こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
これまで1000以上の就活・転職記事を書いてきた中で、200以上の就活や転職サイトも調査してきました。
そんな経験を活かして、今回は「正社員の転職におすすめの転職サイト」を厳選して共有したいと思います。
世の中、正社員転職系のサイトが多すぎて、結局どれを利用すれば良いのか本当に分かりづらい。
そこで僕が「この転職サイトは利用価値が高い!」と考えているサイトだけを共有していきますね!
これから転職活動を開始しようと考えている方は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
たしかに転職サイトって数が多すぎて、どれを利用すれば良いのか分からないですね…。
そうなんだよ。これまで200以上のサイトを見てきて、その中から正社員として転職を考えたら利用すべきサイトを共有していくね!
- 大前提:転職サイトは大きく3つに分けられる
- 定番|正社員転職におすすめの求人サイト【7選】
- 用途別|正社員転職におすすめの求人サイト【7選】
- 年代別|正社員転職におすすめの求人サイト
- 正社員転職におすすめのエージェント型サイト【6選】
- 正社員転職をする人におすすめな求人サイトの選び方【3点】
- 求人サイトを賢く有効活用するためのポイント【5点】
- 正社員転職向き求人サイトを探す人からよくある質問
- 本記事の要点まとめ
大前提:転職サイトは大きく3つに分けられる
すぐにでも正社員転職におすすめの求人サイトを紹介したいところですが、その前に前提として知っておくとよい内容を共有させてください。
そもそも「転職サイト」にはどんな種類があるのか?という話です。
【転職サイトは大きく3タイプに分けられる】
- 求人サイト型:求人が掲載されており自分で検索できる
- エージェント型:転職エージェントから求人を紹介してもらう
- スカウト型:プロフィールを登録するとスカウトが届く
もっとも一般的なのは、いわゆる求人サイトと呼ばれるものです。
ただ、その他にも転職サイトには種類があって、個々人の状況によってはエージェント型やスカウト型のサイト活用もアリなんですよね。
とくにエージェント型サイトでは求人紹介だけでなく選考支援も受けられるので、転職に精通したプロからサポートを受けたい人にもおすすめですよ。
スカウト型サイトは過去の経験や実績をもとにオファーを送られるので、これから正社員転職を目指すという人は前者の2つのほうが相性がよいかもしれません。
この前提のもと、次章からはおすすめの求人サイトを共有したのちに、参考までにおすすめのエージェント型サイトまで紹介していきますね!
僕が今正社員転職をするなら利用するサイト一覧
ちなみに、僕が今正社員転職するなら以下のサイトを活用します。
【僕が今正社員転職をするなら利用するサイト一覧】
- doda(求人サイト型&エージェント型):全員におすすめ
- マイナビエージェント(エージェント型):全員におすすめ
- Re就活(求人サイト型):第二新卒向け
- enエンゲージ(求人サイト型):全員におすすめ
- 就職Shop(エージェント型):第二新卒向け
dodaやマイナビ転職は業界でも大手のサービスで、正社員転職にも対応しています。
とくにdodaは求人サイトとエージェントの機能を兼ね備えているので、エージェントサービスにも興味がある人にはありがたいですね。
Re就活は第二新卒や未経験者・フリーター向き、 enエンゲージは正社員やアルバイトの求人を探す人と相性がよいサイトです。
就職Shopは、フリーターや既卒の正社員求人を紹介してくれるエージェント型サイトですね。
もちろん、いずれのサイトも完全無料で利用できますよ。
個人的な結論は上記のとおりですが、次章から計20個のおすすめサイトを詳しく紹介していくのでぜひ続けてチェックしてみてください!
求人サイト型だけでなく、求人紹介や選考支援を受けられるエージェント型のサイトやスカウトが届くタイプの転職サイトもあるんですね。
選択肢が多いほど自分に合うサービスを選びやすくなるし知っておいて損はないね。とくにエージェント型サイトは相性がよいと思うから、ぜひ一緒に検討するといいよ!
定番|正社員転職におすすめの求人サイト【7選】
ではここから、正社員転職におすすめの求人サイトを紹介していきますね。
まず本章では、定番の求人サイトを7つ紹介します。
定番と言われるサイトはいずれも求人数が優れている傾向にあるので、豊富な選択肢のなかから候補を探したい人は要チェックですよ!
