こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
就活に限らず、人の印象に残るためには第一印象が超重要。
そんな重要な自己紹介なのに、どの就活サイトを見ても「ありきたりな自己紹介」ばかりが例文として紹介されています。
そんなありきたりな自己紹介だと、差別化することは不可能です。
聞いたところで「ふーん」としか思わない。
そこで僕が就活生の時にしていた「ギャップで雰囲気を作る」という自己紹介テクニックを、例文付きで紹介していきます。
ありきたりな自己紹介から脱却して、面接官から評価されたい就活生はぜひ参考にしてください!
自己紹介って、たしかにどの就活生もありきたりな感じになりますよね。
「他の就活生と同じような」っていうのは、差別化できていないってこと。それじゃ面接官の印象に残すことはできないよ。
- 面接における1分間の自己紹介で話すべき内容
- 面接で使える1分間の自己紹介の例文
- 面接における1分間の自己紹介のNG例文
- 面接で1分間の自己紹介を成功させるためにおすすめの練習方法
- 面接で自己紹介を1分間で行うときのポイント
- 面接で1分間の自己紹介をする際の注意点
- 本記事の要点まとめ
面接における1分間の自己紹介で話すべき内容
では次に、1分間の自己紹介で話すべき内容を把握しておきましょう。
1分間の自己紹介は主に、以下の内容で構成します。
【1分間の自己紹介の基本構成】
- 大学名
- 学部、学科名
- 名前
- 大学での活動(サークル、アルバイトなど)
- 性格
- 趣味、特技
- 面接への意気込み
上記の7つの内容を話すのが、就活での自己紹介の基本です。
この7つの基本内容は、あなたがどんな人かを伝えるための情報。
1分間の自己紹介を求められる理由
なぜ面接で1分間の自己紹介を求められるのか。
面接官の目的を知っておくことが大切です。
目的を知っておくことで、どのような自己紹介をすればよいかが分かりますからね。
面接官の目的は、以下の2つ。
【面接官が自己紹介を行う目的】
- アイスブレイクするため
- ざっくりとその就活生の特徴を把握するため
まずひとつ目は、面接官は就活生のありのままを評価したいと考えています。
猫をかぶっていたり緊張していると、本来の姿が分からないですからね。
本来の姿とは別の印象を持ってしまうと、内定を出してもミスマッチに繋がる可能性が高いです。
よって少しでも緊張をほぐしてもらって、話しやすくするためにも最初に自己紹介として簡単に自分のことを話してもらうという目的があります。
2つ目は、自己紹介をしてもらうことで、その就活生のざっくりとした特徴を掴むことを目的としています。
面接官はエントリーシートを1度読んではいますが、全て覚えていない。
そこで自己紹介をしてもらい、ざっくりとその就活生のことを知りたいんですね。
これら2つの目的を達成するために、面接では自己紹介を求められますよ!
評価される自己紹介を作るためにも、面接官が自己紹介で何を見ているのかを意識することが大事だよ!
面接で使える1分間の自己紹介の例文
この章では自己紹介の例文をいくつか紹介していきます。
すべてユーモアを意識して作成してみました。
「話しやすい雰囲気を作る」という目的が達成できるのかという点に注目して例文を読んでみてくださいね。
自己紹介の例文①
【例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部3年の(氏名)と申します。
突然ですが、私はよく初対面の人から「落ち着いているね、大人しそう」と言われることが多いです。
しかし、実際のところ趣味がロックバンドの鑑賞だったり、最近の週末はキャンプに出かけたりと元気なタイプなんですよね。
先日、ロックバンドのライブではしゃぎすぎて全治5日の筋肉痛になってしまいました。
本日はこうした私の中身も全てお伝えできるよう、一生懸命にお伝えして参りますので、短い時間ですが、宜しくお願い致します。(239文字)」
第一印象で「大人しそう」と思われるけど、実際は全然違うという人は多いですよね。
実は「大人しそう」という印象は評価されない場合が多いです。
下のデータは企業が新卒に求める能力。
上位が「主体性」と「実行力」ですよね。
つまり大人しそうという印象とは真逆な能力が、評価される上位の能力になっている。
引用:経団連「高等教育に関するアンケート結果」
ここで注意ですが、実際に大人しい性格の人はそれを偽ってはいけません。
あくまで「大人しそうって言われるけど、実際は違う」という人は、自己紹介の段階で「実は大人しい性格じゃないんだよ!」と伝えるのが有効だということです。
自己紹介の例文②
【例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部3年の(氏名)と申します。
突然ですが、私はよく初対面の人から「顔が怖い」と言われます。
たしかに両親はどちらもツリ目でして、まさに怖い顔のサラブレッドと言っても過言ではありません。
ですが、こう見えて好きな食べ物はエクレアとシュークリーム。
可愛い食べ物が大好きで、性格は比較的穏やかだと自負しております。笑
本日はこうした本当の私を精一杯お伝えできればと思いますので、短い時間ですが宜しくお願い致します。(225文字)」
いかがでしょうか?
