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会社説明会の参加をキャンセルする方法【メールテンプレ有】

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生の皆さん、こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです!

 

会社説明会って多くの就活生が参加すると思うんですが、だいたい同じ時期に開催されてて、日程が被ることがよくありますよね。

それに加えてバイトや授業との調整なんかも大変です。

 

そのため多くの就活生が説明会のキャンセルを経験するもの。

でもキャンセルメールの書き方って、絶対みんな悩むもんなんです。

 

「これ書いたら減点されるかも」「この言葉遣いって正しいの?」この記事はキャンセルメールに関するこんな不安を取り除くための内容になっています。

注意点や書き方、例文までご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!

 

会社説明会への参加をキャンセルして、選考に参加しないからと言って、社会人になってからその企業と関わらない保証はない。だからこそ、丁寧にキャンセルの対応をすべきだよ!

そもそも説明会のキャンセルメールって必要?

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説明会のキャンセルメールの書き方などについてご紹介する以前に、そもそもキャンセルメールって必要なの?と思っている方もいるかもしれませんね。

 

結論から言うと、必ず必要なものです!

しないとさまざまなデメリットがありますからね。

 

ということで、まず大前提として説明会をキャンセルする場合は必ず必要な手続きであるということを理解してください。

もしそうなった場合に、スムーズに作成できるように作り方を知っておくことが重要なんです。

 

ただ、最近ではマイナビやリクナビなどのナビサイト、企業ごとにマイページを作成するなどWEBによる説明会への申込み受付を行う企業も増えています。

 

もし説明会のキャンセル手続きもWEB上で行うことができる場合は、キャンセルメールを送る必要はありません。

 

【会社説明会のキャンセルメールの必要性】

メールで直接企業と連絡を取っている場合 → 必要

WEB上で参加手続きをしてキャンセルもWEB上でできる → 不要

 

【補足】次回以降の説明会に参加予定ならWEB手続きの後、メールをすべき!

 

もし志望度の高い企業の説明会で、キャンセル以降の説明会がある場合はWEB手続きに加えて、お詫びのメールを送ることをおすすめします。

 

キャンセルメールを送ることについては、ちゃんとした手順と内容で送ればマイナス評価を受けることはありません。

しかし、キャンセルすることでプラスになることもないですよね。

 

その点、キャンセルした際にお詫びのメールを送ることで「お、気遣いのできる学生さんだな。」と感心してくれる採用担当者もいるはず。

少しいやらしい話かもしれませんが、就活において採用担当者の印象に残ることは非常に重要になってくるため、今後の選考を見据えてお詫びメールという配慮を見せておくべきですね!

 

やはり配慮の姿勢っていうのは大切なんですね!

もちろんそうだよ。
就活といっても結局は人と人との繋がりだからね。
それにキャンセルというネガティブな行為の中でも印象作りを狙うことで他の就活生との差別化も図れるんだ!

説明会のキャンセルメールの例文|テンプレ

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まず最初に説明会のキャンセルメールの例文を見ていきましょうか。

次の章にて具体的な書き方を細かく説明していきますね。

 

今回は「急遽ゼミが入ったこと」を理由に例文を書いてみたので、参考にしてみてください!

 

【キャンセルメールの例文・テンプレ】

 

◯月◯日企業説明会キャンセルのお願い ◯◯大学 就活太郎

(~件名)

 

株式会社◯◯◯◯ 

総務部人事課 主任 ◯◯ ◯◯ 様

(~宛名)

 

いつも大変お世話になっております。

◯◯大学◯◯学部◯◯学科の就活太郎と申します。

明日の企業説明会に関してご連絡いたしました。

明日13時から15時までの間、急遽ゼミに参加しなければならなくなりました。

卒業論文の評定に関する重要なゼミとなるため、明日の企業説明会に伺うことができない状況です。

お取り計らいをいただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。

ご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

(~本文)

 

ーーーーーーーーーーーーーー

◯◯大学 ◯◯学部◯◯学科◯年 

就活 太郎

TEL:000-0000-0000Email:◯◯◯@◯◯.co.jp

(~署名)

 

これでキャンセルメールが完成です。

件名を見ただけで説明会のキャンセルだと伝わるようにしたうえで、本文でもより具体的にキャンセルする理由が伝えられていますよね。

 

ちなみに会社説明会をキャンセルするとエントリー企業数が当然減りますよね。

手駒がなくなっていくと、どんどん不安になると思います。

 

エントリー企業数を効率的に増やす方法については、僕が今、就活生なら絶対に利用する就活サイトをランキング形式で紹介した記事を用意しています。

これらを利用してエントリー数を増やしていきましょう!

