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【例文5選】面接で「好きな言葉」を聞かれた場合の答え方!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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今回の記事では、面接で「好きな言葉は何?」と聞かれたときの答え方についてバシッと解説していきます!

(具体的な例文や思いつかない場合の対処法も共有するよ!)

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る

 

突然ですが、面接で「好きな言葉は何?」と聞かれた答えられますか?

おそらくですが、多くの就活生がちょっと戸惑ってしまうかと思います。

 

ただ、意外とこの質問をしてくる面接官が多いのも事実。

よって、もし聞かれた場合に備えて、事前にある程度回答について考えておく必要があります。

 

今回の記事では、面接で使える好きな言葉の例や回答例文、効果的に伝えるポイントなどについて紹介していきます。

最後には「好きな言葉」が思いつかないときの対応や回答する際の注意点についても触れていくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

たしかにいきなり聞かれたら困りますね。

そうだよね。事前に考えておけば難しい質問ではないから、この記事を参考にして、備えておこう!

面接で使える「好きな言葉」の例|20選

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まず最初に、就活の面接で使えそうな言葉とその意味をいくつか共有しておきます。

今回はことわざを元にした一覧です。

 

好きな言葉を伝える際には、その言葉の意味を正確に理解しておく必要があります。

ここでは言葉の意味も一緒にお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

 

【面接で使いやすい「好きな言葉」の例】

  1. 継続は力なり
    地道に成果を積み重ねていくことで、いずれは目標を達成できること

  2. 千里の道も一歩から
    どんなに偉大な業績でも手近な成果から始まること

  3. 雨垂れ石を穿つ
    小さなことを根気強く継続すれば、やがて大きなことを成し遂げられること

  4. 石の上にも三年
    どんなに辛くてもじっと辛抱していれば、自ずと好転の芽が出てくること

  5. 塵も積もれば山となる
    小さな行動でも時間をかけて繰り返すことで、やがて大きな成果につながること

  6. 努力に勝る天才なし
    いくら才能がなくても腐らずに努力を続けていれば、才能を持った人間にも勝てること

  7. 初心忘るべからず
    慢心を避けるため、物事に慣れても始めた時の新鮮で謙虚な志を忘れてはいけないこと

  8. 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
    知らないことを聞くことはその一瞬だけ恥ずかしいが、聞かずに知らないままでいると一生恥ずかしい思いをすること

  9. 粉骨砕身
    力の限り努力すること

  10. 有言実行
    自分で言ったことは必ず実行すること

  11. 誠心誠意
    嘘や私欲がなく、純粋な真心を持った誠実な態度

  12. 失敗は成功のもと
    失敗をすることで、その後の成功につなげられること

  13. 蒔かぬ種は生えぬ
    何もしなければ、自分にとって良い結果は得られないこと

  14. 艱難汝を玉にす
    人は困難や苦労を乗り越えることで初めて立派な人間に成長できること

  15. 臥薪嘗胆
    将来の成功を期待して、今の苦労に耐えること

  16. 暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい【マザー・テレサ】
    不平不満を言うのではなく、まず先に自分が行動して現状を打破するべき

  17. 天才とは努力する凡才のことである【アインシュタイン】
    生まれたときから天才というわけではなく、才能を持っている人が努力を継続し成果を出し続けられる人が天才である

  18. 為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり【上杉鷹山】
    一見できそうにないことでも、その気になってやり通せばできることがある

  19. 生きるとは呼吸することではない、行動することだ【ルソー】
    ただ平凡な毎日を過ごすのではなく、目的を持って日々行動するべき

  20. ゴールへ到達しようとの試みにこそ、栄光はある【ガンジー】
    目的を達成するためにした努力から、思いがけない成果が生まれる

 

ことわざや偉人の言葉は使いやすいですね!