【定番|正社員転職におすすめの求人サイト7選】
- doda
- マイナビ転職
- リクナビNEXT
- エン転職
- type
- 求人ボックス
- Indeed
① doda
「doda」は、人材大手のパーソルキャリアが運営する転職サイトです。
正社員の仕事を中心に求人を取り揃えていて、公開求人数は22万件以上と非常に多くの求人を探せるようになっています(23年11月時点)。
求人検索機能だけでなくエージェントサービスも提供していて、転職相談から求人紹介・面接対策などにも対応しています。
テレビCMでも見かけるので、存在は知っていた人が大半なのではないでしょうか。
個人的には、求人サイトとエージェント機能をセットで使える点を魅力に感じます。
まさに定番の転職サイトなので、もし登録先に迷ったらとりあえず試してみてほしいサービスですね。
② マイナビ転職
「マイナビ転職」は、正社員を中心に全国各地の求人を取り揃える転職サイトです。
同サイトにしか掲載されていない求人の割合が約80%となっていて、他の転職サイトとの差別化を意識していることが明確に伝わるサービスですね。
利用者の多くは20〜30代の方であり、若年層向けの求人に強みを持っています。
「初めて正社員転職を目指している」という20代の人とも相性がよいので、似た境遇の人がいたらぜひ利用を検討してみてくださいね!
③ リクナビNEXT
「リクナビNEXT」は、業界最大手のリクルートが運営する転職サイトです。
求人数は10万件以上となっていて、doda同様に豊富な選択肢のなかから自分の希望条件に合う会社を探せるようになっています(23年11月時点)。
「検索時の絞り込み機能」が使いやすく用意されている点も魅力的ですね。
働きやすさに直結する「土日祝休み」「年間休日120日以上」「完全週休2日制」「月平均残業時間20時間以内」といった項目で企業を厳選できるようになっていました。
いくら求人数が多くても、検索機能が微妙だと効率的に企業を探せません。
求人数とともに検索機能にもこだわられているリクナビNEXTは、やはり定番の1つとしておすすめできる転職サイトですね。
④ エン転職
「エン転職」は、求人情報の質の部分で個人的に好印象を持っているサイトです。
求人情報のなかに「プロフェッショナル取材者のレビュー」という項目があって、取材者が企業に対して抱いた印象や魅力・厳しさなどが書かれているんですよね。
単純によい部分だけを書いていないことから、誠実に情報を伝えているとわかります。
オリコン顧客満足度調査の転職サイト部門で総合満足度No.1を6年連続獲得していることから、ユーザーからの評価も伴っていることが伝わりますね。
掲載求人数も約8万件と決して少なくありません。
徹底した「求職者目線」の追求にこだわる同サイトに魅力を感じる人は、ぜひ一度は試してみてほしいサービスです。
⑤ type
「type」は、アクセス者数No.1の転職サイトです。
「ひとつ上の仕事を見つけられる転職サイト」と謳っていて、東京・横浜・大阪などの首都圏を中心に全国の求人を取り扱うサービスですね。
検索機能に「正社員」や「女性」「未経験」「大手優良企業」などの項目も用意されているので、自分の状況に合う求人を効率的に探せます。
転職前の準備や職務経歴書の書き方・面接対策など、初めて転職活動をする人が知っておくべきノウハウに関するコンテンツも用意されていました。
とくに首都圏で正社員転職を目指している人は、候補の1つに加えてみるとよいでしょう。
⑥ 求人ボックス
「求人ボックス」は、全国の正社員・アルバイト・パート・派遣の仕事・転職・採用情報をまとめて検索できるサイトです。
在宅ワークや新卒採用の求人含め、幅広い採用情報が掲載されているサイトですね。
求人数を見ても、130万件以上と圧倒的な情報量となっていました(23年11月時点)。
もちろん正社員を目指す人と相性がよい求人も豊富にあるので、企業の持ち駒を増やしたいときにはぜひうまく活用するとよいでしょう。
⑦ Indeed
「Indeed」は、世界No.1の求人検索エンジンとして知られる転職サイトです。
求人ボックスのように、ネット上に公開されているあらゆる求人情報をまとめて検索できるようなサービスですね。
通常、転職サイトを活用する場合は個別にサイトに登録して求人を探します。
これに対してIndeedでは、勤務地や指定キーワードなどの条件を入力することで複数の転職サイトの求人情報を閲覧できるようなイメージですね。
正社員という条件を指定した上での求人検索ももちろん可能です。
サイトへの登録なしで使える点も魅力なので、少しでも気になった人は気軽に求人を探してみてはいかがでしょうか。
名前を聞いたことがあるような有名サービスは保有求人数も多めなんですね!