聞いた時に、クスッと笑ってしまうような自己紹介ですよね。
特に顔が怖い人は、最初の方にその印象を崩しておくと、雰囲気がめちゃくちゃ良くなります。
一気に親近感が湧くんですよ。
就活生と言えども、威圧的な雰囲気を持っている人は多いですよね。
ガタイが良かったり、怖い顔の人はこうしたユーモアのある自己紹介をぜひ考えて披露してみてください。
自己紹介の例文③
【例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部3年の(氏名)と申します。
突然ですが、私は初対面の人からよく明るいよねと言われることがあります。
実は、私、本当に明るい性格でして、むしろ明るさしか取り柄がない人間です。笑
小さい頃に、すべり台で怪我をした時、周りの大人に心配をかけまいと笑顔でいたところ逆に「やばい人」と思われたこともありました。
本日は、こんな明るいしか取り柄のない私の全てをお伝えできればと思いますので、短い時間ですが宜しくお願いします。」
今回はギャップが全くないパターンの自己紹介も用意してみました。
このように「第一印象は明るいと言われるのですが、実は明るいんですよ」という表現によって笑いと「明るさ」を強調することができるんですよね。
◯◯をとにかくアピールしたい!という人はぜひこの自己紹介を参考にしてみてください。
「◯◯しか取り柄のない私ですが」と弱みを見せつつ、下手に出ることで親近感を与えることもできますからね!
たしかにユーモアのある自己紹介って、面接の雰囲気がよくなりそうですね!
そうなんだよ!最初から過剰にアピールしすぎたり、当たり前のことをただ話しても何も効果がないからね。
面接における1分間の自己紹介のNG例文
続いて、僕が考える自己紹介のNG例文を解説していきます。
そもそも就活において、正解も不正解もないので、「絶対にNGだ」ということではありません。
しかし、「その自己紹介だと面接官に何も印象を与えられないよね」と僕が思う自己紹介をNGとさせてください。
【NGな自己紹介の特徴】
- アピールが過剰で必死感が伝わってくる
- ありきたり過ぎて他の就活生と差別化することができない
- 1分以上も話してしまう
自己紹介のNG例文①
【NG例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部3年の(氏名)と申します。
私の強みは継続力です。
どんなことに取り組んでも、とにかく継続することができます。
実際に趣味であるスケボーはもう10年も継続しています。
更には積極性も私の武器だと考えています。
積極的にスケボーの大会には出場しますし、そこで出会った人達とどんどんコミュニケーションを取ることでスケボーに関する知識や情報を得ることに成功しています。
私はこのとおり、継続力と積極性に優れた人材です。」
「自己PR」や「強み」の回答としては良いです。
しかし、面接の冒頭に求められる自己紹介としてはアピールしすぎですね。
僕が考える良い自己紹介は、「その後の面接で話しやすい雰囲気を作ること」が目的なので、この目的を達成できない自己紹介としてNGとさせていただきます。
自己紹介のNG例文②
【NG例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部3年の(氏名)と申します。
私は明るい性格の人間です。
普段から明るく振る舞うことを重視しており、周りからも明るい性格だと言って頂くことが多いです。
明るい性格がゆえに、どんなこともポジティブに考えることができます。
こうしたポジティブな面が本日の面接を通して伝われば、幸いです。」
はい、普通すぎますね。
「明るい性格なんですね」という感想しか持ちません。
要するに他の就活生と差別化できないので、印象に残りにくいです。
自己紹介のNG例文③
【NG例文】
「はじめまして。◯◯大学、◯◯学部3年の(氏名)と申します。
私の故郷は愛知県でして、知多市というところに住んでおりました。
知多市は田んぼや畑も多く、非常にのどかです。
そんな環境で幼少期を育ったからか、非常に穏やかな性格をしております。
どんなことが起ころうがゆったりとしております。
自分自身、このような穏やかな性格を持ったことが非常に良いなと感じていますね。
ストレスをあまり感じないので、日常をのんびり過ごすのに便利ですね。
また穏やかな性格だけでなく、行動力は備えております。
何か挑戦したいと感じたら、すぐに行動に移しますね。
行動せずに後から「やっぱりやっておけば良かった」と後悔するのが嫌なもので。
本日の面接は非常に緊張しております。
御社は非常に志望度の高い企業がゆえに、昨日はなかなか寝付けずにおりました。
ちょっと緊張しすぎて、失礼なことを言ってしまうかもしれませんが、最後まで宜しくお願い致します。」
「長いな!」って思うでしょ?