意味がはっきりしているからね。印象にも残りやすいから、就活には使いやすい言葉が多いんだよ。

面接で「好きな言葉」を聞かれた場合の回答構成

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次にこの章では、好きな言葉を答える際の回答構成を共有します。

今回に限らず、文章を作る上で事前に構成を組み立てておけば、無駄な言葉や結論が逸れることもなくなります。

 

よって、構成の作成は必須かと。

好きな言葉を答える場合は、以下の構成がおすすめです。

 

【好きな言葉を答える際の回答構成】

  1. 結論
  2. 好きになったきっかけのエピソード
  3. その結果どうなったか
  4. 入社後どう活かすか

 

①結論

 

まずは、端的にどんな言葉が好きなのか答えましょう。

最初に「好きな言葉」を提示することで、面接官にストレートに伝わりますからね。

 

いきなりエピソードから語り始めると、面接官は全ての話を注意深く聞かなければなりません。

回答の中盤から後半に「好きな言葉」を持ってくると、面接官は聞き漏らしてしまう可能性があるので、しっかり伝わるように第一声に打ち明けましょう。

 

【例文】

「私の好きな言葉は、継続は力なりです。」

 

②きっかけとなったエピソード

 

次に「なぜ好きになったのか」、そのエピソードを話していきます。

エピソードを加えることで、「好きな言葉」に説得力を持たせることが可能です。

 

逆にエピソードがないと、就活用に考えたような印象を抱かれることもあります。

好きになったのには必ず理由があるはずなので、回答に説得力を持たせるために実体験を交えて伝えましょう。

 

【例文】

「この言葉を好きになったのは高校の部活がきっかけです。私は野球部に所属しており、ピッチャーを務めていました。入学したときは、球速120キロ程度しか出せませんでした。野球部の監督から、目標の140キロに到達するためには、毎日スクワットジャンプをするようアドバイスされ、部活終わりに欠かさずトレーニングをしました。その結果、3年生の夏には140キロ後半まで出せるようになりました。」

 

③その結果どうなったのか

 

説得力を増すようなエピソードの後は、「好きな言葉」によって自分の行動がどう変わったのか説明します。

つまり、「好きな言葉」の影響でどのような考え方や行動をするようになったのかを伝えることがポイントです。

 

ただ「好きな言葉」を伝えるよりも、その後の影響まで説明した方がより人間味が増し、面接官に対して自分がどういう人物なのかアピールできます。

「好きな言葉」の紹介が自己PRにもなるんですから、使わない手はないですよね!

 

【例文】

「この経験から、私は小さなことでも毎日コツコツ行うことで、自分では無理と思っていた大きな目標でも到達できることを学びました。この成功体験から、私は【継続は力なり】を座右の銘としております。

それ以来、何か大きな目標に向けて取り組むときは、漠然と目標に向けて突っ走るのではなく、達成できそうな小さな目標をいくつか立てるようになりました。急には大きな目標に到達できなくても、小さな目標を達成し続けることで、最終的なゴールに到達できると信じているからです。」

 

④入社後どう活かすのか

 

最後に「入社後の抱負」につなげていきます。

好きな言葉による自分の価値観や行動によって、会社にどう貢献できるのかアピールしましょう。

 

ここでおすすめなのが断定で締めること。

「〜と思います」などで締めると、どうしても自信のない印象になるため、思い切って言い切ってしまうほうが良いかと思います。

 

【例文】

「入社した後もこの言葉を常に意識し、地道な作業でも腐らずにコツコツ取り組む姿勢を活かして、事業成績向上の力になります。」

 

こうして項目ごとに考えたら、あとはそれを合体させるだけなんだ。それぞれの文章に明確な目的があるから、無駄な文章が生まれないよね!

面接で「好きな言葉」を聞かれた場合の回答例文

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次にこの章では、先ほどの構成を元にした例文を共有します。

今回は5つの例文を考えてみました。

 

「好きな言葉」があるけど具体的な完成形のイメージができていない人は、これから紹介する回答文を参考にしてみてくださいね。

 

回答例文①

 

「私の好きな言葉は、【千里の道も一歩から】です。

この言葉を好きになったのは、大学受験に向けて勉強を頑張っているときでした。受験勉強を始めたときは、第一志望の大学の模試判定はEだったので諦めかけたのですが、担任の先生からは焦らずにまずはD判定を目指すようにアドバイスをもらいました。本当はA判定を欲していましたが、欲張らずにまずはD判定を目指して勉強することにした結果、次の模試では目標のD判定を獲得に成功したのです。この調子で徐々に目標をステップアップすることで、直前の最終模試ではA判定を勝ち取り、無事に第一志望の大学に入学できました。

この経験から、いきなり大きな目標に向けて取り組むのではなく、焦らずに目の前の小さな目標に向かって努力し、最終的に本来の目的に到達すればいいと考えるようになったのです。入社した暁には、与えられた仕事の中でも自分なりに目標を設定し、目の前の仕事に必死で取り組んで参ります。」