» 就活サイトおすすめランキング【1位〜35位】複数内定者が厳選しました!

 

キャンセルメールに関して、シンプルだけどしっかりとした説得力のある文章ですね!

構成と言葉遣いさえ間違えなければこのレベルのメール文が作れるんだ。
適当にすることなく、これだけの工夫でも相手に与える印象は全く違うからね!

説明会のキャンセルメールの書き方

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キャンセルメールのテンプレを確認したところで、具体的な書き方を解説します。

 

メール文の作成ってLINEに慣れてる大学生からしたら意外と悩みますよね。

それにビジネス的なメール文を作った経験なんてほとんどの方がないと思います。

 

書き方のコツは「それぞれの項目に分けて考えること」です!

具体的には以下のように項目を分けていくといいですよ。

 

【キャンセルメールの項目ごとの書き方】

  • 件名
  • 宛名
  • 本分
  • 署名

 

① 件名の書き方

 

まずは件名の書き方からです。

件名については「一目で内容がわかる件名」を意識しましょう!

 

キャンセルメールの場合は以下のような感じになります。

 

【キャンセルメールの件名】

「◯月◯日企業説明会キャンセルのお願い ◯◯大学 氏名」

 

採用担当者の方は他の就活生とのやり取りや説明会の準備など、常に忙しい状況であることから、メールの件名を見ただけで用件がわかるようにしましょう。

細かな点ですが、こういった配慮が社会人になると意外と評価されたりするんですよね。

 

ましてや大学生の段階でこのような細かな配慮が行き届いていると好印象を与えることができますよ。

就活時代に限らず、社会人になってからも活かせることなのでぜひ実践してください!

 

② 宛名の書き方

 

次に書くのが宛名です。

宛名を書く順序は以下のとおりです。

 

【宛名を書く順序】

  1. 会社名
  2. 所属部署
  3. 役職
  4. 氏名

 

もし所属部署や役職、氏名などわからない部分がある場合は会社名のあとに「採用ご担当者様」と書いておけば問題ありません。

また、株式会社を(株)にしたり担当者の名前を苗字だけにするなど、省略しないようにしましょう。(担当者の名前が苗字しかわからない場合は苗字のみでもOKです)

 

このようなポイントを踏まえたうえで具体的に書いたのが以下です。

 

【キャンセルメールの宛名】

「株式会社◯◯ 総務部人事課 主任 就活 太郎 様」

 

このようにいつ担当者の名前が必要になるかわからないため、名刺をいただいたりメモをするなどして、所属や名前などがわかるようにしておきましょう。

 

③ 本文の書き方

 

お次はいよいよ本文ですね。

本文については最も文章が長くなる部分なので、まずは本文の構成順からご紹介します!

 

【本文の構成順】

  1. 導入の挨拶
  2. 自己紹介
  3. キャンセルの理由
  4. お詫びの言葉
  5. 締めの言葉

 

導入の挨拶

本文のスタートは挨拶です。

ここは内容に関わらず、無難に「いつも大変お世話になっております」を使うことをおすすめします。

 

もし今までメールを送る相手に会ったことがない場合でも、この挨拶で問題ありません。

ビジネスにおいては面識がなくてもこの挨拶を使うのが日常茶飯事ですので、相手も違和感を感じることはないですからね。

 

自己紹介

挨拶が済んだら自己紹介をしましょう。

既に件名でも名乗っていますが、改めて本文でも自己紹介をしてください。

 

具体的には「◯◯大学◯◯学部◯◯学科の◯◯と申します」でOKです。

相手が面識のある担当者の場合でも語尾は「申します」を使った方が丁寧なので、意識してください。

 

キャンセルの理由

次に最も大事なキャンセルの理由部分になります。

具体的な書き方については先ほどの章でご説明したとおり、より具体性を持たせて書くようにしてください。

 

具体的な例文については次の章でご紹介しますね!