でも実際に、1分間でお願いしますって言われても、これだけ長く話す人が結構います!
アピールしようと必死になりすぎると、長文になるんですよね。
ですが、面接では簡潔に答えることを意識してください。
「1分でお願いします」というのは、要するに時間が守れるか確かめているんです。
これは集合時間を守るのかと同じです。
社会人として、時間のコントロール力は非常に重視される能力なんですよ。
300文字を話すと約1分になりますが、このNG例文の文字数は「426文字」なので、論外だとわかりますよね!
自己紹介の質を高めるには場数を踏むのが重要!
自己紹介の質を高めるには、場数を踏むのが有効です。
面接をうける回数を増やして慣れていくことで、自己紹介の質をどんどん改善していけるんですね。
場数を踏むには、そもそも面接を受ける企業の数を増やす必要があります。
そこで、面接の場数を増やすのにうってつけのサイトを以下の記事でまとめました!
就活を7年以上研究してきた中で、「僕がいま就活生だったら絶対に使う」と思えるとくにおすすめの5サイトを厳選しています。
就活を有利に進めるうえで役立つサイトだけを紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
たしかにアピールしすぎ・ありきたり・長い自己紹介は評価されなさそうですね。
他の就活サイトを見ると「ありきたりな自己紹介」ばかりが書かれているから、逆に差別化するチャンスだよね!
面接で1分間の自己紹介を成功させるためにおすすめの練習方法
ご紹介した内容は面接本番でいきなりやろうとしても、思うようにできないことがほとんどでしょう。
面接で好印象を与える自己紹介を行うためにも、事前にしっかりと練習しておく必要があります。
練習はもちろん1人でも行えますが、先述したとおり見た目の印象も重要です。
ですので、自己紹介の練習は第三者にみてもらうのがおすすめ!
他人にみてもらうことで、無意識に行っていた話し方や立ち振る舞いのクセに気づけるでしょう。
そこで、1分間自己紹介の練習に最適な方法を3つご紹介します。
自己紹介に自信がない方、これから面接を控えている方は必見です!
【1分間自己紹介の練習方法】
- 就活エージェントを利用する
- OB訪問で社会人の先輩にみてもらう
- 逆求人サイトを利用する
方法① 就活エージェントを利用する
ひとつ目の練習方法は、就活エージェントを利用すること。
就活エージェントは、企業の紹介から面接対策まで総合的にサポートしてくれます。
自己紹介の練習は第三者にみてもらうのがおすすめとお伝えしましたが、就活のプロであるエージェントはうってつけです!
就活エージェントに自己紹介をみてもらうことで、自分では気づけない部分をチェックしてもらえます。
内容はもちろん、話し方のクセや声のトーンまで指摘してもらえるでしょう。
また、就活エージェントは企業の採用担当者とつながっているので、どんな自己紹介が好印象を与えられるかを知っています。
ありきたりな内容ではなく、あなたと企業に合った的確なアドバイスがもらえますよ!