 

回答例文②

 

「私の座右の銘は、【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】です。

この言葉を座右の銘にしている理由は、アルバイトの失敗経験から、分からないことを分からないままにしておくことは良くないと強く意識するようになったからです。私は大学に入ってすぐにコンビニのアルバイトを始めたのですが、宅急便の受付を理解しないまま新人研修を終えてしまいました。研修が終わって今更教えてもらうことに恥ずかしさを覚えていたので、結局理解しないまま新人を教える立場になったのです。案の定、宅急便の受付をすることになり、上手く対応できなかったため、新人の前でお客様に叱られることになりました。そのときの恥ずかしさは今でも覚えており、それ以来、何ごとも恥を忍んで理解することを心掛けるようになったのです。

入社後は、自分で考えて分からないことが多々あると思われますので、分からないことを誤魔化さず素直に仕事に取り組みたいと考えております。」

 

回答例文③

 

「私の好きな言葉は、【失敗は成功のもと】です。

この言葉を好きな理由は、所属している研究室の実験での成功体験があるからです。私は、研究室の実験でPCR検査を行っていたのですが、試薬を混ぜることが苦手で、上手く遺伝子を増幅できずに失敗することがよくありました。しかし、何度も失敗を重ねながら実験を繰り返す内に、試薬を混ぜるコツを掴むことができたのです。コツを掴んだ後は、失敗していたのが嘘かのようにPCRの実験が上手くいくようになり、効率良く実験ができるようになりました。

それ以来、私は失敗するたびに成功に近づいているという考え方を持つようになり、些細な失敗でも動じないようになったのです。入社後には多くの失敗をすることもあるかもしれませんが、自身の成長につながると信じ、目の前の仕事に全力で取り組んで参ります。」

 

回答例文④

 

「私はマザーテレサが口にした【暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい】の言葉に感銘を受けました。

私はアルバイトのことで悩んでいたときに、この言葉に救われたのです。研修期間が終了した頃、他の従業員よりも少ないシフトに不満を持っていました。初めの内は、自分の状況に不平ばかり言っていたのですが、偶然この言葉を目にして、自身の考え方は変わりました。シフトが少ないのは自分に原因があるのではないかと考え、責任者に自分に何が足りないのか尋ねることにしたのです。他の従業員よりも活気がないと言われたので、それ以降、積極的に声を出し、笑顔で接客を意識した結果、希望通りにシフトに入れてもらえるようになりました。

私はこの言葉に出会ってからは、不平不満を言う前に自分にできることは何かを考えるようにしています。入社した暁には、どのような状況に立たされても、自分にできることは何なのか考え、行動に移していきます。」

 

回答例文⑤

 

「私は、ルソーの【生きるとは呼吸することではない、行動することだ】という言葉を大切にしています。

大学2年生になった頃にこの言葉に出会いました。私は人付き合いが苦手だったこともあり、大学に入学してもサークルやアルバイトをしていませんでした。しかし、この言葉によって、ただ大学と実家を行き来する生活をしていた自分に対して、このままではダメだと思うようになりました。そこで、人付き合いが苦手な私でも働けるように、IT関係のスキルを磨くことも目標に、プログラミングスクールに通い始めたのです。プログラミングスキルを身につけた私は、在学中もクラウドソーシングで仕事を請け負い、一人暮らしができるほど収入を得られるようになりました。私はこの言葉をきっかけに、何か目標を立てて、それに向かって努力することを学んだのです。

入社した暁には、自慢のプログラミングスキルを活かして、事業発展の力になりたいと考えております。」

 

面接で「好きな言葉」を効果的に伝えるポイント

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具体的な例文を共有したので、ある程度イメージが湧いたかと思います。

しかし、実際に面接で回答するとなると、ただ文章を考えているだけでは評価に繋がりにくいんですよね。

 

そこでこの章では、効果的に伝えるポイントをご紹介します。

今回は以下の3つのポイントについて紹介するので、「好きな言葉」の内容を考えるときの参考にしてみてくださいね。

 

【効果的に伝えるポイント】

  1. 企業の社風や理念に合わせた回答にする
  2. 自己PRでアピールした強みと関連付ける
  3. その言葉が仕事にどう繋がるのかをアピールする

 

ポイント① 企業の社風や理念に合わせた回答にする

 