求人数が多いほど自分の条件に合う会社と出会いやすくなるのは間違いないし、少なくともここから1〜2個は試しに使ってみることをおすすめするよ。
用途別|正社員転職におすすめの求人サイト【7選】
次にこの章では、第二新卒向き・ITやWeb業界の求人を探す人向きなど、用途別に正社員転職におすすめの求人サイトをピックアップしました。
定番のサイトと比べて求人数は劣る傾向にありますが、特化型のサイトゆえに相性のよい求人がピンポイントで見つかる可能性はあるかと。
自分の状況とマッチするものがもしあれば、ぜひ一読してみてくださいね!
【用途別|正社員転職におすすめの求人サイト7選】
- Re就活:第二新卒や未経験者・フリーター向き
- enエンゲージ:正社員やアルバイトの求人を探す人向き
- Green:ITやWeb業界の求人を探す人向き
- クリエイト転職:地元求人を探す人向き
- はたらいく:地元求人を探す人向き
- 女の転職type:女性向けの求人を探す人向き
- とらばーゆ:女性向けの求人を探す人向き
① Re就活:第二新卒や未経験者・フリーター向き
「Re就活」は、20代・第二新卒・既卒のための転職サイトです。
これまでの経歴を重視するのではなく、これからの可能性に期待するような企業が多く登録していて、未経験者歓迎の求人も多数取り扱うサイトですね。
参加者の96%が満足と回答しているような転職イベントも開催されています。
イベント経由で参加者の90%が選考に進んでいることからも、ただ単にイベントが開催されているわけではないとわかりますね。
「もう一度納得できる仕事を探したい」という向上心を持つ人は、その意欲に期待する企業が集まるRe就活をぜひ有効活用してみてください!
② enエンゲージ:正社員やアルバイトの求人を探す人向き
「enエンゲージ」は、掲載企業数が国内No.1の社員・バイト向け求人サイトです。
具体的には100万件以上の求人を掲載していて、アルバイト・社員募集の総合型求人サイトとしては掲載企業数がNo.1とのこと。
正社員転職を目指す人は、雇用形態として「中途採用(正社員)」という項目を指定すれば簡単に求人を絞れます。
ほかにも、職種や勤務地・特徴や給与などの複数条件で検索をかけられますよ。
AIが希望に合う求人を表示してくれる機能、口コミを閲覧できる機能も魅力的です。
エンゲージの評判は別記事でまとめているので、利用者の口コミに興味がある人はぜひあわせて一読してみてくださいね。
③ Green:ITやWeb業界の求人を探す人向き
「Green」は、ITやWeb業界の求人・中途採用情報に強い転職サイトです。
「転職をカジュアルに」というキャッチコピーを掲げているように、友達と会うように企業と出会い、恋人と出会うように企業を選ぶ感覚をすすめていますね。
具体的には、IT業界では最大級となる求人数を保有している点が特徴です。
また、企業の雰囲気がわかるようにほぼ全求人で企業写真を多数掲載していたり、面接前にカジュアルに会える仕組みを用意していたりします。
未経験からの転職を目指す人を歓迎する求人も取り揃えているとのこと。
IT業界への正社員転職を少しでも考えている人は、ぜひ特化型サイトである同サービスを活用してみるとよいでしょう。
④ クリエイト転職:地元求人を探す人向き
「クリエイト転職」は、地域密着をコンセプトとする転職サイトです。
正社員求人を多く用意しているだけでなく、コンセプトにもあるように地方の求人も見つかりやすい転職サイトですね。
事務職や営業職・ドライバー職・販売職など、豊富に用意されている職種から自分の希望に会う求人を探しやすい点も印象的でした。
もちろん、希望勤務エリアや駅・路線などから求人を検索することも可能です。
地方で求人を探しているもののなかなか候補を増やせていなかった人は、ぜひ一度求人をチェックしてみるとよいでしょう。
⑤ はたらいく:地元求人を探す人向き
「はたらいく」は、リクルートが運営する地元での仕事探しに適した求人サイトです。
各都道府県内に本社のある地元企業や中小企業が多く利用していて、地元密着型の求人などを探している人と相性がよいサービスですね。
家の近くに転職したい人や第二新卒で地元就職を考えている人、IターンやUターンを考えている人など、特定の地域で求人を探す人は多くいると思います。
こういった人とはまさに相性がよいので、地元や地域密着型の正社員求人を探している人は試しに希望条件を入力してみてはいかがでしょうか。
⑥ 女の転職type:女性向けの求人を探す人向き
「女の転職type」は、正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。
サイト名からもわかるように、東京や横浜などの首都圏を中心に女性に人気のある正社員求人の情報を数多く掲載しているサービスですね。
求人情報のなかでも「残業の有無」や「産育休活用例の有無」など、女性が仕事を探す際に重視することが多い情報などが意識して書かれています。
女性向けに特化していることで、かゆいところに手が届く仕様になっていますね。
「女性の活躍推進企業特集」や「働く女のワーク&ライフマガジン」など、求人検索以外にも魅力的なコンテンツが豊富です。
正社員転職を目指している女性の方は、ぜひ一度はチェックしてみることをおすすめします!