就活を7年研究し続けてきた僕が、心からおすすめできる就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」です。
どちらもオンラインに対応しているので、全国の就活生が利用できますよ!
良質なエージェントに対応してもらうためにも、まずは複数の就活エージェントの初回面談を受けるのが重要なコツです。
いくつかのエージェントの初回面談を受けて、親身になってくれる担当者を選んでくださいね。
(適当な対応しかしてくれない担当者は即切ってOKですよ!)
方法② OB訪問で社会人の先輩にみてもらう
2つ目は、OB訪問で社会人の先輩に自己紹介をみてもらう方法。
社会人の先輩であれば、自身の就活で実際に自己紹介を何度も行っています。
どんな自己紹介が好印象を与えられるか知っているはず。
経験値の高い社会人の先輩に自己紹介をみてもらうことで、リアルに役立つアドバイスがもらえます。
また、OB訪問を複数回行うことで社会人と話す練習にもなります。
「緊張しやすい」「自己紹介に不安がある」という就活生は、本番の面接前に何度かOB訪問を行っておくのがおすすめです!
別記事にて、OB訪問相手の探し方もまとめています。
自己紹介をみてくれる社会人の先輩と知り合いたいという人は、必読です!
方法③ 逆求人サイトを利用する
3つ目の方法は、逆求人サイトを利用すること。
逆求人サイトとは、就活生のプロフィールを見た企業側からオファーがもらえるサービスです。
企業側は、あなたのプロフィールを評価した上でオファーを送ってくれます。
オファーをもらったら採用担当者とチャットでやり取りができるようになるので、「どの部分を評価してもらえたのか」を聞いてみてください!
企業の採用担当者に実際に評価してもらえた部分がわかると、面接の自己紹介で入れるべき内容が明確になります。
また、逆求人サイトでオファーをもらうと、書類選考なしでいきなり面接に進むこともあります!
サイトごとに利用企業がちがうので、ひとつだけよりも並行して複数利用するのがおすすめです。
スカウトで面接に進む回数が増えることで、自己紹介する機会も増えるので徐々に慣れていくでしょう。
回数を重ねていくことで、より質の高い自己紹介を行えるようになりますよ!
▼おすすめ逆求人サイトまとめ
» 逆求人サイトおすすめランキング【1位〜25位】就活のプロが厳選!
ちなみに、上記の逆求人サイトは完全無料で利用できるから使わないと逆に損だよ!!
面接で自己紹介を1分間で行うときのポイント
次に、1分間の自己紹介を行うときのポイントをご紹介していきます!
面接官に好印象を持ってもらうためにも重要なポイントなので、必ず以下のつは意識してくださいね。
【1分間自己紹介のポイント】
- アイスブレイクを狙う
- 意識してゆっくり話す
- 聞き取りやすいようハキハキと話す
- 面白いと思われる「キャッチコピー」を入れる
ポイント① アイスブレイクを狙う
ひとつ目のポイントは「アイスブレイクを狙う」こと。
面接官が自己紹介を行うのも、就活生とアイスブレイクすることが目的です。
しかし、ここで面接官に頼るのではなく自らアイスブレイクを狙いにいくことで、話しやすい雰囲気を作ることができます。
雰囲気を作ろうとする姿勢が伝わると、面接官も好印象を抱くでしょう。
自己紹介でアイスブレイクを狙うには、「意外なギャップ」を伝えるのがおすすめ!
意外なギャップを伝えることで、ピンと張り詰めている空気がふっと和らぐのです。
僕が伝えていたギャップはこんな感じ!
【ギャップでアイスブレイクを狙う自己紹介の例文】
「はじめまして!立教大学、経済学部3年の藤井智也と申します。
本日はお時間頂き、ありがとうございます。
突然ですが、私はよくアクティブで交友関係が広そうだと言われます。
ですが、実はこう見えて一人映画が大好きなんですよね。
先日、恋愛映画を一人で見に行ったのですが、両隣がカップルで恥ずかしさで死にそうになりました。
本日はこうした私の意外な一面も含めて、面接官の皆様に精一杯お伝えしていこうと思います。
短い時間ですが、宜しくお願いします。(223文字)」
僕の自己紹介は「交友関係が広そうに見えて一人映画をする」「両隣がカップルで恥ずかしい思いをした」という“若干の弱み”を見せているんですよね。
この若干の弱みを最初に見せることで、人は親近感が湧くんですよ。
僕が好きな仮メンタリストエルさんも、YouTube動画でこれについて語っていました。
「0:41〜」本題に入っているので、その秒数からでも見てみてください!