 

お詫びの言葉

キャンセルの理由を伝え終わったらお詫びの言葉を書きましょう。

いかなる理由があるにせよ、相手はあなたのために準備を進めてきてくれたわけですから謝罪はすべきですね。

 

丁寧な謝罪の書き方としては「お取り計らいをいただいたにも関わらず、大変申し訳ございません」がベターかと思います。

あまり謝罪の言葉を並べてもかえって大袈裟な印象を与えてしまうため、このような一文があれば十分ですよ!

 

締めの言葉

お詫びの言葉を伝えたら最後に締めの言葉です。

こちらもシンプルに「ご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」と書いておけば問題ありません。

 

謝罪して終わりだと相手も後味が悪いので、最後にこういった締めの言葉を付け加えることで大人の配慮を見せましょう。

 

④ 署名の書き方

 

キャンセルメールの最後は署名になります。

署名の構成については以下のようにしておけば大丈夫です。

 

【署名の構成】

  • 大学名
  • 学部学科学年
  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス

 

自己紹介同様、大学名と学部学科学年、氏名を書きます。

その後、相手が返事をできるように電話番号とメールアドレスを書いておくと親切ですね。

 

この構成をもとに署名を作ってみると以下のようになります。

 

【キャンセルメールの署名】

◯◯大学 ◯◯学部◯◯学科◯年 
就活 太郎
TEL:000-0000-0000
Email:◯◯◯@◯◯.co.jp

 

項目ごとに改行を加えることで見やすさが格段に上がります。

また、電話番号やメールアドレスは間違えてしまうと大きな迷惑を掛けることになるので、何度も確認しておきましょうね。 

 

こうして分解して書くと非常に書きやすいですね!

それぞれの項目に目的があるんだよ。
その目的を順序立てて文章にすることでより伝わりやすいメールが完成するんだ!

説明会をキャンセルする場合の理由まとめ

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続いて、いざ説明会のキャンセルメールを送ろうとしたとき、意外と「キャンセルする理由」に困る人が多いかと思います。

でも理由もなくキャンセルするわけにはいきませんよね。

 

基本的には正直な理由を記載してもらって構いません。

ただ「他の企業の説明会と被った場合」や「その企業に対するモチベーションが無くなった場合」などについては、正直に書きにくいものです。

 

そうした場合に応急的に使える理由をまとめてみました!

もしどうしても理由に困ってしまった場合、以下の理由を使えば企業にもすんなり納得してもらえるかと思います。

 

【キャンセル理由】

  1. 一身上の都合
  2. 体調不良(風邪など)
  3. 大学の講義やゼミが急遽入った

 

キャンセル理由① 一身上の都合

 

「キャンセル理由が言いづらい、けど嘘の理由を伝えるのは嫌だ!」という方の場合は、一身上の都合により参加できなくなった旨を伝えましょう。

一身上の都合とはプライベートなことに関する理由となるため、企業もそれ以上深く理由を聞いてくることはありません。

 

ただ、僕個人の意見としては、あまりこのキーワードを使うことはおすすめしません。

明確な理由を伝えていないため、採用担当者から変に疑われてしまうリスクもありますからね。

 

「言えないような理由があるんだな」と思ってもらえればいいですが「どうせ面倒くさくなっただけだろ」などと思われてはマイナス評価にしかなりません。

せっかくキャンセルメールをしたのにマイナス印象を与えてしまってはもったいないですよね。

 

しかし採用担当者がどう受け取るかについては、送った側がコントロールできる話ではないため他に使える理由などがあればできるだけ具体的に理由を伝えるようにしましょう。

 

キャンセル理由② 体調不良(風邪など)

 

これが最も王道で使いやすい理由かと思います。

体調不良と言われて「それでも来い」という企業はありませんからね!