⑦ とらばーゆ:女性向けの求人を探す人向き
「とらばーゆ」は、女性のための求人・転職サイトを謳っているサービスです。
前述した女の転職typeと同様に女性向けに特化していて、全国の女性の求人情報を数多く掲載しているサイトですね。
「18時退社」「産休・育休あり」など、ライフスタイルに合わせた求人が豊富です。
キャリアチェンジしたい人、子育てでブランクがあるけどまた働きたい人、正社員の求人を探す人など、多様な悩みや目的に対応していますよ。
総合型サイトを使うのもアリですが、やはり女性向けに特化したサイトのほうが何かと利便性が高い部分は少なくありません。
もちろん無料で使えるので、女の転職typeと合わせてぜひ有効活用してみてください!
総合型と言われる定番サイトだけでなく、特化型のサイトもいくつかあるんですね!
求人数は少なめでも相性がよければ効率的に企業を探せるし、条件に合うサイトがあればぜひうまく活用するといいよ!
年代別|正社員転職におすすめの求人サイト
続いてこの章では、年代別におすすめの求人サイトを共有しますね。
前述した求人サイトのなかから、各年代で1つだけおすすめを決めるとしたらどれか?という観点で個人的な結論をまとめました。
【年代別|正社員転職におすすめの求人サイト】
- 20代:マイナビ転職
- 30代:エン転職
- 40代:doda
- 50代:リクナビNEXT
20代:マイナビ転職
僕が20代で正社員転職を目指すとしたら「マイナビ転職」は確実に利用します。
というのも、利用層の中心が20代〜30代となっていて、サービス自体が20代の転職支援に強みを持っているから。
他のサイトには掲載がない求人の割合が約8割という点もやはり魅力的ですね。
仮によい企業が見つからなければ他のサイトに乗り換えればOKですし、20代が最初に登録するサイトとしては筆頭候補となるサービスです。
30代:エン転職
30代向けに1つだけ選ぶとしたら、個人的には「エン転職」がおすすめです。
30代となると過去に一定の経験を積んでいて、自分が次の転職先にどんな条件や特徴を求めるかなどの情報をある程度持っていると思います。
また「◯◯の特徴」がある会社は微妙などの感覚も一定あるかもしれません。
その点を踏まえると、エン転職では求人のなかに取材者が感じたレビュー情報が書かれているので、自分にとっての企業の良し悪しを判断しやすいかと。
こうした求人の質にこだわっている点は僕は素晴らしいと思っています。
ただ、その情報をうまく活用しきるには一定の知見も必要なので、その観点で30代の人にぜひ利用してみてほしい転職サイトですね。
40代:doda
僕が40代だとしたら、少なくとも「doda」は活用しますね。
業界大手のサービスなのでどの年代にもおすすめできますが、非公開求人を豊富に持っているので、経験や実績を活かした求人と出会える可能性があります。
非公開求人は一般には公開されていない求人のことで、エージェントサービスをお願いすると紹介してもらえる可能性がありますよ。
1つのサイトに登録するだけで求人サイトとエージェント型サイトの2つの機能を使えるので、ぜひ後者の機能もうまく活用してみてくださいね!
50代:リクナビNEXT
最後50代の方におすすめしたい求人サイトは「リクナビNEXT」です。
リクルートが運営する日本トップクラスの求人サイトで、豊富な選択肢のなかから企業候補を探せるサービスですね。
企業探しをする上で、求人数が多いに越したことはありません。
でも若年層だとそもそも経験や実績が不足していて、応募できる企業の候補をなかなか増やせないこともよくある話です。
ただ50代の方となると、過去の経験を活かすことでチャレンジできる求人の選択肢が多く見つかりやすいんですよね。
求人数が多いからこそ、自分の新たな可能性に気がつくきっかけにもなるかと。
この観点での使い方ができるのはある程度経験がある人に限られるので、その点で50代の人とリクナビNEXTは相性がよいと僕は考えていますね。
あくまで「各年代で1つだけおすすめを決めるなら」という前提ではあるけど、登録先に迷っている人がいたらぜひ僕の考えも参考にしてみてね!
