皆さん、こんにちは!週に1度は、映画館で映画を見たいほどの映画好きでお馴染み、就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
僕が偏差値50の私立大学から、内定22社を獲得した秘訣は「OpenES」にあります。
OpenES(オープンES)は簡単に言うと、「複数の企業に使い回せるエントリーシート」。
断言します。
複数の企業に提出する1枚に注力し、どの企業からも評価されることができれば、書類選考だけでなく面接の通過率がググーーーンと上がります!
そこで本記事では、「OpenESを攻略するための情報」を全て詰め込みます。
ぜひ最高の1枚を作成して、大企業からの内定を狙いにいきましょうね!
OpenESをちょうど作成しようと思っていたので、評価される書き方が知りたいです!
提出する全ての企業から評価されるOpenESの書き方を徹底解説していくね!
OpenES(オープンES)とは何か?
まずは「OpenES」の概要について簡単に解説していきますね!
そもそもOpenESはリクナビが提供しているサービスの1つです。
(リクナビはリクルートグループが提供している就職ポータルサイトですね!)
OpenESの仕組みについて
そしてOpenESの仕組みですが、ネット上で作成したエントリーシートを、OpenESのサイト経由で企業に提出することができるという仕組みになります。
わかりやすいよう図解しておきますね!
「ネット上で作成」「複数の企業に提出できる」という2点が特徴のエントリーシートだと考えると分かりやすいですよ!
実物のOpenESを紹介します!
ネット上で作成したOpenESとはどのようなものか?
実際のOpenESを見たほうが理解が早いと思うので、僕が作成したOpenESの見本を紹介しますね!
(このOpenESは初期に書いたものなので、内容は気にせずに!)
(OpenESデータ元:リクナビ OpenES https://open-es.com/)
すべての企業にOpenESを提出できるわけではない
そしてこのOpenESですが、すべての企業に提出できるわけではありません。
あくまでも「リクナビが提供するサービス」なので、リクナビと提携していない企業には提出することができないんですよね。
【提出するのがESかOpenESか判断する方法】
ちなみにOpenESでの提出に対応している企業は、エントリー後に「OpenESの提出可能」と指定されます。
一方でOpenESの提出に対応していない企業では、エントリーシートが配布されたり、記入するサイトを指定されるのでそこで判断することができます!
OpenESはあくまでもリクナビが提供しているサービスなんですね!知りませんでした!
すべての企業にOpenESでの提出ができないのは、それが理由だね!
OpenES(オープンES)と通常のエントリーシートとの違いとは?
次にOpenESと通常のエントリーシートの違いを説明します。
大きな違いは先ほどの章でも少し触れた以下の2点ですね!
- 複数の企業に使い回すことができる
- リクナビのOpenESサイト経由で提出できる
複数の企業に使い回すことができる
OpenESを攻略する上で、この「差」が最も重要です。
複数の企業に使い回すことができるがゆえに、作成した1枚の重要度がめちゃくちゃ大きいんですよね!!
OpenESで手を抜くと大変なことに
僕が就活生時代、友人が「どこも書類が通らない」と悩んでいました。
僕らは中堅大学だったので、学歴フィルターかなと思っていたそうですが、僕は通過している。
そこで彼が書いたOpenESを見たところ、あまりにも適当でした!
速攻で一緒にスタバに駆け込み、2時間かけて添削した結果、その後提出した10社すべて書類通過したんですよね。これ実話です。
なるほど!たしかに使い回せるがゆえに、作成した1枚のクオリティが低いとすべての企業から低評価されてしまうのか...。
「使い回せること」は便利がゆえに、この点には注意しておく必要があるよ!
リクナビのOpenESサイト経由で提出できる
続いて、通常のエントリーシートは印刷したものを企業に送付したり、メールで送付する必要があります。
一方で、OpenESはリクナビのサイトから提出することができるので、ネット上で完結する点が魅力ですね!
本当に現代はネットがあるおかげで就活が楽にできます。
昔は企業を調べるのも難しかったそうなので、今は楽でありがたいですよね!
僕のおじいちゃんは、電話帳から会社を調べて電話でエントリーしてたそうだよ!
OpenES(オープンES)の記入項目とは?
ではここからは、OpenESの具体的な理解を深めていきましょうか!