好きな言葉を選ぶ前提として、企業の社風や理念に合わせる必要があります。

せっかく好きな言葉を伝えるのであれば、自己アピールに繋げたいですよね。

よって、内容が企業の方針にマッチしていなければ、アピールにならないのです。

 

たとえば、接客業を事業にしている企業であれば、お客様ファーストの考え方が浸透しているので、【誠心誠意】といった言葉は相性が良さそうですよね。

【誠心誠意】には、お客様に対して真摯に向き合い、真心を込めて御もてなしをするというニュアンスがあります。

 

このように、企業が大切にしている方針と相性が良さそうな言葉をチョイスすることで、効果的に自己アピールに繋げられるのです。

心の底から大切にしている「好きな言葉」があるかもしれませんが、思い浮かんだ言葉が面接を受ける企業の社風や理念にマッチしているか確認しておきましょう!

 

ポイント② 自己PRでアピールした強みと関連付ける

 

自己PRでアピールした強みと関連性を持たせることも大切です。

面接では自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が必ずと言っていいほど聞かれます。

 

そこで自己PRの内容と「好きな言葉」の内容が矛盾していると一貫性がないですよね。

つまり、説得力にも欠けてしまい、高評価に繋がりにくくなります。

 

たとえば、自己PRでは、「どんなときでも他人に頼らず自力で解決することができる」といった回答をしていたとします。

それなのに、好きな言葉では「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と答えると「どっちなん?」ってつっこみたくなりますよねw

 

他の質問と整合性がない場合、説得力が欠けてしまうので、自己PRやガクチカなど他の質問に対する回答と関連付けておきましょう!

 

ちなみに自己PRについては「【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有 」にて、それぞれの強みの回答例を紹介しています。

まだ自分が気づいていない強みが知れるかもしれないので、ぜひ一度目を通してみてください!

 

ポイント③ その言葉が仕事にどう繋がるのかをアピールする

 

3つ目のポイントは「好きな言葉が仕事にどう繋がるのか」をアピールすることです。

いくら好きな言葉で印象を残せたとしても、それが企業に貢献できることに繋がらなければ意味がありません。

 

好きな言葉によって、自分がどういう価値観でどのように行動できるのかを説明すると、会社への貢献度をアピールできます。

先ほどの例文の締め部分のように、貢献できる内容まで踏み込みましょう。

 

ただ質問に答えるだけではダメなんですね。

もったいないよね。みんなが回答に悩む質問だからこそ、ここで差別化を狙ったほうが印象に残りやすいよ!

そもそも企業はなぜ面接で「好きな言葉」を聞くのか?

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ここで素朴な疑問ですが、そもそも企業はなぜ面接で好きな言葉を聞くのでしょうか。

間違いなく言えるのは、無駄な質問ではないということです。

 

面接は限られた時間の中で、就活生について知れる貴重な機会なので、企業からしたら1分も無駄にはしたくありません。

よって、この質問にも明確な狙いがあるんですよね。

 

これまでの僕の経験から、3つの意図があると考えています。

以下の3つの意図について具体的に説明していくので、企業の狙いを押さえて、的確に回答できるようになっておきましょう。

 

【面接で好きな言葉を企業が聞く意図】

  • 就活生の人柄を把握したい
  • 自社に合う価値観を持っているのかが知りたい
  • 芯のある人材なのかを見極めるため

 

意図① 就活生の人柄を把握したい

 

最初の狙いは「就活生の人柄を把握したい」というものです。

面接では、どうしても就活生は構えてしまいますよね。

 

そこで好きな言葉を聞くことで、就活生の人柄や価値観を掘り出そうとしています。

たとえば、「好きな言葉」が【粉骨砕身】だった場合、その就活生は何ごとにも全力で取り組む人だと判断できそうですよね。

 

面接官の中で「手を抜くことなく、日々の業務を必死に頑張ってくれるのではないか?」と考える人が出てきても不思議ではありません。

選考ではさまざまな項目が基準になりますが、「好きな言葉」を採用基準の1つにしている企業もあることを押さえておきましょう!