自己紹介において非常に参考になる動画です。
自己紹介というのは1度テンプレを作れば、どの企業にも使い回すことができます。
よって、このような心理的要素も盛り込んだ「最強の自己紹介」を作成しましょう。
ポイント② 意識してゆっくり話す
2つ目のポイントは、「ゆっくり話す」こと。
面接では緊張するので、どうしても知らずしらずのうちに早口になってしまいがち。
1分間という時間を気にして、つい話すのが早くなってしまうこともあるでしょう。
しかし、早口だと焦っていたり自信がないような印象を与えてしまいます。
面接官もあなたが何を話しているのか聞き取れません。
しっかり自分のことを伝え好印象を持ってもらうためにも、自己紹介は意識してゆっくり話すことがポイントです!!
ちなみに、1分は文字にすると約300文字になります。
そこで、あえて300文字以下で自己紹介を作成することで、ゆっくり話そうという意識が強まるでしょう。
自己紹介の内容は、200〜250文字程度で作成してみてくださいね!
「1分間で自己紹介をお願いします」と言われたからといって、ジャスト1分にする必要はありません。
1分半以上の自己紹介など、過剰に長いのはNGですが多少短いのは問題なしです!
1分でと言われて、あまりに長く自己紹介してしまうと「制限時間内に対応できない人」としてマイナス評価される可能性があるので注意してください!
ポイント③ 聞き取りやすいようハキハキと話す
自己紹介においてめちゃくちゃ重要なことは、「ハキハキと聞き取りやすい声量で話すこと」ですね。
面接において、第一印象は超重要。
入室する時の「失礼します!」から始まり、冒頭の自己紹介でハキハキと聞き取りやすい声量で話すことで初めて最低ラインに乗ります。
モゴモゴ話していると暗い印象を与えてしまいますし、伝えたいことも伝わりません。
自己紹介の時だけではなく、入退室の挨拶からハキハキ話すことを意識しましょう。
ポイント④ 面白いと思われる「キャッチコピー」を入れる
自己紹介のなかに、自分を表す「キャッチコピー」を入れるのもおすすめです。
端的でわかりやすいキャッチコピーを入れることで、面接官の印象にも残りやすくなります。
とくにライバルの多い人気企業の面接を受けるときは、大勢の就活生の中でどれだけ面接官の記憶に残るかが重要です。
自分を表すキャッチコピーを自己紹介で入れることで、「面白い学生だな」と覚えてもらいやすくなります。
ちなみに僕は、以下のようなキャッチコピーを作っていました。
【就活マンが作っていたキャッチコピー】
- 初対面の人と出会って30秒で地元の友達のように仲良くなれる
- 1人映画マスター
どちらも面接官からの評判も良く、覚えてもらいやすかったです。
以下の記事で、選考で使えるキャッチコピーをまとめているので、ぜひ参考にしてください!
話す内容だけではなく話し方も大事なんですね!
そのとおり!面接官にどんな印象を与えたいかを意識してみることが大切だよ。
面接で1分間の自己紹介をする際の注意点
この章では、「面接にて1分間の自己紹介をする際の注意点」を紹介していきます。
ぜひ以下の点を押さえて面接にのぞんでください!