 

体調不良を伝える際には、一つポイントがあります。

それは「より具体的に伝えること」です。

 

【パターン①】

「体調不良のため欠席させていただきます」

 

【パターン②】

「昨晩から発熱し、インフルエンザという診断を受けました。ご参加される皆様にご迷惑をおかけするわけにはいかないため、欠席させていただきます。」

 

いかがですか。

パターン②の内容を見れば「それは仕方ないな」と思いますよね。

 

このように、キャンセル理由に具体性を持たせることで説得力が増します。

さらに、本当に行きたかったけど泣く泣く諦めましたという思いも伝わります。

 

単純に体調不良と伝える方が簡単ですが、こういったひと工夫を加えるだけで相手が受ける印象は全然違ってきますよ!

 

キャンセル理由③ 大学の講義やゼミが急遽入った

 

先ほど説明した体調不良という理由、就活生の中には「健康管理ができていないというマイナス印象を与えてしまうのではないか」という不安がある人もいるかと思います。

 

体調不良と聞いてマイナス評価を受けることは滅多にないですが、どうしても気になる方におすすめなのが学業を理由にすることです。

 

日本の就活スケジュールって、今は国が指針を決めているんですけど、なんで指針を作っているかと言うと学業に支障をきたさないためなんです!

つまり、大学生の本分は学業であり、就活よりもまずは学業を優先しなさいという考え方になります。

 

この指針は企業も守るべきものなので、学業を理由とした場合にはそちらを優先させなくてはいけません。

そのため大学の講義やゼミが急遽入ったという理由は使いやすいです。

 

こういった学業を理由とする場合でも、体調不良の場合と同様に具体性が重要になります。

 

【パターン①】

「急遽ゼミが入ったので欠席させていただきます」

 

【パターン②】

「明日の13時から15時までの間、急遽ゼミに参加しなければならなくなりました。卒業論文の評定に関する重要なコマとなるため、どうしても欠席させていただかなければなりません」

 

こちらも具体性が入ることで与える印象が全く異なりますよね。

いくら学業優先というルールの中でも、やはり企業側への配慮や説得力は必要になってきます。

 

「学業だから仕方ないだろ」と決して上から目線になることなく、他の理由と同様に謙虚な姿勢で文面を作るようにしましょう。

 

理由の書き方だけでも相手に与える印象は全然違いますね!

ここまで配慮が行き渡っているかも重要なんだ。
これを知らず「どうせ受けない企業だから適当でいいや」と手を抜かないように!
SNSなどもある現代において、いつどこでその評判が広まるかなんてわからないからね。

説明会のキャンセルメールを出す際の注意点

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ここまでの解説でキャンセルメールの書き方については理解できたと思います。

ここで改めて、キャンセルメールを出す際に注意するべき点をまとめました。

 

必ず注意していただきたい点は主に以下の3つです。

 

【キャンセルメールの注意点】

  • 必ず理由を伝える
  • お詫びの気持ちを伝える
  • 顔文字や絵文字は禁止(!や?なども)

 

注意点① 必ず理由を伝える

 

キャンセルメールの書き方の章でもお伝えしましたが、非常に重要なことなので再度ここに書きました。

とにかくキャンセルメールには必ずキャンセルになった理由を記載してください。

 

書く理由についてもできるだけ具体的に、相手が読んで納得できる内容になっているかを意識してください。

具体的に書いたとしても、相手が見て「ん?どうゆうこと?」と思われたら意味がありませんからね。

 

注意点② お詫びの気持ちを伝える

 

一度は参加の意思表示をしているので、キャンセルする際にはお詫びの気持ちを伝えるのが礼儀です。

当たり前のことのようですが、意外と忘れてしまっている就活生が多いのも事実です。

 

キャンセルしなければならない事情があること自体は仕方のないことです。

「キャンセルすることで企業に迷惑をかけることをちゃんと私は理解してますよ」というアピールにもなるため、忘れることなく記載してくださいね!

