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【学歴フィルター42校とは?】大学名/ランク/偏差値を解説します!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

最近、学歴フィルターについての記事を量産しています。

なぜなら僕自信が大学時代に「学歴フィルターってなんだよ」と憎んでいたし、学力ですべてきまらないよと思っていたから。

 

しかし人事の立場も考えると、学歴フィルターはあって当たり前。

でも学歴フィルターを利用する企業はそこまで多くないのも事実です。

 

そんな奥が深い学歴フィルターなんですけど、今回は「学歴フィルター42校」という用語について詳しく解説します。 

「学歴フィルター42校って何だろう」と疑問を持っている方は、この記事を読めば把握することができるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

 

学歴フィルター42校という言葉を最近聞きましたね!どんな意味なんですか?

意味はすごい簡単だから詳しく解説していくね!

学歴フィルター42校とは?

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まず学歴フィルター42校とは「学歴フィルターがかかる42の大学」ではなく、「学歴フィルターがかからない42の大学」のことを示しています。

 

最初この言葉を聞くと、「学歴フィルターがかかる大学のことかな?」と思いがちですが、“学歴フィルターの影響を受けない上位大学のことを指した言葉”だと理解しておきましょう。

 

学歴フィルター42校に該当する大学は以下のとおりです。

たしかに入学難易度の高い上位大学が名を連ねていますよね!

 

【旧帝大】

北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、大阪大学、京都大学、九州大学

 

【関東の国公立大学】

一橋大学、筑波大学、東京工業大学、東京外国語大学、お茶の水女子大学、東京医科歯科大学、電気通信大学、首都大学東京、東京農工大学、横浜国立大学、横浜市立大学、埼玉大学、千葉大学

 

【関東・関西などの首都圏の私立大学+名古屋の国公立】

慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、学習院大学、明治大学、東京理科大学、青山学院大学、中央大学、立教大学、芝浦工業大学、法政大学、国際基督教大学(ICU)、名古屋市立大学

 

【関西の国公立大学】

大阪府立大学、大阪市立大学、神戸大学、大阪外国語大学、奈良女子大学

 

【関西の私立大学】

関西大学、関西学院大学、立命館大学、同志社大学

ちなみに僕の出身大学は中堅なので、当然42校に含まれませんでした...。

 

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで学歴フィルター42校の対象校を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

ホワイト企業ナビOfferbox(オファーボックス)

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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【学歴フィルター42校の学生向け】リクルーター採用の狙い方

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学歴フィルター42校に該当する上位校の皆さん。

受験戦争を乗り越え、上位大学に入学した実績は素晴らしいの一言に尽きます。

 

僕のような偏差値50の中堅私立大学に通っていた人からすると、学力に関しては尊敬しかありませんね。

(学力ですべて決まらない時代なので、学力だけに依存してると詰みますが...。)

 

学歴フィルターを利用する企業はそこまで多くない

 

まず大前提として、学歴フィルターを利用する企業はそこまで多くないです。

僕が就活生のとき、「学歴フィルターで落ちたな」と感じたのは3社ぐらい。

100社エントリーしての3社なので、非常に少ないですよね。

 

要するに学歴フィルターによる足切りの影響を受けないからと言って、それが大きな武器になるかと言われるとそうではないってこと。

 

「じゃあ学歴が良くても意味ないのか?」

全くそうではありません。学歴が高い人はリクルーターを狙うことができます。

 

上位校向けのフィルターを狙うべし

 

以下の図を見てください。

学歴フィルターの目的には2種類あって、まずは足切り目的。

次に、高学歴を狙いうちで採用するという目的があるんですよね。

 

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高学歴の人はこちらのフィルターを狙いましょう。

実際に僕は就活中、1回もリクルーターが付いたことがありません。

 

要するに学歴がないから、わざわざリクルーターをつけて必死に採用しようとしてもらえなかったということです。

 

僕の同期から話を聞くと、高学歴層がリクルーターを付けるなら役立つのが「OB訪問」ですね。

志望度が高い企業に対して、徹底的にOB訪問をすることによって、その相手がリクルーター化してくれる可能性が非常に高いとのこと。

僕の同期はこの手法によって、10人のリクルーターを付けました。

 

高学歴層が利用すべきOB訪問サービス

ちなみに高学歴層がOB訪問するなら、ビズリーチ・キャンパス 一択ですね。

そもそも上位大学しか利用できない、かつ企業ごとにOB訪問相手を選ぶことができます。

 

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これがマッチャーなどのOB訪問サイトだとできません。

怪しい人がOBとして登録していることも多いし、どの大学の学生も利用できつつ企業ごとにOBを選べないので、リクルーターをつけるという目的としては弱い。

 

ビズリーチ・キャンパスを利用しつつ、リクルーターをつけましょう。

せっかく学歴が良いなら、それをフル活用すべきです。

(僕が高学歴だったら、絶対にこの戦略を駆使していましたね)

 

