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【例文付き】面接で好きな本を聞かれた場合の回答方法・選び方・おすすめ本を共有!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

面接では、好きな本や最近読んだ本について質問されることがあります。

日頃から本を読む習慣がある人ならまだしも、たまに読書する人、あまり本を読まない人にとっては少し抵抗感のある質問ですよね。

 

読書習慣のある人でも、面接でどの本を回答すべきか迷う人がいるかもしれません。

自己PRや志望動機などと比べると頻出度は低い質問ですが、面接本番で困らないためにも回答の方向性を考えておくことは大切です。

 

そこで今回は、面接で好きな本を聞かれたときにおすすめの回答構成、それをもとにした回答例文を紹介します。

回答時に使えるおすすめ/NGな本の選び方、企業側の質問意図まで共有するので、好きな本を聞かれたときに備えたい人はぜひ最後までご覧ください!

 

具体的な答え方が知りたいです!

特殊な質問だから回答に悩むよね。この記事を読めば、具体的な回答内容までしっかり理解することができるよ!

前提:好きな本を面接で質問するのは本来NG

 

好きな本を聞かれたときの対応を共有する前に、「そもそも就活で好きな本に関する質問をするのはよいのか?」という話をさせてください。

結論、採用活動で好きな本について聞くのはNGとされているんですよね。

 

具体的には、厚生労働省が採用活動に関する指針をまとめている「公正な採用選考の基本」というページ内に記載されています。

「購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること」は本来自由であるべき項目で、これらの質問は就職差別につながる恐れがあるとされているんですよね。

 

【採用選考時に配慮すべき事項】

<b.本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)の把握>

  • 宗教に関すること
  • 支持政党に関すること
  • 人生観、生活信条に関すること
  • 尊敬する人物に関すること
  • 思想に関すること
  • 労働組合に関する情報(加入状況や活動歴など)、学生運動など社会運動に関すること
  • 購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること

引用:厚生労働省「公正な採用選考の基本

 

よってこの指針をもとにすると、好きな本を面接で聞くこと自体、本来は採用活動の場に適していないといえます。

ただ、すべての企業がこれらの指針を正確に把握できているわけではありません。

 

ゆえに面接で好きな本について聞かれる可能性はあるので、就活生の立場では事前に対策しておくとより安心できるかと。

次章以降では、この前提のもとで好きな本を聞かれたときの対応を共有していくので、質問が適切かどうか?も参考までに認識しておいてください!

 

たしかに好きな本を聞かれると少し試されている感じがしますが、厚生労働省の指針としても質問としては適切でないものとされていたのですね。

国の指針としてはそうなんだよね。とはいえ指針を知らずに質問する企業もあるのが現実だから、応募側としては事前に対策しておけると選考率アップにつながるはずだよ!

面接で好きな本を聞かれた場合の回答方法

 

ではこの章では、具体的な回答方法を共有していきますね。

もったいぶらずに共有すると、僕は「結論+理由だけ」答えればOKだと考えています!

 

【面接で好きな本を聞かれたときの答え方】

  • 回答の基本構成
  • 想定される追加の質問例

 

回答の基本構成

 

好きな本を聞かれたときは、「好きな本(結論)+その本のどこが好きなのか(理由)」だけ答えるのがベストだと僕は考えていますね。

長々と答えず、端的に結論と理由だけ答えるのがシンプルでわかりやすいかと。

 

ほかのサイトや就活対策本などを見ると、本の概要やその本から得られたことなどまで語るようにアドバイスされているものが多い印象です。

でも「好きな本はなんですか?」という質問に対して、本・好きな理由・概要・得られたことまで語っていたら長すぎるんですよね。

 

面接官が本の内容やどう活かすかに興味があれば、深掘り質問されるはずです。

よって求められていないのに、最初から長々と答える必要はありません。

 

就活3大質問(自己PR・志望動機・ガクチカ)などの重要度の高い質問に対する回答は、どうしてもボリュームが多くなりがちです。

一方で、頻出度の低い好きな本などに関する質問は、結論+理由だけのシンプルな回答のほうが面接官にも親切なんですよね。

 

どの質問に対しても詳細に回答することがベストではないので、長く答えて嫌がられないようにぜひシンプルな回答を心がけてみてください!

