こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回はマイナビ新卒の掲載料について解説していきます。
(僕自身、就活専門ブロガーであると同時に会社経営者でもあり、このメディアを運営していることで人材業界とのつながりもあるので、新卒採用に関する情報も豊富だったりします。)
新卒求人サイトは、新年度から会社に加わる優秀な人材を確保する上で必要不可欠。
就職活動中の学生を効率よく集めることができるので、自社にマッチした学生を獲得できます。
中でも、最大手のマイナビの掲載料は気になりますよね。
そこで本記事では、業界トップクラスの大手サイト・マイナビの掲載料を共有します。
加えて、その他主要新卒求人サイトの特徴・掲載料一覧やマイナビの利用がおすすめの企業の特徴まで解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
最大手のマイナビの掲載料は気になりますね。
必ず押さえておくべき新卒ナビサイトだからね。他のナビサイトとの比較などもできる内容になっているので、ぜひ参考にしてほしい!
- マイナビの新卒の掲載料は?
- マイナビ新卒サイトの特徴
- 主要新卒求人サイトの特徴・掲載料比較
- マイナビ新卒の求人掲載の流れ
- マイナビ新卒サイトを利用すべき企業の特徴
- 【補足情報】新卒採用の現状・展望
- 本記事の要点まとめ
マイナビの新卒の掲載料は?
まずは、マイナビの新卒求人広告掲載料を解説します。
マイナビの掲載表は、1シーズンにつき80万円~となっています。
マイナビは「基本パッケージ」「プレミアパッケージ」「バリュープラン」という3つの料金体系を用意しており、上位プランになるほど機能が充実しています。
なお、以下の3画面はすべてのプランに含まれます。
【すべてのプランに含まれる内容】
- 会社概要画面|企業情報や会社紹介記事を掲載する
- 採用情報画面|募集要項・募集職種などを掲載する
- セミナー情報画面|会社説明会の情報を掲載する
グランドオープンである3月の表示順位は料金体系によって異なり、プレミアパッケージが最も上位に表示されます。
オプションと組み合わせることで、さらに上位に表示させることも可能です。
①基本パッケージ(160万円/1シーズン)
基本パッケージでは、会社概要画面・採用データ画面・セミナー画面に加え、以下の機能を利用できます。
【基本パッケージで利用可能な機能】
・個別エントリー・一括エントリーシステム
就活生からのエントリーを受付する機能。就活生が1社ずつエントリーする個別エントリーはもちろん、複数企業にまとめてエントリーする一括エントリーシステムも利用可能。
・セミナー・選考予約システム
会社説明会の予約を受付する機能。セミナー画面と連動させ、学生の予約情報を企業が確認できる。
・企業マイページ
マイナビの定型文章以外に、企業独自のPRができる機能。ブログや記事など200種類以上の表示パターンから選択可能で、選考中の就活生のみなど公開範囲を制限することもできる。
・公開回答機能
マイナビ編集部がとりまとめたよくある質問に対する企業の回答を公開できる機能。マイナビトップページの「みんなのギモンに企業が回答!」というバナーから、回答企業のみがピックアップされる。
②プレミアパッケージ(295万円/1シーズン)
プレミアパッケージでは、基本パッケージの内容に加えて以下の機能を利用できます。
【プレミアパッケージで利用可能な機能】
・先輩発見機能
先輩発見機能は、先輩社員を最大600人まで掲載できる機能。出身大学・学部の設定ができるため、就活生へ親近感を持ってもらうことができる。説明文には、5つまで見出しをつけることが可能。
・取材情報画面
取材情報画面は、最大3人の社員に対するインタビュー情報を1つの記事で掲載できる機能。会社紹介画面や採用情報画面では伝えきれない、細かい内容まで就活生にアピールできる。
・優先表示プレミア
プレミアパッケージを選択した企業のみが利用できる特典。エントリー数が最も集まる3月の第1・2週に、検索結果画面で基本パッケージよりも上位に表示される。
・スマホベースアップ
スマホ上でマイナビを利用した際に、検索結果画面で上位表示されるオプション。通常オプション料金を支払い利用できるものだが、プレミアパッケージでは追加料金なしで2週間分利用できる。
③バリュープラン(80万円/1シーズン)
バリュープランでは、基本パッケージから企業マイページ・公開回答機能を除いた機能を利用できます。
なお、バリュープランでは、3月1日~4月初旬の優先表示やスマホベースアップなど一定期間内の上位表示オプションは利用できません。