正社員転職におすすめのエージェント型サイト【6選】
ここまでは、求人サイト型に特化しておすすめのサービスを共有してきました。
ただ、正社員転職を目指す際にはエージェント型サイトを活用して、求人紹介や選考対策などのサポートを受けるのもアリです。
そこで本章では、正社員転職におすすめのエージェント型サイトを厳選しました。
もちろんいずれも無料で使えるので、少しでも関心がある人はぜひ各サービスの概要をチェックしてみてください!
【正社員転職におすすめのエージェント型サイト6選】
- 就職Shop
- ハタラクティブ
- キャリアスタート
- Re就活エージェント
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
① 就職Shop
「就職Shop」は、対面型の就職・転職活動支援サービスです。
「自分が活躍できる仕事を探す若者」と「将来ある若者を採用したい企業」のマッチングを支援しているサービスですね。
サイトに登録すると担当者との面談の時間が設けられて、その場で話した内容をもとに求人紹介や面接対策を進めていきます。
経験や資格などを見る書類選考がないことも、人によっては安心できるかと。
利用者の9割が20代となっているので、とくに若年層の人と相性がよいサイトです。
経験豊富な担当者から正社員就職をサポートしてもらいたい人は、ぜひ就職Shopの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
② ハタラクティブ
「ハタラクティブ」は、フリーター・既卒・第二新卒の就職を支援するサイトです。
学歴や経歴を問わない未経験の就職や転職に強みを持っていて、実際つながりのある8割以上の企業が未経験OKとしているとのこと。
就職成功率が80.4%と高いことからも、サービスの利用価値の高さがわかります。
1社ずつ面接対策をしてもらえるので、安心感を持って選考本番に臨めますよ。
最短2週間で内定をもらえるというスピード感も魅力的なので、できる限り早く正社員転職を成功させたい思いがある人にもおすすめですね。
③ キャリアスタート
「キャリアスタート」は、「すべての若者が輝く社会を作る」を掲げるサイトです。
新卒・第二新卒・既卒・フリーターなど、20代を中心にさまざまなステータスの人たちに利用されているエージェント型サイトですね。
面接トレーニングの質が高く、内定率は86%を記録しているとのこと。
年収アップ率が83%と高い実績があったり、入社後の定着率が92%と優れたマッチングを実現していたりする点も魅力的です。
ミスマッチにはデメリットしかないので、入社前後のギャップが少ない点は素晴らしいですね。
とくに20代で正社員転職を目指している人は、候補の1つとして検討してみてください!
④ Re就活エージェント
「Re就活エージェント」は、Re就活を運営する学情が提供するサービスです。
「これまでの経歴ではなく、これからの可能性を」というコピーからもわかるように、未来の可能性に期待する企業を探せるサービスですね。
確実に20代を採用している優良企業のみを紹介してくれて、取扱求人数は5,000件以上となっていました。
「20代登録比率の高い転職エージェント」という項目でNo.1の実績も持っています。
東京・名古屋・大阪にオフィスがありますが、それ以外の地域に住む人でもオンラインで面談やサポートをしてもらえますよ。
Re就活のコンセプトに共感する人は、ぜひエージェントも試してみるとよいでしょう。
⑤ リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、もっとも定番と言われる転職エージェントです。
公開求人数は約40万件、非公開求人数も20万件以上と、数多く保有している企業の選択肢のなかから条件に合う会社を紹介してもらえます。
業界大手なだけあって、キャリアアドバイザーの質にもこだわられています。
転職支援実績No.1という実績があることからも、書類添削や面接対策などのサポートの質の高さがうかがえますね。
20代や正社員転職に特化しているわけではないですが、総合型の大手エージェントなので幅広いニーズに対応しています。
まずは定番のサービスを使いたい人は、同エージェントを試してみるとよいでしょう。
⑥ マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は、大手のマイナビが運営するサービスです。
サポートの質の高さに定評があって、2023年のオリコン顧客満足度では転職エージェント部門で第1位に選ばれていますね。
あらゆる業界や企業情報に精通した担当者が在籍していたり、徹底した情報収集により精度の高い企業紹介をしてくれたりする点が強みです。
リクルートには劣りますが、保有求人数も決して少なくはありません。
20代などの若手の支援に強いという口コミもよく見られるので、若年層で正社員転職を目指している人にもおすすめのエージェントですね。
エージェント型のサイトでも、サービスによって特徴や強みに違いがあるんですね。
特定の利用者を想定しているものもあれば、総合型と言われるようなエージェントもあるから、ぜひ自分の状況を踏まえて相性の良し悪しを判断してみてね。
正社員転職をする人におすすめな求人サイトの選び方【3点】
次にこの章では、正社員転職をする人におすすめな求人サイトの選び方を紹介します。
現段階で登録先に迷っている人がいたら、ぜひ以下を参考に選んでみてください!
