就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
内定を獲得する上で第一関門として立ちはだかる一次面接。
一次面接を突破しないと当然次の選考には進めませんが、どの企業でも最初の面接で落ちてしまうと悩む人は少なくありません。
周囲が順調に二次・最終面接と進んでいるなか、自分だけが一次面接を突破できていないと誰しも焦りや不安を感じるものですよね。
物事がうまくいっていないときには視野も狭くなりがちなので、自分の改善点にも気が付きにくくそのまま苦戦してしまう人も多くいる印象です。
この記事では、一次面接に苦戦している人に向けてどんなケースに該当するとやばいのか、落ちやすい人にはどんな共通の特徴があるかを紹介します。
その上で、現状を変えるための秘策や具体的な対処法も共有するので、一次面接に落ちることが続いて悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
一次面接がなかなか突破できません。。。
実は共通する原因や特徴がいくつかあるんだ。それを理解した上で、秘策や改善アイデアまでお伝えするよ!
- 一次面接で落ちるのはやばいのか?
- 一次面接をなかなか突破できない人におすすめの秘策
- 一次面接で落ちる人によく見られる特徴|見た目や態度
- 一次面接で落ちる人によく見られる特徴|選考対策
- 一次面接で落ちる人向けの改善アイデア
- 補足:一次面接を突破するために知っておくとよい予備知識
- 本記事の要点まとめ
一次面接で落ちるのはやばいのか?
一次面接に落ちることが続くと、誰しも自分に自信をなくすと思います。
でも僕個人としては、今まで苦戦していたという理由だけで諦める必要は決してないと考えているんですよね。
改善や行動次第で、一次面接は突破できるようになると確信しているからです。
ただ、改善を実施するにはその人に現状を変えようとする意思やメンタル的な余裕も必要になってくるんですよね。
よって、これらの意思や余裕がない人はやばい状況といえるかもしれません。
最初の章では、一次面接を突破できない現状を変える上で知っておくべき「自分が避けるべきケース」を2つ紹介します。
仮に今の自分に当てはまるとしても、その事実を自覚すると改善に向けて行動を起こせると思うので、前提情報としてぜひ目を通してみてください。
【一次面接で落ちるのがやばいケース】
- 自分が落ちる原因に心当たりがない場合
- ネガティブになって視野が狭くなっている場合
やばいケース① 自分が落ちる原因に心当たりがない場合
1つ目は、自分が落ちる原因に心当たりがないケースです。
一次面接に落ちる現状を変えるためには、過去の選考において自分のダメだった点を反省して改善することが欠かせません。
とくにいろいろな企業の一次面接に落ちる場合は、マイナス評価された共通の理由がある可能性が高いので改善が必須なんですよね。
しかし、自分の問題点に心当たりがないと改善策を考えることは困難です。
そして、そもそも何が原因で落ちたのか?に一切の心当たりがないと、今後の選考時にもこれまで同様に面接に臨んで低評価を受ける可能性が高いんですよね。
ただ、これまでに過去の反省点を考える意識がなかった人も、この記事をきっかけにして改善策を実行すれば状況は好転するはずです。
一次面接に落ちる人によく見られる特徴は次章以降で共有するので、自分の問題点を整理できていなかった人はぜひ順に読み進めてみてください。
やばいケース② ネガティブになって視野が狭くなっている場合
2つ目に、一次面接に落ちることでネガティブになっている場合も危険です。
ネガティブな気持ちになると視野が狭くなりやすく、自分を客観的に見ることが難しくなって問題点にも気が付きにくくなるんですよね。
また、面接に臨む際にも自信を持てなくなり、その雰囲気が面接官にも伝わって積極的に採用しようと思ってもらえない可能性もあるかと。
企業側はやはり会社に貢献してくれそうな人材を探しているので、自信を感じられない人は自社で活躍するイメージもしにくいものなんですよね。
よってほかの企業の対策を的確におこなう意味でも、選考によりよい状態で臨む意味でも気持ちを明るく保つ努力をすることは大切です。
自分の思い通りの結果にならないと誰しも悲観的になりがちですが、暗い気持ちになることのデメリットも考えて、できる限り前向きに考えるようにしましょう。
たしかに自分に余裕がないときには、よりよいアイデアも浮かびにくい気がしますね。まずは悲観的に捉えすぎず、過去の反省点を整理することから始めてみます!
