する力」を見られる場だからね。焦らず、自分の思考を掘っていこう!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

面接で将来像を聞く企業側の意図や回答のポイント、OK/NG例文や将来どうなりたいかの見つけ方などについて網羅的に解説しました。

 

面接では突拍子もない質問をされて、あたふたすることが多々あります。

しかし事前に回答を用意しておけば、余裕を持って質の高い回答をすることは決して難しくありません。

 

現段階で理想とする将来像がなくても、じっくり自己分析したり近い未来の理想像を考えたりすれば何らかのイメージが浮かぶはずです。

本記事で紹介した内容を実践して、ぜひ質の高い回答ができるように対策を進めてみてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

長年に渡って1,000以上の就活記事を書いてきた僕が考える「もっとも有効な就活の攻略法」を紹介しています。

 

特定の質問に対する答えを用意することも大切ですが、就活では全体を意識して効率的に対策を進めることも重要ですよ。

6つの要点について無駄を省いて簡潔にまとめているので、就活全体の対策に不安がある人はぜひ一度目を通してみてくださいね。

 

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 将来像を質問する企業は、ミスマッチの防止や向上心の有無の確認などを目的としている。
  • 将来どうなりたいかを聞かれたら、結論ファーストで明確な理由・具体的なプロセスなどを伝えることが重要である。
  • 現段階で理想とする将来像がない場合は、まずは徹底的に自己分析すべきである。
  • 回答の質をより高めるためには、就活エージェントや逆求人型サイト・OB/OG訪問によって客観的な意見をもらうことがおすすめである。