【補足】マイナビ2023のオプション
「基本パッケージ」「プレミアパッケージ」「バリュープラン」では、基本機能に加えオプションをつけることができます。
オプションをつけることで就活生に対する露出度を高められるため、優秀な就活生からの多くのエントリーが期待できますよ。
オプションは50以上あり、主なオプションは以下のとおり。
なお、時期によって料金は異なります。
【マイナビ2023で追加可能なオプション例】
・優先機能(50万円〜)
検索結果画面で上位に表示し、就活生からの発見率を高める
・DM・スカウトメール(50万円〜)
条件入力した就活生に対して、企業PR分やスカウトメールを送信できる
・志向・属性別マッチング企画(40万円〜)
就活生の志望業種・職種に合わせた企業をピックアップ表示する
・バナー広告(20万円〜)
さまざまな箇所にバナーを貼り、就活生からの発見率を高める
・メール広告(20万円〜)
編集部のおすすめ企業として、就活生に対してリンク付きメールを配信する
なお、新卒1名あたりの採用コストについては「新卒1名あたりの採用コストの平均は?【内訳と8つの削減方法を解説】」にて詳しく解説しているので、こちらも合わせて参考にしてくださいね!
上位プランになるほど付帯機能が増えるということですね!
自社の求人状況を分析しながら効率のいい形にカスタマイズしていくべきだね。
マイナビ新卒サイトの特徴
次に、マイナビ新卒サイトの特徴について解説します。
業界トップクラスの大手企業であるマイナビの特徴は、以下のとおりです。
【マイナビ新卒サイトの特徴】
- 学生利用率・満足度が高い
- 国内最大規模の合同会社説明会「マイナビ就職EXPO」の開催
- 中堅・中小企業の掲載率が高い
特徴① 学生利用率・満足度が高い
マイナビは学生利用率・満足度ともに業界トップクラスを維持しています。
2021年3月時点(22年卒向けサイト)の学生登録数は731,820人。
近年多くの新卒求人メディアなどが登場している影響で昨年比86.8%の数字ではありますが、まだまだナビサイトがメインの就活手段であることを示しているといえるでしょう。
また、顧客満足度が高いことでも知られており、2020年の「新卒採用サイトランキング」では総合1位を獲得。
7つの評価項目すべてにおいて70点台という高得点であり、特に「登録のしやすさ」で高評価となっています。
さらに、2019年の楽天インサイト株式会社による調査でも「最も利用された就職情報サイト」「就職アプリ利用率」「就職イベント満足度」の3項目で1位になりました。
実際に利用している就活生から高い評価を獲得し続けていることこそ、マイナビが多くの企業に利用される所以です。
特徴② 国内最大規模の合同会社説明会「マイナビ就職EXPO」の開催
マイナビでは毎年、国内最大規模の合同会社説明会「マイナビ就職EXPO」を開催しています。
マイナビ就職EXPOとは、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌など全国の主要都市で開催されるイベントです。
誰もが知っている大手企業から地元の中小企業、ベンチャー企業まで、多種多様な企業が一同に集結します。
2019年3~5月には約19万人の就活生と約9,600社の企業とのマッチングを実現。
インターネット上の情報だけでは伝えきれない企業の魅力を就活生に理解してもらう“きっかけ”となるため、就活生の志望動機形成を促す効果も期待できます。
企業説明会だけでなく、マイナビによるES添削講座やメイク講座など、就活に役立つ無料セミナーが開催されている点も多くの就活生が参加する理由のひとつです。
また、当日直接会場に出向くことができない就活生がオンライン上でインターンシップ説明会や就活準備講座に参加できるWEBセミナーも実施しています。
このような工夫があるからこそ、今もなおマイナビが多くの就活生や企業に支持されているのでしょう。
特徴③ 中堅・中小企業の掲載率が高い
マイナビ2020の利用実績では、登録企業の65%以上が従業員数300名未満の中堅・中小企業であることがわかっています。
企業掲載数が多いことから、有名な大手企業から地域に根付いた中小企業まで幅広い企業と出会えるのはマイナビの魅力です。
さまざまな業界の企業とマッチングすることができ、「マイナビ看護学生」や「薬学生ナビ」など、一部の業界特化型のサイトもあります。
さらに、地域ごとのサポートも手厚く、全国53拠点のネットワークを駆使してエリア特性に精通した担当営業が採用成功のための企業に適した提案をしてくれますよ。
業界トップクラスであるマイナビだからこそ、さまざまな企業に出会うことができるんですね!
