今回の記事では、自己PRを含めた自己紹介についてバシッと解説します!
(そもそも自己紹介に自己PRを含めるべきかどうか、自己紹介の回答例文や質を高めるための対策を共有するよ!)
こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
面接フェーズを問わず、どの企業でも頻出の質問である自己紹介。
第一印象が面接結果に与える影響は非常に大きいので、自己紹介に力を入れていないとそれだけで選考通過率も下がる恐れがあります。
そして自己紹介の対策をする上でたまに質問されるのが、自己PRを含めた自己紹介についてですね。
結論、個人的には自己紹介ではアイスブレイクを優先して、自己PRのアピールには注力すべきではないと考えています。
この記事では、自己PRを含めた自己紹介に対する僕の考え、自己紹介を求める企業側の意図や自己紹介と自己PRの違いを紹介します。
自己紹介の回答例文や完成度を高めるための本質的な対策なども共有するので、自己紹介で好印象を残したい人はぜひ最後までご覧ください。
自己紹介に自己PR を含めるべきか悩んでいます。
いろいろな意見があるからね。僕の意見をお伝えした上で、面接で使える回答例文なども共有するよ!
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(僕が就活生の時に感じていた「働きやすい条件の良い企業だけを丁寧に紹介してくれるサイトはないのかな」を形にした求人サイトです!)
- そもそも自己紹介に自己PRを含めるべきなのか?【就活マンの意見】
- 自己紹介と自己PRの違い
- 【面接で使える!】自己紹介の回答例文
- 面接で「自己PRを含めた自己紹介」を求められたときの対応
- 自己紹介の完成度を上げるには場数をこなすのが最効率
- 自己紹介を求める企業側の意図
- 自己紹介で好印象を残すためのポイント
- 本記事の要点まとめ
そもそも自己紹介に自己PRを含めるべきなのか?【就活マンの意見】
冒頭でもお伝えしたとおり、個人的には「自己紹介では自己PRのアピールに力を入れないほうがよい」と考えています。
というのも、自己紹介ではアイスブレイクや応募者の大まかな情報を把握することが目的とされていて、自己PRまで求められていないケースが多いからです。
面接では何とかよい印象を残そうと、自分のよい部分をアピールしたくなりがちです。
ゆえに面接が始まったころの自己紹介を求められた段階で、自己PRも含めるべきと考える就活生は少なくありません。
でも自己PRは、志望動機などと同様にそれ単体でも聞かれる重要な質問です。
つまり自己紹介の段階では自己PRを求められていると考える必要はなく、自己紹介にふさわしい内容を答えるのがベターと考えられるんですよね。
上記の考えは自己紹介を求める企業側の目的、自己紹介と自己PRの違いを整理するとより納得感を持ってもらえるかと思います。
まさに「できるだけ自分のアピールにつながる内容を詰め込んだほうがよい」と考えていましたが、視野を広げてみると自己PRは別のものと考えるほうがよさそうですね。
あくまで僕の考えではあるけど、自己PRが個別に質問されることからも自己紹介とは分けて考えるのが自然といえるかもしれないね!