 

意図② 自社に合う価値観を持っているのかが知りたい

 

自社に合う価値観を持っているか確認するために、聞いているケースがあります。

各企業には最も大切にしている軸が存在するので、面接では企業が決めた方針に対して就活生が合うのかを見極めているのです。

 

もし、企業の方針と真逆の価値観を持った人材を採用してしまうと、統率が取れなくなり、企業内に混乱が生まれる可能性があります。

自社の価値観とマッチしない人材を採用するリスクは高いので、企業は就活生の「好きな言葉」を聞いて、間接的に就活生との相性を計っているのです。

 

たとえば、企業が行動力を重視している場合、【有言実行】など行動力が高い人材を探している可能性は高いですよね。

HP等で企業の方針について調べることができるので、評価基準からずれないように、思い浮かべた「好きな言葉」が企業とマッチしているか確認しておきましょう!

 

意図③ 芯のある人材なのかを見極めるため

 

「好きな言葉」を聞くことで、芯のある人材なのか見極めている傾向があります。

ここで言う芯とは、「働く上で何を重視しているか」のことです。

 

芯があることによって目的を持って働けるため、業務効率が高くなります。

何も考えずに与えられた仕事をこなす人よりも、自分の芯に従って前向きな行動ができる人の方が企業にとって価値は高いです。

 

たとえば、「好きな言葉」が【失敗は成功のもと】の人は、チャレンジ精神が強いので、新規事業のプロジェクトに加えると会社に貢献してくれそうですよね。

そのため、就活生の人柄だけを見ているのではなく、その先の企業にとって採用する価値のある人材かどうかまで見極めていると想定しておきましょう!

 

企業は就活生が自社にマッチしているか計っているから、企業が求める人材を押さえて回答文を作ることが大事だよ!

面接で使う「好きな言葉」が思いつかない場合は?

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ここまで回答方法についてお伝えしてきました。

ただ、中にはそもそも好きな言葉が思いつかない人もいるかと思います。

 

その場合は偉人や著名人の言葉を引用するのがおすすめです。

今回は10の名言を以下にまとめておくので、気になる言葉があったら選択肢に加えてみてくださいね!

 

ちなみに、偉人や著名人の言葉を借りる場合は、その人物についても調べておくことをおすすめします。

というのも、「好きな言葉」に対する回答の後に、追加でその人物について聞かれることがあるからです。

 

たとえば、マザーテレサの【暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい】という言葉を伝えた後に、マザーテレサの魅力について聞かれるかもしれません。

偉人や著名人の言葉を選んでいる以上、その人物について、ある程度関心があると思われても不思議ではないですよね。

そのため、偉人や著名人の言葉を引用する場合は、その人物の経歴や他の名言についても押さえておきましょう!

 

【面接で使える偉人や著名人の言葉】

  1. 世の中には辛いことがたくさんありますが、それに打ち勝つことでも溢れています【ヘレン・ケラー】

  2. 何事も、成し遂げるまではいつも不可能に見える【ネルソン・マンデラ】

  3. 明日死ぬかもしれないと思うと、今の人生に感謝できるようになる【アンジェリーナ・ジョリー】

  4. 私はどんなことでも、負けるのが嫌い。でも、勝つことよりも挫折から学ぶことの方が多い【セリーナ・ウィリアムズ】

  5. 昨日は取り戻せないけれど、明日勝つか負けるか自分次第だ【リンドン・ジョンソン】

  6. 時間は限られているのだから、他人の人生を生きて自分の時間を無駄に過ごしてはいけない【スティーブ・ジョブス】

  7. やった後悔より、やらなかった後悔の方が大きい【ルシル・ボール】

  8. 虹を見たかったら、雨も我慢しなくちゃいけない【ドリー・パートン】

  9. 一度失敗したからといって、すべてが失敗するわけじゃない【マリリン・モンロー】

  10. 親切な行いは、たとえそれがどんなに些細なことであったとしても、無駄にはなりません【イソップ】

 

偉人や著名人の言葉を借りるときは、一緒にその人物の情報も集めておこうね。

面接で「好きな言葉」を回答する場合の注意点

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最後に、面接で「好きな言葉」を伝えるときの注意点について紹介していきますね。

エピソードを交えて分かりやすく伝えることは大事ですが、実は他にも注意しなければならないポイントがあります。

 

僕の経験上、就活生に注意して欲しいことは3つです。

以下のポイントに注意して、効果的にアピールしていきましょう!