そうだね!「マイナビEXPO」など大々的なイベントを開催できるのも、高い学生利用率を誇るマイナビだからこそだろう。
主要新卒求人サイトの特徴・掲載料比較
次に、マイナビ以外の主要サイトの特徴や掲載料について紹介します。
今回ご紹介するのは、以下の6社です。
【マイナビ以外の主要サイト6社】
- リクナビ
- あさがくナビ
- キャリタス就活
- ONE CAREER(ワンキャリア)
- アクセス就活
- ダイヤモンド就活ナビ
①リクナビ
マイナビとともに新卒求人サイトとして高い知名度を誇るのが、リクナビです。
リクナビはリクルートが運営しており、22年卒向けサイトでは掲載企業数10,830社、登録者数は703,861人。
就活生の80%がリクナビを利用しているといわれるほど、定番のナビサイトです。
フリーワードや条件での企業検索をはじめ、イベントの申し込みや就活準備ガイドなどを利用可能。
掲載企業の業界はマイナビと大きな違いはなく、サービスやインフラ、メーカーなどの割合が多い傾向にあります。
また、マイナビ同様、全国各地で大規模な合同企業説明会が開催される点も特徴のひとつです。
近年では新型コロナウイルスの影響もあり、イベントのオンライン化が加速しています。
そんなリクナビの新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【リクナビの新卒求人広告掲載料】
- 基本企画:120万円
- グループ募集基本企画:210万円
- WEBエントリーシステム(5画面):90万円
- 説明会・面接予約画面A(5画面):60万円
- 説明会・面接予約画面B(10画面):80万円
- 説明会・面接予約画面S(500画面):120万円
<オプション例>
- 検索結果画面アップ(1週間):15万円
- 検索結果画面ムービー(3週間):50万円
- 検索結果画面フォトPR(3週間):40万円
- リクナビスカウト(50通):30万円
②あさがくナビ
もともとはマイナビやリクナビと並び、代表的な新卒求人サイトとして運営されていた、あさがくナビ。
現在は近年多様化している採用形態に対応すべく、タイレクトリクルーティングサイトとして運営されています。
2020年時点での登録者数は402,508人、掲載企業数は2,320社。
あさがくナビ登録者の80%は、中堅・中小・ベンチャー企業志望者といわれており、仕事へのやりがいを求める向上心の高い就活生が多い印象です。
また、特徴としてミスマッチのない採用を目指し一括エントリーを廃止しているため、個別エントリー率が100%となっています。
これにより企業説明会や選考への移行率が高く、密度の濃い母集団形成を実現しています。
さらに、マイナビやリクナビと同様、全国各都市での大規模合同企業セミナー「就職博」を開催しています。
来場者の行動歴はデータ化しているため、ダイレクトスカウトや求人案内などを送る際に便利です。
そんなあさがくナビの新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【あさがくナビの新卒求人広告掲載料】
掲載期間 | プレミアムプラン | スタンダードプラン | ライトプラン |
---|---|---|---|
通年 | 140万円 | 100万円 | 70万円 |
24週間 | 120万円 | 80万円 | 50万円 |
12週パスポート(4週×3パスポート) | 75万円 | 60万円 | 45万円 |
12週間 | 60万円 | 45万円 | 35万円 |
<就職博セットプラン(就職博出展企業のみ利用可能)>
- 就職博セットプラン(就職博前後 計8週間):15万円
- 就職博セットプラン+あさがくナビコミュニケーター(就職博前後 計12週間):60万円
<オプション例>
- 求人案内追加(30,000通):20万円
- ダイレクトスカウト追加(100通/月):20万円
- スマホ 編集部メルマガヘッダー広告(1週間/1枠限定):15万円