 

想定される追加の質問例

 

好きな本を聞かれたら、結論+理由だけ答えるのがおすすめだと共有しました。

ただ、このような無駄を削ぎ落とした回答をすると、その後に各面接官が興味を持った内容を追加で質問される可能性があります。

 

よって追加でどんな質問をされそうか?も想定しておくと、本番で対応しやすいかと。

好きな本に関する質問で、追加の問いとして想定されるものには以下があります。

 

【想定される追加質問】

  • どんな内容の本なのでしょうか?
    回答例:一言で言うと、◯◯の重要性を書いた本でした。
  • その本からどんなことを学びましたか?
    回答例:◯◯という学びを得ました。それを◯◯に活かしています。
  • 次に読もうとしている本はありますか?
    回答例:社会人になったときに役立つ知識をさらに得たいので◯◯を読もうと考えています。

 

本のあらすじ、どんな学びがあったかは定番の質問ですね。

ただ、この場合も長々とした回答は避けるべきです。

本質を押さえて簡潔に伝えること、追加でもらった質問に対して結論を端的に回答することが重要ですね。

 

ほかにも、読書習慣の有無を探るために次に読む本を聞かれることもあります。

すでに読んだ1冊の本だけ用意しておくと本番で困る恐れがあるので、追加で質問されても対応できるように準備しておくとより安心ですよ!

 

最初から細かく説明しすぎないで、結論と理由だけ答えるのがいいんですね!

あくまで僕の考えではあるけど、面接時間は限られているから面接官が求めている以上の回答を長々とすると鬱陶しく思われやすいんだよね。

面接で好きな本を聞かれたときの回答例文

 

次にこの章では、面接で好きな本を聞かれたときの回答例文を用意しました。

前述した構成をベースとした回答例を2パターンまとめたので、ぜひ順に見ていきましょう。

 

面接で好きな本を聞かれたときの回答例文①

 

【好きな本はなんですか?への回答例文①】

「私が好きな本は、入社1年目の教科書という本です。(結論)

入社1年目の新入社員がどんな立ち振る舞いをするとよいかが書かれた本で、社会人になったら実行してみようと思えるようなアイデアが多く書かれている点が気に入っています。(理由)」

 

上記のようにシンプルな回答でOKです。

「具体的にどんなアイデアが印象に残っているか?」「実際に社会人になって実践してみたいアイデアは何か?」などは追加で聞かれる可能性がありますね。

 

でも、これらへの回答は追加で質問されてから語るのがベストです。

面接官によって興味関心は異なりますし、時間や状況によっては深掘りする余裕がないこともあるので、ぜひ簡潔な回答を意識してみてください!

 

面接で好きな本を聞かれたときの回答例文②

 

【好きな本はなんですか?への回答例文②】

「私が好きな本は、1分で話せという本です。(結論)

仕事でもプライベートでも円滑にコミュニケーションするには自分の考えを簡潔に伝えることが大切だと思っているのですが、その重要性がわかりやすくまとめられている点が気に入っています。(理由)」 

 

別の本を結論とする場合も、回答の構成は同じですね。

この場合だと「とくに印象に残っている話は何か?」「社会人になってからどんなことを活かしていきたいか?」などが追加で質問されるかもしれません。

 

上述した2つの回答例文を見ると、そこまで対策の難易度は高くないと感じられたかと思います。

面接ではどの質問に対しても詳細に語ることが正解ではないので、とくに出題頻度の低い質問に対しては同様の回答を心がけてみてください!

 

もっと細かく答える必要があると難しく考えていましたが、これくらいシンプルに回答するだけで十分なんですね!

的はずれな結論を語ってしまったら最悪だけど、質問に対して的確な結論を簡潔に伝えられていたら基本的にはプラス評価を受けられるはずだよ!