自己紹介と自己PRの違い
この章では、自己紹介と自己PRの違いを紹介します。
「自己紹介には自己PRを含めたほうがよい?」と迷う人には、そもそも両者の違いを整理できていない人が多い印象があるんですよね。
企業側の意図もそうですが、自己紹介と自己PRの違いを整理しておくことも自己紹介の適切な回答を考える上で有効です。
いずれも簡潔に紹介していくので、さくっと確認していきましょう。
【自己紹介と自己PRの違い】
- 自己紹介:会話のきっかけとして自分の情報を簡潔に伝えること
- 自己PR:自分の能力を企業に対して積極的に売り込むこと
自己紹介:会話のきっかけとして自分の情報を簡潔に伝えること
自己紹介は、会話のきっかけとして自分の情報を簡潔に伝えることが目的です。
前章で企業側の意図を共有したので、何となくでもすっと理解できる人が多いかと。
つまり、自分の強みのように特定の情報を強く求められているわけではありません。
自分の概要を知らせるために何を話すべきか?を考える必要があるわけですね。
【自己紹介で含めるべき基本項目】
- 大学名
- 学部、学科名
- 名前
- 大学での活動、性格、趣味・特技
- 面接への意気込み
個人的には上記を語るのがよいと考えていて、4つ目の項目が人によって差が生まれやすい部分だと思っています。
ここで軽く自己PRに近い内容を語るのはアリですが、あくまで構成要素の1つとして語るだけというイメージですね。
自己PR:自分の能力を企業に対して積極的に売り込むこと
自己PRは、自分の能力を企業に対して積極的に売り込むことが目的です。
概要的な情報を求められている自己紹介とは異なり、より具体的に企業に対して自分のアピールにつながる内容を語る必要があるわけですね。
【自己PRで含めるべき基本項目】
- 貢献できる能力
- 具体的な貢献内容
- 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)
- 自分の信条
- 入社後の豊富
上記は僕が最適と考える構成要素ですが、自己紹介とは異なり自分が企業に対して貢献できる能力が最初に来ているとわかると思います。
2つ目以降を見ても、最初に説明する自分の能力をベースとしていかに企業に貢献できるか?を補足する内容ばかりだとわかるかと。
よって自己紹介と自己PRとは何なのか?を整理すると、自己紹介では自己PRに力を入れすぎる必要はないことがわかってもらえたかと思います。
面接では自分をいかにアピールするかを考えるものですが、各質問で企業に求められている適切な回答を重ねて最終的な合格を勝ち取りましょう。
なお、僕が考える自己PRの作成方法は「マンガで分かる自己PRの書き方【5ステップで完成!例文も共有】」にて詳しく解説しています。
例文も交えて具体的な書き方やコツなどを丁寧に共有しているので、現時点で自己PRの完成度に不安がある人はぜひ一読してみてくださいね!
それぞれの役割を改めて整理すると、自己紹介を求められたタイミングで自己アピールに徹するのは適切でないとよくわかりますね。
各質問に適切な回答をしないと面接官はモヤモヤするはずだからね。相手が欲している情報は何か?を意識して、1つずつの回答で高評価を積み重ねることが重要だよ!
【面接で使える!】自己紹介の回答例文
次にこの章では、自己紹介の回答例文を紹介します。
自己紹介に自己PRは積極的に含めるべきではないことなどがわかっても、具体例がないとイメージしにくい部分もありますよね。
ここでは3パターンにおける回答例を用意したので、順に確認していきましょう。
【自己紹介の回答例文】
- 見た目の印象とのギャップを語る回答例
- 趣味をベースにした回答例
- アルバイトをベースにした回答例
例文① 見た目の印象とのギャップを語る回答例
【例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部◯◯科の(氏名)と申します。
突然ですが、私はよく初対面の人から「落ち着いているね、大人しそう」と言われることが多いです。しかし、実際のところ趣味がロックバンドの鑑賞だったり、最近の週末はキャンプに出かけたりと元気なタイプなんですよね。先日は、ロックバンドのライブではしゃぎすぎて全治5日の筋肉痛になってしまいました。
本日はこうした私の中身も全てお伝えできるよう、一生懸命にお伝えして参ります。短い時間ですが、よろしくお願いいたします!」
1つ目は、アイスブレイクの場になることをとくに重要視して、面接官に対して惹きのある話を意識した自己紹介です。
素直にさらけ出している姿勢や場を和やかにする意識が伝わりますし、一般的な自己紹介をする就活生と差別化できることは容易に想像できますよね。
僕自身が現役のころ実際に使っていた自己紹介の型ですが、見た目とのギャップを語ると比較的簡単に惹きのある話ができます。
しかもギャップとなる本心に近い部分を語る姿勢を見せることで、面接官側も前のめりになって話を聞こうとしてくれるんですよね。
自己PRのようなアピールにつながる話はしていませんが、アイスブレイクを求める企業側のニーズにはかなり合致した回答になっているかと。
ありきたりな自己紹介では印象に残りにくいですし、ギャップを語る構成なら多くの人が取り入れやすいと思うので、ぜひ僕のアイデアを参考にしてみてくださいね!