- 適職診断テスト結果画面バナー(4~6月):15万円
- PC 検索結果画面テキストバナー(4~6月):15万円
③キャリタス就活
株式会社ディスコが運営する新卒求人サイト、キャリタス就活。
就活生目線に立って考えられた独自のコンテンツを提供しており、会員登録数は約45万人、掲載企業数は17,000社と、学生・企業ともに多くの支持を集めるサイトです。
キャリタス就活では、求人票配信システム「キャリタスUC」を利用しています。
キャリタスUCとは、企業が求人票やインターンシップ情報を学校に配信し、それを学校が学生に対し公開する"オンライン求人票配信システム"です。
企業が希望の学校を絞り込んで配信することで、精度の高い採用活動が可能となり学生とのマッチング率も加速されることができます。
また、キャリタス就活独自の機能として「気になる」というものがあります。
この機能は企業・学生どちらも利用でき、企業は自社の認知拡大や学生との接点の創出に、学生は効率的な企業管理に利用できます。
学生に興味を持ってもらえる機会を創り出すことができるため、学生からの認知度が低い業界や職種の企業には特におすすめです。
さらに、マイナビやリクナビと同じくキャリタス就活でも合同企業説明会「キャリタス就活フォーラム」を開催しています。
全国主要都市で毎年200回以上実施されているイベントであり50~100社程度の中規模説明会なので、学生とより近い距離間で交流することが可能です。
そんなキャリタス就活の新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【キャリタス就活の広告掲載料】
- エントリープラン:50万円
- スタンダードプラン:90万円
- プレミアムプラン:150万円
<オプション例>
- 企業検索結果上位表示:90万円(1週間(3月1~26日))
- 企業検索結果画面アピール表示:70万円(1シーズン)
- 選考結果表示機能:10万円
- 先輩情報:10万円(1タブ/9名まで)
- 「気になる」配信:30万円(最大6万通(「プレミアムプラン」および「スタンダードプラン」では無料))
④ONE CAREER(ワンキャリア)
近年急速に成長しているのがONE CAREER(ワンキャリア)です。
今では、月間利用者数100万人のWebメディアとして有名なサービス。
HR総研が実施した『2021年卒学生の就職活動動向調査結果報告』では、「文系学生が1年を通して最も利用した就職サイト」おいて、リクナビを抑えて2位にランクインしています。
ONE CAREERの保有する約4万社もの企業情報は学生からの口コミを基にしており、30万件以上の先輩の通過ESや選考体験談なども閲覧できるなど、就活生の真のニーズに応えたコンテンツを提供。
口コミ情報の質が高いため就活シーズンだけでなく年間を通しての利用率が高く、長期的に利用されている点が特徴です。
ユーザーに関する情報が蓄積されているため、客観的データに基づいた採用支援も実現しています。
また、ONE CAREERでは創業以来オリジナルイベントを開催しています。
1~2万人が参加する「ONE CAREER SUPER LIVE」や800人程度の「商社業界研究セミナー」などその種類は多岐に渡り、企画から集客、運営までを一貫して自社にて行っているため高いクオリティも維持しています。
そんなONE CAREERの新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【ONE CAREERの広告掲載料】
- フリープラン:0円
- ライトプラン(月額掲載型):30万円(システム使用料)+10万円/1か月
- スタンダードプラン(月額掲載型):30万円(システム使用料)+30万円/1か月
⑤アクセス就活
近年増加傾向にあるスマホでの就活スタイルに合わせた、ユーザビリティの高いサイトづくりが好評なアクセス就活。