面接対策の質を高めたいなら就活サイトを最大限活用すべし

 

ここまで、面接で好きな本を聞かれたときの対応について共有してきました。

国が公表する指針的には採用活動に適した質問ではないこと、もし聞かれたら結論+理由だけをシンプルに答えるのがよいと理解してもらえたと思います。

 

ただ、この記事を読んでくれている就活生が本当に知りたいことって、きっと面接対策の質をどうやって高めるか?ですよね。

就活では好きな本を聞かれることもありますが、内定獲得というゴールに向けてはそのほかの部分でも対策の質を高めることが必須です。

 

むしろ好きな本のような頻出度の低い質問だけではなく、3大質問への回答など重要度の高いものへの対策に取り組むことが大切かと。

一方で、対策の重要性は理解していながらも、具体的にどう取り組むべきかがわからず自分ひとりで対策して本番に臨む人は少なくありません。

 

もちろん自分ですべてを考えて対策するのも悪くはないですが、就活を7年以上研究してきた僕としてはもっとほかの方法もお伝えしたいと思っています。

では何をすべきか?ですが、結論、僕は就活サイトを最大限使いこなすことが就活の効率化・面接対策の質アップに直結すると考えているんですよね。

 

就活サイトと聞くと、マイナビなどを連想する人が多いと思います。

でも企業側からスカウトが届く「Offerbox(オファーボックス) 」や、就活全般を支援してくれる「ミーツカンパニー就活サポート」のように、ほかにも質の高い便利なサービスって多く存在するんですよね。

 

 

初めてこれらの存在を知った人は、何となく抵抗を感じるかもしれません。

ただ、情報感度の高い就活生ならもれなく使っているようなサイトですし、用途別にいかに有効活用するかが結果を左右しやすいんですよね。

 

逆求人サイトなら早く登録するほどスカウトが届きやすいですし、エージェントも早く登録しないと枠が埋まってしまう可能性があります。

よって後回しにせず、早め早めに登録しておくことが成功の鍵ですよ。

 

具体的に僕が利用をおすすめしたいサイトは、別記事にて一覧でまとめました。

興味はあるけどどのサイトを使うべきか把握できていなかった人は、ぜひ僕のアイデアを参考にしてみてください!

 

 

僕がもし現役の就活生だとしたら登録する6サイトだけを厳選して共有しているよ!ナビサイト以外にも利用価値の高いサービスはあるから、ぜひ一度は目を通してみてね!

就活生におすすめの本の選び方

 

次にこの章では、好きな本を聞かれたときに使えるおすすめの選び方を紹介します。

面接での回答に使える本をどうやって選ぶか?についてですね。

 

もちろん日頃から本を読む習慣がある人は、無理に参考にする必要はありません。

一方で、面接対策として本を読もうと考えている人には参考になるはずなので、1つのアイデアとしてぜひ目を通してみてください!

 

【就活生におすすめの本の選び方】

  • 純粋に自分が興味関心のある本を選ぶ
  • 読みやすさを感じる本を選ぶ
  • 企業が求める能力を学べるような本を選ぶ

 

選び方① 純粋に自分が興味関心のある本を選ぶ

 

大前提として、純粋に自分が興味関心のある本を選ぶのがベストです。

面接での回答を意識しすぎると、どんな意図を持って本を選び、どんな回答をしたほうがよいかなどをどうしても考えてしまうかと思います。

 

でも面接の本来の役割って、応募側のことをできる限り正確に企業に伝えて、その上で相性のよさを判断してもらうことなんですよね。

自分を偽って仮に評価されることがあっても、ミスマッチにつながる可能性があるので、結局双方にとってデメリットしかありません。

 

この点を踏まえると、好きな本についても本心で好きな本を語れるのがベストかと。

次章で共有するように独立心が伝わるような本、漫画や雑誌を好きな本として回答するのはたしかにおすすめできません。

ですが、本来は質問通りに好きな本を答えるのが一番なので、選書に迷ったらまずは自分が興味を持てるような本を選ぶとよいでしょう。

 

選び方② 読みやすさを感じる本を選ぶ

 

読書習慣がない人にとっては、1冊読むのもハードルを感じると思います。

このような人には、興味関心+読みやすさを重視して選ぶのがおすすめですね。

 

読みにくいと感じる本は専門的な内容だったり、難しい言葉を使われていたりすることが多いかと思います。

そもそも内容が難しいと読み切ることのハードルが上がりますし、話を理解できないと読書の楽しさを感じられないんですよね。

 

内容を理解できていない本を好きな本として語ることも当然無理な話かと。

面接の回答に使うには内容を理解していることが大前提になりますし、まずは5分ほど試し読みするなどして、ぜひ読みやすさ重視で本を選んでみてください!