 

注意点③ 顔文字や絵文字は禁止(!や?なども)

 

大学に提出するレポートやバイト先で扱う書類など、公的な文章では顔文字や絵文字はもちろん「!」や「?」も使いませんよね。

就活におけるキャンセルメールも同じことです。

 

キャンセルメールを送る相手は友達ではありません。

あくまで採用を担当している社会人であり、向こう側は仕事として就活生と関わっていることを忘れないように。

 

なお、特に質問する際に「?」を使ってしまう方が多いですが、この場合も文章の語尾は疑問形にして、締めは「。」を使うようにしてください。

「◯◯でよろしいでしょうか。」といった感じですね!

 

「?」はたしかに悩む場面が多いですね。

使う場面は一切ないと思って大丈夫だよ!
相手が仕事として関わっている以上、就活生側も「仕事」という意識を持つべきだね。

説明会のキャンセルメールを送るタイミングについて

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「さあキャンセルメールを送ろう!」となった時、いつでもキャンセルメールを送っていいかと言うと、そういうわけではありません。

また、キャンセルするタイミングによってはメール以外の方法をとるべき場面もあります。

 

そこで説明会のキャンセルメールを送るタイミングについてポイントをまとめてみました!

主に3つのポイントを押さえてください。

 

【キャンセルメールを送るタイミングのポイント】

  • できるだけ早めに伝える
  • 夜中には送らず早朝に送る
  • 当日キャンセルの場合は電話ですぐに対応する

 

ポイント① できるだけ早めに伝える

 

キャンセルメールを送るうえで最も大切なことのひとつが「できるだけ早めに伝えること」です。

とにかくキャンセルすることが決定したならすぐにでも企業側に伝えてください。

 

なぜなら企業側も準備しているからです。

説明会を開くためには企業内の関係部署に依頼し、会場を押さえ、備品を用意するなどさまざまな準備が必要になります。

もちろんこの準備は参加予定人数を前提として進めらているため、キャンセルの報告が遅くなればなるほど影響が大きくなってしまいます。

 

また、説明会によっては参加人数が限られていたり、抽選方式で参加者を決定しているものもありますよね。

もしあなたがキャンセルした場合、枠が一つ空くので落選した他の就活生を参加させることができます。

 

説明会は企業にとっても採用活動における重要なイベント。

企業を就活生にアピールできる場でもあるため、なるべく多くの就活生に参加して欲しいというのが本音なんです。

 

ポイント② 夜中には送らず早朝に送る

 

キャンセルメールを送るタイミングとして最も良いのは平日の業務時間内です。

特に午前中(9時から12時の間)であれば、その日のうちに確認してもらえる可能性も高まります。

 

ただ、キャンセルが決まったタイミングなどによってはすぐに送らなくてはいけない場合もあるかと思います。

ここで注意してほしいのが「夜中に送らず早朝に送ること」です。

 

電話ではなくメールであったとしても、夜中に送るというのは非常識だというのが一般的な認識です。

それに早朝に送ることですぐに確認してもらいやすくなるというメリットがあります。

 

ほとんどの社会人は出社したらまずメールチェックから業務がスタートします。

メールは新しい順に表示されるので、早朝に送られたメールほど目に付きやすくなります。

 

先ほども説明したとおり、キャンセルになったことはできるだけ早く伝えるべきことなので、こうした配慮もしつつ、どうしたら相手の目に付きやすいかまで考えて送るといいですね!

 

ポイント③ 当日キャンセルの場合は電話ですぐに対応する

 

万が一、説明会前日の夜や当日の朝になってキャンセルしなければならない用件ができた場合は「電話」で対応するようにしましょう。

メールの場合、相手がパソコンを開いてメールチェックをしないと伝えることができません。

 

特に説明会の朝などは、担当者も準備や会場設営に忙しいためメールチェックができないことも多々あります。

いくらメールを送ったとしても相手がチェックしないまま説明会を欠席してしまえば、ドタキャンと変わりません。

 

こうしたリスクを回避するために、急を要する場合は電話で確実に相手に伝えるようにしてください。

ただ、いくら急いでるとはいえ夜中や早朝に電話をするのは非常識ですので、電話を掛けるタイミングについてはメール以上に気を遣うべきです。

 

説明会が朝から開催される場合は説明会開始の数時間前までに、昼から開催されるのであればその日の朝に電話をするといったタイミングで大丈夫ですよ!