なるほど!足切りとしての学歴フィルターは無視できるから、それを意識するのではなく「高学歴を採用したい」という企業にアプローチをかけることが重要なんですね。

そのとおり。上位大学なら上位大学なりの戦略を立てるべきだよ。

学歴フィルター42校の偏差値ランクまとめ

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ここからは補足になりますが、学歴フィルター42校に属する大学の偏差値はどの程度なのか?一覧でまとめていきたいと思います。

みんなの大学情報に掲載されている偏差値の下限をまとめました。

 

大学名 偏差値(最低値)
東京大学 67.5
一橋大学 67.5
京都大学 65.0
東京工業大学 65.0
慶應義塾大学 65.0
国際基督教大学(ICU) 65.0
横浜国立大学 62.5
早稲田大学 62.5
北海道大学 60.0
東北大学 60.0
名古屋大学 60.0
東京外国語大学 60.0
神戸大学 60.0
大阪大学 57.5
筑波大学 57.5
お茶の水女子大学 57.5
電気通信大学 57.5
横浜市立大学 57.5
上智大学 57.5
法政大学 57.5
名古屋市立大学 57.5
大阪市立大学 57.5
同志社大学 57.5
九州大学 55.0
首都大学東京 55.0
学習院大学 55.0
明治大学 55.0
青山学院大学 55.0
中央大学 55.0
立教大学 55.0
大阪外国語大学 55.0
関西学院大学 55.0
立命館大学 55.0
東京医科歯科大学 52.5
千葉大学 52.5
芝浦工業大学 52.5
大阪府立大学 52.5
関西大学 52.5
埼玉大学 50.0
奈良女子大学 50.0
東京農工大学 47.5
東京理科大学 42.5

※参考:みんなの大学情報「みんなの大学情報トップ

 

これを見て分かる通り、最下位の東京理科大学の理学部第二部は偏差値が42.5です。

大学ごとの偏差値は学部によって大きく左右されます。

企業が学部まで詳細に見ているとは到底思えないので、偏差値が低い学部でも大学名で学歴フィルターを通過できるという可能性がありそうですね。

 

学部によって偏差値は大きく異なりますよね。

東京理科大学は理学部第一部と第二部の間で偏差値が10も違うからね! 

学歴フィルター42校以外の国公立はどうなのか?

 

ちなみに僕の見解ですが、学歴フィルター42校に属さなくても、国公立大学なら学歴フィルターの足切りで引っかかることはほとんどありません。

 

特に今は売り手市場なので、内定辞退率も高い。

(以下はリクルートキャリアが調べた内定辞退率の推移です)

よって、大企業でさえもより多くの就活生に目を通して、内定者数を増やす必要があります。

 

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昔は「とりあえず10人採用すれば良いか」で成立していたところが、今は内定辞退率が上がってしまったので「10人採用したいけど、辞退を考えると18人に内定を出さないと」という感じに変わってきています。

 

内定を出す数が増えれば、それだけ多くの就活生を選考する必要がある。

よって以前よりも相対的に学歴フィルターによる足切りは少なくなってきている可能性が高いのです!

 

就活生に有利な売り手市場であればあるほど、相対的に学歴フィルターによる足切りが減る可能性が高いということですね。

内定辞退がされないなら、学歴で一気に足切りしちゃって高学歴だけ採用するってのも可能だけど、相当人気の企業以外はそれができなくなっているよ。 

【結論】学歴フィルター42校じゃなくても問題なし

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「学歴フィルター42校に入学できないなら浪人すべきですか?」みたいな質問を目にすることがありますが、そういう人って目的が明確化できてないんですよね。

 

自分がどうしても入社したい企業がある。

その会社以外は絶対に入社したくない。いや、することができない。

そしてその入社したい企業は「◯◯大学以下で学歴フィルターをかけている」

だから、浪人してまで◯◯大学以上に入学しないといけない。

 

これが「目的」を明確化した行動です。

「とりあえず学歴フィルター42校に入学しておけば良い」みたいな安易な発想でいるような人は、正直社会人になってから活躍できないでしょう。

 

学歴フィルター42校はあくまで学歴フィルターをくらわない基準です。

それ以外がダメだ、みたいな0か100かの発想は捨てましょう。 

おわりに

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

学歴フィルター42校について詳しく理解することができたと思います。

 

僕個人的には、学歴フィルターは嫌いでしたが学歴フィルターを言い訳にして行動を止めたことはありません。

「もっと勉強してたら」「もっと学歴が良ければ」といった、タラレバ人間になることが1番ダメですし、企業はそういう人は採用したくない。

 

タラレバ人間の人が就活でうまくいかないのは、学歴じゃなくて、そのマインドにあるんじゃない?とさえ思いますね。

 

ぜひ学歴フィルターは参考程度にとらえて、「どうなれば自分の就活は成功と言えるのか?」「そのためにはどんな会社に入社すべきなのか?」「その会社に入社するためにはどうすれば良いのか?」という就活の本質を考え抜きましょう。

そんな人が学歴に関係なく評価されるのです。

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。

 

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