例文② 趣味をベースにした回答例
【例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部◯◯科の(氏名)と申します。
大学では農薬を元にした抗がん剤の開発を行っておりまして、学外では読書が一番の趣味で年間100冊のビジネス書を読んでいます。自分の考えだけでなく偉人の人生を疑似体験することで考えが広がるのが本当に楽しく、「偉人の脳を持つ男」になるべく奮闘しています!
こんな素敵なオフィスで面接させて頂き、非常に緊張していますが、本日はよろしくお願いします!」
王道の構成として、趣味に絡めた話をするのもアリですね。
ただ、単に「読者が趣味です」と語るだけでは印象に残りにくいので、キャッチコピーを混ぜることで差別化を意識しました。
年間100冊読んでいるだけでもインパクトはありますが、キャッチーな文言があったほうがその場はきっと和みますよね。
お笑い芸人の一発ギャグのような笑いは不要ですが、面接官が少しくすっとなるような話ができると自己紹介としては高得点がつくはずですよ。
例文③ アルバイトをベースにした回答例
【例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部◯◯科の(氏名)と申します。
大学では農薬を元にした抗がん剤の開発を行っておりまして、学外ではアパレル販売のアルバイトをしていました。ただのアルバイトでなく社員を超える働きをするために、トータルコーディーネートまで提案することで売上を伸ばしました。
御社は第一志望でずっと今日を迎えるのを楽しみにしておりました。本日はよろしくお願いします!」
3つ目は、アルバイトの経験を活用した自己紹介です。
前述の2つと比べると若干印象は薄いかもしれませんが、売上を伸ばすために意識したことを語って差別化を図ろうとしました。
アルバイト経験は非常に多くの人が語るテーマなので、差別化できる要素がないかはとくに深く考えておくべきですね。
逆に、差別化できる要素がないのにアルバイトを事例として語るのは微妙です。
見た目の印象とのギャップを語る自己紹介と比べると、どちらが印象に残りやすいか・面接官が好印象を抱きやすいかは明白かと。
ほかのテーマで自己紹介を考える場合にも、アイスブレイクに役立つか・差別化できるかは意識しておくことを強くおすすめしますね。
事例があるとイメージが膨らみますね。見た目とのギャップを語る事例はたしかに惹きつけられますし、面接官もよい印象を持ちそうだなと思いました!
面接官にとっても明るい雰囲気で話を進められたほうがいいだろうし、一般的な自己紹介ではなくて場を和やかにするような回答をする人はやはり好印象だと思うよ。
面接で「自己PRを含めた自己紹介」を求められたときの対応
この章では「自己PRを含めた自己紹介」を求められたときの対応を紹介します。
繰り返し伝えたきたように僕が考える基本スタンスとしては、自己紹介には自己PRを強く含める必要はないと思っています。
でも、稀なケースとして自己PRを含めた自己紹介を求められることもあるかと。
ここでは補足として対策を共有していくので、参考までにさくっと目を通してみてください。
【自己PRを含めた自己紹介を求められたときの対応】
- 基本構成は変えず自己PRも軽く含めるイメージ
- 自己PRを含めた自己紹介の回答例文
基本構成は変えず自己PRも軽く含めるイメージ
結論、自己紹介の基本構成自体は変える必要はないと思っています。
大学名や学部・名前などから説明する流れは同じで、その後に自己PRを意識した話をする→面接への意気込みで締めるというイメージですね。
自己PRも含めてほしいといわれてもそれだけの話をすると自己紹介にはならないので、相手が求める情報に対して回答が不足してしまいます。
あくまでも自己紹介であることは忘れないで、そのなかに自己PRも織り交ぜて話すような構成を意識しておくとよいでしょう。
自己PRを含めた自己紹介の回答例文
【例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部◯◯科の(氏名)と申します。