 

選び方③ 企業が求める能力を学べるような本を選ぶ

 

なかには、企業側の視点を意識して選書したい人もいると思います。

この志向が強い人は、ぜひ企業が求める能力を意識して本を選んでみてください。

 

新卒者に対して企業が求める能力には、次のようなものがあります。

 

引用:帝国データバンク「企業が求める人材像

 

上位を見ると、コミュニケーション能力が高い人材、意欲的な人材などが求められているとわかります。

つまり好きな本を聞かれたときの回答としても、これらの能力のアピールにつながる回答ができると評価につながる可能性があるかと。

 

具体的には、コミュニケーション能力を学べたり、意欲的だからこそ興味を持った本などを伝えたりするとよいかもしれません。

下心だけでまったく興味のない本を選ぶのは微妙ですが、関心のある分野でアピールにつながりそうな本があればぜひ採用してみてくださいね。

 

企業側が求める能力などを意識しつつも、ミスマッチにつながらないように自分が本心で興味関心のある本を選ぶことが大切そうですね。

まさにそのとおりだよ!これは好きな本に対する回答以外でも共通する話だから、ぜひ同様の意識で質問への回答を考えてみてね。

就活面接に適さないNGな本の選び方

 

続いては、反対に好きな本を聞かれたときに適さないNGな選び方を紹介します。

本の選び方を間違えると低評価に直結してしまう可能性もあるので、不要な減点を防ぐためにもぜひチェックしておいてください。

 

【就活面接に適さないNGな本の選び方】

  • 要約サイトだけを見て内容を知った本を選ぶ
  • 副業や起業など独立心の強さが伝わる本を選ぶ
  • 漫画や雑誌を選ぶ

 

NGな選び方① 要約サイトだけを見て内容を知った本を選ぶ

 

要約サイトだけを見て内容を知った本を選ぶのは絶対に避けてください。

ほかの就活サイトを見ると対策として「要約サイトを見る」と書かれていることがありますが、単純にバレるリスクがあるんですよね。

 

普段から読書している人からすると、回答によって理解度の深さは伝わってきます。

もし同じ本を読んでいた面接官が相手だったとしたら、深掘りされたときに回答の浅さから違和感を持たれてしまうかもしれません。

 

本当は読んでいない本を回答に使うような人だとわかったら、面接官がよい印象を抱かないのは容易に想像できますよね。

要約サイトは選書の段階では便利だと思いますが、回答時に使う内容把握のために利用するのはやはり避けましょう。

 

NGな選び方② 副業や起業など独立心の強さが伝わる本を選ぶ

 

本のジャンルとして、副業や起業についての本を選ぶのは避けるのが無難です。

企業側からすると、やはり自社のために力を尽くしてくれそうな人材を求めています。

 

それなのに副業や起業についての関心が強く、いずれ独立したいと考えているような人材はすぐに辞めてしまうのでは?と不安要素になるんですよね。

ミスマッチを防ぐ上で、本音ベースの回答をすることは大切です。

 

とはいえ、企業にとって懸念材料になるような回答をするのは応募側にメリットがありません(独立心の強さも正直に伝えたい場合は例外ですが)。

好きな本への回答をする際には、上記の視点も持っておくとよいでしょう。

 

NGな選び方③ 漫画や雑誌を選ぶ

 

2つ目と似たものとして、漫画や雑誌を選ぶのも基本は避けるのが無難かと。

もちろん納得感のある好きな理由を語れるなら問題ないですが、単純にストーリーが好きな漫画などだと適切な理由を語りにくいんですよね。

 

感覚的にも、面接の場にあまり適さない本であることは理解できるかと思います。

何かしらの意図がある場合は別ですが、そうではない場合はあえて漫画や雑誌を選ばずビジネス書や自己啓発本などを選ぶのが僕はおすすめですね。

 

やはり要約サイトを見て内容を知ったものではなく、自分で実際に目を通した本を選ぶことが大事なんですね。

普段から読書する人が面接官なら見抜かれる可能性が高いからね。要約サイトはどの本を読むか?を決める前の段階で活用するのが個人的にはおすすめだよ。

好きな本を聞かれたときに使えるおすすめ本|就活マン厳選

 

次にこの章では、面接の回答に使いやすそうなおすすめの本をまとめました。

好きな本として伝える上でも相性がよさそうなものをピックアップしたので、どの本を選ぶか迷っている人がいたらぜひ参考にしてみてください!