OpenESは基本的な設問が決まっています。
「基本情報」「資格・スキル情報」「自己PR情報」の3つから構成されており、それぞれに質問が用意されています。
基本情報
名前や学歴など基本的な情報を入力します。説明不要ですね。
資格・スキル情報
ー保有資格・スキル
ー趣味・特技(120字以内)
自己PR情報
ー学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(250字以内)
ー自己PR(400字以内)
ー学生時代に最も打ち込んだこと(400字以内)
つまりこの質問事項に対して、評価される回答が用意することができれば良いんですね!
そのとおりだよ!提出時に企業ごとに「追加質問」が用意されている場合が多いけど、上記の設問は確実に見られるからね!
評価されるOpenES(オープンES)を作成するための準備
ではいよいよこの章からは、評価されるOpenESを作成する方法を解説します!
何度も言いますが、OpenESは複数の企業に提出するものなので、徹底的に力を入れて作成してください。
どの企業からも評価されるOpenESを作成するために、まずは準備から入ります。
(この工程は、あとあと就活の効率化にも繋がるので早めに行っておきましょう)
常に他の就活生が書いたESを見れる状態にしておく
多くの就活生が知らないのですが、世の中には「他の就活生が書いたエントリーシートを無料で見られるサービス」が存在します。
(これを就活攻略論では『ES無料閲覧サービス』と呼んでいます)
このES無料閲覧サービスを知らないと、わざわざ先輩にエントリーシートを見せてくださいと頼んだり、友人に頼む必要がありますよね。
これは非効率すぎるので、絶対にやめましょう。
見せてもらった人が優秀とは限らないですし、相手の時間を奪う行為ですからね...。
他の人が書いたESと比較することの重要性
他の人が書いたESを見ることは非常に重要です。
まず比較することで、「自分の文章は伝わりやすい文章か?」「他にもっと伝わりやすい表現はないか?」と客観視することができますよね!
僕も他の就活ブログをよく読みますが、それらと比較して自分の文章はどうか?という視点を常に持つようにしています!
ES無料閲覧サービスのおすすめは3つ!
ちなみにES無料閲覧サービスは、おすすめが3サービスあります。
僕が「この3つだけ使っておけばES対策はバッチリ!」と考える3サービスなので、早めに活用できるようにしておいてください。
(すべて無料かつ大手企業が運営しているサービスのみなので、安心して利用可能ですよ)
登録方法や使い方について、詳しく解説した記事を別で用意しました。
ぜひそちらを参考に、まずは他の人が書いたESを常に見れる状態を作りましょう。
たしかにこれから回答を作成するにあたって、「他の人がどう書いているのか?」は非常に参考になりますね。
ちなみに3サービスのうちの1つのユニスタイルは、3万枚のESが見れるよ!数がすごすぎるw
OpenES(オープンES)で評価される肝は「自己PR」にある
他人が書いたESが見れる状況を作ったら、いよいよ作成に入ります。
まずはOpenESの肝となる、自己PRについて解説しますね。
OpenESは各質問ごとの重要度が違う
ここで、先ほどのOpenESの質問項目を見た時に、勘の良い人なら気づいたかもしれませんが各質問は入力文字数が異なります!
その中でも「自己PR」と「学生時代に最も打ち込んだこと」は入力文字数が400文字以内と最も多く記入することができるんですよね。
(保有スキルなどは数文字、趣味・特技は120字、学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容は250字です。)
まずは自己PRを読む人事が多い!
これは実際に、知り合いの人事担当者に聞いた話なのですが。
「OpenESを見る時は、自己PRをまずは見てから他の項目を読むか判断している」と言っていました。
たしかに事前情報がゼロの中で、「この子は何ができる子なのか?」と判断するためには自己PRを最初に読むのが効率的ですよね。
つまり、400文字の入力ボリュームがあり、かつ最初に見る項目である「自己PR」こそが最も重要な入力項目だと言えるのです。
評価される自己PRの書き方
そんなOpenESで最重要項目と言える「自己PRの書き方」を解説します。
僕が考える評価される自己PRの文章構成は以下ですね!
【評価される自己PRの文章構成】
①貢献できる能力
②具体的な貢献内容
③根拠となるエピソード(課題・行動・結果)
④自分の信条
⑤入社後の豊富
詳しくは別記事で解説したので、ここではざっくりと。
まずは「どんな能力によって貢献できるのか?」という結論を提示。
「どう具体的に貢献できるのか」その内容を記載してから、その能力が実際に備わっているという根拠を提示します。
更には、「信条」という他の就活生が書かない個性的な表現を入れつつ、最後は力強い入社後の豊富で文章を締めます!
こちら詳しくは、別記事で詳しい書き方と20の例文を用意しました。
そちらの記事を参考に、まずは自己PRに徹底的に力を入れてください!