大学では農薬を元にした抗がん剤の開発を行っておりまして、学外ではアパレル販売のアルバイトをしていました。ただのアルバイトでなく社員を超える働きをするために、トータルコーディーネートまで提案することで売上を伸ばしました。目標達成のために戦略を立てて、実際に行動に移して成果を出すまでにつなげる主体性に私の強みがあると考えています。
御社は第一志望でずっと今日を迎えるのを楽しみにしておりました。本日はよろしくお願いします!」
前述のアルバイトの例文をベースとして、自己PRの要素を強めるような文章を少し追加しました。
通常の自己紹介だと若干押し気味の印象があるかもしれませんが、企業側から自己PRも含めた回答を求められている場合なら問題ないですね。
もし余裕がありそうなら、締めの文章の前に見た目とのギャップをさらっと語って軽く笑いを取りにいくような言葉を含めてもいいかもしれません。
自己紹介であることには変わりないので、面接の最初の段階で場を和ませられるように意識しておくことはやはりおすすめしたいですね。
企業側の意図を想像して回答を考えることがやはりカギになるよ。僕の考えが絶対ではないけど、同様の質問に対策するときにはひとつの意見として参考にしてみてね。
自己紹介の完成度を上げるには場数をこなすのが最効率
この章では、自己紹介の完成度を上げるための本質的な対策を共有します。
自己紹介では何が求められているか・企業側はどんな意図を持っているかなどを知ることは非常に重要です。
ただ、これらを知るだけで適切な回答ができるとも限らないんですよね。
ある程度の方向性がわかっても自分が考えた内容を本番でそのまま語ると、実際は回答が微妙で評価につながらない可能性も想定されるからです。
結論、自己紹介の完成度アップのためには、面接自体の場数を踏んで自分が考えた回答をブラッシュアップすることが最効率だと僕は考えています。
場数を踏むと自己紹介以外の回答の改善にもつながりますし、面接にも自然と慣れるので本来の力を出し切りやすくなるんですよね。
では、面接自体の場数を踏むにはどうしたらよいのか?
僕の結論は、自分が気になる優良企業を効率的に見つけてエントリー数を増やすこと、模擬面接をお願いできる相手を見つけることの2つが重要と考えています。
以下ではこれらにつながる具体的な対策をまとめたので、順に見ていきましょう。
なお、僕がもし現役だったら確実に使うおすすめのサイトは「就活サイトおすすめランキング【1位-50位】」でもまとめています。
質の高い就活支援サービスを1記事で把握したい人は、ぜひあわせてご覧くださいね!
【場数を増やす上でおすすめの対策】
- ホワイト企業ナビで優良企業を効率的に見つける
- 逆求人サイトで企業との接点獲得を自動化する
- 就活エージェントを使って模擬面接をこなす
対策① ホワイト企業ナビで優良企業を効率的に見つける
面接の場数を踏むには、自分が気になる会社のエントリーを増やす必要があります。
でも希望条件を満たすような会社って意外と簡単に見つからないので、その結果としてエントリー数を増やせていない人も多いんですよね。
そこでおすすめしたいのが「ホワイト企業ナビ」の活用です。
ホワイト企業ナビは僕が運営するサービスですが、企業に対して掲載条件を課すことで優良企業しか求人を出せないようにしているんですよね。
▼こんなサイトです!見やすいデザインにこだわりました!
具体的に企業に課している条件は、以下の3つです。
【ホワイト企業ナビに掲載している優良企業の条件】
- 残業時間が月25時間未満
- 3年後離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
3条件すべて満たさないと求人を出せない仕様なので、就活生はホワイト企業ナビを使うだけで優良企業のリストからエントリー候補を探せます。
プロライターが所属する編集部が各求人の中身をまとめており、企業の悪い部分も書くなど情報の質に強くこだわっている点もポイントです。
現状はまだ掲載企業数が少ないですが、愛される求人サイトを目指して1つずつ丁寧に着実に企業を探して掲載しています。
一度でもサイトを見てもらえたら一般的なサービスとの違いを感じてもらえると思うので、少しでも興味を持ってくれた人はぜひ気軽にサイトをのぞいてみてください!