 

【面接で好きな言葉を回答する際の注意点】

  • 言葉の意味を正確に理解しておく
  • マイナーな言葉や難しい言葉は避ける
  • 企業の価値観に合わない言葉は避ける

 

注意点① 言葉の意味を正確に理解しておく

 

言葉の意味を正確に理解しておくことは必須です。

「好きな言葉」として自分から挙げているのに、意味を理解していなければ、「本当なの?」と面接官に疑われても仕方がないですよね。

 

一般的には、言葉の意味から好きになることが多いので、言葉の意味を正確に答えられなければ、いくら本当のエピソードを交えても説得力がなくなります。

くれぐれも「語呂が心地よい」「字並びがカッコイイ」といった言葉の意味に関係ない理由で、「好きな言葉」として挙げないようにしてくださいね。

 

注意点② マイナーな言葉や難しい言葉は避ける

 

マイナーな言葉や難しい言葉は避けるのが無難です。

「好きな言葉」を伝えたときに、なるべく面接官が知っている言葉の方が、自己アピールに繋げやすくなります。

 

面接官が知らないようなマイナーすぎる言葉や、理解するのに時間がかかる言葉は、自分の伝えたいメッセージが伝わりにくくなるのでおすすめしません。

他の就活生と被らないようにしたいかもしれませんが、エピソードや入社後の抱負で差別化できるので、誰もが知っているような言葉にした方が大きな失敗を避けられますよ。

 

ちなみに、意味をそのまま受け取ることができる偉人や著名人の言葉は、マイナーかどうかは気にしなくてもいいですよ。

(大切なのは、面接官が理解できるかどうかですからね。)

 

注意点③ 企業の価値観に合わない言葉は避ける

 

企業の価値観に合わない言葉は避けるべきです。

ここまで読んでくれた人なら、この理由はもうお分かりですよね!

 

先ほど「好きな言葉」を聞くことで、企業の方針とマッチしているかどうかを計っていると紹介しました。

つまり、企業の価値観に合わない言葉を選ぶと、そのまま不採用にされてもおかしくないのです。

 

わざわざ自分で面接に落ちる可能性を高める必要はないので、少しでも選考を通過する確率を上げるために、企業の価値観に近い言葉を選びましょう。

 

言葉の意味を理解していないと面接官から疑われそうですね。

意味を調べるのも大切だし、面接官が知ってそうな言葉を選ぶのもおすすめだよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

面接で使える「好きな言葉」や理想の回答構成、おすすめの回答例文、面接で伝えるポイントや注意点、思いつかないときの対処法について説明してきました。

 

「好きな言葉」を面接で聞かれることは少ないかもしれませんが、実際に聞いてくる企業もいる以上、対策しておかなければなりません。

普段から「好きな言葉」を意識して生活している人は少ないため、いきなり面接で「好きな言葉」を聞かれると頭が真っ白になる可能性が高いです。

 

しっかり準備しておけば何てこともない質問なので、確実に面接に通りたい人は、事前に「好きな言葉」を聞かれたときのシミュレーションをしておきましょう!

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【面接でよく聞かれること】"絶対に押さえるべき42問"の回答方法!」も読んでみてください。

「好きな言葉」はあくまでイレギュラーな質問であり、やはり面接対策で重要なのは頻出質問への準備です。

 

この記事は頻出質問の質問意図や回答例などをまとめています。

頻出質問に対する回答の質をグッと高めることができるので、ぜひ参考にしてくださいね!

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりますね。

 

【本記事の要点】

  • 好きな言葉を面接で答える際の文章構成は「①結論」「②好きになったきっかけのエピソード」「③その結果どうなったか」「④入社後どう活かすか」がおすすめである。
  • 好きな言葉を効果的に伝えるには「企業の社風や理念に合わせた回答にする」「自己PRでアピールした強みと関連付ける」「その言葉が仕事にどう繋がるのかをアピールする」などが重要である。
  • 企業が好きな言葉を聞く意図は「就活生の人柄を把握したいから」「自社に合う価値観を持っているのかが知りたいから」「芯のある人材なのかを見極めるため」などである。
  • 好きな言葉が思いつかない場合は、偉人や著名人の言葉を引用するのがおすすめである。
  • 面接で好きな言葉を伝える際の注意点は「言葉の意味を正確に理解しておくこと」「マイナーな言葉や難しい言葉は避けること」「企業の価値観に合わない言葉は避けること」である。

 

今回の記事が少しでもあなたの役に立ったのなら幸せです。

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