こんにちは、就活を研究し続けて7年目の就活マンです。
オファーボックスを利用していると、企業からオファーが届きます。
それが気になる企業だった場合、選考に進むために返信する必要がある。
その時にどんな返信メッセージを送れば良いか迷いますよね。
また返信したけど、その返信が企業から来ない場合も対応に悩むでしょう。
そこで本記事ではオファーボックス内での返信に関して解説します。
オファーボックスを100%活用するためにも、ぜひ参考にしてください!
- オファーボックス(OfferBox)とは?
- オファーボックスで届いたオファーへの返信のポイント
- オファーを受ける場合の返信の仕方とテンプレ
- オファーを断る場合の返信の仕方とテンプレ
- 企業側から返信がこない場合の対応方法
- 今回のまとめ
オファーボックス(OfferBox)とは?
オファーボックスとは、企業から就活生へ向けてオファーをすることができる逆求人型サイトです。
今までは、就活生が気になる企業にエントリーする形で就活を行うのがスタンダード。
しかし、オファーボックスを使うことで企業が欲しい人材を選択することができ、ミスマッチを防ぐことに繋がります。
就活生からしても、企業側から連絡がくるので効率的に持ち駒を増やすことができます。
スカウトメールには2種類存在する
企業が気になる就活生を見つけた場合オファーをする際に「スカウトメール」というメールを、就活生へ向けて送ります。
スカウトメールには、「自動送信型」と「手動送信型」の2種類があります。
自動送信型
自動送信型とは名前の通り「自動で送信されるスカウトメール」です。
企業が提示している条件に合った就活生全員送られます。
そのため、あなたが希望する職種ではない企業からのメールも届くこともあります。
手動送信型
手動送信型は自動送信型とは異なり、「就活生個人に送られるスカウトメール」です。
こちらは企業があなた自身に興味を持ち、個人的に送ってきているメールなので、確実に目を通し返信しましょう!
就活生が利用すべきは、後者の「手動送信型」となります。
オファーボックスはまさに手動送信型の最大手なので、利用価値は高いですよ!
オファーボックスで届いたオファーへの返信のポイント
オファーボックスでメールが届いた時はしっかりと返信マナーを押さえましょう。
企業側からすると、返信から選考は始まっています。
そこでマナー関連でマイナス評価されるのは勿体ないですよね。
ここで紹介する返信ポイントをまずは押さえてください!
返信のポイント① 24時間以内(営業時間内)に返信する
メールの返信はできれば24時間以内に返信すべきです。
しかし、24時間以内とはいっても深夜は避けましょう。
何日か経ってから返信すると、企業にマイナスな印象を与えてしまいます。
「この子は対応が遅いタイプの子か...」と。
そして、できれば営業時間内に返信してください。
営業時間内であれば企業も確認しやすいですし、すぐにやりとりをすることも可能です。
返信のポイント② 誤字・脱字をチェックする
返信をする前に、必ず誤字・脱字をチェックするのも忘れてはいけません!
特に、相手の名前を間違えてしまった場合などには、相手にとても不快な思いをさせてしまいます。
返信のポイント③ 志望度の高さを示す
オファーに対する返信から志望度の高さを示すことは有効です。
「とりあえずオファーを受けて選考してみます」という姿勢は微妙ですよね。
それよりも、「知らなかったけど、事業内容を見てすごい興味が湧きました!!」という返信の方がその後の選考が有利に進みます。
最低限、これらのポイントを押さえた上で返信をしよう!
オファーを受ける場合の返信の仕方とテンプレ
それでは届いたオファーへの返信の仕方を解説していきます。
またテンプレも紹介するので、自分なりにアレンジしてぜひ利用して下さい!
オファーボックスからのオファーを受ける場合の返信時の注意点
オファーボックスからのオファーを受ける場合には、記述すべき点が4つあります。
- スカウトしてもらったことに対するお礼
- オファーを受ける意思があるということ
- オファーを受けようと思った理由や志望動機
- 簡単な自己PR&質問
スカウトしてもらったことに対するお礼
返信メールの冒頭には、必ずスカウトしてもらったことに対するお礼を言いましょう!
あくまでも「応募させていただく側」だということを忘れずに、敬意を持って記述しましょう。
オファーを受ける意思があるということ
企業にお礼を伝えた後には、オファーを受ける意思があるといった「結論」を書くことが大切です。
結論を先に書かないと、企業からしても何が言いたいのかわからない文章になってしまいます。
企業に無駄な時間を取らせないためにも、最初に結論を書きましょう!
オファーを受けようと思った理由や志望動機
オファーを受けるという意思を伝えたら、なぜ受けようと思ったのかという理由や企業に対する志望動機を伝えましょう!
企業も、あなたがなぜオファーを受けることにしたのか気になります。
そして、志望動機を伝えることによって、相手へ熱意を伝えることもできるので必ず記述しましょう!
簡単な自己PR&質問
メールの最後には、簡単な自己PRや質問を加えるとさらに良いです!
面接だけでなく返信でアピールすることができますし、質問をすることで企業に対する興味を示すこともできます。
少し工夫をするだけで周りの就活生と差をつけることができ、就活を有利に進めることもできるのでおすすめです!