【1分間の自己紹介をするときの注意点】
- 過剰にアピールしようとしない
- 「これを話すのが正解だ」と考えない
- 身だしなみにも気をつける
- 嘘をつかない
注意点① 過剰にアピールしようとしない
まずNG例文の章でも言いましたが、自己紹介から過剰なアピールをする必要はない。
面接は自己紹介だけでなく、他にも様々な質問がされるものですからね。
「自分がその会社で役立つ人材ですよ」っていうアピールは、自己PRや強みを聞かれた時に存分にすれば良いのです。
面接では焦らず、余裕をもって話すことが重要です。
すべての質問で爪痕を残してやろうとは思わず、自己紹介では面接の雰囲気作りに注力していきましょうね。
注意点② 「これを話すのが正解だ」と考えない
就活生に言いたいことがあります。
「ネットや就活本に書かれた情報が正解じゃないんだよ」ってことです。
就活本を読むと、これが正解なんだと思いがちです。
しかし僕は就活生の時に、「いやいや、自己紹介では雰囲気作りをした方が良くないか?」とそれらの情報を疑うことにしました。
その結果、自己紹介では雰囲気作りに徹するというテクニックに行き着いたのです。
このように、世の中にある情報をすべて正しいと思うのではなく、「もっとこうした方が良いんじゃね?」という視点で見てみましょう。
そうすることで、思考力が磨かれますし、就活においては差別化に繋がります。
自己紹介に限らず、「これを話すのが正解だ」と考えないこと。
それが印象に残る人材になるポイントだと僕は思いますよ。
注意点③ 身だしなみにも気をつける
自己紹介では話す内容だけではなく、身だしなみにも気をつけましょう。
心理学用語でメラビアンの法則という言葉があります。
メラビアンの法則とは、人が相手の印象を判断するのには「視覚要素:55%、聴覚情報38%、言語情報7%」の割合で影響を与えているという法則のこと。
つまり、どれだけ良いことを話しても見た目や話し方に問題があると印象はよくないということです。
もちろん何を話すのかも大事ですが、内容だけではなく身だしなみもきちんと整える必要があります。
だからこそ、シワのないスーツを着たり、前髪が目にかからないようにしたり、猫背にならないことやハキハキと話すことが重要。
話す内容だけではなく、自己紹介中にどんな表情をしているか、話し方はどうか。
見た目の印象を確認するためにも、先述したとおり就活エージェントなど、第三者に見てもらって練習するのがおすすめです。
注意点④ 嘘をつかない
就活ではとにかく内定が欲しいからといって、性格を偽る人がいます。
しかし、就活の目的は内定を獲得することではなく、「将来自分が幸せになること」ですよね。
性格を偽って、自分に合わない企業に入社したら意味ありません。
「結婚すること」が目的となってしまって、適当に結婚して離婚する人と同じです。
自分を隠して結婚しても、結婚生活が辛くなってしまうだけですよね。
就活も同じなので、無理に自分をよく見せようとせず本来の自分の性格や特徴を伝えるようにしてくださいね。
評価される自己紹介を用意する以上に、話し方や見た目を改善することが重要ということですね。
そのとおり!こうした本質を押さえて選考にのぞむと評価されやすくなるよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
僕が考える”1分間自己紹介”で評価されるポイントが伝わったかと思います。
就活に正解はありません。
だからこそ、工夫のし甲斐がありますし、学歴関係なく評価されることもできる。
「自己紹介はこう話しなさい」という“就活サイトの常識”にとらわれず、ぜひ自分なりの印象に残る自己紹介を考えてみてください。
これまでの受験では「学力」のみが評価基準でしたが就活は違います。
皆さんが就活攻略論を通して、面接官に評価されるテクニックを考え、無双してくれることを心から願っています。
ちなみに、この記事を読み終わったら「【就活生必見】面接での自己紹介で差別化する5つのポイント!|回答例あり」も読んでみてください!
自己紹介で周りと差別化するためのポイントをまとめています。
とくにエントリー数の多い人気企業を受けるなら、周りとの差別化がなによりも重要です。
「好印象を与える自己紹介が知りたい!」「自己紹介で差別化を図りたい」という就活生はぜひ読んでみてくださいね!
では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- 自己紹介を1分で行う際のポイントは「アイスブレイクを狙う」「ゆっくり話す」「ハキハキ話す」の3つである。
- 基本的な内容+意外なギャップを伝えることで雰囲気作りができる。
- 「過剰なアピール」「正解があるという思い込み」「身だしなみ」に注意する。
- 1分間自己紹介を成功させるためには、「就活エージェント」「OB訪問」「逆求人サイト」を利用して事前の練習するのがおすすめである。