まさにその2つが重要だと思うよ。一次面接に苦戦しているときこそ、前向きに捉えること・過去の反省点を改善する意識を持つようにしようね。
一次面接をなかなか突破できない人におすすめの秘策
続いて本章では、一次面接をなかなか突破できない人におすすめの秘策を紹介します。
もちろん王道的な対策としては、この後の章で紹介するような自身の問題点を認識して愚直に改善することが重要です。
ただ、それ以外にも一次面接の突破率アップにつながる方法があるんですよね。
定番の内容ではありませんが、複数の企業で一次面接に苦戦しているなら以下の2つも実践すると状況が大きく好転するかもしれません。
いずれも情報感度の高い就活生ならもれなく使っているサービスなので、もし利用経験がない人がいたらできる限り早く登録することを強くおすすめします!
なお、転職者向けのおすすめ戦略は「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」でまとめています。
有用なおすすめサービスも共有しているので、転職希望者の方はこちらをぜひ!
【一次面接をなかなか突破できない人におすすめの秘策】
- 逆求人サイトで届いたスカウト経由で選考に進む
- 就活エージェントに選考対策をサポートしてもらう
秘策① 逆求人サイトで届いたスカウト経由で選考に進む
逆求人サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。
マイナビなどを使った通常のやり方とは真逆で、企業側が就活生に対してコンタクトを取るようなサービスですね。
「スカウトが届いた=自分のことをある程度評価している可能性が高い」ので、その後の選考に進んでも順調に合格しやすいんですよね。
相性のよさを感じてもらえると、企業によっては書類選考や一次面接を免除してくれることもあり、比較的スムーズに内定を獲得できるんです。
利用経験がないと、虫がよすぎる話だと怪しく感じる人もいるかもしれません。
でも、実際に逆求人サイト経由で優良企業の内定を得ている人は数多くいますし、少しでも確率を高めたいなら利用しておいて損はないかと思います。
▼逆求人サイトの最も賢い運用方法
僕が考える最適解は「Offerbox(オファーボックス)」。
逆求人サイトってスカウトが届かないと意味がないので、スカウトの期待値が高い(=登録企業数が多い)大手サイトを使うべきなんですよね。
早く登録するほど魅力的なスカウトが届く可能性は高まるので、ぜひ後回しにしないでさくっと登録しておくことをおすすめします。
上記以外の逆求人型サイトはランキング形式で紹介しているので、その他のサイトも気になる人はぜひ一読してみてください!
秘策② 就活エージェントに選考対策をサポートしてもらう
一次面接に苦戦している人は、プロのサポートを受けるのもおすすめです。
就活エージェントでは、就活に精通したプロが無料で次のような支援をしてくれます。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
端的にいうと、内定獲得までに必要なことを幅広くサポートしてくれる存在ですね。
就活3大質問などの回答もブラッシュアップできますし、模擬面接の相手もしてくれるので面接時の雰囲気に課題があった人も対策ができます。
なお、無料で使えるのは企業側が手数料を支払っているゆえの仕組みなので、一方的に支援を受けられるからといって怪しむ必要はないですよ!
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
マイナビなどを使って自分ひとりで就活を進める以外にも方法があるのですね…!
意外と存在を知らない人も多いけど、面接の突破率を高める上ではいずれも利用しないと損といえるほどおすすめのサービスだよ!
一次面接で落ちる人によく見られる特徴|見た目や態度
ではこの章では、一次面接で落ちる人によく見られる特徴を共有します。
とくに複数の企業の一次面接に苦戦している場合は共通の原因があると予想できるので、まずは自身にも当てはまる特徴を知ることが重要ですよ。
この章では見た目や態度に関する特徴、次章では選考対策に関する特徴を紹介します。
現状を変えるには一次面接に落ちている自身の問題点を把握することが必須なので、ぜひ自分と照らし合わせて読み進めてみてください。
【一次面接で落ちる人によく見られる特徴|見た目や態度】
- 暗い雰囲気で頼りない感じがある
- 声が小さく自信がなさそう
- コミュニケーション能力に怪しさを感じる
特徴① 暗い雰囲気で頼りない感じがある
面接を突破する上では、相手に仕事ができそうな印象を抱いてもらうことが大切です。
採用側は自社で活躍できるか、売上拡大に貢献できそうかなどを見ているので、これらを感じられないとやはりよい結果は得にくいんですよね。
では、仕事ができそうな印象を抱かせるにはどうしたらよいか?