通学中や休憩時間にスマホで情報収集する就活生が閲覧しやすいデザインで、「就活生の使いやすさ」を追求しています。
業界や会社の知名度ではなく現役社員の魅力や想いを伝えることで就活生の興味を惹く「ヒトから検索」は、アクセス就活ならでは。
働き方ややりがいなどを紹介するインタビュー記事を掲載でき、大学のOB・OGや仕事内容など絞り込み検索にも対応しています。
実際に働いている先輩のリアルな情報なのでミスマッチも防ぐことができ、質の高い採用を実現できますよ。
また、アクセス就活では情報掲載だけではく東京や大阪などの主要都市を中心に、就活イベント「アクセス就活フェア」を開催しています。
参加企業数10社程度の小~中規模のイベントであり、採用広報解禁から卒業直前の3月ごろまで毎月開催されています。
そのため、母集団形成に苦戦しがちな中小企業やベンチャー企業には非常におすすめで、就活生もそれらの企業に興味のある人が集まる傾向にあります。
企業・就活生双方にとって有益なイベントであるといえるでしょう。
そんなアクセス就活の新卒求人広告掲載料は、以下のとおり。
【アクセス就活の広告掲載料】
- 基本企画:35万円(1シーズン)
<オプション例>
- 企業情報/スペシャル画像:10万円(1シーズン)
- ダイレクトメッセージ:5万円(1シーズン)
- 発信料金(10,000ポイント):10万円(1シーズン)
- コンテンツバナー:40万円(4週間)
- イメージバナー:15万円(2週間)
- テキストバナー:10万円~(2週間)
⑥ダイヤモンド就活ナビ
ダイヤモンド就活ナビとは、株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースが運営する就活サイトです。
株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースは人気ビジネス誌「週刊ダイヤモンド」を手掛けていることでも知られています。
ダイヤモンド就活ナビは、総合職・営業職の求人に力を入れています。
特に大手保険会社や金融の営業職の求人が多く、これらの業界の企業にとっては就活生との質の高いマッチングが期待できるためおすすめです。
社内での仕事風景や業務以外の会社での過ごし方などがわかる写真も掲載されており、企業訪問をしなくても雰囲気がわかるのは就活生にとって非常に役立ちます。
また、U・Iターン就活を手厚く支援しているという特徴もあります。
たとえば、オンラインでの説明会や地域密着型のTwitterアカウントによる情報発信、地方就活生同士の交流会の開催など。
地方就職の予定がある就活生にとっては利用しやすいサイトでしょう。
なお、ダイヤモンド就活ナビの新卒求人広告掲載料は、確認できませんでした。
新卒求人サイトとひとことでいっても、さまざまなサイトがあるんですね!
サイトによって特徴や強みが異なるから、自社のニーズに合わせたサイトでの掲載を検討するのがおすすめだよ。
マイナビ新卒の求人掲載の流れ
次に、マイナビにて新卒求人を掲載する場合の流れを解説します。
マイナビでの問い合わせから掲載までの流れは、主に以下のとおりです。
【マイナビの新卒求人掲載の流れ】
- 問い合わせ
- ヒアリング・打ち合わせ
- 提案・契約
- 取材・原稿制作
- 原稿確認
- 入稿・掲載
電話やWeb上の問い合わせフォームにて問い合わせを行うと、担当者との打ち合わせに入ります。
自社が求めるターゲットや採用スケジュールなどの情報からプランを選択・契約。
その後、マイナビに掲載する原稿制作や写真撮影を行い、内容の確認後入稿します。
その後公開され、就活生からのエントリーが始まります。
担当者が直接プランなどの説明をしてくれるし、掲載後も随時フォローしてくれるようなので安心だね!
マイナビ新卒サイトを利用すべき企業の特徴
次に、マイナビ新卒サイトを利用すべき企業の特徴をご紹介します。
新卒求人サイト選びに迷っている方は、以下の特徴に自社が当てはまっているかチェックしてみてくださいね!