対策② 逆求人サイトで企業との接点獲得を自動化する
企業候補を効率的に増やす上では、逆求人サイトの利用もおすすめです。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。
一般的な就活サイトとは真逆の構造で、自分が登録したプロフィールを魅力的に思われると企業側からスカウトが届くサービスです。
もちろん微妙な企業からもスカウトは届きますが、返信は気になる企業に対してだけでOKなのでプロフィール登録後は基本放置で使えます。
利用経験がないと価値を怪しく感じるかもしれませんが、逆求人サイト経由で大手や有名企業の内定をもらっている人は決して少なくないですよ。
企業との接点獲得を自動化できる時点で、正直利用しない理由はないですね。
▼逆求人サイトの最も賢い運用方法
僕が考えるベストな使い方は「Offerbox(オファーボックス)」の活用です。
逆求人サイトはスカウトが届いてはじめて利用価値が生まれますが、そのためには利用企業数の多いサービスを使うことがカギになります。
他の逆求人サイトを併用する場合にも、プロフィールの中身は使い回せますし、さくっとまとめて登録してスカウト待ちの状態にしておくのが賢い使い方かと。
対策③ 就活エージェントを使って模擬面接をこなす
本番の面接ではなく、就活エージェントを利用した模擬面接によって場数を踏むのもおすすめの対策ですね。
就活エージェントとは、人材会社が無料で次のような支援をしてくれるサービスのこと。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
求人紹介からES添削、面接対策まで幅広い支援に対応しているサービスですね。
就活生の内定獲得までに必要なことであればサポートの対象なので、模擬面接を希望すると快く相手をしてくれるんです。
しかも相手は就活支援のプロであり、過去の支援経験やサービス内に蓄積されたデータも踏まえて的確なアドバイスや意見もくれるんですよね。
いきなり面接本番に臨むと細かい部分で低評価につながることがありますが、模擬面接を経験しておけばより万全な状態で挑戦しやすいですよ。
▼就活エージェント利用者の声
僕はこれまで50以上の就活エージェントを見てきました。
そんな僕が今就活生なら、まずは「ミーツカンパニー就活サポート」です。
正直な話、就活エージェントの利用価値は担当者の質に依存しやすいです。
よって担当者の質を見極めることが重要ですが、その前に利用者の評判が優れたサービスに登録することも非常に大切なんですよね。
その点で上記のエージェントは利用者の口コミが優れていますし、すべてオンライン支援に対応しているので全国どこからでも使えます。
相性のよい担当者に出会うための対策としても、評判のよいサイト3社以上に登録→相性のよい1−2名に厳選するのがベストだと僕は考えていますね。
エージェントでは専任の担当者がつく仕組みがあるため、枠が埋まってしまうとサポートを受けられない可能性があります。
よって機会損失を避けるためにも、後回しにせず早めに登録を済ませておくべきですよ。
その他のおすすめ就活エージェントは別記事でまとめています。
より多くの選択肢を把握した上で登録先を決めたい人は、ぜひあわせて目を通してみてくださいね。
たしかに面接自体の経験を積んでおけば、自己紹介に限らず各質問に対して回答をブラッシュアップした状態で本番に臨めますね。
どうしても経験が浅い状態だと緊張しやすいものだし、自分の力を最大限出し切るためにも場数を踏むことは理にかなった対策だと僕は考えているよ!