 

キャンセルを伝えるタイミングだけでも、配慮や気遣いの姿勢が大切なんですね!

意外とこういう細かな配慮を気にする社会人は多いんだよ。
だからこそ、しっかりと配慮していれば評価されることだってあるんだ!

説明会のキャンセルメールの返信がこない場合はどうする?

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キャンセルメールについてはしっかり送ったものの、企業側から返信が来ない場合って不安ですよね。

結論から言うと、返信がこなくても問題ありません。

 

採用担当者も何十人何百人という就活生を相手にしているため、一人一人に対して細かく対応できるほどの余裕がない場合もあります。

キャンセルメールについても、確認したもののキャンセルであれば今後のやり取りは必要ないことから、返信しないケースももちろんあります。

 

ただ、送信できているかどうしても不安な場合は重ねて電話で確認しても大丈夫です。

「メールをお送りしましたがご確認いただけましたでしょうか」といった感じで確認すれば問題ないです。

 

また、最近のメール機能では相手がメールを開いたか確認できるものもあるので、そういった機能を使うのもいいですね!

 

【補足】キャンセルメールへの返事に対する返信は不要

 

キャンセルメールを送って企業側から返事があった場合、そのメールに対する返信は基本的に必要ありません。

企業側も返信を期待していませんからね。

 

ただ例外として、企業側の返事の内容に質問文や何か問い合わせがあった場合は返信する必要があります。

 

そのため、キャンセルメールを送ったからといって安心するのではなく、企業からの返事も含めたすべてのやり取りが終了するまで細かなメールチェックなどを欠かさないようにしましょう。

 

最近はLINEの既読機能などに慣れているから、その後のメールチェックなんかは忘れてしまいがちですよね。

間違いないね!
また、企業がやり取りを終わらせようとしているのにわざわざメールを返す必要もないからね。
相手も忙しいんだから、その辺は内容をしっかりと読んで判断しよう。

説明会のキャンセルメールは内定への影響あり?減点される?

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ここまでキャンセルメールの書き方から注意点、送るタイミングなどについてご紹介してきました。

キャンセルメールについてはかなり理解が深まったのではないかと思います。

 

最後にみなさんが気になっているであろう疑問にお答えします。

それが「キャンセルメールは内定に影響したり、減点されるのか」です。

 

基本的にキャンセルメールを送ったことで減点されることはありません。

先ほどもご説明したとおり、就活生それぞれに事情があることは企業もわかっているので、キャンセルだって想定しています。

 

ただやり方を間違えてしまうと減点される可能性はあります。

そこで、以下の点についてはしっかりと理解しておいてください。

 

【キャンセルメールで減点されないためには】

  • ちゃんと理由を伝える
  • ドタキャンは論外
  • 次回以降の参加意欲を見せる

 

ちゃんと理由を伝える

 

ここまで何度も伝えていますが、とにかくちゃんと理由を説明すれば減点されたり、内定に影響が出ることはありません。

「体調不良で説明会に来なかったから減点だな」「ゼミだと?そんな理由で欠席するやつはいらない」なんて聞いたことないですからね。

 

もし万が一このような理由で減点したりマイナス評価をつけている企業があるならば、むしろ入社すべきではない企業だと思いますよ。

きっとこんな企業って社員に対しても「体調不良でも出社しろ」「プライベートより仕事だろ」といった、ワークライフバランスを無視している体質だから。

 

就活において企業と就活生は対等な立場であるべきだと僕は考えています。

だからこそ、しっかりとした手順でちゃんとキャンセルメールを送った就活生に対しては、企業も誠実に対応すべきなんですよね。

 

ドタキャンは論外

 

ここまでこの記事を読んでもらった方ならわかっているとは思いますが、ドタキャンは論外ですね。

説明会への参加は、友達と遊ぶ約束とは違います。

 