結論、まずは見た目や雰囲気から「自信」や「余裕」を感じてもらうことが重要だと僕は考えています。
自分に自信がなさそうな人に対しては、仕事で成果をあげてくれるようなイメージも抱きにくいものですからね。
自信の有無は性格や過去の経験などで決まりやすいので人によって差があると思いますが、面接においては自信があるように振る舞ったほうが高評価を得やすいかと。
大きく変化させることは難しいものの意識すれば多少は改善される内容なので、心当たりのある人は自信を感じてもらえるように意識してみてください。
特徴② 声が小さく自信がなさそう
1つ目と似ているかつ基本的な内容ですが、大きな声で話すことも大事です。
単純な話で、声が小さい人からは自信や覇気を感じにくいんですよね。
結果的に仕事ができそう感、自社で活躍してくれそう感も抱きにくいので、面接で高評価を得られないことが起きやすいわけです。
とくに集団面接のときはほかの候補者と比較されやすいので、自分の声が小さいだけでも際立って自信のなさが伝わりやすいです。
声の大きさは意識で改善しやすい内容だと思うので、普段の生活で声量が小さいと言われることが多い人はぜひ意識してみるとよいでしょう。
特徴③ コミュニケーション能力に怪しさを感じる
3つ目は、コミュニケーション能力に怪しさを感じること。
会社では基本的にほかの人と協力して仕事を進める必要があるので、コミュニケーション能力を疑われると低評価につながりやすいです。
適切に会話できないと、仕事を前に進めることが難しいですからね。
では、コミュニケーション能力を伝えるにはどうしたらよいか。
これは総合的な観点で評価されますが、面接においては結論ファーストで話すことをとくに徹底すべきだと僕は考えていますね。
面接って短時間で就活生の本質を見抜く必要があるので、ダラダラ話す人はそれだけで相手を配慮した会話ができていないような印象を与えるからです。
結論ファースト以外だと、面接官の目を見て話す・面接官やほかの就活生の発言にリアクションするなども重要になってくるかと。
コミュニケーション方法に関しては、すぐに改善することは困難かもしれません。
ただ、結論ファーストだけは意識すれば実践しやすい内容だと思うので、何をすべきか迷った人はこれだけでも取り入れることをおすすめします。
見た目や雰囲気の印象、コミュニケーション能力などは重要な要素なんですね。
面接だと回答内容ばかりにフォーカスしがちだけど、それ以外の部分も評価の対象だよ。とくに一次面接では注視されやすいから、妥協せず対策しておこうね!
一次面接で落ちる人によく見られる特徴|選考対策
次にこの章では、選考対策に関するよく見られる特徴を紹介します。
これらの特徴に該当する人は、純粋に選考対策が不足している・もしくは適切な選考対策ができていないといえるかと。
残り3つの特徴について、順に確認していきましょう。
【一次面接で落ちる人によく見られる特徴|選考対策】
- 自己PR・志望動機・ガクチカが浅い
- 企業選びの軸が曖昧で回答に一貫性がない
- 逆質問から熱意を感じられない
特徴① 自己PR・志望動機・ガクチカが浅い
自己PR・志望動機・ガクチカは、就活3大質問とも言われる重要な質問です。
企業側からすると採用を判断する上で重要な内容を聞き出せる質問なので、ほぼすべての企業から聞かれるんですよね。
よって3大質問への回答が浅いと、それだけで不採用になる可能性が上がります。
なかでも志望動機に関しては、とくに力を入れるべきですね。
僕はよく恋愛を例に出すのですが、相手に対する想いや熱意を語らないと相手に気持ちや本気度は伝わらないですよね。
就活も恋愛と同じで、志望動機によって企業に対する気持ちを語らないと「それなら他社でよくない?」と思われてしまうわけです。
また、内定を出しても辞退されるリスクがあるので、企業側は志望度の高さを感じられない人材は評価しない傾向があるんですよね。
もちろん自己PRやガクチカも質にこだわった対策は必須ですが、なかでも志望動機には力を入れるようにぜひ意識してみてください!