自己紹介を求める企業側の意図
この章では、自己紹介を求める企業側の意図を共有します。
面接官に評価されるような回答をするには、自己紹介に限らず質問を投げかける企業側の視点を想像しておくことが大切です。
そして企業側の視点を想像すると、自己紹介に自己PRを含めるべきかどうか?という問いに対しても考えがより整理されるかと。
自己紹介には大きく2つの意図が想定されるので、順に見ていきましょう。
【自己紹介を求める企業側の意図】
- 就活生の情報をざっくり把握すること
- 話しやすいテーマで就活生の緊張をほぐすこと
意図① 就活生の情報をざっくり把握すること
1つ目は、就活生の情報をざっくり把握すること。
面接官はエントリーシートに目を通しているとはいえ、数多くの就活生を相手にしているので内容のすべてを把握できているわけではありません。
よって面接の最初にざっくりとした情報を共有してもらうことで、その後どんな質問に展開させていくかなどを考えていると予想できます。
応募書類では文字の情報しかないので、実際に口頭で話をしてもらうことで説明能力の高さを確認する意図もあると想定されますね。
面接以外の場でも、初対面の人が集まるときには互いに自己紹介すると思います。
面接においても、これらの場と同様に概要把握が目的とされているわけですね。
この意図を踏まえると、自己紹介に自己PRを含めるのはなしではないですが、軽い説明に留めないとアピールが過剰な印象になるかもしれません。
概要把握を求める企業側が欲している内容を意識して回答を考えましょう。
意図② 話しやすいテーマで就活生の緊張をほぐすこと
話しやすいテーマを投げかけることで就活生の緊張をほぐす意図も想定されますね。
初対面の人同士が最初に話すときに自己紹介は定番の話題ですし、面接においてもまずは自己紹介からという流れは一般的です。
ゆえに就活生側としてもある程度想定した質問に対して回答できるので、自己紹介は面接の場に慣れるためのきっかけになりやすいです。
企業側も就活生には力を出し切ってほしいと思っているので、緊張を和らげるような目的も持ちながら自己紹介を求めているわけですね。
このアイスブレイク的な役割があることを知ると、自己紹介に自己PRを含めるべきかどうか?という問いに対しても視野が広がるかと。
僕なりの考えではありますが、緊張を和らげるために話を求めているのに肩肘張ってアピールに注力すると余裕がない印象を受けやすいんですよね。
自社で活躍しそうな人材を求める企業側からすると、余裕を感じられない人にはあまりプラスの印象は受けにくいかと思います。
だからこそ自己紹介では自分のアピールに徹しようとしないで、アイスブレイクの場になることを優先すべきだと僕は考えているわけですね。
たしかに質問をする企業側の考えを知ると、自己紹介で自己PRに力を入れるのはあまりふさわしくないといえそうですね。
アイスブレイクが目的なのに力みすぎているような印象を受けるよね。ほかの質問でも企業側の意図を知ることは効果的だから、回答に迷ったら同様に考えてみるといいよ!
自己紹介で好印象を残すためのポイント
最後に本章では、自己紹介で好印象を残すためのポイントを共有します。
細かい内容も含みますが、より万全な準備をした上で自己紹介をしたい人はこれらも押さえておくと高評価を受けやすいかと。
ほかの質問に対策する上でも役に立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください!
【自己紹介で好印象を残すためのポイント】
- とにかく明るい雰囲気で大きな声で話す
- マナーや見た目の印象にも気を配る
- ダラダラと話しすぎない
- 丸暗記はしないで大枠の方針だけを考えておく
- 一般的な型を意識しすぎないようにする
ポイント① とにかく明るい雰囲気で大きな声で話す
自己紹介する上でまず意識すべきは、明るい雰囲気と大きな声です。
非常に基本的な話ではありますが、自己紹介は第一印象を判断するために聞かれている部分もあり、これらの振る舞いの影響も大きいんですよね。
単純な話で、暗い雰囲気の人からは前向きな印象を受けません。
面接官は自社で一緒に働くことを想定して合否の判断を下しているので、明るさや前向きな印象を持つ人のほうがよい評価を受けやすいんですよね。
性格的な違いによって話し方にも差があるのは仕方がないことですが、雰囲気や声量は意識次第で多少なりとも改善できる部分です。
自分の話し方に改善の余地があると感じた人は、少しでも意識をして自己紹介の内容以外の部分でも好印象を残せるように努めましょう。
ポイント② マナーや見た目の印象にも気を配る
1つ目と似た内容ですが、マナーや見た目の印象にも気を配るべきですね。
第一印象に影響を与える要素としては、話し方だけでなく視覚的な印象もあります。
基本的な面接マナーを徹底できない人は、仮に一緒に働くことになっても社会人として適切な振る舞いができないのでは?と思われやすいです。
ネガティブな見通しが頭に浮かぶと、やはり内定を出そうとは思ってもらいにくいですよね。
面接フェーズに関わらず、髪型や服装・言葉遣いなど基本的なマナーとして最低限意識しておくべき項目はいくつかあります。
質問に対する回答以外でも最終的な結果に影響がある要素はあるので、見た目の印象などにも妥協せず対策をしておきましょう。
ポイント③ ダラダラと話しすぎない
時間指定をされていない場合でも、ダラダラと回答するのは避けるべきです。
面接官は限られた時間で応募者の評価をしないといけないので、質問に対して簡潔な回答をもらえないともどかしい気持ちになりやすいかと。
単純に円滑な会話ができないと思われますし、社会人としてスムーズに仕事をこなせそうな印象も受けないので低評価に直結するんですよね。
就活関係なく人と会話する場面を想像しても、ダラダラと必要以上に自分の意見を話すような人にはもどかしさを感じませんか?