「ごめんごめん寝坊したわ」「あ、今日説明会なの忘れてた」で済むものではありません。

友達との遊ぶ約束だって、ドタキャンは本来許されるものではないですし、場合によっては友達の信頼を失ってしまいますよね。

 

ましてや就活における説明会となれば、友達のような信頼関係もないわけですから、相手からの信用なんて簡単に吹き飛んでしまいます。

こうならないためにも、キャンセルメールは必ず必要なんです。

» 【会社説明会・面接のドタキャンは絶対NG】その理由と対応方法

 

次回以降の参加意欲を見せる

 

特に志望度の高い企業の説明会をキャンセルした場合は、キャンセルメールの中に次回以降の参加意欲を見せる文を入れるのがおすすめです。

具体的には以下のようなイメージです。

 

【次回以降の参加意欲を見せる文章】

なお、今後もし同様の企業説明会等がございましたら、次回こそはぜひご参加させていただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

この文を入れるのは、先ほどご紹介した構成の「お詫びの言葉」の後になります。

まずはお詫びしたうえで、次のチャンスがあれば参加する意欲があることをアピールしましょう。

また「締めの言葉」についてもキャンセルに対する了承を確認する内容ではなく、今後もお世話になりたい意思表示として締めるように変更するといいですね。

 

この順番が逆になってしまった場合、とても図々しい印象を与えてしまいます。

 

【お詫びの言葉→参加意欲の順】

 ~明日の企業説明会に伺うことができない状況です。
お取り計らいをいただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
(~お詫びの言葉)
なお、今後もし同様の企業説明会等がございましたら、次回こそはぜひご参加させていただければ幸いです。
(~参加意欲)
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
(~締めの言葉)

 

【参加意欲→お詫びの言葉の順】

~明日の企業説明会に伺うことができない状況です。
なお、今後もし同様の企業説明会等がございましたら、次回こそはぜひご参加させていただければ幸いです。
(~参加意欲)
今回はお取り計らいをいただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
(~お詫びの言葉)
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
(~締めの言葉)

 

いかがでしょうか。

後者の場合、パッと見た印象でも「いやいや、謝るのが先だろ!」とツッコミを入れたくなる文章ですよね。

 

自分の都合でキャンセルしているため、まずは謝罪したうえで次回への参加意欲を書く、当たり前のようですが意識しないと受け取られ方は全く違ってきますよ!

 

たしかに謝罪より先に次への意気込みを書くのは明らかに違いますね。

志望度が高いからこそ積極性を見せようと焦ってしまい、文章の順番を間違えてしまうんだ。
あくまでメールの文章なんだから焦らずじっくり考えて作ろう!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

説明会のキャンセルメールについて、悩むことなく作れるだけの情報はご紹介できたかと思います。

 

「たかがキャンセルするためのメールなのに、細かくこだわりすぎだろ」と言う方もいるかもしれません。

でも僕は就活で他者との差をつけるのは「細かい部分へのこだわりの差」だと思っています。

 

これだけネットやSNSで簡単に情報が得られるため、就活生が持っている情報のほとんどは、みんなが知っている情報ですよね。

だからこそ、細かな点へのこだわりが大きな差別化を生むんです。

 

周りからバカにされたって、無駄だと否定されたって自分自身が「これだ」と思ったことにはとことんこだわって欲しい。

この記事を読んでくれた一人でも多くの就活生がそうなることを願っている就活マンでした。

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 会社説明会のキャンセルメールは、企業と直接メールでやり取りしている場合は送る必要がある。
  • 会社説明会をドタキャンする人は多いが、社会人になってからその企業と関わる可能性はゼロではないため、ドタキャンせずにキャンセルしたい旨の連絡をするべき。
  • 会社説明会の参加とキャンセルがWEB上でできる場合に関しては、キャンセルメールを追加で送る必要はない。
  • 会社説明会のキャンセルメールは人事が読んですぐに概要を理解できるよう、件名と本文冒頭にて、会社説明会への参加をキャンセルしたい旨を記載する。