特徴② 企業選びの軸が曖昧で回答に一貫性がない
企業選びの軸とは、簡単に言い換えると「企業を選ぶ際の第一条件」のこと。
具体的には、自分が実現したいビジョンを達成できる・人の役に立っていることを実感しやすいなどがあげられますね。
企業を選ぶときに重要視する項目が決まっていると、面接全体の回答にも一貫性が生まれやすいです。
最終的に見据えるゴールが不明確だと回答もブレやすく、一貫性がないと思われると企業側は不安になるんですよね。
本気で自社を志望している感じが伝わってこないので、志望動機が浅い場合と同様に志望度が低いのでは?と思われるからです。
社会人としての経験がない段階では、企業選びの軸を明確化するのは難しいかもしれません。
とはいえ自身と相性のよい企業を目指す意味でも、選考時の回答に説得力を持たせる意味でも重要なので、ぜひ軸を設定しておくようにしましょう。
特徴③ 逆質問から熱意を感じられない
一次面接に限らず、面接の最後には逆質問を求められることがよくあります。
「何か質問はありますか?」と企業への質問を求められることですね。
逆質問を求める企業側には、純粋に応募者の疑問を解消したいという思いもあります。
ただそれ以上に、質問の内容や濃さによって自社への熱意を確認したいという思いを持たれていることが多いんですよね。
就活でも恋愛でも、自分が興味のない相手には深い質問は浮かばないですよね。
相手に対して本気度が高いからこそ、いろいろと聞きたいことが出てくることは感覚的にも理解できるかと思います。
よって以下のような逆質問をすると、むしろ低評価につながる可能性が高いかと。
意外と何となくで逆質問をこなしている人も多い印象なので、この質問にこだわれていなかった人も質を意識してみるといいですよ。
【一次面接で避けるべき逆質問のNG例】
- 特にありません
→ 無関心だと示すことになり入社意欲が低いと思われる - 本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました
→ 質問になっていない。逆質問がなく無関心だと思われる - 土日休みでしょうか?
→ ネットで調べれば分かる - 社員数は何名ぐらいですか?
→ ネットで調べれば分かる - 残業時間はどのぐらいでしょうか?
→ 条件ばかり気にする就活生だと思われる
自己PRや志望動機の重要性は理解していたつもりでしたが、質を問われると自信がなくなってきました…!逆質問についてももう少し自分の基準を高めて考えてみます。
選考対策に関してはこれら3つが肝になってくると思うよ。見た目や雰囲気などと同じく重要な内容だから、ぜひじっくり時間をかけて対策を進めていこうね。
一次面接で落ちる人向けの改善アイデア
次にこの章では、一次面接で落ちる人向けの改善アイデアを共有します。
前述した「一次面接で落ちる人の特徴」に対応させた内容にしているので、これらの対策を実施すれば合格率アップにつながるかと。
対策事項が多いと大変に感じるかもしれませんが、就活ではこういった面倒な対策をいかに愚直に実践したかが結果を左右します。
面接突破率を少しでも高めたい人は、ぜひこの章を参考にしてみてください。
【一次面接で落ちる人向けの改善アイデア】
- まずはマイナス評価につながっている原因を考える
- 見た目や態度の問題は模擬面接によって改善する
- 就活3大質問の回答の質にこだわる
- 自己分析を徹底して企業選びの軸を明確化しておく
- 面接に臨む前に逆質問を考えておく
- 一次面接の頻出質問に対策しておく
改善アイデア① まずはマイナス評価につながっている原因を考える
何より最初にすべきは、マイナス評価につながった原因を考えること。
繰り返し伝えていますが、一次面接に苦戦しているなら何かしらの理由があるはずですし、自分の問題点がわからないと改善の一手を打てません。
よって、まずは自分が改善すべき点を整理することが重要です。
振り返りの習慣がない人でも、前述のどれか1つは自分にも当てはまると感じたのではないでしょうか?
感覚的に対策を進めても状況は好転しにくいので、まずは問題点を認識した上で個別の改善策を実行していくようにしましょう。
改善アイデア② 見た目や態度の問題は模擬面接によって改善する
雰囲気が暗いと思われていた、声が小さくて自信がなさそうに感じられていたなどの自覚がある場合は、模擬面接をするのがおすすめです。
面接って誰しも緊張するものなので、普段から自信がない人は本番ではいつも以上に自信のない雰囲気が出てしまいます。
ただ面接の場に慣れると、少なくとも普段くらいの状態にはできるんですよね。
回数を重ねてより面接に慣れると、自信を持って回答できるようにもなるはずです。
模擬面接をする際は、前述の就活エージェントを活用するのがおすすめですね。
「ミーツカンパニー就活サポート」「キャリアチケット」ならオンラインでも支援をお願いできるので、ぜひ気軽にお願いしてみることをおすすめします!