最初に人事が読むであろう自己PRに徹底的に力を入れるだけで、通過率は格段に上がるからね!
自己PRは今後の就活を見据えても、最高の文章を作っておこう!
OpenES(オープンES)で他の就活生と差別化する5つのポイント
OpenESにおいては「自己PR情報」が最も重要だと把握できましたね。
それが把握できたところで、次にOpenESの作成にあたって、他の就活生と差別化するための5つのポイントを見ていきましょう。
ポイント① 論文口調ではない
まずはじめに、全体の文章の書き方ですが「論文口調」はおすすめしません。
論文口調とは、文末が「〜だ。」「〜である。」といった固い文章のことを言います。
例えば、趣味が野球だとしましょう。
論文口調だと「趣味は野球だ。」「趣味は野球である。」となるのですが、読んだ時にどう思いますか?
「こいつ、ロボットか...?」と思いません?
特にゼミなどで論文とか書いていて、論文口調で書くことがかっこいいと思っていたりフォーマルだと考えている人は論文口調で書くのですが、そういう人は読み手の気持ちを考えていないですね。
OpenESとは会ったことがない相手に対して、最初の接点になります。
そこでロボットみたいに固い文章を提示すれば、あなたに対して好感を持つことはないでしょう。
よって、僕がおすすめする書き方は「ですます調」です。
先程の趣味が野球で言えば、「趣味は野球です。」「小学校から野球をやっています。」といった具合ですね。
見比べれば一瞬でわかる通り、こっちのほうが読んだ時に人間味を感じますし、なんとなく良い子だなと認識しやすいと思います。
【ポイント】
「論文口調(〜だ・〜である)」ではなく「ですます調」がおすすめ!
ポイント② 専門用語ばかりになり過ぎない
次に、特に「学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容」という記入項目でやりがちなのが、専門用語ばかりを書いてしまうということです。
これについても相手の気持ちに立って考えてみてください。
あなたは専門用語をたくさん使って、優秀アピールをしたいかもしれませんが、読み手が理解できなければ何も伝わりませんよね。
僕が企業に入社した時に、同じ内定者の大学院卒生に専門用語ばかり話す人がいました。何かにつけて質問する時は専門用語や難しい言葉を使おうとする。
僕は言いましたね。
「何言ってるのか分からないし、賢い人はむしろ小学生にもわかるような言葉に“変換して”伝えることができるんだよ!」と。
OpenESでは優秀アピールよりも、相手に伝わりやすいことの方が重要だと僕は思います。よって、難しい研究内容についても仲の良い友達に説明するようにわかりやす言葉に“変換して”書くようにしましょう!
【ポイント】
できるだけ専門用語は使わずに、誰でも理解できる言葉に変換して書くこと。
ポイント③ 説明は最小限
次に重要なことは、記入する内容に関して「説明ばかりになりすぎないこと」です。
むしろ説明は最小限にしましょう。
これはどういうことかと言うと、先程「趣味は野球」という例を挙げましたよね。
趣味に関して更に文字数を書こうとした時に、「趣味は野球です。小学3年生の頃からやっていました。ポジションはサードです。」と書いた場合、それはどれも説明なんですよね。
趣味は野球です⇒説明
小学3年生の頃からやっていました⇒説明
ポジションはサードです⇒説明
説明ばかりになっています。これはNGです。
なぜNGなのか?それは他の人との差別化ができず、あなたのことを知ることができないからです。
入力文字数が少ない場合、「小学3年生の頃からやっていました」や「ポジションはサードです」なんていう説明は書かなくて大丈夫です。説明は最小限にしましょう。
【ポイント】
説明は最小限にして、自分の考えや価値観を伝えることに文字を割くこと。
ポイント④ 自分の考えがふんだんに盛り込まれている
先ほど説明は最小限と話しましたが、その分何を書くべきなのか。
それは「自分の考え」です。
「趣味は野球」に対して、自分の考えを書くとなれば、どんな考えを書くことができるでしょうか。
「なぜ野球を趣味に選んだのか」「野球をすることで自分がどう変わったのか」「野球から得た教訓は何か」などなど、何でも書くことはありますよね!