オファーボックスからのオファーを受ける場合の返信のテンプレ
ここまで紹介した返信の仕方を交えつつ、オファーを受ける場合の返信のテンプレを紹介します。
【オファーを受ける場合の返信のテンプレ 】
◯◯株式会社
人事ご担当△△様
初めまして、◇◇と申します。
この度はお忙しい中、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
貴社の求人内容を拝見させて頂き、〜〜(相手企業の業務内容や職種に感じる魅力を伝える)、とても魅力を感じております。
貴社にて、私の□□の経験と××の能力を活かして貢献したいと考え(簡単な自己PRと志望動機)、応募をさせていただきました。
ぜひ一度、面接の機会をいただきたく存じますので、
差し支えなければ今後のスケジュール等をご教授いただけますでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
(氏名)
オファーを断る場合の返信の仕方とテンプレ
続いては、オファーボックスから届いたオファーを断る場合の返信の仕方とテンプレをご紹介します。
オファーを断る場合の返信時の注意点
オファーを断る場合にも、受ける場合と同じく返信時に記述すべき注意点が3つあります。
オファーを受ける場合と少し異なる部分がありますが、基本的な文章は一緒です。
- スカウトしてもらったことに対するお礼
- オファーを辞退する意思を伝える
- 相手への配慮
スカウトしてもらったことに対するお礼
オファーを受ける場合と同じく、オファーを断る場合にも必ず、スカウトしてもらったことに対するお礼を記述しましょう!
仮にオファーを断ったとしても、企業があなたに興味があることを示してくれたことに変わりはないので、感謝の意味も込めてしっかりとお礼をしましょう!
オファーを辞退する意思を伝える
オファーを受ける場合と同じく、お礼をしたらオファーを辞退するという結論を先に記述しましょう!
ここでの注意点は、「しっかりと考えた結果オファーを断る結果に至った」ということを伝えることが大切です!
相手への配慮
意外と忘れがちなのが、相手への配慮です。
企業もあなたのためにスカウトメールを送っているため、少なからずあなたに対して労力を使っています。
それを断っているので、相手への気遣いを忘れないようにしましょう!
オファーボックスからのオファーを断る場合の返信のテンプレ
上記で説明したことを意識した、オファーを断る場合にも失礼にあたらない返信のテンプレを紹介します。
【オファーを断る場合の返信のテンプレ】
◯◯株式会社
人事ご担当△△様
初めまして、◇◇と申します。
この度はお忙しい中、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、熟考の結果、今回の貴社からのスカウトへの応募は、辞退させていただきたく存じます。
また何かご縁がございましたら、そのときは何卒よろしくお願いいたします。
末筆ですが、貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
(氏名)
丁寧に断ることで今後に繋がる
たとえオファーを断る場合でも丁寧に断ることで、今後につながる可能性もあります。
いつどこで断った先と再び関わることになるかわかりません。
就職をしてから意外な共通点があり、関係性を深めていく場合もあるかもしれません。
もしオファーを適当に断ってしまっていると、断った企業があなたのことを覚えていて関係を深める事ができなくなってしまいます。
なので、オファーを断る際にも必ず丁寧に断りましょう!
企業側から返信がこない場合の対応方法
スカウトを受けて返信をしても、返ってこない場合があります。
もし返信が返ってこない場合にはどうすれば良いのでしょうか?
その時の対応方法をこの章で解説しますね!
追加でメッセージを送る
企業も多くのメールを扱っているため見逃してしまうこともあります。
返信が来ない場合には追加でメッセージを送りましょう!
追加でメッセージを送る場合にも、相手に失礼がないように注意が必要です。
追加でメッセージを送る場合の注意点
追加でメッセージを送る場合の注意点は、5つあります。
次のことを意識することで、相手に失礼がない追加メッセージを送ることができます。
- いつ、どのような用件で連絡をしたのか
- 対応してほしい期限を提示
- 催促している理由
- 資料を送っている場合には再度送付
- 行き違いを考慮した文を添える
追加でメッセージを送る場合のテンプレ
上記の注意点を参考に、最低限のビジネスマナーを意識した、追加メッセージを送る場合のテンプレを紹介します。
【追加でメッセージを送る場合のテンプレ】
◯◯株式会社
人事ご担当△△様
◯◯日に御申込書をメールにてお送りし、ご返送をお願いしておりましたが、ご確認いただいておりますでしょうか。
◯◯日までにいただかないと作業に着手できないため、ご指示の納期に間に合わない可能性がございます。
念のため御申込書を再送いたしますので、ご確認をお願いできますでしょうか。
なお、すでにご返送いただいていた場合は、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
(氏名)
それでもこない場合は対応するのをやめる
追加でメッセージを送って、一週間ほど経っても対応がない場合には対応を辞め、辞退することをおすすめします。
返信がない企業などは管理が疎かなため、今後も何かしらのトラブルが起こる可能性が高いです。
できるだけそのような企業は避け、しっかりと対応してくれる企業の中から選択しましょう!
今回のまとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
オファーボックスでの返信方法について理解できたと思います。
企業との最初の繋がりである「返信」から戦略的に取り組みましょう。
オファーボックス経由で内定を獲得することはできます。
逆求人型サイトをうまく活用することは、就活において非常に重要。
ぜひ今回の記事を参考に返信してくださいね!
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。