改善アイデア③ 就活3大質問の回答の質にこだわる
ここからは、面接での回答に改善の余地がある場合の対処法についてですね。
まず3大質問への質を追求できていない場合は、改めて時間を設けてみてください。
これらの回答にこだわるだけでも面接の印象は変わりますし、3大質問への回答を深堀りするとほかの回答にも活きることがあります。
僕の感覚では、ほかの質問への回答が微妙でも3大質問への回答の質さえ高ければ、一次面接は余裕で突破できるイメージを持っていますね。
3大質問は二次・最終面接などでも高確率で聞かれるので、内定を得るという最終的なゴールに対しても確実に対策が必須です。
自己PR・志望動機・ガクチカの作り方はそれぞれ個別に記事を用意しているので、課題を感じているものの改善方法に悩んでいる人はぜひ一読してみてください!
» 【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有
▼志望動機の書き方はこちら!
» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】
▼ガクチカの書き方はこちら!
改善アイデア④ 自己分析を徹底して企業選びの軸を明確化しておく
企業選びの軸が不明確な場合は、改めて自己分析に取り組んでみてください。
自己分析はあらゆる質問への回答を考える上で基礎となりますし、ここを妥協しなかったかどうかが意外と最終的な結果にジワジワ影響します。
3大質問への回答の質を高める上でも、自己理解の深さは必須ですよ。
たとえば、自己理解が浅いと自分に合う業界・会社を的確に判断できないので、志望動機や自己PRでも企業に刺さる回答をしにくくなります。
つまり「そもそも自分に合う企業を志望できていなかった」などの根本原因に気がつけることもあるんですよね。
就活では定番の対策なので取り組まない人はかなり少数ですが、とはいえ自己分析の質の高さを追求できている人も同じく少ない印象です。
僕が考える自己分析のやり方は別記事でまとめているので、いまいち自己理解の深め方がわからない人はぜひチェックしてみてください!
改善アイデア⑤ 面接に臨む前に逆質問を考えておく
逆質問をその場で考えていた人は、事前に用意しておくようにしましょう。
その場の思いつきだと、失礼な質問や熱意が伝わらない質問をする可能性があります。
一方で準備をしておけば、このようなミスをする可能性は大きく減らせるかと。
逆質問自体は1個すれば十分ですが、面接の会話のなかで質問の内容に触れられるケースもあるので2〜3個用意しておくと安心です。
【一次面接でおすすめの逆質問13選】
- 面接での私の印象はどうでしたか?
- 私は◯◯な性格で◯◯な方と合うと考えているのですが、そういった社員さんは多いですか?
- 私の最大の強みは◯◯なのですが活かせる場面は多いでしょうか?
- 競合他社と比較した際の御社の最大の強みは◯◯だと考えているのですが、いかがでしょうか?
- 入社後に一番に感じたギャップがあれば教えてください
- 御社の若手の社員さんに多い性格の特徴があれば教えてください
- 今後どのような人材を特に採用したいと考えていますか?理由とともにお聞かせ願いたいです
- ◯◯職の1日の仕事の流れをザックリでも教えて頂きたいです
- お酒が大好きなのですが、飲み会は多いでしょうか?
- 仕事を通して最もやりがいや達成感を感じる場面を教えてください
- 活躍されている女性社員の方はどのような方でしょうか?復職された方はいらっしゃいますか?
- 部門間の交流は活発でしょうか?
- ジョブローテーションは比較的活発に行われているでしょうか?
上記の詳細についても、別記事で丁寧に解説しています。
各質問の意図や一次面接でおすすめの理由なども共有しているので、逆質問を考えるのに苦戦していた人はぜひ参考にしてみてくださいね。
改善アイデア⑥ 一次面接の頻出質問に対策しておく
面接には、選考フェーズごとに頻出の質問があります。
よって一次面接の頻出質問を把握して対策しておくと、合格率を高められるかと。
いきなり質問されてその場で思いついた回答をするよりも、事前にある程度の答えを考えておいたほうが話しやすいですよね。
頭のなかが混乱していないと自信を持って回答しやすくなるので、そのポジティブな雰囲気も面接官に対してよい印象を与えるはずです。
【一次面接でよく聞かれる質問】
- 1分間で自己紹介をお願いします
- 自己PRをお願いします
- 長所を教えてください
- 短所を教えてください
- 短所を長所のように伝えるな
- 趣味を教えてください
- 特技を教えてください
- 周りからどんな人だと言われますか
- 学生時代に最も力をいれたことは何ですか
- これまでの挫折経験を教えてください
- 弊社の志望動機を教えてください
- 志望する職種とその理由を教えてください
- 会社説明会に参加した感想を教えてください
- あなたを◯◯に例えると何ですか
- 集団ではどんな役割をすることが多いですか
- 得意科目と苦手科目を教えてください
- 入社後のキャリアビジョンを教えてください
- 入社してから叶えたい目標はありますか
- 10年後の自分像を教えてください
- 他に受けている企業はどんな企業ですか
- 内定が出たら弊社に入社しますか
これらの質問意図や回答例文についても、以下の記事で解説しました。
これらを丁寧に対策するだけでも一次面接の突破率は好転すると思うので、対策が不十分な自覚がある人はぜひじっくり確認してみてくださいね。
自己分析や3大質問への対策など、基本的な内容が最終的な結果を左右するよ。基本的な対策だからといって軽視しないで、ぜひそれぞれの質を追求するようにしようね!