そして、これらの『自分の考え』は説明と違って、その内容はあなただけのオンリーワンであり、読み手はあなたを理解することができます。
「ポジションはサードです」という説明に対してあなたのことを理解することはできません。
しかし、「野球は始めたことで得た、他人を気遣うことの素晴らしさ、その先にある以心伝心した時の気持ち良さは何ものにも変えられないと思います」という考えに対しては、「こいつは人付き合いが得意そうだな」「人が好きなのかな」といったイメージを持つことができますよね。
就活では他人と差別化して、いかに自分のことを企業に伝えるかが重要です。
説明ばかりにならず、自分の考えをふんだんに盛り込むことで「自分はこんな考えを持ってるんだよ!」という人間性を伝えていきましょう!
【ポイント】
いかに自分のことが伝わるかを意識した言葉選びをすること。
ポイント⑤ 他人と違った考えを書いている
自分の考えを書くことの重要性に関して、理解してもらえたと思います。
しかし自分の考えをただただ書いていれば評価されるわけでもない。
例えば、「野球を通して、チームワークが重要だと思いました。」と自分の考えを書いても、ありきたりすぎて何も感動しません。
そもそもOpenESは読まれた時に「会いたい!」「仕事ができそうだ!」と思われることが重要なので、ありきたりなことを書いていてもそうは思ってもらえない。
だから僕は先程、「野球は始めたことで得た、他人を気遣うことの素晴らしさ、その先にある以心伝心した時の気持ち良さは何ものにも変えられないと思います」という表現を使いました。
「以心伝心した時の気持ちよさ」という表現。
聞いたことありますか?あまり聞かない言葉ですよね。
だからこそ、読んだ時に「以心伝心した時の気持ち良さってどんなものなんだ!」と気になってしまう。
このように読み手が一瞬「どういうこと?」と思う言葉を使うことで、相手の興味を誘うテクニックを使用しましょう。面白い言い回しに変換することで、相手の興味を引き、記憶に残りやすくなります。
【ポイント】
読み手が一瞬理解できない言葉の言い回しを使うことで、興味を引こう。
OpenES(オープンES)を作成する際の注意点
5つのポイントを押さえれば、OpenESの通過率は格段に上がります。
最後に注意点がいくつかあるので、紹介してこの記事を終わりにしていきたいと思います!
注意点① 自己PRとガクチカの写真は絶対入れよう
途中で解説したとおり、自己PRと学生時代に最も打ち込んだこと(通称:ガクチカ)には説明のための写真を添付することができます。
この写真ですが、『添付しなくても良い』というもので、結構多くの就活生が貼付しないのですが、この就活攻略論を読む就活攻略生のみなさんは絶対に添付するようにしてください!!
理由は二つあります。
第一に、OpenESをパッと見た時の華やかさが圧倒的に違います。
ただでさえ文字ばかりの書類です。特に大企業になれば、大量のOpenESを読まなくてはならないので、見た時に文字ばかりの書類は敬遠してしまう。拒否反応を起こします。
しかし、写真が添付されているだけで視覚的に見やすい書類に変わります。
小説でも途中で写真やイラストが差し込まれていると読みやすいですよね!
ここでも相手の立場に立って考えることが大切なのです。
次に第二の理由ですが、僕はどんな写真を添付するかだけで他の就活生と差別化するテクニックを持っています。
簡単に話すと、一瞬その写真を見た瞬間はどういう意味かわからないような写真を添付することで面接官の目を引き、説明文でその写真の解説をおこなって「おもしろい!」と思わせるテクニックです。(これだけの説明では難しいので記事を参照してね!)
写真を添付するだけで、これだけメリットがあるので絶対に添付しましょうね!!
注意点② 指定の文字数までギリギリいっぱい書くこと
次によく聞かれる質問なのですが、例えば指定の文字数が400文字とあった時に、「どのぐらい書けば良いですか?」と聞かれます。
回答としては、「400文字ギリギリまで書いてください。350〜400文字の間が目安ですね」といつも言っています。
理由は簡単で、他のOpenESと見比べた時に書いている量が少なければ、手抜き感を感じるし、伝えられる情報も少ないから。
以上です。
まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
OpenESのクオリティにこだわることで、ひいては就活全体でのエントリーシートの質の向上に繋がります。
(実質的には質問内容は通常のエントリーシートと一緒ですもんね)
ぜひ複数の企業から評価されるために、素晴らしい1枚を作成ください。
就活攻略論ではOpenESに関する記事を、多数用意してます!
この記事があなたの就活の役に少しでも立てたのなら、本当に嬉しく思います。
▼OpenESに関するまとめ記事!
» 【21卒向け完全版!】OpenESで“絶対通過”する書き方まとめ!
▼OpenESの「学業・ゼミ」の書き方について!
» 【OpenES】学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容で絶対評価される書き方!
▼OpenESに添付する写真について!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー