皆さん、こんにちは!最近の趣味はアニメ視聴でお馴染み、就活マンです。
就活における不採用通知こと「お祈りメール」ですが、これの返信で「なんで不採用にしたんだよ!」と理由を聞きたい。そう思いますよね。
実際に僕は何度も不採用理由を聞きました。
そこで本記事では、お祈りメールの返信にて不採用理由を聞いても良いのか?
加えて具体的にどのように聞けば良いのか、というテンプレを紹介していきます。
就活において無駄になってしまう行動は極力減らすべきです。
無駄な行動を取らないよう、今回の記事を活用しましょう!
たしかに不採用理由って聞きたくなりますよね!
そりゃそうだよね。告白して振られた時も「なんでっ!」って鼻息荒く聞きたくなるもん...w
お祈りメールで不採用理由を聞いても良いのか?
まず結論ですが、お祈りメールの返信にて不採用理由を聞くのは「アリ」です。
ですが僕の経験上、大企業に聞いても答えてくれないことがほとんどでした。
一方で、中小企業だと詳しく教えてくれたんですよね。
大企業に不採用理由を聞くのは無駄
大企業に不採用理由を聞くのは、ほぼ無駄に終わります。
人事の人と相当仲が良かったり、リクルーター経由で選考している場合は、その人から不採用理由が聞けることもあります。
なぜ不採用理由を聞いても答えてくれないのか?
その理由は簡単で「不採用理由は答えない」と決めているからです。
大企業は仕組みの塊である
大企業って融通がきかないんですよね。
だから不採用理由を聞いても、最初から答えないという仕組みを作っているから答えない。
これは「合同説明会などで名刺交換はしない」と決めていることに似てる。
僕が人事だったら、話してみて自社に合いそうな子だったら名刺交換します。
その方がその子が自社に来てくれる可能性が高くなりますからね。
でも大企業は融通がきかないので、そうしません。
中小企業やベンチャー企業なら不採用理由を聞くべし
一方で僕の経験上、中小企業で不採用になった時にメールで問い合わせたら以下のように不採用理由を答えてくれました。
件名:不採用理由のお問い合わせに関して
藤井様
お世話になっております。
◯◯株式会社の採用担当◯◯です。
弊社の選考に参加して頂いたこと、誠にありがとうございました。
お問い合わせ頂いた不採用理由に関してですが、
藤井様は「創造的で活発な印象がある」と私は判断致しました。
しかし、弊社は単純なルート営業が多く、藤井様の特性に合わない業務が多いです。
そのため入社後に合わない可能性が非常に高いと判断し、今回の結果とさせて頂きました。
めちゃくちゃ納得しましたね。
たしかに僕の性格上、工夫の余地がないような地味なルート営業だとすぐ飽きるでしょう。それを考慮して、不採用と“してくれた”のです。
このように中小企業やベンチャーなど、比較的規模の小さい会社の場合、大企業に比べて融通が効きます。
不採用理由を回答してくれる可能性があるので、ぜひ聞いてみることをおすすめします!
なるほど!大企業は融通がきかない場合が多いけど、中小は比較的融通がきく場合が多いんですね。
もちろん全てが全てじゃないけど、確率を考えて不採用理由をわざわざ聞くなら中小に絞ると良いんだよ!
お祈りメールで不採用理由を聞く場合の返信方法(テンプレ)
それではお祈りメールの返信にて、不採用理由を聞く場合のテンプレを紹介します。
不採用通知がくるのは9割以上がメールですが、たまに電話でくる場合もあるので、両方のパターンのテンプレを紹介していきますね。
不採用理由をメールで問い合わせる場合のテンプレ
まずはお祈りメールの返信にて、そのままメールで不採用理由を聞く方法を解説します。
以下のテンプレを送りつけることによって、不採用理由を聞くことができますよ!
【不採用理由を聞くメールテンプレ】
件名:選考結果についての質問(◯◯大学 ◯◯ ◯◯(名前))
◯◯株式会社
人事部 採用担当 ◯◯様
お世話になっております。
貴社の選考を受けさせて頂きました、◯◯大学の◯◯と申します。
この度は、不採用の通知を頂く結果となってしまいました。
私の力不足で、貴重なお時間を頂いたにも関わらず申し訳ございません。
差し支えなければ不採用の理由をお教えいただけませんでしょうか。
どうしても貴社に入社したいとの想いが強かったために、ぜひ理由をお聞かせ頂きたく思っております。
大変お忙しい中で恐縮ですが、ご返答頂けると幸いです。
改めまして、選考結果のご連絡、誠にありがとうございました。
◯◯大学
◯◯学部 ◯◯学科
◯◯ ◯◯(名前)
◯◯◯@◯◯(メールアドレス)
◯◯-◯◯-◯◯(電話番号)
このようにシンプルに不採用理由を聞くのが1番ですね。
ちなみによく「今後の選考活動に活かしたいと思い」って感じで、不採用理由を聞く人がいます。
しかし、相手の会社にとっては「今後の選考活動」とかどうでも良いわけです。
よって「どうしても貴社に入社したいとの想いが強かったために、ぜひ理由をお聞かせ頂きたく思っております」とあくまで「あなたを諦めるためなの!」というスタンスで聞くほうが効果的ですね!
不採用理由を電話で問い合わせる場合のテンプレ
次にお祈りメール、ならぬお祈り電話が来た場合について。
こちらもシンプルに「連絡ありがとう+理由教えて」の構成で大丈夫です。
【不採用理由を聞く電話での会話テンプレ】
「お忙しい中、選考結果の報告をありがとうございました。
差し支えなければ不採用の理由をお教えいただけませんでしょうか。
どうしても御社に入社したいとの思いが強かったので、自分の気持ちを押さえるためにも、不採用理由を聞いて納得したいと思って。
(不採用理由を教えてくれなかった場合)
承知いたしました。無理を言ってすみませんでした。
お忙しい中、ご連絡頂き本当にありがとうございました。では失礼致します。
(不採用理由を教えてくれた場合)
なるほどですね。ご丁寧に理由を教えてくださり、本当にありがとうございました。
これで納得して次のステップに進むことができます。
お忙しい中、ご連絡頂き本当にありがとうございました。では失礼致します。」
失礼のない言葉なら、多少砕けた言い方をして良いと僕は考えています。
「誠に」を「本当に」って言った方が、こちらの思いが伝わる場面も多いですよね。
あまり堅苦しく考えずに、丁寧な言葉で会話することだけ心がけてください!
メールと電話、どちらのパターンでもシンプルに「不採用理由をお教え頂けないでしょうか」と聞けば良いんですね。
そうだよ!ちなみにお祈りメールへの返信は、基本的には不要だから理由を別に聞かない場合はスルーで大丈夫!
そもそもお祈りメールに不採用理由を書かない理由
ここまでお祈りメールの返信にて、不採用理由を聞く方法を紹介していきました。
そもそも「最初から不採用理由をメールに書いてくれよ!」と思いませんか?
僕はめちゃくちゃ思ってました。お祈りは良いから、理由をくれと。
しかし以下の理由によって企業は不採用理由をお祈りメールに書きません。
【お祈りメールに不採用理由を書かない理由】
・不採用理由を伝える義務がないから
・選考基準が出回ってしまう可能性があるから
・1人1人の不採用理由を書くのは手間だから
不採用理由を伝える義務がないから
まずそもそも不採用理由を伝える義務は企業側にありません。
義務がないから、別にわざわざ不採用理由を伝えることをしないんですよね。
一方で、不採用理由を伝えるとなるとリスクが生じてしまいます。
それは次に解説する「選考基準が出回るリスク」です。
選考基準が出回ってしまう可能性があるから
不採用理由が明確になると、その企業の選考基準が出回るリスクがあります。
それによって就活生が「その企業用に作った自分」を用意する可能性が出てきますよね。
そうなってしまうと正確な選考ができなくなってしまう。
取り繕った自分像で適性を判断してしまえば、ミスマッチの原因になりますよね。
このような理由から、選考基準を隠すためにも不採用理由を表に出さない企業が多いのでしょう。言われてみると納得できる理由ですよね。
1人1人の不採用理由を書くのは手間だから
また不採用理由を伝えるとなると、わざわざ1人1人に対応しないといけません。
人事を動かすにも1秒1秒に給料が発生しているので、企業側としてはコストがかかる。
不採用にした学生に対して無駄なコストをかけるのは、良い判断ではないですよね。
新卒採用では人事は大忙し、更にそれに拍車をかけるように不採用理由を伝えていくのは面倒すぎるので、そもそも不採用理由は伝えないとしている企業が多いのでしょう!
たしかにこれらの理由を考慮すると、企業側としては不採用理由を伝えるメリットは全然ありませんね。
そうなんだよね。むしろ採用の阻害や、人事の負担の増加に繋がってしまうリスクがあるから理由を伝えないんだよ。
不採用になる人の特徴や共通点
不採用理由を教えてもらえる可能性が低い。
それを理解できたと思います。
そこで、不採用理由の上位要因をあらかじめ理解しておくことが有効なんですよね。
不採用になる人の共通点や特徴を理解することで、自分の不採用理由を分析することができるようになりますから!
【不採用になる人の特徴や共通点】
・自分の性格と合わない職種や企業を選んでしまっている
・選考工程のどこかに致命的欠陥がある
・倍率が高い企業ばかりを受けている
自分の性格と合わない職種や企業を選んでしまっている
まず不採用になる1番の原因は「適性が合わないこと」です。
この適性とは、要するに仕事と合わなかったり、その会社の社員と合わないってことですね。
就活は恋愛と同じで、すべては「相性」で決まります。
別におとなしい性格が悪いとか、積極的なのが良いとかではなく、すべては相性です。
俺の失恋話を聞いてくれ!
大学時代に僕は「話すぎてうるさいから合わない」と振られたことがあります。
あの時は西野カナを流しながら、家に帰って涙を垂らしたのですが、よくよく考えてみれば「合わなかっただけ」であり、僕のよく話す性格が悪いわけじゃありません。
よって、不採用になりまくる人はそもそも企業の選択が悪い可能性があります。
それは僕が「おとなしい人が好き」という女性にアプローチをかけまくるようなもの。
そりゃ振られまくるよね。
まずは自分がどんな性格なのか、を再度見直すこと。
その上で、どんな仕事や人が合うのかを明確化する。それを面接で聞いてしまう。
「自分は◯◯な性格なので、◯◯が合うんですが御社はどうでしょうか?」と。
それだけで採用率がぐぐっと上がりますよ!
選考工程のどこかに致命的欠陥がある
次に選考工程のどこかに致命的欠陥があると不採用になりまくります。
例えば面接で「結論を先に言わず、話がめちゃくちゃ長い」って人は、まず面接で通りません。それだけが理由で不採用になっている可能性がある。
このように1つでも「致命的欠陥」があれば、不採用率は格段に高まります。
よってまずは自分は選考のどこで不採用になるのかを分析し、なぜ不採用になるのかを明確化しましょう。
致命的欠陥を明確化できれば、あとはそれを改善するだけです。
倍率が高い企業ばかりを受けている
そして最後、当然倍率の高い企業の方が不採用になる可能性が高い。
よって倍率が高い企業ばかりを受けるミーハー就活生は不採用を量産します。
倍率が高い企業を受けまくることは全然良いのですが、中小企業やベンチャーにも目を向け、内定を獲得して余裕を持っておくに越したことはありません。
ぜひ視野を広げて、エントリー企業全体の特徴を冷静に分析すると良いですよ!
これら1つでも当てはまる場合は、すぐに改善に向けて動く必要がありますね!
改善方法は就活攻略論で、全て書いているからぜひ読み込んで欲しいね!
おわりに
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
就活でお祈りメールをもらうと本当に萎える。
僕は萎えたら近くの温泉に行ってリフレッシュすることを習慣化していました。
裸でぼーっと考えていると、「人生なんとかなる」とか思ったりします。
もちろんそこで手と足を止めてはダメで、僕は1社落ちたら1社エントリーを増やしていましたね。
ぜひ皆さんもお祈りメールをもらって萎えて、行動を止めるのではなく。
一度リフレッシュして、行動を再度始めましょう。
とにかく1社、自分にぴったりの企業からの内定が出ればオールOK!
それが就活です。応援しています。
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。
▼本記事は動画でも解説しています!
p.s. 今回の記事と関連しているこちら ↓ も合わせて読むと良いですよー!
ーまた次回もお楽しみに。本日もありがとうございまシューカツ!!ー