補足:一次面接を突破するために知っておくとよい予備知識
最後に本章では、一次面接を突破するために知っておくとよい予備知識を紹介します。
補足的な内容になりますが、位置づけを把握する意味でも順に見ていきましょう。
【一次面接を突破するために知っておくとよい予備知識】
- 一次面接の位置づけと特徴
- 一次面接で見られるポイント
- 一次面接の通過率
予備知識① 一次面接の位置づけと特徴
一次面接の位置づけは「二次面接に進ませたくない人を決めること」です。
つまり「絶対にこの人は合格させたい」という人を探すよりも、「この人は進ませたくない」という視点で評価されることが多いんですよね。
別のいい方をすると、減点法で評価されるといえます。
これは、面接官の役割を考えるとわかりやすいです。
一次面接では若手社員や現場社員が面接官となりますが、二次以降では部長クラスや役員クラスが順に登場します。
役職の高い人たちは忙しいので、部長クラスの人たちに見せても問題がない人材を通したいという役割が一次面接にはあるわけですね。
予備知識② 一次面接で見られるポイント
「二次面接に進ませたくない人を決める」という位置づけなので、一次面接では基本的なスキルなどがあるかを見られます。
具体的には、以下のようなスキルを見られるイメージですね。
【一次面接で見られる基礎スキルの代表例】
- 面接マナーや挨拶
- 受け答えや態度
- 一般的なガクチカや志望動機
よって一次面接に苦戦している人は、これらの基本的な内容を改めてじっくり対策して大きな減点をなくすことが大事ともいえるかもしれません。
複数の企業で一次面接に苦戦するときにはネックとなる部分があるはずなので、過去の経験を振り返って改善点を考えてみることをおすすめします。
予備知識③ 一次面接の通過率
一般的に、一次面接の通過率は30%程度だといわれています。
もちろん一次面接の位置づけや役割は企業によって異なるので通過率も一定ではないですが、ある程度の参考にはなるかと。
一次面接の通過率については「【一次面接の通過率】複数内定者が実践した突破のコツを共有!」にてより詳しく共有しています。
一次面接では、部長クラスなどが担当する二次面接以降に進めてもよいか?という観点で見られることが多いのですね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
一次面接に落ちる人でやばいケースや落ちやすい人に共通する特徴、現状を変えるための秘策や対処法などを網羅的に共有しました。
一次面接をなかなか通過できないと、誰しも不安になると思います。
でも、過去の選考経験を振り返って自分の改善点を認識できれば、それをじっくり改善することで状況は確実に好転していくはずです。
不安や焦りを感じると視野が狭くなりやすいですが、そんなときこそ意識的にでも前向きに考えると対策すべきことも見えてきます。
就活エージェントを使うなどプロから無料でサポートを受ける方法もあるので、ぜひできる限りの行動をして納得できる企業の内定を目指してみてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【一次面接と二次面接の違いは?】選考対策とよくある質問に回答します!」も読んでみてください。
一次・二次面接の違いについて、複数の観点で概要を共有しています。
各選考の位置づけを知ると自分が対策すべきことも見えてくることがあるので、違いを整理できていなかった人はぜひさくっと一読してみてください。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 一次面接に苦戦しているときこそ悲観的にならず、過去の反省点の整理から始めるとよい。
- 自信や余裕を感じてもらえるような見た目や態度を示すことも重要である。
- 3大質問への回答の質を高める、逆質問の対策をするなども妥協せずおこなうとよい。
- 一次面接をなかなか突破できないなら、逆求人サイトや就活エージェントの利用もおすすめである。