 

【好きな本を聞かれたときに使えるおすすめ本の具体例】

  • 入社1年目の教科書
  • 死ぬこと以外かすり傷
  • 1分で話せ
  • 超一流の雑談力
  • 超習慣術

 

① 入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

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まず紹介するには「入社1年目の教科書」という本です。

僕が面接時の回答として活用するためにおすすめの本を聞かれたときは、いつも一番におすすめしている本ですね。

 

新卒者をターゲットにしていて、入社1年目の人がどんな働き方をするとよいかなどがまとめられています。

よって就活生が回答時に題材とすると、社会人になったあとを意識していることが伝わり、意欲の高さや積極性などのアピールにつながりやすいです。

 

知名度も高いので、面接官とも共通認識を持った上で話を進めやすいかと。

もしどの本を選ぶか迷っているなら、ぜひこの1冊から読み始めてみるといいですよ!

 

② 死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷

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「死ぬこと以外かすり傷」は、編集者の箕輪厚介さんが書かれた本ですね。

やや尖った内容ですが、行動力の高さをアピールしたい人にはぴったりかと。

 

タイトルのとおり「死ぬこと以外は気にせずとにかく行動すべき」という本なので、この本の好きな部分を語ると自然と行動力のアピールにつながるかと。

僕自身もこの考えには完全に同意で、純粋に読み物としても面白いので、まだ読んだことがない人はぜひチェックしてみてください。

 

③ 1分で話せ

 

3冊目の「1分で話せ」は、簡潔に話すことがいかに重要かを学べる本です。

この記事でも、好きな本を聞かれたときの回答として「結論+理由だけ」をシンプルに伝える構成がおすすめだと共有しました。

 

この構成もまさに似た考えからなのですが、同じような観点で簡潔に話すことの重要性がまとめられているんですよね。

就活でも、その先の社会人になって仕事をする上でも、間違いなく役に立つ内容です。

 

面接対策としても非常に有用な本なので、回答に使うためだけでなく考えを取り入れるためにもぜひ読んでみることをおすすめします!

 

④ 超一流の雑談力

 

「超一流の雑談力」は、タイトルにあるように雑談の重要性を学べる本です。

人と信頼関係を構築する上で、雑談がどのように役立つのかが書かれていますね。

 

どんな企業に就職しても、組織で働く上では関係構築力が欠かせません。

面接官であればそのことは十分に理解しているはずなので、信頼構築力を学べるこの本が好きだと伝えたら何かしらよい印象を与えられるはずですよ!

 

⑤ 超習慣術

 

5つ目は、メンタリストDaiGoの「超習慣術」という本です。

何事も習慣化すると労力を感じずに継続しやすくなりますが、これは社会人が持っておくと最強のスキルなんですよね。

 

新たに取り組みたいと思うことも負担なく続けられますし、その結果として加速度的に成長しやすくなります。

スキルや経験を積む上で、すべてのベースとなるのが習慣化力なんですよね。

 

この良さを語れたら、面接官もきっとポジティブな印象を抱くかと。

前述の4冊同様、純粋に内容が面白くて勉強になるので、面接での回答を目的としない場合でもぜひチェックしてみることをおすすめします!

 

 

行動力や雑談力、習慣化力が学べる本など、純粋に内容が気になる本ばかりでした!

面接で好きな本を聞いてくる企業側の質問意図

 

最後に本章では、面接で好きな本を聞いてくる企業側の質問意図を共有します。

ほかの質問でも同様ですが、企業側の視点を持っておくとどんな回答をするとよさそうか?を考えやすくなるんですよね。

 

いずれも簡潔に紹介していくので、ぜひさくっと目を通してみてください!

 

【面接で好きな本を聞いてくる企業側の質問意図】

  • 読書習慣があるかどうか探るため
  • 説明能力の高さを確認するため
  • 興味関心のある分野を探るため
  • 知識量を判断する材料にするため
  • 向上心の高さを探るため

 

意図① 読書習慣があるかどうか探るため

 

1つ目の意図は、読書習慣の有無を確認することです。

読書習慣がある人は好奇心や学ぶ意欲が強く、入社してからも自ら積極的に吸収しようとする姿勢があると思われやすいんですよね。

 

よって好きな本に対する回答によって、日頃から本を読んでいるか探ろうと考えている企業は少なくありません。

この意図を踏まえて無理に読書を習慣化しようと思う必要はないですが、すでに習慣がある人はぜひアピールできないか検討してみるといいですよ!