【正社員転職をする人におすすめな求人サイトの選び方】
- 保有求人数の多いサイトを選ぶ
- 希望勤務地の求人数が多いサイトを選ぶ
- 希望業界・職種の求人が多いサイトを選ぶ
選び方① 保有求人数の多いサイトを選ぶ
大前提として、迷ったら求人数の多いサイトを選ぶのがおすすめです。
単純に母数が多ければ多いほど、自分の希望条件に合う企業と出会える可能性も高くなるからですね。
特化型サイトでも想定されている利用層と自分の属性が近い場合は、少ない求人数のなかからでも自分に合う会社が多く見つかることはあります。
でも、確率的な話を考えるとやはり母数が多いに越したことはありません。
また、多くの求人から候補を探すなかで思わぬ形で視野が広がることもよくあります。
とくに地方で求人を探す場合はそもそもの選択肢が少ないこともよくあるので、サイト登録時には求人数の多さを欠かさずチェックしておきましょう。
選び方② 希望勤務地の求人数が多いサイトを選ぶ
求人数全体だけでなく、希望勤務地での求人数を見ておくことも大切です。
都市圏ほど企業は多く存在するので、どうしても地方で転職先の候補を探す場合は求人数が少ない状態になりやすいんですよね。
全国の地方求人に力を入れているサービスもありますが、とはいえ具体的な求人数の多さは都道府県によって変動があります。
都市圏以外で転職を考えている人は、希望エリアでの求人数も確認しておきましょう。
選び方③ 希望業界・職種の求人が多いサイトを選ぶ
勤務地と同じく、希望業界や職種における求人数も事前に確認しておいてください。
総合型のサイトであれば満遍なく求人を保有していますが、業界や職種によっては豊富な求人数が用意されていないこともよくあります。
逆に、特定の業界や職種に強みを持つようなサイトも存在するんですよね。
よって希望業界などが決まっている場合は、同じ領域の求人や転職支援に強みを持つサイトが存在しないか調べてみるのも有効かと。
とくに転職支援までしてくれるエージェント型のサイトであれば、特定の業界などに特化しているサービスほど詳細なノウハウを持っているものです。
登録するサイトを選ぶ際は、希望業界や職種との相性もチェックしておきましょう。
全体の求人数だけでなく、希望勤務地や希望業界・職種における求人数を確認した上で登録先を決めるとよいんですね!
求人サイトを賢く有効活用するためのポイント【5点】
続いては、求人サイトを賢く有効活用するためのポイントを共有します。
転職サイトを利用する上でどれも知っておいて損のない内容なので、ぜひさくっと目を通してみてください!