【マイナビ新卒サイトを利用すべき企業の特徴】
- 新卒求人サイトに掲載する
- 地方での採用活動を成功させたい
- インターンシップサイトからの継続活用を希望する
特徴① 初めて新卒求人サイトに掲載する
初めて新卒求人サイトに掲載する企業は、まずマイナビを検討するのがおすすめ。
なぜなら、マイナビは掲載企業数・登録学生数ともに業界トップクラスであるからです。
「掲載企業数が多いとその分自社が埋もれてしまうのでは」と懸念してしまうかもしれませんが、オプションが豊富にあるため自社の特徴に合わせたスタイルで就活生へのアピールが可能。
また、サイト上で応募から選考案内までのやりとりを行えるため、使い勝手もいいですよ。
特徴② 地方での採用活動を成功させたい
地方での採用活動を成功させたい企業にも、マイナビはおすすめ。
地域ごとのサポートが手厚く、全国53拠点のネットワークを駆使してエリア特性に精通した担当営業が採用成功のための企業に適した提案をしてくれます。
また、マイナビは幅広い業界の企業が利用しており、掲載企業の半数以上が従業員数300人未満の企業です。
このことからも、地方の大企業はもちろん、中小企業やベンチャー企業もマイナビは活用しやすいといえるでしょう。
特徴③ インターンシップサイトからの継続活用を希望する
インターンシップサイトから本サイトまで一括で管理したい企業は、マイナビがおすすめです。
マイナビでは、インターンシップ期間のプレサイトと就活解禁後の本サイトを利用でき、これらは連携可能。
そのため、応募者情報を一括で管理でき、学生の参加したインターンシップや現在の選考段階などを効率的に知ることができますよ。
マイナビは、会社の規模や拠点を問わず多くの企業におすすめといえそうですね。
マイナビは誰もがしっている就活サイトだし、安心して利用できる点もいいね。
【補足情報】新卒採用の現状・展望
次に、新卒採用の現状と展望についてお話します。
新卒採用を行うのであれば、今の状況とこれから予想される未来を知っておくことは必須。
簡単にご説明するので、採用担当者の方はぜひ参考にしてくださいね!
新卒採用の求人倍率は1.50倍
「ワークス大卒求人倍率調査(2022年卒)」によると、全国の民間企業の求人総数67.6万人に対して民間企業就職希望者数は45.0万人。
求人倍率は1.50倍と、新型コロナウイルスの影響による経済停滞により求人倍率は減少傾向にありますが依然として売り手市場が続いています。
従業員規模300人未満と300~999人の企業を希望する学生は、それぞれ前年比 34.7%、17.2%減少。
一方で、従業員規模1000~4999人と5000人以上の企業を希望する学生は、それぞれ前年比29.1%、51.0%増加しています。
このことから、中小企業よりも大企業を志望する学生が増えていることがわかります。
中小企業は特に、通常の採用活動をするだけでなく効果的な施策を行うことが重要となるでしょう。
新卒採用はますます早期化が予想される
新卒採用では、今後ますます就活早期化が加速していくことが予想されます。
「就職白書2019」では2020年卒から過去3年間、採用活動が早期化していることが示されています。
そのため、学生に選考まで進んでもらうには、早めの動き出しが必須。
たとえば、企業から学生にメッセージを送ることができる「ダイレクトリクルーティング」は有効です。
個別にメッセージを送ることで早いうちから学生と接点を持つことができ、自社に興味を持ってもらえる可能性も高くなります。
売り手市場による学生優位の現状で採用活動を成功させるためには、“攻め”の姿勢が重要です。
内定承諾を得るためには内定者フォローが必須
マイナビなどを使ってせっかく就活生が集まっても、内定承諾を得られず入社しなければ何の意味もないですよね。
そこで重要なのが”内定者フォロー”になります。
現在は、コロナの影響もあってオンラインによるフォローの必要性も高まっています。
ただ、オフラインに比べると距離感があるため、効果的な施策は難しいのも事実。
そこで、就活攻略論では別記事で内定者フォローについてまとめました。
ぜひ以下の記事も合わせて参考にしてください。
未だ売り手市場の学生を確実に獲得するためには、泥臭い試行錯誤が必要不可欠なのですね!
企業側から積極的に学生と繋がりを持とうとする姿勢が重要だと思うよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
新卒求人サイト最大手・マイナビの掲載料やその他主要サイトの特徴を解説しました。
求人サイトはたくさんあり「自社に最適なサイトはどれだろう」と悩んでしまうかもしれませんが、そんなときはまずそれぞれの強みを理解することが重要です。
各サイトが企業や学生から支持を得るべく試行錯誤を行っているので、ぜひ自社のニーズに合ったものを選んでくださいね!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- マイナビの新卒求人広告掲載料は1シーズン80万円~である。
- 料金体系は「基本パッケージ」「プレミアパッケージ」「バリュープラン」があり、各種オプションをつけることも可能。
- マイナビは学生利用率・満足度が高く、中堅・中小企業の掲載率6割を超える。
- 地方企業やインターンシップから継続して広告を掲載したい企業にはマイナビがおすすめ。
- 学生は依然として売り手市場であり新卒採用は早期化が予想されるため、企業側は早めの行動が肝心である。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです。\(^o^)/