 

意図② 説明能力の高さを確認するため

 

好きな本を伝える際には、その本が好きな理由を端的に語る必要があります。

面接官が同じ本を読んでいるとはわからない状態で回答するので、第三者にいかにわかりやすく伝えられるかも求められるんですよね。

 

見方を変えると、好きな本についてどのように語るかで、説明能力を探られている可能性があるわけです。

いかにわかりやすく伝えるかはほかの質問でも見られていますが、本に関する質問でも気を抜かないで意識しておきましょう。

 

意図③ 興味関心のある分野を探るため

 

好きな本という質問は回答の自由度が高く、人によって答えが分かれます。

だからこそ、応募者の人柄や大事にしていることなどを知る材料になるんですよね。

 

面接官は評価したい気持ちもありますが、相性のよい人と一緒に働きたいはずなので、単純に応募者がどんな人なのかも知りたいと思っています。

この点を考えると、やはり自分を偽るのではなく、できる限り本音ベースで自分の好きな本を回答するのがベストだといえますね。

 

意図④ 知識量を判断する材料にするため

 

好きな本を聞くことで、知識量を知ろうとする企業もあるかと。

本を読まないと自分の人生で得たひとりの知識しか頭にありませんが、本を読むと他人の知識も頭に入れることができます。

 

知識量が多いほど優れているという話ではないですが、ともに働く上ではやはり知識が豊富な人のほうが頼りになりやすいんですよね。

よって好きな本は何であるか、その理由をどのように語るかで知識量を探っている企業はあるので、この点も頭に入れておくことをおすすめします。

 

意図⑤ 向上心の高さを探るため

 

前述の話とも関連しますが、読書量が多い人は向上心が高いとも思われやすいです。

知的好奇心を満たすために本を読む人もいれば、自分の頭により多くの知識を入れようと本を読む人もいると思います。

 

ただいずれの人も、何かしらの向上心がなければ本を読んで新たな知識などを得ようとはしないはずなんですよね。

これは読書量に関する調査で、16歳以上の47%の人は1ヶ月に1冊も読まないというデータからもよくわかるかと(参考:文化庁)。

 

仮に正確なデータを知らなかったとしても、読書習慣がある人に対して向上心が高いようなイメージを抱く感覚は理解してもらえるかと思います。

無理をするのは微妙ですが、すでに日頃から読書しているという人に関しては積極的にアピール材料にするとよいでしょう。

 

好きな本という質問1つでも、企業側はさまざまな意図を持って聞いているのですね。

全企業が5つを意識しているわけではないけど、可能性としてはこれらが想定されるね。評価につながりやすい回答をするためにも、ぜひ頭の片隅に入れておくといいよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

面接で好きな本を聞かれたときにおすすめの回答構成と例文、具体的な本の選び方や企業側の質問意図などを共有しました。

 

前提として、採用活動で好きな本を聞くのは本来NGです。

ただ、国が公表する指針を知らない企業には質問される可能性があるので、就活生は事前に対策しておくとより安心して本番に臨めるかと。

 

とはいえ回答はそこまで難しく考えず、結論+理由だけ答えて、深掘りされることがあれば追加の質問にも簡潔に答えれば問題ありません。

就活成功のためには、ほかの質問も意識して面接対策しておくことが必須なので、ぜひおすすめサイトを厳選した記事などを参考に取り組んでみてくださいね!

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【回答例文あり】面接で「最近読んだ本」を聞かれた時の必勝法とおすすめの5冊!」も読んでみてください。

面接で、最近読んだ本を聞かれたときの対応について解説しています。

 

似た話も多いですが、別の聞き方をされたときの対策まで頭に入れておきたい人はぜひあわせて一読してみてください。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 国の指針としては、採用活動で好きな本に関する質問は適切でないとされている。
  • もし面接で好きな本を聞かれたら、結論+理由だけを簡潔に答えるとよい。
  • 内定獲得という本来のゴールを意識すると、用途別に就活サイトを使いこなしてより重要度の高い質問への対策の質を高めることが必須である。
  • どの本を選ぶか考える際は、純粋に自分が興味関心を持てるか?を大事にするとよい。
  • より的確な回答をするために、企業側の質問意図も知っておくのがおすすめである。