【求人サイトを賢く有効活用するためのポイント】
- 複数の求人サイトを併用する
- 求人検索前に希望条件を明確化しておく
- 希望条件を高く設定しすぎない
- サイト登録時は転職活動用のメールアドレスを利用する
- 気になる求人を見つけたら応募前に口コミを確認する
ポイント① 複数の求人サイトを併用する
転職サイトは、複数のサービスを併用するのがおすすめです。
単純に閲覧できる求人数が増えて自分に合う企業を見つけやすくなりますし、自分と相性のよいサイトを見極めやすくなるからですね。
非公開求人を保有するサイトであれば、それらのサービスを多く使うほど一般には公開されていない企業にも出会えるようになります。
エージェント型のサイトでは専任の担当者がつきますが、複数サイトを併用していると相性のよい担当者も見極めやすくなりますよ。
率直に、複数登録するデメリットは手間がかかるくらいしかありません。
少しの手間の違いでも転職成功に影響する可能性があるわけなので、やはり手間を惜しむことなく求人サイトは併用すべきだと僕は思いますね。
ポイント② 求人検索前に希望条件を明確化しておく
求人サイトで企業を探す際は、事前に希望条件を明確にしておきましょう。
なんとなくの条件を入力して企業を探すことも可能ですが、条件が曖昧な状況だと求人探しの作業が非効率的になりがちなんですよね。
「この企業もいいな」「一応この企業もメモしておくか」など、中途半端に魅力を感じた企業でもどんどん候補が増えていきやすいわけです。
個人的なおすすめは、絶対に譲れない必須条件とそのほかの条件を明確化すること。
何が必須条件かさえ明確になれば、その項目を満たす企業のなかからより魅力的な企業を厳選すると効率的に進められるんですよね。
必須条件を決めるための情報収集として多くの求人に目を通すのはアリだと思います。
ただ、目的なしにダラダラ求人を探すと時間をロスしやすいので、可能であれば求人検索前に希望条件を整理しておくとよいでしょう。
ポイント③ 希望条件を高く設定しすぎない
希望条件を明確化する際に、その条件を高く設定しすぎないことも大切です。
理想的な条件がすべて叶うことがベストではありますが、やはり必須条件を多く設定するとそれらを満たす企業はなかなか見つかりません。
仮に見つかったとしても、内定獲得のハードルも高い可能性が高いかと。
だからこそ、確実に満たしたい必須条件とそれ以外の条件を分けて優先順位を考えておくと、適度に選択肢を増やせるはずです。
長期視点で考えると、いずれはもっと希望を満たせるようになる可能性もありますよ。
自分が働く企業に求める条件は人それぞれ異なるので、あらゆる条件のなかでも自分にとって優先順位が高い項目は何かを検討しておきましょう。
ポイント④ サイト登録時は転職活動用のメールアドレスを利用する
事務的な話になりますが、転職サイトに登録する際は専用で作成したメールアドレスを利用することをおすすめします。
サイトに登録すると、大量のメールが届くようになるからです。
配信停止の設定もできますが、とくに慣れないころはどのメールが不要でどのメールは必要かの判断にも時間がかかるものです。
よって対策として、プライベートのメールと混ざらないようにすると管理が楽なんですよね。
個人的には、フリーメールのGmailを利用して登録するようにしています。
新たに登録する作業も簡単なので、転職サイト登録前にさくっと準備しておくといいですよ!
ポイント⑤ 気になる求人を見つけたら応募前に口コミを確認する
最後5つ目は、求人サイトで企業候補を見つけた後の話になります。
気になる求人を見つけたら、求人情報だけを見てエントリーを決めるのではなく、企業の口コミも確認するようにしましょう。
求人には、公に向けた都合のよい情報しか書かれていないことも少なくありません。
それだけで企業を魅力的に感じて入社まで決めてしまうと、働き始めてからギャップを感じる可能性があるんですよね。
だからこそ、企業で実際に働いたことがある人が投稿している口コミサイトを見て、内部のリアルな実態を把握しておくことが大切です。
僕のおすすめは「ライトハウス」と「オープンワーク」の活用ですね。
口コミもすべて主観的な意見なので、できる限り多くのサイトで多くの口コミに目を通して全体の傾向を把握することが重要です。
口コミの内容が必ずしも事実とは限らないので、その点も注意して確認してくださいね!
たしかに希望条件が曖昧な状態だと、企業候補をなかなか厳選できないですよね。
そうなんだよね。だからこそ絶対に満たしたい必須条件だけ決めておいて、その上で求人を探して魅力的な企業を厳選していくと効率的に作業を進められるよ!
正社員転職向き求人サイトを探す人からよくある質問
最後に本章では、正社員転職向き求人サイトを探す人からよくある質問に回答します。
似た疑問を感じていた人がいたら、ぜひ以下の回答を参考にしてみてください!
【正社員転職向き求人サイトを探す人からよくある質問】
- エージェントより求人サイトでの転職が向いている人の特徴は?
- エージェントと求人サイトでは正直どっちがおすすめ?
- 転職エージェントはどうして無料で使えるの?
- 転職活動をする前に今の会社をやめるのは微妙?
- 求人サイトからのメール連絡が多いときの対処法は?
- 求人サイトはすぐに退会できる?
質問① エージェントより求人サイトでの転職が向いている人の特徴は?