自己紹介に関しては、基本的に1分程度の回答を目安にするのがよいかと思います。
簡潔に話しても深堀りしたい内容があれば追加で質問されるので、長々と話すよりも要点を絞って伝えることをおすすめしますね。
ポイント④ 丸暗記はしないで大枠の方針だけを考えておく
自己紹介に限らず、回答を丸暗記して本番に臨むことはおすすめしません。
ガチガチに回答を固めてそれを丸暗記していると、本番で緊張して記憶が飛んだときに頭が真っ白になる可能性が非常に高いんですよね。
よって事前に回答を準備する場合でも、大枠の方針だけ考えておいて実際に話す内容はその場の流れで柔軟に対応するのが理想的です。
本番の質問の流れによっては、すでに説明していた内容があって回答から省く必要がある場面なども出てくるものですからね。
ぶっつけ本番だと回答に困ることが想定されるので、自己紹介などの頻出質問に対してある程度の方向性を用意しておくことは重要です。
ただ、丸暗記すると逆にトラブルにつながる恐れもあるので、考えるのは方向性だけに留めておくようにしましょう。
ポイント⑤ 一般的な型を意識しすぎないようにする
自己紹介以外にも当てはまりますが、一般的な答えの型を意識しすぎるのも微妙です。
たとえば僕は「自己紹介ではアイスブレイクを優先すべき」という考えを伝えていますが、このような考えってあまり主流ではないですよね。
一般的な型とは異なる回答をすることには、恥ずかしさを感じたり勇気が必要だったりするかもしれません。
でも、ありきたりな回答をしていても埋もれてしまうだけなんですよね。
もちろん突拍子のない回答をすべきという話ではないですが、型を守ることを意識しすぎないことで柔軟な回答も考えやすくなるものです。
一般的な回答の仕方が必ずしも正解とはいえないので、各質問で本質を考えて面接官に刺さる内容は何かをじっくり検討するようにしましょう。
回答の中身だけでなく、振る舞いやマナーなどが与える影響も大きいわけですね。
自己紹介に関しては第一印象に直結する可能性が高いし、振る舞いなども同時に見られやすいんだよね。不要な減点をなくすためにマナーなども確実に対策しておこう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
自己PRを含めた自己紹介に対する僕の考えや企業側の視点、回答例文や完成度を高めるための対策などを網羅的に共有しました。
繰り返し伝えたように、自己紹介に自己PRを含めることを僕はおすすめしません。
軽く触れる程度なら問題ないですが、企業側の意図を踏まえるとアピールよりアイスブレイクを優先するほうが適切なんですよね。
自己紹介に限らず、質問を投げかける側の面接官の立場や意図を想像しておくと、今回のように本質を考えて答えるべき内容が見えてきます。
例文なども参考に改めて自己紹介の方向性を整理しておき、ぜひ万全な準備をして本番の面接に臨んできてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【1分間の自己紹介の例文6選】面接で有効な自己紹介は?」も読んでみてください。
1分という指定がある場合の自己紹介について、ポイントや例文を共有しています。
NG例文も交えつつコツなどを伝えているので、本記事と別に例文などを確認したい人はぜひあわせて目を通してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 自己紹介では、自己PRのアピールに力を入れないことをおすすめする。
- 企業側は自己紹介によって就活生の概要把握、アイスブレイクを目的としている。
- 自己紹介で語るべき内容を考える際は、自己PRとの違いを整理することも有効である。
- 自己紹介の完成度を高めたいなら、面接の場数をこなすことが最効率である。
- 自己紹介の中身だけでなく、面接マナーや振る舞いなどにも力を入れて対策すべきである。