個人的には、自分のペースで転職活動を進めたい人、とりあえず正社員の求人情報をチェックしたい人におすすめです。
エージェントでは、担当者がついて求人紹介や選考対策の支援を受けられます。
支援してくれる人がいることはありがたいですが、一方で自分のペースで活動を進めたい人はストレスを感じる可能性もあるんですよね。
また、転職活動の本気度合いも現状だとそこまで高くない人もいると思います。
このように「とりあえず求人の選択肢を見ておきたい」くらいの温度感の人は、まずは求人サイトを覗いてみるのがおすすめですね。
質問② エージェントと求人サイトでは正直どっちがおすすめ?
何を求めるかによりますが、転職することを決めていて内定獲得の可能性を高めたい人には転職エージェントの利用が僕はおすすめです。
サポートを受けることで、より万全な状態で選考本番に臨めるからですね。
もちろん自分一人で転職活動を進めても、内定を獲得することは可能です。
でも、転職市場に精通したプロから支援を受けたほうがより入念に準備できますし、第三者視点も取り入れて対策ができるんですよね。
とくに面接対策は、一回でも事前にしておくと本番でのパフォーマンスに差が生まれやすいです。
全員に当てはまる話ではないですが、迷っている人は上記を参考にしてみてください!
質問③ 転職エージェントはどうして無料で使えるの?
企業と求職者のマッチング成立をサポートすることで、企業側から紹介手数料を受け取るビジネスモデルがあるからです。
つまり、企業側は有料で転職エージェントを利用しているわけですね。
逆に、求職者は料金を負担する必要がないことが一般的になっています。
求職者が無料で使えるからといって怪しいサービスでは決してないので、怪しく感じていた人はビジネスモデルを知っておくとよいでしょう。
質問④ 転職活動をする前に今の会社をやめるのは微妙?
可能であれば、やはり現職を続けながら転職活動をするのがおすすめです。
企業に勤めていないと一時的に収入がなくなりますが、その状態が長く続くと冷静な精神状態で転職活動できなくなる可能性があるからですね。
また仮に転職活動に苦戦してしまうと、空白期間が自然と長くなって選考時に不利な条件として認識される恐れもあるかと。
もちろん、心身に支障をきたすような事態となっている場合などは例外です。
ただ、そうでない場合は現職を続けながらのほうが無難に活動しやすいので、迷ったら会社員を続けながら転職活動することをおすすめします。
質問⑤ 求人サイトからのメール連絡が多いときの対処法は?
各サイトのメール配信設定画面を見て、停止の手続きをしてください。
求人サイトの口コミを見ると「大量にメールが届いた」などの声がありますが、基本的には設定次第で配信停止できます。
ただし、メールの種類が複数に分類されていて、たとえば3種類のメールに対して停止設定をしなければならないサイトもよくあります。
この場合、1種類だけ停止設定しても残りの2種類が届き続けるんですよね。
よって停止設定をしてもまだメールが届き続ける場合は、停止設定すべき対象がほかにないかどうか再度確認するようにしましょう。
質問⑥ 求人サイトはすぐに退会できる?
基本的にどのサイトもすぐに退会できるようになっています。
退会方法はサービスによって異なりますが、簡単な操作で退会できることが多いので登録時点で心配しておく必要はとくにないですよ!
エージェントと求人サイトのどちらを利用すべきか迷っていたので、自分にどちらが合っているかを判断する上で参考になりました!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
転職サイトの大まかな種類を紹介したのちに、正社員転職におすすめの求人サイトや有効活用するためのポイントなどを網羅的に共有しました。
正社員転職を目指す際に利用できる求人サイトはいくつも存在します。
もちろんサイトによってターゲットや特徴は異なるので、自分の属性や条件に合うサービスを利用することが大切ですね。
求人サイトに限定せず、選考支援を受けられる転職エージェントの活用もアリです。
面接対策などの支援を受けるとより万全な状態で本番に臨めますし、サポートに魅力を感じた人はエージェントの活用もぜひ検討してみてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」も読んでみてください。
僕が現状考えるもっとも有効なホワイト企業転職の攻略法を簡潔にまとめています。
ホワイト企業への転職に必要な3要素、転職回数が増えても年収を上げる戦略を共有しているので、少しでも興味を持った人はこちらもぜひ。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 転職サイトは、求人サイト型・エージェント型・スカウト型の大きく3つがある。
- 求人サイト型の利用もアリだが、求人紹介や選考支援を受けられるエージェントもおすすめである。
- 正社員転職を目指す際は、サイト全体と希望条件における求人数が多いサービスを選ぶとよい。
- 求人検索前に希望条件を明確化すること、企業の口コミを見ることなども重要である。